JP2996012B2 - スタッカクレーンの給電方法 - Google Patents

スタッカクレーンの給電方法

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JP2996012B2
JP2996012B2 JP4176022A JP17602292A JP2996012B2 JP 2996012 B2 JP2996012 B2 JP 2996012B2 JP 4176022 A JP4176022 A JP 4176022A JP 17602292 A JP17602292 A JP 17602292A JP 2996012 B2 JP2996012 B2 JP 2996012B2
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stacker crane
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由昌 小林
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫に備えられた
スタッカクレーンに関し、特にスタッカクレーンを作動
させるモータへの給電方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫のスタッカクレーンは、走行用
モータ、フォーク用モータを備え、それぞれ正逆転、速
度の段階的変更等の制御が必要なため、インバータから
給電するようにしている。インバータと各モータとの間
にはマグネットスイッチを設けて、マグネットスイッチ
を開閉することにより、各モータの始動・停止を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マグネットスイッチを
遮断して各モータを停止させる時に、接点にアークが発
生していた。そのためマグネットスイッチはAC3級程
度の大型であることを要し、寿命も短かった。またアー
クの発生によりノイズが出るので、スタッカクレーン制
御装置のCPUの誤動作を誘発する虞があった。
【0004】よって本発明の目的は、マグネットスイッ
チからアークが発生しないようなスタッカクレーンの給
電方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インバータからマグネットスイッチを介し
てモータに給電するスタッカクレーンにおいて、モータ
を停止させる時には、インバータからの出力を停止させ
た後に、マグネットスイッチの接点を開くようにしてス
タッカクレーンの給電方法を構成した。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0007】本発明に係るスタッカクレーンの給電方法
によると、モータを停止させる時にマグネットスイッチ
の接点はインバータからの出力が停止した後に開くの
で、アークが発生することはない。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明に係るスタッカクレーンの
給電方法の一実施例が適用される給電回路の構成を示す
図である。
【0010】同図において、走行モータ1及びフォー
ク用モータ2には、それぞれマグネットスイッチ3、4
を介してインバータ5から給電されている。インバータ
5は、電源6から電力を供給されている。インバータ5
及びマグネットスイッチ3、4は、制御装置7により制
御されている。制御装置7にはタイマ8が内蔵されてい
る。
【0011】図2は、インバータ5とマグネットスイッ
チ3とのON、OFFのタイミングを示すタイムチャー
トである。始動時には、インバータ5の始動とマグネッ
トスイッチ3の入るタイミングは同時である(実際に
は、インバータ5に作動指令が発せられてから始動まで
にはタイムラグがある)。
【0012】停止時には、制御装置7は、まずインバー
タ5の出力を停止させるとともに走行モータ1のブレ
ーキを作動させ、タイマ8により時間tdをカウントし
てから、マグネットスイッチ3の接点を開くようにする
(マグネットスイッチ3の接点を開く時、走行モータ
1は完全に停止しており、走行モータ1が発電機とし
て作用してマグネットスイッチ3の接点間に電位差が生
じることはない)。時間tdは、例えば50〜100m
sである。これにより、マグネットスイッチ3の接点が
開く時に、接点間にはインバータ5からの給電による電
位差が存在しないので、アークの発生を防止することが
できる。フォーク停止時におけるフォーク用モータ2の
停止過程においても同様である。
【0013】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上のように請求項1に係るスタッカク
レーンの給電方法によると、マグネットスイッチの接点
にはアーグが発生しないので、マグネットスイッチは小
型の安価なもので足り、長寿化でき、しかもノイズが発
生することがないのでCPUの誤作動を防止することが
できる。さらに、請求項2に係るスタッカクレーンの給
電方法によると、モータが発電機として作用してマグネ
ットスイッチの接点間に電位が生じることがなく、アー
クの発生をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るスタッカクレーンの給電
方法の一実施例が適用可能な給電回路の構造の一例を示
す図である。
【図2】図2は、図1の実施例におけるインバータとマ
グネットスイッチとの切り替えのタイミングを表すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1 走行モータ 2 フォーク用モータ 3、4 マグネットスイッチ 5 インバータ 6 電源 7 制御装置 8 タイマ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータからマグネットスイッチを介
    してモータに給電するスタッカクレーンにおいて、モー
    タを停止させる時には、インバータからの出力を停止さ
    せるとともにモータのブレーキを作動させた後に、マグ
    ネットスイッチの接点を開くようにしたことを特徴とす
    るスタッカクレーンの給電方法。
  2. 【請求項2】 モータを停止させる時には、インバータ
    からの出力を停止させるとともにモータのブレーキを作
    動させ、モータが停止した後に、マグネットスイッチの
    接点を開くようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    スタッカクレーンの給電方法。
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