JPH0766706B2 - 電源開閉装置 - Google Patents

電源開閉装置

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JPH0766706B2
JPH0766706B2 JP61171262A JP17126286A JPH0766706B2 JP H0766706 B2 JPH0766706 B2 JP H0766706B2 JP 61171262 A JP61171262 A JP 61171262A JP 17126286 A JP17126286 A JP 17126286A JP H0766706 B2 JPH0766706 B2 JP H0766706B2
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power
electromagnetic coil
switching device
power switch
control circuit
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光幸 木内
貞之 玉江
昭仁 大谷
眞一 熊谷
卓二 入山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用の電気機器、特に洗濯機あるいは乾燥機
などの電源開閉装置に関する。
従来の技術 従来、この種の電源開閉装置は第3図に示すような構成
であった。第3図において、11は交流電源であり、12は
押しボタンスイッチ、13はスイッチング装置であり、ス
イッチング装置13と直列関係にリレー14のコイルRが接
続される。リレー14の制御接点は、前記押しボタンスイ
ッチ12と並列関係に接続される。交流電源11より押しボ
タンスイッチ12を介して、制御回路15および負荷回路16
に電力が供給される。スイッチング装置13は双方向性サ
イリスタ(略してトライアックと呼ぶ)等の半導体スイ
ッチング装置であり、制御回路15は前記トライアック等
を制御する。押しボタンスイッチ13を押すと、制御回路
15に電力が供給され、制御回路15は、トライアック13を
駆動し、トライアック13はリレー14を駆動する。リレー
14の制御接点は押しボタンスイッチ12と並列関係に接続
されるので、押しボタンスイッチ12を離しても、リレー
14の接点より制御回路15及びリレーコイルRには電力が
供給される保持状態になる。電源を切る場合には、制御
回路15よりトライアック13への駆動信号を遮断すればよ
い。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、常にリレーコイルRを駆動
する必要があり、たとえば、瞬時停電があった場合に
は、リレーはオフ状態となり、再び押しボタンスイッチ
12を閉じるまで復帰しないという問題点があった。ま
た、トライアック13のように増幅作用のある半導体を使
っても、そのトライアック13の駆動電力が制御回路15の
電源を大きくし、価格が高くなるという問題点を有して
いた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、瞬時停電
時においても電源がオフ状態とならないようにするとと
もに、制御回路の電源回路の負担を少なくすることを目
的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の電源開閉装置は電源
スイッチのオン状態を保持する機械的保持機構と、この
電源スイッチの機械的保持機構を解除する電磁コイル
と、この電磁コイルを駆動するスイッチング装置と、電
源スイッチを介して電力が供給される負荷回路および制
御回路とを備え、前記制御回路は、スイッチング装置を
介して負荷回路および電磁コイルに電源スイッチからの
電力供給を制御するとともに、前記電磁コイルへ電力供
給するスイッチング装置を少なくとも電磁コイルの動作
時間よりも長い時間駆動した後、電磁コイルの動作時間
よりも数倍以上長い時間周期で複数のパルス駆動をする
ことにより機械的保持機構の解除を行う構成としたもの
である。
作用 この構成により、電源スイッチを自己保持する電力は不
要となり、電源スイッチを遮断するときのみ短期間周期
で電源スイッチ装置に通電するので、制御回路の電源が
小さくすることができる。また瞬時停電の場合でも電源
が遮断されてしまうことがない。
実施例 以下、本発明の実施例を、第1図および第2図を参照し
て説明する。なお、本実施例では、家庭用の衣類を洗濯
する全自動洗濯機に応用した場合を示す。第1図におい
て、交流電源1と、電源スイッチ2の接点2aとスイッチ
ング装置3a、3bを直列関係に接続しモータ7に電力を供
給する。スイッチング装置3a、3bはモータ7の主巻線、
補助巻線に接続し、正転、逆転を制御する。スイッチン
グ装置3cは排水用マグネット9、スイッチング装置3dは
給水弁10、スイッチング装置3eは電源スイッチ2の電磁
コイル2bを駆動する。電源スイッチ2を押すと、接点が
閉じて機械的に保持され制御回路5に電力が供給され、
所定のプログラムされたシーケンスに従がい順次、モー
タ7、排水用マグネット9、給水弁10が動作する。製品
の正常な運転中には、電磁コイル2bは駆動されない。運
転終了後一定時間後(例えば10分後)、電磁コイル2bに
はスイッチング装置3eを介して第2図に示すような周期
的に一定時間(50〜100msesc)電力が供給され、機械的
保持機構であるメカニカルラッチをはずして電源スイッ
チ2が遮断される。周期T0は1秒位、バルスT1は先ほ
ど述べたように50〜100msecが最適となる。なぜなら
ば、電磁コイル2bを駆動する時間T1は、電磁コイル2b
の動作時間(通常20msec)以上あればよい。しかしなが
ら、万一ラッチがはずれない場合には、パルス1回では
遮断しない場合があり数回駆動すると、ラッチを必ずは
ずすことができる。パルス幅T1を長くすると、電磁コ
イル2bが焼ける恐れがある。
なお、パルスではなく連続通電して電磁コイル2bを駆動
すると、電磁コイル2bの焼けの恐れがさらに大きくな
る。
発明の効果 以上実施例の説明から明らかなように、本発明は機械的
に保持した電源スイッチの保持を電磁コイルにより解除
するものであるため、電源スイッチの保持に電力が不要
であり、制御回路の電源回路の消費電流を減らすことが
できる。特に、電源を遮断するときには、短期間周期で
スイッチング装置を駆動して電磁コイルにより保持状態
を解除するので、そのエネルギーは非常に少なくなる。
また、短期間周期でスイッチング装置を駆動するため、
電磁コイルが飽和して発熱し、電磁コイルが焼ける恐れ
がなくなる。よって電磁コイルを小型化でき安価な電源
開閉装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である全自動洗濯機に応用し
た電源開閉装置の回路図、第2図は同電源開閉装置を遮
断するときの駆動電流の波形を示す図、第3図は従来の
電源開閉装置の回路図である。 1……交流電源、2……電源スイッチ、2b……電磁コイ
ル、3a〜3e……スイッチング装置、5……制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 眞一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 入山 卓二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−156347(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源スイッチのオン状態を保持する機械的
    保持機構と、この電源スイッチの機械的保持機構を解除
    する電磁コイルと、この電磁コイルを駆動するスイッチ
    ング装置と、電源スイッチを介して電力が供給される負
    荷回路および制御回路とを備え、前記制御回路は、スイ
    ッチング装置を介して負荷回路および電磁コイルに電源
    スイッチからの電力供給を制御するとともに、前記電磁
    コイルへ電力供給するスイッチング装置を少なくとも電
    磁コイルの動作時間よりも長い時間駆動した後、電磁コ
    イルの動作時間よりも数倍以上長い時間周期で複数回の
    パルス駆動をすることにより機械的保持機構の解除を行
    う電源開閉装置。
JP61171262A 1986-07-21 1986-07-21 電源開閉装置 Expired - Fee Related JPH0766706B2 (ja)

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JPS59156347U (ja) * 1983-04-04 1984-10-20 サンケン・エアパクス株式会社 回路遮断装置

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