JPH0766601B2 - 編集サーボ装置 - Google Patents
編集サーボ装置Info
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- JPH0766601B2 JPH0766601B2 JP63269905A JP26990588A JPH0766601B2 JP H0766601 B2 JPH0766601 B2 JP H0766601B2 JP 63269905 A JP63269905 A JP 63269905A JP 26990588 A JP26990588 A JP 26990588A JP H0766601 B2 JPH0766601 B2 JP H0766601B2
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- signal
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- frequency dividing
- ffg
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、再生モードを経て記録モードに切換え、既記
録テープに新たな信号を継ぎ撮り記録する磁気記録再生
装置の編集サーボ装置に関するものである。
録テープに新たな信号を継ぎ撮り記録する磁気記録再生
装置の編集サーボ装置に関するものである。
従来の技術 磁気記録再生装置(以下VTRと記す)に於ける編集サー
ボ装置の従来例としては特公昭49-18805号公報がある。
ボ装置の従来例としては特公昭49-18805号公報がある。
第6図は係る従来の編集サーボ装置を示すブロック図で
あり、第7図はその動作波形図である。
あり、第7図はその動作波形図である。
第6図に於て、1は磁気テープ、2はキャプスタン、3
はピンチローラ、4はコントロールヘッド(以下CTLヘ
ッドと記す)、5はキャプスタンモータ、6は周波数発
電機(以下FGと記す)、7は速度比較手段、8は分周手
段、9,10は第1,第2スイッチ、11は記録手段、12は再生
手段、13は位相比較手段、14は位相調整手段、15は基準
信号入力端子、16はモード信号入力端子である。
はピンチローラ、4はコントロールヘッド(以下CTLヘ
ッドと記す)、5はキャプスタンモータ、6は周波数発
電機(以下FGと記す)、7は速度比較手段、8は分周手
段、9,10は第1,第2スイッチ、11は記録手段、12は再生
手段、13は位相比較手段、14は位相調整手段、15は基準
信号入力端子、16はモード信号入力端子である。
以下に、第7図の波形図を参照して第6図の動作を説明
する。
する。
周知の如く磁気テープ1はキャプスタン2とピンチロー
ラ3とで移送され、キャプスタン2はキャプスタンモー
タ5により駆動される。通常はキャプスタンモータ5の
軸がキャプスタン2として用いられ、直接駆動される。
キャプスタンモータ5には回転数を検出するためのFG6
が設けられ、これより得られるFG信号(波形H)S1の周
波数を速度比較手段7に於て周波数弁別し、その弁別出
力によりキャプスタンモータ5の回転数が一定になるよ
うに速度制御している。
ラ3とで移送され、キャプスタン2はキャプスタンモー
タ5により駆動される。通常はキャプスタンモータ5の
軸がキャプスタン2として用いられ、直接駆動される。
キャプスタンモータ5には回転数を検出するためのFG6
が設けられ、これより得られるFG信号(波形H)S1の周
波数を速度比較手段7に於て周波数弁別し、その弁別出
力によりキャプスタンモータ5の回転数が一定になるよ
うに速度制御している。
一方、位相比較手段13は記録モードと再生モードとでは
異なる役目をし、記録モードではキャプスタンモータ5
の回転数を精度良く制御するために用いられ、磁気テー
プ1の高精度な移送を可能にしている。再生モードでは
トラッキングのための制御がなされ、ビデオヘッド(図
示せず)がビデオトラックを正確にトレース出来るよう
になされる。
異なる役目をし、記録モードではキャプスタンモータ5
の回転数を精度良く制御するために用いられ、磁気テー
プ1の高精度な移送を可能にしている。再生モードでは
トラッキングのための制御がなされ、ビデオヘッド(図
示せず)がビデオトラックを正確にトレース出来るよう
になされる。
入力端子16にはモード信号S7(波形A)が入力され、第
1,第2スイッチ9,10を、例えばハイレベルで再生モー
ド、ロウレベルで記録モードに切換える。
1,第2スイッチ9,10を、例えばハイレベルで再生モー
ド、ロウレベルで記録モードに切換える。
入力端子15には基準信号S2(波形B)が入力され、トラ
ッキング調整のための位相調整手段14と記録CTL信号と
して記録手段11とに供給される。記録手段11の出力は第
1スイッチ9を介してCTLヘッド4に供給され、磁気テ
ープ1のCTLトラックにCTL信号として記録される。基準
信号S2は編集記録する新たな信号から分離して得られる
信号、例えば映像信号から分離したフレーム同期信号で
ある。
ッキング調整のための位相調整手段14と記録CTL信号と
して記録手段11とに供給される。記録手段11の出力は第
1スイッチ9を介してCTLヘッド4に供給され、磁気テ
ープ1のCTLトラックにCTL信号として記録される。基準
信号S2は編集記録する新たな信号から分離して得られる
信号、例えば映像信号から分離したフレーム同期信号で
ある。
FG信号S1は分周手段8に供給され、フレーム周波数にま
で逓降した波形Gに示す回転位相信号S4(以下PG信号と
記す)とされる。PG信号S4は記録モード時に第2スイッ
チ10の出力(波形I)とされ、位相比較手段13の比較信
号とされる。位相比較手段13には基準信号S2の位相調整
された信号S3(波形C)が位相調整手段14より供給さ
れ、基準信号とされる。なお、位相調整手段14は必要に
応じて用いられるものであり、基準信号S2をそのまま用
いても良い。位相比較手段13では基準信号S3の立下がり
に同期して位相比較のための傾斜部を有する台形波(波
形D)を形成し、比較信号(波形I)でサンプリングパ
ルス(波形J)を形成してサンプルホールドする(波形
Dの丸印参照)事により位相比較出力を得、この位相比
較出力を速度比較手段7に供給し、弁別出力などとミッ
クスするなどしてキャプスタンモータ5の回転位相を制
御している。これにより、キャプスタンモータ5を基準
信号S2にクオーツロックする事が出来る。以上は記録モ
ード時の動作である。
で逓降した波形Gに示す回転位相信号S4(以下PG信号と
記す)とされる。PG信号S4は記録モード時に第2スイッ
チ10の出力(波形I)とされ、位相比較手段13の比較信
号とされる。位相比較手段13には基準信号S2の位相調整
された信号S3(波形C)が位相調整手段14より供給さ
れ、基準信号とされる。なお、位相調整手段14は必要に
応じて用いられるものであり、基準信号S2をそのまま用
いても良い。位相比較手段13では基準信号S3の立下がり
に同期して位相比較のための傾斜部を有する台形波(波
形D)を形成し、比較信号(波形I)でサンプリングパ
ルス(波形J)を形成してサンプルホールドする(波形
Dの丸印参照)事により位相比較出力を得、この位相比
較出力を速度比較手段7に供給し、弁別出力などとミッ
クスするなどしてキャプスタンモータ5の回転位相を制
御している。これにより、キャプスタンモータ5を基準
信号S2にクオーツロックする事が出来る。以上は記録モ
ード時の動作である。
再生モード時は、CTLヘッド4により磁気テープ1から
再生されるCTL信号S5(波形E)が第1スイッチ9を介
して得られるから、この信号S5を再生手段12で増幅・波
形整形し、CTL信号S6(波形F)とする。そして、このC
TL信号S6の立上がりのタイミングで分周手段8をリセッ
トすると共に第2スイッチ10を介して位相比較手段13の
比較信号(波形I)とする。これにより、磁気テープ1
のトラッキング制御が出来る。ここで、トラッキング位
相の調整は位相調整手段14に於て出力信号S3の遅延時間
TTRを調整することで可能となる。
再生されるCTL信号S5(波形E)が第1スイッチ9を介
して得られるから、この信号S5を再生手段12で増幅・波
形整形し、CTL信号S6(波形F)とする。そして、このC
TL信号S6の立上がりのタイミングで分周手段8をリセッ
トすると共に第2スイッチ10を介して位相比較手段13の
比較信号(波形I)とする。これにより、磁気テープ1
のトラッキング制御が出来る。ここで、トラッキング位
相の調整は位相調整手段14に於て出力信号S3の遅延時間
TTRを調整することで可能となる。
以上によりVTRに於ける通常の記録・再生を可能にして
いる。
いる。
一般に継ぎ撮り編集を行なう場合は、必要に応じて磁気
テープ1を未記録部から既記録部へ所定量巻戻し、再生
モードを経てから記録モードに移行させる切換えを行な
っている。この切換えで、第2スイッチ10は再生モード
でCTL信号S6を、記録モードでPG信号S4を出力するか
ら、この2つの信号の位相がほぼ等しくないと位相比較
手段13は脱調を起こし、サーボ乱れが発生する。そうす
ると、継ぎ目での記録パターンの連続性が得られず、編
集後の再生で再生画像が乱れるという問題が起こる。こ
の問題を従来例に於いては、分周手段8をCTL信号S6で
リセットするという極めて簡単な構成で解決していた。
テープ1を未記録部から既記録部へ所定量巻戻し、再生
モードを経てから記録モードに移行させる切換えを行な
っている。この切換えで、第2スイッチ10は再生モード
でCTL信号S6を、記録モードでPG信号S4を出力するか
ら、この2つの信号の位相がほぼ等しくないと位相比較
手段13は脱調を起こし、サーボ乱れが発生する。そうす
ると、継ぎ目での記録パターンの連続性が得られず、編
集後の再生で再生画像が乱れるという問題が起こる。こ
の問題を従来例に於いては、分周手段8をCTL信号S6で
リセットするという極めて簡単な構成で解決していた。
このようなリセット手段を用いれば、CTL信号S6と直後
のPG信号S4の位相差をFG信号S1の1周期以下に押さえる
ことが出来、サーボ乱れを軽減できる。なお、特開昭54
-14707号公報を適用すれば、このサーボ乱れを無視出来
る値にまで小さく出来る。
のPG信号S4の位相差をFG信号S1の1周期以下に押さえる
ことが出来、サーボ乱れを軽減できる。なお、特開昭54
-14707号公報を適用すれば、このサーボ乱れを無視出来
る値にまで小さく出来る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成は、位相比較手段13の比較信号
をCTL信号S6からPG信号S4に切換えるという構成の域を
脱し得ないものであった。
をCTL信号S6からPG信号S4に切換えるという構成の域を
脱し得ないものであった。
本発明は係る点に鑑み、継ぎ撮り編集に於いて再生モー
ド及び記録モードを通してPG信号だけでサーボを行なう
編集サーボ装置を提供することを目的とする。
ド及び記録モードを通してPG信号だけでサーボを行なう
編集サーボ装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の編集サーボ装置は、
再生モードを経て記録モードに切換え、既記録テープに
新たな信号を継ぎ撮り記録する磁気記録再生装置の編集
サーボ方式であって、キャプスタンFG信号を分周する分
周手段と、前記2つのモードに於て前記新たな信号から
分離して得られた基準信号と前記分周手段の出力とを位
相比較する位相比較手段と、再生コントロール信号によ
り前記分周手段を前記再生モードではロックし、前記記
録モードではロック解除する選択手段とを具備し、前記
位相比較手段の出力により前記既記録テープを制御する
ようにした。
再生モードを経て記録モードに切換え、既記録テープに
新たな信号を継ぎ撮り記録する磁気記録再生装置の編集
サーボ方式であって、キャプスタンFG信号を分周する分
周手段と、前記2つのモードに於て前記新たな信号から
分離して得られた基準信号と前記分周手段の出力とを位
相比較する位相比較手段と、再生コントロール信号によ
り前記分周手段を前記再生モードではロックし、前記記
録モードではロック解除する選択手段とを具備し、前記
位相比較手段の出力により前記既記録テープを制御する
ようにした。
作用 本発明は上記した装置により、継ぎ撮り編集に於て、再
生モード及び記録モードを通してPG信号だけを比較信号
とした編集サーボを実現する事が出来る。
生モード及び記録モードを通してPG信号だけを比較信号
とした編集サーボを実現する事が出来る。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図は本発明の実施例における編集サーボ装置のブロ
ック図、第2図は同実施例の動作例を示す波形図であ
る。第1図に於て、1〜7、9〜16及びS1〜S3、S5〜S7
は第6図の構成要素及び信号と同一のものであり、異な
る構成要素及び信号は17、18及びS8、S9である。
ック図、第2図は同実施例の動作例を示す波形図であ
る。第1図に於て、1〜7、9〜16及びS1〜S3、S5〜S7
は第6図の構成要素及び信号と同一のものであり、異な
る構成要素及び信号は17、18及びS8、S9である。
17は選択手段、18は分周手段であり、選択手段17はモー
ド信号(波形A)S7によりCTL信号S6(波形F)を再生
モードでは通過させ、記録モードでは阻止する。分周手
段18はFG信号S1を基準信号S2(またはS3)と同一周波数
に分周する。また、分周手段18は選択手段17の出力S8
(波形F)によりリセットし、再生モード時のみ分周出
力S9(以下PG信号と記す)をCTL信号S8すなわちS6でロ
ックする。なお、記録モードではCTL信号S8(S6)によ
るロックは解除されるため、PG信号S9はキャプスタンモ
ータ2の回転位相を現わす信号となる。
ド信号(波形A)S7によりCTL信号S6(波形F)を再生
モードでは通過させ、記録モードでは阻止する。分周手
段18はFG信号S1を基準信号S2(またはS3)と同一周波数
に分周する。また、分周手段18は選択手段17の出力S8
(波形F)によりリセットし、再生モード時のみ分周出
力S9(以下PG信号と記す)をCTL信号S8すなわちS6でロ
ックする。なお、記録モードではCTL信号S8(S6)によ
るロックは解除されるため、PG信号S9はキャプスタンモ
ータ2の回転位相を現わす信号となる。
以上のように構成された本発明の編集サーボ装置であれ
ば、PG信号S9を位相比較手段13の比較信号とし、基準信
号S3(S2)と位相比較する構成とすることにより、再生
モード及び記録モードを通してPG信号S9のみによる編集
サーボ装置を実現することが出来る。これにより、CTL
信号からPG信号に切換える従来の操作を不要に出来る。
ば、PG信号S9を位相比較手段13の比較信号とし、基準信
号S3(S2)と位相比較する構成とすることにより、再生
モード及び記録モードを通してPG信号S9のみによる編集
サーボ装置を実現することが出来る。これにより、CTL
信号からPG信号に切換える従来の操作を不要に出来る。
以上説明した本発明の実施例は、分周手段18に特徴を有
するものであり、以下、係る分周手段の実施例について
説明する。
するものであり、以下、係る分周手段の実施例について
説明する。
第3図は本発明における分周手段の実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
19はCTL信号S8によりリセットされFG信号S1を可変分周
する可変分周手段、20は可変分周手段19の可変分周出力
S10とCTL信号S8とのタイミング差を検出する差分検出手
段、21は可変分周出力S10に同期して演算する演算手
段、22は演算手段21の演算出力S12に応じて可変分周出
力S10のタイミングを補正する補正手段、23は演算出力S
12に応じて切換え信号S13を作成し可変分周手段19の分
周比を切換える切換手段であり、補正手段22より分周出
力すなわちPG信号S9を得ている。また、差分検出手段20
の差分出力S11はCTL信号S8または可変分周出力S10によ
り演算手段21にプリセト(ロード)し、CTL信号S8と可
変分周出力S10とのタイミング差を補正している。
する可変分周手段、20は可変分周手段19の可変分周出力
S10とCTL信号S8とのタイミング差を検出する差分検出手
段、21は可変分周出力S10に同期して演算する演算手
段、22は演算手段21の演算出力S12に応じて可変分周出
力S10のタイミングを補正する補正手段、23は演算出力S
12に応じて切換え信号S13を作成し可変分周手段19の分
周比を切換える切換手段であり、補正手段22より分周出
力すなわちPG信号S9を得ている。また、差分検出手段20
の差分出力S11はCTL信号S8または可変分周出力S10によ
り演算手段21にプリセト(ロード)し、CTL信号S8と可
変分周出力S10とのタイミング差を補正している。
これにより、再生モードではCTL信号S8により可変分周
手段19をリセットする事と、差分出力S11を演算手段21
にプリセットする事とでCTL信号S8にロックしたPG信号S
9を得る事が出来る。一方、記録モードでは可変分周手
段19のリセット及び演算手段21へのプリセットを解除す
る。この様にすれば、再生モードから記録モードに切換
えてもPG信号S9のタイミングすなわち位相に乱れを生ず
る事がない。従って、継ぎ撮り記録時の編集サーボを極
めて安定なものとする事が出来る。
手段19をリセットする事と、差分出力S11を演算手段21
にプリセットする事とでCTL信号S8にロックしたPG信号S
9を得る事が出来る。一方、記録モードでは可変分周手
段19のリセット及び演算手段21へのプリセットを解除す
る。この様にすれば、再生モードから記録モードに切換
えてもPG信号S9のタイミングすなわち位相に乱れを生ず
る事がない。従って、継ぎ撮り記録時の編集サーボを極
めて安定なものとする事が出来る。
第4図は第3図の分周手段18の動作例を示す波形図であ
る。ここで、可変分周手段19は分周用のカウンタにアッ
プカウンタを用いた例を示し、PG信号S9はは周期がFG信
号S1の3.3倍である例を示す。また、補正手段22は分解
能(補正の細かさ)をFG信号S1の周期の1/10とした例を
示す。従って、補正手段22ではFG信号S1の10倍の周波数
のクロックを用いてタイミング補正すればよく、これは
ディジタル遅延回路を用いて容易に実現出来る。なお、
PG信号S9とFG信号S1の周期比3.3は、クロックのパルス
数に換算すれば33である。また、演算手段21には9〜0
までの計数が繰り返し出来るダウンカウンタを用い、可
変分周出力S10に同期して7だけ減算する演算例を示し
た。この減算値は40から33を引いた値であり、FG信号S1
の整数倍の周期に対する差分である。ここでもし、0〜
9まで繰り返し計数するアップカウンタを用いるのであ
れば、33から30を引いた差分値3を加算する演算を行え
ばよい。演算手段21の演算速度は補正手段22が補正値を
必要とする直前までに終了していればよい。また、図示
の時刻t0〜t12はPG信号S9(これはFG信号S1の周期の3.3
倍の周期である)を刻んだものである。
る。ここで、可変分周手段19は分周用のカウンタにアッ
プカウンタを用いた例を示し、PG信号S9はは周期がFG信
号S1の3.3倍である例を示す。また、補正手段22は分解
能(補正の細かさ)をFG信号S1の周期の1/10とした例を
示す。従って、補正手段22ではFG信号S1の10倍の周波数
のクロックを用いてタイミング補正すればよく、これは
ディジタル遅延回路を用いて容易に実現出来る。なお、
PG信号S9とFG信号S1の周期比3.3は、クロックのパルス
数に換算すれば33である。また、演算手段21には9〜0
までの計数が繰り返し出来るダウンカウンタを用い、可
変分周出力S10に同期して7だけ減算する演算例を示し
た。この減算値は40から33を引いた値であり、FG信号S1
の整数倍の周期に対する差分である。ここでもし、0〜
9まで繰り返し計数するアップカウンタを用いるのであ
れば、33から30を引いた差分値3を加算する演算を行え
ばよい。演算手段21の演算速度は補正手段22が補正値を
必要とする直前までに終了していればよい。また、図示
の時刻t0〜t12はPG信号S9(これはFG信号S1の周期の3.3
倍の周期である)を刻んだものである。
第4図に於て、波形AはFG信号S1を、波形Bは可変分周
手段19の分周動作を、波形CN,C1は可変分周手段19の係
数値N,1をデコードした出力(可変分周出力S10N,S101)
を、波形DはCTL信号S8を、波形Eは可変分周手段19に
於てCTL信号S8とFG信号S1とにより作成したリセットパ
ルス(CTL信号S8の立上がりがFG信号S1の「H」期間に
ある場合はCTL信号S8の直後のFG信号S1の立下がりによ
り、「L」期間にある場合はCTL信号S8の立上がりによ
り作成したパルス)を、波形Fは差分出力S11(可変分
周出力S10Nの立上がりからCTL信号S8の立上がりまでを
計測した出力)を、波形Gは演算手段21の演算動作(可
変分周出力S101の立上がりに同期して7を減算する動
作)を、波形Hは切換手段23に於て演算出力S12を所定
値(ここでは7)と大小比較した出力(所定値以上なら
「H」、未満まら「L」)を、波形Iはこの比較出力を
可変分周出力S10Nの立下がりでラッチした出力すなわち
切換信号S13を、波形Jは補正手段22に於て可変分周出
力S10Nの立上がりを演算出力S12により補正した出力
(パルス幅が補正量を現わす)を、波形Kはこの補正出
力の立下がりにより作成したパルスすなわちPG信号S9を
示す。差分出力S11はCTL信号S8の立上がり(またはCTL
信号S8の直後の可変分周出力S101の立上がり)により演
算手段21にプリセットする。これにより、PG信号S9をCT
L信号S8のタイミングに合わせる事が出来る。
手段19の分周動作を、波形CN,C1は可変分周手段19の係
数値N,1をデコードした出力(可変分周出力S10N,S101)
を、波形DはCTL信号S8を、波形Eは可変分周手段19に
於てCTL信号S8とFG信号S1とにより作成したリセットパ
ルス(CTL信号S8の立上がりがFG信号S1の「H」期間に
ある場合はCTL信号S8の直後のFG信号S1の立下がりによ
り、「L」期間にある場合はCTL信号S8の立上がりによ
り作成したパルス)を、波形Fは差分出力S11(可変分
周出力S10Nの立上がりからCTL信号S8の立上がりまでを
計測した出力)を、波形Gは演算手段21の演算動作(可
変分周出力S101の立上がりに同期して7を減算する動
作)を、波形Hは切換手段23に於て演算出力S12を所定
値(ここでは7)と大小比較した出力(所定値以上なら
「H」、未満まら「L」)を、波形Iはこの比較出力を
可変分周出力S10Nの立下がりでラッチした出力すなわち
切換信号S13を、波形Jは補正手段22に於て可変分周出
力S10Nの立上がりを演算出力S12により補正した出力
(パルス幅が補正量を現わす)を、波形Kはこの補正出
力の立下がりにより作成したパルスすなわちPG信号S9を
示す。差分出力S11はCTL信号S8の立上がり(またはCTL
信号S8の直後の可変分周出力S101の立上がり)により演
算手段21にプリセットする。これにより、PG信号S9をCT
L信号S8のタイミングに合わせる事が出来る。
今、PG信号S9の周期はFG信号S1の周期の3.3倍であるか
ら、その前後の整数分周の値4、3に比べて−0.7、+
0.3の差分がある。これはクロックパルス数に換算する
と−7、+3である。従って、単純に整数分周したので
は所望とする周波数より低い、高い出力が得られ、タイ
ミングが位相遅れ、進みの方向へどんどんずれていき、
結局、所望とする周波数のPG信号を得る事は出来ない。
ら、その前後の整数分周の値4、3に比べて−0.7、+
0.3の差分がある。これはクロックパルス数に換算する
と−7、+3である。従って、単純に整数分周したので
は所望とする周波数より低い、高い出力が得られ、タイ
ミングが位相遅れ、進みの方向へどんどんずれていき、
結局、所望とする周波数のPG信号を得る事は出来ない。
そこで本発明は、可変分周手段19N於て切換信号S13(波
形F)により3と4(ロウのとき3分周、ハイのとき4
分周)の分周比切換えを行い、t0〜t12の各時刻より早
めに可変分周出力S10Nを得て、これを補正手段22で演算
出力S12(波形G)により補正する事により、t0〜t12と
同タイミングのPG信号S9(波形K)を得るようにしたも
のである。
形F)により3と4(ロウのとき3分周、ハイのとき4
分周)の分周比切換えを行い、t0〜t12の各時刻より早
めに可変分周出力S10Nを得て、これを補正手段22で演算
出力S12(波形G)により補正する事により、t0〜t12と
同タイミングのPG信号S9(波形K)を得るようにしたも
のである。
今、説明の都合上t0の時刻がFG信号S1(波形A)の立上
がりに一致しているとして説明する。実際にはどの時刻
からスタートしても構わず、それは演算出力S12によっ
て決定される。時刻t0の演算出力S12は0である。演算
手段21は減算する場合(波形G)を示した。補正手段22
は分解能を1/10としたから、10通りの補正が出来ればよ
い。従って、演算手段21は9〜0までの10通りの値が出
力出来ればよく、これが波形Gに示す減算に対応してい
る。波形図から判るように、t0〜t1,t1〜t2,t2〜t3,t4
〜t5,t5〜t6,t7〜t8,t8〜t9,t10〜t11,t11〜t12の間で
は3分周とし、t3〜t4,t6〜t7,t9〜t10の間では4分周
とすれば、各時刻t0〜t12より早めに可変分周出力S10N
(波形CN)を得る事が出来る。このとき、可変分周出力
S10Nの立上がりと各時刻との差は、t0〜t12でそれぞれ
0,3,6,9,2,5,8,1,4,7,0,3,6である。従って、この値を
補正値として用いれば、所望とするタイミングのPG信号
S9を得る事が出来る。波形Jはその補正量を示すが、各
補正量は一つ前の値から7だけ減算した値になってい
る。これは、前記した差分−7に相当する。そして、こ
の演算をした値が波形Gに示す演算出力S12である。こ
こで、演算手段21による演算は、各時刻より後で、かつ
次の補正が始まる前までに行えばよい。図例では波形C1
に示す可変分周出力S101を用い、この信号の立上がりに
同期して演算している。
がりに一致しているとして説明する。実際にはどの時刻
からスタートしても構わず、それは演算出力S12によっ
て決定される。時刻t0の演算出力S12は0である。演算
手段21は減算する場合(波形G)を示した。補正手段22
は分解能を1/10としたから、10通りの補正が出来ればよ
い。従って、演算手段21は9〜0までの10通りの値が出
力出来ればよく、これが波形Gに示す減算に対応してい
る。波形図から判るように、t0〜t1,t1〜t2,t2〜t3,t4
〜t5,t5〜t6,t7〜t8,t8〜t9,t10〜t11,t11〜t12の間で
は3分周とし、t3〜t4,t6〜t7,t9〜t10の間では4分周
とすれば、各時刻t0〜t12より早めに可変分周出力S10N
(波形CN)を得る事が出来る。このとき、可変分周出力
S10Nの立上がりと各時刻との差は、t0〜t12でそれぞれ
0,3,6,9,2,5,8,1,4,7,0,3,6である。従って、この値を
補正値として用いれば、所望とするタイミングのPG信号
S9を得る事が出来る。波形Jはその補正量を示すが、各
補正量は一つ前の値から7だけ減算した値になってい
る。これは、前記した差分−7に相当する。そして、こ
の演算をした値が波形Gに示す演算出力S12である。こ
こで、演算手段21による演算は、各時刻より後で、かつ
次の補正が始まる前までに行えばよい。図例では波形C1
に示す可変分周出力S101を用い、この信号の立上がりに
同期して演算している。
一方、可変分周手段19に於ける分周比の切換えは、一つ
前の演算出力S12が7以上のとき4分周、7未満のとき
3分周とすればよい。これは、切換手段23に於て演算出
力S12を所定値(ここでは7)と大小比較して出力を
得、この大小比較出力を可変分周出力S10Nの立下がりで
ラッチして切換信号S13を作成し、この切換信号S13で切
換えればよい。図例では波形Iに示す切換信号S13がロ
ウのとき分周比N=3、ハイのときN=4としている。
ここで、大小比較に用いた所定値は前記した差分−7に
対応している。これは、一つ前の補正値が7未満の場合
は次の補正値が3以上であること、即ち、次の分周比が
小さくなる事を現わしている。
前の演算出力S12が7以上のとき4分周、7未満のとき
3分周とすればよい。これは、切換手段23に於て演算出
力S12を所定値(ここでは7)と大小比較して出力を
得、この大小比較出力を可変分周出力S10Nの立下がりで
ラッチして切換信号S13を作成し、この切換信号S13で切
換えればよい。図例では波形Iに示す切換信号S13がロ
ウのとき分周比N=3、ハイのときN=4としている。
ここで、大小比較に用いた所定値は前記した差分−7に
対応している。これは、一つ前の補正値が7未満の場合
は次の補正値が3以上であること、即ち、次の分周比が
小さくなる事を現わしている。
以上の如くして、可変分周手段19の可変分周出力S10に
同期して演算手段で演算し、その演算出力S12に応じて
可変分周手段19の分周比の切換えと、補正手段22に於け
るタイミング補正とを行い、補正手段22より所望とする
周波数(30HZ)のPG信号S9を得る事が出来る。
同期して演算手段で演算し、その演算出力S12に応じて
可変分周手段19の分周比の切換えと、補正手段22に於け
るタイミング補正とを行い、補正手段22より所望とする
周波数(30HZ)のPG信号S9を得る事が出来る。
なお、上記の説明では可変分周手段19の可変分周出力S1
0Nの立上がりをタイミング補正し、可変分周出力S101の
立上がりに同期して演算する場合について説明したが、
これに限定されるものではない。また、マイクロコンピ
ュータを用いればソフト処理による構成が可能なことは
言うまでもなく、速度比較手段7、位相比較手段13、差
分検出手段20、演算手段21、補正手段22及び切換手段23
がその対象に成る。このとき、補正手段22は位相比較手
段13に含めて処理してもよい。
0Nの立上がりをタイミング補正し、可変分周出力S101の
立上がりに同期して演算する場合について説明したが、
これに限定されるものではない。また、マイクロコンピ
ュータを用いればソフト処理による構成が可能なことは
言うまでもなく、速度比較手段7、位相比較手段13、差
分検出手段20、演算手段21、補正手段22及び切換手段23
がその対象に成る。このとき、補正手段22は位相比較手
段13に含めて処理してもよい。
以上説明した本発明の分周手段は、非整数分周の動作例
を数値を交えて行ったものであるが、より一般的な説明
をすると、 (1)まず、PG信号S9の周波数fPGに対するFG信号S1の
周波数fFGの倍率fFG/fPGを求める。これが前記の3.3倍
である。
を数値を交えて行ったものであるが、より一般的な説明
をすると、 (1)まず、PG信号S9の周波数fPGに対するFG信号S1の
周波数fFGの倍率fFG/fPGを求める。これが前記の3.3倍
である。
(2)fFG/fPGの小数位を切り上げたときの整数値N1
と、切り捨てたときの整数値N2を求める。これが可変分
周手段19での分周比であり、前記の値に対応させればN1
=4,N2=3(N1=N2+1)である。
と、切り捨てたときの整数値N2を求める。これが可変分
周手段19での分周比であり、前記の値に対応させればN1
=4,N2=3(N1=N2+1)である。
(3)N1,N2からfFG/fPGを引いた差分に、FG信号S1の周
波数fFGに対する補正手段22で用いるクロック周波数fCK
の倍率fCK/fFGを掛けて、クロックパルス数に換算た差
分M-,M+を求める。M-=(fFG/fPG−N1)・fCK/fFG,M+=
(fFG/fPG−N2)・fCK/fFGであり、前記の値に対応させ
れば、M-=−7,M+=+3であり、演算手段21に於ける減
算値、加算値である。
波数fFGに対する補正手段22で用いるクロック周波数fCK
の倍率fCK/fFGを掛けて、クロックパルス数に換算た差
分M-,M+を求める。M-=(fFG/fPG−N1)・fCK/fFG,M+=
(fFG/fPG−N2)・fCK/fFGであり、前記の値に対応させ
れば、M-=−7,M+=+3であり、演算手段21に於ける減
算値、加算値である。
以上は、本発明に於ける分周手段18の非整数分周の動作
説明であるが、整数分周もまた可能なことは言うまでも
ない。整数分周する場合は、演算値をゼロとし、分周比
切換えを行わない構成とすればよい。もちろん、この場
合は演算手段21、切換手段23及び周期差検出手段24を不
要に出来る事は言うまでもない。
説明であるが、整数分周もまた可能なことは言うまでも
ない。整数分周する場合は、演算値をゼロとし、分周比
切換えを行わない構成とすればよい。もちろん、この場
合は演算手段21、切換手段23及び周期差検出手段24を不
要に出来る事は言うまでもない。
第5図(A)、(B)は分周手段18に付加する新たな機
能を示すブロック図である。
能を示すブロック図である。
24はCTL信号S8(S6)とPG信号S9との周期差を検出する
周期差検出手段であり、検出した周期差信号S14により
演算手段21の演算値を補正する構成とし、PG信号の周波
数をCTL信号と一致させている。これにより、PG信号の
周波数がCTL信号と狂っていても、等しくなるように補
正する事が出来る。この手段はCTL信号が欠落した場合
や、判定手段25からのCTL信号S15が中断した場合に、PG
信号の周波数がCTL信号の周波数からズレない様にする
のに有効である。
周期差検出手段であり、検出した周期差信号S14により
演算手段21の演算値を補正する構成とし、PG信号の周波
数をCTL信号と一致させている。これにより、PG信号の
周波数がCTL信号と狂っていても、等しくなるように補
正する事が出来る。この手段はCTL信号が欠落した場合
や、判定手段25からのCTL信号S15が中断した場合に、PG
信号の周波数がCTL信号の周波数からズレない様にする
のに有効である。
25はCTL信号S8(S6)の周期が正常か否かを判定し、正
常なときのみCTL信号を出力する判定手段であり、この
手段を通過したCTL信号S15を用いることによりノイズ強
化が出来る。このCTL信号S15は可変分周手段19、差分検
出手段20、演算手段21及び周期差検出手段24にCTL信号S
8の代わりに入力して用いればよい。
常なときのみCTL信号を出力する判定手段であり、この
手段を通過したCTL信号S15を用いることによりノイズ強
化が出来る。このCTL信号S15は可変分周手段19、差分検
出手段20、演算手段21及び周期差検出手段24にCTL信号S
8の代わりに入力して用いればよい。
なお、この周期差検出手段24及び判定手段25もソフト処
理出来ることは言うまでもない。
理出来ることは言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明は、継ぎ撮り編集に於いて再生モー
ド及び記録モードを通してPG信号だけでサーボを行なう
装置が実現出来る。これにより、位相制御の比較信号を
CTL信号からPG信号に切換えると言う従来の操作を不要
に出来、信頼性を高める事が出来る。さらに、PG信号の
作成に非整数分周が出来る分周手段を用いる構成である
ため、キャプスタンの軸径D及びFGの歯数Zに制約され
ない、FG周波数フリーのキャプスタンサーボを実現出来
る等、その実用的効果は大きい。
ド及び記録モードを通してPG信号だけでサーボを行なう
装置が実現出来る。これにより、位相制御の比較信号を
CTL信号からPG信号に切換えると言う従来の操作を不要
に出来、信頼性を高める事が出来る。さらに、PG信号の
作成に非整数分周が出来る分周手段を用いる構成である
ため、キャプスタンの軸径D及びFGの歯数Zに制約され
ない、FG周波数フリーのキャプスタンサーボを実現出来
る等、その実用的効果は大きい。
第1図は本発明の実施例における編集サーボ装置のブロ
ック図、第2図は同実施例の動作例を示す波形図、第3
図は本発明における分周手段の実施例を示すブロック
図、第4図は同実施例の分周動作例を示す波形図、第5
図(A)、(B)は分周手段に付加する新たな機能を示
すブロック図、第6図は従来の編集サーボ装置を示すブ
ロック図、第7図は同従来例の動作例を示す波形図であ
る。 13……位相比較手段、17……選択手段、18……分周手
段、19……可変分周手段、20……差分検出手段、21……
演算手段、22……補正手段、23……切換手段、24……周
期差検出手段、25……判定手段。
ック図、第2図は同実施例の動作例を示す波形図、第3
図は本発明における分周手段の実施例を示すブロック
図、第4図は同実施例の分周動作例を示す波形図、第5
図(A)、(B)は分周手段に付加する新たな機能を示
すブロック図、第6図は従来の編集サーボ装置を示すブ
ロック図、第7図は同従来例の動作例を示す波形図であ
る。 13……位相比較手段、17……選択手段、18……分周手
段、19……可変分周手段、20……差分検出手段、21……
演算手段、22……補正手段、23……切換手段、24……周
期差検出手段、25……判定手段。
Claims (2)
- 【請求項1】磁気テープを未記録部から既記録部に巻戻
し、再生モードを経て記録モードに切り換えることによ
り新たな信号を記録する編集サーボ装置であって、 キャプスタンFG信号を分周する分周手段と、前記2つの
モードにおいて前記新たな信号から分離して得られた基
準信号と前記分周手段の出力とを位相比較する位相比較
手段と、再生コントロール信号により前記分周手段を前
記再生モードではロックし、前記記録モードではロック
解除する選択手段とを具備し、前記位相比較手段の出力
により前記磁気テープを制御する構成となし、 前記分周手段は、前記再生コントロール信号によりリセ
ットされると共に前記キャプスタンFG信号を可変分周す
る可変分周手段と、前記可変分周手段の出力に同期して
演算する演算手段と、前記演算手段の出力に応じて前記
可変分周手段の出力のタイミングを補正する補正手段
と、前記演算手段の出力に応じて前記可変分周手段の分
周比を切り換える切換手段とからなり、前記記録モード
では前記リセット及びプリセットを解除するものであ
り、 前記演算手段の演算は、前記分周手段の出力周波数をfP
G、前記キャプスタンFG信号の周波数をfFG、前記補正手
段の分解能を表すクロック周波数をfCKとしたとき、fFG
/fPG=N(Nは実数)を求め、Nの小数位を切り上げ,
切り捨てしてN1,N2(N1,N2は整数であり、N1=N2+1)
を求め、M-=(N−N1)・fCK/fFG(またはM+=(N−N
2)・fCK/fFG)を求め、前の加算結果にM-(またはM+)
を加算し、その加算結果が零からfCK/fFG−1までの値
以内になるようにfCK/fFGの値を加算(または減算)す
るものであり、 前記切換手段による分周比の切り換えは、一つ前の回の
分周時における前記演算出力の値がM-の絶対値以上のと
き分周比をN1、M-の絶対値未満のとき分周比をN2とする
ことを特徴とする編集サーボ装置。 - 【請求項2】分周手段は、可変分周手段の出力と再生コ
ントロール信号とのタイミングの差を検出する差分検出
手段を備え、前記差分検出手段の出力を前記再生コント
ロール信号または前記可変分周手段の出力により演算手
段にプリセットする構成となし、 前記演算手段は、前記差分検出手段の出力がプリセット
されたときはその値にM-(またはM+)を加算し、それ以
降は前の加算結果にM-(またはM+)を加算し、その加算
結果が零からfCK/fFG−1までの値以内になるようにfCK
/fFGの値を加算(または減算)することを特徴とする請
求項1記載の編集サーボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63269905A JPH0766601B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 編集サーボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63269905A JPH0766601B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 編集サーボ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02118946A JPH02118946A (ja) | 1990-05-07 |
JPH0766601B2 true JPH0766601B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=17478853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63269905A Expired - Lifetime JPH0766601B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 編集サーボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766601B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6213740A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-22 | Toyota Motor Corp | デイ−ゼル機関の燃料噴射制御装置 |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP63269905A patent/JPH0766601B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02118946A (ja) | 1990-05-07 |
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