JP4839135B2 - 画像加熱装置 - Google Patents
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Description
第1の温度、又は前記第1の温度よりも低い第2の温度に設定された状態で、記録材上の画像を加熱する画像加熱部材と、
前記画像加熱部材を加熱する加熱手段であって、前記画像加熱部材の長手方向両端側での加熱能力が中央部よりも高い第1のヒータと前記画像加熱部材の長手方向中央部での加熱能力が長手方向両端側よりも高い第2のヒータとを有する加熱手段と、
前記画像加熱部材を冷却する冷却手段とを有し、
前記画像加熱部材の目標温度を前記第2の温度へ変更するとき、前記冷却手段により前記画像加熱部材の温度を前記第2の温度よりもさらに低い移行温度に移行させてから前記第1のヒータにより前記画像加熱部材の温度を前記第2の温度に上昇させるモードを実行するように構成されている
ことを特徴とする画像加熱装置である。
第1の温度、又は前記第1の温度よりも低い第2の温度に設定された状態で、記録材上の画像を加熱する画像加熱部材と、
前記画像加熱部材を冷却する冷却手段と、
前記画像加熱部材の目標温度を前記第2の温度へ変更する非画像加熱動作時は前記画像加熱部材の長手方向両端側での前記冷却手段の冷却能力を長手方向中央部よりも小さくし、画像加熱動作時は前記画像加熱部材の長手方向中央部で前記冷却手段の冷却能力を長手方向両端側よりも小さくするように前記冷却手段の冷却能力を切り替える切り替え手段とを有する
ことを特徴とする画像加熱装置である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に、この発明による画像形成装置を示す。なお、以下の実施形態は、本発明における最良の実施形態の一例であるが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
図1に示すように、画像形成装置内には第1,第2,第3,第4の画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdが併設され、各々異なった色のトナー像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成される。
dの母線上に集光して露光する。これにより、感光ドラム3a,3b,3c,3d上に画像信号に応じた潜像が形成される。
図2に、本発明に係る画像加熱装置を備えた定着装置の具体例として、熱ローラ方式の定着装置の基本構成を示す。
次に、定着ローラの定着温度(目標温度)について説明する。この実施形態においては、定着速度(定着ローラの周速)が200mm/sに設定されている。このような定着速度の条件において、フルカラー画像を形成するフルカラーモード時の定着温度が190℃に設定されている。その結果、60°光学系における画像の光沢度が30以上の良好な画像を得られている。また、このとき、混色性や光沢ムラについても問題がなかった。また厚い記録材にプリントする厚紙モード時においても良好な定着性を得ている。
一旦調整モード(温度変更モード)に移行する。この調整モードにおいては、プリントすることができない状態となっている。調整モードにおいて定着ローラの温度が所望の定着温度に切り替わった後は、この調整モードを解除し、プリントが可能な状態となる。
図6に、環境温度25℃の環境下で温調温度を190℃から160℃に変更した時の自然放熱による定着ローラの温度降下を示す。実線は定着ローラ中心の温度であり、破線は端部での温度を示す。
図7に、比較例1と同様に環境温度25℃の環境下で冷却ファンを用いて、温調温度を190℃から160℃まで降下させた時の推移を示す。ここでは、約1分で定着ローラ中心の温度が目標温度である160℃に達したが、比較例1と同様に定着ローラの端部温度は135℃まで下がり、定着不良が発生してしまった。
時間は比較例2に比して数十秒しか改善(短縮)することができない。
図8に、環境温度25℃の環境下で行った第1の実施例の効果を示す。この第1の実施例においては、目標とする低温側の温調温度である160℃よりも低く155℃に設定された移行温度としての予備温度を有している。また、図9に、この第1の実施例による制御のフロー図を示す。
行時間を短縮することが可能である。比較例においては、どちらも目標となる160℃に達した後にすぐにスタンバイ温調となり、サブヒータのOFF/ON制御を行われる。この場合、定着ローラ端部の温度が回復する前に定着ローラ中心の温度も上昇するため、温調温度である160℃に達した後はヒータがOFFされてしまう。その結果、低温温度に達した後のヒータのON時間は30%程度のデューティしかなく、定着ローラ端部の温度が復帰し難い。
図10にA4Rの連続プリントを終えた直後に温調モード変更を行った際の効果を示し、図11に、この第2の実施例による温調変更時の制御を示すフローを示す。この第2の実施例においては、予備温度を155℃ではなく低温側の温度に到達する直前でのサブサーミスタの検知温度をもとに、移行温度としての予備温度を決定している。
の温度は第1の実施例におけるよりも高くなる。
1a,1b,1c,1d 現像器
2a,2b,2c,2d ドラム帯電器
3,3a,3b,3c,3d 感光ドラム
4a,4b,4c,4d クリーナ
9 定着部
10 給紙カセット
11 2次転写ローラ
12 レジストローラ
24a,24b,24c,24d 1次転写帯電器
51 定着ローラ
52 加圧ローラ
56 定着ヒータ
57A メインサーミスタ
57B サブサーミスタ
60 冷却装置
63 排紙部
70 表面離型性層
70 離型性層
71 円筒状芯金
72 弾性層
73 棒状芯金
74 耐熱性ゴム層
75 離型性層
130 中間転写体
Claims (5)
- 第1の温度、又は前記第1の温度よりも低い第2の温度に設定された状態で、記録材上の画像を加熱する画像加熱部材と、
前記画像加熱部材を加熱する加熱手段であって、前記画像加熱部材の長手方向両端側での加熱能力が中央部よりも高い第1のヒータと前記画像加熱部材の長手方向中央部での加熱能力が長手方向両端側よりも高い第2のヒータとを有する加熱手段と、
前記画像加熱部材を冷却する冷却手段とを有し、
前記画像加熱部材の目標温度を前記第2の温度へ変更するとき、前記冷却手段により前記画像加熱部材の温度を前記第2の温度よりもさらに低い移行温度に移行させてから前記第1のヒータにより前記画像加熱部材の温度を前記第2の温度に上昇させるモードを実行するように構成されている
ことを特徴とする画像加熱装置。 - 前記画像加熱部材の長手方向中央部の温度を検出する検出手段と、
前記検出手段の出力に応じて前記画像加熱部材の温度が前記第1の温度又は前記第2の温度となるように前記第1のヒータと前記第2のヒータへの通電を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記第1のヒータへ通電することで前記モード時に加熱動作を行うことを特徴とする請求項1記載の画像加熱装置。 - 前記移行温度は可変であることを特徴とする請求項1記載の画像加熱装置。
- 前記モード実行中は画像加熱動作が停止されていることを特徴とする請求項1記載の画像加熱装置。
- 第1の温度、又は前記第1の温度よりも低い第2の温度に設定された状態で、記録材上の画像を加熱する画像加熱部材と、
前記画像加熱部材を冷却する冷却手段と、
前記画像加熱部材の目標温度を前記第2の温度へ変更する非画像加熱動作時は前記画像加熱部材の長手方向両端側での前記冷却手段の冷却能力を長手方向中央部よりも小さくし、画像加熱動作時は前記画像加熱部材の長手方向中央部で前記冷却手段の冷却能力を長手
方向両端側よりも小さくするように前記冷却手段の冷却能力を切り替える切り替え手段とを有する
ことを特徴とする画像加熱装置。
Priority Applications (1)
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JP2006155143A JP4839135B2 (ja) | 2005-09-13 | 2006-06-02 | 画像加熱装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2005266008 | 2005-09-13 | ||
JP2005266008 | 2005-09-13 | ||
JP2006155143A JP4839135B2 (ja) | 2005-09-13 | 2006-06-02 | 画像加熱装置 |
Publications (3)
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JP2007108663A JP2007108663A (ja) | 2007-04-26 |
JP2007108663A5 JP2007108663A5 (ja) | 2010-01-28 |
JP4839135B2 true JP4839135B2 (ja) | 2011-12-21 |
Family
ID=38034539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006155143A Active JP4839135B2 (ja) | 2005-09-13 | 2006-06-02 | 画像加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3252602B2 (ja) * | 1994-05-13 | 2002-02-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置 |
JP3316465B2 (ja) * | 1999-02-15 | 2002-08-19 | 株式会社沖データ | 電子画像記録装置における定着温度変更制御方法 |
-
2006
- 2006-06-02 JP JP2006155143A patent/JP4839135B2/ja active Active
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JP2007108663A (ja) | 2007-04-26 |
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