JP2001186355A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001186355A
JP2001186355A JP36568099A JP36568099A JP2001186355A JP 2001186355 A JP2001186355 A JP 2001186355A JP 36568099 A JP36568099 A JP 36568099A JP 36568099 A JP36568099 A JP 36568099A JP 2001186355 A JP2001186355 A JP 2001186355A
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JP36568099A
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Inventor
Shinya Miyazaki
慎也 宮崎
Yuji Takahashi
祐二 高橋
Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
Yoshiyuki Namitsuka
義幸 波塚
Yasuyuki Nomizu
泰之 野水
Sugitaka Otegi
杉高 樗木
Rie Ishii
理恵 石井
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
Koji Tone
剛治 刀根
Fumio Yoshizawa
史男 吉澤
Hiroaki Fukuda
拓章 福田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置規模を小さくし、効率的な画像データの
送受信をおこなうことが可能な画像処理装置を提供する
こと。 【解決手段】 画像処理装置は、切替部601が入力さ
れた画像データの送信先を切り替え、ラインバッファー
602が画像データを格納し、画像データ入力制御部5
02が、入力される画像データの容量を検知し、当該容
量に基づいて切替部601を制御して、複数のラインバ
ッファー602に画像データを送信する制御をおこなう
とともに、ラインバッファー602に格納された画像デ
ータを圧縮処理部603に送信し、切替部601により
最後に切り替えられて送信されるべき画像データを、圧
縮処理部603に直接送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理装置、
特に、ラインバッファーを用いて画像データを圧縮する
処理をおこなう画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ複写機からディジタル化
された画像データの処理をおこなうディジタル複写機が
登場し、さらに、ディジタル複写機が複写機としての機
能だけでなく、複写機の機能に加えて、ファクシミリの
機能、プリンターの機能、スキャナーの機能等の各機能
を複合したディジタル複合機が存在する。
【0003】図13は、従来技術にかかるディジタル複
合機のハードウエア構成を示すブロック図である。図1
3に示すように、ディジタル複合機は、読み取りユニッ
ト1301、画像処理ユニット1302、ビデオ制御部
1303、書き込みユニット1304の一連の各構成
部、さらにはメモリー制御ユニット1305およびメモ
リー・モジュール1306によって形成される複写機を
構成する部分(複写機部分)と、マザーボード1311
を介して、追加的にファクシミリ制御ユニット131
2、プリンター制御ユニット1313、スキャナー制御
ユニット1314等のユニットが接続されることによっ
て、ディジタル複合機としての各機能を実現していた。
【0004】すなわち、上記一連の構成部による一つの
システムとして確立している複写機部分にファクシミリ
制御ユニット1312、プリンター制御ユニット131
3、スキャナー制御ユニット1314をアドオンするこ
とにより、ディジタル複合機の機能を実現するものであ
った。これは、上記一連の構成部をASIC(Appl
ication Specific Integrat
ed Circuit)等のハードウエアにより構成す
ることにより、処理速度を重視する(処理の高速化を図
る)という背景によるものであった。
【0005】また、図示は省略するが、上記各ユニット
を複写機にアドオンするものではなく、複写機能部分、
ファクシミリ機能部分、プリンター機能部分等をそれぞ
れユニット化して組み合わせ、これら各ユニットから入
力する画像データを効率よく処理するディジタル複合機
も案出されている。
【0006】ディジタル複合機が、マザーボードを介し
て機能ユニットをアドオンするものであっても、複写機
に特化することなく各機能ユニットをつくり分けて組み
合わせるものであっても、ディジタル複合機の多機能化
にともない、画像データの転送制御はシステムのパフォ
ーマンス向上の観点から非常に重要な要素となってく
る。
【0007】したがって従来では転送制御の観点、すな
わち、各機能ユニット間による画像データの転送効率
や、メモリー等の記憶部における記憶効率を考慮して、
画像データは必要に応じて圧縮されていた。換言する
と、画像データを圧縮することでディジタル複合機はそ
のパフォーマンスの向上を図っていた。
【0008】また、読み取り信号の画像処理、メモリー
への画像蓄積、複数機能の並行動作およびそれぞれの画
像処理を最適化する『画像処理装置』(たとえば、特開
平8−274986号公報)等が開示されており、各種
の画像処理を一つの画像処理構成で実行できるものがあ
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術におけるディジタル複合機においては、マザーボ
ードを介して機能ユニットをアドオンするものであって
も、複写機に特化することなく各機能ユニットをつくり
分けて組み合わせるものであっても、各機能ユニットの
性能を見越して画像データの圧縮機構を構築する必要が
ある。
【0010】一般的に圧縮機構は、画像データを実際に
圧縮する圧縮処理部と、その前段に設けられる複数のラ
インバッファーとから構成される。しかしながら、上述
のごとく、アドオンする機能ユニット、もしくは、組み
合わせる機能ユニットの種類や性能によって、入力する
画像データの容量が大きい場合もあり、一本のラインバ
ッファーの容量をあらかじめ大きく設計し、また、その
数も多く設計する必要がある。
【0011】特に、各機能ユニットを組み合わせるディ
ジタル複合機については、機能向上により一部機能ユニ
ットが交換される場合もあり、このような場合にも対応
するため、一本のラインバッファーの容量を大きく、ま
た、その本数を多く設計する必要がある。
【0012】したがって、従来技術にかかるディジタル
複合機(画像処理装置)では、ラインバッファーの個数
が多く、かつ、一本のサイズが大きいため、装置の大規
模化を招くという問題があった。
【0013】また、入力するすべての画像データを、サ
イズの大きなラインバッファーに格納すると格納時間が
かかり、効率的な画像データの送受信がおこなわれない
場合があるという問題点があった。
【0014】また、ラインバッファーのサイズが大き
く、その本数も多くなる場合は、ラインバッファーの品
質を維持する必要性が増し、装置の品質テストが容易に
できる画像処理装置が望まれていた。
【0015】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、装置規模を小さくし、効率的な画像
データの送受信をおこなうことが可能な画像処理装置を
提供することを目的とする。また、装置の品質テストを
容易におこなうことが可能な画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる画
像処理装置は、画像データを圧縮する圧縮手段を含む画
像処理手段を有する画像処理装置において、前記画像デ
ータを入力する画像データ入力手段と、前記画像データ
入力手段により入力される画像データの容量を検知する
画像データ容量検知手段と、前記画像データ入力手段に
より入力された画像データの送信先を切り替える入力側
切替手段と、前記画像データを格納する複数の格納手段
と、前記画像データ容量検知手段により検知された画像
データの容量に基づいて、前記入力側切替手段を制御し
て、前記複数の格納手段に前記画像データを送信する制
御をおこなう送信制御手段と、を備え、前記送信制御手
段が、前記複数の格納手段に格納された画像データを前
記圧縮手段に送信するとともに、前記入力側切替手段に
より最後に切り替えられて送信されるべき画像データ
を、前記圧縮手段に直接送信する制御をおこなうことを
特徴とする。
【0017】この請求項1に記載の発明によれば、格納
手段の容量を使い切らない端数の画像データをそのまま
圧縮手段に送信することができる。
【0018】また、請求項2に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
前記複数の格納手段により格納された画像データの送信
先を切り替える出力側切替手段を備え、前記送信制御手
段が、前記出力側切替手段を制御して、前記複数の格納
手段から送信された画像データを他の画像処理手段に送
信することを特徴とする。
【0019】この請求項2に記載の発明によれば、他の
画像処理手段とラインバッファーを共有することができ
る。
【0020】また、請求項3に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1または2に記載の発明において、
前記入力側切替手段および/または出力側切替手段が、
画像データの送受信に使用される画像データバスに接続
する接続手段を備え、前記送信制御手段が、前記入力側
切替手段および/または出力側切替手段を制御して、前
記格納手段と前記画像データバスとの間で画像データの
送受信をおこなうことを特徴とする。
【0021】この請求項3に記載の発明によれば、画像
データバスとラインバッファーとの間で画像データを直
接入出力し、ラインバッファーの検査・点検などのテス
トを容易におこなうことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像処理装置の好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0023】〔実施の形態1〕まず、本実施の形態にか
かる画像処理装置の原理について説明する。図1は、こ
の発明の本実施の形態にかかる画像処理装置の構成を機
能的に示すブロック図である。図1において、画像処理
装置は、以下に示す5つのユニットを含む構成である。
【0024】上記5つのユニットとは、画像データ制御
ユニット100と、画像データを読み取る画像読取ユニ
ット101と、画像を蓄積する画像メモリーを制御して
画像データの書込み/読出しをおこなう画像メモリー制
御ユニット102と、画像データに対し加工編集等の画
像処理を施す画像処理ユニット103と、画像データを
転写紙等に書き込む画像書込ユニット104と、であ
る。
【0025】上記各ユニットは、画像データ制御ユニッ
ト100を中心に、画像読取ユニット101と、画像メ
モリー制御ユニット102と、画像処理ユニット103
と、画像書込ユニット104とがそれぞれ画像データ制
御ユニット100に接続されている。
【0026】(画像データ制御ユニット100)画像デ
ータ制御ユニット100によりおこなわれる処理として
は以下のようなものがある。
【0027】たとえば、(1)データのバス転送効率を
向上させるためのデータ圧縮処理(一次圧縮)、(2)
一次圧縮データの画像データへの転送処理、(3)画像
合成処理(複数ユニットからの画像データを合成するこ
とが可能である。また、データバス上での合成も含
む。)、(4)画像シフト処理(主走査および副走査方
向の画像のシフト)、(5)画像領域拡張処理(画像領
域を周辺へ任意量だけ拡大することが可能)、(6)画
像変倍処理(たとえば、50%または200%の固定変
倍)、(7)パラレルバス・インターフェース処理、
(8)シリアルバス・インターフェース処理(後述する
プロセス・コントローラー211とのインターフェー
ス)、(9)パラレルデータとシリアルデータのフォー
マット変換処理、(10)画像読取ユニット101との
インターフェース処理、(11)画像処理ユニット10
3とのインターフェース処理、等である。
【0028】(画像読取ユニット101)画像読取ユニ
ット101によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0029】たとえば、(1)光学系による原稿反射光
の読み取り処理、(2)CCD(Charge Cou
pled Device:電荷結合素子)での電気信号
への変換処理、(3)A/D変換器でのディジタル化処
理、(4)シェーディング補正処理(光源の照度分布ム
ラを補正する処理)、(5)スキャナーγ補正処理(読
み取り系の濃度特性を補正する処理)、等である。
【0030】(画像メモリー制御ユニット102)画像
メモリー制御ユニット102によりおこなわれる処理と
しては以下のようなものがある。
【0031】たとえば、(1)システム・コントローラ
ーとのインターフェース制御処理、(2)パラレルバス
制御処理(パラレルバスとのインターフェース制御処
理)、(3)ネットワーク制御処理、(4)シリアルバ
ス制御処理(複数の外部シリアルポートの制御処理)、
(5)内部バスインターフェース制御処理(操作部との
コマンド制御処理)、(6)ローカルバス制御処理(シ
ステム・コントローラーを起動させるためのROM、R
AM、フォントデータのアクセス制御処理)、(7)メ
モリー・モジュールの動作制御処理(メモリー・モジュ
ールの書き込み/読み出し制御処理等)、(8)メモリ
ー・モジュールへのアクセス制御処理(複数のユニット
からのメモリー・アクセス要求の調停をおこなう処
理)、(9)データの圧縮/伸張処理(メモリー有効活
用のためのデータ量の削減するための処理)、(10)
画像編集処理(メモリー領域のデータクリア、画像デー
タの回転処理、メモリー上での画像合成処理等)、等で
ある。
【0032】(画像処理ユニット103)画像処理ユニ
ット103によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0033】たとえば、(1)シェーディング補正処理
(光源の照度分布ムラを補正する処理)、(2)スキャ
ナーγ補正処理(読み取り経の濃度特性を補正する処
理)、(3)MTF補正処理、(4)平滑処理、(5)
主走査方向の任意変倍処理、(6)濃度変換(γ変換処
理:濃度ノッチに対応)、(7)単純多値化処理、
(8)単純二値化処理、(9)誤差拡散処理、(10)
ディザ処理、(11)ドット配置位相制御処理(右寄り
ドット、左寄りドット)、(12)孤立点除去処理、
(13)像域分離処理(色判定、属性判定、適応処
理)、(14)密度変換処理、等である。
【0034】(画像書込ユニット104)画像書込ユニ
ット104によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0035】たとえば、(1)エッジ平滑処理(ジャギ
ー補正処理)、(2)ドット再配置のための補正処理、
(3)画像信号のパルス制御処理、(4)パラレルデー
タとシリアルデータのフォーマット変換処理、等であ
る。
【0036】(ディジタル複合機のハードウエア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる画像処理装置がディジタ
ル複合機を構成する場合のハードウエア構成について説
明する。図2は本実施の形態にかかる画像処理装置のハ
ードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0037】図2のブロック図において、本実施の形態
にかかる画像処理装置は、読取ユニット201と、セン
サー・ボード・ユニット202と、画像データ制御部2
03と、画像処理プロセッサー204と、ビデオ・デー
タ制御部205と、作像ユニット(エンジン)206と
を備える。また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、シリアルバス210を介して、プロセス・コントロ
ーラー211と、RAM212と、ROM213とを備
える。
【0038】また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、パラレルバス220を介して、画像メモリー・アク
セス制御部221とファクシミリ制御ユニット224と
を備え、さらに、画像メモリー・アクセス制御部221
に接続されるメモリー・モジュール222と、システム
・コントローラー231と、RAM232と、ROM2
33と、操作パネル234とを備える。
【0039】ここで、上記各構成部と、図1に示した各
ユニット100〜104との関係について説明する。す
なわち、読取ユニット201およびセンサー・ボード・
ユニット202により、図1に示した画像読取ユニット
101の機能を実現する。また同様に、画像データ制御
部203により、画像データ制御ユニット100の機能
を実現する。また同様に、画像処理プロセッサー204
により画像処理ユニット103の機能を実現する。
【0040】また同様に、ビデオ・データ制御部205
および作像ユニット(エンジン)206により画像書込
ユニット104を実現する。また同様に、画像メモリー
・アクセス制御部221およびメモリー・モジュール2
22により画像メモリー制御ユニット102を実現す
る。
【0041】つぎに、各構成部の内容について説明す
る。原稿を光学的に読み取る読取ユニット201は、ラ
ンプとミラーとレンズから構成され、原稿に対するラン
プ照射の反射光をミラーおよびレンズにより受光素子に
集光する。
【0042】受光素子、たとえばCCDは、センサー・
ボード・ユニット202に搭載され、CCDにおいて電
気信号に変換された画像データはディジタル信号に変換
された後、センサー・ボード・ユニット202から出力
(送信)される。
【0043】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
に入力(受信)される。機能デバイス(処理ユニット)
およびデータバス間における画像データの伝送は画像デ
ータ制御部203がすべて制御する。
【0044】画像データ制御部203は、画像データに
関し、センサー・ボード・ユニット202、パラレルバ
ス220、画像処理プロセッサー204間のデータ転
送、画像データに対するプロセス・コントローラー21
1と画像処理装置の全体制御を司るシステム・コントロ
ーラー231との間の通信をおこなう。また、RAM2
12はプロセス・コントローラー211のワークエリア
として使用され、ROM213はプロセス・コントロー
ラー211のブートプログラム等を記憶している。
【0045】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
を経由して画像処理プロセッサー204に転送(送信)
され、光学系およびディジタル信号への量子化にともな
う信号劣化(スキャナー系の信号劣化とする)を補正
し、再度、画像データ制御部203へ出力(送信)され
る。
【0046】画像メモリー・アクセス制御部221は、
メモリー・モジュール222に対する画像データの書き
込み/読み出しを制御する。また、パラレルバス220
に接続される各構成部の動作を制御する。また、RAM
232はシステム・コントローラー231のワークエリ
アとして使用され、ROM233はシステム・コントロ
ーラー231のブートプログラム等を記憶している。
【0047】操作パネル234は、画像処理装置がおこ
なうべき処理を入力する。たとえば、処理の種類(複
写、ファクシミリ送信、画像読込、プリント等)および
処理の枚数等を入力する。これにより、画像データ制御
情報の入力をおこなうことができる。なお、ファクシミ
リ制御ユニット224の内容については後述する。
【0048】つぎに、読み取った画像データにはメモリ
ー・モジュール222に蓄積して再利用するジョブと、
メモリー・モジュール222に蓄積しないジョブとがあ
り、それぞれの場合について説明する。メモリー・モジ
ュール222に蓄積する例としては、1枚の原稿につい
て複数枚を複写する場合に、読取ユニット201を1回
だけ動作させ、読取ユニット201により読み取った画
像データをメモリー・モジュール222に蓄積し、蓄積
された画像データを複数回読み出すという方法がある。
【0049】メモリー・モジュール222を使わない例
としては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合に、読み
取り画像データをそのまま再生すればよいので、画像メ
モリー・アクセス制御部221によるメモリー・モジュ
ール222へのアクセスをおこなう必要はない。
【0050】まず、メモリー・モジュール222を使わ
ない場合、画像処理プロセッサー204から画像データ
制御部203へ転送されたデータは、再度画像データ制
御部203から画像処理プロセッサー204へ戻され
る。画像処理プロセッサー204においては、センサー
・ボード・ユニット202におけるCCDによる輝度デ
ータを面積階調に変換するための画質処理をおこなう。
【0051】画質処理後の画像データは画像処理プロセ
ッサー204からビデオ・データ制御部205に転送さ
れる。面積階調に変化された信号に対し、ドット配置に
関する後処理およびドットを再現するためのパルス制御
をおこない、その後、作像ユニット206において転写
紙上に再生画像を形成する。
【0052】つぎに、メモリー・モジュール222に蓄
積し画像読み出し時に付加的な処理、たとえば画像方向
の回転、画像の合成等をおこなう場合の画像データの流
れについて説明する。画像処理プロセッサー204から
画像データ制御部203へ転送された画像データは、画
像データ制御部203からパラレルバス220を経由し
て画像メモリー・アクセス制御部221に送られる。
【0053】ここでは、システム・コントローラー23
1の制御に基づいて画像データとメモリー・モジュール
222のアクセス制御、外部PC(パーソナル・コンピ
ューター)223のプリント用データの展開、メモリー
・モジュール222の有効活用のための画像データの圧
縮/伸張をおこなう。
【0054】画像メモリー・アクセス制御部221へ送
られた画像データは、データ圧縮後メモリー・モジュー
ル222へ蓄積され、蓄積された画像データは必要に応
じて読み出される。読み出された画像データは伸張さ
れ、本来の画像データに戻し画像メモリー・アクセス制
御部221からパラレルバス220を経由して画像デー
タ制御部203へ戻される。
【0055】画像データ制御部203から画像処理プロ
セッサー204への転送後は画質処理、およびビデオ・
データ制御部205でのパルス制御をおこない、作像ユ
ニット206において転写紙上に再生画像を形成する。
【0056】画像データの流れにおいて、パラレルバス
220および画像データ制御部203でのバス制御によ
り、ディジタル複合機の機能を実現する。ファクシミリ
送信機能は読み取られた画像データを画像処理プロセッ
サー204にて画像処理を実施し、画像データ制御部2
03およびパラレルバス220を経由してファクシミリ
制御ユニット224へ転送する。ファクシミリ制御ユニ
ット224にて通信網へのデータ変換をおこない、公衆
回線(PN)225へファクシミリデータとして送信す
る。
【0057】一方、受信されたファクシミリデータは、
公衆回線(PN)225からの回線データをファクシミ
リ制御ユニット224にて画像データへ変換され、パラ
レルバス220および画像データ制御部203を経由し
て画像処理プロセッサー204へ転送される。この場
合、特別な画質処理はおこなわず、ビデオ・データ制御
部205においてドット再配置およびパルス制御をおこ
ない、作像ユニット206において転写紙上に再生画像
を形成する。
【0058】複数ジョブ、たとえば、コピー機能、ファ
クシミリ送受信機能、プリンター出力機能が並行に動作
する状況において、読取ユニット201、作像ユニット
206およびパラレルバス220の使用権のジョブへの
割り振りをシステム・コントローラー231およびプロ
セス・コントローラー211において制御する。
【0059】プロセス・コントローラー211は画像デ
ータの流れを制御し、システム・コントローラー231
はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理す
る。また、ディジタル複合機の機能選択は操作パネル
(操作部)234において選択入力し、コピー機能、フ
ァクシミリ機能等の処理内容を設定する。
【0060】システム・コントローラー231とプロセ
ス・コントローラー211は、パラレルバス220、画
像データ制御部203およびシリアルバス210を介し
て相互に通信をおこなう。具体的には、画像データ制御
部203内においてパラレルバス220とシリアルバス
210とのデータ・インターフェースのためのデータフ
ォーマット変換をおこなうことにより、システム・コン
トローラー231とプロセス・コントローラー211間
の通信をおこなう。
【0061】(単体スキャナーのハードウエア構成)つ
ぎに、本実施の形態にかかる画像処理装置が単体スキャ
ナーを構成する場合のハードウエア構成について説明す
る。図3は本実施の形態にかかる画像処理装置のハード
ウエア構成の別の一例を示すブロック図である。なお、
図2に示したハードウエア構成のブロック図において、
同一の構成部については同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0062】ハードウエアのシステム構成において図3
に示す単体スキャナーと図2に示したディジタル複合機
と大きく異なる点は、作像ユニット206がない点であ
る。作像ユニットが不要なのでビデオ・データ制御部2
05も装着されない。
【0063】読取ユニット201において読み込まれた
画像データは、センサー・ボード・ユニット202にお
いてディジタル変換され、画像データ制御部203を介
して画像処理プロセッサー204に転送された後、画像
処理プロセッサー204において単体スキャナーとして
要求される画像処理をおこなう。
【0064】単体スキャナーとして要求される主な画像
処理は、読み取られた画像の劣化補正であるが、画面を
使った表示装置に適する階調処理もおこなうことができ
る。したがって、転写紙を対象とした画質処理とは異な
る処理が多い。
【0065】ここで、画像処理プロセッサー204をプ
ログラマブルな演算処理装置により構成することで、転
写紙への画質処理、画面への階調処理に関して必要な処
理手順のみを設定すればよく、画質処理の手順と階調処
理の手順を常に両方持ち合わせる必要はないことにな
る。
【0066】階調処理後の画像データは画像データ制御
部203へ転送され、パラレルバス220を経由して画
像メモリー・アクセス制御部221に送信される。ここ
で、バッファー・メモリーとしてメモリー・モジュール
222を使用し、PC223に付属するドライバーに対
して画像データを転送することにより、スキャナー機能
を実現する。
【0067】このように、ディジタル複合機と同様に、
システム・コントローラー231とプロセス・コントロ
ーラー211により画像データおよびシステムのリソー
ス管理をおこなう。
【0068】(画像処理ユニット103/画像処理プロ
セッサー204)つぎに、画像処理ユニット103を構
成する画像処理プロセッサー204における処理の概要
について説明する。図4は本実施の形態にかかる画像処
理装置の画像処理プロセッサー204の処理の概要を示
すブロック図である。
【0069】図4のブロック図において、画像処理プロ
セッサー204は、第1入力I/F401と、スキャナ
ー画像処理部402と、第1出力I/F403と、第2
入力I/F404と、画質処理部405と、第2出力I
/F406とを含む構成となっている。
【0070】上記構成において、読み取られた画像デー
タはセンサー・ボード・ユニット202、画像データ制
御部203を介して画像処理プロセッサー204の第1
入力インターフェース(I/F)401からスキャナー
画像処理部402へ伝達される。
【0071】スキャナー画像処理部402は読み取られ
た画像データの劣化を補正することを目的とし、具体的
には、シェーディング補正、スキャナーγ補正、MTF
補正等をおこなう。補正処理ではないが、拡大/縮小の
変倍処理もおこなうことができる。読み取り画像データ
の補正処理が終了すると、第1出力インターフェース
(I/F)403を介して画像データ制御部203へ画
像データを転送する。
【0072】転写紙への出力の際は、画像データ制御部
203からの画像データを第2入力I/F404より受
信し、画質処理部405において面積階調処理をおこな
う。画質処理後の画像データは第2出力I/F406を
介してビデオ・データ制御部205または画像データ制
御部203へ出力される。
【0073】画質処理部405における面積階調処理
は、濃度変換処理、ディザ処理、誤差拡散処理等があ
り、階調情報の面積近似を主な処理とする。一旦、スキ
ャナー画像処理部402により処理された画像データを
メモリー・モジュール222に蓄積しておけば、画質処
理部405により画質処理を変えることによって種々の
再生画像を確認することができる。
【0074】たとえば、再生画像の濃度を振って(変更
して)みたり、ディザマトリクスの線数を変更してみた
りすることにより、再生画像の雰囲気を容易に変更する
ことができる。この際、処理を変更するごとに画像を読
取ユニット201からの読み込みをやり直す必要はな
く、メモリー・モジュール222から蓄積された画像デ
ータを読み出すことにより、同一画像データに対して、
何度でも異なる処理を迅速に実施することができる。
【0075】また、単体スキャナーの場合、スキャナー
画像処理と階調処理を合せて実施し、画像データ制御部
203へ出力する。処理内容はプログラマブルに変更す
ることができる。処理の切り替え、処理手順の変更等は
シリアルI/F408を介してコマンド制御部407に
おいて管理する。
【0076】(画像データ制御ユニット100/画像デ
ータ制御部203)つぎに、画像データ制御ユニット1
00を構成する画像データ制御部203における処理の
概要について説明する。図5は本実施の形態にかかる画
像処理装置の画像データ制御部203の処理の概要を示
すブロック図である。
【0077】図5のブロック図において、画像データ入
出力制御部501は、センサー・ボード・ユニット20
2からの画像データを入力(受信)し、画像処理プロセ
ッサー204に対して画像データを出力(送信)する。
すなわち、画像データ入出力制御部501は、画像読取
ユニット101と画像処理ユニット103(画像処理プ
ロセッサー204)接続するための構成部であり、画像
読取ユニット101により読み取られた画像データを画
像処理ユニット103へ送信するためだけの専用の入出
力部であるといえる。
【0078】また、画像データ入力制御部502は、画
像処理プロセッサー204でスキャナー画像補正された
画像データを入力(受信)する。入力された画像データ
はパラレルバス220における転送効率を高めるため
に、データ圧縮部503においてデータ圧縮処理をおこ
なう。その後、データ変換部504を経由し、パラレル
データI/F505を介してパラレルバス220へ送出
される。
【0079】パラレルバス220からパラレルデータI
/F505を介して入力される画像データは、バス転送
のために圧縮されているため、データ変換部504を経
由してデータ伸張部506へ送られ、そこでデータ伸張
処理をおこなう。伸張された画像データは画像データ出
力制御部507において画像処理プロセッサー204へ
転送される。なお、画像データ入力制御部502もしく
は画像データ出力制御部507は、センサー・ボード・
ユニット202や各種バスと接続して画像データの入出
力をおこなうこともできる。
【0080】また、画像データ制御部203は、パラレ
ルデータとシリアルデータの変換機能も備えている。シ
ステム・コントローラー231はパラレルバス220に
データを転送し、プロセス・コントローラー211はシ
リアルバス210にデータを転送する。画像データ制御
部203は2つのコントローラーの通信のためにデータ
変換をおこなう。
【0081】また、シリアルデータI/Fは、シリアル
バス210を介してプロセス・コントローラーとのデー
タのやりとりをする第1シリアルデータI/F508
と、画像処理プロセッサー204とのデータのやりとり
に用いる第2シリアルデータI/F509を備える。画
像処理プロセッサー204との間に独立に1系統持つこ
とにより、画像処理プロセッサー204とのインターフ
ェースを円滑化することができる。また、コマンド制御
部510は、入力された命令にしたがって、上述した画
像データ制御部203内の各構成部および各インターフ
ェースの動作を制御する。
【0082】つぎに、データ圧縮部503における画像
データの圧縮処理の内容について説明する。図6は、本
実施の形態にかかるデータ圧縮部における画像データの
圧縮処理を説明する説明図であり、図7は、当該圧縮処
理の流れについて説明するフローチャートである。な
お、本実施の形態においては、画像データ制御部203
内における画像データの圧縮処理について説明するが、
これに限ることなく画像データの圧縮処理についてはす
べて適用することが可能である。
【0083】図6において、データ圧縮部503は、順
次入力する画像データの出力先を切り替える切替部60
1と、切替部601を経た画像データを入力する複数の
ラインバッファー602と、画像データを圧縮する圧縮
処理部603と、から構成される。
【0084】CCD等により主走査方向に読み取られ順
次出力される画像データは、ディジタルデータに変換さ
れた後、センサー・ボード・ユニット202を経由して
画像データ制御部203に入力する(ステップS70
1)。この画像データは、画像データ入力制御部502
の制御をうけ、切替部601により出力先を切り替えら
れる(ステップS702)。換言すると、画像データ入
力制御部502の制御のもと、切替部601の切替動作
により、画像データが分割される。
【0085】ステップS702で出力先が切り替えられ
た画像データは、順次ラインバッファー602に入力し
格納される(ステップS703)。画像データ入力制御
部502は、入力する画像データの容量と、ラインバッ
ファー602の格納容量も把握する。画像データの容量
は、読取ユニット201の解像度、色数、原稿のサイズ
などの設定内容によりあらかじめ決定している場合もあ
り、また、画像データの読み込みが終了した際にわかる
場合もある。いずれの場合でも、必要に応じて画像デー
タ入力制御部502が当該情報を取得する。
【0086】一方、ラインバッファー602について
も、画像データ入力制御部502が、その格納容量に関
する情報を取得する。ラインバッファー602の格納容
量は、通常同一であり、たとえばRAM232などを通
じて取得する。
【0087】画像データ入力制御部502は、圧縮処理
部603の圧縮速度、圧縮方式等により、最適な画像デ
ータの入力長さがある。したがって、ステップS702
で切り替えられるべき最後の画像データの容量は、通
常、ラインバッファー602の格納容量もしくは、あら
かじめ設定された格納容量に満たない。すなわち、順次
入力され、切替部601で切り替えられた画像データ
は、通常、同一の容量であるが、最後に切り替えられ送
信される画像データに関しては、この容量に満たない。
【0088】この最後の画像データは、いわば端数の画
像データであり、画像データ入力制御部502は、入力
する画像データの容量とラインバッファー602の格納
容量とから、端数の画像データの容量と切り替えタイミ
ングをあらかじめ認識することができる。
【0089】画像データ入力制御部502は、ラインバ
ッファー602に格納された画像データを圧縮処理部6
03に送信するとともに、この端数の画像データをライ
ンバッファー602を介さずに直接圧縮処理部603に
送信する(ステップS704)。
【0090】圧縮処理部603は、ラインバッファー6
02から送出された画像データおよび直接送信された端
数の画像データを圧縮する(ステップS705)。最後
に、圧縮処理部603は、データ変換部504に圧縮処
理の終了した画像データを送出する(ステップS70
6)。
【0091】このような制御をおこなうことにより、端
数の画像データ用に一本分のラインバッファーを使用し
なくてすむため、ラインバッファー602への格納時間
を短縮することができる。また、場合によっては、ライ
ンバッファー602の設計上その数を削減することもで
きる。なお、仕様の態様によっては、処理すべき始めの
1ラインを直接圧縮処理部603に送出してもよい。
【0092】(画像書込ユニット104/ビデオ・デー
タ制御部205)つぎに、画像書込ユニット104の一
部を構成するビデオ・データ制御部205における処理
の概要について説明する。図8は本実施の形態にかかる
画像処理装置のビデオ・データ制御部205の処理の概
要を示すブロック図である。
【0093】図8のブロック図において、ビデオ・デー
タ制御部205は、入力される画像データに対して、作
像ユニット206の特性に応じて、追加の処理をおこな
う。すなわち、エッジ平滑処理部801がエッジ平滑処
理によるドットの再配置処理をおこない、パルス制御部
802がドット形成のための画像信号のパルス制御をお
こない、上記の処理がおこなわれた画像データを作像ユ
ニット206へ出力する。
【0094】また、画像データの変換とは別に、パラレ
ルデータとシリアルデータのフォーマット変換機能を備
え、ビデオ・データ制御部205単体でもシステム・コ
ントローラー231とプロセス・コントローラー211
の通信に対応することができる。すなわち、パラレルデ
ータを送受信するパラレルデータI/F803と、シリ
アルデータを送受信するシリアルデータI/F804
と、パラレルデータI/F803およびシリアルデータ
I/F804により受信されたデータを相互に変換する
データ変換部805とを備えることにより、両データの
フォーマットを変換する。
【0095】(画像メモリー制御ユニット102/画像
メモリー・アクセス制御部221)つぎに、画像メモリ
ー制御ユニット102の一部を構成する画像メモリー・
アクセス制御部221における処理の概要について説明
する。図9は本実施の形態にかかる画像処理装置の画像
メモリー・アクセス制御部221の処理の概要を示すブ
ロック図である。
【0096】図9のブロック図において、画像メモリー
・アクセス制御部221は、パラレルバス220との画
像データのインターフェースを管理し、また、メモリー
・モジュール222への画像データのアクセス、すなわ
ち格納(書込み)/読出しを制御し、また、主に外部の
PC223から入力されるコードデータの画像データへ
の展開を制御する。
【0097】そのために、画像メモリー・アクセス制御
部221は、パラレルデータI/F901と、システム
・コントローラーI/F902と、メモリー・アクセス
制御部903と、ラインバッファー904と、ビデオ制
御部905と、データ圧縮部906と、データ伸張部9
07と、データ変換部908と、を含む構成である。
【0098】ここで、パラレルデータI/F901は、
パラレルバス220との画像データのインターフェース
を管理する。また、メモリー・アクセス制御部903
は、メモリー・モジュール222への画像データのアク
セス、すなわち格納(書込み)/読出しを制御する。
【0099】また、入力されたコードデータは、ライン
バッファー904において、ローカル領域でのデータの
格納をおこなう。ラインバッファー904に格納された
コードデータは、システム・コントローラーI/F90
2を介して入力されたシステム・コントローラー231
からの展開処理命令に基づき、ビデオ制御部905にお
いて画像データに展開される。
【0100】展開された画像データもしくはパラレルデ
ータI/F901を介してパラレルバス220から入力
された画像データは、メモリー・モジュール222に格
納される。この場合、データ変換部908において格納
対象となる画像データを選択し、データ圧縮部906に
おいてメモリー使用効率を上げるためにデータ圧縮をお
こない、メモリー・アクセス制御部903にてメモリー
・モジュール222のアドレスを管理しながらメモリー
・モジュール222に画像データを格納(書込)する。
【0101】なお、データ圧縮部906における圧縮処
理については、図6で示したデータ圧縮部503の圧縮
処理と同様にしてラインバッファーを少なくする構成と
することもできる。
【0102】メモリー・モジュール222に格納(蓄
積)された画像データの読み出しは、メモリー・アクセ
ス制御部903において読み出し先アドレスを制御し、
読み出された画像データをデータ伸張部907において
伸張する。伸張された画像データをパラレルバス220
へ転送する場合、パラレルデータI/F901を介して
データ転送をおこなう。
【0103】(ファクシミリ制御ユニット224の構
成)つぎに、ファクシミリ制御ユニット224の機能的
な構成について説明する。図10は、本実施の形態にお
ける画像処理装置のファクシミリ制御ユニット224の
構成を示すブロック図である。
【0104】図10のブロック図において、ファクシミ
リ制御ユニット224は、ファクシミリ送受信部100
1と外部I/F1002とから構成される。ここで、フ
ァクシミリ送受信部1001は、画像データを通信形式
に変換して外部回線に送信し、また、外部からのデータ
を画像データに戻して外部I/F1002およびパラレ
ルバス220を介して作像ユニットにおいて記録出力す
る。
【0105】ファクシミリ送受信部1001は、ファク
シミリ画像処理部1003、画像メモリー1004、メ
モリー制御部1005、データ制御部1006、画像圧
縮伸張部1007、モデム1008および網制御装置1
009を含む構成である。
【0106】このうち、ファクシミリ画像処理に関し、
受信画像に対する二値スムージング処理は、図8に示し
たビデオ・データ制御部205内のエッジ平滑処理部8
01においておこなう。また、画像メモリー1004に
関しても、出力バッファー機能に関しては画像メモリー
・アクセス制御部221およびメモリー・モジュール2
22にその機能の一部を移行する。
【0107】このように構成されたファクシミリ送受信
部1001では、画像データの伝送を開始するとき、デ
ータ制御部1006がメモリー制御部1005に指令
し、画像メモリー1004から蓄積している画像データ
を順次読み出させる。読み出された画像データは、ファ
クシミリ画像処理部1003によって元の信号に復元さ
れるとともに、密度変換処理および変倍処理がなされ、
データ制御部1006に加えられる。
【0108】データ制御部1006に加えられた画像デ
ータは、画像圧縮伸張部1007によって符号圧縮さ
れ、モデム1008によって変調された後、網制御装置
1009を介して宛先へと送出される。そして、送信が
完了した画像情報は、画像メモリー1004から削除さ
れる。なお、画像圧縮伸張部1007における圧縮処理
は図6に示したデータ圧縮部503と同様にしてライン
バッファーを少なくする構成とすることもできる。
【0109】受信時には、受信画像は一旦画像メモリー
1004に蓄積され、そのときに受信画像を記録出力可
能であれば、1枚分の画像の受信を完了した時点で記録
出力する。また、複写動作時に発呼されて受信を開始し
たときは、画像メモリー1004の使用率が所定値、た
とえば80%に達するまでは画像メモリー1004に蓄
積し、画像メモリー1004の使用率が80%に達した
場合には、そのときに実行している書き込み動作を強制
的に中断し、受信画像を画像メモリー1004から読み
出し記録出力する。
【0110】このとき画像メモリー1004から読み出
した受信画像は画像メモリー1004から削除し、画像
メモリー1004の使用率が所定値、たとえば10%ま
で低下した時点で中断していた書き込み動作を再開し、
その書き込み動作をすべて終了した時点で、残りの受信
画像を記録出力する。また、書き込み動作を中断した後
に、再開できるように中断時における書き込み動作のた
めの各種パラメーターを内部的に退避し、再開時に、パ
ラメーターを内部的に復帰する。
【0111】以上説明したように、本実施の形態にかか
る画像処理装置は、ラインバッファーの容量を使い切ら
ない端数の画像データをそのまま圧縮処理部に送信する
ことができ、これにより、装置規模を小さくし、効率的
な画像データの送受信をおこなうことが可能となる。
【0112】また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、端数の画像データ用に一本分のラインバッファーを
使用しなくてすむため、ラインバッファーへの格納時間
を短縮することができる。また、本実施の形態にかかる
画像処理装置は、端数の画像データ用に一本分のライン
バッファーを使用しなくてすむため、場合によっては、
ラインバッファーの設計上その数を削減することもで
き、これにより、装置規模を小さくすることができる。
【0113】〔実施の形態2〕実施の形態2では、各種
の画像処理において使用されるラインバッファーを共有
し、資源の効率的な利用をおこなうことのできる画像処
理装置について説明する。なお、実施の形態2において
は、実施の形態1と同一の構成部については同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0114】図11は、本実施の形態のデータ圧縮部の
ラインバッファー周辺の構成を示す概略構成図である。
図11において、1101は画像データの出力先を切り
替える切替部であり、1102は、画像変倍処理、たと
えば、50%または200%の固定変倍をおこなう変倍
処理部を示す。
【0115】切替部1101は、ラインバッファー60
2の出力段に設けられ、ラインバッファーから出力され
る画像データを圧縮処理部603に送出するか、変倍処
理部1102に送出するかを切り替える。切替部110
1の切替制御は、画像データ入力制御部502がおこな
う。
【0116】この切替部1101を設けることにより、
変倍処理部1102にラインバッファーを別途設けなく
てすみ、装置規模を小さくすることが可能となる。な
お、切替部1101の切替制御は、画像データ出力制御
部507がおこなう態様であってもよい。また、切り替
え先は変倍処理部1102に限ることなく、他の画像処
理部であってもよい。
【0117】〔実施の形態3〕実施の形態3では、各種
の画像処理手段を接続する画像データバスから直接画像
データを入力し、ラインバッファーのテストをおこなう
ことのできる画像処理装置について説明する。なお、実
施の形態3においては、実施の形態1と同一の構成部に
ついては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0118】図12は、本実施の形態のデータ圧縮部の
ラインバッファー周辺の構成を示す概略構成図である。
図において、切替部1201は、パラレルバス220か
ら入力する画像データを入力ラインバッファー1202
に出力するか、ラインバッファー602に直接出力する
かを切り替える。また、切替部1203は、ラインバッ
ファー602に格納された画像データを圧縮処理部60
3に出力するか、パラレルバス220に直接出力するか
を切り替える。また、出力ラインバッファー1204
は、圧縮処理部603で圧縮された画像データをパラレ
ルバス220に出力する際に使用されるバッファーであ
る。
【0119】通常の動作においては、画像データ入力制
御部502の制御の下、パラレルバス220から入力さ
れた画像データは、切替部1201から入力ラインバッ
ファー1202に送出される。また、通常の動作におい
ては、ラインバッファー602から出力された画像デー
タは、画像データ出力制御部507の制御の下、切替部
1203から圧縮処理部603に送出される。
【0120】しかしながら、切替部1201および切替
部1203を設けることにより、画像データ入力制御部
502と画像データ出力制御部507の制御の下、画像
データを、パラレルバス220とラインバッファー60
2との間で直接入出力させることが可能となる。このよ
うな制御をおこなうことにより、ラインバッファー自体
の点検・検査をおこなうことが可能となる。
【0121】たとえば、一部の機能ユニットの機能向上
にともない、システムクロックが上昇した場合に、上昇
したシステムクロックに対し、ラインバッファー602
をそのまま使用することができるか否か、という検査を
おこなうことができる。また、経年変化により、ライン
バッファー602の信頼性が低下していないかの検査を
おこなうこともできる。
【0122】なお、仕様の態様によっては、切替部12
01もしくは切替部1203は、複数のラインバッファ
ー602とパラレルバス220とをそれぞれと接続し、
個々ラインバッファー602をテストしてもよい。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、画像データ入力手段が画像データを入力
し、画像データ容量検知手段が前記画像データ入力手段
により入力される画像データの容量を検知し、入力側切
替手段が前記画像データ入力手段により入力された画像
データの送信先を切り替え、複数の格納手段が前記画像
データを格納し、圧縮手段が前記画像データを圧縮し、
送信制御手段が前記画像データ容量検知手段により検知
された画像データの容量に基づいて、前記入力側切替手
段を制御して、前記複数の格納手段に前記画像データを
送信する制御をおこなうとともに、前記複数の格納手段
に格納された画像データを前記圧縮手段に送信し、前記
入力側切替手段により最後に切り替えられて送信される
べき画像データを、前記圧縮手段に直接送信する制御を
おこなうので、格納手段の容量を使い切らない端数の画
像データをそのまま圧縮手段に送信することができ、こ
れにより、装置規模を小さくし、効率的な画像データの
送受信をおこなうことが可能な画像処理装置が得られる
という効果を奏する。
【0124】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、出力側切替手段が前記複
数の格納手段により格納された画像データの送信先を切
り替え、前記送信制御手段が、前記出力側切替手段を制
御して、前記複数の格納手段から送信された画像データ
を他の画像処理手段に送信するので、他の画像処理手段
とラインバッファーを共有することができ、これによ
り、装置規模を小さくし、効率的な画像データの送受信
をおこなうことが可能な画像処理装置が得られるという
効果を奏する。
【0125】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、前記入力側切替
手段および/または出力側切替手段が、画像データの送
受信に使用される画像データバスに接続する接続手段を
備え、前記送信制御手段が、前記入力側切替手段および
/または出力側切替手段を制御して、前記格納手段と前
記画像データバスとの間で画像データの送受信をおこな
うので、画像データバスとラインバッファーとの間で画
像データを直接入出力し、ラインバッファーの検査・点
検などのテストを容易におこなうことができ、これによ
り、装置の品質テストを容易におこなうことが可能な画
像処理装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる画像処理装置
の構成を機能的に示すブロック図である。
【図2】実施の形態1にかかる画像処理装置のハードウ
エア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1にかかる画像処理装置のハードウ
エア構成の別の一例を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1にかかる画像処理装置の画像処理
プロセッサーの処理の概要を示すブロック図である。
【図5】実施の形態1にかかる画像処理装置の画像デー
タ制御部の処理の概要を示すブロック図である。
【図6】実施の形態1にかかるデータ圧縮部における画
像データの圧縮処理を説明する説明図である。
【図7】実施の形態1にかかるデータ圧縮部における画
像データの圧縮処理の流れについて説明するフローチャ
ートである。
【図8】実施の形態1にかかる画像処理装置のビデオ・
データ制御部の処理の概要を示すブロック図である。
【図9】実施の形態1にかかる画像処理装置の画像メモ
リー・アクセス制御部の処理の概要を示すブロック図で
ある。
【図10】実施の形態1における画像処理装置のファク
シミリ制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図11】実施の形態2のデータ圧縮部のラインバッフ
ァー周辺の構成を示す概略構成図である。
【図12】実施の形態3のデータ圧縮部のラインバッフ
ァー周辺の構成を示す概略構成図である。
【図13】従来技術にかかるディジタル複合機のハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 画像データ制御ユニット 101 画像読取ユニット 102 画像メモリー制御ユニット 103 画像処理ユニット 104 画像書込ユニット 201 読取ユニット 202 センサー・ボード・ユニット 203 画像データ制御部 204 画像処理プロセッサー 205 ビデオ・データ制御部 206 作像ユニット 210 シリアルバス 211 プロセス・コントローラー 220 パラレルバス 221 画像メモリー・アクセス制御部 222 メモリー・モジュール 224 ファクシミリ制御ユニット 231 システム・コントローラー 402 スキャナー画像処理部 405 画質処理部 407 コマンド制御部 501 画像データ入出力制御部 502 画像データ入力制御部 503 データ圧縮部 504 データ変換部 505 パラレルデータI/F 506 データ伸張部 507 画像データ出力制御部 508 第1シリアルデータI/F 509 第2シリアルデータI/F 510 コマンド制御部 601,1101,1201,1203 切替部 602 ラインバッファー 603 圧縮処理部 801 エッジ平滑処理部 802 パルス制御部 903 メモリー・アクセス制御部 905 ビデオ制御部 906 データ圧縮部 907 データ伸張部 908 データ変換部 1001 ファクシミリ送受信部 1003 ファクシミリ画像処理部 1005 メモリー制御部 1006 データ制御部 1007 画像圧縮伸張部 1102 変倍処理部 1202 入力ラインバッファー 1204 出力ラインバッファー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 秀人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 波塚 義幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野水 泰之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 樗木 杉高 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 理恵 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 川本 啓之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 刀根 剛治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉澤 史男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 福田 拓章 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5C073 AA03 BC02 CA02 CC02 CD05 CE02 5C078 AA04 CA35 DA14 9A001 BB01 BB03 BB04 BB05 CC07 DD07 EE04 EE05 HH24 HH27 HH28 HH31 JJ35 KK16 KK31 KK37 KK42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを圧縮する圧縮手段を含む画
    像処理手段を有する画像処理装置において、 前記画像データを入力する画像データ入力手段と、 前記画像データ入力手段により入力される画像データの
    容量を検知する画像データ容量検知手段と、 前記画像データ入力手段により入力された画像データの
    送信先を切り替える入力側切替手段と、 前記画像データを格納する複数の格納手段と、 前記画像データ容量検知手段により検知された画像デー
    タの容量に基づいて、前記入力側切替手段を制御して、
    前記複数の格納手段に前記画像データを送信する制御を
    おこなう送信制御手段と、 を備え、 前記送信制御手段は、前記複数の格納手段に格納された
    画像データを前記圧縮手段に送信するとともに、前記入
    力側切替手段により最後に切り替えられて送信されるべ
    き画像データを、前記圧縮手段に直接送信する制御をお
    こなうことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記複数の格納手段により格納
    された画像データの送信先を切り替える出力側切替手段
    を備え、 前記送信制御手段は、前記出力側切替手段を制御して、
    前記複数の格納手段から送信された画像データを他の画
    像処理手段に送信することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力側切替手段および/または出力
    側切替手段は、画像データの送受信に使用される画像デ
    ータバスに接続する接続手段を備え、 前記送信制御手段は、前記入力側切替手段および/また
    は出力側切替手段を制御して、前記格納手段と前記画像
    データバスとの間で画像データの送受信をおこなうこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123385B2 (en) 2000-01-31 2006-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus
US7336386B2 (en) 2000-01-31 2008-02-26 Ricoh Company, Ltd. Image processor including a data compression unit having a switch and image processing method thereof

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123385B2 (en) 2000-01-31 2006-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus
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