JPH0764817A - 故障検出システム - Google Patents
故障検出システムInfo
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- JPH0764817A JPH0764817A JP5214116A JP21411693A JPH0764817A JP H0764817 A JPH0764817 A JP H0764817A JP 5214116 A JP5214116 A JP 5214116A JP 21411693 A JP21411693 A JP 21411693A JP H0764817 A JPH0764817 A JP H0764817A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/0703—Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
- G06F11/0706—Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
- G06F11/0745—Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment in an input/output transactions management context
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/0703—Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
- G06F11/0751—Error or fault detection not based on redundancy
-
- G—PHYSICS
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- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集積回路内の機能ブロック(ランダムロジッ
ク等)の故障検出を行う故障検出システムの故障検出率
を向上させる。 【構成】 ランダムロジック部2に入力される信号に対
応する入力パターン保持部45の入力パターンを検出部
46で検出する。検出部46での検出した入力パターン
に対応する期待値パターンを期待値パターン保持部52
から比較器6に伝送する。比較器6でランダムロジック
部2の出力とこの期待値パターンとを比較して、比較結
果をエラー処理回路7で処理する。エラー処理回路7
は、エラーの内容をエラーレジスタ8に記憶させ、デー
タバス34によって故障検出回路101bの外部へ出力
可能な状態にする。 【効果】 エラーの内容を統計的に処理して、制御部4
4,51によって入力パターン保持部45及び期待値パ
ターン保持部52のデータを適当に書き換えることで故
障検出率を向上できる。
ク等)の故障検出を行う故障検出システムの故障検出率
を向上させる。 【構成】 ランダムロジック部2に入力される信号に対
応する入力パターン保持部45の入力パターンを検出部
46で検出する。検出部46での検出した入力パターン
に対応する期待値パターンを期待値パターン保持部52
から比較器6に伝送する。比較器6でランダムロジック
部2の出力とこの期待値パターンとを比較して、比較結
果をエラー処理回路7で処理する。エラー処理回路7
は、エラーの内容をエラーレジスタ8に記憶させ、デー
タバス34によって故障検出回路101bの外部へ出力
可能な状態にする。 【効果】 エラーの内容を統計的に処理して、制御部4
4,51によって入力パターン保持部45及び期待値パ
ターン保持部52のデータを適当に書き換えることで故
障検出率を向上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集積回路の故障検出
を行う故障検出システムに関し、特に集積回路に高い信
頼性が要求される場合、動的にその集積回路の故障検出
を行う故障検出システムに関する。
を行う故障検出システムに関し、特に集積回路に高い信
頼性が要求される場合、動的にその集積回路の故障検出
を行う故障検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、機器に含まれている集積回路が常
に正しい動作を行っていることを、機器自身が判断する
ことは容易ではない。つまり、機器がおかれる環境、例
えば温度、電界、磁界、電磁波、及び放射線の密度等は
動的に変化するので、常に機器が正常に動作する環境に
置かれていることを確かめることは難しく、機器の誤動
作の原因のひとつである集積回路の誤動作についても、
通常、特別の手段を設けない限り検出することは困難で
あった。そこで、故障検出システムを用いて集積回路の
故障検出を行うことが必要となり、特開平1−1939
42号公報等にそのための故障検出システムが記載され
ている。
に正しい動作を行っていることを、機器自身が判断する
ことは容易ではない。つまり、機器がおかれる環境、例
えば温度、電界、磁界、電磁波、及び放射線の密度等は
動的に変化するので、常に機器が正常に動作する環境に
置かれていることを確かめることは難しく、機器の誤動
作の原因のひとつである集積回路の誤動作についても、
通常、特別の手段を設けない限り検出することは困難で
あった。そこで、故障検出システムを用いて集積回路の
故障検出を行うことが必要となり、特開平1−1939
42号公報等にそのための故障検出システムが記載され
ている。
【0003】従来の故障検出システムについて図14乃
至図19を用いて説明する。図14は、集積回路を含む
機器の構成を示す図である。図14において、101,
102はそれぞれ異なる機能を持つ集積回路を含むデバ
イス、103はデバイス101,102を制御する中央
処理装置(以下CPUという)、104はリード/ライ
ト信号やチップイネーブル信号やセルフテストイネーブ
ル信号等のコントロール信号を伝送するコントロール信
号バス、105はデータ信号を伝送するデータ信号バ
ス、106はアドレス信号を伝送するアドレス信号バス
である。
至図19を用いて説明する。図14は、集積回路を含む
機器の構成を示す図である。図14において、101,
102はそれぞれ異なる機能を持つ集積回路を含むデバ
イス、103はデバイス101,102を制御する中央
処理装置(以下CPUという)、104はリード/ライ
ト信号やチップイネーブル信号やセルフテストイネーブ
ル信号等のコントロール信号を伝送するコントロール信
号バス、105はデータ信号を伝送するデータ信号バ
ス、106はアドレス信号を伝送するアドレス信号バス
である。
【0004】図14に示した機器において、デバイス1
01,102は内蔵している集積回路の故障検出を行う
ための故障検出回路101a,102aを備えている。
CPU103は、コントロール信号バス104、データ
信号バス105及びアドレス信号バス106によってリ
ード/ライトあるいはセルフテストなどの制御を行う。
また、デバイス101,102は集積回路のエラーチエ
ックをセルフテストで行う。
01,102は内蔵している集積回路の故障検出を行う
ための故障検出回路101a,102aを備えている。
CPU103は、コントロール信号バス104、データ
信号バス105及びアドレス信号バス106によってリ
ード/ライトあるいはセルフテストなどの制御を行う。
また、デバイス101,102は集積回路のエラーチエ
ックをセルフテストで行う。
【0005】図15は、例えば従来の故障検出回路10
1aの構成を示すブロック図である。図15において、
1は集積回路(例えばマイクロプロセッサなど)内の一
つの機能(例えばマイクロプロセッサ内部のALUな
ど)にデータを送信するための集積回路内部の入力信号
線を示す。2は集積回路内部に設けられて、入力信号線
1から入力されたデータに対して所定の機能を実行する
ランダムロジック部、3はランダムロジック部2で行わ
れた論理演算等の結果を集積回路内の他の機能あるいは
集積回路の外部へ出力するための出力信号線を示す。入
力信号線1及び出力信号線3は、通常、信号のビット数
に対応した複数本の線路を有する。
1aの構成を示すブロック図である。図15において、
1は集積回路(例えばマイクロプロセッサなど)内の一
つの機能(例えばマイクロプロセッサ内部のALUな
ど)にデータを送信するための集積回路内部の入力信号
線を示す。2は集積回路内部に設けられて、入力信号線
1から入力されたデータに対して所定の機能を実行する
ランダムロジック部、3はランダムロジック部2で行わ
れた論理演算等の結果を集積回路内の他の機能あるいは
集積回路の外部へ出力するための出力信号線を示す。入
力信号線1及び出力信号線3は、通常、信号のビット数
に対応した複数本の線路を有する。
【0006】4はランダムロジック部2の入力に対する
出力の期待値を保持するテスト比較用ROM、5はセル
フテスト時にテスト比較用ROM4のアドレスを生成し
て出力するROMアドレス生成部、6はランダムロジッ
ク部2の出力とテスト比較用ROM4のパターンを比較
し、一致しているかしていないかを示す信号を信号線1
1に出力する比較器である。
出力の期待値を保持するテスト比較用ROM、5はセル
フテスト時にテスト比較用ROM4のアドレスを生成し
て出力するROMアドレス生成部、6はランダムロジッ
ク部2の出力とテスト比較用ROM4のパターンを比較
し、一致しているかしていないかを示す信号を信号線1
1に出力する比較器である。
【0007】22は、故障検出回路101aのテスト用
パターンを保持するテストパターンROMであり、RO
Mアドレス生成部5で発生されて信号線24で伝えられ
るアドレス信号によって、信号線23にテストパターン
を出力するテストパターンROMである。30はテスト
パターンを伝える信号線23の値及び入力信号線1の値
を入力として、信号線28,29から与えられるイネー
ブル信号とセルフテストイネーブル信号に応じて入力信
号線1の値または信号線23の値をランダムロジック部
2に接続された信号線25に出力するセレクタ、27は
信号線26を通してランダムロジック部2から入力され
た出力信号を出力信号線3に伝達するか否かを選択する
スイッチである。
パターンを保持するテストパターンROMであり、RO
Mアドレス生成部5で発生されて信号線24で伝えられ
るアドレス信号によって、信号線23にテストパターン
を出力するテストパターンROMである。30はテスト
パターンを伝える信号線23の値及び入力信号線1の値
を入力として、信号線28,29から与えられるイネー
ブル信号とセルフテストイネーブル信号に応じて入力信
号線1の値または信号線23の値をランダムロジック部
2に接続された信号線25に出力するセレクタ、27は
信号線26を通してランダムロジック部2から入力され
た出力信号を出力信号線3に伝達するか否かを選択する
スイッチである。
【0008】セレクタ30の構成の一例を図16に示
す。図16において、L1は信号線28を通して入力し
たイネーブル信号の反転論理を出力するインバータ、L
2は信号線28,29を通して2つの入力にそれぞれイ
ネーブル信号及びセルフテストイネーブル信号を入力す
るORゲート、L3は3つの入力を有し、それぞれの入
力にインバータL1の出力、信号線23を通して伝達さ
れるセルフテストのための入力パターン及びORゲート
L2の出力が与えられるANDゲート、L4は2つの入
力を有し、それぞれの入力に入力信号線1にて伝達され
る入力信号及び信号線28にて伝達されるイネーブル信
号が与えられるANDゲート、L5はANDゲートL
3,L4の出力の論理和を取って出力するORゲートで
ある。30a〜30dはそれぞれ1ビット分のセレクタ
であり、入力信号線1にて伝えられる入力信号のうちの
1ビットと信号線23にて伝えられる入力パターンのう
ちの1ビットとを選択的に出力するように、同じ回路構
成を有している。例えば、セレクタ30aは、ANDゲ
ートL3,L4とORゲートL5で構成されている。
す。図16において、L1は信号線28を通して入力し
たイネーブル信号の反転論理を出力するインバータ、L
2は信号線28,29を通して2つの入力にそれぞれイ
ネーブル信号及びセルフテストイネーブル信号を入力す
るORゲート、L3は3つの入力を有し、それぞれの入
力にインバータL1の出力、信号線23を通して伝達さ
れるセルフテストのための入力パターン及びORゲート
L2の出力が与えられるANDゲート、L4は2つの入
力を有し、それぞれの入力に入力信号線1にて伝達され
る入力信号及び信号線28にて伝達されるイネーブル信
号が与えられるANDゲート、L5はANDゲートL
3,L4の出力の論理和を取って出力するORゲートで
ある。30a〜30dはそれぞれ1ビット分のセレクタ
であり、入力信号線1にて伝えられる入力信号のうちの
1ビットと信号線23にて伝えられる入力パターンのう
ちの1ビットとを選択的に出力するように、同じ回路構
成を有している。例えば、セレクタ30aは、ANDゲ
ートL3,L4とORゲートL5で構成されている。
【0009】セレクタ30の動作を説明する。信号線2
8にて与えられるイネーブル信号がハイレベルの場合、
ANDゲートL3の入力のうち一つがローレベル、AN
DゲートL4の入力のうち一つがハイレベルとなるの
で、セレクタ30は、常に入力信号線1の値を信号線2
5に伝える。
8にて与えられるイネーブル信号がハイレベルの場合、
ANDゲートL3の入力のうち一つがローレベル、AN
DゲートL4の入力のうち一つがハイレベルとなるの
で、セレクタ30は、常に入力信号線1の値を信号線2
5に伝える。
【0010】イネーブル信号がローレベルの場合、信号
線29にて与えられるセルフテストイネーブル信号がハ
イレベルの場合に信号線23の値を信号線25に伝え、
信号線29がローレベルの場合は、信号線25にローレ
ベルを出力する。
線29にて与えられるセルフテストイネーブル信号がハ
イレベルの場合に信号線23の値を信号線25に伝え、
信号線29がローレベルの場合は、信号線25にローレ
ベルを出力する。
【0011】次に、スイッチ27の構成の一例を図17
に示す。スイッチ27は、信号線28のうちの一ビット
を一方の入力に接続し、ランダムロジック部2が出力す
る信号のうちイネーブル信号に対応するビットを他方の
入力とする複数のANDゲートL61〜L64からな
る。このように信号線26は、図15に示したランダム
ロジック部2の出力を伝達する信号線であるが、スイッ
チ27の入力に接続される。そして、ANDゲートL6
1〜L64の出力が出力信号線3に接続されている。ス
イッチ27は、信号線28を通して伝えられるイネーブ
ル信号がハイレベルの場合は、ランダムロジック部の信
号線26を出力信号線3に伝達し、信号線28を通して
伝えられるイネーブル信号がローレベルの場合は、出力
信号線3にローレベル信号を出力する。
に示す。スイッチ27は、信号線28のうちの一ビット
を一方の入力に接続し、ランダムロジック部2が出力す
る信号のうちイネーブル信号に対応するビットを他方の
入力とする複数のANDゲートL61〜L64からな
る。このように信号線26は、図15に示したランダム
ロジック部2の出力を伝達する信号線であるが、スイッ
チ27の入力に接続される。そして、ANDゲートL6
1〜L64の出力が出力信号線3に接続されている。ス
イッチ27は、信号線28を通して伝えられるイネーブ
ル信号がハイレベルの場合は、ランダムロジック部の信
号線26を出力信号線3に伝達し、信号線28を通して
伝えられるイネーブル信号がローレベルの場合は、出力
信号線3にローレベル信号を出力する。
【0012】次に、故障検出回路101aの動作につい
て説明する。ランダムロジック部2は、入力信号線1の
信号に、ある種の処理を施して、出力信号線3にその処
理結果を出力する。この出力は、入力が決まれば一意に
決定されるものとする。そして、ランダムロジック部2
を含む集積回路は、ランダムロジック部2に入力信号線
1からあるデータを入力して処理された結果を出力信号
線3から読み出して動作する。
て説明する。ランダムロジック部2は、入力信号線1の
信号に、ある種の処理を施して、出力信号線3にその処
理結果を出力する。この出力は、入力が決まれば一意に
決定されるものとする。そして、ランダムロジック部2
を含む集積回路は、ランダムロジック部2に入力信号線
1からあるデータを入力して処理された結果を出力信号
線3から読み出して動作する。
【0013】集積回路は、その集積回路を内蔵している
デバイス101に接続されている外部のCPU103に
よって間欠的に使用される。その様子を図18のタイミ
ングチャートに示す。図からわかるように、イネーブル
信号が定期的にローレベルになり、イネーブル信号がロ
ーレベルの間にセルフテストイネーブル信号がハイレベ
ルになる。CPU103が集積回路を使っているとき
は、信号線28はハイレベルとなっている。従って、セ
レクタ30は入力信号線1の値をランダムロジック部2
に伝達し、スイッチ27は、ランダムロジック部2の処
理結果の出力を出力信号線3に出力する。つまりこの場
合、集積回路はセルフテストを行わずに通常の動作を行
う。
デバイス101に接続されている外部のCPU103に
よって間欠的に使用される。その様子を図18のタイミ
ングチャートに示す。図からわかるように、イネーブル
信号が定期的にローレベルになり、イネーブル信号がロ
ーレベルの間にセルフテストイネーブル信号がハイレベ
ルになる。CPU103が集積回路を使っているとき
は、信号線28はハイレベルとなっている。従って、セ
レクタ30は入力信号線1の値をランダムロジック部2
に伝達し、スイッチ27は、ランダムロジック部2の処
理結果の出力を出力信号線3に出力する。つまりこの場
合、集積回路はセルフテストを行わずに通常の動作を行
う。
【0014】イネーブル信号がローレベルで、かつセル
フテストイネーブル信号がハイレベルの場合は、通常動
作は行わずに、セルフテストが行われる。故障検出回路
101aは、ランダムロジック部2が入力に対して正し
い出力をしているかどうかテストするために、以下の処
理を行う。
フテストイネーブル信号がハイレベルの場合は、通常動
作は行わずに、セルフテストが行われる。故障検出回路
101aは、ランダムロジック部2が入力に対して正し
い出力をしているかどうかテストするために、以下の処
理を行う。
【0015】イネーブル信号がローレベルで、かつセル
フテストイネーブル信号がローレベルのとき、セレクタ
30は信号線25にローレベルを出力する。次に、イネ
ーブル信号がローレベルで、セルフテストイネーブル信
号がハイレベルになると、ROMアドレス生成部5は、
テスト比較用ROM4のアドレス信号を生成して信号線
9及び信号線24に出力する。信号線24を通してテス
トパターンROM22にアドレス信号が入力されると、
テストパターンROM22に記憶されている一つの入力
パターンが信号線23に出力される。同時に、テスト比
較用ROM4は、信号線9を通して入力されたアドレス
信号に対応する、即ちテストパターンROM22の出力
する入力パターンに対応する期待値パターンを信号線1
0に出力する。セレクタ30は、信号線23の値を信号
線25に伝達するので、ランダムロジック部2にはテス
トパターンROM22の出力が入力され、信号線26に
はランダムロジック部2の処理結果が出力される。比較
器6は、ランダムロジック部2の処理結果と、期待値パ
ターンが入力され、この2つの信号の値を比較して、一
致しているか否かを信号線11を通じて出力する。
フテストイネーブル信号がローレベルのとき、セレクタ
30は信号線25にローレベルを出力する。次に、イネ
ーブル信号がローレベルで、セルフテストイネーブル信
号がハイレベルになると、ROMアドレス生成部5は、
テスト比較用ROM4のアドレス信号を生成して信号線
9及び信号線24に出力する。信号線24を通してテス
トパターンROM22にアドレス信号が入力されると、
テストパターンROM22に記憶されている一つの入力
パターンが信号線23に出力される。同時に、テスト比
較用ROM4は、信号線9を通して入力されたアドレス
信号に対応する、即ちテストパターンROM22の出力
する入力パターンに対応する期待値パターンを信号線1
0に出力する。セレクタ30は、信号線23の値を信号
線25に伝達するので、ランダムロジック部2にはテス
トパターンROM22の出力が入力され、信号線26に
はランダムロジック部2の処理結果が出力される。比較
器6は、ランダムロジック部2の処理結果と、期待値パ
ターンが入力され、この2つの信号の値を比較して、一
致しているか否かを信号線11を通じて出力する。
【0016】上記の故障検出システムにおいて、上記の
セルフテストを、集積回路にリセットがかかった直後に
行ってもよい。また、機器が集積回路を常に又は長い期
間占有して使用する場合は、集積回路内に設けられたタ
イマーによってある一定時間が経過した後に、セルフテ
スト要求信号を外部のCPUに通知して、機器が周期的
に該集積回路のセルフテストを起動するようにする構成
にしてもよい。
セルフテストを、集積回路にリセットがかかった直後に
行ってもよい。また、機器が集積回路を常に又は長い期
間占有して使用する場合は、集積回路内に設けられたタ
イマーによってある一定時間が経過した後に、セルフテ
スト要求信号を外部のCPUに通知して、機器が周期的
に該集積回路のセルフテストを起動するようにする構成
にしてもよい。
【0017】また、従来の故障検出システムにおいて、
ランダムロジック部2にレジスタが含まれている場合
は、セルフテストを行う直前に、レジスタのデータを一
時的に保持する記憶手段に退避して、なおかつセルフテ
スト用の値を該レジスタにロードしてセルフテストを行
った後、退避したレジスタの値を一時的なメモリからレ
ジスタに書き戻して、通常の動作に戻るような構成にし
てもよい。
ランダムロジック部2にレジスタが含まれている場合
は、セルフテストを行う直前に、レジスタのデータを一
時的に保持する記憶手段に退避して、なおかつセルフテ
スト用の値を該レジスタにロードしてセルフテストを行
った後、退避したレジスタの値を一時的なメモリからレ
ジスタに書き戻して、通常の動作に戻るような構成にし
てもよい。
【0018】また、ランダムロジック部2がCPU10
3の制御下でデータの処理を行っている時に、割り込み
をしてセルフテストを行う場合には、図19に示すよう
に構成すればよい。
3の制御下でデータの処理を行っている時に、割り込み
をしてセルフテストを行う場合には、図19に示すよう
に構成すればよい。
【0019】図19において、2aはランダムロジック
部2内において論理演算を行うランダムロジック、2b
は信号線25を通してランダムロジック部2の外部から
ランダムロジック2aに入力されるデータを一時的に保
持するレジスタ、2cはランダムロジック2aで処理さ
れ信号線26を通して出力されるデータを一時的に保持
するレジスタである。31はレジスタ2b,2c及びメ
モリが出力するデータの伝達先を示すアドレス信号を伝
送するためのアドレス信号バス、32はレジスタ2b,
2c及びメモリを読み出し状態にするか書き込み状態に
するかを指示するリード/ライト信号を伝送するための
リード/ライト信号バスである。
部2内において論理演算を行うランダムロジック、2b
は信号線25を通してランダムロジック部2の外部から
ランダムロジック2aに入力されるデータを一時的に保
持するレジスタ、2cはランダムロジック2aで処理さ
れ信号線26を通して出力されるデータを一時的に保持
するレジスタである。31はレジスタ2b,2c及びメ
モリが出力するデータの伝達先を示すアドレス信号を伝
送するためのアドレス信号バス、32はレジスタ2b,
2c及びメモリを読み出し状態にするか書き込み状態に
するかを指示するリード/ライト信号を伝送するための
リード/ライト信号バスである。
【0020】33はレジスタ2b,2cに記憶されてい
るデータを、セルフテスト時に記憶しておくためのメモ
リ、34は集積回路内に設けられ、ランダムロジック部
2内のレジスタ2b,2cに記憶しているデータをメモ
リ33に送るための、あるいはメモリ33に記憶されて
いるデータをレジスタ2b,2cに送るためのデータバ
スである。
るデータを、セルフテスト時に記憶しておくためのメモ
リ、34は集積回路内に設けられ、ランダムロジック部
2内のレジスタ2b,2cに記憶しているデータをメモ
リ33に送るための、あるいはメモリ33に記憶されて
いるデータをレジスタ2b,2cに送るためのデータバ
スである。
【0021】また、35は集積回路内に設けられ、ラン
ダムロジック部2のセルフテストを周期的に起動するよ
うに、入力されるクロックCLKをカウントして所定の
時間が経過した時点で、図14に示したCPU103に
対してインタラプト信号INTを信号線36からコント
ロール信号バス104を通して出力するタイマである。
ダムロジック部2のセルフテストを周期的に起動するよ
うに、入力されるクロックCLKをカウントして所定の
時間が経過した時点で、図14に示したCPU103に
対してインタラプト信号INTを信号線36からコント
ロール信号バス104を通して出力するタイマである。
【0022】タイマ35は、ROMアドレス生成部5か
らテスト終了を示す信号を信号線37を通して受け取る
と、リロードレジスタに保持されている値を読み込み、
再び、クロックCLKに同期したカウントダウンを開始
する。そして、タイマ35は所定の時間が経過すると、
図14に示したCPU103に対してインタラプト信号
を信号線36から図14に示したコントロール信号バス
104を通して出力する。
らテスト終了を示す信号を信号線37を通して受け取る
と、リロードレジスタに保持されている値を読み込み、
再び、クロックCLKに同期したカウントダウンを開始
する。そして、タイマ35は所定の時間が経過すると、
図14に示したCPU103に対してインタラプト信号
を信号線36から図14に示したコントロール信号バス
104を通して出力する。
【0023】CPU103は、インタラプト信号INT
を受け取ると、信号線28をローレベルにしてインタラ
プト信号INTを出力したデバイス101を開放する。
また、CPU103は、信号線29をハイレベルにす
る。そして、デバイス101は開放されている間にセル
フテストを行う。
を受け取ると、信号線28をローレベルにしてインタラ
プト信号INTを出力したデバイス101を開放する。
また、CPU103は、信号線29をハイレベルにす
る。そして、デバイス101は開放されている間にセル
フテストを行う。
【0024】リード/ライト信号は、レジスタ2b,2
cのデータをデータバス34に出力するように切り替わ
る。従って、レジスタ2b,2cからは、ランダムロジ
ック2aでまだ処理されていないデータをデータバス3
4を通してメモリ33の例えば所定のアドレス33aに
記憶するとともに、ランダムロジック2aで処理された
結果のデータ、即ち集積回路の他部で処理されていない
データをデータバス34を通してメモリ33の例えばア
ドレス33bに記憶する。
cのデータをデータバス34に出力するように切り替わ
る。従って、レジスタ2b,2cからは、ランダムロジ
ック2aでまだ処理されていないデータをデータバス3
4を通してメモリ33の例えば所定のアドレス33aに
記憶するとともに、ランダムロジック2aで処理された
結果のデータ、即ち集積回路の他部で処理されていない
データをデータバス34を通してメモリ33の例えばア
ドレス33bに記憶する。
【0025】また、同時に、信号線28がローレベル
で、かつ信号線29がハイレベルになると、セレクタ3
0が信号線23と信号線25とが接続するように切り替
わる。そして、ROMアドレス生成部5が信号線9,2
4を通してアドレス信号をテスト比較用ROM4とテス
トパターンROM22とに順次出力し、そのアドレスに
対応する入力パターンを信号線23を通してランダムロ
ジック部2に出力するとともに、期待値データを信号線
10を通して比較器6に出力する。比較器6では、ラン
ダムロジック部2で処理されたデータと期待値データと
を比較して一致したか否かの結果を信号線11を通して
出力する。
で、かつ信号線29がハイレベルになると、セレクタ3
0が信号線23と信号線25とが接続するように切り替
わる。そして、ROMアドレス生成部5が信号線9,2
4を通してアドレス信号をテスト比較用ROM4とテス
トパターンROM22とに順次出力し、そのアドレスに
対応する入力パターンを信号線23を通してランダムロ
ジック部2に出力するとともに、期待値データを信号線
10を通して比較器6に出力する。比較器6では、ラン
ダムロジック部2で処理されたデータと期待値データと
を比較して一致したか否かの結果を信号線11を通して
出力する。
【0026】セルフテストが終了すると、ROMアドレ
ス生成部5が終了を示す信号を信号線37を通してタイ
マ35及び図14に示したCPU103に対して出力す
る。これによってタイマ35は初期化され次のセルフテ
ストの起動のため時間の計測を始める。そして、CPU
103は信号線29をローレベルにする。
ス生成部5が終了を示す信号を信号線37を通してタイ
マ35及び図14に示したCPU103に対して出力す
る。これによってタイマ35は初期化され次のセルフテ
ストの起動のため時間の計測を始める。そして、CPU
103は信号線29をローレベルにする。
【0027】信号線29がローレベルとなってセルフテ
ストが終了すると、CPU103は、アドレスバス31
及びリード/ライト信号バス32を通して、メモリ33
に記憶されているセルフテスト前のレジスタ2b,2c
のデータを戻すようにアドレス信号及びリード/ライト
信号を送る。そして、CPU103は、レジスタ2b,
2cにデータが戻った状態で、イネーブル信号をハイレ
ベルにして処理を再開する。
ストが終了すると、CPU103は、アドレスバス31
及びリード/ライト信号バス32を通して、メモリ33
に記憶されているセルフテスト前のレジスタ2b,2c
のデータを戻すようにアドレス信号及びリード/ライト
信号を送る。そして、CPU103は、レジスタ2b,
2cにデータが戻った状態で、イネーブル信号をハイレ
ベルにして処理を再開する。
【0028】次に、信号線28をハイレベルすることに
よって、セレクタ30が入力信号線1を信号線25と接
続するとともに、スイッチ27がオンして、ランダムロ
ジック部2は、通常のデータ処理状態に戻る。
よって、セレクタ30が入力信号線1を信号線25と接
続するとともに、スイッチ27がオンして、ランダムロ
ジック部2は、通常のデータ処理状態に戻る。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従来の故障検出システ
ムは以上のように構成されているので、故障検出システ
ムは、テストパターンROM22に固定された入力パタ
ーンによって動的にエラー検出を行うため、使用状況に
よって変化する、各入力パターンのエラー発生率の変化
に対応し、エラー検出率が高いセルフテストを行うこと
ができないという問題点があった。
ムは以上のように構成されているので、故障検出システ
ムは、テストパターンROM22に固定された入力パタ
ーンによって動的にエラー検出を行うため、使用状況に
よって変化する、各入力パターンのエラー発生率の変化
に対応し、エラー検出率が高いセルフテストを行うこと
ができないという問題点があった。
【0030】また、セルフテストを行う故障検出システ
ムが誤動作をしていないかどうかを確認することができ
ないという問題点があった。
ムが誤動作をしていないかどうかを確認することができ
ないという問題点があった。
【0031】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、集積回路自身が、動作中、または集積
回路が機器に使用されていない期間に、セルフテストを
行うことによって、集積回路が誤動作していることを検
出し、機器にエラーが発生したこと、及びどのブロック
のどのパターンによってエラーが発生したかを通知する
ことを可能にして、機器が動的にリアルタイムにエラー
の種類の統計情報を得ることができるようにし、故障検
出システムの規模をあまり拡大することなく、状況に応
じたエラー検出率の高いセルフテストを行うことができ
る故障検出システムを提供することを目的とする。
なされたもので、集積回路自身が、動作中、または集積
回路が機器に使用されていない期間に、セルフテストを
行うことによって、集積回路が誤動作していることを検
出し、機器にエラーが発生したこと、及びどのブロック
のどのパターンによってエラーが発生したかを通知する
ことを可能にして、機器が動的にリアルタイムにエラー
の種類の統計情報を得ることができるようにし、故障検
出システムの規模をあまり拡大することなく、状況に応
じたエラー検出率の高いセルフテストを行うことができ
る故障検出システムを提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る故障検
出システムは、集積回路内の機能ブロックの故障検出を
行う故障検出システムであって、少なくとも一つの所定
の信号を記憶しておく記憶部を有し、前記機能ブロック
によって処理させるために該機能ブロックに入力される
信号を監視し、前記所定の信号いずれかが入力された場
合に特定の前記所定の信号が入力されたことを通知する
監視手段と、前記監視手段に接続され、前記所定の信号
が前記機能ブロックによって正しく処理された場合に前
記機能ブロックが出力すると期待される信号に関するデ
ータを保持しており、前記監視手段から通知された特定
の前記所定の信号に対応するデータを出力する期待値保
持手段と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保
持手段の出力データとを比較して比較結果を出力する比
較手段と、前記比較手段の比較結果を入力し、該比較結
果が不一致を示す場合の前記監視手段が通知した特定の
前記所定の信号、前記機能ブロックの出力信号及び前記
期待値保持手段が出力したデータのうちの適当なものを
基に、前記監視手段が記憶している前記所定の信号及び
該所定の信号に対応する前記期待値保持手段が保持して
いるデータを書き換える処理手段とを備えて構成されて
いる。
出システムは、集積回路内の機能ブロックの故障検出を
行う故障検出システムであって、少なくとも一つの所定
の信号を記憶しておく記憶部を有し、前記機能ブロック
によって処理させるために該機能ブロックに入力される
信号を監視し、前記所定の信号いずれかが入力された場
合に特定の前記所定の信号が入力されたことを通知する
監視手段と、前記監視手段に接続され、前記所定の信号
が前記機能ブロックによって正しく処理された場合に前
記機能ブロックが出力すると期待される信号に関するデ
ータを保持しており、前記監視手段から通知された特定
の前記所定の信号に対応するデータを出力する期待値保
持手段と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保
持手段の出力データとを比較して比較結果を出力する比
較手段と、前記比較手段の比較結果を入力し、該比較結
果が不一致を示す場合の前記監視手段が通知した特定の
前記所定の信号、前記機能ブロックの出力信号及び前記
期待値保持手段が出力したデータのうちの適当なものを
基に、前記監視手段が記憶している前記所定の信号及び
該所定の信号に対応する前記期待値保持手段が保持して
いるデータを書き換える処理手段とを備えて構成されて
いる。
【0033】第2の発明に係る故障検出システムは、集
積回路内の機能ブロックの故障検出を行う故障検出シス
テムであって、前記機能ブロックによって処理させるた
めに該機能ブロックに入力される信号を監視し、所定の
信号が入力された場合に該所定の信号が入力されたこと
を通知する監視手段と、前記監視手段に接続され、前記
所定の信号が前記機能ブロックによって正しく処理され
た場合、前記機能ブロックが出力すると期待される信号
に関するデータを保持しており、前記監視手段から通知
された所定の信号に対応するデータを出力する期待値保
持手段と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保
持手段の出力データとを比較して比較結果を出力する比
較手段と、前記期待値保持手段と前記比較手段との間に
設けられ、前記期待値保持手段の出力データを変更して
前記比較手段へ出力すること、あるいは前記期待値保持
手段の出力データをそのまま前記比較手段へ出力するこ
との選択可能な誤動作確認手段とを備えて構成されてい
る。
積回路内の機能ブロックの故障検出を行う故障検出シス
テムであって、前記機能ブロックによって処理させるた
めに該機能ブロックに入力される信号を監視し、所定の
信号が入力された場合に該所定の信号が入力されたこと
を通知する監視手段と、前記監視手段に接続され、前記
所定の信号が前記機能ブロックによって正しく処理され
た場合、前記機能ブロックが出力すると期待される信号
に関するデータを保持しており、前記監視手段から通知
された所定の信号に対応するデータを出力する期待値保
持手段と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保
持手段の出力データとを比較して比較結果を出力する比
較手段と、前記期待値保持手段と前記比較手段との間に
設けられ、前記期待値保持手段の出力データを変更して
前記比較手段へ出力すること、あるいは前記期待値保持
手段の出力データをそのまま前記比較手段へ出力するこ
との選択可能な誤動作確認手段とを備えて構成されてい
る。
【0034】第3の発明に係る故障検出システムは、集
積回路内の機能ブロックの故障検出を行う故障検出シス
テムであって、前記機能ブロックによって処理させるた
めに該機能ブロックに入力される信号を監視し、複数の
所定の信号のうちのいずれかが入力された場合に特定の
前記所定の信号が入力されたことを通知する監視手段
と、前記監視手段に接続され、前記所定の信号が前記機
能ブロックによって正しく処理された場合、前記機能ブ
ロックが出力すると期待される出力信号に関するデータ
を保持しており、かつ前記複数の所定の信号のうち前記
期待される出力信号が同一になるものを判別する判別手
段を有し、前記監視手段から通知された特定の前記所定
の信号に対応する前記データを出力する期待値保持手段
と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保持手段
の出力データとを比較して比較結果を出力する比較手段
とを備えて構成されている。
積回路内の機能ブロックの故障検出を行う故障検出シス
テムであって、前記機能ブロックによって処理させるた
めに該機能ブロックに入力される信号を監視し、複数の
所定の信号のうちのいずれかが入力された場合に特定の
前記所定の信号が入力されたことを通知する監視手段
と、前記監視手段に接続され、前記所定の信号が前記機
能ブロックによって正しく処理された場合、前記機能ブ
ロックが出力すると期待される出力信号に関するデータ
を保持しており、かつ前記複数の所定の信号のうち前記
期待される出力信号が同一になるものを判別する判別手
段を有し、前記監視手段から通知された特定の前記所定
の信号に対応する前記データを出力する期待値保持手段
と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保持手段
の出力データとを比較して比較結果を出力する比較手段
とを備えて構成されている。
【0035】第4の発明に係る故障検出システムは、集
積回路内の機能ブロックの故障検出を行う故障検出シス
テムであって、前記機能ブロックによって処理させるた
めに該機能ブロックに入力される信号を監視し、所定の
信号が入力された場合に該所定の信号が入力されたこと
を通知する監視手段と、前記監視手段に接続され、前記
所定の信号が前記機能ブロックによって正しく処理され
た場合、前記機能ブロックが出力すると期待される信号
に関するデータを保持しており、前記監視手段から通知
された所定の信号に対応するデータを出力する期待値保
持手段と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保
持手段の出力データとを比較して比較結果を出力する比
較手段と、前記集積回路の使用時間を示すタイマーを有
し、前記比較手段における前記比較結果が不一致を示し
た時点での前記使用時間を示すデータと、前記比較結果
が不一致を示した場合の前記監視手段が通知した前記所
定の信号、前記機能ブロックの出力信号及び前記期待値
保持手段が出力したデータのうちの適当なものとを出力
する処理手段とを備えて構成されている。
積回路内の機能ブロックの故障検出を行う故障検出シス
テムであって、前記機能ブロックによって処理させるた
めに該機能ブロックに入力される信号を監視し、所定の
信号が入力された場合に該所定の信号が入力されたこと
を通知する監視手段と、前記監視手段に接続され、前記
所定の信号が前記機能ブロックによって正しく処理され
た場合、前記機能ブロックが出力すると期待される信号
に関するデータを保持しており、前記監視手段から通知
された所定の信号に対応するデータを出力する期待値保
持手段と、前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保
持手段の出力データとを比較して比較結果を出力する比
較手段と、前記集積回路の使用時間を示すタイマーを有
し、前記比較手段における前記比較結果が不一致を示し
た時点での前記使用時間を示すデータと、前記比較結果
が不一致を示した場合の前記監視手段が通知した前記所
定の信号、前記機能ブロックの出力信号及び前記期待値
保持手段が出力したデータのうちの適当なものとを出力
する処理手段とを備えて構成されている。
【0036】
【作用】第1の発明における監視手段は、故障検出の対
象となる機能ブロックに入力される信号を監視して、特
定の所定の信号、つまり故障検出のための所定の信号が
入力されたとき、そのことを期待値保持手段に対して通
知する。
象となる機能ブロックに入力される信号を監視して、特
定の所定の信号、つまり故障検出のための所定の信号が
入力されたとき、そのことを期待値保持手段に対して通
知する。
【0037】期待値保持手段は、その所定の信号が機能
ブロックで処理されたとき出力される期待値に関するデ
ータを出力する。このとき、機能ブロックではその所定
の信号の処理が行われている。
ブロックで処理されたとき出力される期待値に関するデ
ータを出力する。このとき、機能ブロックではその所定
の信号の処理が行われている。
【0038】従って、比較手段には、機能ブロックが正
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力する。
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力する。
【0039】そして、処理手段は、比較したデータが不
一致、即ち機能ブロックが正常に動作していないと考え
られる状態が発生したときに機能ブロックに入力された
所定の信号、機能ブロックの出力信号及び期待値保持手
段が出力したデータのうちの適当なものを基に、例えば
統計処理を施して、監視手段が記憶している所定の信号
及び該所定の信号に対応する期待値保持手段が保持して
いるデータを書き換える。
一致、即ち機能ブロックが正常に動作していないと考え
られる状態が発生したときに機能ブロックに入力された
所定の信号、機能ブロックの出力信号及び期待値保持手
段が出力したデータのうちの適当なものを基に、例えば
統計処理を施して、監視手段が記憶している所定の信号
及び該所定の信号に対応する期待値保持手段が保持して
いるデータを書き換える。
【0040】つまり、リアルタイムにエラーの種類に関
する統計情報を検知することができるために、動作中
に、集積回路のセルフテストのパターンを動的に状況に
合わせてエラー発生率の高いパターンにプログラムし直
すことができる。
する統計情報を検知することができるために、動作中
に、集積回路のセルフテストのパターンを動的に状況に
合わせてエラー発生率の高いパターンにプログラムし直
すことができる。
【0041】第2の発明における監視手段は、故障検出
の対象となる機能ブロックに入力される信号を監視し
て、故障検出のための所定の信号が入力されたとき、そ
のことを期待値保持手段に対して通知する。期待値保持
手段は、その所定の信号が機能ブロックで処理されたと
き出力される期待値に関するデータを出力する。このと
き、機能ブロックでは所定の信号の処理が行われてい
る。
の対象となる機能ブロックに入力される信号を監視し
て、故障検出のための所定の信号が入力されたとき、そ
のことを期待値保持手段に対して通知する。期待値保持
手段は、その所定の信号が機能ブロックで処理されたと
き出力される期待値に関するデータを出力する。このと
き、機能ブロックでは所定の信号の処理が行われてい
る。
【0042】従って、比較手段には、機能ブロックが正
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力する。
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力する。
【0043】また、誤動作確認手段は、期待値保持手段
の出力データを変更して前記比較手段へ出力する。この
とき、集積回路及び故障検出システムが正常に動作して
いれば、比較手段において、機能ブロックの出力信号と
期待値保持手段の出力データとを比較した結果が不一致
となるはずである。もし、不一致とならなければ故障検
出システムが誤動作している可能性があると判断でき
る。
の出力データを変更して前記比較手段へ出力する。この
とき、集積回路及び故障検出システムが正常に動作して
いれば、比較手段において、機能ブロックの出力信号と
期待値保持手段の出力データとを比較した結果が不一致
となるはずである。もし、不一致とならなければ故障検
出システムが誤動作している可能性があると判断でき
る。
【0044】また、期待値保持手段の出力データをその
まま比較手段へ出力することによって通常の故障検出を
行うことができる。
まま比較手段へ出力することによって通常の故障検出を
行うことができる。
【0045】第3の発明における監視手段は、故障検出
の対象となる機能ブロックに入力される信号を監視し
て、特定の所定の信号、つまり故障検出のための所定の
信号が入力されたとき、そのことを期待値保持手段に対
して通知する。期待値保持手段は、その所定の信号が機
能ブロックで処理されたとき出力される期待値に関する
データを出力する。このとき、機能ブロックではその所
定の信号の処理が行われている。
の対象となる機能ブロックに入力される信号を監視し
て、特定の所定の信号、つまり故障検出のための所定の
信号が入力されたとき、そのことを期待値保持手段に対
して通知する。期待値保持手段は、その所定の信号が機
能ブロックで処理されたとき出力される期待値に関する
データを出力する。このとき、機能ブロックではその所
定の信号の処理が行われている。
【0046】従って、比較手段には、機能ブロックが正
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力することによって故障検出を
行うことができる。
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力することによって故障検出を
行うことができる。
【0047】ところで、期待値保持手段は、故障検出シ
ステムのセルフテストにおいて、所定の信号と期待する
データとが多対一で対応している場合、機能ブロックに
入力される可能性のある複数の所定の信号のうち期待さ
れる出力信号が同一になるものを判別する判別手段によ
って、期待値保持手段に保持する同じ期待値を縮退する
ことができ、期待値保持手段が保持しなければならない
データ数を減らすことができる。
ステムのセルフテストにおいて、所定の信号と期待する
データとが多対一で対応している場合、機能ブロックに
入力される可能性のある複数の所定の信号のうち期待さ
れる出力信号が同一になるものを判別する判別手段によ
って、期待値保持手段に保持する同じ期待値を縮退する
ことができ、期待値保持手段が保持しなければならない
データ数を減らすことができる。
【0048】第4の発明における監視手段は、故障検出
の対象となる機能ブロックに入力される信号を監視し
て、故障検出のための所定の信号が入力されたとき、そ
のことを期待値保持手段に対して通知する。期待値保持
手段は、その所定の信号が機能ブロックで処理されたと
き出力される期待値に関するデータを出力する。このと
き、機能ブロックでは所定の信号の処理が行われてい
る。
の対象となる機能ブロックに入力される信号を監視し
て、故障検出のための所定の信号が入力されたとき、そ
のことを期待値保持手段に対して通知する。期待値保持
手段は、その所定の信号が機能ブロックで処理されたと
き出力される期待値に関するデータを出力する。このと
き、機能ブロックでは所定の信号の処理が行われてい
る。
【0049】従って、比較手段には、機能ブロックが正
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力する。
常に動作していれば一致するはずの、機能ブロックの出
力信号と期待値保持手段の出力データとが入力される。
そして、比較手段はこの2つを比較して一致しているか
否かを示す比較結果を出力する。
【0050】処理手段は、集積回路の使用時間を示すタ
イマーによって、比較手段において比較結果が不一致を
示した時点での使用時間を出力するとともに、比較結果
が不一致を示した場合の監視手段が通知した所定の信
号、機能ブロックの出力信号及び期待値保持手段が出力
したデータのうちの適当なものを出力するので、データ
の不一致、つまりエラーの発生した時間とエラーを発生
した所定の信号、出力信号及び期待値保持手段が出力し
たデータのうちの適当なものとを用いてると、エラー発
生までに処理されたデータのうち正しいデータと誤った
データとの区別をつけることができる。
イマーによって、比較手段において比較結果が不一致を
示した時点での使用時間を出力するとともに、比較結果
が不一致を示した場合の監視手段が通知した所定の信
号、機能ブロックの出力信号及び期待値保持手段が出力
したデータのうちの適当なものを出力するので、データ
の不一致、つまりエラーの発生した時間とエラーを発生
した所定の信号、出力信号及び期待値保持手段が出力し
たデータのうちの適当なものとを用いてると、エラー発
生までに処理されたデータのうち正しいデータと誤った
データとの区別をつけることができる。
【0051】
【実施例】以下、この発明の第1実施例について図を用
いて説明する。図1はこの発明の故障検出システムが使
用されている機器の構成を示すブロック図である。図に
おいて、101,102はそれぞれ異なる集積回路を含
むデバイス、103はデバイス101,102を制御す
るCPU、104はデバイス101,102及びCPU
103の間で、リード/ライト信号やチップイネーブル
信号やセルフテストイネーブル信号等のコントロール信
号を伝送するコントロール信号バス、105はデバイス
101,102及びCPU103の間で、データ信号を
伝送するデータ信号バス、106はデバイス101,1
02及びCPU103の間で、アドレス信号を伝送する
アドレス信号バス、107はCPU103の外部に設け
られ、CPU103やデバイス101,102とデータ
信号バス105等で接続され、CPU103等で処理さ
れたデータを記憶するためのメモリ、108はCPU1
03の内部に設けられ、CPU103で処理されたデー
タを記憶するためのメモリである。
いて説明する。図1はこの発明の故障検出システムが使
用されている機器の構成を示すブロック図である。図に
おいて、101,102はそれぞれ異なる集積回路を含
むデバイス、103はデバイス101,102を制御す
るCPU、104はデバイス101,102及びCPU
103の間で、リード/ライト信号やチップイネーブル
信号やセルフテストイネーブル信号等のコントロール信
号を伝送するコントロール信号バス、105はデバイス
101,102及びCPU103の間で、データ信号を
伝送するデータ信号バス、106はデバイス101,1
02及びCPU103の間で、アドレス信号を伝送する
アドレス信号バス、107はCPU103の外部に設け
られ、CPU103やデバイス101,102とデータ
信号バス105等で接続され、CPU103等で処理さ
れたデータを記憶するためのメモリ、108はCPU1
03の内部に設けられ、CPU103で処理されたデー
タを記憶するためのメモリである。
【0052】図1に示した機器において、デバイス10
1,102は内蔵している集積回路に故障検出を行うた
めの故障検出回路101b,102bを備えている。C
PU103は、コントロール信号バス104、データ信
号バス105及びアドレス信号バス106によってリー
ド/ライトあるいはセルフテストなどの制御を行う。ま
た、デバイス101,102は内蔵されている故障検出
回路101b,102bによって集積回路のエラーチエ
ックをセルフテストで行うことができる。
1,102は内蔵している集積回路に故障検出を行うた
めの故障検出回路101b,102bを備えている。C
PU103は、コントロール信号バス104、データ信
号バス105及びアドレス信号バス106によってリー
ド/ライトあるいはセルフテストなどの制御を行う。ま
た、デバイス101,102は内蔵されている故障検出
回路101b,102bによって集積回路のエラーチエ
ックをセルフテストで行うことができる。
【0053】図2は、この発明の第1実施例による故障
検出回路の構成を示すブロック図である。図2におい
て、44はデータバス34及び制御バス56に接続さ
れ、集積回路の外部から入力される入力パターンに関す
る制御を行う制御部、45は制御部44によって制御さ
れ、入力パターンを保持している入力パターン保持部、
46は入力パターン保持部45及び入力信号線1に接続
され、ランダムロジック部2へ入力信号線1を通して伝
えられるパターンが入力パターン保持部45のパターン
と一致するかどうかを検出する検出部、47は検出部4
6で一致すると判断されたパターンが入力パターン保持
部45のどのアドレスのデータかを示すコードを生成す
るエンコーダ、48はエンコーダ47によって符号化さ
れたデータを出力する出力線である。
検出回路の構成を示すブロック図である。図2におい
て、44はデータバス34及び制御バス56に接続さ
れ、集積回路の外部から入力される入力パターンに関す
る制御を行う制御部、45は制御部44によって制御さ
れ、入力パターンを保持している入力パターン保持部、
46は入力パターン保持部45及び入力信号線1に接続
され、ランダムロジック部2へ入力信号線1を通して伝
えられるパターンが入力パターン保持部45のパターン
と一致するかどうかを検出する検出部、47は検出部4
6で一致すると判断されたパターンが入力パターン保持
部45のどのアドレスのデータかを示すコードを生成す
るエンコーダ、48はエンコーダ47によって符号化さ
れたデータを出力する出力線である。
【0054】50はエンコーダ47の出力を受けて、入
力パターン保持部45のどのアドレスのデータが入力パ
ターンと一致したかを示すデータを生成するデコーダ、
51はデータバス34及び制御バス56に接続され、集
積回路外部から入力される期待値パターンに関する制御
を行う制御部、52は制御部51によって制御され、期
待値パターンを保持するための期待値パターン保持部、
53は選択されたパターンを出力する出力信号線であ
る。6は出力信号線3と出力信号線53とに接続され、
ランダムロジック部2の出力と期待値パターン保持部5
2の出力を比較して一致したか否かを信号線49に出力
する比較器である。49は比較器6の比較結果を伝送す
る信号線、7は信号線49によってエラーの発生が伝え
られた場合、エラーレジスタ8内のエラーフラグフィー
ルド8a、パターンナンバーフィールド8b、及びブロ
ックナンバーフィールド8cにエラーがどのブロックで
発生し、どの様な入出力パターンを持っているか等を書
き込むためのエラー処理回路である。
力パターン保持部45のどのアドレスのデータが入力パ
ターンと一致したかを示すデータを生成するデコーダ、
51はデータバス34及び制御バス56に接続され、集
積回路外部から入力される期待値パターンに関する制御
を行う制御部、52は制御部51によって制御され、期
待値パターンを保持するための期待値パターン保持部、
53は選択されたパターンを出力する出力信号線であ
る。6は出力信号線3と出力信号線53とに接続され、
ランダムロジック部2の出力と期待値パターン保持部5
2の出力を比較して一致したか否かを信号線49に出力
する比較器である。49は比較器6の比較結果を伝送す
る信号線、7は信号線49によってエラーの発生が伝え
られた場合、エラーレジスタ8内のエラーフラグフィー
ルド8a、パターンナンバーフィールド8b、及びブロ
ックナンバーフィールド8cにエラーがどのブロックで
発生し、どの様な入出力パターンを持っているか等を書
き込むためのエラー処理回路である。
【0055】次に、故障検出回路101bの動作を説明
する。集積回路の内部に含まれ、故障検出の対象となっ
ているランダムロジック部2は、入力信号線1を通して
入力されるデータにある種の処理を施して、出力信号線
3にその処理結果を出力する。ここでは、説明を簡単に
するために、ランダムロジック部2から出力されるデー
タは、入力データが決まれば一意に決定されるものとす
る。
する。集積回路の内部に含まれ、故障検出の対象となっ
ているランダムロジック部2は、入力信号線1を通して
入力されるデータにある種の処理を施して、出力信号線
3にその処理結果を出力する。ここでは、説明を簡単に
するために、ランダムロジック部2から出力されるデー
タは、入力データが決まれば一意に決定されるものとす
る。
【0056】初期段階(リセット時)において、集積回
路は、エラーレジスタ8をクリアされるとともに、エラ
ー処理回路7が不能状態とされ、セルフテストを行わな
いモードにセットされる。
路は、エラーレジスタ8をクリアされるとともに、エラ
ー処理回路7が不能状態とされ、セルフテストを行わな
いモードにセットされる。
【0057】次に、CPU103が、制御バス56、デ
ータバス34を用いて、入力パターン保持部45にテス
トしたい入力パターンを書き込む。入力パターン保持部
45にストアされたパターンに該当する期待値を期待値
パターン保持部52の該当するアドレスに書き込む。そ
して、CPU103はエラー処理回路7をイネーブルと
し、セルフテストとを行うモードにセットする。
ータバス34を用いて、入力パターン保持部45にテス
トしたい入力パターンを書き込む。入力パターン保持部
45にストアされたパターンに該当する期待値を期待値
パターン保持部52の該当するアドレスに書き込む。そ
して、CPU103はエラー処理回路7をイネーブルと
し、セルフテストとを行うモードにセットする。
【0058】ランダムロジック部2に入力信号線1を通
してデータが入力されてくると、検出部46は、ランダ
ムロジック部2への入力データと入力パターン保持部4
5に保持されているパターンを逐一比較する。入力デー
タと入力パターン保持部45に保持されているパターン
が一致した場合、検出部46は入力パターン保持部45
のどのアドレスのデータが一致したかを示す情報をエン
コーダ47に出力する。エンコーダ47は、その情報を
示すコードをエンコードして信号線49に出力する。
してデータが入力されてくると、検出部46は、ランダ
ムロジック部2への入力データと入力パターン保持部4
5に保持されているパターンを逐一比較する。入力デー
タと入力パターン保持部45に保持されているパターン
が一致した場合、検出部46は入力パターン保持部45
のどのアドレスのデータが一致したかを示す情報をエン
コーダ47に出力する。エンコーダ47は、その情報を
示すコードをエンコードして信号線49に出力する。
【0059】パターンが一致しなかった場合、検出部4
6はエンコーダ47に対して例えば全てのビットが0の
信号を出力する。一致しなかった場合は、エンコーダ4
7によって、そのことが信号線48を通してデコーダ5
0とエラー処理回路7とに伝達される。この時、エラー
処理回路7は比較器6の出力に対して動作をしない。
6はエンコーダ47に対して例えば全てのビットが0の
信号を出力する。一致しなかった場合は、エンコーダ4
7によって、そのことが信号線48を通してデコーダ5
0とエラー処理回路7とに伝達される。この時、エラー
処理回路7は比較器6の出力に対して動作をしない。
【0060】デコーダ50は、信号線48を通して入力
された入力パターンの一致情報と入力パターンのアドレ
スを示すコードをデコードして、そのアドレスに該当す
る期待値パターン保持部52のデータを選択的に出力さ
せる。これによって期待値パターン保持部52が保持し
ている複数の期待値パターンのうちの一つが選択され、
その期待値パターンが出力信号線53から出力されて比
較器6に入力される。比較器6は逐一ランダムロジック
部2の出力信号と期待値パターン保持部52の出力パタ
ーンとを比較して、結果の一致不一致を信号線49に出
力する。この一致不一致の出力はランダムロジック部2
が正常に動作しているかどうかを示す情報であり信号線
49によってエラー処理回路7に入力される。
された入力パターンの一致情報と入力パターンのアドレ
スを示すコードをデコードして、そのアドレスに該当す
る期待値パターン保持部52のデータを選択的に出力さ
せる。これによって期待値パターン保持部52が保持し
ている複数の期待値パターンのうちの一つが選択され、
その期待値パターンが出力信号線53から出力されて比
較器6に入力される。比較器6は逐一ランダムロジック
部2の出力信号と期待値パターン保持部52の出力パタ
ーンとを比較して、結果の一致不一致を信号線49に出
力する。この一致不一致の出力はランダムロジック部2
が正常に動作しているかどうかを示す情報であり信号線
49によってエラー処理回路7に入力される。
【0061】エラー処理回路7は、セルフテストイネー
ブル信号がハイレベルの場合、エラーが検出されたとき
は、エラーが検出されたことを外部に示し、どのブロッ
クの入力パターン保持部45の何番目のアドレスのパタ
ーンによってエラーが検出されたかを示すコードをエラ
ーレジスタ8のエラーフラグフィールド8a、パターン
ナンバーフィールド8b及びブロックナンバーフィール
ド8cにセットする。これによって、図1に示した外部
のCPU103は集積回路内のどのブロックのどんな入
力パターンによってエラーが発生したのかを検知するこ
とが可能となり、リアルタイムでエラー発生に関する統
計情報が得られる。
ブル信号がハイレベルの場合、エラーが検出されたとき
は、エラーが検出されたことを外部に示し、どのブロッ
クの入力パターン保持部45の何番目のアドレスのパタ
ーンによってエラーが検出されたかを示すコードをエラ
ーレジスタ8のエラーフラグフィールド8a、パターン
ナンバーフィールド8b及びブロックナンバーフィール
ド8cにセットする。これによって、図1に示した外部
のCPU103は集積回路内のどのブロックのどんな入
力パターンによってエラーが発生したのかを検知するこ
とが可能となり、リアルタイムでエラー発生に関する統
計情報が得られる。
【0062】図6に統計情報を得るための故障検出シス
テムの動作の一例を示すフローチャートである。故障が
起こる可能性のある入力パターン及びそれに対応する期
待値パターンの数は、通常、入力パターン保持部45及
び期待値パターン保持部52に保持できる数よりも多
い。第1実施例による故障検出システムでは、信号を処
理しつつ統計情報を得ることも可能である。しかし、故
障検出システムは、定期的にテストするパターンを変更
し、集積回路内のブロック入力するあらゆるパターンに
ついてセルフテストを行い、考えられる全てのパターン
についてエラー発生の統計情報を得た後、入力パターン
保持部45及び期待値パターン保持部52に保持するパ
ターンを決めるのが望ましい。
テムの動作の一例を示すフローチャートである。故障が
起こる可能性のある入力パターン及びそれに対応する期
待値パターンの数は、通常、入力パターン保持部45及
び期待値パターン保持部52に保持できる数よりも多
い。第1実施例による故障検出システムでは、信号を処
理しつつ統計情報を得ることも可能である。しかし、故
障検出システムは、定期的にテストするパターンを変更
し、集積回路内のブロック入力するあらゆるパターンに
ついてセルフテストを行い、考えられる全てのパターン
についてエラー発生の統計情報を得た後、入力パターン
保持部45及び期待値パターン保持部52に保持するパ
ターンを決めるのが望ましい。
【0063】まず、ステップS1で、入力パターン保持
部45及び期待値パターン保持部52に入力パターン及
び期待値パターンを設定し、セルフテストを行い、エラ
ーの発生状況をモニターする。セルフテストの期間が、
所定の期間だけ経過したと判断したとき(ステップS
2)、入力パターン保持部45の入力パターン及び期待
値パターン保持部52の期待値パターンを書き換える
(ステップS3)。
部45及び期待値パターン保持部52に入力パターン及
び期待値パターンを設定し、セルフテストを行い、エラ
ーの発生状況をモニターする。セルフテストの期間が、
所定の期間だけ経過したと判断したとき(ステップS
2)、入力パターン保持部45の入力パターン及び期待
値パターン保持部52の期待値パターンを書き換える
(ステップS3)。
【0064】書換えが終了した後、セルフテストを実行
してエラーの発生状況を所定期間だけモニターする(ス
テップS4,S5)。この手順(ステップS3〜S5)
を繰り返し、全ての入力パターン及び期待値パターンに
ついて所定の期間セルフテストを行ったと判断したら
(ステップS6)、ステップS7で、セルフテストの結
果を統計処理して、その結果に基づいて、入力パターン
及び期待値パターンを選定する。例えば、所定期間内に
最もエラーの発生頻度が高いパターンを選択する。
してエラーの発生状況を所定期間だけモニターする(ス
テップS4,S5)。この手順(ステップS3〜S5)
を繰り返し、全ての入力パターン及び期待値パターンに
ついて所定の期間セルフテストを行ったと判断したら
(ステップS6)、ステップS7で、セルフテストの結
果を統計処理して、その結果に基づいて、入力パターン
及び期待値パターンを選定する。例えば、所定期間内に
最もエラーの発生頻度が高いパターンを選択する。
【0065】入力パターン保持部45及び期待値パター
ン保持部52に保持されているパターンを、選択された
入力パターン及び期待値パターンに書き換える(ステッ
プS8)。
ン保持部52に保持されているパターンを、選択された
入力パターン及び期待値パターンに書き換える(ステッ
プS8)。
【0066】以上のステップを踏んだ後にシステムは、
エラー発生確率の高い入力パターンを入力パターン保持
部45及び期待値パターン保持部52にセットすること
によって規模の小さな故障検出回路によってエラー検出
率の高いセルフテストが可能な故障検出が実現できる。
エラー発生確率の高い入力パターンを入力パターン保持
部45及び期待値パターン保持部52にセットすること
によって規模の小さな故障検出回路によってエラー検出
率の高いセルフテストが可能な故障検出が実現できる。
【0067】図3は、図2に示した制御部44、入力パ
ターン保持部45及び検出部46構成を詳しく説明する
ためのブロック図である。図において、44aは制御部
44に設けられ、制御バス56から入力されるアドレス
信号を用いて入力パターン保持部45に保持されている
入力パターンを選択するためのアドレスデコーダであ
る。また、入力パターン保持部45への書き込み/読み
だしを可能にするイネーブル信号が信号線28を通して
アドレスデコーダ44aに入力される。
ターン保持部45及び検出部46構成を詳しく説明する
ためのブロック図である。図において、44aは制御部
44に設けられ、制御バス56から入力されるアドレス
信号を用いて入力パターン保持部45に保持されている
入力パターンを選択するためのアドレスデコーダであ
る。また、入力パターン保持部45への書き込み/読み
だしを可能にするイネーブル信号が信号線28を通して
アドレスデコーダ44aに入力される。
【0068】60は一つの入力パターンを記憶しておく
ための一組の入力パターン保持レジスタである。入力パ
ターン保持部45には入力パターン保持レジスタ60が
複数組設けられている。そして、一つのアドレス64〜
66には、それぞれデータバス34につながっているバ
ス58と出力バス61とに接続された入力パターン保持
レジスタ60が一組づつ配置されている。アドレスデコ
ーダ44aに入力されてイネーブル信号がイネーブルの
ときに入力パターン保持レジスタ60のうちの一つを選
択する。データバス34に入力されたデータは、バス5
8によって入力パターン保持レジスタ60の入力に伝達
され、選択されたアドレスの入力パターン保持レジスタ
60に書き込まれる。
ための一組の入力パターン保持レジスタである。入力パ
ターン保持部45には入力パターン保持レジスタ60が
複数組設けられている。そして、一つのアドレス64〜
66には、それぞれデータバス34につながっているバ
ス58と出力バス61とに接続された入力パターン保持
レジスタ60が一組づつ配置されている。アドレスデコ
ーダ44aに入力されてイネーブル信号がイネーブルの
ときに入力パターン保持レジスタ60のうちの一つを選
択する。データバス34に入力されたデータは、バス5
8によって入力パターン保持レジスタ60の入力に伝達
され、選択されたアドレスの入力パターン保持レジスタ
60に書き込まれる。
【0069】46a〜46cは、検出部46に設けら
れ、それぞれ、入力パターン保持部45の各アドレス6
4〜66に保持されている入力パターンと入力信号線1
を通して入力されるデータとを比較するための比較回路
である。ここでは、比較回路を3つだけ示しているが、
比較回路は入力信号のビット数に相当する数だけ設けら
れている。比較回路46a〜46cは、それぞれ入力信
号線1から入力されるデータの各ビットを入力する一方
の入力と、出力バス61から入力される入力パターンの
各ビットを入力するもう一方の入力を有する排他的論理
和ゲート(以下EXORゲートという)L7〜L10を
備えている。そして、EXORゲートL7〜L10の全
ての出力の論理和を取るために、EXORゲートL7,
L8の出力は2入力ORゲートL11の入力にぞれぞれ
接続され、EXORゲートL9,L10の出力は2入力
ORゲートL12の入力にぞれぞれ接続されるととも
に、2入力ORゲートL11,L12の出力は2入力O
RゲートL13のそれぞれの入力に接続されている。
れ、それぞれ、入力パターン保持部45の各アドレス6
4〜66に保持されている入力パターンと入力信号線1
を通して入力されるデータとを比較するための比較回路
である。ここでは、比較回路を3つだけ示しているが、
比較回路は入力信号のビット数に相当する数だけ設けら
れている。比較回路46a〜46cは、それぞれ入力信
号線1から入力されるデータの各ビットを入力する一方
の入力と、出力バス61から入力される入力パターンの
各ビットを入力するもう一方の入力を有する排他的論理
和ゲート(以下EXORゲートという)L7〜L10を
備えている。そして、EXORゲートL7〜L10の全
ての出力の論理和を取るために、EXORゲートL7,
L8の出力は2入力ORゲートL11の入力にぞれぞれ
接続され、EXORゲートL9,L10の出力は2入力
ORゲートL12の入力にぞれぞれ接続されるととも
に、2入力ORゲートL11,L12の出力は2入力O
RゲートL13のそれぞれの入力に接続されている。
【0070】入力パターン保持レジスタ60のデータは
出力バス61を通して比較回路46a〜46c等に入力
される。比較回路46a〜46c等は、逐一ランダムロ
ジック部の出力信号線3と入力パターン保持レジスタ6
0の各出力を比較し、一致/不一致をエンコーダ47に
知らせる。エンコーダ47は、比較回路の判定結果によ
って、一致したレジスタが何番目のレジスタであるかを
示す番号を生成して信号線48に出力する。
出力バス61を通して比較回路46a〜46c等に入力
される。比較回路46a〜46c等は、逐一ランダムロ
ジック部の出力信号線3と入力パターン保持レジスタ6
0の各出力を比較し、一致/不一致をエンコーダ47に
知らせる。エンコーダ47は、比較回路の判定結果によ
って、一致したレジスタが何番目のレジスタであるかを
示す番号を生成して信号線48に出力する。
【0071】図4は、図2に示した制御部51及び期待
値パターン保持部52の構成を詳しく説明するためのブ
ロック図である。図において、76は一つの入力パター
ンに対応する一つの期待値パターンを保持している期待
値パターン保持レジスタである。制御部51は、期待値
パターン保持レジスタ76への書き込み読みだしを制御
する。期待値パターン保持部52への書き込み/読みだ
しが可能な動作状態にするイネーブル信号を伝達する信
号線28、セルフテストイネーブル信号を伝達する信号
線29及び期待値パターン保持レジスタ76のアドレス
を指定するアドレス信号を伝達するアドレス信号バス3
1がアドレスデコーダに接続される。イネーブル信号が
イネーブルのとき、アドレスデコーダ74は入力される
アドレス信号によって期待値パターン保持レジスタ76
のうちの一つを選択する。
値パターン保持部52の構成を詳しく説明するためのブ
ロック図である。図において、76は一つの入力パター
ンに対応する一つの期待値パターンを保持している期待
値パターン保持レジスタである。制御部51は、期待値
パターン保持レジスタ76への書き込み読みだしを制御
する。期待値パターン保持部52への書き込み/読みだ
しが可能な動作状態にするイネーブル信号を伝達する信
号線28、セルフテストイネーブル信号を伝達する信号
線29及び期待値パターン保持レジスタ76のアドレス
を指定するアドレス信号を伝達するアドレス信号バス3
1がアドレスデコーダに接続される。イネーブル信号が
イネーブルのとき、アドレスデコーダ74は入力される
アドレス信号によって期待値パターン保持レジスタ76
のうちの一つを選択する。
【0072】データバス34に入力されたデータは、バ
ス75によって期待値保持レジスタの入力に伝達され、
期待値パターン保持レジスタ76に書き込まれる。71
は期待値パターン保持レジスタ76のデータを出力する
出力バスであり、比較器6に入力される期待値パターン
を伝達する。比較器6は、ランダムロジック部2の出力
と選択された期待値パターンを比較して、一致不一致を
判定し、その結果を信号線49に出力する。
ス75によって期待値保持レジスタの入力に伝達され、
期待値パターン保持レジスタ76に書き込まれる。71
は期待値パターン保持レジスタ76のデータを出力する
出力バスであり、比較器6に入力される期待値パターン
を伝達する。比較器6は、ランダムロジック部2の出力
と選択された期待値パターンを比較して、一致不一致を
判定し、その結果を信号線49に出力する。
【0073】図5は、図2に示したエラー処理回路7及
びエラーレジスタ8のさらに詳しいブロック図である。
78は複数のランダムロジック部のうちのテスト対象の
ランダムロジック部に一対一対応する番号を保持してい
るブロックレジスタ、79はブロックレジスタ78に接
続されてその出力を入力し、比較器6からの判定信号が
信号線49を通して入力するとともに、エンコーダ出力
が図2に示したランダムロジック部2での処理に応じて
逐次入力し、入力されたそれらの信号を組み合わせて出
力するマルチプレクサである。また、マルチプレクサ7
9には信号線28を通してイネーブル信号が入力されて
おり、マルチプレクサ79はイネーブル信号がハイレベ
ルのときに動作可能となる。
びエラーレジスタ8のさらに詳しいブロック図である。
78は複数のランダムロジック部のうちのテスト対象の
ランダムロジック部に一対一対応する番号を保持してい
るブロックレジスタ、79はブロックレジスタ78に接
続されてその出力を入力し、比較器6からの判定信号が
信号線49を通して入力するとともに、エンコーダ出力
が図2に示したランダムロジック部2での処理に応じて
逐次入力し、入力されたそれらの信号を組み合わせて出
力するマルチプレクサである。また、マルチプレクサ7
9には信号線28を通してイネーブル信号が入力されて
おり、マルチプレクサ79はイネーブル信号がハイレベ
ルのときに動作可能となる。
【0074】エラー処理回路7は、ブロックレジスタ7
8とマルチプレクサ79とを備えて構成されており、比
較器6の判定結果がエラーを示し、かつ外部から制御さ
れるイネーブル信号がイネーブルのときに、エラーフラ
グ、ランダムロジック部の番号、及び何番目のパターン
でエラーが発生したかを示す番号を組み合わせてバス5
7に出力する。
8とマルチプレクサ79とを備えて構成されており、比
較器6の判定結果がエラーを示し、かつ外部から制御さ
れるイネーブル信号がイネーブルのときに、エラーフラ
グ、ランダムロジック部の番号、及び何番目のパターン
でエラーが発生したかを示す番号を組み合わせてバス5
7に出力する。
【0075】出力された結果は、エラーレジスタ8に入
力される。エラーレジスタ8において、エラーの有無を
示すエラーフラグ、何番目のパターンかを示すパターン
ナンバー、及びどの機能ブロックのランダムロジック部
でエラーが発生したかを示すブロックナンバーが、それ
ぞれエラーレジスタ8内のエラーフラグフィールド8
a、パターンナンバーフィールド8b及びブロックナン
バーフィールド8cに書き込まれる。機能ブロックが複
数あるため、エラーレジスタ8内に、エラーフラグフィ
ールド8a、パターンナンバーフィールド8b及びブロ
ックナンバーフィールド8cの組が複数組設けられてい
る。
力される。エラーレジスタ8において、エラーの有無を
示すエラーフラグ、何番目のパターンかを示すパターン
ナンバー、及びどの機能ブロックのランダムロジック部
でエラーが発生したかを示すブロックナンバーが、それ
ぞれエラーレジスタ8内のエラーフラグフィールド8
a、パターンナンバーフィールド8b及びブロックナン
バーフィールド8cに書き込まれる。機能ブロックが複
数あるため、エラーレジスタ8内に、エラーフラグフィ
ールド8a、パターンナンバーフィールド8b及びブロ
ックナンバーフィールド8cの組が複数組設けられてい
る。
【0076】また、エラーフラグフィールド8aのデー
タは、それぞれORゲートL14の入力となり、それら
の論理和をとった結果がレジスタ77に対して出力され
る。レジスタ77はインタラプト信号INTに係るデー
タを保持している。そして、何処かのエラーフラグフィ
ールド8aにエラーフラグが立ってORゲートL14を
介してエラーが発生したことを通知されると、レジスタ
77はインタラプト信号INTを出力する。
タは、それぞれORゲートL14の入力となり、それら
の論理和をとった結果がレジスタ77に対して出力され
る。レジスタ77はインタラプト信号INTに係るデー
タを保持している。そして、何処かのエラーフラグフィ
ールド8aにエラーフラグが立ってORゲートL14を
介してエラーが発生したことを通知されると、レジスタ
77はインタラプト信号INTを出力する。
【0077】以上の処理によって、図1に示したCPU
103は、図2に示した随時エラーレジスタ8をモニタ
ーすることができ、または、別に設けられたエラーが発
生したことを外部に知らせるインタラプト信号INTに
よってエラーが発生したことを知った場合に、エラーレ
ジスタ8の内容を調べることによって、どの機能ブロッ
クに、入力パターン保持部45の何番目のパターンに対
応した信号が入力されたことよってエラーが発生したの
かを知ることができるので、逐一エラーの情報を集める
ことができ、入力パターン別のエラー発生確率がわかる
だけでなく、エラー発生確率の高い入力パターンを優先
的にセルフテストするように、故障検出回路101a等
をプログラムし直すことによって、少ないテスト回路の
ハードウエアでも故障検出率の高い効率的で動的な故障
検出を実現することが可能である。
103は、図2に示した随時エラーレジスタ8をモニタ
ーすることができ、または、別に設けられたエラーが発
生したことを外部に知らせるインタラプト信号INTに
よってエラーが発生したことを知った場合に、エラーレ
ジスタ8の内容を調べることによって、どの機能ブロッ
クに、入力パターン保持部45の何番目のパターンに対
応した信号が入力されたことよってエラーが発生したの
かを知ることができるので、逐一エラーの情報を集める
ことができ、入力パターン別のエラー発生確率がわかる
だけでなく、エラー発生確率の高い入力パターンを優先
的にセルフテストするように、故障検出回路101a等
をプログラムし直すことによって、少ないテスト回路の
ハードウエアでも故障検出率の高い効率的で動的な故障
検出を実現することが可能である。
【0078】また、図7に示すようにセルフテストを行
うためのテストイネーブル信号の代りに、信号線28を
通して伝達されるイネーブル信号の反転信号を使用し
て、セルフテストイネーブル信号を不用として、集積回
路への入力ピン数を減らした構成とすることも可能であ
る。なお、図7において、L20,L21はそれぞれ制
御部44,51にイネーブル信号の反転論理を入力する
ためのインバータである。
うためのテストイネーブル信号の代りに、信号線28を
通して伝達されるイネーブル信号の反転信号を使用し
て、セルフテストイネーブル信号を不用として、集積回
路への入力ピン数を減らした構成とすることも可能であ
る。なお、図7において、L20,L21はそれぞれ制
御部44,51にイネーブル信号の反転論理を入力する
ためのインバータである。
【0079】第1実施例においては、故障検出システム
が行うセルフテストによって、集積回路内の機能ブロッ
クが正しく動作しているかどうかを動作中に、または、
機器が集積回路を使用していない期間中に検出すること
ができることを示した。ところが、第1実施例に示した
故障検出システムや従来の故障検出システムは、セルフ
テストを行う故障検出回路そのものが故障していないと
いう条件のもとではじめて正しい故障検出が行えること
が保証される。従って、故障検出回路中に、故意に誤っ
たテスト期待値とランダムロジックの処理結果を比較し
て、故障検出回路が誤りが発生したことを検出できるこ
とを確かめることによって、故障検出システムそのもの
の信頼性を高めることができる。
が行うセルフテストによって、集積回路内の機能ブロッ
クが正しく動作しているかどうかを動作中に、または、
機器が集積回路を使用していない期間中に検出すること
ができることを示した。ところが、第1実施例に示した
故障検出システムや従来の故障検出システムは、セルフ
テストを行う故障検出回路そのものが故障していないと
いう条件のもとではじめて正しい故障検出が行えること
が保証される。従って、故障検出回路中に、故意に誤っ
たテスト期待値とランダムロジックの処理結果を比較し
て、故障検出回路が誤りが発生したことを検出できるこ
とを確かめることによって、故障検出システムそのもの
の信頼性を高めることができる。
【0080】この発明の第2実施例による故障検出シス
テムについて図8を用いて説明する。図8は、故障検出
回路そのものが正しく動作しているかどうかを判定する
ための回路を備える、第2実施例による故障検出システ
ムの一部を示すブロック図である。
テムについて図8を用いて説明する。図8は、故障検出
回路そのものが正しく動作しているかどうかを判定する
ための回路を備える、第2実施例による故障検出システ
ムの一部を示すブロック図である。
【0081】ここで、図2に示した第1実施例の故障検
出回路あるいは図15に示した従来の故障検出回路と同
一符号は同一の機能または相当部分を示す。81は、セ
ルフテスト回路自体が正しい誤り検出を行っているかど
うかをテストするためにわざと誤った期待値を与えるか
どうかを選択する信号線である。信号線81がハイレベ
ルのとき、テスト比較用ROM4の出力はそのまま誤動
作確認用ブロック80を通過して比較器6に伝達され
る。この場合はランダムロジック部2が正しく動作して
いることが確かめられる。
出回路あるいは図15に示した従来の故障検出回路と同
一符号は同一の機能または相当部分を示す。81は、セ
ルフテスト回路自体が正しい誤り検出を行っているかど
うかをテストするためにわざと誤った期待値を与えるか
どうかを選択する信号線である。信号線81がハイレベ
ルのとき、テスト比較用ROM4の出力はそのまま誤動
作確認用ブロック80を通過して比較器6に伝達され
る。この場合はランダムロジック部2が正しく動作して
いることが確かめられる。
【0082】次に、信号線81がローレベルのとき、テ
スト比較用ROMの出力は誤動作確認用ブロック80に
よって反転され、比較器6に伝達される。この場合は、
必ず誤った期待値が与えられるのでセルフテストが正し
く行われていればエラーが検出されるはずである。エラ
ー処理回路7は、比較器6の判定結果と信号線81から
比較器エラーを通知することを期待するので、この時点
で比較器6がエラーを通知せず、なおかつ通常のテスト
モードにおいてもエラーを通知しなかった場合は、ラン
ダムロジック部2または、故障検出回路そのものが誤動
作していると判断し、エラーフラグをエラーレジスタに
セットして、セルフテストそのものが故障している可能
性があるということを示すコードをエラーレジスタ8に
書き込む。またこのときエラーが発生したことをインタ
ラプト信号INTを用いて、図1に示した外部のCPU
103に通知してもよい。
スト比較用ROMの出力は誤動作確認用ブロック80に
よって反転され、比較器6に伝達される。この場合は、
必ず誤った期待値が与えられるのでセルフテストが正し
く行われていればエラーが検出されるはずである。エラ
ー処理回路7は、比較器6の判定結果と信号線81から
比較器エラーを通知することを期待するので、この時点
で比較器6がエラーを通知せず、なおかつ通常のテスト
モードにおいてもエラーを通知しなかった場合は、ラン
ダムロジック部2または、故障検出回路そのものが誤動
作していると判断し、エラーフラグをエラーレジスタに
セットして、セルフテストそのものが故障している可能
性があるということを示すコードをエラーレジスタ8に
書き込む。またこのときエラーが発生したことをインタ
ラプト信号INTを用いて、図1に示した外部のCPU
103に通知してもよい。
【0083】次に、図9は、図8の誤動作確認用ブロッ
ク80の構成の一例を示すブロック図である。図9にお
いて、L15は図7のテスト比較用ROM4の出力、L
15は信号線81に接続された入力を有し、信号線81
を通して伝達される信号の反転論理を出力するインバー
タである。10は比較器6に接続された誤動作確認用ブ
ロック80の出力を伝達する信号線である。L16〜L
19は一方の入力にテスト比較用ROMの出力が信号線
83を通して与えられ、もう一方の入力にインバータL
15の出力が与えられるEXORゲートである。EXO
Rゲートの数は信号線83によって与えられる信号のビ
ット数と同じである。信号線81がローレベルのとき
は、入力信号バス83は反転されて、信号線10に出力
され逆に、信号線81がハイレベルのときは、信号線8
3を通して与えられたテスト比較用ROMの出力は、そ
のまま信号線10に出力される。
ク80の構成の一例を示すブロック図である。図9にお
いて、L15は図7のテスト比較用ROM4の出力、L
15は信号線81に接続された入力を有し、信号線81
を通して伝達される信号の反転論理を出力するインバー
タである。10は比較器6に接続された誤動作確認用ブ
ロック80の出力を伝達する信号線である。L16〜L
19は一方の入力にテスト比較用ROMの出力が信号線
83を通して与えられ、もう一方の入力にインバータL
15の出力が与えられるEXORゲートである。EXO
Rゲートの数は信号線83によって与えられる信号のビ
ット数と同じである。信号線81がローレベルのとき
は、入力信号バス83は反転されて、信号線10に出力
され逆に、信号線81がハイレベルのときは、信号線8
3を通して与えられたテスト比較用ROMの出力は、そ
のまま信号線10に出力される。
【0084】次に、この発明の第3実施例を図10を用
いて説明する。第2実施例のテスト比較用ROM4にお
いては、セルフテストのために用意したデータ、また
は、入力されたデータに対するランダムロジック部2の
処理結果の出力が同じ値を持つ場合がある。つまり入力
パターンに対する期待値のパターンが多対一である場合
がある。このような場合、同じ期待値パターンを複数有
するテスト比較用ROM4のデータは、同じ値を縮退す
ることが可能である。縮退することによりテスト比較用
ROM4のデータ量を削減することが可能である。
いて説明する。第2実施例のテスト比較用ROM4にお
いては、セルフテストのために用意したデータ、また
は、入力されたデータに対するランダムロジック部2の
処理結果の出力が同じ値を持つ場合がある。つまり入力
パターンに対する期待値のパターンが多対一である場合
がある。このような場合、同じ期待値パターンを複数有
するテスト比較用ROM4のデータは、同じ値を縮退す
ることが可能である。縮退することによりテスト比較用
ROM4のデータ量を削減することが可能である。
【0085】図10において、1は入力信号線、4は期
待値パターンを保持するテスト比較用ROM、5bは入
力信号線1から入力される信号に対応するテスト比較用
ROM4のアドレスを指示するアドレス信号を出力する
ROMアドレス生成部である。85は入力信号線1を通
して入力されるデータから信号線86のうちの一本をハ
イにするデコーダである。デコーダの出力は入力パター
ンに対して一意に決定され、なおかつ一対一対応であ
る。87ないし89はデコーダ85の出力のうち、該入
力パターンに対応する期待値が等しい値を持つ信号の組
みである。90ないし91はデコーダ85の出力のう
ち、該入力パターンに対応する期待値が等しくない値を
持つ信号である。87ないし89はORゲート92に入
力され、どれか一つの信号がハイレベルになった場合、
信号線92にハイレベル信号が出力される。93は信号
線92、90、91の値に応じてテスト比較用ROMの
期待値の一つを選択するROMのアドレスを出力するア
ドレス生成部である。
待値パターンを保持するテスト比較用ROM、5bは入
力信号線1から入力される信号に対応するテスト比較用
ROM4のアドレスを指示するアドレス信号を出力する
ROMアドレス生成部である。85は入力信号線1を通
して入力されるデータから信号線86のうちの一本をハ
イにするデコーダである。デコーダの出力は入力パター
ンに対して一意に決定され、なおかつ一対一対応であ
る。87ないし89はデコーダ85の出力のうち、該入
力パターンに対応する期待値が等しい値を持つ信号の組
みである。90ないし91はデコーダ85の出力のう
ち、該入力パターンに対応する期待値が等しくない値を
持つ信号である。87ないし89はORゲート92に入
力され、どれか一つの信号がハイレベルになった場合、
信号線92にハイレベル信号が出力される。93は信号
線92、90、91の値に応じてテスト比較用ROMの
期待値の一つを選択するROMのアドレスを出力するア
ドレス生成部である。
【0086】このように同じ期待値を持つ入力パターン
に対して期待値を一つだけ用意する構成にすることによ
って、期待値パターンを保持するテスト比較用ROM4
のデータ量を削減でき、故障検出回路のトランジスタ数
を削減することが可能である。
に対して期待値を一つだけ用意する構成にすることによ
って、期待値パターンを保持するテスト比較用ROM4
のデータ量を削減でき、故障検出回路のトランジスタ数
を削減することが可能である。
【0087】次に、この発明の第4実施例について図1
1を用いて説明する。図11は、この発明の第4実施例
による故障検出システムを示すブロック図である。図に
おいて、図2あるいは図15に示した符号と同一符号
は、図2に示した第1実施例の故障検出回路あるいは図
15に示した従来の故障検出回路と同等又はそれに相当
する部分を示している。5aは入力信号線1を通して入
力信号を入力し、入力信号に対応するテスト比較用RO
M4のアドレスを指示するアドレス信号を生成して出力
するROMアドレス生成部、95は、集積回路内に設け
られたタイマーであり、システムの現在の時刻を表す値
を保持する。このタイマー95は、エラー処理回路7a
に接続され、エラー処理回路に現在の時刻を通知する。
1を用いて説明する。図11は、この発明の第4実施例
による故障検出システムを示すブロック図である。図に
おいて、図2あるいは図15に示した符号と同一符号
は、図2に示した第1実施例の故障検出回路あるいは図
15に示した従来の故障検出回路と同等又はそれに相当
する部分を示している。5aは入力信号線1を通して入
力信号を入力し、入力信号に対応するテスト比較用RO
M4のアドレスを指示するアドレス信号を生成して出力
するROMアドレス生成部、95は、集積回路内に設け
られたタイマーであり、システムの現在の時刻を表す値
を保持する。このタイマー95は、エラー処理回路7a
に接続され、エラー処理回路に現在の時刻を通知する。
【0088】図12は、図11のエラー処理回路7a及
びエラーレジスタ8の更に詳しいブロック図である。エ
ラー処理回路7aは、比較器6からの判定信号及びタイ
マー95の出力(時刻を示す)89が入力され、比較器
6の判定結果がエラーを検出されたときに、エラーフラ
グ、このテスト対象のランダムロジック部の一意な番号
を保持するブロックレジスタ78の番号及び、タイマー
95の出力信号89をマルチプレクッスしてバス12に
出力する。出力された結果は、エラーレジスタ8に入力
され、エラーの有無を示すエラーフラグ、どの機能ブロ
ックでエラーが発生したかを示すブロックナンバー、及
びエラーの発生した時刻を示すコードが、それぞれエラ
ーレジスタのエラーフラグフィールド8a、ブロックナ
ンバーフィールド8cに、時刻フィールド8dに書き込
まれる次に、故障検出回路の動作を図11を用いて説明
する。集積回路の内部に含まれたランダムロジック部の
一つである、ランダムロジック部2は、入力信号線1に
よって入力される信号にある種の処理を施して、出力信
号線3にその処理結果を出力する。説明を簡単にするた
めに、ランダムロジック部2の出力は、入力が決まれば
一意に決定されるものとする。集積回路は、入力信号線
1を通してランダムロジック部2にデータを入力して、
ランダムロジック部2で処理された結果を出力信号線3
から読み出して動作する。
びエラーレジスタ8の更に詳しいブロック図である。エ
ラー処理回路7aは、比較器6からの判定信号及びタイ
マー95の出力(時刻を示す)89が入力され、比較器
6の判定結果がエラーを検出されたときに、エラーフラ
グ、このテスト対象のランダムロジック部の一意な番号
を保持するブロックレジスタ78の番号及び、タイマー
95の出力信号89をマルチプレクッスしてバス12に
出力する。出力された結果は、エラーレジスタ8に入力
され、エラーの有無を示すエラーフラグ、どの機能ブロ
ックでエラーが発生したかを示すブロックナンバー、及
びエラーの発生した時刻を示すコードが、それぞれエラ
ーレジスタのエラーフラグフィールド8a、ブロックナ
ンバーフィールド8cに、時刻フィールド8dに書き込
まれる次に、故障検出回路の動作を図11を用いて説明
する。集積回路の内部に含まれたランダムロジック部の
一つである、ランダムロジック部2は、入力信号線1に
よって入力される信号にある種の処理を施して、出力信
号線3にその処理結果を出力する。説明を簡単にするた
めに、ランダムロジック部2の出力は、入力が決まれば
一意に決定されるものとする。集積回路は、入力信号線
1を通してランダムロジック部2にデータを入力して、
ランダムロジック部2で処理された結果を出力信号線3
から読み出して動作する。
【0089】ランダムロジック部2が入力に対して正し
い出力をしているかどうかテストするために、以下の処
理を行う。
い出力をしているかどうかテストするために、以下の処
理を行う。
【0090】故障検出回路は、エラーの検出に関して
は、第1実施例に示した故障検出回路と同様の処理を行
う。
は、第1実施例に示した故障検出回路と同様の処理を行
う。
【0091】ランダムロジック部2へ入力信号線1から
信号が入力された場合、ランダムロジック部2の出力
と、ROMアドレス生成部5aの出力したアドレスに対
応するテスト比較用ROM4の期待値パターンを比較器
6で比較して、エラーの有無をエラー処理回路7aに信
号線11によって通知する。
信号が入力された場合、ランダムロジック部2の出力
と、ROMアドレス生成部5aの出力したアドレスに対
応するテスト比較用ROM4の期待値パターンを比較器
6で比較して、エラーの有無をエラー処理回路7aに信
号線11によって通知する。
【0092】エラー処理回路7aは、信号線11の結果
から、エラー発生の有無を判断してエラーが起こってい
なければ何もしない。エラーが起こっていると判断した
場合は以下の処理を行う。
から、エラー発生の有無を判断してエラーが起こってい
なければ何もしない。エラーが起こっていると判断した
場合は以下の処理を行う。
【0093】タイマー95の示す現在の時刻を読み、エ
ラーレジスタ8にエラーフラグとエラーの内容及びエラ
ーの発生した時刻をコード化したエラーコードを書き込
む。図11におけるエラー処理回路は、エラーが起きた
ときはそのことを知らせるために図2の14の記憶手段
にエラーフラグを立てる、またエラーの内容及びエラー
の発生した時刻を元にエラーコードを生成して、図2の
エラーレジスタ8にエラーコードを書き込む。エラーレ
ジスタ8の内容は集積回路に接続された、図1に示す外
部のCPU103によって読まれ、またクリアすること
が可能である。またエラー処理回路7aは、エラーが発
生した場合に該集積回路に接続された外部のCPUにイ
ンタラプト信号を用いて割り込みをかけることを可能な
ように構成してもよい。またエラーレジスタは複数個存
在してよく、該ランダムロジック部以外のブロックに対
する同様のテスト結果を保持する手段であってもよい。
またセルフテストの期待値として、出現頻度の高いパタ
ーンを選択して用意して、誤動作検出能力を高くするよ
うにできる。
ラーレジスタ8にエラーフラグとエラーの内容及びエラ
ーの発生した時刻をコード化したエラーコードを書き込
む。図11におけるエラー処理回路は、エラーが起きた
ときはそのことを知らせるために図2の14の記憶手段
にエラーフラグを立てる、またエラーの内容及びエラー
の発生した時刻を元にエラーコードを生成して、図2の
エラーレジスタ8にエラーコードを書き込む。エラーレ
ジスタ8の内容は集積回路に接続された、図1に示す外
部のCPU103によって読まれ、またクリアすること
が可能である。またエラー処理回路7aは、エラーが発
生した場合に該集積回路に接続された外部のCPUにイ
ンタラプト信号を用いて割り込みをかけることを可能な
ように構成してもよい。またエラーレジスタは複数個存
在してよく、該ランダムロジック部以外のブロックに対
する同様のテスト結果を保持する手段であってもよい。
またセルフテストの期待値として、出現頻度の高いパタ
ーンを選択して用意して、誤動作検出能力を高くするよ
うにできる。
【0094】以上の処理により、故障検出回路を含む集
積回路を用いて構成された機器は、たとえ該集積回路が
誤動作をしても、直ちにそのエラーを検出し、エラー内
容及びエラーの発生した時刻を調べることによって、機
器がエラーの内容とエラーの発生した時刻を正確に認識
してエラー処理を行うことができるので、機器全体が誤
った動作をすることを未然に防ぐことが可能である。
積回路を用いて構成された機器は、たとえ該集積回路が
誤動作をしても、直ちにそのエラーを検出し、エラー内
容及びエラーの発生した時刻を調べることによって、機
器がエラーの内容とエラーの発生した時刻を正確に認識
してエラー処理を行うことができるので、機器全体が誤
った動作をすることを未然に防ぐことが可能である。
【0095】また、故障検出システムにおいては、集積
回路が機器の動作中に破損した場合のみならず、機器
が、誤動作を引き起こしやすい過酷な条件下(温度、電
場、磁場、電磁波、放射線等による)で動作している場
合、一時的に、集積回路が誤動作した場合においてもリ
アルタイムに誤動作の検出が行えるので、機器は、該集
積回路が誤動作している期間のみ、該集積回路の提供す
る手段の代替手段を用いることによって、機器の動作を
続行することが可能である。
回路が機器の動作中に破損した場合のみならず、機器
が、誤動作を引き起こしやすい過酷な条件下(温度、電
場、磁場、電磁波、放射線等による)で動作している場
合、一時的に、集積回路が誤動作した場合においてもリ
アルタイムに誤動作の検出が行えるので、機器は、該集
積回路が誤動作している期間のみ、該集積回路の提供す
る手段の代替手段を用いることによって、機器の動作を
続行することが可能である。
【0096】なお、上記各実施例を複合的に用いた故障
検出システムを構築して故障検出率を高めるように構成
できる。
検出システムを構築して故障検出率を高めるように構成
できる。
【0097】また、上記各実施例の故障検出システム
は、図19に示したようなタイマーによってデバイス1
01,102等がセルフテストを行うように構成しても
よく、あるいは図13に示すようなデバイス101の外
部から入力されるリセット信号によってラッチ97から
セルフテストイネーブル信号を信号線29を通して故障
検出回路101aに伝送し、故障検出回路101aにセ
ルフテストを行わせるよう構成してもよい。図13
(b)に示すように、リセット信号は時刻t0 に立ち上
がる。ラッチ97は時刻t1 にセルフテストイネーブル
信号をハイレベルにする。そして、故障検出回路101
aは、時刻t1 からセルフテスト動作に入り、時刻t2
に終了する。セルフテストが終了すると、故障検出回路
101aは、リセット信号98をラッチ97に送り、セ
ルフテストイネーブル信号をローレベルにする。
は、図19に示したようなタイマーによってデバイス1
01,102等がセルフテストを行うように構成しても
よく、あるいは図13に示すようなデバイス101の外
部から入力されるリセット信号によってラッチ97から
セルフテストイネーブル信号を信号線29を通して故障
検出回路101aに伝送し、故障検出回路101aにセ
ルフテストを行わせるよう構成してもよい。図13
(b)に示すように、リセット信号は時刻t0 に立ち上
がる。ラッチ97は時刻t1 にセルフテストイネーブル
信号をハイレベルにする。そして、故障検出回路101
aは、時刻t1 からセルフテスト動作に入り、時刻t2
に終了する。セルフテストが終了すると、故障検出回路
101aは、リセット信号98をラッチ97に送り、セ
ルフテストイネーブル信号をローレベルにする。
【0098】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明の故障
検出システムによれば、比較手段の比較結果を入力し、
比較結果が不一致を示す場合の監視手段が通知した特定
の所定の信号、機能ブロックの出力信号及び期待値保持
手段が出力したデータのうちの適当なものを基に、監視
手段が記憶している所定の信号及び該所定の信号に対応
する期待値保持手段が保持しているデータを書き換える
処理手段を備えているので、例えば動的にエラーの種類
の統計情報を得ることが可能となり、監視手段が記憶し
ている所定の信号及び期待値保持手段が保持しているデ
ータを、状況に応じて比較手段における不一致の発生す
る確率の高いものとすることができ、故障検出システム
の規模をあまり大きくすることなく、エラー検出率の高
い故障検出システムが得られるという効果がある。
検出システムによれば、比較手段の比較結果を入力し、
比較結果が不一致を示す場合の監視手段が通知した特定
の所定の信号、機能ブロックの出力信号及び期待値保持
手段が出力したデータのうちの適当なものを基に、監視
手段が記憶している所定の信号及び該所定の信号に対応
する期待値保持手段が保持しているデータを書き換える
処理手段を備えているので、例えば動的にエラーの種類
の統計情報を得ることが可能となり、監視手段が記憶し
ている所定の信号及び期待値保持手段が保持しているデ
ータを、状況に応じて比較手段における不一致の発生す
る確率の高いものとすることができ、故障検出システム
の規模をあまり大きくすることなく、エラー検出率の高
い故障検出システムが得られるという効果がある。
【0099】請求項2記載の発明の故障検出システムに
よれば、期待値保持手段と比較手段との間に設けられ、
期待値保持手段の出力データを変更して比較手段へ出力
すること、あるいは期待値保持手段の出力データをその
まま比較手段へ出力することの選択可能な誤動作確認手
段を備えて構成されているので、故障検出システムが正
常に動作しているか否かの確認ができ、信頼性の高い故
障検出システムが得られるという効果がある。
よれば、期待値保持手段と比較手段との間に設けられ、
期待値保持手段の出力データを変更して比較手段へ出力
すること、あるいは期待値保持手段の出力データをその
まま比較手段へ出力することの選択可能な誤動作確認手
段を備えて構成されているので、故障検出システムが正
常に動作しているか否かの確認ができ、信頼性の高い故
障検出システムが得られるという効果がある。
【0100】請求項3記載の発明の故障検出システムに
よれば、監視手段に接続され、所定の信号が機能ブロッ
クによって正しく処理された場合、機能ブロックが出力
すると期待される出力信号に関するデータを保持してお
り、かつ複数の所定の信号のうち期待される出力信号が
同一になるものを判別する判別手段を有し、監視手段か
ら通知された特定の所定の信号に対応するデータを出力
する期待値保持手段を備えて構成されているので、期待
値保持手段において保持するデータのうち、複数の所定
の信号に対応するデータを一つに縮退でき、期待値保持
手段においてデータの保持に必要な構成を簡略化するこ
とができる。
よれば、監視手段に接続され、所定の信号が機能ブロッ
クによって正しく処理された場合、機能ブロックが出力
すると期待される出力信号に関するデータを保持してお
り、かつ複数の所定の信号のうち期待される出力信号が
同一になるものを判別する判別手段を有し、監視手段か
ら通知された特定の所定の信号に対応するデータを出力
する期待値保持手段を備えて構成されているので、期待
値保持手段において保持するデータのうち、複数の所定
の信号に対応するデータを一つに縮退でき、期待値保持
手段においてデータの保持に必要な構成を簡略化するこ
とができる。
【0101】請求項4記載の発明の故障検出システムに
よれば、集積回路の使用時間を示すタイマーを有し、比
較手段における比較結果が不一致を示した時点での使用
時間を示すデータと、比較結果が不一致を示した場合の
監視手段が通知した所定の信号、機能ブロックの出力信
号及び期待値保持手段が出力したデータのうちの適当な
ものとを出力する処理手段を備えて構成されているの
で、集積回路において、故障が発生するまでに処理され
たデータを判別することができるので、故障発生後の復
旧を容易にすることができるという効果がある。
よれば、集積回路の使用時間を示すタイマーを有し、比
較手段における比較結果が不一致を示した時点での使用
時間を示すデータと、比較結果が不一致を示した場合の
監視手段が通知した所定の信号、機能ブロックの出力信
号及び期待値保持手段が出力したデータのうちの適当な
ものとを出力する処理手段を備えて構成されているの
で、集積回路において、故障が発生するまでに処理され
たデータを判別することができるので、故障発生後の復
旧を容易にすることができるという効果がある。
【図1】この発明の故障検出システムの概要を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】この発明の第1実施例による故障検出回路の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第1実施例による故障検出回路の制
御部、入力パターン保持部と検出部を詳細に説明するた
めの図である。
御部、入力パターン保持部と検出部を詳細に説明するた
めの図である。
【図4】この発明の第1実施例による故障検出回路の制
御部と期待値パターン保持部を詳細に説明するための図
である。
御部と期待値パターン保持部を詳細に説明するための図
である。
【図5】この発明の第1実施例による故障検出回路のエ
ラー処理回路を詳細に説明するための図である。
ラー処理回路を詳細に説明するための図である。
【図6】この発明の第1実施例による故障検出システム
の動作を説明するためのフローチャートである。
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】この発明の第1実施例による故障検出回路の他
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の第2実施例による故障検出回路の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図9】この発明の第2実施例による誤動作確認用ブロ
ックの構成を示す論理回路図である。
ックの構成を示す論理回路図である。
【図10】この発明の第3実施例によるROMアドレス
生成部の構成を示すブロック図である。
生成部の構成を示すブロック図である。
【図11】この発明の第4実施例による故障検出回路の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図12】この発明の第4実施例によるエラー処理回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図13】この発明の故障検出システムに用いられるデ
バイスの構成を説明するための図である。
バイスの構成を説明するための図である。
【図14】従来の故障検出システムの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図15】従来の故障検出回路の構成を示すブロック図
である。
である。
【図16】従来の故障検出回路のセレクタの構成を示す
論理回路図である。
論理回路図である。
【図17】従来の故障検出回路のスイッチの構成を示す
論理回路図である。
論理回路図である。
【図18】従来の故障検出回路を制御するための信号及
び故障検出回路の出力を説明するためのタイミングチャ
ートである。
び故障検出回路の出力を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図19】従来の故障検出回路の他の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
101,102 デバイス 101a,101b,102a 故障検出回路 103 CPU 2 ランダムロジック部 4 テスト比較用ROM 5,,5a,5b ROMアドレス生成部 6 比較器 7,7a エラー処理回路 8 エラーレジスタ 22 テストパターンROM 45 入力パターン保持部 52 期待値パターン保持部 80 誤動作確認用ブロック 95 タイマー
Claims (4)
- 【請求項1】 集積回路内の機能ブロックの故障検出を
行う故障検出システムにおいて、 少なくとも一つの所定の信号を記憶しておく記憶部を有
し、前記機能ブロックによって処理させるために該機能
ブロックに入力される信号を監視し、前記所定の信号い
ずれかが入力された場合に特定の前記所定の信号が入力
されたことを通知する監視手段と、 前記監視手段に接続され、前記所定の信号が前記機能ブ
ロックによって正しく処理された場合に前記機能ブロッ
クが出力すると期待される信号に関するデータを保持し
ており、前記監視手段から通知された特定の前記所定の
信号に対応するデータを出力する期待値保持手段と、 前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保持手段の出
力データとを比較して比較結果を出力する比較手段と、 前記比較手段の比較結果を入力し、該比較結果が不一致
を示す場合の前記監視手段が通知した特定の前記所定の
信号、前記機能ブロックの出力信号及び前記期待値保持
手段が出力したデータのうちの適当なものを基に、前記
監視手段が記憶している前記所定の信号及び該所定の信
号に対応する前記期待値保持手段が保持しているデータ
を書き換える処理手段とを備える、故障検出システム。 - 【請求項2】 集積回路内の機能ブロックの故障検出を
行う故障検出システムにおいて、 前記機能ブロックによって処理させるために該機能ブロ
ックに入力される信号を監視し、所定の信号が入力され
た場合に該所定の信号が入力されたことを通知する監視
手段と、 前記監視手段に接続され、前記所定の信号が前記機能ブ
ロックによって正しく処理された場合、前記機能ブロッ
クが出力すると期待される信号に関するデータを保持し
ており、前記監視手段から通知された所定の信号に対応
するデータを出力する期待値保持手段と、 前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保持手段の出
力データとを比較して比較結果を出力する比較手段と、 前記期待値保持手段と前記比較手段との間に設けられ、
前記期待値保持手段の出力データを変更して前記比較手
段へ出力すること、あるいは前記期待値保持手段の出力
データをそのまま前記比較手段へ出力することの選択可
能な誤動作確認手段とを備える、故障検出システム。 - 【請求項3】 集積回路内の機能ブロックの故障検出を
行う故障検出システムにおいて、 前記機能ブロックによって処理させるために該機能ブロ
ックに入力される信号を監視し、複数の所定の信号のう
ちのいずれかが入力された場合に特定の前記所定の信号
が入力されたことを通知する監視手段と、 前記監視手段に接続され、前記所定の信号が前記機能ブ
ロックによって正しく処理された場合、前記機能ブロッ
クが出力すると期待される出力信号に関するデータを保
持しており、かつ前記複数の所定の信号のうち前記期待
される出力信号が同一になるものを判別する判別手段を
有し、前記監視手段から通知された特定の前記所定の信
号に対応する前記データを出力する期待値保持手段と、 前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保持手段の出
力データとを比較して比較結果を出力する比較手段とを
備える、故障検出システム。 - 【請求項4】 集積回路内の機能ブロックの故障検出を
行う故障検出システムにおいて、 前記機能ブロックによって処理させるために該機能ブロ
ックに入力される信号を監視し、所定の信号が入力され
た場合に該所定の信号が入力されたことを通知する監視
手段と、 前記監視手段に接続され、前記所定の信号が前記機能ブ
ロックによって正しく処理された場合、前記機能ブロッ
クが出力すると期待される信号に関するデータを保持し
ており、前記監視手段から通知された所定の信号に対応
するデータを出力する期待値保持手段と、 前記機能ブロックの出力信号と前記期待値保持手段の出
力データとを比較して比較結果を出力する比較手段と、 前記集積回路の使用時間を示すタイマーを有し、前記比
較手段における前記比較結果が不一致を示した時点での
前記使用時間を示すデータと、前記比較結果が不一致を
示した場合の前記監視手段が通知した前記所定の信号、
前記機能ブロックの出力信号及び前記期待値保持手段が
出力したデータのうちの適当なものとを出力する処理手
段とを備える、故障検出システム。
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