JP3252602B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP3252602B2
JP3252602B2 JP09990194A JP9990194A JP3252602B2 JP 3252602 B2 JP3252602 B2 JP 3252602B2 JP 09990194 A JP09990194 A JP 09990194A JP 9990194 A JP9990194 A JP 9990194A JP 3252602 B2 JP3252602 B2 JP 3252602B2
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンター
等の画像形成装置において使用される定着装置に係り、
特に定温モードの第1設定温度と高温モードの第2設定
温度の2つの温度設定値を有する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の定着装置として、以下に
示すようなものが提案されている。すなわち、特開昭6
0−163069号公報には、第1記録材給紙モードに
対応する第1定着条件設定手段と第2記録材給紙モード
に対応する第2定着条件設定手段とを有し、選択される
モードに応じて定着用ローラの表面設定温度、定着用ロ
ーラ対間の加圧量、定着用ローラの回転速度等の定着条
件を選択して定着を行い、これによって記録材に対応し
て適切な定着を達成できるようにしたものが提案されて
いる。
【0003】また、特開平1−221779号公報に
は、第1の設定温度とそれより低い第2の設定温度での
定着が可能であり、回転体(ローラ)の回転を制御する
第1の制御手段と上記設定温度を変更する変更手段とを
有し、第1の設定温度から第2の設定温度に変更された
際に回転体を回転させ、これによって変更温度差が大き
い場合でも高い設定温度から低い設定温度まで低下する
までの待ち時間を短縮できるようにしたものが開示され
ている。
【0004】更に、特開平2−132481号公報に
は、紙種情報に応じて定着部の温度、圧力又は紙搬送速
度を制御できるようにし、これによって定着に必要な熱
量を一定の値に確保し、良好な定着品質を保つようにし
たものが提案されている。
【0005】更にまた、特開平3−172881号公報
には、用紙カセットに用紙の種類によって異なる信号を
発生する信号発生手段を設け、また、用紙の種類に応じ
た加熱信号を記憶するメモリを備え、上記信号発生手段
の信号に対応する加熱信号をメモリから読み出して熱定
着ローラを加熱し、これによってトナーの定着率や印字
品質の向上を図るようにしたものが記載されている。
【0006】しかしながら、上記特開昭60−1630
69号公報、特開平2−132481号公報及び特開平
3−172881号公報で提案されている定着装置にお
いては、高い温度に設定されて定着を行った後にそれよ
り低い温度で定着しようとする場合、対の定着ローラ、
特に加熱手段を備えた加熱ローラが高い設定温度から低
い設定温度にまで低下するのに長時間を要し、例えば高
温の定着温度を必要とする厚紙を用いて複写を行ったの
ち、通常の定着温度で充分な普通紙を用いて複写を行う
際に、連続して複写をすることができず、待ち時間が長
いという問題がある。これは、定着の際にその温度が必
要以上に高いと、トナーの溶け過ぎによるオフセットが
発生し、複写不良が発生するからである。
【0007】また、上記特開平1−221779号公報
に開示されている定着装置においては、上述した待ち時
間の問題はないが、高温で定着を行った後に低温の定着
に切り換えるとその時の変更信号によりその都度対の定
着ローラが接触して回転することになり、この場合には
駆動による電力の無駄や騒音の問題が生じ、また、たと
え定着ローラの表面温度が変更後の設定温度より高い場
合にのみ対の定着ローラを接触させて回転するようにし
ても、この定着ローラの表面温度が通常の普通紙の場合
の定着温度にまで低下しない限り、対の定着ローラは接
触して回転し、次の定着動作に入れないことになり、何
れにしても定着ロールの表面温度が変更後の設定温度に
到達するまでの待ち時間は必要になり、依然として待ち
時間が長いという問題を充分に解消するには至っていな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
高温の定着設定温度からそれより低い定温の定着設定温
度に切り換わる際に対の定着ローラ、すなわち加熱ロー
ラと加圧ローラとを不必要に接触させて回転させること
がなく、しかも、その際における待ち時間を可及的に短
縮することができる定着装置について鋭意検討し、本発
明を完成した。
【0009】従って、本発明の目的は、通常の温度の第
1設定温度(T1 )とそれより高い温度の第2設定温度
(T2 )の2つの温度設定値とを有し、高温モードでの
画像形成から定温モードでの画像形成に切り換わる際に
自然冷却をできるだけ活用して駆動による電力の無駄や
騒音の問題の発生を可及的に抑制し、同時に、第1設定
温度(T1 )と第2設定温度(T2 )との間に定着可能
温度(T3 )を設定することにより、高温モードでの画
像形成に引き続いて定温モードでの画像形成を行う際の
待ち時間を可及的に短縮することができる定着装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の本発明は、加熱源を持ち、通常の温度の第1設定温
度(T1 )及びこれよりも高い温度の第2設定温度(T
2 )の2つの温度設定値を有し、定温モード又は高温モ
ードのモード選択により前記第1設定温度(T1 )又は
第2設定温度(T2 )の何れかに制御される加熱ロール
と、定着動作時には上記加熱ロールに所定の圧力で接触
して回転すると共に、非定着動作時には加熱ロールから
離れて非接触状態に位置する加圧ロールと、高温モード
での画像形成終了後にこの高温モードを定温モードに切
り換える自動定着モード切換手段と、定温モードで画像
形成スタートボタンが操作された際に、上記加熱ロール
の温度が上記第1設定温度(T 1 )と第2設定温度(T
2 )の間に設定された定温モードでの定着可能温度(T
3 )以上であることを検知し、この検知信号に基づいて
上記加圧ロールが加熱ロールに接触して回転するよう
に、加熱ロール及び/又は加圧ロールの駆動を制御する
加熱ロールの強制冷却手段とを備えている定着装置であ
る。また、請求項2に記載の本発明は、前記加熱ロール
の温度が定着可能温度(T 3 )より低いことを検知して
画像形成動作開始信号を出力する画像形成信号出力手段
を備えている定着装置である。
【0011】また、本発明は、このような定着装置にお
いて、上記定温モードが普通紙用の普通紙モードであっ
て、高温モードが厚紙用の厚紙モードであり、また、定
温モードがカラー画像形成用のカラーモードであって、
高温モードが白黒画像形成用の白黒モードである定着装
置である。
【0012】本発明において、加熱ロールは、加熱源を
持ち、その定着装置が通常頻繁に使用される定温モード
の温度としての第1設定温度(T1 )と、その定着装置
が通常以外の特別の場合に使用される、上記定温モード
の温度より高い高温モードの温度としての第2設定温度
(T2 )とからなる2つの温度設定値を有し、上記定温
モード又は高温モードのモード選択により上記第1設定
温度(T1 )又は第2設定温度(T2 )の何れかに制御
されて加熱されるようになっている。ここで、2つの温
度設定値を決める定温モードと高温モードについては、
例えば画像形成装置において使用される用紙やシート等
の記録材の厚さ等に着目し、普通に用いられる記録材に
対応する「普通紙モード」とはがき等のように普通に用
いられる記録材の厚さより厚い記録材に対応する「厚紙
モード」との関係や、比較的低温での定着が必要なカラ
ートナー用のカラー画像形成である「カラーモード」と
比較的高温での定着が必要な白黒トナー用の白黒画像形
成である「白黒モード」との関係等により決定される。
【0013】そして、上記定温モードでの第1設定温度
(T1 )と高温モードでの第2設定温度(T2 )とにつ
いては、例えば、普通紙モードと厚紙モードとして設定
する場合には、通常頻繁に使用される50〜90gsm
の記録材に対応する普通紙モードに対する第1設定温度
(T1 )として150〜170℃を選択し、また、はが
き等のような稀に使用される100〜200gsmの記
録材に対応する厚紙モードに対する第2設定温度
(T2 )として180〜190℃を選択し、そして、
「カラーモード」と「白黒モード」として設定する場合
には、カラー画像形成の際に使用されるトナーの種類等
に応じてカラーモードに対する第1設定温度(T 1 )と
して150〜170℃を選択し、また、白黒モードに対
する第2設定温度(T2 )として180〜190℃を選
択する。
【0014】また、本発明で使用される加圧ロールにつ
いては、定着動作時にそれが上記加熱ロールに所定の圧
力で接触して回転し、また、非定着動作時には加熱ロー
ルから離れて非接触状態に位置するものであればよく、
それ自体が加熱源を有して加熱加圧できるものであって
も、また、加熱源を持たなくて加圧のみを行うものであ
ってもよい。
【0015】更に、本発明においては、高温モードでの
画像形成終了後にこの高温モードを自動的に定温モード
に切り換える自動定着モード切換手段を備えている。こ
の自動定着モード切換手段は、画像形成終了を意味する
最終コピーの排出完了信号と同期してモードを自動的に
切り換える制御手段等からなり、高温モードでの画像形
成終了後にその都度定着モードを切り換える操作上の煩
わしさと、この切換え操作を怠った場合に後で定温モー
ドでの定着を行う際に生じる定着モードの切換え操作と
その際の第2設定温度(T2 )から第1設定温度
(T1 )までの温度低下に要する待ち時間の問題を解消
する。
【0016】本発明において、加熱ロールの強制冷却手
段は、定温モードで画像形成スタートボタンが操作され
た際に、上記加熱ロールの温度が上記第1設定温度(T
1 )と第2設定温度(T2 )の中間に設定された定温モ
ードでの定着可能温度(T3)以上であることを検知
し、この検知信号に基づいて上記加圧ロールが加熱ロー
ルに接触して回転するように、加熱ロール及び/又は加
圧ロールの駆動を制御する。ここで、第1設定温度(T
1 )と第2設定温度(T2 )の中間に設定される定温モ
ードでの定着可能温度(T3 )は、具体的には、使用さ
れるトナーの種類やその特性に応じて決定され、定温モ
ードでの定着時にこのトナーの溶け過ぎによるオフセッ
トが発生しない許容最高温度以下である必要があり、好
ましくはこの許容最高温度である。この定着可能温度
(T3 )が第1設定温度(T1 )に接近すればするほど
この強制冷却手段での冷却温度幅が大きくなって待ち時
間が長くなり、反対に、オフセットが発生しない許容最
高温度に接近すればするほど強制冷却手段での冷却温度
幅が小さくなって待ち時間が短縮される。
【0017】更に、本発明の定着装置は、加熱ロールの
温度が定着可能温度(T3 )より低いことを検知して画
像形成動作開始信号を出力する画像形成信号出力手段を
備えている。この画像形成信号出力手段から出力された
画像形成動作開始信号は、本発明の定着装置を備えた画
像形成装置に入力し、感光体への潜像書込み、潜像の現
像、未定着像の記録材への転写等の一連の画像形成動作
の開始信号となる。
【0018】
【作用】本発明の定着装置は、高温モードでの画像形成
終了後には自動定着モード切換手段により自動的に定温
モードに切り換わり、また、加熱ロールは加圧ロールか
ら離れて定温モードの第1設定温度(T1 )に向けて自
然冷却される。そして、この間に、定温モードで画像形
成スタートボタンが操作されると、加熱ロールの温度が
定着可能温度(T3 )以上である場合には加圧ロールが
加熱ロールに接触して回転する強制冷却手段が作動し、
また、加熱ロールの温度が定着可能温度(T3 )より低
いとあるいは低くなると画像形成信号出力手段が画像形
成動作開始信号を出力して定温モードでの画像形成をス
タートさせる。
【0019】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明が適用され
た複写機の定着装置を具体的に説明する。図1に図示外
の複写機に接続された定着装置が示されており、この定
着装置は、基本的には、加熱源2と温度センサ3とを備
え、図示外のフューザーモーター(FUSER MOTOR )によ
り駆動される加熱ロール1と、同様に加熱源5と温度セ
ンサ6とを備え、図示外のラッチソレノイド(LATCH SO
LENOID)により定着動作時には加熱ロール1に所定の圧
力で接触して回転すると共に非定着動作時には加熱ロー
ル1から離れて非接触状態に位置する加圧ロール4と、
オイル供給ロール7とからなり、複写機側から送られて
くる未定着像を担持した用紙8がこれら加熱ロール1と
加圧ロール4との間を加熱加圧条件下に通過し、用紙8
上に未定着像が定着されるようになっている。
【0020】そして、この実施例においては、上記加熱
ロール1は、普通紙モードの第1設定温度(T1 )と厚
紙モードの第2設定温度(T2 )の2つの温度設定値を
有し、普通紙モード又は厚紙モードのモード選択により
第1設定温度(T1 )又は第2設定温度(T2 )の何れ
かに制御されており、また、上記加圧ロールは、加熱源
を持ち、第1設定温度(T1 )と同等に制御されてい
る。
【0021】また、この定着装置には、厚紙モードでの
複写終了後にこの厚紙モードを普通紙モードに切り換え
る自動定着モード切換手段と、普通紙モードで複写スタ
ートボタンが操作された際に、加熱ロール1の温度が普
通紙モードでの定着可能温度(T3 )以上であることを
検知し、この検知信号に基づいて加圧ロール4が加熱ロ
ール1に接触して回転するように、加圧ロール4の駆動
を制御する加熱ロール1の強制冷却手段と、加熱ロール
1の温度が定着可能温度(T3 )より低いことを検知し
て複写動作開始信号を出力する複写信号出力手段とを備
えた制御系が設けられている。
【0022】ここで、この制御系の制御を図2に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。先ず、厚紙モードで
の複写が選択されると、厚紙モードでの厚紙複写が完了
したか否かを最終排紙センサで検知し(ステップ1)、
もしNOであれば引き続き厚紙モードを維持し、また、
もしYESであればこの厚紙モードは自動定着モード切
換手段により普通紙モードに切り換えられ、同時に加熱
ロール1は加圧ロール4から離れ、厚紙モードの第2設
定温度(T2 )から普通紙モードの第1設定温度
(T1 )に向けて自然冷却される(ステップ2)。
【0023】次に、厚紙モードが普通紙モードに切り換
わった後、この普通紙モードで複写スタートボタンが操
作されたか否かが検知され(ステップ3)、もしNOで
あれば加熱ロール1は加圧ロール4から離れた状態をそ
のまま維持して自然冷却により引き続き冷却され、ま
た、もしYESであれば、加熱ロール1の温度センサ3
による検知温度に基づいて、直ちに複写動作を開始させ
るか、あるいは、加熱ロール1と加圧ロール4とを接触
させて回転させる強制冷却手段を作動させるかが判断さ
れる(ステップ4)。
【0024】すなわち、加熱ロール1の温度センサ3に
よる検知温度が予め設定された普通紙モードでの定着可
能温度(T3 )より低い場合には、複写動作は直ちに開
始され(ステップ8)、また、もしこの温度センサ3に
よる検知温度が定着可能温度(T3 )以上であると、加
熱ロール1と加圧ロール4とが接触して回転する強制冷
却手段が作動する(ステップ5)。
【0025】そして、この強制冷却手段が作動している
間、温度センサ3が加熱ロール1の温度を検知し(ステ
ップ6)、この検知温度が定着可能温度(T3 )以上の
ときは引き続き強制冷却手段を作動させ、また、この検
知温度が定着可能温度(T3)より低い場合には、強制
冷却手段の作動を停止させて定着装置を準備完了の状態
にし(ステップ7)、次いで複写動作を開始させる(ス
テップ8)。
【0026】この実施例の定着装置を用いて、以下の条
件で定着試験を行った。 普通紙の紙厚:54gsm、 厚紙の紙厚:105,209gsm、 普通紙モードの第1設定温度(T1 ):165℃ 厚紙モードの第2設定温度(T2 ):180℃ 普通紙モードでの定着可能温度(T3 ):170℃ 使用トナー:カラー用トナー(普通紙使用時でのオフセ
ット防止可能な許容最高温度:175℃)
【0027】この定着試験の結果、厚紙モードでの複写
終了後に普通紙モードに切り換えられ、複写スタートボ
タンが操作されることなく、自然冷却で冷却された際の
時間−加熱ロール温度の関係は図3の通りであり、ま
た、複写スタートボタンが操作されて強制冷却手段が作
動した際の時間−加熱ロール温度の関係は図4の通りで
あった。この際、厚紙複写完了後、複写スタートボタン
が操作されることなく、自然冷却で冷却された際に普通
紙モードでの定着可能温度(T3 )に到達するまでの所
要時間は360秒であり、これに対して、約60秒後に
普通紙モードで複写スタートボタンが操作されたときに
は、普通紙モードでの定着可能温度(T3 )に到達する
までの所要時間は60〜80秒であり、280〜300
秒間の待ち時間を短縮することができた。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、厚紙モードで複写を終
了した後には、自動的に普通紙モードに切り替わって自
然冷却により加熱ロールがその普通紙用の第1設定温度
(T1)にまで冷却され、また、厚紙モードでの複写終
了後に引き続いて普通紙モードでの複写を行う際には、
加熱ロールが強制的に急速冷却され、しかも、上記第1
設定温度(T1 )まで降下する前に複写動作が開始され
て、加熱ロール冷却のための複写待ち時間を可及的に短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施例に係る複写機の定着
装置を示す説明図である。
【図2】 図2は、本発明の実施例に係る定着装置の制
御系を示すフローチャートである。
【図3】 図3は、厚紙モードでの複写終了後に複写ス
タートボタンが操作されることなく、自然冷却で冷却さ
れた際の時間−加熱ロール温度の関係を示すグラフ図で
ある。
【図4】 図4は、厚紙モードでの複写終了後に複写ス
タートボタンが操作されて強制冷却手段が作動した際の
時間−加熱ロール温度の関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1…加熱ロール、2,5…加熱源、3,6…温度セン
サ、4…加圧ロール、7…オイル供給ロール、8…用
紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/00 303 G03G 15/20 G03G 21/00 370 - 502 G03G 21/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源を持ち、通常の温度の第1設定温
    度(T1 )及びこれよりも高い温度の第2設定温度(T
    2 )の2つの温度設定値を有し、定温モード又は高温モ
    ードのモード選択により前記第1設定温度(T1 )又は
    第2設定温度(T2 )の何れかに制御される加熱ロール
    と、定着動作時には上記加熱ロールに所定の圧力で接触
    して回転すると共に、非定着動作時には加熱ロールから
    離れて非接触状態に位置する加圧ロールと、高温モード
    での画像形成終了後にこの高温モードを定温モードに切
    り換える自動定着モード切換手段と、定温モードで画像
    形成スタートボタンが操作された際に、上記加熱ロール
    の温度が上記第1設定温度(T 1 )と第2設定温度(T
    2 )の間に設定された定温モードでの定着可能温度(T
    3 )以上であることを検知し、この検知信号に基づいて
    上記加圧ロールが加熱ロールに接触して回転するよう
    に、加熱ロール及び/又は加圧ロールの駆動を制御する
    加熱ロールの強制冷却手段とを備えていることを特徴と
    する定着装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱ロールの温度が定着可能温度
    (T 3 )より低いことを検知して画像形成動作開始信号
    を出力する画像形成信号出力手段を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 定温モードが普通紙用の普通紙モードで
    あり、また、高温モードが厚紙用の厚紙モードである請
    求項1又は2記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 定温モードがカラー画像形成用のカラー
    モードであり、また、高温モードが白黒画像形成用の白
    黒モードである請求項1又は2記載の定着装置。
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