JP3264559B2 - 画像符号化方法及び装置 - Google Patents
画像符号化方法及び装置Info
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- JP3264559B2 JP3264559B2 JP18605593A JP18605593A JP3264559B2 JP 3264559 B2 JP3264559 B2 JP 3264559B2 JP 18605593 A JP18605593 A JP 18605593A JP 18605593 A JP18605593 A JP 18605593A JP 3264559 B2 JP3264559 B2 JP 3264559B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像符号化方法及び装置
に関し、特に入力画像データを圧縮コードに符号化する
画像符号化方法及び装置に関する。
に関し、特に入力画像データを圧縮コードに符号化する
画像符号化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、G3ファクシミリ装置は急激に企
業内に浸透し、ビジネスに必須のOA機器としての地位
を確立している。現在では機能拡充と低価格化が進み、
ハイエンドからローエンドまで充実したラインナップが
開発されている。また伝送速度も飛躍的に向上し、中に
は20kbpsを超えるものも開発されている。
業内に浸透し、ビジネスに必須のOA機器としての地位
を確立している。現在では機能拡充と低価格化が進み、
ハイエンドからローエンドまで充実したラインナップが
開発されている。また伝送速度も飛躍的に向上し、中に
は20kbpsを超えるものも開発されている。
【0003】更に近年、従来の電話回線に代わる、ディ
ジタル通信網であるISDN回線のサービスも開始さ
れ、ISDN網に接続するG4ファクシミリも徐々に普
及しつつある。G4ファクシミリにおいては、400d
piの高解像度・64kbpsの高速通信性が大きな特
徴となっている。また、読み取り速度に対するユーザの
要望は高く、例えばA4サイズ・副走査方向の解像度が
3.85mm/lineの原稿を1分間に30枚読み取りが可
能な機種も開発されている。従って、高速通信と高速読
み取りにより、いわゆるクイックレスポンスでファクシ
ミリ送信が実現でき、ユーザにとって非常に魅力的な機
能となっている。
ジタル通信網であるISDN回線のサービスも開始さ
れ、ISDN網に接続するG4ファクシミリも徐々に普
及しつつある。G4ファクシミリにおいては、400d
piの高解像度・64kbpsの高速通信性が大きな特
徴となっている。また、読み取り速度に対するユーザの
要望は高く、例えばA4サイズ・副走査方向の解像度が
3.85mm/lineの原稿を1分間に30枚読み取りが可
能な機種も開発されている。従って、高速通信と高速読
み取りにより、いわゆるクイックレスポンスでファクシ
ミリ送信が実現でき、ユーザにとって非常に魅力的な機
能となっている。
【0004】さて、現在数多く開発されているファクシ
ミリ装置の中には、マルチアクセス・デュアルアクセス
といったような従来にない高度な機能が開発され、ユー
ザに対してよりよい操作性が提供できるようになってい
る。ここで、マルチアクセス機能というのは、ISDN
回線等に接続されるファクシミリにおいて、「受信中に
送信が可能である。」・「送信中に受信が可能であ
る。」といったような機能を指す。また、デュアルアク
セス機能というのは、「受信中に送信予約が可能であ
る。」・「メモリ送信中にコピー或いは送信予約が可能
である。」といったような機能を指す。
ミリ装置の中には、マルチアクセス・デュアルアクセス
といったような従来にない高度な機能が開発され、ユー
ザに対してよりよい操作性が提供できるようになってい
る。ここで、マルチアクセス機能というのは、ISDN
回線等に接続されるファクシミリにおいて、「受信中に
送信が可能である。」・「送信中に受信が可能であ
る。」といったような機能を指す。また、デュアルアク
セス機能というのは、「受信中に送信予約が可能であ
る。」・「メモリ送信中にコピー或いは送信予約が可能
である。」といったような機能を指す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな機能を有し、更には高速読み取り・高速通信に対応
するファクシミリ装置においては、圧縮コードへの符号
化を同時に複数のページに対して行う必要があるだけで
なく、それらの処理を高速に行うことが要求され、装置
構成の複雑化・制御の複雑化、更には装置のコストアッ
プを引き起こしていた。
うな機能を有し、更には高速読み取り・高速通信に対応
するファクシミリ装置においては、圧縮コードへの符号
化を同時に複数のページに対して行う必要があるだけで
なく、それらの処理を高速に行うことが要求され、装置
構成の複雑化・制御の複雑化、更には装置のコストアッ
プを引き起こしていた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、符号化を起動するための複数の同期信号に
従って、蓄積された複数の画像データを異なる符号化の
ためのパラメータをライン単位に切り換えて符号化する
画像符号化方法及び装置を提供することを目的とする。
れたもので、符号化を起動するための複数の同期信号に
従って、蓄積された複数の画像データを異なる符号化の
ためのパラメータをライン単位に切り換えて符号化する
画像符号化方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力された画像データを圧縮コードに符
号化する画像符号化装置において、入力された画像デー
タを蓄積する蓄積手段と、符号化のための第1及び第2
のパラメータの何れかを用いて、前記蓄積手段に蓄積さ
れた画像データを圧縮コードに符号化する符号化手段と
を有し、前記符号化手段は、符号化を起動するための第
1又は第2の同期信号に従って、前記第1及び第2のパ
ラメータをライン単位に切り換え、蓄積された第1及び
第2の画像データを時分割に符号化する際に、画像読取
部からの同期信号である第1の同期信号に従う符号化を
内部からの同期信号である第2の同期信号に従う符号化
より優先的に行うことを特徴とする。
に、本発明は、入力された画像データを圧縮コードに符
号化する画像符号化装置において、入力された画像デー
タを蓄積する蓄積手段と、符号化のための第1及び第2
のパラメータの何れかを用いて、前記蓄積手段に蓄積さ
れた画像データを圧縮コードに符号化する符号化手段と
を有し、前記符号化手段は、符号化を起動するための第
1又は第2の同期信号に従って、前記第1及び第2のパ
ラメータをライン単位に切り換え、蓄積された第1及び
第2の画像データを時分割に符号化する際に、画像読取
部からの同期信号である第1の同期信号に従う符号化を
内部からの同期信号である第2の同期信号に従う符号化
より優先的に行うことを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
は、入力された画像データを圧縮コードに符号化する画
像符号化方法であって、入力された画像データを蓄積す
る蓄積工程と、符号化のための第1及び第2のパラメー
タの何れかを用いて、前記蓄積工程で蓄積された画像デ
ータを圧縮コードに符号化する符号化工程とを有し、前
記符号化工程は、符号化を起動するための第1又は第2
の同期信号に従って、前記第1及び第2のパラメータを
ライン単位に切り換え、蓄積された第1及び第2の画像
データを時分割に符号化する際に、画像読取部からの同
期信号である第1の同期信号に従う符号化を内部からの
同期信号である第2の同期信号に従う符号化より優先的
に行うことを特徴とする。
は、入力された画像データを圧縮コードに符号化する画
像符号化方法であって、入力された画像データを蓄積す
る蓄積工程と、符号化のための第1及び第2のパラメー
タの何れかを用いて、前記蓄積工程で蓄積された画像デ
ータを圧縮コードに符号化する符号化工程とを有し、前
記符号化工程は、符号化を起動するための第1又は第2
の同期信号に従って、前記第1及び第2のパラメータを
ライン単位に切り換え、蓄積された第1及び第2の画像
データを時分割に符号化する際に、画像読取部からの同
期信号である第1の同期信号に従う符号化を内部からの
同期信号である第2の同期信号に従う符号化より優先的
に行うことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。図1は、本実施例におけ
る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、101はシリアル・パラレル(S/P)変換部
であり、シリアル入力された画像データをパラレルデー
タに変換する。変換されたパラレルデータは、109の
メモリ制御部を介して110のメモリに蓄積される。メ
モリ制御部109は、DMAコントローラやタイミング
制御部等により構成され、各種装置より送出されるメモ
リアクセス要求に応じて、各種装置から送出されるデー
タをメモリに書き込んだり、メモリよりデータを読み出
し各種装置に送出したりする。110はダイナミックR
AM等よりなるメモリであり、メモリ制御部109の制
御に従ってデータの蓄積を行う。
な一実施例を詳細に説明する。図1は、本実施例におけ
る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、101はシリアル・パラレル(S/P)変換部
であり、シリアル入力された画像データをパラレルデー
タに変換する。変換されたパラレルデータは、109の
メモリ制御部を介して110のメモリに蓄積される。メ
モリ制御部109は、DMAコントローラやタイミング
制御部等により構成され、各種装置より送出されるメモ
リアクセス要求に応じて、各種装置から送出されるデー
タをメモリに書き込んだり、メモリよりデータを読み出
し各種装置に送出したりする。110はダイナミックR
AM等よりなるメモリであり、メモリ制御部109の制
御に従ってデータの蓄積を行う。
【0011】102は圧縮コード生成部であり、メモリ
110に格納された生画像データをメモリ制御部109
を介して読み出し、符号化処理を実行する。この圧縮コ
ード生成部102によって生成される圧縮コードデータ
は、例えばCCITT勧告のMMR・MR・MH符号で
ありコード長が不定である。1ビットのものもあれば1
6ビットのものもある。そこで、符号化された圧縮コー
ドデータは、106のセレクタを通して、107或いは
108のパッキング回路に送出され、バイトの正数倍単
位にパッキングされ、メモリ制御部109を介してメモ
リ110に蓄積される。
110に格納された生画像データをメモリ制御部109
を介して読み出し、符号化処理を実行する。この圧縮コ
ード生成部102によって生成される圧縮コードデータ
は、例えばCCITT勧告のMMR・MR・MH符号で
ありコード長が不定である。1ビットのものもあれば1
6ビットのものもある。そこで、符号化された圧縮コー
ドデータは、106のセレクタを通して、107或いは
108のパッキング回路に送出され、バイトの正数倍単
位にパッキングされ、メモリ制御部109を介してメモ
リ110に蓄積される。
【0012】103,104はパラメータ格納回路であ
り、圧縮コード生成部102に必要なパラメータを格納
する。パラメータには、例えば符号化する1ラインのビ
ット数や符号化方法等があげられる。105はセレクタ
であり、パラメータ格納回路103又は104に格納さ
れているパラメータ1又はパラメータ2を圧縮コード生
成部102に選択出力する。111は画像読取部であ
り、S/P変換部101に対して、シリアル画像データ
を出力する。
り、圧縮コード生成部102に必要なパラメータを格納
する。パラメータには、例えば符号化する1ラインのビ
ット数や符号化方法等があげられる。105はセレクタ
であり、パラメータ格納回路103又は104に格納さ
れているパラメータ1又はパラメータ2を圧縮コード生
成部102に選択出力する。111は画像読取部であ
り、S/P変換部101に対して、シリアル画像データ
を出力する。
【0013】次に、図2及び図3を用いて実施例におけ
る動作概要を説明する。図2は、メモリ110に蓄積さ
れた画像データを示したものである。同図では、2ペー
ジの画像データが蓄積されているものであり、これらを
時分割に符号化する様子を図3のタイミングチャートに
示す。ここで、SYNC1信号は、画像読取部110よ
り出力されるライン同期信号である。この同期信号に従
い、シリアル画像データがS/P変換部101に入力さ
れ、Nライン,N+1ラインのように、順次画像メモリ
110に蓄積される。SYNC2信号は、ライン同期信
号であり、圧縮コード生成部102内部で発生される。
このSYNC2信号により圧縮コード生成部102で
は、N−1,N,N+1の順番で符号化処理をライン単
位に実行する。またSYNC2信号により圧縮コード生
成部102では、M,M+1,M+2の順番で符号化処
理をライン単位に実行する。符号化処理に必要なパラメ
ータは、符号化処理1・イネーブル信号或いは符号化処
理2・イネーブル信号により、パラメータ格納回路10
3,104のパラメータ1又はパラメータ2が切り換え
られて読み出される。また、圧縮コード生成部102で
生成された圧縮コードも、符号化処理1・イネーブル信
号或いは符号化処理2・イネーブル信号により、パッキ
ング回路107,108が選択され、パッキングされて
出力される。
る動作概要を説明する。図2は、メモリ110に蓄積さ
れた画像データを示したものである。同図では、2ペー
ジの画像データが蓄積されているものであり、これらを
時分割に符号化する様子を図3のタイミングチャートに
示す。ここで、SYNC1信号は、画像読取部110よ
り出力されるライン同期信号である。この同期信号に従
い、シリアル画像データがS/P変換部101に入力さ
れ、Nライン,N+1ラインのように、順次画像メモリ
110に蓄積される。SYNC2信号は、ライン同期信
号であり、圧縮コード生成部102内部で発生される。
このSYNC2信号により圧縮コード生成部102で
は、N−1,N,N+1の順番で符号化処理をライン単
位に実行する。またSYNC2信号により圧縮コード生
成部102では、M,M+1,M+2の順番で符号化処
理をライン単位に実行する。符号化処理に必要なパラメ
ータは、符号化処理1・イネーブル信号或いは符号化処
理2・イネーブル信号により、パラメータ格納回路10
3,104のパラメータ1又はパラメータ2が切り換え
られて読み出される。また、圧縮コード生成部102で
生成された圧縮コードも、符号化処理1・イネーブル信
号或いは符号化処理2・イネーブル信号により、パッキ
ング回路107,108が選択され、パッキングされて
出力される。
【0014】次に、図4、図5に示す圧縮コード生成部
102の詳細図を参照して、ライン単位に符号化処理を
切り換える処理ついて説明する。尚、ここでは符号化処
理1を外部から入力される同期信号、即ちSYNC1
(451)に従い起動するものとし、符号化処理2を内
部で発生する同期信号、即ちSYNC2(481)に従
い起動するものとする。
102の詳細図を参照して、ライン単位に符号化処理を
切り換える処理ついて説明する。尚、ここでは符号化処
理1を外部から入力される同期信号、即ちSYNC1
(451)に従い起動するものとし、符号化処理2を内
部で発生する同期信号、即ちSYNC2(481)に従
い起動するものとする。
【0015】451はSYNC1信号であり、画像読取
部111より入力される同期信号である。この同期信号
が1パルス入力されると401のゲート手段を通して4
02のアップダウンカウンタが1つカウントアップす
る。これにより、403のゲート手段の出力である45
2がオン状態になり、404のJKフリップフロップが
オンとなり、453、即ちEX1信号がオンとなる。こ
のEX1信号はセレクタ回路105を制御し、パラメー
タ格納回路103のパラメータ1をイネーブルとし、セ
レクタ106を制御し、パッキング回路107のパッキ
ング処理1を動作させるようにする。473はコードデ
ータのバスであり、474はコードデータのコード長の
バスである。パッキング回路107,108では、43
2の符号化処理部より出力されるコード長に従って不定
長のコードデータをパッキングする。符号化処理部43
2は、例えば特開昭62−31259に示される圧縮コ
ード符号化装置のリファレンスラインの仮想変化点検出
回路と、コーディングライン変化点検出回路からパッキ
ング回路に至る部分である。
部111より入力される同期信号である。この同期信号
が1パルス入力されると401のゲート手段を通して4
02のアップダウンカウンタが1つカウントアップす
る。これにより、403のゲート手段の出力である45
2がオン状態になり、404のJKフリップフロップが
オンとなり、453、即ちEX1信号がオンとなる。こ
のEX1信号はセレクタ回路105を制御し、パラメー
タ格納回路103のパラメータ1をイネーブルとし、セ
レクタ106を制御し、パッキング回路107のパッキ
ング処理1を動作させるようにする。473はコードデ
ータのバスであり、474はコードデータのコード長の
バスである。パッキング回路107,108では、43
2の符号化処理部より出力されるコード長に従って不定
長のコードデータをパッキングする。符号化処理部43
2は、例えば特開昭62−31259に示される圧縮コ
ード符号化装置のリファレンスラインの仮想変化点検出
回路と、コーディングライン変化点検出回路からパッキ
ング回路に至る部分である。
【0016】また、EX1信号は上述したメモリ制御部
109にも送出され、符号化する生画像データ1ライン
であるコーディングライン、及び符号化時に参照する生
画像データであるリファレンスラインをメモリ110上
で符号化処理1用に格納されたエリアより読み出すこと
を要求する。また同様に、符号化したコードデータも符
号化処理1用に割り当てられたエリアに格納することを
要求する。EX1信号は405のDフリップフロップに
も入力され、454のゲート手段によりEX1信号の最
初の1パルスを抜き出した信号が生成される。この信号
は、ゲート手段401を通してアップダウンカウンタ4
02を1つカウントダウンする。それと同時に、40
6,408のゲート手段を通して409のJKフリップ
フロップと415のJKフリップフロップをオンにす
る。この409からの出力信号455(CDRQ)は、
メモリ制御部109に送出され、コーディングラインの
データを要求する。また、415からの出力信号456
(RSRQ)は、メモリ制御部109に送出され、リフ
ァレンスラインのデータを要求する。455のCDRQ
信号と456のRSRQ信号のデータ送出要求に対して
メモリ制御部109では、データを読み出すことができ
るタイミングで457のCDACK信号と458のRF
ACK信号をイネーブルにしてデータ要求に応じる。こ
れらの信号によりそれぞれJKフリップフロップ40
9,415がオフとなり、また同時に430,431の
パラシリ変換レジスタにそれぞれデータが書き込まれ
る。
109にも送出され、符号化する生画像データ1ライン
であるコーディングライン、及び符号化時に参照する生
画像データであるリファレンスラインをメモリ110上
で符号化処理1用に格納されたエリアより読み出すこと
を要求する。また同様に、符号化したコードデータも符
号化処理1用に割り当てられたエリアに格納することを
要求する。EX1信号は405のDフリップフロップに
も入力され、454のゲート手段によりEX1信号の最
初の1パルスを抜き出した信号が生成される。この信号
は、ゲート手段401を通してアップダウンカウンタ4
02を1つカウントダウンする。それと同時に、40
6,408のゲート手段を通して409のJKフリップ
フロップと415のJKフリップフロップをオンにす
る。この409からの出力信号455(CDRQ)は、
メモリ制御部109に送出され、コーディングラインの
データを要求する。また、415からの出力信号456
(RSRQ)は、メモリ制御部109に送出され、リフ
ァレンスラインのデータを要求する。455のCDRQ
信号と456のRSRQ信号のデータ送出要求に対して
メモリ制御部109では、データを読み出すことができ
るタイミングで457のCDACK信号と458のRF
ACK信号をイネーブルにしてデータ要求に応じる。こ
れらの信号によりそれぞれJKフリップフロップ40
9,415がオフとなり、また同時に430,431の
パラシリ変換レジスタにそれぞれデータが書き込まれ
る。
【0017】本回路例では、CDRQ信号への応答がR
SRQ信号への応答より優先順位が高いものとし、必ず
CDACK信号がRFACK信号より早く応答されるも
のとしている。従って、RFACK信号の応答によりレ
ジスタ431にリファレンスラインのデータが書き込ま
れた時には、レジスタ430にコーディングラインのデ
ータが書き込まれているものとする。また本回路例で
は、コーディングライン及びリファレンスラインのデー
タは16ビット単位でレジスタ430,431に書き込
まれるものとなる。
SRQ信号への応答より優先順位が高いものとし、必ず
CDACK信号がRFACK信号より早く応答されるも
のとしている。従って、RFACK信号の応答によりレ
ジスタ431にリファレンスラインのデータが書き込ま
れた時には、レジスタ430にコーディングラインのデ
ータが書き込まれているものとする。また本回路例で
は、コーディングライン及びリファレンスラインのデー
タは16ビット単位でレジスタ430,431に書き込
まれるものとなる。
【0018】RFACK信号の応答により、420のJ
Kフリップフロップがオンとなる。これにより、421
のJKフリップフロップがオンとなり、422のカウン
タがカウントイネーブル状態になる。カウンタ422の
値が「1」になると,461のゲート出力がオンとな
り、407,408のゲート手段と通してJKフリップ
フロップ409,415が再びオンとなり、リファレン
スラインとコーディングラインのデータを要求する。ま
た、JKフリップフロップ421の出力は、シリパラ変
換レジスタ430,431へのシフト信号となり、シリ
パラ変換レジスタ430,431からは426のゲート
手段の出力信号によりロードしたデータが符号化処理部
432にシリアル出力される。
Kフリップフロップがオンとなる。これにより、421
のJKフリップフロップがオンとなり、422のカウン
タがカウントイネーブル状態になる。カウンタ422の
値が「1」になると,461のゲート出力がオンとな
り、407,408のゲート手段と通してJKフリップ
フロップ409,415が再びオンとなり、リファレン
スラインとコーディングラインのデータを要求する。ま
た、JKフリップフロップ421の出力は、シリパラ変
換レジスタ430,431へのシフト信号となり、シリ
パラ変換レジスタ430,431からは426のゲート
手段の出力信号によりロードしたデータが符号化処理部
432にシリアル出力される。
【0019】図6にシリパラ変換レジスタ430,43
1の回路例を示す。501,502は、例えばLS37
4等の8ビットレジスタであり、457或いは458の
パルス信号を入力することによりデータをラッチする。
ラッチされたデータ470は、ゲート手段426により
出力されるパルス信号により、例えばLS299等のパ
ラレル入力が可能である503,504のシフトレジス
タに格納される。格納されたデータは、信号460を受
けてシリアルデータに変換され、符号化処理部432に
送出される。
1の回路例を示す。501,502は、例えばLS37
4等の8ビットレジスタであり、457或いは458の
パルス信号を入力することによりデータをラッチする。
ラッチされたデータ470は、ゲート手段426により
出力されるパルス信号により、例えばLS299等のパ
ラレル入力が可能である503,504のシフトレジス
タに格納される。格納されたデータは、信号460を受
けてシリアルデータに変換され、符号化処理部432に
送出される。
【0020】さて、カウンタ422のキャリーアップ信
号462は、16ビット単位にオンとなり、425のカ
ウンタを「1」カウントアップする。これらカウンタ4
25及び422により1ラインのビット数を計数する。
従って、424のゲート手段の出力信号がオンになると
1ラインの終了となり、JKフリップフロップ404を
オフとする。
号462は、16ビット単位にオンとなり、425のカ
ウンタを「1」カウントアップする。これらカウンタ4
25及び422により1ラインのビット数を計数する。
従って、424のゲート手段の出力信号がオンになると
1ラインの終了となり、JKフリップフロップ404を
オフとする。
【0021】次に、内部で発生する同期信号(SYNC
2)481に従って起動される符号化処理2を説明す
る。480はカウンタである410のイネーブル信号で
あり、不図示の制御部より設定される。信号480がオ
ン状態の場合、カウンタ410が所定のカウント値をカ
ウントし、カウントアップする毎にキャリーアップ信
号、即ち同期信号481を出力する。同期信号481が
オン出力すると、411のJKフリップフロップがオン
となる。この時アップダウンカウンタ402の出力のO
R信号を出力するゲート手段403がオンであるか、J
Kフリップフロップ404がオンでなければ、412の
ゲート手段を通して413のJKフリップフロップ信号
がオンとなる。即ち、416のゲート手段がオンであれ
ばゲート手段412によりJKフリップフロップ411
の出力を禁止することとなる。これは、ライン同期信号
により動作する符号化処理1を優先的に行う為の手段で
あり、ライン同期信号により起動される未処理ラインが
まだ残っている場合には、そのラインを優先的に処理す
る為のものである。
2)481に従って起動される符号化処理2を説明す
る。480はカウンタである410のイネーブル信号で
あり、不図示の制御部より設定される。信号480がオ
ン状態の場合、カウンタ410が所定のカウント値をカ
ウントし、カウントアップする毎にキャリーアップ信
号、即ち同期信号481を出力する。同期信号481が
オン出力すると、411のJKフリップフロップがオン
となる。この時アップダウンカウンタ402の出力のO
R信号を出力するゲート手段403がオンであるか、J
Kフリップフロップ404がオンでなければ、412の
ゲート手段を通して413のJKフリップフロップ信号
がオンとなる。即ち、416のゲート手段がオンであれ
ばゲート手段412によりJKフリップフロップ411
の出力を禁止することとなる。これは、ライン同期信号
により動作する符号化処理1を優先的に行う為の手段で
あり、ライン同期信号により起動される未処理ラインが
まだ残っている場合には、そのラインを優先的に処理す
る為のものである。
【0022】JKフリップフロップ413がオンになる
と、483、即ちEX2信号がオンとなる。このEX2
信号は、セレクタ回路105を制御し、パラメータ格納
回路104のパラメータ2をイネーブルとし、セレクタ
106を制御し、パッキング回路108のパッキング処
理2を動作させるようにする。またEX2信号は、図1
のメモリ制御部109にも送出され、符号化する生画像
データ1ラインであるコーディングライン、及び符号化
時に参照する生画像データであるリファレンスライン
を、メモリ110上で符号化処理2用に格納されたエリ
アより読み出すことを要求する。また同様に、符号化し
たコードデータも符号化処理1用に割り当てられたエリ
アに格納することを要求する。EX2信号は、414の
Dフリップフロップにも入力され、475のゲート手段
によりEX2信号の最初の1パルスを抜き出した485
の信号が生成される。この信号は、ゲート手段406,
408を通してJKフリップフロップ409と415の
JKフリップフロップをオンにする。
と、483、即ちEX2信号がオンとなる。このEX2
信号は、セレクタ回路105を制御し、パラメータ格納
回路104のパラメータ2をイネーブルとし、セレクタ
106を制御し、パッキング回路108のパッキング処
理2を動作させるようにする。またEX2信号は、図1
のメモリ制御部109にも送出され、符号化する生画像
データ1ラインであるコーディングライン、及び符号化
時に参照する生画像データであるリファレンスライン
を、メモリ110上で符号化処理2用に格納されたエリ
アより読み出すことを要求する。また同様に、符号化し
たコードデータも符号化処理1用に割り当てられたエリ
アに格納することを要求する。EX2信号は、414の
Dフリップフロップにも入力され、475のゲート手段
によりEX2信号の最初の1パルスを抜き出した485
の信号が生成される。この信号は、ゲート手段406,
408を通してJKフリップフロップ409と415の
JKフリップフロップをオンにする。
【0023】JKフリップフロップ409の出力である
455の信号(CDRQ)はメモリ制御部109に送出
され、コーディングラインのデータを要求する。また、
JKフリップフロップ415の出力である456の信号
(RSRQ)はメモリ制御部109に送出され、リファ
レンスラインのデータを要求する。このCDRQ信号4
55とRSRQ信号のデータ送出要求に対して1−9の
メモリ制御回路では、データを読み出すことができるタ
イミングでCDACK信号457とRFACK458信
号をイネーブルにしてデータ要求に応じる。これらの信
号により、それぞれJKフリップフロップ409,41
5がオフとなり、また同時に、それぞれパラシリ変換レ
ジスタ430,431にデータが書き込まれる。以後の
動作は、ライン同期信号に同期した前述の動作と同様で
あり、1ラインの処理が終了するとJKフリップフロッ
プ413がオフする。
455の信号(CDRQ)はメモリ制御部109に送出
され、コーディングラインのデータを要求する。また、
JKフリップフロップ415の出力である456の信号
(RSRQ)はメモリ制御部109に送出され、リファ
レンスラインのデータを要求する。このCDRQ信号4
55とRSRQ信号のデータ送出要求に対して1−9の
メモリ制御回路では、データを読み出すことができるタ
イミングでCDACK信号457とRFACK458信
号をイネーブルにしてデータ要求に応じる。これらの信
号により、それぞれJKフリップフロップ409,41
5がオフとなり、また同時に、それぞれパラシリ変換レ
ジスタ430,431にデータが書き込まれる。以後の
動作は、ライン同期信号に同期した前述の動作と同様で
あり、1ラインの処理が終了するとJKフリップフロッ
プ413がオフする。
【0024】以上のようにして、ライン同期信号と内部
同期信号により異なる画像データの圧縮コード符号化処
理をライン単位に切り換えて処理する。また、上述した
動作のタイミングチャートを図7及び図8に示す。次
に、図9乃至図12を参照して、ライン同期信号を一定
ラインの間、間引くことによりヘッダ情報を画像情報の
中に付加する動作を説明する。
同期信号により異なる画像データの圧縮コード符号化処
理をライン単位に切り換えて処理する。また、上述した
動作のタイミングチャートを図7及び図8に示す。次
に、図9乃至図12を参照して、ライン同期信号を一定
ラインの間、間引くことによりヘッダ情報を画像情報の
中に付加する動作を説明する。
【0025】図9は、メモリ110上に格納されるヘッ
ダ情報と画像データの様子を示す図である。図10に示
す(a)のようなフォーマットで画像データが蓄積され
ているとすると、ヘッダ情報を画像領域の中に付加した
場合には、図10に示す(b)のような画像データとな
り、ヘッダ情報を画像領域の外に蓄積した場合には、図
10に示す(c)のような画像データとなる。例えば、
図11に示すような回路を、図4、図5に示すゲート手
段401の前段に付加することにより、図10に示す
(b)のような画像データの符号化を実現することがで
きる。
ダ情報と画像データの様子を示す図である。図10に示
す(a)のようなフォーマットで画像データが蓄積され
ているとすると、ヘッダ情報を画像領域の中に付加した
場合には、図10に示す(b)のような画像データとな
り、ヘッダ情報を画像領域の外に蓄積した場合には、図
10に示す(c)のような画像データとなる。例えば、
図11に示すような回路を、図4、図5に示すゲート手
段401の前段に付加することにより、図10に示す
(b)のような画像データの符号化を実現することがで
きる。
【0026】図11において、601はカウンタであ
り、設定された最初のラインを間引くためにSYNC1
信号をカウントし、設定された値をカウントアップする
とキャリー出力をオンとし、602のJKフリップフロ
ップがオンになる。これにより、初めて603のゲート
信号がオンとなり、604のゲート手段を通してSYN
C1信号がSYNC1′信号として出力可能となる。ま
た、CUT信号がオフの場合には、602の信号に関わ
らずSYNC1=SYNC1′信号となる。
り、設定された最初のラインを間引くためにSYNC1
信号をカウントし、設定された値をカウントアップする
とキャリー出力をオンとし、602のJKフリップフロ
ップがオンになる。これにより、初めて603のゲート
信号がオンとなり、604のゲート手段を通してSYN
C1信号がSYNC1′信号として出力可能となる。ま
た、CUT信号がオフの場合には、602の信号に関わ
らずSYNC1=SYNC1′信号となる。
【0027】図12は、不図示のマイクロプロセッサ回
路の制御により図10に示す(b)のヘッダ情報を付加
する処理手順を示すフローチャートである。まず、ステ
ップS101において、ヘッダ情報を図9のようにメモ
リ110上に展開し、展開が終了すると(ステップS1
02)、ステップS103に進み、内部の同期信号によ
りヘッダ情報を圧縮コード符号化する。次に、ヘッダ情
報の圧縮コード符号化が終了すると(ステップS10
4)、ステップS105に進み、符号化開始アドレスを
設定し(=b)、ステップS106で符号化カット信号
をオンし(CUT=1)、続くステップS107でライ
ン同期信号により符号化を起動する。そして、ステップ
S108で画像読取を開始すると、読み取られた画像デ
ータの最初のNラインを間引き、即ちアドレスb(N+
1ライン)の画像データから圧縮コード符号化を開始す
る。
路の制御により図10に示す(b)のヘッダ情報を付加
する処理手順を示すフローチャートである。まず、ステ
ップS101において、ヘッダ情報を図9のようにメモ
リ110上に展開し、展開が終了すると(ステップS1
02)、ステップS103に進み、内部の同期信号によ
りヘッダ情報を圧縮コード符号化する。次に、ヘッダ情
報の圧縮コード符号化が終了すると(ステップS10
4)、ステップS105に進み、符号化開始アドレスを
設定し(=b)、ステップS106で符号化カット信号
をオンし(CUT=1)、続くステップS107でライ
ン同期信号により符号化を起動する。そして、ステップ
S108で画像読取を開始すると、読み取られた画像デ
ータの最初のNラインを間引き、即ちアドレスb(N+
1ライン)の画像データから圧縮コード符号化を開始す
る。
【0028】以上のようにして圧縮コード符号化を終了
すると(ステップS109)、図10に示す(b)のよ
うな画像データの圧縮コードデータを得ることができ
る。また符号化開始アドレス=a、符号化カット信号を
オフに設定し、同様に圧縮コード符号化を行うと、図1
0に示す(c)のように、ヘッダ情報を付加した圧縮コ
ードデータを得ることもできる。
すると(ステップS109)、図10に示す(b)のよ
うな画像データの圧縮コードデータを得ることができ
る。また符号化開始アドレス=a、符号化カット信号を
オフに設定し、同様に圧縮コード符号化を行うと、図1
0に示す(c)のように、ヘッダ情報を付加した圧縮コ
ードデータを得ることもできる。
【0029】本実施例では、シリアルデータをパラレル
データに変換し、メモリに格納する手段と、メモリより
読み出したデータを圧縮コードに符号化し、符号化した
圧縮コードをメモリに格納する圧縮コード符号化装置に
おいて、ライン単位にシリアル入力される画像データの
ライン同期信号に従って符号化処理を開始する手段を有
する。この手段により、例えば読取装置より入力される
画像データの自動的な圧縮コード符号化が可能となる。
またラインメモリを持たないため、速度吸収が容易であ
る。
データに変換し、メモリに格納する手段と、メモリより
読み出したデータを圧縮コードに符号化し、符号化した
圧縮コードをメモリに格納する圧縮コード符号化装置に
おいて、ライン単位にシリアル入力される画像データの
ライン同期信号に従って符号化処理を開始する手段を有
する。この手段により、例えば読取装置より入力される
画像データの自動的な圧縮コード符号化が可能となる。
またラインメモリを持たないため、速度吸収が容易であ
る。
【0030】また、符号化未処理ライン数を記憶する手
段と、ライン同期信号により符号化未処理ラインを1つ
増加する手段と、1ラインの符号化処理終了により未処
理ラインを1つ減じる手段とを有することで、符号化処
理が画像入力に追いつかないケースがあってもライン抜
けを防止できる。更に、ライン同期信号をカウントする
手段を有し、ライン同期信号が一定数以上になるまで符
号化装置に対するライン同期信号の入力を禁止し、一定
ラインの符号化処理を行わないことにより、ヘッダ情報
を読み取った画像データに付加する際に、付加するライ
ン数分の画像データを自動的に削除することができる。
段と、ライン同期信号により符号化未処理ラインを1つ
増加する手段と、1ラインの符号化処理終了により未処
理ラインを1つ減じる手段とを有することで、符号化処
理が画像入力に追いつかないケースがあってもライン抜
けを防止できる。更に、ライン同期信号をカウントする
手段を有し、ライン同期信号が一定数以上になるまで符
号化装置に対するライン同期信号の入力を禁止し、一定
ラインの符号化処理を行わないことにより、ヘッダ情報
を読み取った画像データに付加する際に、付加するライ
ン数分の画像データを自動的に削除することができる。
【0031】また、メモリより画像データを読み出し、
圧縮コードに符号化する手段と、符号化した圧縮コード
をパッキングする手段を有し、符号化のパラメータを格
納する手段と圧縮コードをパッキングする手段とを少な
くとも2組持ち、ライン単位にそれらを切り換えて複数
の画像データを時分割で符号化処理する装置において、
ライン単位にシリアル入力される画像データのライン同
期信号に従って符号化処理を開始する手段と、カウント
手段により発生する同期信号に従って符号化処理を開始
する手段により符号化を開始することで、画像の読み取
り処理に対する符号化処理とその他の符号化処理をマル
チに実現することができる。
圧縮コードに符号化する手段と、符号化した圧縮コード
をパッキングする手段を有し、符号化のパラメータを格
納する手段と圧縮コードをパッキングする手段とを少な
くとも2組持ち、ライン単位にそれらを切り換えて複数
の画像データを時分割で符号化処理する装置において、
ライン単位にシリアル入力される画像データのライン同
期信号に従って符号化処理を開始する手段と、カウント
手段により発生する同期信号に従って符号化処理を開始
する手段により符号化を開始することで、画像の読み取
り処理に対する符号化処理とその他の符号化処理をマル
チに実現することができる。
【0032】また、ライン単位にシリアル入力される画
像データのライン同期信号に従って符号化処理を開始す
る手段を優先的に処理することにより、即時性が要求さ
れる読み取り画像の符号化処理を優先的に行うことがで
き、読み取った画像データを蓄積するバッファメモリの
容量を少なくすることも可能となる。尚、本発明は、複
数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの
機器から成る装置に適用しても良い。
像データのライン同期信号に従って符号化処理を開始す
る手段を優先的に処理することにより、即時性が要求さ
れる読み取り画像の符号化処理を優先的に行うことがで
き、読み取った画像データを蓄積するバッファメモリの
容量を少なくすることも可能となる。尚、本発明は、複
数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの
機器から成る装置に適用しても良い。
【0033】また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、符
号化を起動するための複数の同期信号に従って、蓄積さ
れた複数の画像データを異なる符号化のためのパラメー
タをライン単位に切り換えて符号化することにより、マ
ルチアクセス・デュアルアクセス機能や高速通信・高速
読み取りに対応する符号化処理を、高速かつ簡単な構成
で実現することができる。
号化を起動するための複数の同期信号に従って、蓄積さ
れた複数の画像データを異なる符号化のためのパラメー
タをライン単位に切り換えて符号化することにより、マ
ルチアクセス・デュアルアクセス機能や高速通信・高速
読み取りに対応する符号化処理を、高速かつ簡単な構成
で実現することができる。
【図1】第1の実施例における装置構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】符号化する画像データをメモリに格納した様子
を示す図である。
を示す図である。
【図3】ライン単位に切り換えて圧縮コード符号化を行
うタイムチャートである。
うタイムチャートである。
【図4】図1の圧縮コード生成部の詳細な構成を示す図
である。
である。
【図5】図1の圧縮コード生成部の詳細な構成を示す図
である。
である。
【図6】図4、図5のシフトレジスタの詳細な構成を示
す図である。
す図である。
【図7】図4、図5の動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図8】図4、図5の動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図9】ヘッダ情報と画像データを格納したメモリの様
子を示す図である。
子を示す図である。
【図10】読み取った画像にヘッダ情報を付加する例を
示す図である。
示す図である。
【図11】ライン同期信号を間引くための回路構成を示
す図である。
す図である。
【図12】ヘッダ情報を付加する処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
101 S/P変換部 102 圧縮コード生成部 103 パラメータ格納回路 104 パラメータ格納回路 105 セレクタ 106 セレクタ 107 パッキング回路 108 パッキング回路 109 メモリ制御部 110 メモリ 111 画像読取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419
Claims (2)
- 【請求項1】 入力された画像データを圧縮コードに符
号化する画像符号化装置において、 入力された画像データを蓄積する蓄積手段と、 符号化のための第1及び第2のパラメータの何れかを用
いて、前記蓄積手段に蓄積された画像データを圧縮コー
ドに符号化する符号化手段とを有し、 前記符号化手段は、符号化を起動するための第1又は第
2の同期信号に従って、前記第1及び第2のパラメータ
をライン単位に切り換え、蓄積された第1及び第2の画
像データを時分割に符号化する際に、画像読取部からの
同期信号である第1の同期信号に従う符号化を内部から
の同期信号である第2の同期信号に従う符号化より優先
的に行うことを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項2】 入力された画像データを圧縮コードに符
号化する画像符号化方法であって、 入力された画像データを蓄積する蓄積工程と、 符号化のための第1及び第2のパラメータの何れかを用
いて、前記蓄積工程で蓄積された画像データを圧縮コー
ドに符号化する符号化工程とを有し、 前記符号化工程は、符号化を起動するための第1又は第
2の同期信号に従って、前記第1及び第2のパラメータ
をライン単位に切り換え、蓄積された第1及び第2の画
像データを時分割に符号化する際に、画像読取部からの
同期信号である第1の同期信号に従う符号化を内部から
の同期信号である第2の同期信号に従う符号化より優先
的に行うことを特徴とする画像符号化方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18605593A JP3264559B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 画像符号化方法及び装置 |
US08/140,565 US5566254A (en) | 1992-11-06 | 1993-10-25 | Apparatus for processing multiple images in alternating fashion |
EP93308542A EP0596644B1 (en) | 1992-11-06 | 1993-10-27 | Image processing apparatus and method |
DE69326592T DE69326592T2 (de) | 1992-11-06 | 1993-10-27 | Bildverarbeitungsgerät und Verfahren |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18605593A JP3264559B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 画像符号化方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746406A JPH0746406A (ja) | 1995-02-14 |
JP3264559B2 true JP3264559B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=16181610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18605593A Expired - Fee Related JP3264559B2 (ja) | 1992-11-06 | 1993-07-28 | 画像符号化方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3264559B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003092686A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-28 | Ricoh Co Ltd | 画像通信装置 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP18605593A patent/JP3264559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0746406A (ja) | 1995-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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