JPH0764837B2 - シンバスタチンの製法 - Google Patents
シンバスタチンの製法Info
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- JPH0764837B2 JPH0764837B2 JP4157239A JP15723992A JPH0764837B2 JP H0764837 B2 JPH0764837 B2 JP H0764837B2 JP 4157239 A JP4157239 A JP 4157239A JP 15723992 A JP15723992 A JP 15723992A JP H0764837 B2 JPH0764837 B2 JP H0764837B2
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- C07D309/16—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
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- C07D309/30—Oxygen atoms, e.g. delta-lactones
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/06—Antihyperlipidemics
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/66—Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
- C07C69/73—Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of unsaturated acids
- C07C69/732—Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of unsaturated acids of unsaturated hydroxy carboxylic acids
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Description
【0001】高コレステロール血症は西欧諸国における
死亡と疾病の第一原因であるアテローム性動脈硬化症及
び冠動脈心疾患に対する最も重要な危険因子の一つとし
て知られている。胆汁酸金属イオン封鎖剤は抗高コレス
テロール血症剤として適度に効果的と見られるが、例え
ば一回に数グラムと大量に使用しなければならず、且つ
非常に味が良いというものではない。現在、商業的に入
手できるメバコール(MEVACOR(登録商標))
(ロバスタチン)は、HMG−CoA還元酵素を抑制す
ることにより、コレステロールの生合成を制限する機能
を有する極めて活性の高い抗高コレステロール血症剤の
グループの一つである。天然の発酵製品であるメバスタ
チン及びロバスタチンに加えて、それらの半合成及び全
合成類似体化合物の品種が存在する。例えば、8−アシ
ル部分が2,2−ジメチルブチリルであるシンバスタチ
ンはロバスタチンよりさらに強力なHMG−CoA還元
酵素阻害剤である。現在、シンバスタチンは幾つかの市
場でゾコール(ZOCOR)(登録商標)として商業的
に入手できる。シンバスタチンの製法はアメリカ合衆国
特許第4,444,784号に初めて記述された。工程
は2,2−ジメチルブチリル部分の連続的なアシル化を
伴うロバスタチンの脱アシル化を含んでいる。シンバス
タチンは同様に、アメリカ合衆国特許第4,582,9
15号及び4,820,850号に記述されたようにロ
バスタチンエステルのアルファアルキル化により製造さ
れる。シンバスタチンの最近の市場導入により、経済的
に効率が良く、環境的に健全である高収率のシンバスタ
チン製造方法が必要となってきている。
死亡と疾病の第一原因であるアテローム性動脈硬化症及
び冠動脈心疾患に対する最も重要な危険因子の一つとし
て知られている。胆汁酸金属イオン封鎖剤は抗高コレス
テロール血症剤として適度に効果的と見られるが、例え
ば一回に数グラムと大量に使用しなければならず、且つ
非常に味が良いというものではない。現在、商業的に入
手できるメバコール(MEVACOR(登録商標))
(ロバスタチン)は、HMG−CoA還元酵素を抑制す
ることにより、コレステロールの生合成を制限する機能
を有する極めて活性の高い抗高コレステロール血症剤の
グループの一つである。天然の発酵製品であるメバスタ
チン及びロバスタチンに加えて、それらの半合成及び全
合成類似体化合物の品種が存在する。例えば、8−アシ
ル部分が2,2−ジメチルブチリルであるシンバスタチ
ンはロバスタチンよりさらに強力なHMG−CoA還元
酵素阻害剤である。現在、シンバスタチンは幾つかの市
場でゾコール(ZOCOR)(登録商標)として商業的
に入手できる。シンバスタチンの製法はアメリカ合衆国
特許第4,444,784号に初めて記述された。工程
は2,2−ジメチルブチリル部分の連続的なアシル化を
伴うロバスタチンの脱アシル化を含んでいる。シンバス
タチンは同様に、アメリカ合衆国特許第4,582,9
15号及び4,820,850号に記述されたようにロ
バスタチンエステルのアルファアルキル化により製造さ
れる。シンバスタチンの最近の市場導入により、経済的
に効率が良く、環境的に健全である高収率のシンバスタ
チン製造方法が必要となってきている。
【0002】本発明はシンバスタチンの製法に関するも
のであり、ジオールラクトン(I)を連続的にアシル化
して二アシル化中間体(III)を形成し、次いで選択的
に脱アシル化し、ラクトン環を閉環してシンバスタチン
(VI)を形成することからなる。全工程を図式Iに概説
する。
のであり、ジオールラクトン(I)を連続的にアシル化
して二アシル化中間体(III)を形成し、次いで選択的
に脱アシル化し、ラクトン環を閉環してシンバスタチン
(VI)を形成することからなる。全工程を図式Iに概説
する。
【化12】
【化13】
【0003】ジオールラクトン(I)はアメリカ合衆国
第4,293,496号の記述に従って製造できる。ジ
オールラクトン(I)は構造式(II)の4−アシルジオ
ールラクトン化合物を製造するために、RがC1-5アル
キルである酸無水物、(R−CO)2O又はアシルハラ
イドR−COClを使用して、初めにラクトン水酸基部
分でアシル化される。次に化合物(II)は構造式(II
I)の4−アシルシンバスタチン化合物を製造するため
に2,2−ジメチルブチリルクロリド又は2,2−ジメ
チルブチリルブロミドによりポリヒドロナフチル環の
8’−位置でアシル化される。構造式(III)のジアシ
ル中間体はシンバスタチンエステル化合物(IV)を製造
するためにR1がC1-4であるアルコールR1OH及び酸
を使用してラクトン環の4−位置で脱アシル化される。
これは次にアンモニウム塩(V)を製造するために水酸
化アンモニウムで処理される。酸は塩酸、硫酸及び酢酸
から成るグループから選択できる。しかし、当業者であ
れば他の酸も有効であり、本発明中に含まれることは理
解できるであろう。酢酸、又は塩酸又は硫酸のような希
釈酸でアンモニウム塩(V)を処理することによりラク
トン環が閉鎖され、シンバスタチン(VI)が製造され
る。
第4,293,496号の記述に従って製造できる。ジ
オールラクトン(I)は構造式(II)の4−アシルジオ
ールラクトン化合物を製造するために、RがC1-5アル
キルである酸無水物、(R−CO)2O又はアシルハラ
イドR−COClを使用して、初めにラクトン水酸基部
分でアシル化される。次に化合物(II)は構造式(II
I)の4−アシルシンバスタチン化合物を製造するため
に2,2−ジメチルブチリルクロリド又は2,2−ジメ
チルブチリルブロミドによりポリヒドロナフチル環の
8’−位置でアシル化される。構造式(III)のジアシ
ル中間体はシンバスタチンエステル化合物(IV)を製造
するためにR1がC1-4であるアルコールR1OH及び酸
を使用してラクトン環の4−位置で脱アシル化される。
これは次にアンモニウム塩(V)を製造するために水酸
化アンモニウムで処理される。酸は塩酸、硫酸及び酢酸
から成るグループから選択できる。しかし、当業者であ
れば他の酸も有効であり、本発明中に含まれることは理
解できるであろう。酢酸、又は塩酸又は硫酸のような希
釈酸でアンモニウム塩(V)を処理することによりラク
トン環が閉鎖され、シンバスタチン(VI)が製造され
る。
【0004】実施例1 6(R)−〔2−〔8’(S)−(2”,2”−ジメチ
ルブチリルオキシ)−2’(S),6’(R)−ジメチ
ル−1’,2’,6’,7’,8’,8a’(R)−ヘ
キサヒドロナフチル−1’(S)〕エチル〕−4(R)
−ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−
ピラン−2−オンの製造 (a) 6(R)−〔2−〔8’(S)−ヒドロキシ−
2’(S),6’(R),−ジメチル−1’,2’,
6’,7’,8’,8a’(R)−ヘキサヒドロナフチ
ル−1’(S)〕エチル〕−4(R)−アセチル−3,
4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン
(2)の製造 無水ピリジン(30mL)中の粗無水ジオールラクトン
(I)(5.0g;0.0156mol)及び4−ジメ
チルアミノピリジン(DMAP)(0.3813g;
0.0031mol;20mol%)に、無水酢酸
(1.77mL;0.017mol)を0℃、窒素ガス
下で一度に添加し、混合物を0℃で4−6時間攪拌し
た。ピリジンを蒸発させ、酢酸エチル(60mL)を添
加した。溶液を飽和NaClで洗浄し、層を分離し、有
機層をモレキュラーシーブ上で乾燥した。有機層を濾過
し、酢酸エチルを蒸発させて淡褐色の固形物を得た。上
記の別法として、反応混合物に酢酸エチル(60ml)
を添加して仕上げ、続いて飽和硫酸(4×50ml)で
洗浄し、層を分離し、有機層を無水硫酸マグネシウム又
は無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。有機層を濾過し、
酢酸エチルを蒸発させて淡褐色固形物を得、表題の化合
物であることを同定した。 (b) 2,2−ジメチルブチリルクロリドの製造 2,2−ジメチル酪酸(24.04g;0.207mo
l)に、塩化チオニル(16.6mL;0.227mo
l)を室温、窒素ガス下で添加し、混合物を5時間攪拌
した。製品を52−53℃で蒸留(29インチ水銀柱)
し、透明な液体を得た。
ルブチリルオキシ)−2’(S),6’(R)−ジメチ
ル−1’,2’,6’,7’,8’,8a’(R)−ヘ
キサヒドロナフチル−1’(S)〕エチル〕−4(R)
−ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−
ピラン−2−オンの製造 (a) 6(R)−〔2−〔8’(S)−ヒドロキシ−
2’(S),6’(R),−ジメチル−1’,2’,
6’,7’,8’,8a’(R)−ヘキサヒドロナフチ
ル−1’(S)〕エチル〕−4(R)−アセチル−3,
4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン
(2)の製造 無水ピリジン(30mL)中の粗無水ジオールラクトン
(I)(5.0g;0.0156mol)及び4−ジメ
チルアミノピリジン(DMAP)(0.3813g;
0.0031mol;20mol%)に、無水酢酸
(1.77mL;0.017mol)を0℃、窒素ガス
下で一度に添加し、混合物を0℃で4−6時間攪拌し
た。ピリジンを蒸発させ、酢酸エチル(60mL)を添
加した。溶液を飽和NaClで洗浄し、層を分離し、有
機層をモレキュラーシーブ上で乾燥した。有機層を濾過
し、酢酸エチルを蒸発させて淡褐色の固形物を得た。上
記の別法として、反応混合物に酢酸エチル(60ml)
を添加して仕上げ、続いて飽和硫酸(4×50ml)で
洗浄し、層を分離し、有機層を無水硫酸マグネシウム又
は無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。有機層を濾過し、
酢酸エチルを蒸発させて淡褐色固形物を得、表題の化合
物であることを同定した。 (b) 2,2−ジメチルブチリルクロリドの製造 2,2−ジメチル酪酸(24.04g;0.207mo
l)に、塩化チオニル(16.6mL;0.227mo
l)を室温、窒素ガス下で添加し、混合物を5時間攪拌
した。製品を52−53℃で蒸留(29インチ水銀柱)
し、透明な液体を得た。
【0005】(c) 6(R)−〔2−〔8’(S)−
(2”,2”−ジメチルブチルオキシ)−2’(S),
6’(R)−ジメチル−1’,2’,6’,7’,
8’,8a’(R)−ヘキサヒドロナフチル−1’
(S)〕エチル〕−4(R)−アセチル−3,4,5,
6−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン(3)の製
造 粗4−アセチル化ジオールラクトン化合物(2)(3.
15g;0.0087mol)を窒素ガス下で、無水ピ
リジン(8.7mL)に溶解し;DMAP(0.212
6g;0.0017mol;20mol%)を添加し、
温度を0℃に下げ、2,2−ジメチルブチリルクロリド
(9.37g;0.0696mol;8当量)を10分
以上かけて添加し、混合物をこの温度で0.5−1.0
時間攪拌した。次いで、この反応温度を35−40℃の
間に上げて48時間攪拌した。ピリジンを蒸発させ、酢
酸エチル(20ml)を添加した。溶液を飽和NaCl
(20ml)で洗浄し、各層を分離し、そして有機層を
モレキュラーシーブ上で乾燥した。有機層を濾過し、酢
酸エチルを蒸発させて淡褐色の固形物を得た。上記の別
法として、反応混合物に酢酸エチル(60ml)を添加
して仕上げ、続いて飽和硫酸銅(4×50ml)で洗浄
し、各層を分離し、有機層を無水硫酸マグネシウム又は
無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。有機層を濾過し、酢
酸エチルを蒸発させて淡褐色固形物を得、表題の化合物
であることを同定した。 (d) シンバスタチンメチルエステル(4)の製造 無水メタノール(100mL)中の4−アセチルシンバ
スタチン(化合物3)(5.0g;0.11mol)
に、濃塩酸(30mL)を、室温、窒素ガス下で徐々に
添加し、環境温度を保持しながら反応物を16時間攪拌
した。メタノールを蒸発させ、酢酸エチル(100m
L)を添加し、過剰の塩酸を中和するために、混合物を
飽和炭酸水素ナトリウム(2×5mL)で洗浄した。各
層を分離し、有機層をモレキュラーシーブ上で乾燥し
た。有機層を濾過し、酢酸エチルを蒸発させて淡黄色の
油状物を得、表題の化合物であることを同定した。
(2”,2”−ジメチルブチルオキシ)−2’(S),
6’(R)−ジメチル−1’,2’,6’,7’,
8’,8a’(R)−ヘキサヒドロナフチル−1’
(S)〕エチル〕−4(R)−アセチル−3,4,5,
6−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン(3)の製
造 粗4−アセチル化ジオールラクトン化合物(2)(3.
15g;0.0087mol)を窒素ガス下で、無水ピ
リジン(8.7mL)に溶解し;DMAP(0.212
6g;0.0017mol;20mol%)を添加し、
温度を0℃に下げ、2,2−ジメチルブチリルクロリド
(9.37g;0.0696mol;8当量)を10分
以上かけて添加し、混合物をこの温度で0.5−1.0
時間攪拌した。次いで、この反応温度を35−40℃の
間に上げて48時間攪拌した。ピリジンを蒸発させ、酢
酸エチル(20ml)を添加した。溶液を飽和NaCl
(20ml)で洗浄し、各層を分離し、そして有機層を
モレキュラーシーブ上で乾燥した。有機層を濾過し、酢
酸エチルを蒸発させて淡褐色の固形物を得た。上記の別
法として、反応混合物に酢酸エチル(60ml)を添加
して仕上げ、続いて飽和硫酸銅(4×50ml)で洗浄
し、各層を分離し、有機層を無水硫酸マグネシウム又は
無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。有機層を濾過し、酢
酸エチルを蒸発させて淡褐色固形物を得、表題の化合物
であることを同定した。 (d) シンバスタチンメチルエステル(4)の製造 無水メタノール(100mL)中の4−アセチルシンバ
スタチン(化合物3)(5.0g;0.11mol)
に、濃塩酸(30mL)を、室温、窒素ガス下で徐々に
添加し、環境温度を保持しながら反応物を16時間攪拌
した。メタノールを蒸発させ、酢酸エチル(100m
L)を添加し、過剰の塩酸を中和するために、混合物を
飽和炭酸水素ナトリウム(2×5mL)で洗浄した。各
層を分離し、有機層をモレキュラーシーブ上で乾燥し
た。有機層を濾過し、酢酸エチルを蒸発させて淡黄色の
油状物を得、表題の化合物であることを同定した。
【0006】(e) シンバスタチンアンモニウム塩
(5)の製造 脱イオン水(127mL)をシンバスタチンメチルエス
テル(化合物4)(4.24g;0.0094mol)
に室温、窒素ガス下で添加した。固形のNaOH(3.
76g;10当量)を環境温度を保持しながら添加し
た。反応物を1−2時間攪拌して、0℃に冷却した。p
Hを、2N・HClを使って7.0に調整し、酢酸エチ
ル(67mL)を添加した。2N・HClでpHを4.
0に調整し、そして二つの層を30分間攪拌した。メタ
ノール(2.5mL)を有機層に添加し、温度を10℃
に調整した。1:3水酸化アンモニウム:メタノール
(5.3mL)を30分以上かけて添加した;この時点
で結晶化を起こすには、50mgの純粋シンバスタチン
アンモニウムの種晶が必要である。混合物を0℃で2時
間、熟成し、得られたスラリーを濾過し、そしてケーキ
部を冷却した9:1酢酸エチル:メタノール(9.5m
L)で洗浄した。製品を乾燥して淡桃色の固形物を得、
表題の化合物であることを同定した。 (f) 6(R)−〔2−〔8’(S)−(2”,2”
−ジメチルブチリルオキシ)−2’(S),6’(R)
−ジメチル−1’,2’,6’,7’,8’,8a’
(R)−ヘキサヒドロナフチル−1’(S)〕エチル〕
−4(R)−ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒド
ロ−2H−ピラン−2−オン(6)の製造 脱イオン水(20mL)、氷酢酸(40mL)及びブチ
ルヒドロキシアニゾール(BHA、50mg)を、25
0mL容の三つ首の丸底フラスコに窒素ガス雰囲気下で
充填した。バッチ温度を20−25℃に調整し、シンバ
スタチンアンモニウム塩(化合物5)(12.5g、定
量ベース、27.56mmol)を添加し、20−25
℃で15分間或いは溶解するまで攪拌した。メタンスル
ホン酸(70%、d=1.35、4.23g、30.8
mmol、1.118当量)を添加し、ラクトン化反応
が75%以上完了するまで、混合物を20−25℃で2
時間熟成した。混合物にシンバスタチン粗種晶(60m
g)を入れてシージングし、20−25℃で0.5時間
熟成した。脱イオン水(22.5mL)を3時間以上
(0.13mL/分)かけて添加し、二回目投入の脱イ
オン水(35mL)を1時間以上(0.58mL/分)
かけて添加した。混合物を20−25℃で1時間熟成し
た後に、28v/v%水酸化アンモニウム(4.0m
L)で処理した。混合物を20−25℃で1時間熟成し
た後、濾過してシンバスタチン粗結晶を集めた。シンバ
スタチン粗湿潤ケーキを、(2:1)脱イオン水/酢酸
(50mL)、及び脱イオン水(50mL)、及び
(1:1)メタノール/脱イオン水(50mL)で洗浄
した。本製品を、一夜、25−30℃で、窒素ガス放出
による減圧下で乾燥し、白色針状物として粗シンバスタ
チン(下記のHPLC重量%分析によると98%重量
比)を得た。無水シンバスタチン粗生成物のHPLC重
量%分析は次のような条件下で行った。ここで使用され
るHPLC重量%分析とは、最終生成物の純度を得るた
めの分析であり、高圧力液体クロマトグラフィ(Hig
h Pressure Liquid Chromat
ography、以後「HPLC」と略す)を使用し、
そして、該HPLCが所望のシンバスタチン生成物であ
る最終生成物の量を決定する。具体的には、HPLC重
量%分析では、HPLCを使用して、既知の重量を有す
る既知の標準試料の面積パーセントに対する生成物の面
積パーセントを比較することにより行う。該分析の操作
における「平均応答因子」は、下記の式に使用するもの
であり、試料に対して得られたHPLC紫外線トレーシ
ングの面積パーセントを表わす。100mL容の定量フ
ラスコに、30mgの標準品(又は試料)を正確に秤取
し、60:40アセトニトリル:0.01MKH2PO4
(pH=4.0)で溶解し、最終容量を100mLにし
た。
(5)の製造 脱イオン水(127mL)をシンバスタチンメチルエス
テル(化合物4)(4.24g;0.0094mol)
に室温、窒素ガス下で添加した。固形のNaOH(3.
76g;10当量)を環境温度を保持しながら添加し
た。反応物を1−2時間攪拌して、0℃に冷却した。p
Hを、2N・HClを使って7.0に調整し、酢酸エチ
ル(67mL)を添加した。2N・HClでpHを4.
0に調整し、そして二つの層を30分間攪拌した。メタ
ノール(2.5mL)を有機層に添加し、温度を10℃
に調整した。1:3水酸化アンモニウム:メタノール
(5.3mL)を30分以上かけて添加した;この時点
で結晶化を起こすには、50mgの純粋シンバスタチン
アンモニウムの種晶が必要である。混合物を0℃で2時
間、熟成し、得られたスラリーを濾過し、そしてケーキ
部を冷却した9:1酢酸エチル:メタノール(9.5m
L)で洗浄した。製品を乾燥して淡桃色の固形物を得、
表題の化合物であることを同定した。 (f) 6(R)−〔2−〔8’(S)−(2”,2”
−ジメチルブチリルオキシ)−2’(S),6’(R)
−ジメチル−1’,2’,6’,7’,8’,8a’
(R)−ヘキサヒドロナフチル−1’(S)〕エチル〕
−4(R)−ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒド
ロ−2H−ピラン−2−オン(6)の製造 脱イオン水(20mL)、氷酢酸(40mL)及びブチ
ルヒドロキシアニゾール(BHA、50mg)を、25
0mL容の三つ首の丸底フラスコに窒素ガス雰囲気下で
充填した。バッチ温度を20−25℃に調整し、シンバ
スタチンアンモニウム塩(化合物5)(12.5g、定
量ベース、27.56mmol)を添加し、20−25
℃で15分間或いは溶解するまで攪拌した。メタンスル
ホン酸(70%、d=1.35、4.23g、30.8
mmol、1.118当量)を添加し、ラクトン化反応
が75%以上完了するまで、混合物を20−25℃で2
時間熟成した。混合物にシンバスタチン粗種晶(60m
g)を入れてシージングし、20−25℃で0.5時間
熟成した。脱イオン水(22.5mL)を3時間以上
(0.13mL/分)かけて添加し、二回目投入の脱イ
オン水(35mL)を1時間以上(0.58mL/分)
かけて添加した。混合物を20−25℃で1時間熟成し
た後に、28v/v%水酸化アンモニウム(4.0m
L)で処理した。混合物を20−25℃で1時間熟成し
た後、濾過してシンバスタチン粗結晶を集めた。シンバ
スタチン粗湿潤ケーキを、(2:1)脱イオン水/酢酸
(50mL)、及び脱イオン水(50mL)、及び
(1:1)メタノール/脱イオン水(50mL)で洗浄
した。本製品を、一夜、25−30℃で、窒素ガス放出
による減圧下で乾燥し、白色針状物として粗シンバスタ
チン(下記のHPLC重量%分析によると98%重量
比)を得た。無水シンバスタチン粗生成物のHPLC重
量%分析は次のような条件下で行った。ここで使用され
るHPLC重量%分析とは、最終生成物の純度を得るた
めの分析であり、高圧力液体クロマトグラフィ(Hig
h Pressure Liquid Chromat
ography、以後「HPLC」と略す)を使用し、
そして、該HPLCが所望のシンバスタチン生成物であ
る最終生成物の量を決定する。具体的には、HPLC重
量%分析では、HPLCを使用して、既知の重量を有す
る既知の標準試料の面積パーセントに対する生成物の面
積パーセントを比較することにより行う。該分析の操作
における「平均応答因子」は、下記の式に使用するもの
であり、試料に対して得られたHPLC紫外線トレーシ
ングの面積パーセントを表わす。100mL容の定量フ
ラスコに、30mgの標準品(又は試料)を正確に秤取
し、60:40アセトニトリル:0.01MKH2PO4
(pH=4.0)で溶解し、最終容量を100mLにし
た。
【0007】平均応答因子をHPLC分析器にて次のよ
うな条件下で測定した: カラム:パーキン−エルマーC18−3cm全長、3μ粒
子サイズ 温度:25℃ 流量:3.0mL/分 検出:UV238nm 注入:5μL 移動相:50:50アセトニトリル:0.1%H3PO4
(水溶液) 保持時間(分) 試料の同定 1.80 1.シンバスタチンアンモニウム塩 2.20 2.ロバスタチン及びエピ異性体 3.44 3.シンバスタチン粗生成物 重量%は次の如く計算した。
うな条件下で測定した: カラム:パーキン−エルマーC18−3cm全長、3μ粒
子サイズ 温度:25℃ 流量:3.0mL/分 検出:UV238nm 注入:5μL 移動相:50:50アセトニトリル:0.1%H3PO4
(水溶液) 保持時間(分) 試料の同定 1.80 1.シンバスタチンアンモニウム塩 2.20 2.ロバスタチン及びエピ異性体 3.44 3.シンバスタチン粗生成物 重量%は次の如く計算した。
【化14】
【0008】実施例2−4 シンバスタチンを中間体(III)(Rはn−プロピル又
はイソプロピルである)から製造した。系列の中間体
(II)を実施例1(a)に準じて製造(但し実施例1
(a)の酢酸無水物の代わりに、当量の酪酸無水物、イ
ソ酪酸無水物、或いはブチリルクロリド或いはイソブチ
リルクロリドを用いた)した。
はイソプロピルである)から製造した。系列の中間体
(II)を実施例1(a)に準じて製造(但し実施例1
(a)の酢酸無水物の代わりに、当量の酪酸無水物、イ
ソ酪酸無水物、或いはブチリルクロリド或いはイソブチ
リルクロリドを用いた)した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/365 ADN (72)発明者 グレゴリー エル.トワルト アメリカ合衆国,22849 ヴァージニア, シエナンドー,シックスス ストリート 400
Claims (7)
- 【請求項1】 式(III): 【化1】 (式中、RはC1-5アルキルである)の化合物を式R1O
H(R1はC1-4アルキルである)のアルコール及び酸で
処理して式(IV): 【化2】 の化合物を生成することを特徴とする式(IV)の化合物
の製法。 - 【請求項2】 酸が塩酸、硫酸、及び酢酸からなる群よ
り選択される請求項1の製法。 - 【請求項3】 アルコールがメタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノール及びt−ブタノー
ルから選択され、酸が塩酸である請求項2の製法。 - 【請求項4】 請求項1の製法により式(IV): 【化3】 (式中、R1はC1-4アルキルである)の化合物を生成
し、次いで式(IV)の化合物を水酸化物塩基及びアンモ
ニアで処理して式(V): 【化4】 の化合物を生成することを特徴とする式(V)の化合物
の製法。 - 【請求項5】 請求項4の製法により式(V): 【化5】 の化合物を生成し、次いで式(V)の化合物を希釈酸で
処理して式(VI): 【化6】 のシンバスタチンを生成することを特徴とする式(VI)
の化合物の製法。 - 【請求項6】 希釈酸が酢酸、硫酸、及び塩酸からなる
群より選択される請求項5の製法。 - 【請求項7】 式(I): 【化7】 のジオールラクトンを(RCO)2OまたはRCOCl
(RはC1-5アルキルである)から選択されるアシル化
試薬で処理して式(II): 【化8】 の化合物を生成する工程、 式(II)の化合物を2,2−ジメチルブチリルクロライ
ドで処理して式(III): 【化9】 の化合物を生成する工程、 式(III)の化合物を式R1OH(R1はC1-4アルキルで
ある)のアルコール及び酸で処理して式(IV): 【化10】 の化合物を生成する工程、及び式(IV)の化合物を水酸
化物塩基及びアンモニアで処理して式(V): 【化11】 の化合物を生成することを特徴とする式(V)の化合物
の製法。
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