JPH0764433A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0764433A
JPH0764433A JP15223093A JP15223093A JPH0764433A JP H0764433 A JPH0764433 A JP H0764433A JP 15223093 A JP15223093 A JP 15223093A JP 15223093 A JP15223093 A JP 15223093A JP H0764433 A JPH0764433 A JP H0764433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing
fixing roller
roller
target
Prior art date
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Pending
Application number
JP15223093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kamijo
昌彦 上條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP15223093A priority Critical patent/JPH0764433A/ja
Publication of JPH0764433A publication Critical patent/JPH0764433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 目標の定着温度まで早く立ち上げてメモリを
増設することなく記録紙の品質の向上を図る。 【構成】 予熱モードおよび昇温時には定着ローラ1お
よび加圧ローラ2の回転と冷却ファン6は回転が停止さ
れる。また、制御部10はセンサ9の検出温度に基づい
て、予熱モードでは定着ローラ1の温度が目標の定着温
度より低くなるようにヒータ8を間欠駆動し、昇温時に
は定着ローラ1の温度が目標の定着温度になるように継
続して駆動し、定着時には昇温時のオーバシュート状態
から目標の定着温度を維持するように間欠駆動する。ま
た、冷却ファン6は予熱モードと昇温時には停止され、
定着時には継続して駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱ローラ方式の定着装
置に関し、特に電子写真方式の普通紙ファクシミリ装置
に好適な定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、普通紙ファクシミリ装置では受
信データを記録紙等に出力する場合、定着装置の消費電
力を考慮して受信データが一旦ページメモリに記憶さ
れ、また、待ち受け時にはこのページメモリの容量を考
慮して定着装置が予熱モードに設定される。そして、受
信データをページメモリから読み出して記録紙等に出力
する場合には定着装置が予熱温度から加熱されて目標の
定着温度まで昇温し、この時の温度変化は温度勾配と温
度検出手段の追従性により、図5(a)(b)に示すよ
うに目標の定着温度T0 をオーバシュートし(領域
I)、ついで定着温度T0 に近づいてある幅で安定する
(領域II)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな定着装置では、目標の定着温度T0 をオーバシュー
トした領域Iで記録紙が搬送されるとカール等が発生し
て記録紙の品質が問題となり、他方、目標の定着温度T
0 に近い領域IIで記録紙を搬送させるためにはページメ
モリを増設しなければならず、大幅なコストアップとな
る。
【0004】また、受信データをページメモリから読み
出す時間はデータ量に応じてまちまちであり、図の頂点
温度aをはさんだ制御はあまり意味がなく、オーバシュ
ートによる問題を解決するためには、図5(a)に示す
ようにオーバシュート量を抑えるかまたは図5(b)に
示すようにオーバシュート量を無視してオーバシュート
後にメイン制御を行うかのいずれかである。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、目標の
定着温度まで早く立ち上げてメモリを増設することなく
記録紙の品質を向上させることができる定着装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、ヒータが内蔵された定着ローラと、前
記定着ローラを加圧する加圧ローラと、前記定着ローラ
の温度を検出する温度検出手段と、前記定着ローラを冷
却するファンとを備えた定着装置において、前記温度検
出手段により検出された温度に基づいて、予熱モードに
おいて前記定着ローラの温度が目標の定着温度より低く
なるように前記ヒータに通電するとともに前記定着ロー
ラとファンを停止し、昇温時に前記定着ローラの温度が
目標の定着温度になるように前記ヒータに通電するとと
もに前記定着ローラとファンを停止し、前記定着ローラ
の温度が目標の定着温度に到達した場合に前記ヒータの
通電をオフにするとともに前記定着ローラの回転を開始
する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】第2の手段は、第1の手段において前記制
御手段が、前記定着ローラの温度が目標の定着温度に到
達した場合に前記定着ローラとファンの回転を同時に開
始することを特徴とする。
【0008】第3の手段は、第1または第2の手段にお
いて前記制御手段が、ファクシミリ着信時に昇温を開始
することを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の手段では、昇温時に定着ローラの温度が
目標の定着温度になるようにヒータに通電するとともに
定着ローラとファンを停止するので定着ローラの温度を
目標の定着温度に早く上昇させることができ、また、目
標の定着温度に到達した場合にヒータの通電をオフにす
るとともに定着ローラの回転を開始するので定着器の熱
が加圧ローラに伝達されて定着ローラの温度が目標の定
着温度に早く下降する。したがって、目標の定着温度ま
で早く立ち上げてメモリを増設することなく記録紙の品
質の向上を図ることができる。
【0010】第2の手段では、定着ローラの温度が目標
の定着温度に到達した場合に定着ローラとファンの回転
を同時に開始するので、定着器の熱が加圧ローラに伝達
されるとともにファンにより拡散されて定着ローラの温
度が目標の定着温度に早く下降する。したがって、目標
の定着温度まで早く立ち上げてメモリを増設することな
く記録紙の品質の向上を図ることができる。
【0011】第3の手段では、ファクシミリ着信時に昇
温を開始するので、目標の定着温度まで早く立ち上げて
メモリを増設することなく記録紙の品質の向上を図るこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る定着装置の一実施例の概略を
示す構成図、図2は図1の定着装置の動作を説明するた
めのタイミングチャート、図3は図1の定着装置が適用
されたファクシミリ装置の受信時の動作を説明するため
のフローチャート、図4は従来例と本実施例の定着器の
温度変化を比較する説明図である。
【0013】図1において、定着ローラ1はその内部に
ヒータ8が内蔵され、また、加圧ローラ2が圧接されて
いる。記録紙4は図示省略の感光ドラム、転写器等によ
り定着ローラ1側の面にトナー像が転写された後、ガイ
ド板3により定着ローラ1と加圧ローラ2のニップ部に
案内されてトナー像が加熱と加圧により定着され、分離
爪7により定着ローラ1から分離されて排出ローラ5に
より外部に排出される。
【0014】また、定着ローラ1の上方には定着ローラ
1を冷却するためのファン8が設けられ、さらに、定着
ローラ1の温度はセンサ9により検出される。このよう
な構成において、定着ローラ1および加圧ローラ2の回
転と、ヒータ8の加熱と冷却ファン8の駆動は後述する
ように制御部10により制御される。
【0015】ところで、短い時間で定着ローラ1を昇温
させるためにはヒータ8の熱を加圧ローラ2等の外部に
極力逃がさないようにしなければならないので、本実施
例では図2に示すように、予熱モードおよび昇温時には
定着ローラ1および加圧ローラ2の回転と冷却ファン8
は回転が停止される。また、制御部10はセンサ9の検
出温度に基づいて、予熱モードでは定着ローラ1の温度
が目標の定着温度より低くなるようにヒータ8を間欠駆
動し、昇温時には定着ローラ1の温度が目標の定着温度
になるように継続して駆動し、定着時には昇温時のオー
バシュート状態から目標の定着温度を維持するように間
欠駆動する。また、冷却ファン8は予熱モードと昇温時
には停止され、定着時には継続して駆動される。
【0016】図3を参照して本実施例の定着装置が適用
されたファクシミリ装置の受信時の動作を説明する。送
信側からの発呼が着信すると予熱モードから昇温モード
に移行し(ステップS1)、接続手続きを実行し(ステ
ップS2、S3)、データを受信してメモリ(図示省
略)に格納する(ステップS4)。
【0017】そして、データ伝送を終了すると(ステッ
プS5)、電子写真方式の作像部を立ち上げ(ステップ
S6)、ついで受信データの記録が終了すると作像部の
動作を終了させる(ステップS7)。また、このステッ
プS1〜S7では定着ローラ1の温度が目標の定着温度
に上昇するとヒータ8をオフにするとともに定着ローラ
1および加圧ローラ2の回転と冷却ファン8の回転を開
始し、定着ローラ1の温度が目標の定着温度に下降する
とヒータ8を間欠駆動する したがって、従来例のように作像部の立ち上げ時(ステ
ップS6)に昇温を開始すると、図4(a)に示すよう
に目標の定着温度を維持するまでの時間が長くなるが、
上記実施例によれば、ファクシミリ着信時に昇温を開始
するので、図4(b)に示すように定着器の温度を早く
立ち上げることができ、したがって、メモリを増設する
ことなく記録紙の品質を向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、昇温時に定着ローラの温度が目標の定着温度にな
るようにヒータに通電するとともに定着ローラとファン
を停止するので定着ローラの温度を目標の定着温度に早
く上昇させることができ、また、目標の定着温度に到達
した場合にヒータの通電をオフにするとともに定着ロー
ラの回転を開始するので定着器の熱が加圧ローラに伝達
されて定着ローラの温度が目標の定着温度に早く下降
し、したがって、目標の定着温度まで早く立ち上げてメ
モリを増設することなく記録紙の品質を向上させること
ができる。
【0019】請求項2記載の発明は、定着ローラの温度
が目標の定着温度に到達した場合に定着ローラとファン
の回転を同時に開始するので、定着器の熱が加圧ローラ
に伝達されるとともにファンにより拡散されて定着ロー
ラの温度が目標の定着温度に早く下降し、したがって、
目標の定着温度まで早く立ち上げてメモリを増設するこ
となく記録紙の品質を向上させることができる。
【0020】請求項3記載の発明は、ファクシミリ着信
時に昇温を開始するので、目標の定着温度まで早く立ち
上げてメモリを増設することなく記録紙の品質を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の一実施例の概略を示す
構成図である。
【図2】図1の定着装置の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図3】図1の定着装置が適用されたファクシミリ装置
の受信時の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】従来例と本実施例の定着器の温度変化を比較す
る説明図である。
【図5】定着器の立ち上げ速度を比較する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 6 ファン 8 ヒータ 9 温度センサ 10 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータが内蔵された定着ローラと、前記
    定着ローラを加圧する加圧ローラと、前記定着ローラの
    温度を検出する温度検出手段と、前記定着ローラを冷却
    するファンとを備えた定着装置において、 前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、予
    熱モードにおいて前記定着ローラの温度が目標の定着温
    度より低くなるように前記ヒータに通電するとともに前
    記定着ローラとファンを停止し、昇温時に前記定着ロー
    ラの温度が目標の定着温度になるように前記ヒータに通
    電するとともに前記定着ローラとファンを停止し、前記
    定着ローラの温度が目標の定着温度に到達した場合に前
    記ヒータの通電をオフにするとともに前記定着ローラの
    回転を開始する制御手段を備えたことを特徴とする定着
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記定着ローラの温度
    が目標の定着温度に到達した場合に前記定着ローラとフ
    ァンの回転を同時に開始することを特徴とする請求項1
    記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、ファクシミリ着信時に
    昇温を開始することを特徴とする請求項1または2記載
    の定着装置。
JP15223093A 1993-06-23 1993-06-23 定着装置 Pending JPH0764433A (ja)

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JP15223093A JPH0764433A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 定着装置

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JP15223093A JPH0764433A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 定着装置

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JPH0764433A true JPH0764433A (ja) 1995-03-10

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ID=15535938

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JP15223093A Pending JPH0764433A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 定着装置

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JP (1) JPH0764433A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005107507A (ja) * 2003-09-12 2005-04-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7212762B2 (en) * 2004-01-27 2007-05-01 Oki Data Corporation Image processing apparatus with preheating control
JP2008185697A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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