JPH0763172B2 - デ−タ処理システム - Google Patents

デ−タ処理システム

Info

Publication number
JPH0763172B2
JPH0763172B2 JP58158455A JP15845583A JPH0763172B2 JP H0763172 B2 JPH0763172 B2 JP H0763172B2 JP 58158455 A JP58158455 A JP 58158455A JP 15845583 A JP15845583 A JP 15845583A JP H0763172 B2 JPH0763172 B2 JP H0763172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
data
image data
signal
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58158455A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6051059A (ja
Inventor
忍 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP58158455A priority Critical patent/JPH0763172B2/ja
Priority to FR848413364A priority patent/FR2551236B1/fr
Priority to CA000462059A priority patent/CA1266524A/en
Priority to GB08421878A priority patent/GB2148560B/en
Priority to DE19843431938 priority patent/DE3431938A1/de
Publication of JPS6051059A publication Critical patent/JPS6051059A/ja
Priority to US08/372,841 priority patent/US5485535A/en
Publication of JPH0763172B2 publication Critical patent/JPH0763172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、CPU,メモリ等の複数のデータ処理装置をコン
ピユータバスラインに接続し、複数のデータ処理装置間
でコンピユータバスラインを介してデータの授受を行な
うデータ処理システムに関するものである。
近年、CCDに代表される固体撮像素子等の光電変換素子
によって画像を読取り、デイジタル画像データに変換し
て画像処理を施し、デイジタル伝送路により伝送し、更
にレーザビームプリンタ等により画像を再現するデイジ
タル複写機やフアクシミリが考えられている。
また、デイジタル複写機やフアクシミリで取扱う画像デ
ータをコンピユータデータと等価に取扱い、コンピユー
タデータに対する各種情報処理,伝送のために使われて
いるコンピユータバスラインを介して画像データを電子
フアイル装置や通信変調部へ伝送する構成が考えられ
る。
このような構成の場合、コンピユータデータに対して画
像データのデータ量は膨大であるので、画像データの伝
送に長時間継続してコンピユータバスラインを専有して
いまい、コンピユータバスラインの使用効率が悪くなる
ことがある。これによると、コンピユータバスラインに
接続されている他のデータ処理装置によるコンピユータ
バスラインの利用が制限されてしまうことになる。
そこで、コンピユータバスを用いた画像データの伝送の
空時間に他のデータ処理装置によるコンピユータバスラ
インの利用を割込ませる構成が考えられる。しかしなが
ら、他のデータ処理装置によるコンピユータバスライン
の割込み利用が長引いた場合には、その割込み利用が終
了するまで画像データの伝送を空時間を超えて引続き中
断しておかなければならず、このためには、例えば原稿
画像の読取動作等の画像データの形成動作を間欠的に行
わなければならない。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、コンピユー
タバスラインを介して画像データを伝送する場合におい
て、原稿画像の読取動作を間欠的に行なうことなく、画
像データの伝送によるコンピユータバスラインの専有度
を低くすることを目的とし、詳しくは、CPU,メモリ等の
複数のデータ処理装置をコンピユータバスラインに接続
し、前記複数のデータ処理装置間で前記コンピユータバ
スラインを介してデータの授受を行なうデータ処理シス
テムにおいて、原稿を一定周期のライン同期信号に同期
してライン毎に光電的に読取ることにより画像データを
ライン毎に出力する読取手段と、前記読取手段から出力
される画像データを前記ライン同期信号に同期してライ
ン毎に可変長の圧縮画像データに圧縮符号化する圧縮手
段と、前記圧縮手段により圧縮符号化された原稿1枚分
の圧縮画像データを前記ライン同期信号に同期してライ
ン毎に間欠的に前記コンピユータバスラインへ出力する
出力手段とを有する画像データ発生装置を前記コンピユ
ータバスラインに接続し、前記画像データ発生装置以外
の他のデータ処理装置は、前記画像データ発生装置の前
記出力手段による前記ライン同期信号に同期した1ライ
ン分の圧縮画像データの出力終了から次の1ライン分の
圧縮画像データの出力開始までの間に生じる前記コンピ
ユータバスラインの空時間に、前記コンピュータバスラ
インを利用して更に他のデータ処理装置との間で他のデ
ータの授受を行なうデータ処理システムを提供するもの
である。
以下、実施例により本発明の説明を行なう。
第1図は、本発明を適用可能なシステムブロツク図であ
る。
リーダ1は、原稿を例えばCCDイメージセンサを使用し
て読み取りアナログ・デジタル変換を行なつた後にシエ
ーデイング補正、2値化処理等を行ないデジタル画像信
号として外部回路に出力する。
プリンタ2は、例えばレーザー・ビーム・プリンタ(LB
P)の様にデジタル画像信号をプリント用紙上に像形成
するための装置である。リーダ1とプリンタ2とは直接
接続することにより複写装置として動作することが可能
である。本実施例においては、リーダ1、プリンタ2間
を接続インターフエースを利用しリーダ1、プリンタ2
に大きな変更を加えることなくフアクシミリ装置の機能
を追加するように構成されている。
RPアダプタ3はリーダ1、プリンタ2間のデジタル画像
信号をコンピユータ・バス11で取り扱い可能なように変
換するための変換回路である。コンピユータ・バス11は
例えばインテル社のマルチ・バスのようなものであり、
最大数Mワード/secの伝送速度のもので、バスの主要な
制御を行なうメインCPU4、メモリ5、デイスク・コント
ローラ6、回線制御回路9等の複数のデータ処理装置が
RPアダプタ3とともに基板の形で互いに接続され情報の
転送を行なう。
リーダ1で読み取られた原稿像データはRPアダプタ3で
変換され一旦メモリ5に記憶され必要に応じてさらにデ
イスク・コントローラ6を介して磁気デイスク7やフロ
ツピ・デイスク8に記憶される。記憶されたデータは回
線制御回路9(モデム他)、カプラ10を介して通信回線
に送られる。
逆に通信回線より送られた原稿像データはカプラ10、回
線制御9を介してメモリ5に記憶され、必要に応じ同様
にデイスク・コントローラ6により磁気デイスク7、フ
ロツピ・デイスク8に記憶される。記憶されたデータ
は、RPアダプタ3を介してプリンタ2に送られ、プリン
ト紙上に像形成される。
これら一連のフアクシミリ動作はメインCPU4が管理を集
中して行なう。
第2図は、RPアダプタの構成図である。ここで1−1は
原稿を読取りライン毎に同期信号とともに、シリアルな
デジタル画像信号を送出する原稿読取り装置であり、1
ライン分の長さのCCDにより主走査をし、CCD又は結像系
を所定の速度で移動させて副走査をする。主走査、副走
査方向ともに400bpi(ビツト/インチ)の分解能で読取
るものである。
1−2は原稿読取り部からのビツト形式の画像データvi
deoを符号化などの手法により圧縮する回路であり、本
実施例においては、周知のラン長符号化方式の回路を用
いている。1−3は、ビツト・シリアルな画像データvi
deoをパラレル形式に変換するシリアルパラレル変換部
(以下S→P変換部と称する)である。1−4,1−5そ
して1−6,1−7は各々ペアで働くダブルバツフアメモ
リで、1−2,1−3で得られる1ライン分の画像データ
を書き込み読出しができる容量を持ち、1−4(1−
6)に画像データを書き込んでいる時に、1−5(1−
7)より画像データを読み出すといつた動作をする。1
−8,1−9は各々のダブルバツフアメモリにデータ書き
込みアドレスを与えるためのライトアドレスカウンタで
ある。1−10は1−2の画像圧縮部と、1−3のS→P
変換部より得られた変換データの大小を判定する比較器
であり、その出力でセレクタ1−26を制御してデータ量
の少ない方の変換ロジツクからの変換画像データをマル
チバス(コンピユータバス)システム1−11に提供す
る。変換画像データはマルチバスを介して第1図のメモ
リ等に所定のマルチバスのシステム速度で付与される。
圧縮画像データの復号部の構成は以下の様になる1−3
0,1−31は圧縮データ供給元であるマルチバスシステム
1−11からのデータ転送と復元ロジツクの圧縮データ読
取りの同期をとるためのダブルバツフアであり、1−41
のリードアドレスカウンタに同期してマルチバスシステ
ム1−11にデータ要求を発信する。1−32はダブルバツ
フアより読出した圧縮データの属性を判定し、使用する
復元ロジツクを選択するセレクタロジツクである。1−
33は1−2の圧縮部に対応した復号部であり、1−34は
1−3のS→P変換器に対応したパラレル→シリアル変
換部(以下P/S変換部と称す。)である。
以上の復元手段によつてビツトシリアルの形式で得られ
た画像信号を重複読出しし、副走査方向の画素密度の変
換を行うためのRAMが1−35である。このRAMの出力を1
−45のプリンタで再現する。
本実施形では、画像の圧縮は原稿読取り部1−1からの
1ライン読取り終了に対応する同期信号HSYNCに同期し
て行なわれ、画像の復元はプリンタ1−45よりの同期信
号D−HSYNC(LBプリンタの場合1ラインビームスキヤ
ン終了に対応)に同期して行われる。ところで圧縮ある
いは復元回路に与えるこれらの同調信号をゲートして、
圧縮あるいは復元回路に与えることにより画素密度の変
換、画像の拡大、縮小を行うことができる。このための
同期信号ゲート手段が、1−12のHSYNC,Video Enableゲ
ートロジツクであり、1−36のD−HSYNCゲートロジツ
クである。
以下、本実施例での回路の動作を説明する。
(圧縮回路) 第1図の2点鎖線左側が圧縮回路であり、原稿読取り部
1−1よりのデジタル画像信号を処理して1−11のマル
チバスシステムに転送する。原稿読取り部よりの出力信
号とその信号形式を第2図に示す。
原稿読取り部よりの信号は、1ライン各の区間信号であ
るHSYNCと画像情報転送クロツクであるVideo Clockとシ
リアル画像信号のVideoとHSYNCと次のHSYNCまでの1ラ
イン区間中で実際に画像信号が有効であることを示すVi
deo Enableからなつている。
HSYNCはVideo Clockに同期して1クロツク分出力され
る。また、本実施例に用いた読取り部は最大主走査長が
8 1/2インチで400bpsの分解能で読取るため、1ライン
として、3400ビツトの画像データが送出される。そのた
めVideo EnableのHighレベルの区間(画像有効区間)
は、Video Clock3400クロツク分である。
これらの信号は、画像データ圧縮部1−2と1−3のS/
P変換部に同時に与えられおのおの独立にパラレルデー
タを生成し、1−2のコード化データは1−4,1−5の
ダブルバツフアに、1−3からのパラレルデータは1−
6,1−7のダブルバツフアに書かれる。ダブルバツフア
への書き込み動作をコントロールするのが、1−8,1−
9のWriteアドレスカウンタである。各カウンタはVideo
Enableにより初期化される。1−8のカウンタは1−
2の圧縮部からの画像コード化に同期したクロツクによ
りカウント動作し、1−9のカウンタは、1−3のS→
P変換部の変換動作に同期したクロツクでカウント動作
する。また、ダブルバツフアの切り換え動作はHSYNC信
号の入力により1−13のトグルフリツプフロツプが1ラ
イン毎に状態が変化することにより1−18,1−19,1−2
0,1−21,1−22,1−23の各々アドレスセレクタ、データ
セレクタの働きによりなされる。尚Readアドレスデータ
はマルチバスからアドレスバツフア1−29を介して入力
されるもので、マルチバス同期で各バツフアがリードさ
れデータが送られる。
以上の圧縮部の回路の動作を第4図のタイミングチヤー
トに表わす。S→P変換部1−3は画像信号を14ビツト
パラレルに変換するので、Video Clockの14個でWriteア
ドレスカウンタに1クロツクのクロツク入力を発生す
る。この場合1ライン3400クロツクのVideo Clockによ
りアドレスカウンタ出力は、0から242までカウントす
ることになる。これはメモリ容量256ワードに対応す
る。また、解像度を1/2におとして、200bpiでシリペラ
変換した場合には、28クロツクのVideo Clockでアドレ
スカウンタが1だけ出力状態が変化し、3400クロツクの
Video Clockにより122まで計数される。このようにS→
P変換部用のアドレスカウンタ1−9は、1主走査区間
で定常的なカウント動作をするが、ラン長圧縮データ用
のWriteアドレスカウンタ1−8の動作は様子が異な
る。
1−2の画像データ圧縮部はVideo信号の1つの状態が
何クロツク分連続したかをコード化し、出力するもので
あるから、1−8のWriteアドレスカウンタへのクロツ
ク入力はVideo信号の状態が変化するたびに発生する。
そのため1ラインの3400ビツトの画信号により、アドレ
スカウンタには1クロツクから3400クロツクまでのクロ
ツクが入力されることになる。すなわち、1−9のアド
レスカウンタの出力が1ライン毎に一定であるのに対し
て1−8のカウンタ出力は1〜3400までの値をとる。こ
こで1−2と1−3の各画像変換部でどちらの変換デー
タが少ないかは、このアドレスカウンタの値を比較する
ことにより判定される。変換データ量は、Video Enable
の後端で決定されるので、その時の値を1−14,1−15の
フリツプフロツプにラツチし、各フリツプフロツプの値
を1−10の比較器で比較し、その出力をライン同期信号
HSYNCによつて1−25のフリツプフロツプにラツチす
る。このフリツプフロツプの出力状態によつて1−11の
マルチバスシステムに読み取らすデータのセレクトを1
−26のセレクタで行う。また、1−8のラン長データ用
のアドレスカウンタに入力されるクロツク数がメモリの
許容量(256ワード)を超えた場合にも、1−24のORゲ
ートのもう一方の入力より1−26のセレクタをシリパラ
変換からのデータを選択するように設定する。
ここで、1−4〜1−7のバツフアRAMに書かれるデー
タについて第5図により説明する。1−2,1−3の画像
変換部からの1ライン分のデータはRAMの1番地から16
ビツトパラレルな形で2番地,3番地とアドレスを増しな
がら順次書き込まれる。そのデータの形式は以下のよう
になる。
圧縮部1−2のラン長符号データの場合は、(a)の如
くなり、S→P部1−3からのデータはRAM1−6,1−7
に(b)の形で書かれる。この場合、14,15ビツト目の0
0は0〜13ビツト目が画像データであることを示すもの
である。
そして1ライン分の書き込みが終了した時点で、1−1
4,1−15にラツチされたアドレスカウンタの値に、1ラ
インの開始の識別コードを付加して、RAMの0番地に書
き込む。その形式は(c)のようになる。すなわち、RA
M1−4,1−5の0番地に書き込まれるデータの13ビツト
目には1が、RAM1−6,1−7の13ビツト目には0が書か
れる。また、15ビツト目、14ビツト目は識別コードであ
り、ライン毎の区切りのデータが実際の画像データか否
かを区別するためのものである。
このように、ライン毎の同期信号によつて、1−2,1−
3の2つの画像変換器は、おのおの独立にRAMに変換デ
ータを書込むが、実際に読出されるのはどちらか一方の
みであり、前述のようにそれは書き込み動作中のアドレ
スカウンタ1−8,1−9の値によつて決定される。
1−11のマルチバスシステムはHSYNC信号による割り込
み信号を1−27より受けて、RAMに書かれた1ライン分
の変換データ(1ライン前の)の読取りを開始する。こ
の読取り速度はHSYNCの一区間中にRAMに書かれている有
効データを読み出しうるに十分なスピードでなければな
らない。まず1−11のマルチバスシステムは1−27から
のデータ読取り要求信号をメインCPU4又はデイスクコン
トローラ6に送りそこでそれを判定しリードアドレスデ
ータを出力してRAMの0番地からデータの読出しを開始
する。0番地には、1番地以後のアドレスに入つている
1ライン分のデータのタイプが書かれているので、その
データ長分だけデータを取り込みマルチバスに接続され
ている他のデイスク等のメモリ装置5〜8や、通信制御
部9にこのデータを送る。この場合データ長をCPU又は
コントローラ6により判断してリードアドレスデータの
出力制御をすることでRAMの不要なデータを読出す必要
がなく、マルチバスの占有時間が最小限ですむという利
点がある。
よつて読取つたデータを圧縮して送る際の1ライン毎に
空時間を作ることができ、マルチバスをその間解放する
ことができる。つまりデイスク6のデータを回線制御に
より通信する等にバスを有効利用できる。
次に、圧縮データの画素密度の変換につき手法について
説明する。これにより画像データの縮少を行なうことが
でき、又記録画素密度の小さい記録装置に原稿読取り装
置を適応させることができる。
即ち読取り画像が文字画像の場合など400bpiの高解像度
が必要とされない場合がある。
その場合には解像度をおとして転送した方が、転送時間
が短縮され、マルチバスの専有時間を少なくし、デイス
クメモリ等の中間バツフアメモリの使用効率も上がり経
済的である。また、画像記録装置側で画像縮少機能がな
い場合には、縮少を必要とするとき送信側で圧縮しなけ
ればならない。記録装置側に拡大機能をもたしめること
で送信側での情報量増加を防ぐことができる。
さて、主走査方向の解像度をおとす手法は従来から用い
られている画像サンプルクロツクの周波数を変えるもの
でそれは1−2,1−3の変換部における変換前のシリア
ルデータのVideoに対応したVideo Clockの周波数を制御
する。その際のクロツクレートはEM1として設定する。
副走査方向の縮少(解像度をおとす)のために、1−12
の同期信号ゲート手段を用いる。今まで述べた画像デー
タ圧縮回路は、全てHSYNC.Vides Enableの同期信号によ
りなされている。そのためレートに応じた所定のライン
のデータに対する上記同期信号をゲートして出力しない
ようにしてしまえば、そのラインのデータは、処理され
ないことになるのでラインのまびきが行われる。また、
マルチバス1−11にも、上記ラインに対応したデータ読
取り要求Reqが発せられないのでゲートしたラインのデ
ータが読取られてバスに伝送される心配もない。
このように、所望の解像度のデータを得るために、1−
12の同期信号ゲート回路は、以下のように構成される。
すなわち、7497 TTCのようなクロツクまびき手段で構成
しそのクロツクに1ラインの同期信号であるHSYNCを入
力してゲート信号を生成し、それによつてHSYNC.Video
Enableの同期信号をまびくのである。解像度(縮率)を
決定するまびき率は、図示しないスイツチ等の設定手段
によりEM2として設定される。EM1,EM2を各々独立に設定
することによりタテ、ヨコの画素密度、縮率を決定でき
る。
次に、圧縮したデータを復元する方法について述べる。
復元部は1−11のマルチバスシステム1−11から提供さ
れるデータを復元する。このデータは前述の圧縮手法に
よつて生成されたデータであるが、復元部と同一のマル
チバスに接続された圧縮部からのものである必要はな
い。
まずマルチバスシステム1−11は、1−30,1−31のいず
れかのRAMに、所定のデータ量のデータを書き込む。本
実施例では256Wordとしている。1−30,1−31のRAMは、
ダブルバツフアとして構成されており、一方にデータを
書き込む時は、他方よりデータを読み出すという動作を
する。1−32のデコーダセレクト部は、RAMのデータ中
からライン毎の区間信号をみつけるべく、1−41のリー
ドアドレスカウンタにクロツクを送出する。一ラインの
区間信号をみつけると、そこには次に続くデータの形式
(第5図)が書かれているので、それに対応した復元部
を選択すべく、セレクタ1−44に信号を発する。尚復元
動作を切換えるべく構成することもできるプリンタ1−
45から同期信号G−HSYNC(後述)に同期して、復元動
作を開始する。ここで圧縮データの復元回路は、圧縮回
路1−2,1−3に対応して、1−33の圧縮データ復元回
路、1−34のパラレルデータをシリアルデータに変換す
るパラレル→14ビツトシリアル変換部(以下P→S変換
部と称す)があり、この2つの回路は、同期信号G−HS
YNCによつて常時動作している。各々の復元回路は、復
元動作に同期して次のデータを要求する信号(Deta Re
q)を発生するが、デコーダセレクト部1−32は、ライ
ン区切り信号によつて指定された復元回路からの要求信
号のみをリードアドレスカウンタ1−41のクロツクとし
て送出する。このようにしてプリンタ1−45にラインシ
リアルなビデオ信号が送出されるが、その様子を第4図
に示す。すなわち、プリンタ1−45よりの同期信号D−
HSYNCに応じて内部にもつているクロツク発生手段1−4
2のクロツクを画像クロツクであるD−Video Clockによ
り、シリアル画像信号、D−VideoとD−Video Enable
を送出する。
デコーダセレクト部1−32は、復元部からのDataリクエ
スト信号をリードアドレスカウンタ1−41に送つて次の
データを取り込むが、もしそれがライン区切り信号であ
つたら、そのデータは復元部にはわたさずに、次のライ
ン同期信号D−HSYNCを待ち、それによりデータセレク
タ1−41を所定の状態にし、次のデータを復元部に送
る。
なお1−41のカウンタは、ダブルバツフアの一方からの
読出しを終了した時(空の時)にカウントup信号を1−
37のトグルフリツプフロツプに出力し、2つのRAMの書
き込み、読出し動作を切り換えるとともに、マルチバス
システム1−11に、次の256Wordのデータの要求をすべ
く、1−27の割込み要求ロジツクにも、256番地分のカ
ウントup信号を出力する。
圧縮部で、1ラインのデータ量が最大で約256Wordであ
るので、256Wordのダブルバツフア1−30,1−31によ
り、マルチバスシステム1−11に入力される割込み信号
の周期は1−45のプリンタから1ラインの同期信号D−
HSYNCインターバルよりも確実に長くなるので、マルチ
バスシステムのスピードは、最低でも1ラインの区間中
に256Wordのデータを転送できるものであればよい。従
つてバス速度が速いほどライン毎の空時間が増加し、バ
スを他の情報処理や伝送に利用できる。
復元部における画素密度変換手段は、以下のようにな
る。
主走査方向の画素密度の変換は、従来よく用いられる。
1−42からの基本クロツクをまびいて画像データをサン
プルする手法を用いる。この場合1−33,1−34による出
力とリアルデータについてサンプル処理をする。密度変
換データはプリセツトスイツチ等によりDM1として設定
される。副走査方向の画素密度の変換には以下の手段を
用いる。転送されてくるデータよりも高い解像度をもつ
たプリンタに画像を等倍で出力する場合や、同じ解像度
のプリンタに拡大して出力する場合には、同一の復元ラ
インデータを複数回出力する。そのために復元データセ
レクタ1−44の後に、ラインメモリ1−35を用いてい
る。このRAMはプリンタからの同期信号D−HSYNC(ビー
ム検知信号BD)に同期して動作するアドレスカウンタ1
−43の出力によつて動作する。そして、1−44のセレク
タの出力を一旦ストアした後に、読出すことが可能とな
る。同一ラインのデータを複数回出力する時には、1−
44のセレクタのデータ入力信号がRAM1−35の出力信号と
なるように、同期信号ゲート部1−36によりセレクタ1
−44へのセレクト信号DSを継続出力させる。これは又同
一データを出力する時は復元部1−33からのデータは捨
てられてしまうので、復元動作をしないように復元部に
行く同期信号G−HSYNCをとめるよう同期信号ゲート部
1−36をゲートする。前述セレクタの1−44へのセレク
ト信号DSもこのゲート動作に同期して出力される。この
ゲート期間は拡大変換データDM2に比例し、DM2はプリセ
ットされる。DM2はDM1と独立にプリセットすることがで
き、タテヨコの拡大率を変えることができる。所定の解
像度(拡大率)を得るための同期信号ゲート部1−36の
構成は前述の1−12と同様のものである。このゲート期
間セレクトロジック1−32にG−HSYNCが入力されない
ので、リードアドレスカウンタ1−41へのクロックを停
止している。従ってバッファRAMの読出しをせず、デー
タ格納のまま待機する。よってこの間マルチバス1−11
は解放され、第1回の他の装置に利用される。ゲート期
間が過ぎるとその後のG−HSYNCによりセレクトロジッ
ク1−32は次のラインのデータのRAMからの読出しとデ
コードを開始する。デコーダは1ワード毎の復号終了毎
にDATE REQを出力しクロックをリードアドレスカウン
タに出力してRAM読出しを行なう。RAMからのデータが1
ラインデータの終了であることをセレクトロジック1−
32で判定するとデコーダ1−33又はコンバータ1−34へ
の次のラインンデータの送りを阻止し、G−HSYNCが発
生する迄待機する。G−HSYNCによりRAM1−30を受けて
読出す。RAM1−30が空になる迄読出すとRAM1−31の読出
しに切換え、RAM1−30へのバスからの格納を開始する。
そればバスからのライトアドレスデータによる。
また、マルチバスシステム1−11から転送されてくるデ
ータの解像度よりも低い解像度のプリンタに、等倍で出
力したりとか、同じ解像度のプリンタでも縮小して出力
する場合には、ラインのまびきが必要とされる。これは
デコーダセレクト部1−32においてなされる。すなわ
ち、デコーダセレクト部にデータDM2として設定された
解像度になるように、ライン区切り信号を読み飛ばすこ
とになる。例えば、解像度が半分のプリンタに出力する
場合には、1ラインのデコードを終了したところで、
(これは次のライン区間信号がデコードセレクトロジッ
ク1−32に入力されたことでわかる)次のラインを読み
飛ばして、その次のライン区切り信号がくるまで、リー
ドアドレスカウンタ1−41にクロックを発生することに
より、1ライン間隔のデータを復元部1−33に供給でき
る。
本例において、画情報に応じた1−2、1−3の変換部
の切換えを行なったが、画情報量に応じて圧縮方式の異
なる第1、第2、圧縮変換の切換(例えばMH変換とMR変
換の切換)とすることもできる。
又本例は圧縮時1ライン処理の伝送後マルチバスを解放
するが、複数ライン毎に解放することも可能で、それに
よりメインCPU等によるバスを介した制御信号の煩雑な
やりとりを少なくできる。本例では解放状態のマルチバ
スにインタラプト要求信号を出して他機器間の低優先の
バス利用処理を中断させデータ転送を実行するので、オ
リジナル像の読取りと略同時に連続的にマルチバスに送
出し、ファイル装置等に格納することができる。尚本例
の一部は読取像全てを一度メモリに格納する場合にも適
用できる。
以上説明した様に本発明によると、画像データ発生装置
は、原稿を一定周期のライン同期信号に同期してライン
毎に光電的に読取ることによりライン毎に出力される画
像データを、ライン同期信号に同期してライン毎に可変
長の圧縮画像データに圧縮符号化し、圧縮符号化された
原稿1枚分の圧縮画像データをライン同期信号に同期し
てライン毎に間欠的にコンピユータバスラインへ出力
し、画像データ発生装置以外の他のデータ処理装置は、
ライン同期信号に同期した1ライン分の圧縮画像データ
の出力終了から次の1ライン分の圧縮画像データの出力
開始までの間に生じるコンピユータバスラインの空時間
に、コンピユータバスラインを利用して更に他のデータ
処理装置との間で他のデータの授受を行なうものであ
る。
従って、原稿1枚分の画像データの伝送中でも、原稿画
像の読取りを間欠的に行なうことなく、一定周期の同期
信号に同期した原稿画像の読取りを継続したまま、画像
データの伝送を中断することなく、コンピユータバスラ
インを利用して他のデータの伝送を行なうことが可能と
なり、コンピユータバスラインの使用効率を向上せしめ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるシステムブロック図、第2図は
本発明における画像処理回路図、第3、4、6図は第2
図の処理タイムチャート図、第5図は伝送データ説明図
であり、1−11はマルチバス、1はリーダ、2はプリン
タである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU,メモリ等の複数のデータ処理装置をコ
    ンピュータバスラインに接続し、前記複数のデータ処理
    装置間で前記コンピュータバスラインを介してデータの
    授受を行なうデータ処理システムにおいて、 原稿を一定周期のライン同期信号に同期してライン毎に
    光電的に読取ることにより画像データをライン毎に出力
    する読取手段と、 前記読取手段から出力される画像データを前記ライン同
    期信号に同期してライン毎に可変長の圧縮画像データに
    圧縮符号化する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮符号化された原稿1枚分の圧縮
    画像データを前記ライン同期信号に同期してライン毎に
    間欠的に前記コンピュータバスラインへ出力する出力手
    段と を有する画像データ発生装置を前記コンピュータバスラ
    インに接続し、 前記画像データ発生装置以外の他のデータ処理装置は、
    前記画像データ発生装置の前記出力手段による前記ライ
    ン同期信号に同期した1ライン分の圧縮画像データの出
    力終了から次の1ライン分の圧縮画像データの出力開始
    までの間に生じる前記コンピュータバスラインの空時間
    に、前記コンピュータバスラインを利用して更に他のデ
    ータ処理装置との間で他のデータの授受を行なうことを
    特徴とするデータ処理システム。
JP58158455A 1983-08-30 1983-08-30 デ−タ処理システム Expired - Lifetime JPH0763172B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58158455A JPH0763172B2 (ja) 1983-08-30 1983-08-30 デ−タ処理システム
FR848413364A FR2551236B1 (fr) 1983-08-30 1984-08-29 Systeme de traitement d'image
CA000462059A CA1266524A (en) 1983-08-30 1984-08-29 Image processing system
GB08421878A GB2148560B (en) 1983-08-30 1984-08-30 Image processing system
DE19843431938 DE3431938A1 (de) 1983-08-30 1984-08-30 Bildverarbeitungssystem
US08/372,841 US5485535A (en) 1983-08-30 1995-01-13 Data processing system comprising a plurality of data processing apparatus conducting data communications through a bus line

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58158455A JPH0763172B2 (ja) 1983-08-30 1983-08-30 デ−タ処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6051059A JPS6051059A (ja) 1985-03-22
JPH0763172B2 true JPH0763172B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=15672122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58158455A Expired - Lifetime JPH0763172B2 (ja) 1983-08-30 1983-08-30 デ−タ処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0763172B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201559U (ja) * 1986-06-12 1987-12-22
JPS62201558U (ja) * 1986-06-12 1987-12-22
JPS63180175A (ja) * 1987-01-22 1988-07-25 Toshiba Corp 電子フアイリング装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627558A (en) * 1979-08-13 1981-03-17 Ricoh Co Ltd Facsimile equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6051059A (ja) 1985-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04229768A (ja) 符号化画像記録装置およびこれを用いたファクシミリ装置,光ファイル装置並びにこれらの通信システム
US5008949A (en) Image processing system
US5485535A (en) Data processing system comprising a plurality of data processing apparatus conducting data communications through a bus line
JPH0763172B2 (ja) デ−タ処理システム
JP2001332976A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH0775394B2 (ja) 画像伝送装置
JPH0815299B2 (ja) 画像処理システム
JPH0312826B2 (ja)
JPH0574264B2 (ja)
JPH06205224A (ja) 画像読み取り方法
JPH0563986B2 (ja)
JP4080658B2 (ja) 符号化復号化装置
JPS6051072A (ja) 画像処理方法
JP3171601B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JPS6157167A (ja) 画像処理システム
US5673119A (en) Encoding processing apparatus
JPS6051075A (ja) 画像処理方法
JP3264559B2 (ja) 画像符号化方法及び装置
JP2941836B2 (ja) 画像処理装置
JPH0670137A (ja) ファクシミリ装置
JPS60134665A (ja) フアクシミリ装置
JPH01222577A (ja) ファクシミリ用mr符号化器
JPH0294869A (ja) フアクシミリ装置
JPH0832814A (ja) ファクシミリ装置
JPH0744636B2 (ja) 受信装置