JP2004048113A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の画像データの読み込み、画像処理、印刷出力等の各機能の処理効率を向上でき、同時に複数機能の並行動作が行えること。
【解決手段】原稿の読み込みのパスaは、原稿データ入力制御部201,変倍ブロック202,データ圧縮部1503,セレクタ2(207),データ変換部1504,パラレルデータI/F1505となる。コピー時の印刷出力のパスbは、パラレルデータI/F1505,データ変換部1504,データ伸張部1506,セレクタ1(206),画像データ出力制御部203となりパスaと重ならない。これにより、コピー機能時における原稿の画像データ読み込みと印刷出力の同時並行動作が実現できる。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディジタル画像データに対する画像処理、特に、複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナー等の機能を複合したディジタル複合機において画像データに対する画像処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来のディジタル複写機(特開平9−186836号公報に開示)の構成を示すブロック図である。このディジタル複写機は、原稿画像をディジタル信号に変換し、データバスを介して転写画像1ページ分をフレーム画像メモリーに格納、または一旦ハードディスク等の補助記憶装置に格納する。そして、出力時に補助記憶装置からフレーム画像メモリーに1ページあるいは複数ページ分の画像信号を転送した後、プリンタエンジンにこれら画像信号を送り複写画像を得る。
【0003】
上記のディジタル複写機は、LAN(ローカルエリアネットワーク)やシリアル・パラレルインターフェースを介してパソコンからプリントコマンドを受け取り、フォント画像メモリーをアクセスしながらプリント画像をフレーム画像メモリーに展開し、その後プリンタエンジンへこれら画像信号を送ることでプリント画像を得るプリント機能を有している。
【0004】
このディジタル複写機は、システム全体を制御する2つのCPU1201,1202と、これらのCPU1201,1202が実行すべきアプリケーションプログラムや必要なフォント情報等を記憶する主記憶メモリー1203と、CPU1201,1202及び主記憶メモリー1203間を相互接続するCPUバス1230とを備えている。
【0005】
上記のアプリケーションプログラムや必要なフォント情報等は補助記憶装置1221から読み出されて主記憶メモリー1203にロードされるようになっている。CPUバス1230は、PCIブリッジ1204を介してPCIバス1231と接続されると共にPCIブリッジ1205を介してPCIバス1232と接続されている。CPUバス1230には、またPCIバスコントローラー1206が接続されている。このPCIバスコントローラー1206は、PCIブリッジ1204によってサポートされるPCIバス1231とPCIブリッジ1205によってサポートされるPCIバス1232との間のアービトレーション(競合調停)やPCIバスプロトコルに対応した制御を行うようになっている。
【0006】
PCIバス1231には、ディスプレイ装置1210を制御するためのディスプレイコントローラー1207と、タッチパネル1209を制御するためのタッチパネルコントローラー1208と、フレキシブルディスク装置やハードディスク装置等の補助記憶装置1221を制御するためのFD・HDインターフェース1211と、ホストコンピュータ(図示せず)との間でシリアル通信やパラレル通信を制御するためのシリアル・パラレルインターフェース1212と、ローカルエリアネットワーク等との間の通信を制御するためのネットワークインターフェース1213とが接続されている。
【0007】
PCIバス1231には、また、フレームメモリー1216に対するデータ書込み・読み出しアドレスの生成や、フレームメモリー1217を構成するDRAMのリフレッシュ制御を行うためのDRAMコントローラー1214が接続されている。一方、PCIバス1232には、他のフレームメモリー1217に対するデータ書込み・読み出しアドレスの生成や、フレームメモリー1217を構成するDRAMのリフレッシュ制御を行うためのDRAMコントローラー1215と、DMA転送制御用のDMAコントローラー1218と、図示しないSCSIバスとの接続制御を行うSCSIインターフェース1220とが接続されている。
【0008】
DRAMコントローラー1214は、DMAコントローラー1218と、ビデオインターフェース1219とに接続され、同様にDRAMコントローラー1215もまた、DMAコントローラー1218と、ビデオインターフェース1219とに接続されている。そして、DMAコントローラー1218は、フレームメモリー1216に展開された画像データをDMA制御によりビデオインターフェース1219に直接転送したり、あるいはフレームメモリー1217に展開された画像データをDMA制御によりビデオインターフェース1219に直接転送するようになっている。ビデオインターフェース1219に転送された画像データは、プリンタエンジン(図示せず)に出力されるようになっている。
【0009】
次に、以上のような構成のディジタル複写機の動作を説明する。なおここでは複数の原稿から読み取った複数ページ分の画像データを印刷出力するものとする。上位(ホスト)コンピュータからシリアル・パラレルインターフェース1212を介して入力され、あるいはネットワーク(図示せず)からネットワークインターフェース1213を介して入力された文字コードや制御コマンドは、CPU1201(または1202)によって解読され、例えばフレームメモリー1217上に画像データ(ビットデータ)として展開される。
【0010】
1ページ分の画像データが展開されたところで、CPU1201はDMAコントローラー1218を起動し、フレームメモリー1217上の1ページ分の画像データをビデオインターフェース1219に転送する。これにより、その画像データがプリンタエンジン(図示せず)に出力され、描画(印刷)が行われる。
【0011】
次に、図13は、従来の他の画像処理装置の構成を示すブロック図である。この装置は、特開2001−169022号公報に開示され、ディジタル画像信号を転写紙に画像として再生する装置であり、特に、スキャナーから画像を読み込んで転写紙に画像を再生する装置である。
【0012】
原稿を光学的に読み取る読み取りユニット1301は、原稿に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子に集光する。受光素子(本実施例ではCCDを例とする)は、センサー・ボード・ユニット1302に搭載され、CCDにおいて電気信号に変換された画像信号はディジタル信号に変換された後、センサー・ボード・ユニット1302から出力される。センサー・ボード・ユニット1302から出力される画像信号は画像データ制御部1303に入力される。機能デバイス及びデータバス間における画像データの伝送は画像データ制御部1303が全て制御する。画像データ制御部1303は、画像データに関し、センサー・ボード・ユニット1302、パラレルバス1304、画像処理プロセッサー1305間のデータ転送、装置の全体制御を司るシステムコントローラー1306と画像データに対するプロセスコントローラー1307間の通信を行う。
【0013】
センサー・ボード・ユニット1302からの画像信号は、画像データ制御部1303を経由して画像処理プロセッサー1305に転送され、光学系統及びディジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナー系統の信号劣化とする)を補正し、再度画像データ制御部1303へ出力される。画像処理プロセッサー1305から画像データ制御部1303へ転送されたデータは、画像データ制御部1303からパラレルバス1304を経由して画像メモリー・アクセス制御部1308に送られる。ここではシステムコントローラー1306の制御に基づき画像データとメモリー・モジュール1309のアクセス制御、外部のPC(パソコン)1310のプリント用データの展開、画像メモリー有効活用のための画像データの圧縮/伸張を行う。
【0014】
画像メモリー・アクセス制御部1308へ送られたデータは、データ圧縮後メモリー・モジュール1309へ蓄積し、蓄積データを必要に応じて読み出す。読み出したデータは伸張して本来の画像データに戻し、画像メモリー・アクセス制御部1308からパラレルバス1304経由で画像データ制御部1303へ戻される。画像データ制御部1303から画像処理プロセッサー1305への転送後は画質処理されビデオ・データ制御部1311でのパルス制御を行い、作像ユニット1312において転写紙上に再生画像を形成する。画像データの流れにおいて、パラレルバス1304及び画像データ制御部1303でのバス制御により、MFP(Multifunction Peripherals)の機能を実現する。
【0015】
FAX送信機能は、読み取り画像データを画像処理プロセッサー1305にて画像処理を実施し、画像データ制御部1303及びパラレルバス1304を経由してファクシミリ制御ユニット1313へ転送する。ファクシミリ制御ユニット1313にて通信網へのデータ変換を行い、公衆回線1314へFAXデータとして送信する。FAX受信は、公衆回線1314からの回線データをファクシミリ制御ユニット1313にて画像データへ変換し、パラレルバス1304及び画像データ制御部1303を経由して画像処理プロセッサー1305へ転送される。この場合、特別な画質処理は行わず、ビデオ・データ制御部1311においてドット再配置及びパルス制御を行い、作像ユニット1312において転写紙上に再生画像を形成する。
【0016】
複数ジョブ、例えば、コピー機能、FAX送受信機能、プリンタ出力機能が並行に動作する状況において、読み取りユニット1301、作像ユニット1312及びパラレルバス1304使用権のジョブへの割り振りをシステムコントローラー1306及びプロセスコントローラー1307にて制御する。プロセスコントローラー1307は画像データの流れを制御し、システムコントローラー1306はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理する。MFPの機能選択は、操作パネル1315にて選択入力し、コピー機能、FAX機能等の処理内容を設定する。
【0017】
システムコントローラー1306とプロセスコントローラー1307は、パラレルバス1304、画像データ制御部1303及びシリアルバス1316を介して相互に通信を行う。画像データ制御部1303内においてパラレルバス1304とシリアルバス1316とのデータインターフェースのためのデータフォーマット変換を行う。
【0018】
図14は、画像処理プロセッサー1305の画像処理に係る構成を示すブロック図である。読み取り画像は、センサー・ボード・ユニット1302、画像データ制御部1303を介して画像処理プロセッサー1305の入力I/F1401からスキャナー画像処理部1402へ伝達され、読み取り画像信号の劣化補正を目的として、シェーディング補正、スキャナーγ補正、MTF補正等を行う。補正処理ではないが、拡大/縮小の変倍処理も行う。読み取り画像データの補正処理終了後、出力I/F1403を介して画像データ制御部1303へ画像データを転送する。
【0019】
転写紙への出力は、画像データ制御部1303からの画像データを入力I/F1404より受け、画質処理部1405において面積階調処理を行う。画質処理後のデータは、出力I/F1406を介してビデオ・データ制御部1311へ出力される。面積階調処理は、濃度変換、ディザ処理、誤差拡散処理等が有り、階調情報の面積近似を主な処理とする。一旦スキャナー画像処理された画像データを画像メモリー(メモリー・モジュール1309)に蓄積しておけば、画質処理を変えることによって種々の再生画像を確認することができる。
【0020】
例えば、再生画像の濃度を振ってみたり、ディザマトリクスの線数を変更してみたりすることで、再生画像の雰囲気を変更できる。この時処理を変更する度に画像を読み取りユニット1301から読み込み直す必要はなく、メモリー・モジュール1309から格納画像を読み出せば同一データに対し、何度でも異なる処理を実施できる。
【0021】
また、単体スキャナーの場合、スキャナー画像処理と階調処理を合せて実施し、画像データ制御部1303へ出力する。処理内容はプログラマブルに変更する。処理の切り替え、処理手順の変更等はコマンド制御部1407において管理する。
【0022】
図15は、画像データ制御部1303の構成を示すブロック図である。画像データ入出力制御部1501は、センサー・ボード・ユニット1302からの画像データを入力し、画像処理プロセッサー1305に対してデータを出力する。画像データ入力制御部1502では、画像処理プロセッサー1305でスキャナー画像補正されたデータが入力される。入力データはパラレルバス1304での転送効率を高めるためにデータ圧縮部1503でデータ圧縮し、データ変換部1504、パラレルデータI/F1505を介してパラレルバス1304へ送出される。
【0023】
パラレルバス1304からパラレルデータI/F1505を介して入力される画像データは、バス転送のために圧縮されており、データ伸張部1506で伸張される。伸張された画像データは画像データ出力制御部1507において画像処理プロセッサー1305へ転送される。また、画像データ制御部1303は、パラレルデータとシリアルデータの変換機能を併せ持つ。システムコントローラー1306はパラレルバス1304にデータを転送し、プロセスコントローラー1307はシリアルバス1316にデータを転送し、2つのコントローラーの通信のためにデータ変換を行う。シリアルデータI/F1508は、画像処理プロセッサー1305用にもさらに1系統(シリアルデータI/F1509)設けられ、画像処理プロセッサー1305ともインターフェース接続される。
【0024】
図16は、ビデオ・データ制御部1311の構成を示すブロック図である。入力される画像データに対し、作像ユニット1312の特性に応じて、追加の処理を行う。エッジ平滑処理部1601は、ドットの再配置処理を行い、ドット形成のための画像信号のパルス制御をパルス制御部1602で行い、この画像データは作像ユニット1312を対象として出力される。また、パラレルデータI/F1603とシリアルデータI/F1604及びデータ変換部1605により、画像データの変換とは別に、パラレルデータとシリアルデータのフォーマット変換機能を併せ持ち、ビデオ・データ制御部1311単体でもシステムコントローラー1306とプロセスコントローラー1307の通信に対応できる。
【0025】
図17は、画像メモリー・アクセス制御部1308の構成を示すブロック図である。パラレルデータI/F1701において、パラレルバス1304との画像データのインターフェースを管理する。構成的にはメモリー・モジュール1309への画像データの格納/読み出しと、主に外部のPC1310から入力されるコードデータの画像データへの展開を制御する。入力されたコードデータは、ラインバッファー1702において、ローカル領域でのデータの格納を行う。ラインバッファー1702に格納されたコードデータは、システムコントローラーI/F1703を介して入力されたシステムコントローラー1306からの展開処理命令に基づき、ビデオ制御部1704において画像データに展開される。
【0026】
展開された画像データ、もしくはパラレルデータI/F1701を介してパラレルバス1304から入力された画像データは、メモリー・モジュール1309に格納される。この場合、データ変換部1705において格納対象となる画像データを選択し、データ圧縮部1706において画像メモリー使用効率を上げるためにデータ圧縮を行い、メモリーアクセス制御部1707にてメモリー・モジュール1309のアドレスを管理しながらメモリー・モジュール1309に画像データを格納する。メモリー・モジュール1309に格納された画像データの読み出しは、メモリーアクセス制御部1707にて読み出し先アドレスを制御し、読み出された画像データをデータ伸張部1708にて伸張する。伸張された画像データをパラレルバス1304へ転送する場合、パラレルデータI/F1701を介してデータ転送を行う。
【0027】
図18は、ファクシミリ制御ユニット1313の構成を示すブロック図である。ファクシミリ制御ユニット1313は、画像データを通信形式に変換して外部の通信回線に送信し、又、外部から受信したデータを画像データに戻して外部I/F部1801及びパラレルバス1304を介して作像ユニット1312において記録出力する。ファクシミリ制御ユニット1313は、FAX画像処理部1802,画像メモリー1803,メモリー制御部1804,ファクシミリ制御部1805,画像圧縮伸張部1806,モデム1807,及び網制御装置1808からなる。
【0028】
FAX画像処理のうち受信画像に対する二値スムージング処理は、ビデオ・データ制御部1311のエッジ平滑処理部1601において行う。また、画像メモリーに関しても、出力バッファー機能に関しては画像メモリー・アクセス制御部1308及びメモリー・モジュール1309にその機能の一部を移行する。
【0029】
このように構成されたファクシミリ制御ユニット1313では、画像情報の伝送を開始するとき、ファクシミリ制御部1805がメモリー制御部1804に指令し、画像メモリー1803から蓄積している画像情報を順次読み出させる。読み出された画像情報は、FAX画像処理部1802によって元の信号に復元されるとともに、密度変換処理及び変倍処理がなされ、ファクシミリ制御部1805に加えられる。ファクシミリ制御部1805に加えられた画像信号は、画像圧縮伸張部1806によって符号圧縮され、モデム1807によって変調された後、網制御装置1808を介して宛先へと送出される。そして、送信が完了した画像情報は、画像メモリー1803から削除される。
【0030】
受信時には、受信画像は一旦画像メモリー1803に蓄積され、その時に受信画像を記録出力可能であれば、1枚分の画像の受信を完了した時点で記録出力される。又、複写動作時に発呼されて受信を開始したときは、画像メモリー1803の使用率が所定値、例えば80%に達するまでは画像メモリー1803に蓄積し、画像メモリー1803の使用率が80%に達した場合には、その時に実行している書き込み動作を強制的に中断し、受信画像を画像メモリー1803から読み出し記録出力させる。
【0031】
このとき画像メモリー1803から読み出した受信画像は、画像メモリー1803から削除し、画像メモリー1803の使用率が所定値、例えば10%まで低下した時点で中断していた書き込み動作を再開させ、その書き込み動作を全て終了した時点で、残りの受信画像を記録出力させている。また、書き込み動作を中断した後に、再開できるように中断時における書き込み動作のための各種パラメータを内部的に退避させ、再開時に、パラメータを内部的に復帰させる。
【0032】
図13を用いて説明した画像処理装置におけるコピー実行時には、前述したように読み取りユニット1301にて読み取られた画像信号は、センサー・ボード・ユニット1302,画像データ制御部1303,画像処理プロセッサー1305,画像データ制御部1303へと転送され、画像データ制御部1303からパラレルバス1304及び画像メモリー・アクセス制御部1308を介してメモリー・モジュール1309に蓄積される。そしてしかる後に、画像信号は、メモリー・モジュール1309から画像メモリー・アクセス制御部1308及びパラレルバス1304を介して画像データ制御部1303に送られ、画像処理プロセッサー1305,ビデオ・データ制御部1311,作像ユニット1312に送られ転写画像を得る。
【0033】
図19は、コピー時の原稿読み取りとプリント処理の同時並行動作における画像データの流れを示す図であり、図20は、このときの画像処理プロセッサー1305内の画像データの流れを示す図である。図中のパスAは、コピー時の原稿読み取りのデータの流れを示し、読み取りユニット1301で読まれた原稿の画像データは、センサー・ボード・ユニット1302と画像データ制御部1303を介し、画像処理プロセッサー1305に送られる。画像処理プロセッサー1305内では、スキャナー画像処理部1402でスキャナー補正等の画像処理を行うaのパスを通り、再び画像データ制御部1303に戻され、パラレルバス1304を介してメモリー・モジュール1309に格納される。
【0034】
一方、コピー画像のプリント時は図19のパスBで示され、メモリー・モジュール1309から読み出された原稿画像データは、パラレルバス1304,画像データ制御部1303を介し画像処理プロセッサー1305に送られる。画像処理プロセッサー1305内では画質処理部1405により1画素8ビットから1ビットあるいは2ビットへの階調処理を行うbのパスを通り、ビデオ・データ制御部1311に送られることになる。以上により、コピー時の原稿読み取りと画像プロットの同時並行動作が実行される。
【0035】
次に、スキャナー読み取りあるいはFAX送信時の原稿読み取りと、プリンタ出力あるいはFAX受信時の並行動作について示す。スキャナー読み取りとFAX送信時の原稿読み取り動作はほとんど同じで、図19に示したパスAで示され、画像処理プロセッサー1305内におけるパスは図21に示すパスaに示す流れとなる。画像データ制御部1303より入力された原稿画像データは、スキャナー補正等のためにスキャナー画像処理部1402で処理された後、階調処理を行う画質処理部1405に送られ、その後画像データ制御部1303に戻され、メモリー・モジュール1309に格納されることになる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記説明した図12に記載の上記構成のディジタル複合機においては、コピー(複写)機能の処理時における画像データの流れ(パス)や、スキャナーアプリケーション(外部接続されるPC等でスキャナー読み取りを行うツールソフトウェア)及びFAX送信時の画像データ(2値化された画像データ)のパス、あるいは印字出力する際の画像データのパス、のそれぞれの流れ及びこれら各機能を同時に並行動作させる構成がなく、効率的な画像処理を行えなかった。
【0037】
また、図13を用いて説明した画像処理装置では、プリント出力とFAX受信時における画像データの流れは、図19に示したパスBで示されるが、画像処理プロセッサー1305内では図21に示すパスbとなる。上記のように、スキャナー読み取りあるいはFAX送信時の原稿読み取りと、プリンタ出力あるいはFAX受信を同時に行おうとすると、図21に示す画像処理プロセッサー1305内における画像データのパスbが画質処理部1405で重なってしまうためこれらを同時には実行できない。
【0038】
このため、図22のタイムチャートに示すように、スキャナー読み取りあるいはFAX送信時の原稿読み取りと、プリンタ出力あるいはFAX受信時の印字動作を1枚ずつ交互に行うインターリーブ方式で実行されるため、印字スピードを高速化できないという問題がある。
【0039】
次に、プリント画像への印字について示す。図23は原稿画像に対するスタンプ印字を説明する図である。図23(a),(c)は、原稿画像(画像データ)であり、図23(b)は、装置に予め登録されている丸秘スタンプを原稿画像に重ねて印字した状態である。ユーザーがよく使うスタンプ、例えば「丸秘」,「回収」,「回覧」,「複製厳禁」,「至急」等は、予め装置に登録されており、ユーザーがこれらのスタンプを選択することにより、原稿の画像データにスタンプが加えられた印字を得ることができる。スタンプにはこれとは別に、ユーザー特有のスタンプも印字することができる。
【0040】
図23(d)は、ユーザー特有の「○○株式会社」というスタンプを原稿の画像データに印字した状態である。このようなユーザー特有のスタンプは、ユーザースタンプと呼称し使用されており、ユーザーがスタンプとして使いたい様式を登録することで、以後汎用のスタンプと同様に使用することができる。通常、これらの印字、すなわち画像データと印字データの合成は、コントローラー側の画像メモリー(メモリー・モジュール1309)を使用し、CPUによりソフト処理で行っている。この場合、コピー時の画像データは圧縮されおり、この圧縮された画像データと印字との合成を行うことになる。
【0041】
図24は、画像データの圧縮の領域を示す図であり、この図に示すように例えば主走査及び副走査方向でそれぞれ4×4画素の領域ごとに画像データは圧縮されており、これらと印字データの合成を行うため、解像度を上げることが難しい。また、コピーの画像の印字時には、この印字処理後のデータがパラレルバス1304,画像データ制御部1303を介して画像処理プロセッサー1305内でフィルタ処理等の階調処理が行われるため、印字がぼやけ、鮮明さに欠けることになる。さらに、コントローラー側の画像メモリー(メモリー・モジュール1309)を使用し、CPUによりソフト処理で印字処理を行うため、CPUの負荷が重くなり、コピーあるいはプリンタの印字スピードを向上できないという問題があった。
【0042】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、原稿の画像データの読み込み、FAX送受信、画像データの格納、画像処理、印刷出力等の各機能を限られたリソースを用いて効率的に運用でき、処理効率を向上できるとともに、同時に複数機能の並行動作が行える画像処理装置を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る画像処理装置は、原稿画像をスキャナーを用いて読み取った際の画像データを画像メモリーに蓄積し、所望時に該画像データを前記画像メモリーから読み出し転写画像として印字出力する画像処理装置において、前記画像データに対し、前記スキャナーを用いた読み込み時のスキャナー補正を行う処理系統と、画像データに対する階調処理を実行する処理系統とを備えた画像処理手段と、前記画像処理手段によるスキャナー補正処理が施された画像データを受けて変倍、データ圧縮等の画像処理を行い前記画像メモリーに格納する第1の処理系統と、前記画像処理手段によるスキャナー補正処理が施された画像データを受けて変倍等の画像処理を行った後、該画像データを前記画像処理手段による前記階調処理を施して前記画像メモリーに格納する第2の処理系統とを備えた画像データ制御手段とを具備することを特徴とする。
【0044】
この請求項1の発明によれば、スキャナー補正処理を施した画像データに対する変倍、データ圧縮等を行う第1の処理系統と、スキャナー補正処理を施した画像データに対する変倍等を行ってからさらに階調処理を施す第2の処理系統とを備えたので、画像データを読み込みから画像メモリーに格納するまでの処理を機能に応じて選択することができ、画像処理手段が有する処理機能を効率的に活用でき、機能別の画像処理を円滑に実行できるようになる。特に、ディジタル複合機におけるコピー時、FAX送信時、スキャナアプリ(アプリケーション実行)時の画像処理のリソースを効率的に使用し、スキャナアプリあるいはFAX送信用画像処理を電気変倍後に実現できるようになる。また、スキャナアプリあるいはFAX送信時の原稿画像データ読み込み処理と、プリンタアプリあるいはFAX受信時のプリント処理の同時並行動作が実現でき、スループットの向上を図ることができる。
【0045】
また、請求項2の発明に係る画像処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記画像データ制御手段には、前記原稿画像を多階調で前記画像メモリーに格納する処理時においては前記第1の処理系統を選択し、前記原稿画像を2値化し前記画像メモリーに格納する処理時においては前記第2の処理系統を選択するための切り替え手段を備えたことを特徴とする。
【0046】
この請求項2の発明によれば、切り替え手段の切り替えによって、異なる機能別の画像処理を実行することができ、特に、原稿画像を多階調で前記画像メモリーに格納するコピーのための原稿読み取りと、原稿画像を2値化し前記画像メモリーに格納するスキャナアプリ(あるいはFAX送信時)の原稿読み取りを、同じ原稿読み取りであっても機能別に異なる画像処理を施すことができ、かつこの際の画像データの流れを効率的に行えるようになる。
【0047】
また、請求項3の発明に係る画像処理装置は、請求項1または2に記載の発明において、画像メモリーに格納された画像データを読み出す読み出し手段と、画像データを印刷出力する転写手段とを備え、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーから読み出した多階調の画像データに対し前記画像処理手段による階調処理を施した後の画像データを前記転写手段に出力する第3の処理系統と、前記画像メモリーから読み出した2値化の画像データを前記転写手段に出力する第4の処理系統とを備えたことを特徴とする。
【0048】
この請求項3の発明によれば、画像メモリーから読み出す画像データが多階調の場合、階調処理を施して転写手段に出力する第3の処理系統と、読み出す画像データが2値化データの場合そのまま転写手段に出力する第4の処理系統とを備えたので、画像メモリーから画像データを読み出し転写手段から印刷出力するまでの処理を機能に応じて選択することができ、画像処理手段が有する処理機能を効率的に活用でき、機能別の画像処理を円滑に実行できるようになる。特に、ディジタル複合機におけるコピー時、プリンタアプリ(アプリケーション)時の各印刷出力のためのリソースを効率的に使用できるようになる。また、コピー時の原稿スキャンとプリンタ出力、スキャナーあるいはFAX送信時の原稿読み込みとプリンタアプリの同時並行動作が行えるようになる。
【0049】
また、請求項4の発明に係る画像処理装置は、請求項3に記載の発明において、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーに格納された多階調の画像データを前記転写手段から印刷出力する処理時においては、前記第3の処理系統を選択し、前記画像メモリーに格納された2値化の画像データを前記転写手段から印刷出力する処理時においては、前記第4の処理系統を選択するための切り替え手段を備えたことを特徴とする。
【0050】
この請求項4の発明によれば、切り替え手段の切り替えによって、異なる機能別の画像処理を実行することができ、特に、画像メモリーから多階調の画像データを読み出して画像処理を施すコピー、あるいは画像メモリーから2値化データを読み出すプリンタアプリ、の各印刷出力時であっても機能別に異なる画像処理を施すことができ、かつこの際の画像データの流れを効率的に行えるようになる。
【0051】
また、請求項5の発明に係る画像処理装置は、請求項3または4に記載の発明において、前記画像メモリーは、前記原稿を読み取った画像データと、該画像データに重ねて印字する印字データをそれぞれ格納し、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーに格納された多階調の画像データに対して前記印字データを重ねて印字する処理時には、前記第3の処理系統による画像処理を施した画像データと、前記印字データとを合成処理した画像データを前記転写手段に出力することを特徴とする。
【0052】
この請求項5の発明によれば、画像メモリーに格納された多階調の画像データを読み出し、このデータ圧縮を伴う画像データに日付、ページ、ユーザー登録等による印字データを重ね印字する際には、画像処理手段による階調処理後の画像データに対する重ね印字を施すため、印字データを鮮明に印字することができ、印字品質を向上できるようになる。この機能は画像制御手段を用いて行うため、印字速度の向上が図れるようになる。
【0053】
また、請求項6の発明に係る画像処理装置は、請求項3または4に記載の発明において、前記画像メモリーは、前記原稿を読み取った画像データと、該画像データに重ねて印字する印字データをそれぞれ格納し、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーに格納された2値化の画像データに対して前記印字データを重ねて印字する処理時には、前記第4の処理系統による画像処理を施した画像データと、前記印字データとを合成処理した画像データを前記転写装置に出力することを特徴とする。
【0054】
この請求項6の発明によれば、画像メモリーに格納された2値化の画像データを読み出し、画像データ制御手段を用いてこの画像データに日付、ページ、ユーザー登録等による印字データを重ね印字するため、印字速度の向上が図れるようになる。
【0055】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像処理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。前述した従来構成の図13と比べて各機能名は同一であり、同一構成部には同一の符号を附してある。
【0056】
従来構成と異なる点は、センサー・ボード・ユニット1302からの原稿画像データをまず画像処理プロセッサー1305に入力し、その後画像データ制御部1303が受取るようにした点と、プロット時に画像処理プロセッサー1305からビデオ・データ制御部1311にプリント画像を転送するのでなく、画像データ制御部1303からビデオ・データ制御部1311に転送するように構成したことである。ここで、画像データ制御部1303と画像処理プロセッサー1305のビデオポートの数は、共に入力2、出力2であり、この図1と従来技術による構成(図13)と変わりがない。従ってこの発明の構成においても、外部端子の数が増えることなくコストアップを招かない。画像処理プロセッサー1305の内部構成に変更はない。
【0057】
図2は、画像データ制御部1303の内部構成を示すブロック図である。画像データ制御部1303は、画像処理プロセッサー1305から画像データ(原稿の画像データ)が入力される原稿データ入力制御部201と、変倍ブロック202,データ圧縮部1503,データ変換部1504,パラレルデータI/F1505,データ伸張部1506,画像処理プロセッサー1305に画像データを出力する画像データ出力制御部203を備える。
【0058】
また、画像処理プロセッサー1305から画像データが入力されるもう1系統の画像データ入力制御部204と、ビデオ・データ制御部1311に画像データ(転写データ)を出力する転写データ出力制御部205を備える。
【0059】
そして、画像データ制御部1303内部には、これら2系統の画像データの入力を切り替える複数のセレクタ1〜3(206〜208)を備える。これらセレクタ1〜3(206〜208)の切り替えによる画像データ制御部1303内部での画像データの流れの切替について以下に説明する。
【0060】
図3は、画像処理装置全体におけるコピー(複写)時における原稿の画像データ読み込みと、コピーのプロット(印字出力)処理とを同時に並行動作させた時の画像データの流れを示す図である。図4は、この際の画像データ制御部1303内の画像データの流れを示す図である。
【0061】
コピー時とは、原稿を多階調で読み取り、メモリー・モジュール1309に格納する処理を有する。また、コピーのプロット処理時とは、メモリー・モジュール1309から読み出した多階調のデータを2値化する画像処理を行い印刷出力する処理を有する。
【0062】
図3に示すように、原稿の画像データの読み込みのパスAでは、読み取りユニット1301で読み込まれた原稿の画像データは、センサー・ボード・ユニット1302を介し、画像処理プロセッサー1305に入力され、スキャナー補正等の処理を行い、画像データ制御部1303に出力され、パラレルバス1304,画像メモリー・アクセス制御部1308を経由して、コントローラー側メモリーであるメモリー・モジュール1309に格納される。
【0063】
このとき、画像データ制御部1303内の画像パスは、図4に示すパスaとなり、原稿データ入力制御部201,変倍ブロック202,データ圧縮部1503,セレクタ2(207),データ変換部1504,パラレルデータI/F1505へと送られる。
【0064】
一方、コピー時のプロット処理のパスBでは、コントローラー側のメモリー・モジュール1309から読み出されたプロット画像は、パラレルバス1304,画像データ制御部1303を介して画像処理プロセッサー1305に入力され、画像処理プロセッサー1305内で階調処理を行った後、画像データ制御部1303に戻され、ビデオ・データ制御部1311に送られる。
【0065】
このとき、図4のパスbとパスcが画像データ制御部1303内の画像パスとなり、画像処理プロセッサー1305に送られるパスbでは、パラレルデータI/F1505,データ変換部1504,データ伸張部1506,セレクタ1(206),画像データ出力制御部203へと送られる。また階調処理後のデータは画像処理プロセッサー1305から画像データ入力制御部204に入力し、セレクタ3(208),転写データ出力制御部205からビデオ・データ制御部1311に印字用の画像データとして出力される。以上によって、コピー時の原稿の画像データ読み込みと、コピー時のプロット処理の同時並行動作を実現できる。
【0066】
次に、図5は、スキャナーアプリの使用あるいはFAX送信時における原稿画像データの読み込み処理と、プリンタアプリの使用あるいはFAX受信時のプリント処理とを同時に並行動作させた時における画像データの流れを示す図、図6は、画像データ制御部1303内の画像データの流れを示す図である。
【0067】
これら「アプリ」とはアプリケーションの略である。スキャナーアプリとは、外部のPC1310上で実行動作し、読み取りユニット1301上の原稿を読み取るためのツールソフトであり、読み取った原稿を2値化してメモリー・モジュール1309に格納する。FAX送信時においても同様に画像データを2値化する画像処理を行う。プリンタアプリとは、メモリー・モジュール1309から2値化された画像データを読み出し、外部のPC1310に転送して印刷出力する機能であり、画像データに対する画像処理は行わず2値化された状態のまま印刷出力する。
【0068】
図5に示す原稿の画像データの読み込みのパスAでは、読み取りユニット1301で読み込まれた原稿の画像データは、センサー・ボード・ユニット1302を介し、画像処理プロセッサー1305に入力されスキャナー補正等の処理を行い、画像データ制御部1303に出力される。画像データ制御部1303内では、図6に示すパスaで示され、原稿データ入力制御部201,変倍ブロック202,セレクタ1(206),画像データ出力制御部203と転送され、画像処理プロセッサー1305へ出力される。画像処理プロセッサー1305では、入力された画像データに対して階調処理を行い、再び画像データ制御部1303に出力する。
【0069】
このときの画像データ制御部1303内では、図6のパスbで示され、画像データ入力制御部204,セレクタ2(207),データ変換部1504,パラレルデータI/F1505と転送され出力される。その後、パラレルバス1304,画像メモリー・アクセス制御部1308を経由して、コントローラー側のメモリー・モジュール1309に格納される。
【0070】
一方、プリンタアプリあるいはFAX受信時のプロット処理は、図5のパスBで示され、コントローラー側のメモリー・モジュール1309から読み出されたプリント画像は、パラレルバス1304,画像データ制御部1303を介してビデオ・データ制御部1311に送られる。
【0071】
このとき、画像データ制御部1303内の画像パスは、図6のパスcであり、パラレルデータI/F1505,データ変換部1504,セレクタ3(208),転写データ出力制御部205へと送られる。
【0072】
以上によって、コピー時にはスキャナー補正処理のみ行い、一方、FAX送信時の原稿読み取りでは1ビット2値データに変換し、スキャナーアプリ時には1ビット2値データあるいは8ビット多値データへの階調処理を行い、これらを最適なリソースを使って実現できる。
【0073】
そして、コピーのプロット時には、コントローラー側メモリー(メモリー・モジュール1309)より階調処理前の画像データを読み出し、画像処理して1ビット2値、あるいは2ビット多値への階調処理を行い、転写装置(作像ユニット1312)に送ることができる。また、プリンタアプリ時はコントローラー側メモリー(メモリー・モジュール1309)より1ビット2値のプリント画像を読み出し、直接作像ユニット1312に送ることができるので効率的にリソースを使用することができる。加えて、スキャナーアプリあるいはFAX送信時の原稿画像データの読み込み処理と、プリンタアプリあるいはFAX受信時のプリント処理の同時並行動作を実現できるようになる。
【0074】
次に、図7は、画像データ制御部1303で印字合成処理(上記スタンプ)を行う場合の構成を示すブロック図である。図示のようにこの構成では、印字処理部209が追加されている。
【0075】
そして、図8は、コピー時の原稿の画像データ読み込みと、コピー時のプロット処理とを同時に並行動作させる際に印字合成を行う場合の画像データの流れを示す図、図9は、このときの画像データ制御部1303内の画像データの流れを示す図である。図8では、前述した図3に比べて、印字データの転送パスCが追加されている。その他のパスA,Bは前述の図3の場合と同じである。
【0076】
印字合成を行う場合は、コントローラー側メモリー(メモリー・モジュール1309)から印字合成の画像データを読み出し、パラレルバス1304を介して画像データ制御部1303内に入力され、その後図9のパスdに示すように、パラレルデータI/F1505,データ変換部1504を経由して印字処理部209に転送される。印字処理部209では、パスdの画像データと、画像処理プロセッサー1305から入力された階調処理後の画像データ(図9のパスc)とを印字合成し、その後、転写データ出力制御部205からビデオ・データ制御部1311にプロットデータとして出力する。
【0077】
以上によって、コピー画像に日付やページ、あるいはユーザー登録のスタンプを印字合成する場合、コントローラー側メモリー(メモリー・モジュール1309)より階調処理前の圧縮された画像データを読み出し、伸張後、画像処理によりフィルタ操作を含む階調処理を行い、1画素当り1ビットあるいは2ビットの画素データに変換してから印字を合成するので、印字がぼけることなく鮮明できれいに印字合成することができる。またコントローラー側のCPUによる合成を行う必要がないのでCPUの負荷を軽減でき、プロット(印字処理)速度を向上させることができる。また、コピー時の原稿の画像データ読み込みとコピー時のプロット処理、及び印字合成の同時並行動作が実現される。
【0078】
次に、図10は、スキャナーアプリあるいはFAX送信時の原稿画像データ読み込み処理と、プリンタアプリあるいはFAX受信時のプリント処理と、印字合成処理とを同時に並行動作させた時の画像データの流れを示す図である。図11は、このときの画像データ制御部1303内での画像データの流れを示す図である。図10には、前述した図5に比べて、印字データの転送パスCが追加されている。その他のパスは前述した図5の場合と同じである。
【0079】
印字合成を行う場合は、コントローラー側メモリー(メモリー・モジュール1309)から印字合成用の画像データを読み出し、パラレルバス1304を介して画像データ制御部1303内に入力される。その後、図11のパスdに示すように、パラレルデータI/F1505,データ変換部1504を経由し、印字処理部209に転送される。プリント用の画像データも、この流れと同様にパラレルデータI/F1505からパスCにて入力され、データ変換部1504,セレクタ3(208)を経由し印字処理部209に転送される。印字処理部209は、これらプリントの画像データと印字合成の画像データを印字合成し、転写データ出力制御部205からビデオ・データ制御部1311にプロットデータとして出力する。
【0080】
以上によって、プリント用の画像データに日付やページ、あるいはユーザー登録のスタンプ等を印字合成することができる。この印字合成時、コントローラー側メモリー(メモリー・モジュール1309)よりプリンタ画像と印字データをそれぞれ読み出し印字を合成するので、コントローラー側のCPUによる合成を行う必要がなくなり、プリンタの大きな仕様である印字出力の速度を大きく向上させることができるようになる。また、スキャナーアプリ(読み込み処理)あるいはFAX送信時の原稿画像データ読み込み処理と、プリンタアプリ(印字出力処理)あるいはFAX受信時のプリント処理と、印字合成処理とを同時に並行動作させることを実現できるようになる。
【0081】
なお、本実施の形態で説明した画像処理に係る各構成の制御手順は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、原稿画像をスキャナーを用いて読み取った際の画像データを画像メモリーに蓄積し、所望時に該画像データを前記画像メモリーから読み出し転写画像として印字出力する画像処理装置において、前記画像データに対し、前記スキャナーを用いた読み込み時のスキャナー補正を行う処理系統と、画像データに対する階調処理を実行する処理系統とを備えた画像処理手段と、前記画像処理手段によるスキャナー補正処理が施された画像データを受けて変倍、データ圧縮等の画像処理を行い前記画像メモリーに格納する第1の処理系統と、前記画像処理手段によるスキャナー補正処理が施された画像データを受けて変倍等の画像処理を行った後、該画像データを前記画像処理手段による前記階調処理を施して前記画像メモリーに格納する第2の処理系統とを備えた画像データ制御手段とを具備するので、画像データを読み込みから画像メモリーに格納するまでの処理を機能に応じて選択することができ、画像処理手段が有する処理機能を効率的に活用でき、機能別の画像処理を円滑に実行できるようになる。特に、ディジタル複合機におけるコピー時、FAX送信時、スキャナアプリ(アプリケーション実行)時の画像処理のリソースを効率的に使用し、スキャナアプリあるいはFAX送信用画像処理を電気変倍後に実現できるようになる。また、スキャナアプリあるいはFAX送信時の原稿画像データ読み込み処理と、プリンタアプリあるいはFAX受信時のプリント処理の同時並行動作が実現でき、スループットの向上を図ることができるという効果を奏する。
【0083】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記画像データ制御手段には、前記原稿画像を多階調で前記画像メモリーに格納する処理時においては前記第1の処理系統を選択し、前記原稿画像を2値化し前記画像メモリーに格納する処理時においては前記第2の処理系統を選択するための切り替え手段を備えたので、切り替え手段の切り替えによって、異なる機能別の画像処理を実行することができ、特に、原稿画像を多階調で前記画像メモリーに格納するコピーのための原稿読み取りと、原稿画像を2値化し前記画像メモリーに格納するスキャナアプリ(あるいはFAX送信時)の原稿読み取りを、同じ原稿読み取りであっても機能別に異なる画像処理を施すことができ、かつこの際の画像データの流れを効率的に行えるという効果を奏する。
【0084】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明において、画像メモリーに格納された画像データを読み出す読み出し手段と、画像データを印刷出力する転写手段とを備え、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーから読み出した多階調の画像データに対し前記画像処理手段による階調処理を施した後の画像データを前記転写手段に出力する第3の処理系統と、前記画像メモリーから読み出した2値化の画像データを前記転写手段に出力する第4の処理系統とを備えたので、画像メモリーから画像データを読み出し転写手段から印刷出力するまでの処理を機能に応じて選択することができ、画像処理手段が有する処理機能を効率的に活用でき、機能別の画像処理を円滑に実行できるようになる。特に、ディジタル複合機におけるコピー時、プリンタアプリ(アプリケーション)時の各印刷出力のためのリソースを効率的に使用できるようになる。また、コピー時の原稿スキャンとプリンタ出力、スキャナーあるいはFAX送信時の原稿読み込みとプリンタアプリの同時並行動作が行えるという効果を奏する。
【0085】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明において、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーに格納された多階調の画像データを前記転写手段から印刷出力する処理時においては、前記第3の処理系統を選択し、前記画像メモリーに格納された2値化の画像データを前記転写手段から印刷出力する処理時においては、前記第4の処理系統を選択するための切り替え手段を備えたので、切り替え手段の切り替えによって、異なる機能別の画像処理を実行することができ、特に、画像メモリーから多階調の画像データを読み出して画像処理を施すコピー、あるいは画像メモリーから2値化データを読み出すプリンタアプリ、の各印刷出力時であっても機能別に異なる画像処理を施すことができ、かつこの際の画像データの流れを効率的に行えるという効果を奏する。
【0086】
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項3または4に記載の発明において、前記画像メモリーは、前記原稿を読み取った画像データと、該画像データに重ねて印字する印字データをそれぞれ格納し、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーに格納された多階調の画像データに対して前記印字データを重ねて印字する処理時には、前記第3の処理系統による画像処理を施した画像データと、前記印字データとを合成処理した画像データを前記転写手段に出力するので、画像メモリーに格納された多階調の画像データを読み出し、このデータ圧縮を伴う画像データに日付、ページ、ユーザー登録等による印字データを重ね印字する際には、画像処理手段による階調処理後の画像データに対する重ね印字を施すため、印字データを鮮明に印字することができ、印字品質を向上できるようになる。この機能は画像制御手段を用いて行うため、印字速度の向上が図れるという効果を奏する。
【0087】
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項3または4に記載の発明において、前記画像メモリーは、前記原稿を読み取った画像データと、該画像データに重ねて印字する印字データをそれぞれ格納し、前記画像データ制御手段は、前記画像メモリーに格納された2値化の画像データに対して前記印字データを重ねて印字する処理時には、前記第4の処理系統による画像処理を施した画像データと、前記印字データとを合成処理した画像データを前記転写手段に出力するので、画像メモリーに格納された2値化の画像データを読み出し、画像データ制御手段を用いてこの画像データに日付、ページ、ユーザー登録等による印字データを重ね印字するため、印字速度の向上が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】画像データ制御部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】画像処理装置全体におけるコピー時の原稿の画像データ読み込みと、コピー時のプロット処理とを同時に並行動作させた時の画像データの流れを示す図である。
【図4】図3に示す同時並行動作時における画像データ制御部内の画像データの流れを示す図である。
【図5】スキャナーアプリ(読み込み処理)あるいはFAX送信時の原稿画像データ読み込み処理と、プリンタアプリ(印字処理)あるいはFAX受信時のプリント処理を同時に並行動作させた時における画像データの流れを示す図である。
【図6】画像データ制御部内の画像データの流れを示す図である。
【図7】画像データ制御部で印字合成処理を行う場合の構成を示すブロック図である。
【図8】コピー時の原稿の画像データ読み込みと、コピー時のプロット処理とを同時に並行動作させる際に印字合成を行う場合の画像データの流れを示す図である。
【図9】図8に示す同時並行動作時における印字合成を行う場合の画像データ制御部内の画像データの流れを示す図である。
【図10】スキャナーアプリあるいはFAX送信時の原稿画像データ読み込み処理と、プリンタアプリあるいはFAX受信時のプリント処理と、印字合成処理とを同時に並行動作時させた時の画像データの流れを示す図である。
【図11】図10に示す同時並行動作時における画像データ制御部内での画像データの流れを示す図である。
【図12】従来のディジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の他の画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】図13に示す装置の画像処理プロセッサーの画像処理に係る構成を示すブロック図である。
【図15】図13に示す装置の画像データ制御部の構成を示すブロック図である。
【図16】図13に示す装置のビデオ・データ制御部の構成を示すブロック図である。
【図17】図13に示す装置の画像メモリー・アクセス制御部の構成を示すブロック図である。
【図18】図13に示す装置のファクシミリ制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図19】コピー時の原稿読み取りとプリント処理の同時並行動作における画像データの流れを示す図である。
【図20】図19に示す動作時における画像処理プロセッサー内の画像データの流れを示す図である。
【図21】スキャナー読み取りあるいはFAX送信時の原稿読み取りと、プリンタ出力あるいはFAX受信時の並行動作における画像処理プロセッサー内の画像データの流れを示す図である。
【図22】スキャナー読み取りあるいはFAX送信時の原稿読み取りと、プリンタ出力あるいはFAX受信時の印字動作を並行動作させた際のタイムチャートである。
【図23】原稿画像に対するスタンプ印字を説明する図である。
【図24】画像データの圧縮の領域を示す図である。
【符号の説明】
201 原稿データ入力制御部
202 変倍ブロック
203 画像データ出力制御部
204 画像データ入力制御部
205 転写データ出力制御部
206〜208 セレクタ(セレクタ1〜3)
1301 読み取りユニット
1302 センサー・ボード・ユニット
1303 画像データ制御部
1304 パラレルバス
1305 画像処理プロセッサー
1306 システムコントローラー
1307 プロセスコントローラー
1308 画像メモリー・アクセス制御部
1309 メモリー・モジュール
1310 PC
1311 ビデオ・データ制御部
1312 作像ユニット
1313 ファクシミリ制御ユニット
1314 公衆回線
1315 操作パネル
1316 シリアルバス
1503 データ圧縮部
1504 データ変換部
1505 パラレルデータI/F
1506 データ伸張部

Claims (6)

  1. 原稿画像をスキャナーを用いて読み取った際の画像データを画像メモリーに蓄積し、所望時に該画像データを前記画像メモリーから読み出し転写画像として印字出力する画像処理装置において、
    前記画像データに対し、前記スキャナーを用いた読み込み時のスキャナー補正を行う処理系統と、画像データに対する階調処理を実行する処理系統とを備えた画像処理手段と、
    前記画像処理手段によるスキャナー補正処理が施された画像データを受けて変倍、データ圧縮等の画像処理を行い前記画像メモリーに格納する第1の処理系統と、
    前記画像処理手段によるスキャナー補正処理が施された画像データを受けて変倍等の画像処理を行った後、該画像データを前記画像処理手段による前記階調処理を施して前記画像メモリーに格納する第2の処理系統とを備えた画像データ制御手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像データ制御手段には、
    前記原稿画像を多階調で前記画像メモリーに格納する処理時においては前記第1の処理系統を選択し、
    前記原稿画像を2値化し前記画像メモリーに格納する処理時においては前記第2の処理系統を選択するための切り替え手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 画像メモリーに格納された画像データを読み出す読み出し手段と、
    画像データを印刷出力する転写手段とを備え、
    前記画像データ制御手段は、
    前記画像メモリーから読み出した多階調の画像データに対し前記画像処理手段による階調処理を施した後の画像データを前記転写手段に出力する第3の処理系統と、
    前記画像メモリーから読み出した2値化の画像データを前記転写手段に出力する第4の処理系統とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像データ制御手段は、
    前記画像メモリーに格納された多階調の画像データを前記転写手段から印刷出力する処理時においては、前記第3の処理系統を選択し、
    前記画像メモリーに格納された2値化の画像データを前記転写手段から印刷出力する処理時においては、前記第4の処理系統を選択するための切り替え手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像メモリーは、前記原稿を読み取った画像データと、該画像データに重ねて印字する印字データをそれぞれ格納し、
    前記画像データ制御手段は、
    前記画像メモリーに格納された多階調の画像データに対して前記印字データを重ねて印字する処理時には、前記第3の処理系統による画像処理を施した画像データと、前記印字データとを合成処理した画像データを前記転写手段に出力することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像メモリーは、前記原稿を読み取った画像データと、該画像データに重ねて印字する印字データをそれぞれ格納し、
    前記画像データ制御手段は、
    前記画像メモリーに格納された2値化の画像データに対して前記印字データを重ねて印字する処理時には、前記第4の処理系統による画像処理を施した画像データと、前記印字データとを合成処理した画像データを前記転写手段に出力することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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