JP3110608B2 - ディスプレイパネル用検査装置 - Google Patents
ディスプレイパネル用検査装置Info
- Publication number
- JP3110608B2 JP3110608B2 JP06084978A JP8497894A JP3110608B2 JP 3110608 B2 JP3110608 B2 JP 3110608B2 JP 06084978 A JP06084978 A JP 06084978A JP 8497894 A JP8497894 A JP 8497894A JP 3110608 B2 JP3110608 B2 JP 3110608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prober
- display panel
- probe
- contact
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットディスプレイ
に用いられるLCD(Liquid Crystal Display) パネル
(以下、液晶パネルと称する)やEL(Electro Lumine
scence) パネル等のディスプレイパネルの入力端子に接
触し、検査信号を入力することで電気的特性等を検査す
るディスプレイパネル用検査装置に関するものである。
に用いられるLCD(Liquid Crystal Display) パネル
(以下、液晶パネルと称する)やEL(Electro Lumine
scence) パネル等のディスプレイパネルの入力端子に接
触し、検査信号を入力することで電気的特性等を検査す
るディスプレイパネル用検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスプレイパネルの製造工
程では、周辺回路接続前のディスプレイパネルに対し
て、回路の断線や電気的特性等を調べるために通電テス
ト、いわゆるプロービングテストが行われている。
程では、周辺回路接続前のディスプレイパネルに対し
て、回路の断線や電気的特性等を調べるために通電テス
ト、いわゆるプロービングテストが行われている。
【0003】上記ディスプレイパネルのプロービングテ
ストには、ディスプレイパネルの各端子に接触するプロ
ーブを備えたディスプレイパネル用検査装置が使用され
ている。このようなプローブを用いた検査方法では、特
にディスプレイパネル等の被検査体の各端子とプローブ
との接触状態により検査精度が左右される。このため、
被検査体の各端子とプローブとの接触状態の向上を図る
ため、種々の方法が提案されている。
ストには、ディスプレイパネルの各端子に接触するプロ
ーブを備えたディスプレイパネル用検査装置が使用され
ている。このようなプローブを用いた検査方法では、特
にディスプレイパネル等の被検査体の各端子とプローブ
との接触状態により検査精度が左右される。このため、
被検査体の各端子とプローブとの接触状態の向上を図る
ため、種々の方法が提案されている。
【0004】例えば、特開平5−218150号公報に
は、例えば図9に示すように、フレキシブル基板で形成
された圧接部材(コンタクタ)51の一端が、支持部材
52の一端側で固定され、他端が、ゴム等の弾性体から
なるクッション材53を介して支持部材52の他端側に
配された「プローブカード」が開示されている。
は、例えば図9に示すように、フレキシブル基板で形成
された圧接部材(コンタクタ)51の一端が、支持部材
52の一端側で固定され、他端が、ゴム等の弾性体から
なるクッション材53を介して支持部材52の他端側に
配された「プローブカード」が開示されている。
【0005】また、特開平3−84470号公報には、
例えば図10(a)(b)に示すように、図9に示すク
ッション材53に代えて、楔形の支持体54の先端に設
けられた板バネ55を使用した「半固定プローブボー
ド」が開示されている。
例えば図10(a)(b)に示すように、図9に示すク
ッション材53に代えて、楔形の支持体54の先端に設
けられた板バネ55を使用した「半固定プローブボー
ド」が開示されている。
【0006】上記のプローブカードまたは半固定プロー
ブボードでは、コンタクタ51が被検査体の端子に接触
するとき、端子面の形状に沿ってクッション材53また
は板バネ55を弾性変形させて、被検査体の各端子とコ
ンタク51との接触状態の向上を図るようになってい
る。したがって、プローブの被検査体の端子への追従性
の向上を図り、検査精度を向上させている。
ブボードでは、コンタクタ51が被検査体の端子に接触
するとき、端子面の形状に沿ってクッション材53また
は板バネ55を弾性変形させて、被検査体の各端子とコ
ンタク51との接触状態の向上を図るようになってい
る。したがって、プローブの被検査体の端子への追従性
の向上を図り、検査精度を向上させている。
【0007】ところが、上記のクッション材53または
板バネ55等の弾性体でコンタクタ51を被検査体の端
子に追従させて、コンタクタ51と被検査体の端子との
充分な接触状態、即ち導通状態を得るには、被検査体の
1端子当たり2〜5gの圧接荷重が必要とされる。この
圧接荷重を得るには、クッション材53の場合、硬度4
0以上のゴム等の弾性力、板バネ55の場合、硬度40
以上のゴム等の弾性体に相当する反発力が必要とされ
る。しかしながら、この場合のクッション材53および
板バネ55の弾性変形量は、0.1〜0.2mm程度に
しかならず、この弾性変形量よりも大きい被検査体のソ
リ、ウネリに対してコンタクタ51を完全に追従させる
ことができない。このため、特にLCDパネル等の出力
端子の多い被検査体(VGAカラー規格で4320端子
/パネル)では、正確な検査を行うことができないとい
う問題が生じる。
板バネ55等の弾性体でコンタクタ51を被検査体の端
子に追従させて、コンタクタ51と被検査体の端子との
充分な接触状態、即ち導通状態を得るには、被検査体の
1端子当たり2〜5gの圧接荷重が必要とされる。この
圧接荷重を得るには、クッション材53の場合、硬度4
0以上のゴム等の弾性力、板バネ55の場合、硬度40
以上のゴム等の弾性体に相当する反発力が必要とされ
る。しかしながら、この場合のクッション材53および
板バネ55の弾性変形量は、0.1〜0.2mm程度に
しかならず、この弾性変形量よりも大きい被検査体のソ
リ、ウネリに対してコンタクタ51を完全に追従させる
ことができない。このため、特にLCDパネル等の出力
端子の多い被検査体(VGAカラー規格で4320端子
/パネル)では、正確な検査を行うことができないとい
う問題が生じる。
【0008】そこで、被検査体のソリ、ウネリに対して
コンタクタ51等の接触部材を充分に追従させるプロー
ブカードとして、例えば図11(a)(b)に示すよう
に、図9および図10に示すコンタクタ51の代わりに
被検査体の100〜200端子毎に対応して接触する探
針部61を有するプローバブロック62を複数個備えた
プローブカードがある。
コンタクタ51等の接触部材を充分に追従させるプロー
ブカードとして、例えば図11(a)(b)に示すよう
に、図9および図10に示すコンタクタ51の代わりに
被検査体の100〜200端子毎に対応して接触する探
針部61を有するプローバブロック62を複数個備えた
プローブカードがある。
【0009】上記プローバブロック62は、圧接方向と
平行にスライドするマニュピュレータ63を介してユニ
ットベース64に取り付けられており、マニュピュレー
タ63のロックつまみ65を緩めてマイクロメータ66
を回すことによって圧接方向にスライドさせて探針部6
1の高さを調整するようになっている。そして、高さ調
整後、再びロックつまみ65を締めることで調整位置で
プローバブロック62を固定するようになっている。
尚、上記探針部61には、検査信号を供給するためのL
SI68、印刷配線ボードPWB70が電気的に接続さ
れている。また、探針部61は、吊り下げバネ69によ
りユニットベース64に吊り下げられている。
平行にスライドするマニュピュレータ63を介してユニ
ットベース64に取り付けられており、マニュピュレー
タ63のロックつまみ65を緩めてマイクロメータ66
を回すことによって圧接方向にスライドさせて探針部6
1の高さを調整するようになっている。そして、高さ調
整後、再びロックつまみ65を締めることで調整位置で
プローバブロック62を固定するようになっている。
尚、上記探針部61には、検査信号を供給するためのL
SI68、印刷配線ボードPWB70が電気的に接続さ
れている。また、探針部61は、吊り下げバネ69によ
りユニットベース64に吊り下げられている。
【0010】このようにして、被検査体のソリ、ウネリ
等の端子形状に沿って各プローバブロック62の高さを
調整することで、被検査体の端子に探針部61等の接触
部材を追従させることができ、この結果、多端子の被検
査体であっても被検査体の端子と探針部61との接触状
態を良好にし、検査精度を向上させている。
等の端子形状に沿って各プローバブロック62の高さを
調整することで、被検査体の端子に探針部61等の接触
部材を追従させることができ、この結果、多端子の被検
査体であっても被検査体の端子と探針部61との接触状
態を良好にし、検査精度を向上させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にマニュピュレータ63を用いてプローバブロック62
の高さ調整を行うプローブカードでは、以下に示す問題
点が生じている。
にマニュピュレータ63を用いてプローバブロック62
の高さ調整を行うプローブカードでは、以下に示す問題
点が生じている。
【0012】 同一種類の被検査体であっても、被検
査体毎にその端子の形状、即ちソリやウネリは異なる。
このため、上記のプローブカードにより、一度被検査体
のソリ、ウネリに対応させて各探針部61の高さ調整を
行っても、他の被検査体のソリ、ウネリに対応させると
きには、再びマニュピュレータ63を操作して各探針部
61の高さを調整する必要がある。したがって、探針部
61の被検査体に対する追従性を低下させ、探針部61
と被検査体の端子との接触不良を生じさせ、このため、
検査精度の低下を招く虞がある。
査体毎にその端子の形状、即ちソリやウネリは異なる。
このため、上記のプローブカードにより、一度被検査体
のソリ、ウネリに対応させて各探針部61の高さ調整を
行っても、他の被検査体のソリ、ウネリに対応させると
きには、再びマニュピュレータ63を操作して各探針部
61の高さを調整する必要がある。したがって、探針部
61の被検査体に対する追従性を低下させ、探針部61
と被検査体の端子との接触不良を生じさせ、このため、
検査精度の低下を招く虞がある。
【0013】 各探針部61の高さ調整後、探針部6
1がユニットベース64に固定されているので、被検査
体の接触面にホコリ等の異物が載っている場合、異物の
載った接触面に探針部61が接触したとき、異物と接触
した探針部61に集中して全体の押しつけ荷重がかか
る。このため、探針部61の先端が損傷し易くなり、こ
の結果、探針部61の耐久性を低下させるという問題が
生じる。
1がユニットベース64に固定されているので、被検査
体の接触面にホコリ等の異物が載っている場合、異物の
載った接触面に探針部61が接触したとき、異物と接触
した探針部61に集中して全体の押しつけ荷重がかか
る。このため、探針部61の先端が損傷し易くなり、こ
の結果、探針部61の耐久性を低下させるという問題が
生じる。
【0014】 プローバブロック62を交換する場
合、ブロック毎あるいはブロック全体の交換に係わら
ず、交換後には、再び各探針部61の精密な高さ調整を
行う必要があり、このため、プローバブロック62の交
換には、多大な時間と労力を要するという問題が生じ
る。
合、ブロック毎あるいはブロック全体の交換に係わら
ず、交換後には、再び各探針部61の精密な高さ調整を
行う必要があり、このため、プローバブロック62の交
換には、多大な時間と労力を要するという問題が生じ
る。
【0015】 一般に、探針部61の高さ調整用のマ
ニュピュレータ63は高額であるので、被検査体の種類
毎に必要とされるプローブカードに使用すれば、設備投
資に係る費用が増大するという問題が生じる。
ニュピュレータ63は高額であるので、被検査体の種類
毎に必要とされるプローブカードに使用すれば、設備投
資に係る費用が増大するという問題が生じる。
【0016】本発明は、上記の各問題点に鑑みなされた
ものであって、その目的は、高額なマニュピュレータ等
の調整器を用いることなく、被検査体の接触面のソリ、
ウネリ等の形状に沿って探針を被検査体の接触面に安定
して接触させることができ、これによって、検査精度の
向上を図るとともに、設備投資に係る費用を低減させる
ようなディスプレイパネル用検査装置を提供することに
ある。
ものであって、その目的は、高額なマニュピュレータ等
の調整器を用いることなく、被検査体の接触面のソリ、
ウネリ等の形状に沿って探針を被検査体の接触面に安定
して接触させることができ、これによって、検査精度の
向上を図るとともに、設備投資に係る費用を低減させる
ようなディスプレイパネル用検査装置を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイパ
ネル用検査装置は、ディスプレイパネルの入力端子に接
触する導電性の接触部材を有し、この接触部材を介して
検査信号を入力し、ディスプレイパネルの電気的特性を
検査するディスプレイパネル用検査装置において、上記
接触部材に電気的に接続され、ディスプレイパネルに検
査信号を供給する検査信号供給手段と、上記接触部材を
所定出力端子毎に分割して形成される複数の分割体と、
上記各分割体を、個別にディスプレイパネルの入力端子
への接触方向に移動自在に支持する支持手段であって、
上記各分割体にそれぞれ設けられる一対のシャフトと、
上記シャフトを摺動自在に支持するストロークベアリン
グと、固定位置に取付けられ、上記ストロークベアリン
グが取付けられる支持体とを備える、そのような支持手
段と、上記各分割体と支持体との間に設けられ、上記各
分割体を個別にディスプレイパネルの入力端子への接触
方向に付勢する付勢手段とが備えられていることを特徴
としている。
ネル用検査装置は、ディスプレイパネルの入力端子に接
触する導電性の接触部材を有し、この接触部材を介して
検査信号を入力し、ディスプレイパネルの電気的特性を
検査するディスプレイパネル用検査装置において、上記
接触部材に電気的に接続され、ディスプレイパネルに検
査信号を供給する検査信号供給手段と、上記接触部材を
所定出力端子毎に分割して形成される複数の分割体と、
上記各分割体を、個別にディスプレイパネルの入力端子
への接触方向に移動自在に支持する支持手段であって、
上記各分割体にそれぞれ設けられる一対のシャフトと、
上記シャフトを摺動自在に支持するストロークベアリン
グと、固定位置に取付けられ、上記ストロークベアリン
グが取付けられる支持体とを備える、そのような支持手
段と、上記各分割体と支持体との間に設けられ、上記各
分割体を個別にディスプレイパネルの入力端子への接触
方向に付勢する付勢手段とが備えられていることを特徴
としている。
【0018】
【作用】上記の構成によれば、接触部材を、所定出力端
子毎に分割した複数の分割体とし、この分割体を個別に
ディスプレイパネルの入力端子への接触方向に移動自在
に支持し、この方向に付勢することで、各分割体を所定
圧力でディスプレイパネルの入力端子に接触させること
ができる。これにより、各分割体は、例えばディスプレ
イパネルの入力端子の形状にソリ、ウネリ等の変形が存
在してもその変形量に応じて、即ち接触面の形状に応じ
て所定圧力を保持しながら移動することができる。した
がって、ソリ、ウネリ等の変形が存在するディスプレイ
パネルの入力端子に対する各分割体の追従性を向上させ
ることができる。この結果、接触部材とディスプレイパ
ネルの入力端子との接触状態を良好にし、検査精度の向
上を図ることができる。
子毎に分割した複数の分割体とし、この分割体を個別に
ディスプレイパネルの入力端子への接触方向に移動自在
に支持し、この方向に付勢することで、各分割体を所定
圧力でディスプレイパネルの入力端子に接触させること
ができる。これにより、各分割体は、例えばディスプレ
イパネルの入力端子の形状にソリ、ウネリ等の変形が存
在してもその変形量に応じて、即ち接触面の形状に応じ
て所定圧力を保持しながら移動することができる。した
がって、ソリ、ウネリ等の変形が存在するディスプレイ
パネルの入力端子に対する各分割体の追従性を向上させ
ることができる。この結果、接触部材とディスプレイパ
ネルの入力端子との接触状態を良好にし、検査精度の向
上を図ることができる。
【0019】また、各分割体は、ディスプレイパネルの
入力端子への圧接時において、個別に移動するようにな
っているので、ディスプレイパネルの入力端子上にゴ
ミ、ホコリ等の異物が存在し、分割体の接触部材がこの
異物に当接しても、異物に当接した接触部材に無理な圧
接荷重がかからない。これにより、接触部材にかかる負
担を軽減することができるので、接触部材の接触部を保
護することができる。
入力端子への圧接時において、個別に移動するようにな
っているので、ディスプレイパネルの入力端子上にゴ
ミ、ホコリ等の異物が存在し、分割体の接触部材がこの
異物に当接しても、異物に当接した接触部材に無理な圧
接荷重がかからない。これにより、接触部材にかかる負
担を軽減することができるので、接触部材の接触部を保
護することができる。
【0020】また、各分割体は、ディスプレイパネルの
入力端子への圧接時において、接触面形状に応じて移動
するようになっているので、予め各分割体の高さ調整を
行う必要がなくなる。これにより、分割体の高さ調整に
使用される調整機器を設ける必要がなくなるので、検査
装置を安価に製造することができ、設備投資費を低減す
ることができる。
入力端子への圧接時において、接触面形状に応じて移動
するようになっているので、予め各分割体の高さ調整を
行う必要がなくなる。これにより、分割体の高さ調整に
使用される調整機器を設ける必要がなくなるので、検査
装置を安価に製造することができ、設備投資費を低減す
ることができる。
【0021】また、付勢手段が、分割体と支持体との間
に設けられていることで、分割体の移動のための機構を
まとめて配置することができるとともに、分割体の移動
のための機構を簡素なものとすることができる。これに
より、装置の小型化を図るとともに、装置の製造にかか
る費用を低減することができる。
に設けられていることで、分割体の移動のための機構を
まとめて配置することができるとともに、分割体の移動
のための機構を簡素なものとすることができる。これに
より、装置の小型化を図るとともに、装置の製造にかか
る費用を低減することができる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図6に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施例
では、ディスプレイパネルとして液晶パネルを使用した
場合について以下に説明する。
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施例
では、ディスプレイパネルとして液晶パネルを使用した
場合について以下に説明する。
【0023】本実施例にかかるディスプレイパネル用検
査装置としてのプローバユニットは、図1に示すよう
に、1個当たり100〜200出力端子を備えた探針部
(接触部材)1を有するプローバブロック(分割体)2
を複数個備えている。
査装置としてのプローバユニットは、図1に示すよう
に、1個当たり100〜200出力端子を備えた探針部
(接触部材)1を有するプローバブロック(分割体)2
を複数個備えている。
【0024】上記プローバブロック2は、ポリカーボネ
イトからなる基台3上に、上記探針部1と、液晶パネル
に点灯駆動用信号等の検査信号を供給する検査信号供給
手段としての、液晶パネル駆動用ドライバ等のLSI4
および印刷配線ボードPWB(Printed Writing Board)
5を備えている。
イトからなる基台3上に、上記探針部1と、液晶パネル
に点灯駆動用信号等の検査信号を供給する検査信号供給
手段としての、液晶パネル駆動用ドライバ等のLSI4
および印刷配線ボードPWB(Printed Writing Board)
5を備えている。
【0025】上記探針部1は、複数の棒状部材としての
タングステン針からなる探針(プローブ)からなり、そ
れぞれが接触しないように、基台3前面側でプローブ押
さえ具6によって押さえられて支持されている。尚、上
記プローブの素材は、タングステンに限らず、導電性を
有するものであれば他の素材を使用しても良い。
タングステン針からなる探針(プローブ)からなり、そ
れぞれが接触しないように、基台3前面側でプローブ押
さえ具6によって押さえられて支持されている。尚、上
記プローブの素材は、タングステンに限らず、導電性を
有するものであれば他の素材を使用しても良い。
【0026】また、上記探針部1の一端側は、上記LS
I4に電気的に接続されると共に、LSI4の圧着固定
に伴って基台3上に固定される。このLSI4は、フレ
キシブルプリント基板7を介して上記印刷配線ボードP
WB5が電気的に接続され、探針部1に液晶パネル点灯
駆動用信号を供給するようになっている。この印刷配線
ボードPWB5は、他のプローバブロック2のLSI4
に対しても電気的に接続されている。
I4に電気的に接続されると共に、LSI4の圧着固定
に伴って基台3上に固定される。このLSI4は、フレ
キシブルプリント基板7を介して上記印刷配線ボードP
WB5が電気的に接続され、探針部1に液晶パネル点灯
駆動用信号を供給するようになっている。この印刷配線
ボードPWB5は、他のプローバブロック2のLSI4
に対しても電気的に接続されている。
【0027】尚、探針部1とLSI4との接合は、中継
プリント基板を介して、例えば探針と中継基板とは半田
付けで行えば良く、また、中継基板とLSI4との接合
は、表面実装手法で行えば良い。さらに、印刷配線ボー
ドPWB5は、ブラッケト10により固定されている。
プリント基板を介して、例えば探針と中継基板とは半田
付けで行えば良く、また、中継基板とLSI4との接合
は、表面実装手法で行えば良い。さらに、印刷配線ボー
ドPWB5は、ブラッケト10により固定されている。
【0028】一方、探針部1の他端側は、略L字状に折
曲され、それぞれのプローブの先端部が、液晶パネルの
それぞれの入力端子に接触し得る構成となっている。こ
れにより、液晶パネルを点灯駆動させることによって行
われる表示品位検査において、液晶パネルの各入力端子
に点灯駆動用信号を供給するようになっている。
曲され、それぞれのプローブの先端部が、液晶パネルの
それぞれの入力端子に接触し得る構成となっている。こ
れにより、液晶パネルを点灯駆動させることによって行
われる表示品位検査において、液晶パネルの各入力端子
に点灯駆動用信号を供給するようになっている。
【0029】また、各プローバブロック2は、それぞれ
取付けプレート8を介してユニットベース(支持体)9
に取付けられている。このとき、プローバブロック2と
取付けプレート8とは、ネジ等で強固に固定され、取付
けプレート8とユニットベース9とは、取付けプレート
8が矢印X・Y方向に移動自在となるように支持手段に
より支持されている。即ち、プローバブロック2は、ユ
ニットベース9に対して矢印X・Y方向に移動自在に支
持された状態となる。
取付けプレート8を介してユニットベース(支持体)9
に取付けられている。このとき、プローバブロック2と
取付けプレート8とは、ネジ等で強固に固定され、取付
けプレート8とユニットベース9とは、取付けプレート
8が矢印X・Y方向に移動自在となるように支持手段に
より支持されている。即ち、プローバブロック2は、ユ
ニットベース9に対して矢印X・Y方向に移動自在に支
持された状態となる。
【0030】ここで、上記のプローバブロック2の支持
手段について、図2を参照しながら以下に説明する。
尚、図2(a)(b)(c)は、本実施例のプローバユ
ニットの三面図を示すものである。
手段について、図2を参照しながら以下に説明する。
尚、図2(a)(b)(c)は、本実施例のプローバユ
ニットの三面図を示すものである。
【0031】図2に示すように、取付けプレート8の下
面には、下方に突出した2本のシャフト11・11が固
定されている。このシャフト11は、ユニットベース9
に組み込まれた一対のストロークベアリング12・12
により支持されるとともに、先端部は、このストローク
ベアリング12を貫通した位置でストッパ13によって
固定されている。したがって、このストロークベアリン
グ12がプローバブロック2の移動ガイドとなる。ま
た、取付けプレート8とユニットベース9との間に、押
しバネ(付勢手段)14を設けることで、プローバブロ
ック2を矢印X方向に付勢し、この方向に一定の圧力を
付与するようになっている。したがって、探針部1が、
液晶パネルの端子部に対して所定の圧力で接触し得るよ
うになっている。但し、プローバブロック2は、取付け
プレート8とユニットベース9との間隔分だけ移動可能
となっている。
面には、下方に突出した2本のシャフト11・11が固
定されている。このシャフト11は、ユニットベース9
に組み込まれた一対のストロークベアリング12・12
により支持されるとともに、先端部は、このストローク
ベアリング12を貫通した位置でストッパ13によって
固定されている。したがって、このストロークベアリン
グ12がプローバブロック2の移動ガイドとなる。ま
た、取付けプレート8とユニットベース9との間に、押
しバネ(付勢手段)14を設けることで、プローバブロ
ック2を矢印X方向に付勢し、この方向に一定の圧力を
付与するようになっている。したがって、探針部1が、
液晶パネルの端子部に対して所定の圧力で接触し得るよ
うになっている。但し、プローバブロック2は、取付け
プレート8とユニットベース9との間隔分だけ移動可能
となっている。
【0032】尚、プローバブロック2の印刷配線ボード
PWB5は、ブラッケト10に接続されているが、この
ブラッケト10は、フレキシブル基板7の柔軟性によ
り、プローバブロック2の移動による被検査体の端子へ
の追従性に関して影響を与えない位置に配設されてい
る。
PWB5は、ブラッケト10に接続されているが、この
ブラッケト10は、フレキシブル基板7の柔軟性によ
り、プローバブロック2の移動による被検査体の端子へ
の追従性に関して影響を与えない位置に配設されてい
る。
【0033】また、上記したようにプローバブロック2
がユニットベース9に対して矢印X・Y方向に移動する
とき、その移動量を1mmとした場合の横ブレの繰り返
し誤差は2〜3μm(ストロークベアリング12として
1級のものを使用)となり、実用上、昇降時の位置ズレ
等は無視できることが、本発明者により確認されてい
る。
がユニットベース9に対して矢印X・Y方向に移動する
とき、その移動量を1mmとした場合の横ブレの繰り返
し誤差は2〜3μm(ストロークベアリング12として
1級のものを使用)となり、実用上、昇降時の位置ズレ
等は無視できることが、本発明者により確認されてい
る。
【0034】上記構成のプローバユニットの被検査体へ
の圧接機構について、図3を参照しながら以下に説明す
る。
の圧接機構について、図3を参照しながら以下に説明す
る。
【0035】上記構成のプローバユニットを利用したデ
ィスプレイパネル用検査装置は、例えば図3に示すよう
に、ユニットベース9が、図示しないLMガイド等のス
ライドガイドを介してスライドベース16に設けられた
L型のプレート15に固定されている。このときのスラ
イドベース16の推進力、即ちプレート15の矢印X・
Y方向への移動推進力は、スライドベース16の背面側
に設けられたシリンダ17によって付与されるようにな
っている。
ィスプレイパネル用検査装置は、例えば図3に示すよう
に、ユニットベース9が、図示しないLMガイド等のス
ライドガイドを介してスライドベース16に設けられた
L型のプレート15に固定されている。このときのスラ
イドベース16の推進力、即ちプレート15の矢印X・
Y方向への移動推進力は、スライドベース16の背面側
に設けられたシリンダ17によって付与されるようにな
っている。
【0036】したがって、上記圧接機構により、プロー
バユニットを、下降させることで、プローバブロック2
の探針部1を下方に載置された被検査体としての液晶パ
ネル18の端子部(入力端子)19に接触させるように
なっている。
バユニットを、下降させることで、プローバブロック2
の探針部1を下方に載置された被検査体としての液晶パ
ネル18の端子部(入力端子)19に接触させるように
なっている。
【0037】尚、上記液晶パネル18は、表面にITO
(Indium Tin Oxide) 等からなる透明電極がそれぞれ形
成された一対のガラス基板からなり、この液晶パネルの
周縁、即ち3辺に、上記透明電極からなる上記の端子部
19が形成されている。
(Indium Tin Oxide) 等からなる透明電極がそれぞれ形
成された一対のガラス基板からなり、この液晶パネルの
周縁、即ち3辺に、上記透明電極からなる上記の端子部
19が形成されている。
【0038】このとき、上記のプローバブロック2の探
針部1と液晶パネル18の端子部19とは、図4に示す
ように、各プローバブロック2…が、液晶パネル18の
端子部19のソリ、ウネリ、厚み変化に沿って接触した
状態となっている。
針部1と液晶パネル18の端子部19とは、図4に示す
ように、各プローバブロック2…が、液晶パネル18の
端子部19のソリ、ウネリ、厚み変化に沿って接触した
状態となっている。
【0039】ところで、上記の液晶パネル18は、ソ
リ、ウネリ、厚み変化により最大0.3mmの変化量を
有している。また、上記した移動機構を有しないプロー
バユニットの寸法許容量は、探針部1の持つ弾性変化量
によって0.2mm〜0.3mm程度となっており、ま
た、前記した公報に係るフレキシブルプリント基板をコ
ンタクタとして使用したプローバユニットの寸法許容量
は、プリント基板の弾性変化量によって0.1mm〜
0.2mm程度となっている。さらに、プローバブロッ
ク自体の加工による誤差(通常0.1mm前後)であ
る。つまり、従来のプローバユニットでは、液晶パネル
の寸法変化を完全に吸収することができないことが明ら
かであった。
リ、ウネリ、厚み変化により最大0.3mmの変化量を
有している。また、上記した移動機構を有しないプロー
バユニットの寸法許容量は、探針部1の持つ弾性変化量
によって0.2mm〜0.3mm程度となっており、ま
た、前記した公報に係るフレキシブルプリント基板をコ
ンタクタとして使用したプローバユニットの寸法許容量
は、プリント基板の弾性変化量によって0.1mm〜
0.2mm程度となっている。さらに、プローバブロッ
ク自体の加工による誤差(通常0.1mm前後)であ
る。つまり、従来のプローバユニットでは、液晶パネル
の寸法変化を完全に吸収することができないことが明ら
かであった。
【0040】そこで、本実施例のように、プローバユニ
ットを幾つかのブロック、即ち複数のプローバブロック
2に分割し、それぞれを個別に駆動させることで、図4
に示すように、被検査体である液晶パネル18に対して
追従性を飛躍的に向上させることができる。この場合の
プローバブロック2は、1個当たりの被検査体の寸法変
化が数10μmであり、上下動のストローク量が1mm
程度であるので、プローバユニットの加工による誤差を
含めて液晶パネル18の寸法変化を完全に吸収すること
ができる。
ットを幾つかのブロック、即ち複数のプローバブロック
2に分割し、それぞれを個別に駆動させることで、図4
に示すように、被検査体である液晶パネル18に対して
追従性を飛躍的に向上させることができる。この場合の
プローバブロック2は、1個当たりの被検査体の寸法変
化が数10μmであり、上下動のストローク量が1mm
程度であるので、プローバユニットの加工による誤差を
含めて液晶パネル18の寸法変化を完全に吸収すること
ができる。
【0041】上記の構成によれば、各プローバブロック
2を被検査体である液晶パネル18の端子部19への圧
接方向に平行して自在に移動させるシャフト11、スト
ロークベアリング12、ストッパ13からなる支持手段
を有するとともに、圧接方向への一定の押し付け荷重を
与える付勢手段としての押しバネ14が設けられている
ことで、プローバブロック2の探針部1の探針自体が備
える弾性力によるストローク量を超える昇降量をプロー
バブロック2自体に与えることができる。
2を被検査体である液晶パネル18の端子部19への圧
接方向に平行して自在に移動させるシャフト11、スト
ロークベアリング12、ストッパ13からなる支持手段
を有するとともに、圧接方向への一定の押し付け荷重を
与える付勢手段としての押しバネ14が設けられている
ことで、プローバブロック2の探針部1の探針自体が備
える弾性力によるストローク量を超える昇降量をプロー
バブロック2自体に与えることができる。
【0042】これにより、各プローバブロック2の探針
部1の高さ位置の不揃いや被検査体の平坦性によらず、
常に、一定の圧力で均一にプローバブロック2の探針部
1先端を液晶パネル18の端子部19に圧接させること
ができる。即ち、プローバブロック2は、液晶パネル1
8の形状に対して自在に追従することができる。
部1の高さ位置の不揃いや被検査体の平坦性によらず、
常に、一定の圧力で均一にプローバブロック2の探針部
1先端を液晶パネル18の端子部19に圧接させること
ができる。即ち、プローバブロック2は、液晶パネル1
8の形状に対して自在に追従することができる。
【0043】また、各プローバブロック2は、接触面の
トラブル(異物や接触面の欠け割れ)が発生した場合に
おいても、液晶パネル18のソリ、ウネリ等の変化量に
相当する昇降ストローク分だけそれぞれが独立して動く
ので、各プローバブロック2は一定圧接荷重を超える力
が印加されない。これにより、プローバブロック2の探
針部1の先端部を保護することができる。
トラブル(異物や接触面の欠け割れ)が発生した場合に
おいても、液晶パネル18のソリ、ウネリ等の変化量に
相当する昇降ストローク分だけそれぞれが独立して動く
ので、各プローバブロック2は一定圧接荷重を超える力
が印加されない。これにより、プローバブロック2の探
針部1の先端部を保護することができる。
【0044】ここで、上記構成のディスプレイパネル用
検査装置によるプローバユニットと液晶パネル端子との
接触抵抗を測定したものを図5に示す。
検査装置によるプローバユニットと液晶パネル端子との
接触抵抗を測定したものを図5に示す。
【0045】尚、このときの測定条件は、被検査体とし
て液晶パネル18を使用し、プローバブロック2の探針
部1における探針特性としての最適押し込み量を0.3
mm、先端の高さバラツキを0.1mm、ユニットベー
ス9と取付けプレート8との組み付け精度の誤差を0.
15mm(加工精度誤差は0.04mm)、探針一本当
たりの圧接荷重を5gとする。
て液晶パネル18を使用し、プローバブロック2の探針
部1における探針特性としての最適押し込み量を0.3
mm、先端の高さバラツキを0.1mm、ユニットベー
ス9と取付けプレート8との組み付け精度の誤差を0.
15mm(加工精度誤差は0.04mm)、探針一本当
たりの圧接荷重を5gとする。
【0046】図5は、横軸に、12個の160出力のプ
ローバブロック2を取り、縦軸に、接触抵抗値を取り、
各プローバブロック2における160探針分の接触抵抗
値をプロットしたものである。この抵抗値は、探針とI
TO膜との接触抵抗とともに、ITOの面抵抗も同時に
測定しており、抵抗値測定用のテスタの探針は探針部1
の探針の1mm前方に形成された導電性ペーストのショ
ートリングに下ろしている。この時のITO面抵抗は、
20Ωであった(ITO膜の膜厚は1500Å)。
ローバブロック2を取り、縦軸に、接触抵抗値を取り、
各プローバブロック2における160探針分の接触抵抗
値をプロットしたものである。この抵抗値は、探針とI
TO膜との接触抵抗とともに、ITOの面抵抗も同時に
測定しており、抵抗値測定用のテスタの探針は探針部1
の探針の1mm前方に形成された導電性ペーストのショ
ートリングに下ろしている。この時のITO面抵抗は、
20Ωであった(ITO膜の膜厚は1500Å)。
【0047】以上の測定結果より、1920本におよぶ
探針の接触抵抗は、各ブロック毎に10Ω程度のバラツ
キに収まり、安定した接触が得られることが確認でき
た。したがって、液晶パネル18の端子部19の表面形
状に対して、各プローバブロック2が適切に接触してい
ることが分かった。
探針の接触抵抗は、各ブロック毎に10Ω程度のバラツ
キに収まり、安定した接触が得られることが確認でき
た。したがって、液晶パネル18の端子部19の表面形
状に対して、各プローバブロック2が適切に接触してい
ることが分かった。
【0048】また、上記構成のプローバユニットの液晶
パネルの端子部への接触抵抗測定における比較例とし
て、取付けプレート8をユニットベース9に固定した場
合、即ちプローバブロック2がユニットベース9に対し
て移動しないように構成したプローバユニットの液晶パ
ネルの端子部への接触抵抗測定を行った。この結果を、
図6に示す。尚、測定条件、図中の横軸、縦軸は、前記
の測定と同様とする。
パネルの端子部への接触抵抗測定における比較例とし
て、取付けプレート8をユニットベース9に固定した場
合、即ちプローバブロック2がユニットベース9に対し
て移動しないように構成したプローバユニットの液晶パ
ネルの端子部への接触抵抗測定を行った。この結果を、
図6に示す。尚、測定条件、図中の横軸、縦軸は、前記
の測定と同様とする。
【0049】以上の測定結果より、6番目および10番
目に対応するプローバブロックの出力端子、即ち801
〜960の出力端子および1441〜1600の出力端
子では、接触抵抗が無限大、即ち液晶パネルの端子部と
接触しなかった探針が存在していることが確認できた。
また、総じて、各プローバブロックの接触抵抗値のバラ
ツキが大きくなり、この結果、プローバブロックの探針
部と液晶パネル18の端子部19との接触を安定して行
うことができないことが分かった。
目に対応するプローバブロックの出力端子、即ち801
〜960の出力端子および1441〜1600の出力端
子では、接触抵抗が無限大、即ち液晶パネルの端子部と
接触しなかった探針が存在していることが確認できた。
また、総じて、各プローバブロックの接触抵抗値のバラ
ツキが大きくなり、この結果、プローバブロックの探針
部と液晶パネル18の端子部19との接触を安定して行
うことができないことが分かった。
【0050】以上のことから、本実施例のプローバユニ
ットは、各プローバブロック2の探針部1の高さ位置の
不揃いや被検査体の平坦性によらず、常に、一定の圧力
で均一にプローバブロック2の探針部1先端を液晶パネ
ル18の端子部19に圧接させることができる。したが
って、プローバブロック2は、液晶パネル18の形状に
対して自在に追従することができる。
ットは、各プローバブロック2の探針部1の高さ位置の
不揃いや被検査体の平坦性によらず、常に、一定の圧力
で均一にプローバブロック2の探針部1先端を液晶パネ
ル18の端子部19に圧接させることができる。したが
って、プローバブロック2は、液晶パネル18の形状に
対して自在に追従することができる。
【0051】また、各プローバブロック2は、液晶パネ
ル18の端子部19への圧接時において、端子部19の
接触面の形状に応じて移動するようになっているので、
予め各プローバブロック2の探針部1の高さ調整を行う
必要がなくなる。
ル18の端子部19への圧接時において、端子部19の
接触面の形状に応じて移動するようになっているので、
予め各プローバブロック2の探針部1の高さ調整を行う
必要がなくなる。
【0052】したがって、液晶パネル18のソリ、ウネ
リに対する追従性を向上させるだけでなく、各プローバ
ブロック2の取付け高さ位置の精密な調整を不要とし、
プローバブロック2の加工精度だけで充分な高さ位置精
度を得ることができる。これにより、プローバブロック
2間の高さ調整用の部材、例えばマニュピュレータのよ
うな高額な調整機器を必要としないので、ディスプレイ
パネル用検査装置での設備投資費を低減させることがで
き、また、プローバブロック2の交換の操作性を向上さ
せることができる。
リに対する追従性を向上させるだけでなく、各プローバ
ブロック2の取付け高さ位置の精密な調整を不要とし、
プローバブロック2の加工精度だけで充分な高さ位置精
度を得ることができる。これにより、プローバブロック
2間の高さ調整用の部材、例えばマニュピュレータのよ
うな高額な調整機器を必要としないので、ディスプレイ
パネル用検査装置での設備投資費を低減させることがで
き、また、プローバブロック2の交換の操作性を向上さ
せることができる。
【0053】また、プローバブロック2の探針部1は、
常に、安定して被検査体の接触面に接触することができ
るので、接触抵抗のバラツキを無くし、検査精度の向上
を図ることができる。
常に、安定して被検査体の接触面に接触することができ
るので、接触抵抗のバラツキを無くし、検査精度の向上
を図ることができる。
【0054】また、プローバブロック2が所定出力端子
毎、即ち100〜200出力端子毎に分割された探針部
1を有していることから、ディスプレイパネルにおいて
入力端子数の多いもの、特にLCDパネル等の出力端子
の多い被検査体(VGAカラー規格で4320端子/パ
ネル)での探針部1の入力端子への追従性を向上させる
ことができ、この結果、多端子被検査体に対する検査精
度を向上させることができる。
毎、即ち100〜200出力端子毎に分割された探針部
1を有していることから、ディスプレイパネルにおいて
入力端子数の多いもの、特にLCDパネル等の出力端子
の多い被検査体(VGAカラー規格で4320端子/パ
ネル)での探針部1の入力端子への追従性を向上させる
ことができ、この結果、多端子被検査体に対する検査精
度を向上させることができる。
【0055】さらに、上記プローバユニットでは、押し
バネ14を組み込み、押し付け圧力をほぼ一定に保たせ
ることで、各プローバブロック2にはバネ圧を超える荷
重が印加されないことから、被検査体の接触面に異物が
載っていたり、接触面自体の欠け割れ等のトラブルに対
して、プローバブロック2の探針部1先端を傷め、耐久
性を低下させたり、破損に至らしめることを防止するこ
とができる。
バネ14を組み込み、押し付け圧力をほぼ一定に保たせ
ることで、各プローバブロック2にはバネ圧を超える荷
重が印加されないことから、被検査体の接触面に異物が
載っていたり、接触面自体の欠け割れ等のトラブルに対
して、プローバブロック2の探針部1先端を傷め、耐久
性を低下させたり、破損に至らしめることを防止するこ
とができる。
【0056】また、プローバブロック2の支持手段とし
てのストロークベアリング12がユニットベース9に設
けられ、付勢手段としての押しバネ14が、プローバブ
ロック2とユニットベース9との間に設けられているこ
とで、プローバブロック2の移動のための機構が簡素な
構成で済む。このことにより、装置の小型化を図るとと
もに、装置の製造にかかる費用を低減することができ
る。
てのストロークベアリング12がユニットベース9に設
けられ、付勢手段としての押しバネ14が、プローバブ
ロック2とユニットベース9との間に設けられているこ
とで、プローバブロック2の移動のための機構が簡素な
構成で済む。このことにより、装置の小型化を図るとと
もに、装置の製造にかかる費用を低減することができ
る。
【0057】尚、本実施例では、プローバブロック2の
移動機構として図2に示すように、シャフト11、スト
ロークベアリング12、押しバネ14からなる移動機構
を使用しているが、例えば、図7に示すように、図1に
示す取付けプレート8に代えて取付けプレート21を備
えたプローバユニットを使用しても良い。
移動機構として図2に示すように、シャフト11、スト
ロークベアリング12、押しバネ14からなる移動機構
を使用しているが、例えば、図7に示すように、図1に
示す取付けプレート8に代えて取付けプレート21を備
えたプローバユニットを使用しても良い。
【0058】上記の取付けプレート21を備えたプロー
バユニットについて、図7および図8を参照しながら以
下に説明する。尚、本説明では、図1および図2に示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付
記し、その説明は省略する。
バユニットについて、図7および図8を参照しながら以
下に説明する。尚、本説明では、図1および図2に示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付
記し、その説明は省略する。
【0059】図7に示すように、プローバブロック2
は、取付けプレート21に固定されている。この取付け
プレート21は、ユニットベース22に対して圧接方向
に移動自在に設けられている。
は、取付けプレート21に固定されている。この取付け
プレート21は、ユニットベース22に対して圧接方向
に移動自在に設けられている。
【0060】ここで、上記のプローバブロック2の支持
手段について、図8を参照しながら以下に説明する。
尚、図8(a)(b)(c)は、本構成例のプローバユ
ニットの三面図を示すものである。
手段について、図8を参照しながら以下に説明する。
尚、図8(a)(b)(c)は、本構成例のプローバユ
ニットの三面図を示すものである。
【0061】上記取付けプレート21は、一端側でカム
フロワーベアリング23とシャフト24とを介してユニ
ットベース22に取付けられている。つまり、取付けプ
レート21は、取付けプレート21の後端側に設けら
れ、二股に別れた取付け部21a・21aが、ユニット
ベース22上面側に設けられた矩形台状の突出部22a
…を挟み込むようにしてニットベース22に取り付けら
れている。
フロワーベアリング23とシャフト24とを介してユニ
ットベース22に取付けられている。つまり、取付けプ
レート21は、取付けプレート21の後端側に設けら
れ、二股に別れた取付け部21a・21aが、ユニット
ベース22上面側に設けられた矩形台状の突出部22a
…を挟み込むようにしてニットベース22に取り付けら
れている。
【0062】上記取付けプレート21の取付け部21a
には、上記したカムフロワーベアリング23が組み込ま
れており、各ユニットベース22のカムフロワーベアリ
ング23の中心を上記シャフト24が貫通し、両端側に
配された取付けプレート21においてストッパ25によ
り外側に圧力がかかるように固定されている。これによ
り、取付けプレート21は、シャフト24を中心軸とし
てユニットベース22に対して回動自在となる。
には、上記したカムフロワーベアリング23が組み込ま
れており、各ユニットベース22のカムフロワーベアリ
ング23の中心を上記シャフト24が貫通し、両端側に
配された取付けプレート21においてストッパ25によ
り外側に圧力がかかるように固定されている。これによ
り、取付けプレート21は、シャフト24を中心軸とし
てユニットベース22に対して回動自在となる。
【0063】このとき、プローバブロック2の探針部1
の先端は、取付けプレート21の回転動作に伴い円弧動
作を行うが、この動作による探針部1のストローク量は
1mm程度であるので、ほぼ水平な上下方向に動作させ
ることができる。
の先端は、取付けプレート21の回転動作に伴い円弧動
作を行うが、この動作による探針部1のストローク量は
1mm程度であるので、ほぼ水平な上下方向に動作させ
ることができる。
【0064】また、取付けプレート21とユニットベー
ス22との間に取付けプレート21を圧接方向に付勢す
る押しバネ26が設けられている。これにより、プロー
バブロック2の探針部1先端は、被検査体の接触面側に
向かって、所定圧力で保持された状態となるので、被検
査体の接触面との接触時において一定の接触圧を与える
ことができる。
ス22との間に取付けプレート21を圧接方向に付勢す
る押しバネ26が設けられている。これにより、プロー
バブロック2の探針部1先端は、被検査体の接触面側に
向かって、所定圧力で保持された状態となるので、被検
査体の接触面との接触時において一定の接触圧を与える
ことができる。
【0065】以上の構成のプローバユニットにおいて
も、前記した図1に示すプローバユニットと同様な作用
・効果を得ることができる。
も、前記した図1に示すプローバユニットと同様な作用
・効果を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】本発明のディスプレイパネル用検査装置
は、以上のように、ディスプレイパネルの入力端子に接
触する導電性の接触部材を有し、この接触部材を介して
検査信号を入力し、ディスプレイパネルの電気的特性を
検査するディスプレイパネル用検査装置において、上記
接触部材に電気的に接続され、ディスプレイパネルに検
査信号を供給する検査信号供給手段と、上記接触部材を
所定出力端子毎に分割して形成される複数の分割体と、
上記各分割体を、個別にディスプレイパネルの入力端子
への接触方向に移動自在に支持する支持手段であって、
上記各分割体にそれぞれ設けられる一対のシャフトと、
上記シャフトを摺動自在に支持するストロークベアリン
グと、固定位置に取付けられ、上記ストロークベアリン
グが取付けられる支持体とを備える、そのような支持手
段と、上記各分割体と支持体との間に設けられ、上記各
分割体を個別にディスプレイパネルの入力端子への接触
方向に付勢する付勢手段とが備えられている構成であ
る。
は、以上のように、ディスプレイパネルの入力端子に接
触する導電性の接触部材を有し、この接触部材を介して
検査信号を入力し、ディスプレイパネルの電気的特性を
検査するディスプレイパネル用検査装置において、上記
接触部材に電気的に接続され、ディスプレイパネルに検
査信号を供給する検査信号供給手段と、上記接触部材を
所定出力端子毎に分割して形成される複数の分割体と、
上記各分割体を、個別にディスプレイパネルの入力端子
への接触方向に移動自在に支持する支持手段であって、
上記各分割体にそれぞれ設けられる一対のシャフトと、
上記シャフトを摺動自在に支持するストロークベアリン
グと、固定位置に取付けられ、上記ストロークベアリン
グが取付けられる支持体とを備える、そのような支持手
段と、上記各分割体と支持体との間に設けられ、上記各
分割体を個別にディスプレイパネルの入力端子への接触
方向に付勢する付勢手段とが備えられている構成であ
る。
【0067】これにより、各分割体は、例えばディスプ
レイパネルの入力端子の形状にソリ、ウネリ等の変形が
存在してもその変形量に応じて、即ち接触面の形状に応
じて所定圧力を保持しながら移動することが可能とな
る。
レイパネルの入力端子の形状にソリ、ウネリ等の変形が
存在してもその変形量に応じて、即ち接触面の形状に応
じて所定圧力を保持しながら移動することが可能とな
る。
【0068】したがって、ソリ、ウネリ等の変形が存在
するディスプレイパネルの入力端子に対する各分割体の
追従性を向上させることができ、この結果、ディスプレ
イパネルの入力端子と接触部材との接触状態が良好とな
り、検査精度を向上させることができるという効果を奏
する。
するディスプレイパネルの入力端子に対する各分割体の
追従性を向上させることができ、この結果、ディスプレ
イパネルの入力端子と接触部材との接触状態が良好とな
り、検査精度を向上させることができるという効果を奏
する。
【0069】また、付勢手段は、上記分割体と支持体と
の間に設けられている構成である。これにより、装置の
小型化を図るとともに、装置の製造にかかる費用を低減
することができるという効果を奏する。
の間に設けられている構成である。これにより、装置の
小型化を図るとともに、装置の製造にかかる費用を低減
することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係るディスプレイパネル用
検査装置としてのプローバユニットの斜視図である。
検査装置としてのプローバユニットの斜視図である。
【図2】図1に示すプローバユニットの三面図を示すも
のであり、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図、
同図(c)は背面図である。
のであり、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図、
同図(c)は背面図である。
【図3】図1に示すプローバユニットの探針部の液晶パ
ネルの端子部への圧接機構を示す説明図である。
ネルの端子部への圧接機構を示す説明図である。
【図4】図3に示す圧接機構によりプローバユニットの
探針部と液晶パネルの端子部との圧接状態を示す説明図
である。
探針部と液晶パネルの端子部との圧接状態を示す説明図
である。
【図5】図1に示すプローバユニットにおける液晶パネ
ルの端子部への接触抵抗を測定した結果を示すグラフで
ある。
ルの端子部への接触抵抗を測定した結果を示すグラフで
ある。
【図6】図1に示すプローバユニットにおいて、プロー
バブロックをユニットベースに固定した場合での液晶パ
ネルの端子部への接触抵抗を測定した結果を示すグラフ
である。
バブロックをユニットベースに固定した場合での液晶パ
ネルの端子部への接触抵抗を測定した結果を示すグラフ
である。
【図7】他の構成例に係るディスプレイパネル用検査装
置としてのプローバユニットの斜視図である。
置としてのプローバユニットの斜視図である。
【図8】図7に示すプローバユニットの三面図を示すも
のであり、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図、
同図(c)は背面図である。
のであり、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図、
同図(c)は背面図である。
【図9】従来のディスプレイパネル用検査装置としての
プローバユニットの斜視図である。
プローバユニットの斜視図である。
【図10】従来のディスプレイパネル用検査装置として
のプローバユニットの斜視図である。
のプローバユニットの斜視図である。
【図11】従来のディスプレイパネル用検査装置として
のプローバユニットの斜視図である。
のプローバユニットの斜視図である。
1 探針部(接触部材) 2 プローバブロック(分割体) 4 LSI(検査信号供給手段) 5 印刷配線ボードPWB(検査信号供給手段) 9 ユニットベース(支持体) 11 シャフト 12 ストロークベアリング 13 ストッパ(支持手段) 14 押しバネ(付勢手段) 18 液晶パネル(ディスプレイパネル) 19 端子部(入力端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/00 G01R 1/073 G02F 1/13
Claims (1)
- 【請求項1】ディスプレイパネルの入力端子に接触する
導電性の接触部材を有し、この接触部材を介して検査信
号を入力し、ディスプレイパネルの電気的特性を検査す
るディスプレイパネル用検査装置において、 上記接触部材に電気的に接続され、ディスプレイパネル
に検査信号を供給する検査信号供給手段と、 上記接触部材を所定出力端子毎に分割して形成される複
数の分割体と、 上記各分割体を、個別にディスプレイパネルの入力端子
への接触方向に移動自在に支持する支持手段であって、 上記各分割体にそれぞれ設けられる一対のシャフトと、 上記シャフトを摺動自在に支持するストロークベアリン
グと、 固定位置に取付けられ、上記ストロークベアリングが取
付けられる支持体とを備える、そのような支持手段 と、上記各分割体と支持体との間に設けられ、 上記各分割体
を個別にディスプレイパネルの入力端子への接触方向に
付勢する付勢手段とが備えられていることを特徴とする
ディスプレイパネル用検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06084978A JP3110608B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | ディスプレイパネル用検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06084978A JP3110608B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | ディスプレイパネル用検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294580A JPH07294580A (ja) | 1995-11-10 |
JP3110608B2 true JP3110608B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=13845711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06084978A Expired - Fee Related JP3110608B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | ディスプレイパネル用検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110608B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2704708B2 (ja) * | 1994-09-30 | 1998-01-26 | 日本電子材料株式会社 | 2段作動型コンタクトモジュール及びそれを用いた接触子構造体 |
JP4582958B2 (ja) * | 2001-05-30 | 2010-11-17 | 株式会社日本マイクロニクス | 表示用基板の検査装置 |
DE102004027887B4 (de) * | 2004-05-28 | 2010-07-29 | Feinmetall Gmbh | Prüfeinrichtung zur elektrischen Prüfung eines Prüflings |
JP2008032958A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Optrex Corp | 表示パネルの点灯検査装置および点灯検査方法 |
JP4625826B2 (ja) * | 2007-05-21 | 2011-02-02 | 東芝テリー株式会社 | プローブユニット |
CN109342020A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-02-15 | 武汉精毅通电子技术有限公司 | 一种显示面板测试用承载装置 |
KR102121887B1 (ko) * | 2020-04-03 | 2020-06-11 | 주식회사 케이에스디 | 유기발광 다이오드(oled) 패널 테스트용 가변 프로브 유닛 |
CN114200699B (zh) * | 2021-12-14 | 2023-06-09 | 深圳恩泽瑞显示科技有限公司 | 一种lcd电检测试装置 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP06084978A patent/JP3110608B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07294580A (ja) | 1995-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100928881B1 (ko) | 검사용 접촉 구조체 및 프로브 카드 | |
JP3976276B2 (ja) | 検査装置 | |
JP3110608B2 (ja) | ディスプレイパネル用検査装置 | |
KR20040067966A (ko) | 전기 검사 장치 | |
JPH0943276A (ja) | プローブ装置に用いられるプローブカードデバイス | |
JPH0936188A (ja) | プローブ装置に用いられるプローブカードデバイス | |
JP3544036B2 (ja) | ベアチップテスト用ソケット | |
JP2627393B2 (ja) | 表示パネル用プローバ | |
KR100737384B1 (ko) | 모바일용 디스플레이 패널의 검사장치 및 방법 | |
JP2769372B2 (ja) | Lcdプローブ装置 | |
KR19990055293A (ko) | 액정 패널의 패드와 점등 검사 장치간의 연결구조 및 이를 이용한 테스트 지그 | |
JPH0278969A (ja) | 特性検査装置 | |
JPH09153528A (ja) | プローブカードデバイス | |
KR20120025374A (ko) | 프로브 유닛 및 검사장치 | |
JP2004219298A (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
JP3100228B2 (ja) | 検査装置 | |
CN111492254B (zh) | 基板检查装置 | |
JP4096249B2 (ja) | 液晶基板検査装置 | |
JPH10333597A (ja) | 表示パネル検査装置 | |
JPH05113462A (ja) | 液晶デイスプレイ基板の検査装置 | |
US12044727B2 (en) | Probes for electrical testing in defect detection systems | |
JPH06268034A (ja) | プローバー装置と金属バンプの検査方法 | |
JPH09152471A (ja) | 液晶表示体用検査装置 | |
JPH09281459A (ja) | 液晶表示体用プローブカード | |
KR970703534A (ko) | 기판검사방법 및 기판검사장치(method and apparatus for probe testing substrate) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |