JPH0766462B2 - 硬貨処理機の硬貨カセツト装置 - Google Patents

硬貨処理機の硬貨カセツト装置

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JPH0766462B2
JPH0766462B2 JP61209146A JP20914686A JPH0766462B2 JP H0766462 B2 JPH0766462 B2 JP H0766462B2 JP 61209146 A JP61209146 A JP 61209146A JP 20914686 A JP20914686 A JP 20914686A JP H0766462 B2 JPH0766462 B2 JP H0766462B2
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真三 斉藤
学 奈尾
幸一 太田
義明 生田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば硬貨入金機、硬貨出金機、硬貨入出金
機等の硬貨処理機の硬貨カセット装置に係り、特に硬貨
処理機本体内の硬貨を回収し、あるいはまた硬貨処理機
本体からの硬貨の回収に加えて硬貨処理機本体に硬貨を
補給できるようにした硬貨カセット装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の硬貨処理機において、一般的に硬貨の回
収は、複数金種の硬貨を一括して1個の回収カセットへ
収納することにより行なう構成が採られている。また、
従来、金種別回収カセットをそれぞれ金種毎に用意し、
硬貨の回収時に硬貨処理機から各金種別に回収カセット
へ硬貨を金種分類して回収する構成も知られている。
しかし、上記従来の複数金種の硬貨を一括して1個の硬
貨カセットに収納する構成では、回収カセットを運搬し
た精算場所での硬貨の分類作業が必要となり、分類作業
に手間を要する問題を有している。このため前述のよう
に各金種別回収カセットに硬貨を金種分類して回収する
構成が採られているが、各金種毎に各回収カセットに回
収する構成では、各金種別回収カセットを運搬する際、
硬貨カセット数が多いため運搬しにくい問題がある。ま
た、この各金種別に硬貨カセットに回収する構成では各
金種別回収カセット毎に所定量(例えば金種毎に300
枚)の硬貨を収納する収納空間を有しており、これらの
各金種別回収カセットはスペースを大きくとり、これら
の各硬貨カセットが装着される硬貨処理機自身も現状で
は非常に大型であるという問題がある。
そこで、上記従来の硬貨カセット装置の問題点を解決
し、運搬のし易さと、硬貨カセットおよび硬貨処理機の
小型化を図ることを意図し、1個の回収カセットの内部
を仕切り壁で金種数だけ区分し、複数の金種別収納室を
形成した構成が考えられている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このように金種別収納室を形成した構成で
は、各金種の収納室とも最大硬貨収納量(例えば300
枚)を見込んだ容量の空間部を設けておくことが不可欠
で、回収カセットおよびその回収カセットが装着される
硬貨処理機の極端な小型化は望めないという問題があ
る。
また、上記従来の装置では、硬貨処理機への硬貨の補給
については回収カセットとは別の補給専用カセットで行
なわれており、硬貨処理機と精算場所との間を回収カセ
ットおよび補給専用カセットの両方を運搬しなければな
らず運搬作業が煩雑となるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、第1の発
明は、回収硬貨を金種別や取引別などの種類別に回収収
納できるとともに、種類別の回収硬貨の回収量に応じて
回収空間容量を可変して硬貨カセット装置の小型化を図
ることができ、また、第2の発明は、硬貨の回収ばかり
でなく、硬貨を硬貨処理機本体に補給できる硬貨処理機
の硬貨カセット装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明の硬貨処理機の硬貨カセット装置は、硬貨処
理機本体に抜取り可能に装着されてこの硬貨処理機本体
内の硬貨を回収収納するとともに、前記硬貨処理機本体
から抜取って回収硬貨の運搬を可能とする硬貨処理機の
硬貨カセット装置において、硬貨カセット装置ケースの
立位壁面上部域に形成され、前記硬貨処理機本体から回
収すべき硬貨を受入れる受入れ口と、前記硬貨カセット
装置ケースの内部で前記受入れ口より下方位置に形成さ
れ、前記受入れ口から送込まれる回収硬貨を収納する回
収硬貨収納空間部と、前記硬貨カセット装置ケースの内
部に昇降移動可能に配設される複数の仕切り部材と、こ
の仕切り部材を前記受入れ口からの回収硬貨の受入れを
許容する前記回収硬貨収納空間部の上部の待機位置に重
合状態で待機させるとともに、回収硬貨の種類別回収終
了毎に待機位置の最下位の仕切り部材を回収収納された
回収硬貨上まで下降移動させて前記回収硬貨収納空間部
を種類別の回収硬貨の回収量に応じて仕切る仕切り部材
作動手段とを具備したものである。
第2の発明の硬貨処理機の硬貨カセット装置は、硬貨処
理機本体に抜取り可能に装着されてこの硬貨処理機本体
内の硬貨を回収収納するとともに、前記硬貨処理機本体
から抜取って回収硬貨の運搬を可能とする硬貨処理機の
硬貨カセット装置において、硬貨カセット装置ケースの
立位壁面上部域に形成され、前記硬貨処理機本体から回
収すべき硬貨を受入れる受入れ口と、前記硬貨カセット
装置ケースの内部で前記受入れ口より下方位置に形成さ
れ、前記受入れ口から送込まれる回収硬貨を収納する回
収硬貨収納空間部と、前記硬貨カセット装置ケースの内
部に昇降移動可能に配設される複数の仕切り部材と、こ
の仕切り部材を前記受入れ口からの回収硬貨の受入れを
許容する前記回収硬貨収納空間部の上部の待機位置に重
合状態で待機させるとともに、回収硬貨の種類別回収終
了毎に待機位置の最下位の仕切り部材を回収収納された
回収硬貨上まで下降移動させて前記回収硬貨収納空間部
を種類別の回収硬貨の回収量に応じて仕切る仕切り部材
作動手段と、前記硬貨カセット装置ケースの内部で前記
回収硬貨収納空間部の底部を形成する上昇移動可能な前
記仕切り部材で仕切られて回収硬貨収納空間部の下部に
形成され、前記硬貨処理本体へ補給すべき補給用硬貨を
収納する補給用硬貨収納空間部と、この補給用硬貨収納
空間部内の硬貨を前記硬貨処理機本体側へ繰り出す硬貨
繰出手段と、前記硬貨カセット装置ケースに形成され、
前記硬貨繰出手段により繰り出される硬貨を前記硬貨処
理機本体側へ放出してなる放出口とを具備したものであ
る。
(作用) 第1の発明の硬貨処理機の硬貨カセット装置では、硬貨
処理機本体に装着した状態での硬貨回収時において、ま
ず最初に、硬貨処理機本体から送込まれる回収すべき第
1番目の種類別の回収硬貨を受入れ口から回収硬貨収納
空間部の内底部に収納し、この第1番目の種類別の回収
硬貨の回収終了後に、待機位置で重合状態の複数の仕切
り部材のうち最下位の仕切り部材を回収収納させた第1
番目の種類別の回収硬貨上に当接して係止されるまで下
降移動させる。次に、第2番目の種類別の回収硬貨を受
入れ口から回収硬貨収納空間部の底部側に下降移動して
いる仕切り部材上に収納し、この第2番目の種類別の回
収硬貨の回収終了後に、待機位置から次の仕切り部材を
第2番目の種類別の回収硬貨上に当接して係止されるま
で下降移動させる。このように、回収硬貨収納空間部内
に回収硬貨を種類別に仕切って回収収納し、かつ、仕切
り部材を回収収納された回収硬貨上まで下降移動させる
ことで種類別の回収硬貨の回収量に応じて容量を可変し
て仕切る。
第2の発明の硬貨処理機の硬貨カセット装置では、硬貨
処理機本体に装着した状態での硬貨回収時において、ま
ず最初に、硬貨処理機本体から送込まれる回収すべき第
1番目の種類別の回収硬貨を受入れ口から回収硬貨収納
空間部の内底部に収納し、この第1番目の種類別の回収
硬貨の回収終了後に、待機位置で重合状態の複数の仕切
り部材のうち最下位の仕切り部材を回収収納された第1
番目の種類別の回収硬貨上に当接して係止されるまで下
降移動させる。次に、第2番目の種類別の回収硬貨を受
入れ口から回収硬貨収納空間部の底部側に下降移動して
いる仕切り部材上に収納し、この第2番目の種類別の回
収硬貨の回収終了後に、待機位置から次の仕切り部材を
第2番目の種類別の回収硬貨上に当接して係止されるま
で下降移動させる。このように、回収硬貨収納空間部内
に回収硬貨を種類別に仕切って回収収納し、かつ、仕切
り部材を回収収納された回収硬貨上まで下降移動させる
ことで種類別の回収硬貨の回収量に応じて容量を可変し
て仕切る。
また、硬貨処理機本体に装着した状態での硬貨補給時に
おいては、回収硬貨収納空間部の下部の補給用硬貨収納
部に収納された補給用硬貨を、硬貨繰出手段により放出
口から硬貨処理機本体側へ繰り出す。回収硬貨収納空間
部と補給用硬貨収納空間部とを仕切る仕切り部材が上昇
移動可能であるため、補給用硬貨収納空間部の容量を補
給用硬貨の収納量に応じて可変する。
(実施例) 本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図は硬貨カセット装置50を示し、1は
硬貨カセット装置ケースで、このケース1の内部には上
部に回収硬貨収納空間部2を形成するとともに下部に補
給用硬貨収納空間部3を形成する収納室4が構成されて
いる。そして、このケース1の立位壁面上部域、すなわ
ち前面の上部には前記回収硬貨収納空間部2に収納する
硬貨の受入れ口5が開口され、底面には前記補給用硬貨
収納空間部3に収納された硬貨を放出する放出口6が開
口されている。さらに、前記回収硬貨収納空間部2と補
給用硬貨収納空間部3とに収納された硬貨を取出す開口
部7が前記ケース1の後側開口面に向って収納室4の背
面に上部から下部まで開口されている。
また、前記受入れ口5には回動自在に取付け前記受入れ
口5を開閉する第1の密閉手段となる開閉扉体8が設け
られている。この開閉扉体8は後述のようにソレノイド
などによりケース1を硬貨処理機に装着または抜き外し
により自動的に開閉されるようにする。
また、前記収納室4の底面に開口した放出口6を開閉す
る第2の密閉手段を兼ねた硬貨繰出手段9が前記収納室
4の下部に設けられている。この硬貨繰出手段9は、前
記収納室4の幅と略同一の幅の無端状の繰出ベルト10が
この収納室4の底部略全面に配置され、この繰出ベルト
10は前記収納室4の下部の前後位置に軸架した駆動ロー
ラ11と従動ローラ12とに懸回されており、この駆動ロー
ラ11の駆動軸13は前記収納室4の両側から突出され、こ
の駆動軸13の一方の突出端にはプーリ14が取付けられ、
また、前記従動ローラ12の回転軸15の両端は収納室4の
両側の弧状長溝(図示せず)から突出され、この回転軸
15の両端はそれぞれ前記駆動軸13に回転自在に支持した
軸受アーム16,17に回転自在に支持され、この回転軸15
は後述する硬貨繰出制限ローラ19の支持軸20に掛止され
るコイルスプリング18にてそれぞれ下方に付勢され、こ
の回転軸15が下降した状態で繰出ベルト10が前記放出口
6を密閉するようになっている。
また、前記軸受アーム16,17の先端部には前記従動ロー
ラ12位置の繰出ベルト10の外表面に圧接する硬貨繰出制
限ローラ19が支持され、特にこの繰出制限ローラ19の支
持軸20の両端は各アーム16,17の各長溝21内に挿入さ
れ、かつ、コイルスプリング18,18で下方へ付勢されて
前記繰出ベルト10の外表面と圧接することにより支持さ
れる。また、この繰出ベルト10と繰出制限ローラ19間へ
硬貨が進入するときのみ繰出制限ローラ19はコイルスプ
リング18,18の付勢力に抗して上昇移動され、この繰出
制限ローラ19と前記繰出ベルト10との間にて繰出される
硬貨の量を規制している。この繰出制限ローラ19は硬貨
繰出時に従動ローラ12の回転に従動して回転されるが、
固定的に取付けてもよく、また、繰出ベルト10との間に
硬貨1枚通過間隔をおいて設ける場合は強制的に硬貨を
補給用硬貨収納空間部3に戻す方向に回転させることも
できる。
また、前記軸受アーム16,17は中間部がソレノイド22,23
のプランジャ24に回動可能にそれぞれ連結され、このソ
レノイド22,23の励磁動作で前記軸受アーム16,17が駆動
軸13を中心として回動され、繰出ベルト10の従動ローラ
12側は上昇し、繰出ベルト10にて閉鎖されていた前記放
出口6は開口される。
また、前記収納室4の前側下部には硬貨を繰出ベルト10
上に誘導する誘導板25が前記繰出制限ローラ19側へばね
18にて付勢されかつ下方を後方に傾斜させて回動自在に
設けられ、この誘導板25は前記硬貨繰出制限ローラ19に
押動されて傾斜回動され、補給用硬貨収納空間部3の硬
貨が前記硬貨繰出手段9の前方に散乱して放出口6から
妄りに硬貨が散乱されないようにしている。そして、前
記繰出ベルト10の後端部位上方には固定のガイド板25a
が設けられ硬貨を繰出ベルト10の表面へ案内する。
さらに、前記収納室4の上面を形成する天板26には電動
機27が設けられ、この電動機27の駆動軸28に設けたプー
リ29と前記駆動ローラ11の駆動軸13に設けたプーリ14と
に駆動ベルト30が懸回され、この駆動ベルト30を介して
繰出ベルト10は電動機27により駆動される。
また、前記天板26の各角隅部には収納室4に向って垂直
に案内軸31が設けられ、この各案内軸31はそれぞれ回転
自在に支持され、下端部にはそれぞれ係止部44が径大に
形成されている。この各案内軸31を挿通する挿通孔32を
それぞれ各角隅部に形成した板状の例えば第1番目から
第7番目の複数枚の仕切り部材33が最下部の1枚を除い
て下部から上方に向けて並べて前記収納室4に上下動自
在に重合収納され、また、最下部の仕切り部材33は前記
硬貨繰出手段9の上部に位置して収納されている。ま
た、この各仕切り部材33の各挿通孔32に前記案内軸31を
挿通し、この案内軸31における前記受入れ口5より上部
高さ位置で径方向に突設したストッパ34にて下から2番
目乃至第7番目の各仕切り部材33を回収硬貨収納空間部
2の上部位置で受入れ口5からの回収硬貨の受入れを許
容する待機位置に重合状態で保持される。なお、最下部
に位置する第1番目の仕切り部材33は、収納室4を上下
に仕切り、回収硬貨収納空間部2の底部として機能し、
かつ、補給用硬貨収納空間部3の天板として機能し、補
給用収納空間部3内に硬貨がない場合とか収納量が少な
い場合には各係止部44で係止された位置にある。そし
て、補給用硬貨収納空間部3に多量の硬貨を収納する場
合はその収納量に合わせて最下部に位置する仕切り部材
33は各係止部44より上昇して収納硬貨上部で係止された
位置に保持される。そして、この各仕切り部材33の各挿
通孔32は第1番目から第7番目まで各順番に一側または
他側方向に交互に例えば90゜位置を異ならせ前記ストッ
パ34の挿通可能な溝孔部35が連続して形成されている。
各案内軸31の上端には前記天板26の上面側に位置してそ
れぞれプーリ36が取付けられ、この各プーリ36にベルト
49を懸回し、この一つのプーリ36と一体のプーリ37と前
記天板26に回転自在に設けたプーリ38とに連動ベルト39
を懸回し、このプーリ38の回転軸40に設けた傘歯車41と
電動機42の駆動軸43に設けた傘歯車43aとの噛合により
電動機42の正転または逆転方向への駆動で前記案内軸31
は所定角度例えば90゜正転または逆転回転される。
そして、各案内軸31の所定角度正転または逆転回転で各
案内軸31のストッパ34の位置がそのストッパ34の直上位
置の仕切り部材33の挿通孔32にそれぞれ連続する溝孔部
35に合致すると、ストッパ34の直上位置の仕切り部材33
の溝孔部35が案内軸31のストッパ34から抜け、その仕切
り部材33の自重と挿通孔32と案内軸31の案内でその仕切
り部材33は受入れ口5より下方へ下降される。そして、
次の仕切り部材33は溝孔部35の向きが異なるため、スト
ッパ34に保持され下降することがなく、収納室4の受入
れ口5より上部に保持され、次の案内軸31の逆方向への
所定角度の回転で下降される。なお、前記最下側の第1
番目の仕切り部材33はストッパ34位置まで上昇可能で通
常は下降位置(各係止部44による係止位置)に保持さ
れ、収納室4の上側を容量変更可能な回収硬貨収納空間
部2に下側を容量変更可能な補給用硬貨収納空間部3に
区画形成している。
なお、本実施例では、以上述べた案内軸31、ストッパ3
4、プーリ36,37,38、連動ベルト39、回転軸40、傘歯車4
1,43a、電動機42、駆動軸43、ベルト49、仕切り部材33
に形成される連通孔32と溝孔部35にて、本発明の仕切り
部材作動手段を構成している。
また、45は収納室4の後部に形成した開口部7を開閉す
る開閉部材で、ケース1の図示しないガイド機構により
上下方向に摺動自在に設けられ、この開閉部材45は少な
くとも摺動方向と直交方向に折曲げて天板26の上面に一
部が格納できるように多数のシャッター構成部材を連結
した構成となっている。この開閉部材45は開口部7を全
閉した位置に位置され、図示しない施錠機構でロックさ
れている。そして、精算場所等においてテラー等の作業
者がケース1の補給用硬貨収納空間3へ補給硬貨を収納
する場合と回収硬貨収納空間部2から回収硬貨を取り出
す場合に、この開閉部材45は鍵で施錠機構(図示せず)
のロックを解除することにより手動開放できる。
なお、精算場所等でのケース1からの回収硬貨の取出時
に各仕切り部材33,33……33により区分けされた金種硬
貨が金種混合しないように考慮されている。すなわち、
開閉部材45を構成する多数のシャッター構成部材のうち
最下端のシャッター構成部材の外面両側(第1図の開閉
部材45の背面両側)には第2図および第8図図示のよう
にロック機構45A,45Aが設けられ、開閉部材45が所定位
置まで開放されたときにその開閉部材45をその開放位置
でロックするとともに仕切り部材33上の硬貨を取り出す
ことによってそれらの硬貨で下降規制されていた上方の
仕切り部材33が下降することを防ぎ、各仕切り部材33上
の硬貨毎にケース1から硬貨の取り出しができるように
なっている。
また、前記受入れ口5に設けられた開閉扉体8には支軸
68が固定され、この開閉扉体8は支軸68を中心として回
動されて、この受入れ口5を開閉する。この開閉扉体8
が固定される支軸68の一端は前記収納空間部2の一側外
側までのびており、この支軸68の一端にはレバー69の基
部が固定され、また、このレバー69の先端はソレノイド
70のプランジャー71と連結され、このソレノイド70の励
磁時はプランジャー71、レバー69、支軸68の回動を通じ
て開閉扉体8が前記受入れ口5を開放する。また、ソレ
ノイド70の非励磁時にこの開閉扉体8が前記受入れ口5
を閉塞するようレバー69とケース1の間には引張ばね72
が張設されている。
なお、この実施例では開閉扉体8はソレノイド70により
ケース1を硬貨処理機に装着した状態で自動的に開閉さ
せるようにしているが、ソレノイドを用いず純機械機構
によって自動的に開閉を行なってもよく、また、鍵操作
で開閉するようにしたりその開閉位置に鍵操作でロック
するようにしてもよい。
また、前記開閉部材45のロック機構45A,45Aについて説
明する。第8図において、開閉部材45を構成する最下部
のシャッター構成部材45aの外面一側に枠体76が固定さ
れ、この枠体76にはスライド棒77が軸方向にスライド自
在に挿通され、このスライド棒77の一端には径大摘部77
a、他端には仕切り部材係止部77bが形成され、また、そ
の中間位置周面にピン78が固定されている。前記枠体76
にはスライド棒77のピン78を直立位置に係止保持する係
止溝部76aと逃がし用切欠76bとを有している。また、前
記スライド棒77の径大摘部77aと枠体76の側面との間に
は圧縮ばね79がこのスライド棒77に挿通状態で設けられ
る。また、ケース1に固定されて鋸歯板1Aが設けられ、
この鋸歯板1Aその一側には鋸歯80,80……80が連続的に
多数開口部7全域に渡って形成されている。また、前記
スライド棒77は、ピン78が逃がし用切欠76b内の鋸歯88
より後部方向位置(第8図左方位置)にあるときには反
時計方向へ回転させてピン78を直立状態にできる。ピン
78が直立状態になるとスライド棒78は圧縮ばね79により
付勢されて前方(第8図右方)へ移動されピン78が係止
溝部76aと係合した一点鎖線位置で停止する。この位置
にある時スライド棒77の後部の仕切り部材係止部77bは
仕切り部材33の上下移動域から退避した位置にある。ま
た、このスライド棒77を実線位置より奥深くまで挿入し
径大摘部77aを時計方向に90゜回転させて手をはなすと
圧縮ばね79の附勢力でスライド棒77は前方(第8図右
方)へ移動し、ピン78が最寄りの鋸歯80と係合し実線図
示位置で停止される。このときスライド棒77の仕切り部
材係止部77bは仕切り部材33の上下移動域へ進出してお
り、下降してくる仕切り部材33の下面に接触して係止す
る。係止中の仕切り部材33上面の硬貨重量が仕切り部材
係止部77bにかかり、ロック機構45A全体を下方へ移動さ
せようとするが、ピン78が係止される鋸歯80にくいこま
れるのでその下方への移動は阻止される。また、前記ス
ライド棒77は通常は一点鎖線位置に位置されるが硬貨カ
セット装置50からの回収硬貨の取出し時のみ実線位置に
保持される。
また、46は前記ケース1の前面に設けられ硬貨処理機本
体の電源線および必要に応じて制御信号線に接続される
コネクタで、このコネクタ46は前記電動機27,42および
ソレノイド22,23に接続されている。
47は押し釦で、この押し釦47はケース1を硬貨処理機本
体に装着した状態で押圧され、また、精算場所において
は手動にて押圧するようになっている。
次に、前記硬貨カセット装置50を装着する硬貨処理機の
構成を第4図を参照して説明する。
51は硬貨の入金、出金ができる硬貨処理機本体で、入金
用硬貨投入兼硬貨受取用硬貨溜め部52と、この硬貨溜め
部52から硬貨を送り込む硬貨判別搬送路53と、この硬貸
判別搬送路53の搬出端に連続して配置された硬貨分類搬
送路54と、この硬貨分類搬送路54にてそれぞれ分類され
た硬貨を重積収納する並列の金種別の硬貨収納部55,56,
57,58,59,60と、前記硬貨分類搬送部54の搬送下流側に
硬貨収納部60と並列に設けられた予備用の硬貨収納部61
と、この各硬貨収納部55,56,57,58,59,60,61の下部に配
置されこの各硬貨収納部55,56,57,58,59,60,61の下部か
ら投出機構(図示せず)により投出された硬貨を前記硬
貨溜め部52に搬送する出金硬貨搬送路62と、前記硬貨判
別搬送路53にて判別された硬貨を前記出金硬貨搬送路62
に搬送する循環搬送路64とを備え、前記硬貨判別搬送路
53には搬送される硬貨を金種別に識別するとともに正貨
と偽貨とを判別する判別部53aが設けられている。
また、前記硬貨分類搬送路54の搬送端は、硬貨処理機本
体51に装着された硬貨カセット装置50の受入れ口5に硬
貨の送込みができる位置に位置されている。また、前記
出金硬貨搬送路62の搬送上流端の上方に硬貨処理機本体
51に装着された硬貨カセット装置50の放出口6が位置さ
れるようになっている。
また、第9図は硬貨処理機本体51および硬貨カセット装
置50の制御ブロック図であり、硬貨処理機本体51側には
顧客または銀行係員が手動操作して入金または出金モー
ド或はまた補給、回収モードなどの選択、出金金額指
定、機械のスタート指令を行なう指令操作部65に接続さ
れる制御部66と、この制御部66によって制御される入出
金駆動部67と、硬貨カセット装置50側のコネクタ46が接
続されるコネクタ46aと、硬貨無検知手段74とを備え、
前記入出金駆動部67は硬貨溜め部52、硬貨判別搬送路5
3、硬貨分類搬送路54、各硬貨収納部55,56,57,58,59,6
0,61に対応する各投出機構、出金硬貨搬送路62、循環搬
送路64等の駆動モータ群、ソレノイド群を含み、入金モ
ード、出金モード、補給モード、回収モードに応じそれ
らの各部分の全部または一部を駆動する。
また、硬貨無検知手段74は硬貨分類搬送路54および各硬
貨収納部55〜61毎に備えられる各収納無センサー(図示
せず)等を含み硬貨回収モード時の投出すべき硬貨収納
部55〜61の選択切替えなどに使用される。
また、硬貨カセット装置50にはコネクタ46aに接続され
るコネクタ46、コネクタ46,46aを通じて制御部66と接続
される電動機27、電動機42、ソレノイド22,23、ソレノ
イド70、押し釦47で開閉される押し釦スイッチ73、後述
の硬貨レベル検知センサー75が設けられる。また、押し
釦スイッチ73はケース1が確実に硬貨処理機本体51へ装
着されたことを検知するもので、前記硬貨処理機本体51
へケース1が装着された時に押し釦47を介して押し釦ス
イッチ73が切替えられる。その装着時にもしこのスイッ
チ73が切替えられない場合はモータ27、電動機42、ソレ
ノイド22,23、ソレノイド70は硬貨処理機本体51側の電
源と通電されないようになっている。
次に、この実施例の作用を説明する。
硬貨処理機本体51に硬貨カセット装置50のケース1を装
着すると、自動的にケース1のコネクタ46が硬貨処理機
本体51側のコネクタ46aに接続され、硬貨カセット装置5
0側に電源が接続され、信号線も必要に応じて接続され
る。また、前記ケース1の硬貨処理機本体51への装着は
この硬貨処理機本体51により押し釦47が押圧されて押し
釦スイッチ73が切替わり、電動機27,42、ソレノイド22,
23,70が電源と導通可能となる。
第9図図示の指令操作部65により補給モード(硬貨カセ
ット装置50から硬貨処理機本体51への硬貨の補給を行な
うモード)を指示すると、制御部66を通じてソレノイド
22,23が励磁され、軸受アーム16,17を揺動することによ
り、繰出ベルト10および繰出制御ローラ19を上昇させ、
放出口6を開放する。
次に、指令操作部65によりスタート指令操作をすると、
制御部66を通じて入出金駆動部67が駆動され、出金硬貨
搬送路62、硬貨溜め部52、硬貨判別搬送路53、硬貨分類
搬送路54、循環搬送路64が駆動される。また、制御部6
6、コネクタ46a,46を通じて電動機27が回転され繰出ベ
ルト10が回転されて硬貨が硬貨カセット装置50から放出
口6を通じて出金硬貨搬送路62へ放出される。出金硬貨
搬送路62へ放出された硬貨は硬貨溜め部52、硬貨判別搬
送路53を通じて判別部53aを通過しその通過中に判別部5
3aで金種判別されその金種判別信号にもとづき硬貨分類
搬送路54で金種分類されて各硬貨収納部55〜61へ収納さ
れる。なお、硬貨収納部61は判別部53aにおいて偽貨と
判断された硬貨、真貨でも汚れが著しい汚損貨および各
硬貨収納部55〜60の収納量が満杯時の余剰硬貨を収納す
るようになっている。
なお、この例では硬貨分類搬送路54は判別部53aの金種
判別信号にもとづき硬貨を分岐収納する多数の分岐部材
を備えた通路であるが、偽貨、汚損貨、余剰硬貨を分岐
する分岐部材とその収納部(この例では収納部61)を前
記硬貨分類搬送路54の判別部53aの直後位置(硬貨収納
部55の位置)に設ける場合は硬貨収納部51〜60に対応す
る硬貨分類搬送路54の分岐部分は選別孔方式を採用して
もよいことは言うまでもない。
そして、出金硬貨搬送路62に設けられる硬貨無検知手段
74のセンサーが所定時間以上硬貨が搬送されてこないこ
とを検知すると、硬貨カセット装置50内の補給硬貨がす
べて送出されかつ硬貨処理機本体51の搬送系中の硬貨が
すべて硬貨収納部55〜61へ収納されたものと判断して制
御部66を通じて入出金駆動部67および電動機27が停止
し、ソレノイド22,23は非励磁となる。その結果硬貨処
理機本体51側の硬貨溜め部52、硬貨判別搬送路53、硬貨
分類搬送路54、出金硬貨搬送路62、循環搬送路64が停止
され、また、硬貨カセット装置50側の繰出ベルト10も停
止され、また、繰出ベルト10も下降し放出口6を密閉す
る。これにより補給モードの処理動作は終了し、硬貨処
理機本体51は入金または出金モード処理が可能な状態と
なる。
入金モード処理の場合には顧客またはテラーが第9図図
示の指令操作部65により入金モードを指定し、硬貨を硬
貨溜め部52に投入した後スタート指令操作をすると、硬
貨は硬貨溜め部52から1枚ずつ繰出され、その硬貨は硬
貨判別搬送部53に搬送され、判別部53aにて金種、真
貨、偽貨、真貨の正貨、汚損貨などの判別が行なわれ
る。そして、この硬貨判別搬送路53にて金種を判別され
た硬貨は硬貨分類搬送路54に搬送され、この硬貨分類搬
送路54にて各金種毎に分類された硬貨収納部55,56,57,5
8,59,60に重積収納される。そして、満杯になった硬貨
収納部55,56,57,58,59,60に対応する金種の硬貨は予備
用の硬貨収納部61に収納される。また、前記硬貨溜め部
52に投入された硬貨を確認する必要がある場合には、硬
貨判別搬送路53にて判別された硬貨を循環搬送路64に送
り込み、出金搬送路62を介して硬貨溜め部52に循環さ
せ、投入硬貨と区分け状態で硬貨溜め部52に一時保留す
る。そこで投入された硬貨の判別結果を確認して指令操
作部65により取込指令操作をすると、再び硬貨を硬貨判
別搬送路53に送込み、この判別結果に基づいて硬貨分類
搬送路54にて分類し、各硬貨収納部55,56,57,58,59,60
に収納する。
また、指令操作部65により返却指令操作をすると一時保
留されていた硬貨溜め部52内の硬貨の取り出しが可能と
なり顧客またはテラーは硬貨を取り出す。以上で入金モ
ード処理は終了する。
次に、出金モード処理の場合には顧客またはテラーが第
9図図示の指令操作部65により出金モードの指定のため
に出金金額を指定しスタート指令操作をすると、対応す
る硬貨収納部51〜60の投出機構が作動され、出金硬貨搬
送路62を通じて硬貨溜め部52へ出金され、指定された出
金金額分の硬貨がこの硬貨溜め部52へ出金され終るとこ
の硬貨溜め部52からの顧客またはテラーによる硬貨の取
り出しが可能となり、顧客またはテラーにより出金硬貨
の取り出しが行なわれ出金モード処理は終了する。
なお、所定時間経過しても顧客またはテラーが硬貨溜め
部52内の出金硬貨を取り出さない場合その出金硬貨は取
忘れ硬貨として硬貨溜め部52から1枚ずつ繰出され硬貨
判別搬送路53、硬貨分類搬送路54を通じて硬貨収納部61
へ収納される。
次に、回収モード処理について述べる。
硬貨処理機本体51の各硬貨収納部55,56,57,58,59,60に
収納された硬貨を回収する場合には、第9図図示の指令
操作部65により回収モードに設定すると、ソレノイド70
が励磁され、硬貨カセット装置50の受入れ口5を密閉状
態に閉塞していた開閉扉体8が開放される。この開閉扉
体8は開放時、硬貨分類搬送路54の末端に臨みその搬送
路54末端から放出される回収硬貨を受入れ口5へ導くシ
ュートの役目をする。
また、回収硬貨収納空間部2内においては最下部の仕切
り部材33はその下側に補給硬貨がないので最下降位置へ
下降しており、各案内軸31,31,31,31の各係止部44,44,4
4,44上に載った状態にあり、また、他の仕切り部材33,3
3……33はすべて受入れ口5より上部位置にあり、その
位置での保持はそれらの積層状態の仕切り部材33,33…
…33の最下層の仕切り部材33を各案内軸31の各ストッパ
34が係止することにより行なっている。
この状態において第9図の指令操作部65によりスタート
指令操作をすると、制御部66を通じて入出金駆動部67が
駆動される。その結果、硬貨溜め部52、硬貨判別搬送路
53、硬貨分類搬送路54、出金硬貨搬送路62、循環搬送路
64が駆動される。また、硬貨収納部55に対応する投出機
構のみがまず駆動される。その結果、硬貨収納部55内の
硬貨は、順次投出されて出金硬貨搬送路62、硬貨溜め部
52へ送られ、順次1枚ずつ分離されて硬貨判別搬送路5
3、硬貨分類搬送路54を通じてその搬送路54の末端から
放出され、各案内軸31の各係止部44上に載る第1番目の
仕切り部材33にて底部が形成される回収硬貨収納空間部
2へその金種硬貨が収納される。硬貨無検知手段74の硬
貨収納部55内のセンサーが硬貨無を検知してから所定時
間(出金硬貨搬送路62、硬貨溜め部52、硬貨判別搬送路
53、硬貨分類搬送路54内の硬貨がすべて放出されるに十
分な時間)経過時すなわちその金種硬貨の回収終了時に
制御部66が入出金駆動部67の硬貨収納部55に対応する投
出機構を停止させ、また、制御部66はコネクタ46a,46を
通じて電動機42を所定量回転させる。この電動機42が所
定量回転されると、傘歯車43a、40の噛合いを介してベ
ルト39が回動し、さらに、ベルト49を介して各案内軸31
が所定角度回転し、各案内軸31のストッパ34が下から第
2番目の仕切り部材33の溝孔部35の位置で停止し、この
第2番目の仕切り部材33が案内軸31と挿通孔32の案内で
自重により下降し、第1番目の仕切り部材33上の硬貨に
接触してその下降が止められて停止し、先に回収された
硬貨を第1番目と第2番目との仕切り部材33間に挟着す
る。このとき、第3番目の仕切り部材33は先の仕切り部
材33とは溝孔部35の向きが異なるために各ストッパ34に
て上部に保持されている。
この状態で、次に、前記制御部66は次の硬貨収納部56の
投出機構を作動させ、硬貨収納部56から投出された硬貨
は前述と同様に硬貨カセット装置50の受入れ口5から収
納室4の下降されている第2番目の仕切り部材33上に収
納される。そして、硬貨無検知手段74の硬貨収納部56内
のセンサーが硬貨無を検知してから前記所定時間経過時
すなわちその金種硬貨の回収終了時に制御部66が入出金
駆動部67の硬貨収納部56に対応する投出機構を停止さ
せ、また、制御部66はコネクタ46a,46を通じて電動機42
を前回とは逆方向へ所定量回転させる。その電動機42の
所定量の逆転回転により傘歯車43a,40の噛合いを介して
ベルト39が逆回動し、さらに、ベルト49を介して各案内
軸31も所定角度逆回転し、各案内軸31のストッパ34が第
3番目の仕切り部材33の溝孔部35の位置で停止し、第3
番の仕切り部材33が案内軸31と挿通孔32の案内で自重に
より下降し、第2番目の仕切り部材33上の硬貨に接触し
てその下降がとめられて停止し、硬貨収納部56から回収
された硬貨は第2番目と第3番目の仕切り部材33間に挾
着される。このとき、第4番目の仕切り部材33は第3番
目の仕切り部材33とは溝孔部35の向きが異なるために各
ストッパ34にて受入れ口5より上部位置に保持される。
同様にして、硬貨収納部57から回収された硬貨は第3番
目と第4番目の仕切り部材33との間に挾着され、硬貨収
納部58から回収された硬貨は第4番目と第5番目の仕切
り部材33との間に挾着され、硬貨収納部59から回収され
た硬貨は第5番目と第6番目との仕切り部材33間に挾着
され、硬貨収納部60から回収された硬貨は第6番目と第
7番目との仕切り部材33間に挾着される。また、硬貨収
納部61から回収された硬貨は第7番目の仕切り部材33と
天板26との間に収納される(第6図参照)。
そして、硬貨無検知手段74の硬貨収納部61内のセンサー
が硬貨無を検知してから前記所定時間経過時に制御部66
が入出金駆動部67を停止させ、硬貨収納部61の投出機構
の停止に加え、硬貨溜め部52、硬貨判別搬送路53、硬貨
分類搬送路54、出金硬貨搬送路62、循環搬送路64も停止
させる。また、制御部66がコネクタ46a,46を通じてソレ
ノイド70を非励磁にさせ、開閉扉体8は引張ばね72によ
り閉塞位置へ移動され受入れ口5を密閉する。
なお、開閉扉体8はシュートの機能を果たすため第1図
図示のシュート底面部8aおよびシュート側壁部8b,8bを
備えており、開閉扉体8が開放された状態では各シュー
ト側壁部8b,8bは収納室4内を下降する仕切り部材33に
干渉しない位置に位置されている。それ故、仕切り部材
33の下降は開閉扉体8の両シュート側壁部8b,8bに邪魔
されることなく行なえる。
ところがこの開閉扉体8の受入れ口5閉塞時は各シュー
ト側壁部8b,8bは仕切り部材33の下降移動域へ突出した
状態となる。それ故硬貨収納室4の両側壁間の開閉扉体
8の下端縁よりやや低い高さ位置に投受光器形式の硬貨
検知センサー75が設けられ、硬貨の回収モード時に仕切
り部材33上に載った山盛り硬貨の上端がこのセンサー75
で検知されると、次の仕切り部材33は下降させないよう
にしている。実際には回収硬貨量との兼ね合いで第7番
目の仕切り部材33の下降が問題となる。通常はこのセン
サー75は硬貨検知することがないので第7番目の仕切り
部材33も下降され硬貨収納部61内の硬貨は第7番目の仕
切り部材33と天板26の間に収納される。ところが、ごく
まれに硬貨収納部60内の硬貨が第6番目の仕切り部材33
上へ硬貨回収し終わった時点で硬貨レベル検知センサー
75が硬貨のレベル検知をすることがある。この場合は、
前記センサー75、コネクタ46,46a、制御部66を通じて電
動機42は駆動しない状態つまり第7番目の仕切り部材33
は下降させない状態で硬貨収納部61からの硬貨の回収を
行なう。その結果、この場合は第6番目の仕切り部材33
上に硬貨収納部60および61から回収された硬貨が混合状
態で収納される。この場合第7番目の仕切り部材33は各
案内軸31の各ストッパ34で係止されて受入れ口5より上
側位置に保持される。
なお、開閉扉体8の閉塞移動時各シュート側壁部8b,8b
が第7番目(ごくまれに第6番目)の仕切り部材33上の
硬貨と接触するが各シュート側壁部8b,8bが硬貨を押し
のけて移動するので開閉扉体8の閉塞移動に支障はな
い。
以上で回収モード処理が終了し、テラー等の作業者は硬
貨処理機本体51から硬貨カセット装置50を抜き外す。こ
の硬貨カセット装置50を精算場所などへ運搬した後、回
収硬貨をこの硬貨カセット装置50から取出す。この回収
硬貨を硬貨カセット装置50から取り出す際、まず開閉部
材45を閉塞位置にロックしている施錠機構(図示せず)
を鍵操作により開錠し、開閉部材45を第1番目と第2番
目の仕切り部材33の中間位置まで開放する。その時スラ
イド棒77の仕切り部材係止部77bは第2番目の仕切り部
材33よりやや下方の高さ位置に位置する。作業者はスラ
イド棒77を最奥部まで押し込み時計方向へ90゜回転させ
ると、ピン78は逃がし用切欠76b内を移動して鋸歯80の
後部位置に位置する。そこでスライド棒77から手を離す
と、スライド棒77は前方へ移動しピン78が鋸歯80と係合
することによりスライド棒77は停止する。開閉部材45の
下端と第1番目の仕切り部材33の間の開口からその金種
の硬貨を順次取り出す。その取り出し途中でその金種硬
貨で支えられて下降が規制させていた第2番目の仕切り
部材33は前記硬貨の減少とともに下降してくるが、スラ
イド棒77の仕切り部材係止部77bで係止された後はその
スライド棒77の高さ位置に保持される。
また、第1番目の仕切り部材33上のすべての硬貨が取り
出されると、スライド棒77を押圧しピン78を鋸歯80の後
部側へ移動させ、ピン78の水平姿勢は保持したままでか
つ仕切り部材係止部77bは第2番目の仕切り部材33との
係止状態のままでスライド棒77を下降させ、この仕切り
部材係止部77bに下縁が第1番目の仕切り部材33上面に
当接した時点でスライド棒77を反時計方向へ90゜回転さ
せて手をはなす。スライド棒77のピン77bは直立姿勢と
なり、圧縮ばね79の付勢力によりスライド棒77は前方へ
移動し一点鎖線位置で停止する。スライド棒77の前方へ
の移動により仕切り部材係止部77b上に載っていた第2
番目の仕切り部材33は第1番目の仕切り部材33上面に載
り停止する。このとき、開閉部材45はスライド棒77の下
降と一体的に下降している。
次に、第2番目の仕切り部材33上の硬貨を取り出すため
に開閉部材45を第2番目と第3番目の仕切り部材33の中
間位置まで開放し、スライド棒77の仕切り部材係止部77
bを第3番目の仕切り部材33よりやや下方の高さ位置に
位置させ、スライド棒77の挿入回転操作によりピン78を
鋸歯80に係合せしめる。この状態で第2番目の仕切り部
材33上の硬貨を取り出す。その取り出し途中で第3番目
の仕切り部材33が仕切り部材係止部77b上に載ってお
り、スライド棒77を下降させてこの第3番目の仕切り部
材33を第2番目の仕切り部材33上へ載せた後再度このス
ライド棒77を上昇させ、第3番目の仕切り部材33上の硬
貨の取り出しに移る。以下同様にして第4番目、第5番
目、第6番目、第7番目のの仕切り部材33上の硬貨を取
り出す。この取り出しが終了した後、硬貨カセット装置
50のコネクタ46を図示せぬ制御ボックスのコネクタと接
続する。また、開閉部材45を開口部7全開状態にする。
この状態で第7番目の仕切り部材33を最上部まで持ち上
げる。これによりこの第7番目の仕切り部材33は各溝孔
部35が各ストッパ34より上方へ通過されている。この状
態で押し釦47を手動押圧すると押し釦スイッチ73を通じ
て電動機42が回転され、各案内軸31が90゜回転されて各
ストッパ34は第7番目の仕切り部材33との係合位置に位
置される。次に、第6番目の仕切り部材33の持ち上げと
押し釦47の操作以下同様に第5番目、第4番目、第3番
目、第2番目の仕切り部材33の持ち上げと対応した押し
釦47の操作を繰返し、最下位の仕切り部材33を各案内軸
31の各ストッパ34に係止させる。これにより第2番目か
ら第7番目までの仕切り部材33が受入れ口5より上方に
積層状態で保持される。
次に、開口部7を通じて補給用硬貨を第1番目の仕切り
部材33と、繰出ベルト10間の補給用硬貨収納空間部3へ
収納する。硬貨量が小の場合は第1番目の仕切り部材33
は案内軸31の下端の係止部44上にあるが、硬貨量が大の
場合は補給用硬貨によって押し上げられて各係止部44よ
り上方に位置される。硬貨の収納が終ると開口部7を開
閉部材45により全閉にし鍵操作によりこの開閉部材45を
施錠機構(図示せず)で施錠する。次に、コネクタ46を
精算場所の制御ボックスのコネクタ(図示せず)から引
き抜き運搬して硬貨処理機本体51へ装着する。
なお、本実施例では仕切り部材33,33……33の移動は電
気的な指令と電動機により行なっているが、電動機のか
わりにソレノイド等を用いてもよく、また、いずれかの
案内軸31を直接手動回転させることにより行なってもよ
い。あるいはまた各仕切り部材33,33……33を直接手で
移動させる構成、あるいはまた手動操作レバー等で移動
させる構成でもよい。
また、本実施例では硬貨を金種別に回収する例について
述べたが、硬貨処理機本体側において取引別に収納して
いる場合は取引別に硬貨を硬貨カセット装置内に区分け
回収できる。また、取引硬貨量の関係で例えば1円硬
貨、5円硬貨の回収硬貨量が非常に少なく、1円硬貨、
5円硬貨についてはひとまとめに区分けすることを希望
する場合があり、その場合は両金種硬貨をまとめて一種
類とみることができる。また、所定金種硬貨について真
の金種硬貨ではあるが正貨と汚損貨に区分けする場合が
ある。このように本発明でいう種類別とは単なる金種別
のみを意味するものではない。
また、前記実施例では硬貨繰出装置9にて第2の密閉手
段を構成したが、シャッター板などを別設して互いに別
個に構成することもできる。
また、前記実施例では硬貨処理機として硬貨入出金機に
ついて説明したが、自動販売機などの各種の硬貨処理機
の硬貨カセット装置として適用できる。
(発明の効果) 第1の発明の効果処理機の硬貨カセット装置によれば、
金種別や取引別などの種類別の回収硬貨を回収硬貨収納
空間部内に回収収納する毎に、仕切り部材を回収収納さ
れた回収硬貨上まで下降移動させることにより、回収硬
貨収納空間部内に回収硬貨を種類別に仕切って回収収納
でき、かつ、仕切り部材を回収収納された回収硬貨上ま
で下降移動させることで種類別の回収硬貨の回収量に応
じて容量を可変して仕切ることができ、従来のように最
大収納量を見込んだ大容量で種類別に同じ容量として仕
切る場合に比べて小型化できる。
第2の発明の硬貨処理機の硬貨カセット装置によれば、
金種別や取引別などの種類別の回収硬貨を回収硬貨収納
空間部内に回収収納する毎に、仕切り部材を回収収納さ
れた回収硬貨上まで下降移動させることにより、回収硬
貨収納空間部内に回収硬貨を種類別に仕切って回収収納
でき、かつ、仕切り部材を回収収納された回収硬貨上ま
だ下降移動させることで種類別の回収硬貨の回収量に応
じて容量を可変して仕切ることができ、従来のように最
大収納量を見込んだ大容量で種類別に同じ容量として仕
切る場合に比べて小型化できる。
さらに、硬貨カセット装置には回収硬貨収納空間部の下
部の補給用硬貨収納部に補給用硬貨を収納できるため、
補給硬貨および回収硬貨の運搬作業が容易となり、しか
も、回収硬貨収納空間部と補給用硬貨収納空間部とを仕
切る仕切り部材が上昇移動可能であるため、補給用硬貨
収納空間部の容量を補給用硬貨の収納量に応じて可変で
き、大きさの割に補給用硬貨の収納量の増大を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す硬貨処理機の硬貨カセ
ット装置の内部の斜視図、第2図は同上平面図、第3図
は同上仕切り部材部の断面図、第4図は同上硬貨カセッ
ト装置を硬貨処理機に装着した状態を示す説明図、第5
図ないし第7図は同上硬貨カセット装置の作用説明図、
第8図は同上開閉部材のロック機構部の斜視図、第9図
は制御ブロック図である。 1……硬貨カセット装置ケース、2……回収硬貨収納空
間部、3……補給用硬貨収納空間部、5……受入れ口、
6……放出口、31……仕切り部材作動手段の一部を構成
する案内軸、33……仕切り部材。
フロントページの続き (72)発明者 太田 幸一 兵庫県姫路市下手野35番地 グローリー工 業株式会社内 (72)発明者 生田 義明 兵庫県姫路市下手野35番地 グローリー工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−127288(JP,A) 特開 昭61−182192(JP,A) 実開 昭63−9680(JP,U) 実開 昭53−132397(JP,U) 実開 昭57−46964(JP,U) 実開 昭61−4278(JP,U) 実開 昭53−137896(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨処理機本体に抜取り可能に装着されて
    この硬貨処理機本体内の硬貨を回収収納するとともに、
    前記硬貨処理機本体から抜取って回収硬貨の運搬を可能
    とする硬貨処理機の硬貨カセット装置において、 硬貨カセット装置ケースの立位壁面上部域に形成され、
    前記硬貨処理機本体から回収すべき硬貨を受入れる受入
    れ口と、 前記硬貨カセット装置ケースの内部で前記受入れ口より
    下方位置に形成され、前記受入れ口から送込まれる回収
    硬貨を収納する回収硬貨収納空間部と、 前記硬貨カセット装置ケースの内部に昇降移動可能に配
    設される複数の仕切り部材と、 この仕切り部材を前記受入れ口からの回収硬貨の受入れ
    を許容する前記回収硬貨収納空間部の上部の待機位置に
    重合状態で待機させるとともに、回収硬貨の種類別回収
    終了毎に待機位置の最下位の仕切り部材を回収収納され
    た回収硬貨上まで下降移動させて前記回収硬貨収納空間
    部を種類別の回収硬貨の回収量に応じて仕切る仕切り部
    材作動手段と を具備したことを特徴とする硬貨処理機の硬貨カセット
    装置。
  2. 【請求項2】硬貨処理機本体に抜取り可能に装着されて
    この硬貨処理機本体内の硬貨を回収収納するとともに、
    前記硬貨処理機本体から抜取って回収硬貨の運搬を可能
    とする硬貨処理機の硬貨カセット装置において、 硬貨カセット装置ケースの立位壁面上部域に形成され、
    前記硬貨処理機本体から回収すべき硬貨を受入れる受入
    れ口と、 前記硬貨カセット装置ケースの内部で前記受入れ口より
    下方位置に形成され、前記受入れ口から送込まれる回収
    硬貨を収納する回収硬貨収納空間部と、 前記硬貨カセット装置ケースの内部に昇降移動可能に配
    設される複数の仕切り部材と、 この仕切り部材を前記受入れ口からの回収硬貨の受入れ
    を許容する前記回収硬貨収納空間部の上部の待機位置に
    重合状態で待機させるとともに、回収硬貨の種類別回収
    終了毎に待機位置の最下位の仕切り部材を回収収納され
    た回収硬貨上まで下降移動させて前記回収硬貨収納空間
    部を種類別の回収硬貨の回収量に応じて仕切る仕切り部
    材作動手段と、 前記硬貨カセット装置ケースの内部で前記回収硬貨収納
    空間部の底部を形成する上昇移動可能な前記仕切り部材
    で仕切られて回収硬貨収納空間部の下部に形成され、前
    記硬貨処理本体へ補給すべき補給用硬貨を収納する補給
    用硬貨収納空間部と、 この補給用硬貨収納空間部内の硬貨を前記硬貨処理機本
    体側へ繰り出す硬貨繰出手段と、 前記硬貨カセット装置ケースに形成され、前記硬貨繰出
    手段により繰り出される硬貨を前記硬貨処理機本体側へ
    放出してなる放出口と を具備したことを特徴とする硬貨処理機の硬貨カセット
    装置。
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