JPH0764368A - 接触帯電装置 - Google Patents

接触帯電装置

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JPH0764368A
JPH0764368A JP6134196A JP13419694A JPH0764368A JP H0764368 A JPH0764368 A JP H0764368A JP 6134196 A JP6134196 A JP 6134196A JP 13419694 A JP13419694 A JP 13419694A JP H0764368 A JPH0764368 A JP H0764368A
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JP
Japan
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electrifying
conductive
contact
charging
vinylidene fluoride
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JP6134196A
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English (en)
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Masaaki Takenaka
正明 竹中
Naoki Shirai
直樹 白井
Takuji Shibuya
卓史 渋谷
Kimio Nakahata
公生 中畑
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Canon Inc
Canon Chemicals Inc
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Canon Inc
Canon Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾンの発生が少なく、構成が簡単で、かつ
帯電むらの発生の少ない接触帯電器を提供する。 【構成】 電圧を印加した帯電部材3を被帯電体1表面
に接触させて被帯電体1面を帯電する接触帯電器におい
て、前記帯電部材3が、被帯電体1に対して面移動しな
い固定式の帯電部材3であり、かつ該帯電部材3の表皮
層3aがフッ化ビニリデン重合体を主体とする導電性樹
脂組成物により形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置や静電記
録装置等に使用される接触帯電装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真や静電記録等の作像プロセス
は、電子写真感光体や静電記録誘電体等の像担持体(被
帯電体)面に電荷を供給して一定電位に均一に帯電する
工程を含んでいる。
【0003】従来、被帯電体面を均一に帯電処理する手
段としてはコロトロンやスコロトロン等のコロナ放電器
が広く用いられている。コロナ放電器は構造が比較的単
純で、非接触帯電器であるため性能が安定しており、帯
電むらが少ないという利点があるものの、高価な高圧電
源を必要とし、さらにコロナ放電に伴うオゾン発生量が
多いという欠点がある。
【0004】そこで、近年は問題点の多いコロナ放電器
の代りに帯電部材を被帯電体表面に接触させて帯電させ
る接触帯電器の採用が検討されている。
【0005】前記接触帯電器は、電源により電圧(例え
ば1〜2KV程度の直流電圧、あるいは直流電圧と交流
電圧の重畳電圧等)を印加した導電性部材(帯電部材)
を被帯電体表面に接触させることにより、被帯電体面に
電荷を直接的に供給して該被帯電体面を所定の電位に帯
電させるものである。
【0006】前記接触帯電器としては種々の提案がなさ
れており、例えばブラシ帯電器(特開昭59−2248
69号)、ローラ帯電器(特開昭56−91253
号)、ブレード帯電器(特開昭56−194349号、
同60−147756号)などが挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記接触帯電器はオゾ
ンの発生量がコロナ放電器と比較して著しく少ないとい
う利点があるものの、接触の信頼性が低く、帯電むらが
発生しやすいという欠点がある。帯電むらの発生原因と
しては種々のものがあるが、使用に伴ってトナーや紙粉
が帯電部材表面に固着することにより、帯電部材表面が
機械的及び電気的に不均質化する現象が最も重要であ
る。
【0008】一方、上記各種接触帯電器のうちで、ブレ
ード帯電器は帯電部材が被帯電体に対して面移動しない
固定されたものであって、ローラ等の面移動方式の接触
帯電方式に比べ、構成が簡単であり安価である、バ
イアスの印加方法が簡単である、などの利点を有してい
る。
【0009】さらに、ブレード帯電器は導電性繊維を用
いたブラシ帯電器に比べ、ブラシローラを回転しなが
ら使う回転型ブラシ帯電器より構成が簡単であり、平
板上のブラシを固定して使う静止型ブラシ帯電器より所
要帯電時間が短いなどの利点を有している。
【0010】ブレード帯電器はこのようにすぐれた特長
を有しているが、上記した帯電部材へのトナーや紙粉の
固着の問題が各種接触帯電器のうちで最も深刻であり、
実用化を妨げる障害となっている。
【0011】
【発明の目的】本発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、オゾンの発生が少なく、構成が簡単で、か
つ帯電むらの発生が少ない接触帯電装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究した結果、帯電部材の表皮層
をフッ化ビニリデン重合体を主体とする導電性重合体組
成物により形成することにより上記目的を達成し得るこ
とを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0013】すなわち、本発明の接触帯電器は、電圧を
印加した帯電部材を被帯電体表面に接触させて被帯電体
面を帯電する接触帯電装置において、前記帯電部材が、
被帯電体に対して面移動しない固定式の帯電部材であ
り、かつ該帯電部材の表皮層がフッ化ビニリデン重合体
を主体とする導電性重合体組成物により形成されている
ことを特徴とする。
【0014】また、本発明は上記の接触帯電器におい
て、フッ化ビニリデン重合体がフッ化ビニリデンと6フ
ッ化プロピレンの共重合体であること、フッ化ビニリデ
ン重合体がフッ化ビニリデンと4フッ化エチレンの共重
合体であることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の接触帯電器は、帯電部材が被帯電体に
対して面移動しない固定された接触帯電器であるため、
オゾンの発生が少なく、回転に必要な機構が不要である
ため構成が簡単であり、バイアスの印加方法が簡単であ
り、所要帯電時間が短いなどの利点を有している。
【0016】一方、一般に固定式の接触帯電器は被帯電
体との接触部において帯電部材表面にトナーや紙粉など
が固着しやすく、そのために帯電むらが発生しやすいと
いう重大な欠点を有している。
【0017】そこで、本発明者らは上記固着現象につき
種々の検討を行ない、帯電部材の最外層であって、被帯
電体表面と接触する表皮層の性質が重要であり、特に表
皮層の被粘着性と潤滑性が固着現象を支配する要因であ
ることを明らかにした。
【0018】次に、高度の非粘着性と潤滑性を兼備し、
かつその他の表皮層として当然具備すべき性質を有する
物質を探索した結果、本発明で用いるフッ化ビニリデン
重合体が有用であることを見出した。
【0019】上記フッ化ビニリデン重合体はフッ素樹脂
の一種であって、熱可塑性でかつある種の溶媒に可溶で
あるため加工性にすぐれている。また、耐摩耗性、耐衝
撃性、耐熱性、耐寒性、耐オゾン性、耐薬品性にすぐれ
ており、フッ素樹脂特有の非粘着性と潤滑性を有してい
る。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】図1は本発明の接触帯電装置を採用するの
に適した電子写真複写装置の一例であって、プロセスカ
ートリッジ着脱型の構成略図である。
【0022】図において、1は支軸2を中心に矢示A方
向に所定の周速度で回転駆動される像担持体としてのド
ラム型電子写真感光体(以下、感光体と略記する)であ
る。3は該感光体の周面を均一帯電する手段としての接
触帯電器の一例である。4は帯電用の高圧電源であり、
リード線および支持部材を介して接触帯電器3に電圧が
印加される。9は光像露光手段としての短焦点レンズア
レイ、6は現像装置、8は転写装置、13は不図示の給
紙部より1枚宛搬送された転写材を感光体1の回転と同
期どりして感光体1と転写装置8との間に給送するタイ
ミングローラ、14はタイミングローラ13と転写装置
8との間に配設した転写材ガイド部材、12は感光体1
と転写装置8との間を通過して像転写を受けた転写材P
を不図示の定着装置へ導入する搬送装置、5は像転写後
の感光体1面を浄化するクリーニング装置である。
【0023】本例の装置は感光体1・接触帯電ブレード
3・現像装置6・クリーニング装置5の4つのプロセス
機器についてそれ等を互いに所定の配置関係をもって一
括して組込んだプロセスカートリッジ7として構成され
ており、該カートリッジ7は複写装置本体内に支持レー
ル10、11に沿って挿入装着することができ、逆に複
写装置本体外へ抜き外し自在である。
【0024】プロセスカートリッジ7を複写装置本体内
に十分に挿入して装着することにより、複写装置本体側
とプロセスカートリッジ7側とが機械的・電気的に相互
カップリングし、複写装置として作動可能状態となる。
【0025】感光体1は回転過程でその周面が接触帯電
器3により順次に均一帯電され、次いで光像露光手段9
の位置を通過して光像露光L(原画像のスリット露光)
を順次に受けることにより露光光像パターンに対応して
静電潜像が順次に形成されていく。15は光像露光手段
9に対応するカートリッジハウジング壁部材に開口させ
た光透過窓孔部を示す。
【0026】感光体1面の形成潜像は次いで現像装置6
により順次にトナー画像として現像され、その感光体面
のトナー画像が転写装置にて該転写装置8と感光体1と
の間に給送された転写材P面に転写される。
【0027】転写装置8を通過して像転写を受けた転写
材Pは感光体1面から順次に分離され、搬送装置12で
不図示の定着装置へ導入されて像定着を受け、画像形成
物として出力される。
【0028】つぎに、上記接触帯電ブレードについて図
2に基づいて説明する。接触帯電ブレードは、帯電部材
が被帯電体に対して面移動しない固定された接触帯電器
である。
【0029】3は感光体1の周面を均一帯電するための
接触帯電ブレードの総括符号である。3aおよび3bを
合わせた部分が感光体1の面に接触する導電性の帯電部
材であり、3dは上記帯電部材の導電性支持部材であ
る。支持部材3dは絶縁性の不動部材16に固定支持さ
れている。また、支持部材3dはリード線を介して高圧
電源4に接続されている。3cは帯電部材を支持部材3
dに固定するともに、電気的な導通路ともなる導電性接
着剤である。
【0030】上記帯電部材は複数の層により構成されて
おり、感光体1面に所定の押圧力をもって圧接されてい
る。帯電部材を構成する層数、材質および形状等は限定
されるものではなく、図2はその一例を示すに過ぎな
い。図2によれば、帯電部材を構成する層のうち、3a
は表皮層、3bは基材層であり、それぞれ異なる体積抵
抗値を有している。
【0031】表皮層3aは後記の導電性重合体組成物に
より形成されている。基材層3bはゴムなどの軟質重合
体を主体とする導電性ゴム組成物により形成されてお
り、低い押圧力であっても感光体1と帯電部材との均一
な当接が確保できる。
【0032】上記導電性ゴム組成物の主成分としては耐
オゾン性を有する合成ゴムが好適である。本発明におい
て使用される合成ゴムの具体例として、ポリウレタン、
エチレン−プロピレンゴム、シリコンゴム、アクリルゴ
ム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、塩素化ポリエチレ
ン、クロルスルホン化ゴム、エピクロルヒドリンゴム、
フルオロシリコンゴムおよび各種のフッ素ゴムなどが挙
げられる。
【0033】上記表皮層3aおよび基材層3bをそれぞ
れ形成する組成物に含有される導電性付与剤としては公
知の素材が使用でき、例えば、カーボンブラック、グラ
ファイトなどの炭素微粒子、ニッケル、銀、アルミニウ
ム、銅等の金属微粒子、酸化スズ、酸化チタン、などを
主成分とする導電性金属酸化物微粒子、炭素繊維等の導
電性繊維、ステンレス繊維、等の金属繊維、炭素ウィス
カ等の導電性ウィスカおよびポリアニリン、ポリピロー
ル等の導電性重合体微粒子などが挙げられる。
【0034】表皮層3aおよび基材層3bよりなる帯電
部材全体としての体積抵抗値は104〜1012Ω・cm
の範囲内であることが望ましい。
【0035】表皮層3aを形成する導電性重合体組成物
の中には通常30〜99重量%のフッ化ビニリデン重合
体が含有される。
【0036】フッ化ビニリデン重合体としては、単独重
合体および6フッ化プロピレン、4フッ化エチレンなど
との共重合体が市販されている。
【0037】なお、いわゆるフッ素ゴムは潤滑性が低い
ため、本発明ではフッ化ビニリデン重合体から除外す
る。
【0038】フッ化ビニリデン重合体は熱可塑性樹脂で
あり、またある種の極性溶剤、例えばアセトン、メチル
エチルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、N−メチル−2−ピロリドン、プロピレンカー
ボネート、テトラメチル尿素、トリメチルホスフェート
などに可溶であるため、各種の加工法を適用することが
できる。
【0039】基材層3b上に上記フッ化ビニリデン重合
体を主体とする導電性重合体組成物により表皮層3aを
形成する方法としては、例えば、上記組成物を加熱溶融
させてフィルムを形成し、これを導電性接着剤または上
記極性溶剤の塗布などにより接着する方法、上記極性溶
剤に上記組成物を溶解分散させることにより導電性塗料
を調製し、これを塗布乾燥する方法などがある。
【0040】つぎに、上記表皮層3aの製法を具体的に
説明する。
【0041】(実施例1)フッ化ビニリデン重合体とし
てフッ化ビニリデンと6フッ化プロピレンの共重合体
(呉羽化学社製KF2300)を用いた。上記KF23
00をN−メチル−2−ピロリドンに溶解し、重合体含
有量が14重量%の溶液を調製した。つぎに、上記溶液
60gに導電性付与剤として導電性チタン酸カリウムウ
イスカ(大塚化学社製デントールBK−200)1.2
2gを混合し、超音波照射下で撹拌し分散させた。上記
混合溶液をガラス板上に流延し、120℃で60分、1
85℃で30分加熱乾燥して厚さ100μmの導電性フ
ィルムを得た。フィルムの表面抵抗値は1.5×106
Ω/□(印加電圧DC100V)であった。
【0042】(実施例2)フッ化ビニリデン重合体とし
てフッ化ビニリデンと4フッ化エチレンの共重合体(ペ
ンフォルト社製Kynar7201)を用いた。上記K
ynar7201をメチルエチルケトンに溶解し、重合
体含有量が14重量%の溶液を調製した。つぎに、上記
溶液60gに導電性付与剤として前記デントールBK−
200 1.22gを混合し、超音波照射下で撹拌し分
散させた。上記混合溶液をガラス板上に流延し、50℃
で60分、120℃で30分加熱乾燥して厚さ100μ
mの導電性フィルムを得た。フィルムの表面抵抗値は
1.0×106Ω/□(印加電圧DC100V)であっ
た。
【0043】(実施例3)フッ化ビニリデン重合体とし
て、前記KF2300 100gを用い、これに導電性
付与剤としての導電性酸化亜鉛(味の素社、トップフロ
ーY)120gおよびステアリン酸カルシウム1gを加
え3インチミキシングロール上で加熱混練した。混練条
件は前ロールが温度220℃、ロール回転数46RP
M、後ロールが温度200℃、ロール回転数40RP
M、ロールギャツプ1.5mmであった。上記混合物を
厚さ約2mmのシート状でミキシングロールより取り出
し、30トンプレスにより220℃で10分間加圧成形
し、厚さ300μmの導電性シートを得た。シートの表
面抵抗値は4.8×106Ω/□(印加電圧DC100
V)であった。
【0044】(比較例1)表皮層用重合体としてメトキ
シメチル化ナイロン(帝国化学産業社製、トレジンEF
30T)を用いた。上記トレジンEF30Tをメタノー
ルに溶解し、重合体含有量が14重量%の溶液を調製し
た。つぎに上記溶液60gに前記デントールBK−20
0 1.22gを混合し、超音波照射下で撹拌し分散さ
せた。上記混合溶液をガラス板上に流延し、50℃で6
0分、120℃で120分加熱乾燥して厚さ100μm
の導電性フィルムを得た。フィルムの表面抵抗値は1.
2×106Ω/□(印加電圧DC100V)であった。
【0045】(比較例2)表皮層用重合体としてポリエ
ステルエラストマー(東洋紡社製、ペルプレンP70
B)60gを用い、これに前記トップフローY132g
とステアリン酸カルシウム1.8gを加え、3インチミ
キシングロール上で加熱混練した。混練条件は実施例3
と同様である。30トンプレスにより220℃で10分
加圧成形して、厚さ250μmの導電性シートを得た。
シートの表面抵抗値は2.3×106Ω/□(印加電圧
DC100V)であった。
【0046】つぎに、実施例1〜3および比較例1〜2
により得られた導電性フィルム(またはシート)を用い
て以下の手順により帯電ブレード3を作成した。
【0047】(1)4mm厚の導電性ウレタンフォーム
(ブリジストン東海化成社製、エバーライトEP−T−
51)に導電性接着剤(スリーボンド社製、弾性エポキ
シ接着剤3951、100部に対し、東レ社製、炭素繊
維トレカMLD−30 65部を混合したもの)を塗布
する。
【0048】(2)接着剤を塗布した上記導電性ウレタ
ンフォームに前記導電性フィルム(またはシート)をは
り合わせ、60℃で40分加熱し、接着することにより
複合シートを得る。
【0049】(3)上記複合シートを長さ225mm、
幅8mmの短冊状に切断する。
【0050】(4)得られた短冊状複合シートを、導電
性支持部材3dとしての板金に前記導電性接着剤を用い
て接着し、帯電ブレード3を完成させる。
【0051】以上の方法により得られた帯電ブレード3
をプロセスカートリッジ7内に組み込み、高温高湿環境
下での耐久テスト(32.5℃、85%RHでA4用紙
1000枚に格子状画像を連続印字)を実施し、100
0枚目の画質、および帯電ブレード3の被帯電体との当
接部およひその近傍への汚れ物質の付着状況を観察し
た。結果を表1に示す。表1から、フッ化ビニリデン重
合体を用いた帯電ブレードは汚れ物質が固着しにくく、
耐久試験による画質の劣化、すなわち帯電むらの発生が
少ないことがわかる。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0054】オゾンの発生が少なく、構成が簡単で、か
つ帯電むらの発生が少ない接触帯電器を提供するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の帯電器を使用した電子写真複写装置の一
例の構成略図。
【図2】本発明の接触帯電器を説明する構成略図。
【符号の説明】
1 感光体 2 支軸 3 接触帯電ブレード 3a 表皮層 3b 基材層 3c 導電性接着剤 3d 支持部材 4 高圧電源 5 クリーニング装置 6 現像装置 7 プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 卓史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 中畑 公生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧を印加した帯電部材を被帯電体表面
    に接触させて被帯電体面を帯電する接触帯電装置におい
    て、 前記帯電部材が、被帯電体に対して面移動しない固定式
    の帯電部材であり、かつ該帯電部材の表皮層がフッ化ビ
    ニリデン重合体を主体とする導電性重合体組成物により
    形成されていることを特徴とする接触帯電装置。
  2. 【請求項2】 フッ化ビニリデン重合体がフッ化ビニリ
    デンと6フッ化プロピレンの共重合体である請求項1に
    記載の接触帯電装置。
  3. 【請求項3】 フッ化ビニリデン重合体がフッ化ビニリ
    デンと4フッ化エチレンの共重合体である請求項1に記
    載の接触帯電装置。
JP6134196A 1993-06-16 1994-06-16 接触帯電装置 Withdrawn JPH0764368A (ja)

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JP6134196A JPH0764368A (ja) 1993-06-16 1994-06-16 接触帯電装置

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JP14493793 1993-06-16
JP5-144937 1993-06-16
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0990708A (ja) * 1995-09-27 1997-04-04 Nec Corp 電子写真システム用帯電装置
JP2008009077A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kurabo Ind Ltd 接触式帯電/除電用導電シート

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