JPH07662Y2 - 排気管の支持装置 - Google Patents

排気管の支持装置

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JPH07662Y2
JPH07662Y2 JP9292089U JP9292089U JPH07662Y2 JP H07662 Y2 JPH07662 Y2 JP H07662Y2 JP 9292089 U JP9292089 U JP 9292089U JP 9292089 U JP9292089 U JP 9292089U JP H07662 Y2 JPH07662 Y2 JP H07662Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
stay
mission case
support device
exhaust
Prior art date
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JP9292089U
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English (en)
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JPH0332117U (ja
Inventor
康夫 北見
忠 渡邊
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用排気管の支持装置に関する。
(従来の技術) 自動車用エンジンの排気管の熱膨張による伸びを吸収し
得るようにした排気管の支持装置は知られている。
この種のものとしては、先に特開昭58−195010号公報に
おいて、横置きエンジンFF車の車体に固着した連結部材
と、排気管に固着した連結部材と、これら連結部材の遊
端を連結した弾性部材とを具え、これら連結部材及び弾
性部材を介して排気管を車体に取付ける排気管取付装置
において、エンジン非作動状態で排気管側連結部材の弾
性部材との連結位置が車体側連結部材の弾性部材との連
結位置に対し、車体に関して後方で、かつ車体側の連結
位置と排気管側の連結位置とを結んだ線がエンジンロー
ルによる排気管の変位方向にほぼ直交する位置関係にな
るよう車体側連結部材及び排気管側連結部材を構成配置
したものが開示されている。
また、実開昭56−47988号公報記載の考案では、自動車
用排気管の接続構造により排気管の熱膨張による伸びを
ベローズパイプにより吸収したものが示されている。
また、特開昭58−180716号公報記載の発明では、排気途
中にエンジンの振動を吸収する継手が設けられたエンジ
ンの排気管取付構造において、前記継手をエンジンの弾
性主軸の延長線上に配設したことを特徴とするものが示
されている。
(考案が解決しようとする課題) 縦置き型のV型エンジンでは、排気管の集合部がミッシ
ョンケースの後方となり、ミッションケース後部に排気
管を支持するステイを取付けた場合には排気管の熱膨張
により排気系1mにつき約10mmの伸びを吸収することが必
要となる。
前記特開昭58−195010号公報記載の発明では、排気管の
熱膨張による伸びを吸収する支持装置が複雑でコストが
かゝると言う問題がある。また、前記の各支持装置は排
気管の振動を車体に伝えてしまうと言う問題がある。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、その目的とするところは、縦置きV型自動車用エ
ンジンの排気管の熱膨張による伸びを吸収すると共に、
排気管の振動を低減し得る排気管の支持装置を提供しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成すべく、縦置きの自動車用V
型エンジンのミッションケース後方で集合する排気管を
支持する排気管の支持装置において、 上記排気管の集合する部位に溶着され上記ミッションケ
ース方向にのびるステイを、上記ミッションケース後部
に取付けられミッションケース後方にのびるステイに振
動を低減する網目パッドを介してどちらか一方のステイ
に設けられた長孔にボルトを係合させて摺動自在に連結
したことを特徴とする。
(作用) 上記の如き構成とすることにより、上記排気管の熱膨張
による伸びを摺動自在に連結した上記ステイの長孔の許
容範囲により吸収し、上記網目パッドにより排気管の振
動を大幅に低減することができる。
(実施例) 以下、図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る排気管の支持装置の一実施例を
示す平面図、第2図は、第1図に示すA−A断面図であ
る。
第1図及び第2図中、1は本考案に係る排気管の支持装
置であり、2は縦置きFF自動車用のV型エンジン、3は
ミッションケース、4,4′は左右のエキゾーストマニホ
ールド、5,5′は左右のサブチューブ、6,6′は左右のフ
ロントチューブ、7は上記左右のフロントチューブ6,
6′を集合するセンターチューブ、8はメインチュー
ブ、9は上記センターチューブ7に溶着されたステイ、
10,11は網目パッドであるサスメッシュ、12は上記ミッ
ションケース3の後部に設けられたステイ、13は押圧
板、14…はワッシャー、15…は押圧ばね、16…はボル
ト、17…はナット、18…はボルト、19,19′はブラケッ
ト、20……はボルトである。
V型エンジン2の後部にはミッションケース3が設けら
れる。V型エンジン2の両側面には、それぞれシリンダ
ー本体2a,2b内から排気ガスを排出するための左右のエ
キゾーストマニホールド4,4′が設けられ、エキゾース
トマニホールド4,4′の後端はそれぞれミッションケー
ス3の両側面にブラケット19,19′を介してボルト20,2
0′により取付けられる。
エキゾーストマニホールド4,4′の後端には、それぞれ
左右のサブチューブ5,5′が設けられ、更にサブチュー
ブ5,5′の後端にはそれぞれ左右のフロントチューブ6,
6′が設けられる。フロントチューブ6,6′の後端はそれ
ぞれセンターチューブ7に溶着され、センターチューブ
7の集合された後端にはメインチューブ8が設けられ
る。
センターチューブ7の集合する部位には、ミッションケ
ース3方向にのびるステイ9が溶着され、ステイ9の先
端部には3本のボルト16…を取付ける3個の取付孔9a…
が設けられる。
ミッションケース3の後部にはステイ12がボルト18…に
より取付けられており、ステイ12はミッションケース3
の後方にのびており、ステイ12の延伸部にはステイ9を
摺動自在に設けるためにボルト16…を挿通する3個の長
孔12a…が設けられる。
ステイ12には、その上下にサスメッシュ10,11を介して
押板13とステイ9がボルト16とナット17により設けら
れ、押圧板13上のボルト16にはワッシャー14…を介して
押圧ばね15…が設けられる。
排気管の支持装置1においては、排気管が熱膨張により
排気系1mにつき約10mm延びると、ステイ9は後方に向っ
て移動すると共に、ボルト16…はステイ12の長孔12a…
に沿って移動する。この際には押圧ばね15…の弾性力に
よりボルト16、押圧板13及びサスメッシュ10,11はステ
イ12に保持されつゝ後方に移動する。
これによって排気管の熱膨張による伸びは吸収されるこ
ととなり、またサスメッシュ10,11及び押圧ばね15によ
り排気管の振動は大幅に減少し得るようになる。
(考案の効果) 本考案は、叙上の如きものであるから、縦置きV型自動
車用エンジンの排気管の熱膨張による伸びを吸収すると
共に、排気管の振動を大幅に低減し得る排気管の支持装
置を提供し得るものである。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば、網目パッドにサスメッシュを用いたが、ステンレ
スウール及びグラスウールでもよく、本考案の目的の範
囲内で任意に設計変更し得る全ての実施例を包摂するも
のである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案に係る排気管の支持装置の一実施例を
示す平面図、第2図は第1図に示すA−A断面図であ
る。 1……排気管の支持装置 2……V型エンジン 3……ミッションケース 4,4′……エキゾーストマニホールド 5,5′……サブチューブ 6,6′……フロントチューブ 7……センターチューブ 8……メインチューブ 9……ステイ 10,11……サスメッシュ 12……ステイ 13……押圧板 15……押圧ばね 16……ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦置きの自動車用V型エンジンのミッショ
    ンケース後方で集合する排気管を支持する排気管の支持
    装置において、 上記排気管の集合する部位に溶着され上記ミッションケ
    ース方向にのびるステイを、上記ミッションケース後部
    に取付けられミッションケース後方にのびるステイに振
    動を低減する網目パッドを介してどちらか一方のステイ
    に設けられた長孔にボルトを係合させて摺動自在に連結
    したことを特徴とする上記の排気管の支持装置。
JP9292089U 1989-08-09 1989-08-09 排気管の支持装置 Expired - Lifetime JPH07662Y2 (ja)

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JP9292089U JPH07662Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 排気管の支持装置

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JP9292089U JPH07662Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 排気管の支持装置

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JPH0332117U JPH0332117U (ja) 1991-03-28
JPH07662Y2 true JPH07662Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31642329

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JP3451706B2 (ja) * 1993-07-09 2003-09-29 マツダ株式会社 エンジンの排気装置
KR100362406B1 (ko) * 2000-10-19 2002-11-23 기아자동차주식회사 자동차용 배기 시스템의 마운팅 기구
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