JPH0774967A - ファクシミリ装置及びその復号化方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びその復号化方法

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JPH0774967A
JPH0774967A JP5219734A JP21973493A JPH0774967A JP H0774967 A JPH0774967 A JP H0774967A JP 5219734 A JP5219734 A JP 5219734A JP 21973493 A JP21973493 A JP 21973493A JP H0774967 A JPH0774967 A JP H0774967A
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JP5219734A
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Yukio Murata
幸雄 村田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は復号化処理をマルチに高速かつ簡単
な構成或いは制御で実現できると共に、少量のメモリ容
量で行えるファクシミリ装置及びその復号化方法を提供
する。 【構成】 ライン同期信号又は内部で生成した同期信号
により、復号化処理起動部210が復号化処理部204
を起動すると、1ラインの圧縮コードがメモリから読み
出され、シフト制御部201,202でシフトされ、M
UX203で選択された圧縮コード列が復号化処理部2
04に入力される。そして、MUX209で選択された
パラメータレジスタ207,208のパラメータと、レ
ファレンスライン読み出し部205で読み出された生画
像データが参照され、復号化された画像データが復号化
画像書き込み部206によってメモリに書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばライン単位に、
画像メモリに格納された圧縮コードを復号化して出力す
るファクシミリ装置及びその復号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、G3ファクシミリ装置は急激に企
業内に浸透し、ビジネスに必須のOA機器としての地位
を確立している。現在では機能拡充と低価格化が進み、
ハイエンドからローエンドまで充実したラインナップが
開発されている。また伝送速度も飛躍的に向上し、中に
は200kbpsを越えるものも開発されている。
【0003】更に近年、従来の電話回線に代わる、ディ
ジタル通信網であるISDN回線のサービスも開始さ
れ、ISDNに接続するG4ファクシミリも徐々に普及
しつつある。G4ファクシミリにおいては、400dp
iの高解像度・64kbpsの高速通信性が大きな特徴
となっている。一方、ファクシミリの普通紙化も進み、
レーザプリンタやインクジェットプリンタ等を用いたフ
ァクシミリが多数開発されている。従って、G4の高速
通信性とレーザプリンタの高解像度出力により、高品位
な画像をスピーディに通信することが可能となってきて
いる。
【0004】レーザプリンタは、1ページを一定速度で
出力する、いわゆるページプリンタであるため、リアル
タイムに画像を出力する必要がある。従って、圧縮コー
ドの復号化処理等の画像データ処理の速度によっては、
1ページ分の生画像データを蓄積するページバッファを
必要とすることが多かった。また、圧縮コードの復号化
処理をリアルタイムに処理する装置を用いて復号化処理
された生画像データ用にページバッファを持たない装置
も開発されている。
【0005】さて、現在数多く開発されているファクシ
ミリ装置の中には、マルチアクセス・デュアルアクセス
といったような従来にない高度な機能が開発され、ユー
ザに対してより良い操作性が提供されるようになってい
る。ここで、マルチアクセス機能というのは、ISDN
回線等に接続されるファクシミリにおいて、「受信中に
送信が可能である。」・「送信中に受信が可能であ
る。」といったような機能を指す。またデュアルアクセ
ス機能というのは、「送信中或いは受信中に送信予約が
可能である。」・「メモリ送信中にコピー或いは送信予
約が可能である。」といったような機能を指す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな機能を有し、更には、ページプリンタであるLBP
(レーザビームプリンタ)等をプリンタとして有するフ
ァクシミリ装置においては、圧縮コードに符号化、或い
は圧縮コードを復号化する処理を、同時に複数のページ
に対して行う必要があるだけではなく、それらの処理を
高速に行うことが要求され、装置構成の複雑化或いは制
御の複雑化、更には、装置のコストアップを引き起こし
ていた。
【0007】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、復号化処理をマルチに高速かつ簡単な構成
或いは制御で実現できると共に、少量のメモリ容量で行
えるファクシミリ装置及びその復号化方法を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は復号化処理を高速に行
うことにより、ソフトウェア処理に対して高速化等の負
荷をかけないファクシミリ装置及びその復号化方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のファクシミリ装置は以下の構成を備える。
即ち、復号化処理を開始するタイミングを制御する制御
手段と、前記制御手段で制御されたタイミングにより復
号化処理を開始する復号化手段とを備える。
【0009】また好ましくは、前記制御手段は、画像変
換処理に応じて、入力されるライン同期信号を間引くこ
とにより、復号化処理を開始するタイミングを制御する
ことを特徴とする。また好ましくは、前記制御手段は、
未処理ラインを計数する計数手段を有し、該計数手段
を、入力される同期信号によりカウントアップ(或いは
ダウン)し、1ラインの復号化開始、或いは終了により
カウントダウン(或いはアップ)することにより、復号
化処理を開始するタイミングを制御することを特徴とす
る。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
のファクシミリ装置は以下の構成を備える。即ち、第1
の同期信号に従って復号化処理を開始する第1の復号化
手段と、第2の同期信号に従って復号化処理を開始する
第2の復号化手段とを備え、第1或いは第2の復号化手
段の何れかを選択して復号化処理を実行する。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
のファクシミリ装置は以下の構成を備える。即ち、入力
された圧縮コードをシフトする少なくとも2つのシフト
手段と、各シフト手段よりシフトされた圧縮コード列の
1つを選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
れた圧縮コード列を復号化処理する復号化手段とを備
え、1つのシフト手段に対応する復号化処理を、出力装
置の出力画像用に割り当て、該復号化処理を優先的に行
うことを特徴とする。
【0012】
【作用】かかる構成において、復号化処理を開始するタ
イミングを制御し、制御されたタイミングにより復号化
処理を開始するように動作する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。図1は、本実施例におけ
るファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。同
図において、101は制御部であり、CPU,ROM,
RAM,時計IC,I/O,CGROM,DMAC等に
より構成されるマイクロコンピュータ回路であり、マイ
クロコンピュータのソフトウェア制御により本装置全体
の動作制御と各種データの管理を行う。112は操作部
であり、各種キー及び表示部等により構成され、オペレ
ータによるキー入力の受け付け及び各種情報の表示を行
う。102は画像読取り処理部であり、CCD,AD変
換回路,画像処理回路等により構成され、光学的に読み
取ったデータに光電変換,AD変換,画像補正,2値化
処理等の画像処理を行う。103はシリアル・パラレル
(S/P)変換部であり、画像読取り処理部102より
入力されるシリアル画像データをパラレルデータに変換
する。
【0014】106はメモリ制御回路であり、DMA
C,タイミング制御回路等よりなり、各装置からのメモ
リへのリード、或いはライトアクセス要求に対して調停
を図り、メモリと各装置との間でデータの授受を制御す
る。107は記憶装置としてのメモリであり、半導体メ
モリであるダイナミックメモリ等よりなり、各種データ
を蓄積する。
【0015】104は圧縮コード符号化装置であり、メ
モリ107に蓄積された生画像データを読み出し、CC
ITT勧告のMH・MR・MMR等の圧縮コードに符号
化し、符号化したコードデータを再度メモリ107に格
納する。105は圧縮コード復号化装置であり、メモリ
107に蓄積されたコードデータを読み出し、生画像デ
ータに復号化し、復号化した生画像データを再度メモリ
107に格納する。
【0016】108はパラレル・シリアル(P/S)変
換部であり、メモリ107に格納された生画像データを
読み出し、シリアルデータに変換して109の画像変換
部に出力する。画像変換部109では、P/S変換部1
08より入力した画像データにスムージング処理,変倍
処理等の画像処理を行い、110の印字装置に出力す
る。印字装置110は、レーザプリンタ,LEDプリン
タ等のプリンタであり、画像変換部109より出力され
る画像データを印字用紙に印字する。そして、111は
通信制御部であり、回線インタフェース,電話回路等よ
りなり、画像データや通信制御データの送受信、或いは
電話の発着呼制御を行う。
【0017】次に、図2を参照して本実施例における復
号化処理の概要を説明する。図2は、圧縮コード復号化
装置105の詳細な構成を示すブロック図である。同図
において、201,202は共にバレルシフタ・レジス
タ等より構成されるシフト制御部であり、特開昭62- 13
6131号に示されるように構成されている。各シフト制御
部201,202は、メモリ107より圧縮コードデー
タを読み出し、204の復号化処理部より出力されるシ
フト命令に従い、圧縮コードをシフトさせる。203は
マレチプレクサMUX(切り換え装置)であり、シフト
制御部201或いは202より出力される圧縮コード列
を選択し、復号化処理部204に出力する。復号化処理
部204は、特開昭60- 175306乃至175311号に示される
ように構成される圧縮コード復号化処理装置であり、マ
ルチプレクサ203より出力される圧縮コード列より圧
縮コードを復号化し、復号化された画像データを出力す
ると共に、復号化結果よりシフト制御部201又は20
2に対してコードシフト数を出力する。
【0018】209はマルチプレクサであり、207,
208のパラメータレジスタより出力されるパラメータ
を選択して復号化処理部204に出力する。205はリ
ファレンスライン読み出し部であり、メモリ107より
リファレンスラインとなる生画像データを読み出し、シ
リアルデータに変換して復号化処理部204に出力す
る。206は復号化画像書き込み部であり、復号化処理
部204が復号化したシリアル生画像データをパラレル
データに変換してメモリ107に格納する。210は復
号化処理起動部であり、画像変換部109より出力され
るライン同期信号や内部で生成する同期信号により、復
号化処理部204に対して1ラインの復号化処理開始を
起動する。
【0019】次に、図3乃至図5を参照して、ライン単
位に復号化処理を切り換えて動作させる様子を以下に説
明する。図3は、復号化処理起動部210の詳細な回路
図である。EN1,EN2信号は、復号化処理部204
がシフト制御部201,パラメータレジスタ207より
データを入力し、復号化する復号化処理(以下、DEC
1と呼ぶ。)を起動する信号である。ここで、EN1信
号は、画像変換部109より入力される外部同期信号で
あるSYNC信号に従って復号化処理開始をイネーブル
とし、EN2信号はカウンタ手段により発生する復号化
処理開始信号をイネーブルとする。EN3信号は、復号
化処理部204がシフト制御部201,パラメータレジ
スタ208よりデータを入力し、復号化する復号化処理
(以下、DEC2と呼ぶ。)を起動する信号である。E
N3信号は、EN2信号と同様に、カウンタ手段により
発生する復号化処理開始をイネーブルとする。
【0020】図4は、EN1信号をイネーブル状態とし
た時に、SYNC信号に従って復号化処理を実行する様
子を示したタイミングチャートであり、まずこのタイミ
ングチャートを参照して動作を説明する。SYNC信号
は画像変換部109より出力されるライン同期信号であ
り、例えばプリンタ110がレーザプリンタである場合
には、一定周期で走査するレーザスキャンにより1ライ
ン単位に発生する同期信号により生成されるものであ
る。従って、図4に示すように、一定間隔で復号化処理
起動部210に入力される。図3において、SYNC信
号が入力されると、301のゲート手段により302の
アップダウンカウンタがカウントアップされる。アップ
ダウンカウンタ302が「0」以外の出力を示す時、3
04のゲート手段を通して305のJKフリップフロッ
プが「ON」状態になる。この信号は、310のゲート
手段を通してDEC1信号として復号化処理部204に
出力され、この信号が「ON」状態ではDEC1が選択
される。また、306のフリップフロップと307,3
08のゲート手段を通してパルスが生成され、309の
フリップフロップを介して1ラインの復号化処理開始信
号であるDCST信号が1パルス出力される。ゲート手
段307の出力は、ゲート手段301を通してアップダ
ウンカウンタ302をデクリメントする。復号化処理部
204では、DCST信号の入力によりDEC1を開始
する。その後、DEC1の1ラインの復号化が終了する
と、LEND*信号を出力し、この信号を受けた復号化
処理起動部210ではJKフリップフロップ305を
「OFF」し、DEC1信号をディセーブルとする。
【0021】図5は、EN1信号とEN3信号を共にイ
ネーブル状態とし、SYNC信号と317のカウンタか
らのキャリー出力に従って復号化処理を実行する様子を
示したタイミングチャートであり、このタイミングチャ
ートを参照してDEC1及びDEC2を切り換えて復号
化処理を実行する様子を説明する。カウンタ317のキ
ャリー出力もタイミングチャートに示した通り、一定間
隔で発生する。318のフリップフロップはカウンタ3
17のキャリー出力を保持し、320のゲート手段を通
して321のJKフリップフロップを「ON」にする。
この信号は、DEC2信号として復号化処理部204に
出力され、この信号が「ON」状態ではDEC2が選択
される。また、322のフリップフロップと323のゲ
ート手段、及び上述のゲート手段308を通してパルス
が生成され、フリップフロップ309を介して1ライン
の復号化処理開始信号であるDCST信号が1パルス出
力される。JKフリップフロップ321の出力は、JK
フリップフロップ318を「OFF」する。復号化処理
部204では、DCST信号の入力によりDEC2を開
始する。その後、DEC2の1ラインの復号化が終了す
ると、LEND*信号を出力し、この信号を受けた復号
化処理起動部210ではJKフリップフロップ321を
「OFF」し、DEC2信号をディセーブルとする。
【0022】さて、図5に示すように、EN1信号とE
N3信号が同時にイネーブルであった時、DEC1とD
EC2の復号化処理を時分割に実行するが、304,3
19のゲート手段によりそれぞれの同期信号をディセー
ブルする手段によりDEC1・DEC2の切り換えを行
っている。ゲート手段304は、フリップフロップ32
1がイネーブルの間は、ゲート手段303の出力をディ
セーブルしている。これはフリップフロップ321の出
力、即ちDEC2信号がイネーブルではDEC1信号を
イネーブルすることを禁止している。また、ゲート手段
319はフリップフロップ305,312,314の出
力とゲート手段303の出力の何れか1つでもイネーブ
ルであれば、JKフリップフロップ318の出力をディ
セーブルとし、JKフリップフロップ320がイネーブ
ルとなることを禁止している。
【0023】これらの手段により、一方の復号化処理を
実行している間は、他の復号化処理を実行できないよう
に制御している。また、ゲート手段303の出力とJK
フリップフロップ312の出力をゲート手段319に入
力することにより、DEC1をDEC2より優先的に実
行することができる。更に、EN2信号はDEC1をカ
ウンタ311のキャリー出力に同期して実行する場合に
も使用され、その動作はEN3信号によるものと同様で
ある。
【0024】次に、図6のタイミングチャートを用い
て、印字出力と復号化のタイミングを説明する。図6で
は、復号化する画像データの解像度を200×200d
piとし、印字装置(プリンタ)110の解像度を40
0×400dpiとする。BD信号は、例えばプリンタ
110がレーザプリンタである場合に、一定周期で走査
するレーザスキャンによる1ライン単位に発生する同期
信号である。この同期信号に従って画像変換部109が
プリンタ出力画像をプリンタ110に出力する。このB
D信号を1つおきに間引いた信号がSYNC信号であ
り、この信号が圧縮コード復号化装置105に出力され
る。このSYNC信号に同期して圧縮コード復号化装置
105で復号化処理が開始される様子は、先に説明した
通りである。従って、画像変換部109では、圧縮コー
ド復号化装置105より入力される画像データ1ライン
に対して2ラインの画像データをプリンタ110に出力
することになる。ここでの画像変換処理は、公知のスム
ージング処理等である。
【0025】このように、同期信号を画像変換の場合に
よって間引き圧縮コード復号化装置105に入力し、そ
れに同期して復号化処理を行うことにより、メモリ10
7上に有する復号化処理された生画像データを格納する
メモリエリアが少量で済む。また、図7に示すように、
画像データの先頭から数ページを内部同期モード、即ち
EN3をイネーブルにして復号化処理を実行し、それ以
降を外部同期モード、即ちEN1をイネーブルとして復
号化処理を実行することにより、最初の出力用の画像デ
ータをプリンタからの同期信号がなくても生成すること
ができる。
【0026】本実施例によれば、画像変換する場合に応
じてページプリンタより出力されるライン同期信号を間
引いた信号に同期して、1ラインの圧縮コード復号化処
理を開始することにより、ページプリンタの高速な印字
に対してライン単位に復号化処理の同期を取りながら、
ラインによって大きく異なる復号化の処理時間を内部同
期モードによる画像メモリで速度吸収を図り、復号化処
理を実現する。
【0027】また、復号化処理装置において復号化未処
理ライン数を記憶する手段を有し、入力されるライン同
期信号により復号化未処理ラインを1つ増やし(或いは
減じ)、1ラインの復号化処理の開始或いは終了により
未処理ラインを1つ減じる(或いは増やす)ことによ
り、復号化処理装置においても速度吸収を図る。更に、
ライン単位に、画像メモリに格納された圧縮コードデー
タを復号化し、復号化した生画像データを画像メモリに
蓄積する圧縮コード復号化装置において入力されるライ
ン同期信号に従って復号化処理を開始する手段と、カウ
ント手段により発生する同期信号に従って復号化処理を
開始する手段とを有し、各手段を選択して復号化処理を
実行することにより、様々な動作に対応する。
【0028】また、1つのシフト手段に対応する復号化
処理を印字装置の出力画像用に割り当て、印字装置より
入力されるライン同期信号と、カウント手段により発生
する同期信号とを選択して復号化処理を開始し、出力画
像用に割り当てられた復号化処理を優先的に行うことに
より、復号化処理をマルチに実行しながらも、リアルタ
イム処理を要求される印字出力用の画像データを高速に
復号化することが可能となる。
【0029】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
復号化処理をマルチに高速かつ簡単な構成或いは制御で
実現できると共に、少量のメモリ容量で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるファクシミリ装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の圧縮コード復号化装置の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図3】図2の復号化処理起動部の詳細な構成を示す回
路図である。
【図4】1ラインの復号化処理を示すタイミングチャー
トである。
【図5】2つの復号化処理を切り換えて実行する際のタ
イミングチャートである。
【図6】印字出力と復号化のタイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図7】2つの復号化処理を切り換えて実行する際のメ
モリマップを示す図である。
【符号の説明】
105 圧縮コード復号化装置 107 メモリ 109 画像変換部 201 シフト制御部 202 シフト制御部 204 復号化処理部 210 復号化処理起動部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号化処理を開始するタイミングを制御
    する制御手段と、 前記制御手段で制御されたタイミングにより復号化処理
    を開始する復号化手段とを備えることを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、画像変換処理に応じ
    て、入力されるライン同期信号を間引くことにより、復
    号化処理を開始するタイミングを制御することを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、未処理ラインを計数す
    る計数手段を有し、該計数手段を、入力される同期信号
    によりカウントアップ或いはダウンし、1ラインの復号
    化開始、或いは終了によりカウントダウン或いはアップ
    することにより、復号化処理を開始するタイミングを制
    御することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 第1の同期信号に従って復号化処理を開
    始する第1の復号化手段と、 第2の同期信号に従って復号化処理を開始する第2の復
    号化手段とを備え、 第1或いは第2の復号化手段の何れかを選択して復号化
    処理を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 入力された圧縮コードをシフトする少な
    くとも2つのシフト手段と、 各シフト手段よりシフトされた圧縮コード列の1つを選
    択する選択手段と、 前記選択手段により選択された圧縮コード列を復号化処
    理する復号化手段とを備え、 1つのシフト手段に対応する復号化処理を、出力装置の
    出力画像用に割り当て、該復号化処理を優先的に行うこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 復号化処理を開始するタイミングを制御
    し、 制御されたタイミングにより復号化処理を開始する各ス
    テップを有することを特徴とするファクシミリ装置の復
    号化方法。
JP5219734A 1992-11-06 1993-09-03 ファクシミリ装置及びその復号化方法 Pending JPH0774967A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103597314A (zh) * 2011-07-21 2014-02-19 株式会社尼利可 带状体的端部位置检测装置和带状体的端部位置检测方法

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CN103597314A (zh) * 2011-07-21 2014-02-19 株式会社尼利可 带状体的端部位置检测装置和带状体的端部位置检测方法

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