JPH0763957B2 - フイルムカツタ - Google Patents

フイルムカツタ

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JPH0763957B2
JPH0763957B2 JP60094175A JP9417585A JPH0763957B2 JP H0763957 B2 JPH0763957 B2 JP H0763957B2 JP 60094175 A JP60094175 A JP 60094175A JP 9417585 A JP9417585 A JP 9417585A JP H0763957 B2 JPH0763957 B2 JP H0763957B2
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film
cutter
cutting
cutlet
silicon nitride
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敬 横山
定吉 寺島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品や医薬品、乾電池など種々の小型の物品を
フィルム製パックに封入した後、連続したフィルムから
切り離すためのフィルムカッタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、例えば即席ラーメン、菓子などは各種の合成
樹脂フィルム、アルミナ箔、セロファン等から成る袋に
封入され、商品として流通に供せられている。
このような食品などの袋詰工程では、まずフィルム上に
被包装物品が載置された後,他のフィルムを覆いかぶ
せ、これら両フィルムを溶着し封止した後、連続したフ
ィルムから物品を包装(封入)したパックを切り離すこ
とが行われている。かかる如く、連続したフィルムから
物品を封止したパックを切り離すには、特にフィルムが
合成樹脂系のものでは切断に用いるカッタは高温に加熱
されたものを用いてフィルムを溶かしながら切る動作を
行うようになっている。このように加熱されたカッタに
よれば切断面がきれいに整うほか、切断に要する力も小
さいもので済むという利点があり、鉄製のカッタを用い
た上記の如き包装、封止を行う自動袋詰包装装置が多く
使用されている。
〔従来技術の問題点〕 ところが、叙上の自動袋詰包装装置に用いられている鉄
製のカッタでは刃先が150〜300℃もの高温度に常時加熱
されていることから、硬度が低下し、そのうえ1分間に
250個ものパックを高速度で切断作動することによって
刃先が摩耗する度合が大きく、またフィルムの材質の溶
着ポリマーが刃先に付着し、一層切断特性を低下させ
る。このため、在来の鉄製カッタでは約3〜6ケ月程度
で新品のカッタと交換しなければならず、生産性を低下
させる大きな原因を成していた。
このような不都合を解消するため、例えば特開昭59−22
7772「食品パック用カッタ」にはジルコニア焼結体から
なるカッタが提案されている。
しかしながら、このジルコニア焼結体製のカッタを用い
た加熱方式のものでは150〜300℃に加熱して使用される
ことから機械的強度、特に靭性が大きい部分安定化ジル
コニアから強度の小さい安定化ジルコニアセラミックに
変態してしまい、常温では強度の大きなジルコニア焼結
体製のカッタも強度の低下によりワレやカケが生じ易く
なり加熱型のフィルムカッタには適用することがむずか
しく、またアルミナセラミック製のものでもワレやカケ
が発生し易く実用に供し得なかった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、連続したフィルム
に対し全刃部を当接させて引き込むとともに、熱溶融切
断して包装した物品をパックごとに切り離すためのカッ
タを、ロックウェル硬度91以上を有し、かつ優れた耐熱
衝撃性を備えた窒化珪素、炭化珪素などの非酸化物系セ
ラミックスにより形成するとともに、加熱手段を具備さ
せて構成したものである。
〔実施例〕
本発明に係るフィルムカッタの平面図を第1図(イ)に
示し、同図(ロ)にて正面図をそれぞれ示すようにフィ
ルムカッタ1は厚み1〜10mm、幅10〜40mm程度の板状を
成した窒化珪素、炭化珪素、サイアロンなどの非酸化物
系セラミックで構成されている。
なお、フィルムカッタ1の長さは切断するフィルムの幅
に応じて最適のものが用いられる。
このようなフィルムカッタ1を成すセラミック体の片側
には直線状の先端をもち、かつ“ギザギザ”を上下両面
から交互に切り込んで成る刃部2が形成されている。し
たがって互い違いに上下両面から斜めに切り込まれてな
るテーパ面の交叉角はほぼ75〜90゜程度に作られてい
る。この場合、上下両面に交叉に形成された刃のピッチ
は1〜5mm程度で、切断対象物であるフィルム材の材質
や厚さ及びカッタ1を加熱して使用する際の温度等によ
って交叉角、ピッチなどは最適なものを設定すればよ
い。
また、刃部2の形状としては、第1図に示した如き“ギ
ザギザ”型をしたものに限らず、フィルムカッタ1とし
ては第2図(イ)(ロ)に示した両面落し、片面落しに
よる直線状の刃部2a,2bを形成したものであってもよ
い。
このようなフィルムカッタ1は図示しない連続袋詰包装
装置の回転プレームに対し、平板状をしたヒータなどの
加熱手段と合体した状態で装着され、上記加熱手段によ
って常時200℃前後に加熱されており、前記回転フレー
ムを、送られる封止用フィルムの走行に同期して回転さ
せることにより、回転フレームに備えるフィルムカッタ
1の全刃部を当接させて引き込むとともに、熱溶融させ
て切断することにより包装した物品をパックごとに切り
離すのに用いられる。
ところで、上記の如く、非酸化物系セラミックより構成
されるフィルムカッタ1の製造法としては、窒化珪素、
炭化珪素、などの原料粉末を所定の金型中に充填しプレ
ス成形したり、あるいは射出成形法によってほぼカッタ
の形状に成形加工した後、所定の温度雰囲気中で焼成す
るか、あるいはホットプレス法によって焼結した後、研
削加工、刃付加工を施すことによって製造される。
〔発明の効果〕
叙上のように、本発明に係るフィルムは非酸化物系セラ
ミック体でもって構成され、窒化珪素、炭化珪素セラミ
ックで、それぞれ硬度が91(HRA)、94(HRA)と極めて
高硬度であることから大きな耐摩耗性を有し、しかも20
0℃前後に加熱して用いられた場合でも、硬度が全く低
下せず、また酸化したり錆が生ずることもなく、さらに
フィルム材の溶融物が付着して切断特性を悪化させるよ
うなこともなく、かつ衛生的であることはもちろんのこ
と、摩耗や折損、割れなどもほとんどなく、長期間に亘
って安定した切断特性をもったフィルムカッタを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)(ロ)はそれぞれ本発明実施例によるフィ
ルムカッタの平面図と正面図であり、第2図(イ)
(ロ)はそれぞれ本発明フィルムカッタの他の実施例を
示す斜視図である。 1:フィルムカッタ 2,2a,2b:刃部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続したフィルムに対し全刃部を当接させ
    て引き込むとともに、熱溶融切断して包装した物品をパ
    ックごとに切り離すためのカッタであって、上記カッタ
    がロックウェル硬度91以上の窒化珪素、炭化珪素などの
    非酸化物系セラミックスからなり、かつ加熱手段を具備
    してなるフィルムカッタ。
JP60094175A 1985-04-30 1985-04-30 フイルムカツタ Expired - Fee Related JPH0763957B2 (ja)

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JPS61252098A JPS61252098A (ja) 1986-11-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS591598U (ja) * 1982-06-25 1984-01-07 ソニー株式会社 磁気記録媒体の製造装置
JPS59108585A (ja) * 1982-12-10 1984-06-23 京セラ株式会社 セラミツク製鋏
JPS59136299U (ja) * 1983-03-02 1984-09-11 新田 晴彦 セラミツク刃を着装したカツタ−

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JPS61252098A (ja) 1986-11-10

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