JPS61252098A - フイルムカツタ - Google Patents
フイルムカツタInfo
- Publication number
- JPS61252098A JPS61252098A JP9417585A JP9417585A JPS61252098A JP S61252098 A JPS61252098 A JP S61252098A JP 9417585 A JP9417585 A JP 9417585A JP 9417585 A JP9417585 A JP 9417585A JP S61252098 A JPS61252098 A JP S61252098A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cutter
- film cutter
- cutting
- heated
- Prior art date
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は食品や医薬品、乾電池など種々の小型の物品を
フィルム製バックに封入した後、連続したフィルムから
切り離すためのフィルムカッタに関するものである。
フィルム製バックに封入した後、連続したフィルムから
切り離すためのフィルムカッタに関するものである。
従来から、例えば即席ラーメン、菓子などは各種の合成
樹脂フィルム、アルミナ箔、セロファン等から成る袋に
封入され、商品として流通に供せられている。
樹脂フィルム、アルミナ箔、セロファン等から成る袋に
封入され、商品として流通に供せられている。
このような食品などの袋詰工程では、まずフィルム上に
被包装物品が載置された後、他のフィルムを覆いかぶせ
、これら両フィルムを溶着し封止した後、連続したフィ
ルムから物品を包装(封入)したバックを切り離すこと
が行われている。かかる如く、連続したフィルムから物
品を封止したバックを切り離すには、特にフィルムが合
成樹脂系のものでは切断に用いるカッタは高温に加熱さ
れたものを用いてフィルムを溶かしながら切る動作を行
うようになっている。このように加熱されたタフ力によ
れば切断面がきれいに整うほか、切断に要する力も小さ
いもので済むという利点があり、鉄製のカッタを用いた
上記の如き包装、封止を行う自動袋詰包装装置が多く使
用されている。
被包装物品が載置された後、他のフィルムを覆いかぶせ
、これら両フィルムを溶着し封止した後、連続したフィ
ルムから物品を包装(封入)したバックを切り離すこと
が行われている。かかる如く、連続したフィルムから物
品を封止したバックを切り離すには、特にフィルムが合
成樹脂系のものでは切断に用いるカッタは高温に加熱さ
れたものを用いてフィルムを溶かしながら切る動作を行
うようになっている。このように加熱されたタフ力によ
れば切断面がきれいに整うほか、切断に要する力も小さ
いもので済むという利点があり、鉄製のカッタを用いた
上記の如き包装、封止を行う自動袋詰包装装置が多く使
用されている。
ところが、畝上の自動袋詰包装装置に用いられている鉄
製のカンタでは刃先が150〜300℃もの高温度に常
時加熱されていることから、硬度が低下し、そのうえ1
分間に250個ものバックを高速度で切断作動すること
によって刃先が摩耗する度合が大きく、またフィルムの
材質の溶着ポリマーが刃先に付着し、一層切断特性を低
下させる。このため、在来の鉄製カッタでは約3〜6ケ
月程度で新品のカッタと交換しなければならず、生産性
を低下させる大きな原因を成していた。
製のカンタでは刃先が150〜300℃もの高温度に常
時加熱されていることから、硬度が低下し、そのうえ1
分間に250個ものバックを高速度で切断作動すること
によって刃先が摩耗する度合が大きく、またフィルムの
材質の溶着ポリマーが刃先に付着し、一層切断特性を低
下させる。このため、在来の鉄製カッタでは約3〜6ケ
月程度で新品のカッタと交換しなければならず、生産性
を低下させる大きな原因を成していた。
このような不都合を解消するため、例えば特開昭59.
.227772 r食品バック用カッタ」にはジルコ
ニア焼結体からなるカッタが提案されている。
.227772 r食品バック用カッタ」にはジルコ
ニア焼結体からなるカッタが提案されている。
しかしながら、このジルコニア焼結体製のカッタを用い
た加熱方式のものでは150〜300℃に加熱して使用
されることから機械的強度、特に靭性が大きい部分安定
化ジルコニアから強度の小さい安定化ジルコニアセラミ
ックに変態してしまい、常温では強度の大きなジルコニ
ア焼結体製のカッタも強度の低下によりワレやカケが生
じ易くなり加熱型のフィルムカッタには適用することが
むずかしく、またアルミナセラミック製のものでもワレ
やカケが発生し易く実用に供し得なかった。
た加熱方式のものでは150〜300℃に加熱して使用
されることから機械的強度、特に靭性が大きい部分安定
化ジルコニアから強度の小さい安定化ジルコニアセラミ
ックに変態してしまい、常温では強度の大きなジルコニ
ア焼結体製のカッタも強度の低下によりワレやカケが生
じ易くなり加熱型のフィルムカッタには適用することが
むずかしく、またアルミナセラミック製のものでもワレ
やカケが発生し易く実用に供し得なかった。
上記の如き欠点を解消すべく、本発明においては高硬度
で耐摩耗性が大きく、また耐熱衝撃性をもった窒化珪素
、炭化珪素などの非酸化物系セラミック体でもってカッ
タを形成した。
で耐摩耗性が大きく、また耐熱衝撃性をもった窒化珪素
、炭化珪素などの非酸化物系セラミック体でもってカッ
タを形成した。
本発明に係るフィルムカッタの平面図を第1図(イ)に
示し、同図(ロ)にて正面図をそれぞれ示すようにフィ
ルムカッタ1は厚み1”10mm、幅10〜40++m
程度の板状を成した窒化珪素、炭化珪素、サイアロンな
どの非酸化物系セラミックで構成されている。
示し、同図(ロ)にて正面図をそれぞれ示すようにフィ
ルムカッタ1は厚み1”10mm、幅10〜40++m
程度の板状を成した窒化珪素、炭化珪素、サイアロンな
どの非酸化物系セラミックで構成されている。
なお、フィルムカッタ1の長さは切断するフィルムの幅
に応じて最適のものが用いられる。
に応じて最適のものが用いられる。
どのようなフィルムカッタ1を成すセラミック体の片側
には直線状の先端をもち、かつ“ギザギザ”を上下両面
から交互に切り込んで成る刃部2が形成されている。し
たがって互い違いに上下両面から斜めに切り込まれてな
るテーパ面の交叉角はほぼ75〜90’程度に作られて
いる。この場合、上下両面に交叉に形成された刃のピッ
チは1〜51程度で、切断対象物であるフィルム材の材
質や厚さ及びカッタ1を加熱して使用する際の温度等に
よって交叉角、ピッチなどは最適なものを設定すればよ
い。
には直線状の先端をもち、かつ“ギザギザ”を上下両面
から交互に切り込んで成る刃部2が形成されている。し
たがって互い違いに上下両面から斜めに切り込まれてな
るテーパ面の交叉角はほぼ75〜90’程度に作られて
いる。この場合、上下両面に交叉に形成された刃のピッ
チは1〜51程度で、切断対象物であるフィルム材の材
質や厚さ及びカッタ1を加熱して使用する際の温度等に
よって交叉角、ピッチなどは最適なものを設定すればよ
い。
また、刃部2の形状としては、第1図に示した如き“ギ
ザギザ”型をしたものに限らず、フィルムカッタ1とし
ては第2図(イ)(ロ)に示した両面落し、片面落しに
よる直線状の刃部2a、2bを形成したものであっても
よい。
ザギザ”型をしたものに限らず、フィルムカッタ1とし
ては第2図(イ)(ロ)に示した両面落し、片面落しに
よる直線状の刃部2a、2bを形成したものであっても
よい。
このようなフィルムカッタ1は図示しない連続袋詰包装
装置の回転フレームに対し、平板状ヒータと合体した状
態で装着去れ、該平板状ヒータによって常時200℃前
後に加熱されており、高速で送られる封止用フィルムの
走行に同期して回転し、所定位置にてフィルムの熱溶融
切断を行うように用いられる。
装置の回転フレームに対し、平板状ヒータと合体した状
態で装着去れ、該平板状ヒータによって常時200℃前
後に加熱されており、高速で送られる封止用フィルムの
走行に同期して回転し、所定位置にてフィルムの熱溶融
切断を行うように用いられる。
ところで、上記の如く、非酸化物系セラミックより構成
されるフィルムカッタ1の製造法としては、窒化珪素、
炭化珪素、などの原料粉末を所定の金型中に充填しプレ
ス成形したり、あるいは射出成形法によってほぼカッタ
の形状に成形加工した後、所定の温度雰囲気中で焼成す
るか、あるいはホジトプレス法によって焼結した後、研
削加工、刃付加工を施すことによって製造される。
されるフィルムカッタ1の製造法としては、窒化珪素、
炭化珪素、などの原料粉末を所定の金型中に充填しプレ
ス成形したり、あるいは射出成形法によってほぼカッタ
の形状に成形加工した後、所定の温度雰囲気中で焼成す
るか、あるいはホジトプレス法によって焼結した後、研
削加工、刃付加工を施すことによって製造される。
畝上のように、本発明に係るフィルムは非酸化物系セラ
ミック体でもって構成され、窒化珪素、炭化珪素セラミ
ックで、それぞれ硬度が91 (HRA)、94 (H
RA) と極めて高硬度であることから大きな耐摩耗性
を存し、しかも200℃前後に加熱して用いられた場合
でも、硬度が全く低下せず、また酸化したり錆が生ずる
こともなく、さらにフィルム材の溶融物が付着して切断
特性を悪化させるようなこともなく、かつ衛生的である
ことはもちろんのこと、摩耗や折損、割れなどもほとん
どなく、長期間に亘って安定した切断特性をもったフィ
ルムカッタを提供することができる。
ミック体でもって構成され、窒化珪素、炭化珪素セラミ
ックで、それぞれ硬度が91 (HRA)、94 (H
RA) と極めて高硬度であることから大きな耐摩耗性
を存し、しかも200℃前後に加熱して用いられた場合
でも、硬度が全く低下せず、また酸化したり錆が生ずる
こともなく、さらにフィルム材の溶融物が付着して切断
特性を悪化させるようなこともなく、かつ衛生的である
ことはもちろんのこと、摩耗や折損、割れなどもほとん
どなく、長期間に亘って安定した切断特性をもったフィ
ルムカッタを提供することができる。
第1図(イ)(ロ)はそれぞれ本発明実施例によるフィ
ルムカッタの平面図と正面図であり、第2図(イ)(ロ
)はそれぞれ本発明フィルムカンタの他の実施例を示す
斜視図である。 1:フィルムカッタ 2、2a、2b:刃部 第1図 t (ロ) 第2図 (イ) (ロ)手続補正書
(方式) %式% 1、事件の表示 昭和60年特許願第94175号 2、発明の名称 フィルムカッタ 3゜補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、補正命令の日付 昭和60年7月10日(発
送日 昭和60年7月30日) 5、補正の対象 明細書 全文
ルムカッタの平面図と正面図であり、第2図(イ)(ロ
)はそれぞれ本発明フィルムカンタの他の実施例を示す
斜視図である。 1:フィルムカッタ 2、2a、2b:刃部 第1図 t (ロ) 第2図 (イ) (ロ)手続補正書
(方式) %式% 1、事件の表示 昭和60年特許願第94175号 2、発明の名称 フィルムカッタ 3゜補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、補正命令の日付 昭和60年7月10日(発
送日 昭和60年7月30日) 5、補正の対象 明細書 全文
Claims (1)
- 窒化珪素、炭化珪素などの非酸化物系セラミック体から
なるフィルムカッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60094175A JPH0763957B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | フイルムカツタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60094175A JPH0763957B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | フイルムカツタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61252098A true JPS61252098A (ja) | 1986-11-10 |
JPH0763957B2 JPH0763957B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=14103002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60094175A Expired - Fee Related JPH0763957B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | フイルムカツタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0763957B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591598U (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-07 | ソニー株式会社 | 磁気記録媒体の製造装置 |
JPS59108585A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-23 | 京セラ株式会社 | セラミツク製鋏 |
JPS59136299U (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-11 | 新田 晴彦 | セラミツク刃を着装したカツタ− |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP60094175A patent/JPH0763957B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591598U (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-07 | ソニー株式会社 | 磁気記録媒体の製造装置 |
JPS59108585A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-23 | 京セラ株式会社 | セラミツク製鋏 |
JPS59136299U (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-11 | 新田 晴彦 | セラミツク刃を着装したカツタ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0763957B2 (ja) | 1995-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |