JP2003283791A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003283791A
JP2003283791A JP2002079831A JP2002079831A JP2003283791A JP 2003283791 A JP2003283791 A JP 2003283791A JP 2002079831 A JP2002079831 A JP 2002079831A JP 2002079831 A JP2002079831 A JP 2002079831A JP 2003283791 A JP2003283791 A JP 2003283791A
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JP2002079831A
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Sugitaka Otegi
杉高 樗木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザースタンプの登録時に、例えば変倍率
の異なる複数種類のユーザースタンプ画像を得る場合
に、それぞれの変倍率毎に読み取りユニットにてスキャ
ンする必要をなくし、ユーザースタンプの登録を手間を
かけずに行えるようにする。 【解決手段】 原稿の画像を読み取る読み取りユニット
201と、読み取りユニット201で読み取った画像デ
ータを一時的に記憶する画像データ一時記憶手段1と、
画像データ一時記憶手段1に一時的に記憶された画像デ
ータを必要に応じて呼び出して任意の倍率のユーザース
タンプ画像データを作成する手段と、作成したユーザー
スタンプ画像データを画像メモリ209に記憶させる手
段とを有する。したがって、倍率の異なる複数のユーザ
ースタンプ画像データを作成する場合に、ユーザースタ
ンプ画像の読み取りを一回で済ませることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
等のようにディジタルの画像データを扱う画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データをディジタル変換し、データ
バスを介して転写画像1ページ分をフレームメモリに記
憶させ、または一旦フレキシブルディスクやハードディ
スク等の補助記憶装置に記憶させ、出力時に補助記憶装
置からフレームメモリに1ページあるいは複数ページ分
の画像データを転送後、プリンタエンジンにこれら画像
データを送ることにより画像形成を行うようにしたディ
ジタル複写機としては、特開平9-186836号公報
に開示されたものがあり、この発明の構成を図9に示
す。
【0003】この発明は、システム全体を制御する2つ
のCPU101、102と、これらのCPU101、1
02が実行すべきアプリケーションプログラムや必要な
フォント情報等を記憶する主記憶メモリ103と、CP
U101、102及び主記憶メモリ103間を相互接続
するCPUバス130とを備えている。
【0004】上記のアプリケーションプログラムや必要
なフォント情報等は、補助記憶装置121から読み出さ
れて主記憶メモリ103にロードされるようになってい
る。CPUバス130は、PCIブリッジ104を介し
てPCIバス131と接続されると共に、PCIブリッ
ジ105を介してPCIバス132と接続されている。
CPUバス130にはまた、PCIバスコントローラ1
06が接続されている。このPCIバスコントローラ1
06は、PCIブリッジ104によってサポートされる
PCIバス131とPCIブリッジ105によってサポ
ートされるPCIバス132との間の、アービトレーシ
ョン(競合調停)やPCIバスプロトコルに対応した制御
を行うようになっている。
【0005】PCIバス131には、ディスプレイ装置
110を制御するためのディスプレイコントローラ10
7と、タッチパネル109を制御するためのタッチパネ
ルコントローラ108と、フレキシブルディスク装置や
ハードディスク装置等の補助記憶装置121を制御する
ためのFD・HDインターフェースコントローラ111
と、ホストコンピュータ(図示せず)との間でシリアル通
信やパラレル通信を制御するためのシリアル・パラレル
インターフェースコントローラ112と、ローカルエリ
アネットワーク等との間の通信を制御するためのネット
ワークインターフェースコントローラ113とが接続さ
れている。
【0006】PCIバス131にはまた、フレームメモ
リ116に対する画像データの書き込み・読み出し、ア
ドレスの生成やフレームメモリ116を構成するDRA
Mのリフレッシュ制御を行うためのDRAMコントロー
ラ114が接続されている。
【0007】一方、PCIバス132には、他のフレー
ムメモリ117に対する画像データの書き込み・読み出
し、アドレスの生成やフレームメモリ117を構成する
DRAMのリフレッシュ制御を行うためのDRAMコン
トローラ115と、DMA転送制御用のDMAコントロ
ーラ118と、図示しないSCSIバスとの接続制御を
行うSCSIインターフェース120とが接続されてい
る。
【0008】DRAMコントローラ114は、DMAコ
ントローラ118とビデオインターフェース119とに
接続され、同様に、DRAMコントローラ115もまた
DMAコントローラ118とビデオインターフェース1
19とに接続されている。そして、DMAコントローラ
118は、フレームメモリ116に展開された画像デー
タをDMA制御によりビデオインターフェース119に
直接転送したり、あるいは、フレームメモリ117に展
開された画像データをDMA制御によりビデオインター
フェース119に直接転送するようになっている。ビデ
オインターフェース119に転送された画像データは、
プリンタエンジン(図示せず)に出力されるようになって
いる。
【0009】次に、以上のような構成のディジタル複写
機の動作を説明する。なおここでは、複数の原稿から読
み取った複数ページ分の画像データを印刷出力するもの
とする。上位(ホスト)コンピュータからシリアル・パラ
レルインターフェースコントローラ112を介して入力
され、あるいはネットワーク(図示せず)からネットワー
クインターフェースコントローラ113を介して入力さ
れた文字コードや制御コマンドは、CPU101(又は
102)によって解読され、例えばフレームメモリ11
6上に画像データ(ビットデータ)として展開される。1
ページ分の画像データが展開されたところで、CPU1
01は、DMAコントローラ118を起動し、フレーム
メモリ117上の1ページ分の画像データをビデオイン
ターフェース119に転送する。これにより、その画像
データがプリンタエンジン(図示せず)に出力され、描画
(印刷)が行われる。
【0010】以上が主な内容であるが、この例において
は、画像データのスキャンを繰り返すような動作や、原
稿サイズ毎の画像処理の転送パスについては記述されて
いない。
【0011】また、ディジタルの画像データを転写紙に
画像として再生する装置、特にスキャナーから画像を読
み込んで転写紙に画像を再生する画像処理装置として、
図10ないし図22に示すものが知られている。
【0012】図10は、コピー、ファクシミリ、プリン
タ、スキャナーとしての機能を備えた複合の画像処理装
置(MFP)のシステム構成を示すブロック図である。
【0013】原稿を光学的に読み取る読み取りユニット
201は、原稿に対するランプ照射の反射光をミラー及
びレンズにより受光素子に集光する。受光素子(例え
ば、CCD)は、SBU(センサー・ボード・ユニッ
ト)202に搭載され、CCDに於いて電気信号に変換
された画像データはディジタル変換された後、SBU2
02から出力される。
【0014】SBU202から出力される画像データ
は、CDIC(圧縮/伸張及びデータインターフェース
制御部)203に入力される。機能デバイス及びデータ
バス間における画像データの伝送はCDIC203が全
て制御する。CDIC203は、画像データに関し、S
BU202、パラレルバス204、IPP(画像処理プ
ロッセサー)205間のデータ転送、全体制御を司るシ
ステムコントローラ206と画像データに対するプロセ
スコントローラ207間の通信を行う。
【0015】SBU202からの画像データはCDIC
203を経由してIPP205に転送され、光学系及び
ディジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナー
系の信号劣化とする)を補正し、再度CDIC203へ
出力される。
【0016】IPP205からCDIC203へ転送さ
れた画像データは、CDIC203からパラレルバス2
04を経由してIMAC(画像メモリアクセス制御部)
208に送られる。ここではシステムコントローラ20
6の制御に基づき画像データとMEM(コントローラ側
画像メモリ)209のアクセス制御、外部PC(パソコ
ン)のプリント用データの展開、メモリ有効活用のため
の画像データの圧縮/伸張を行う。
【0017】IMAC208へ送られた画像データは、
データ圧縮後MEM209へ蓄積し、蓄積された画像デ
ータを必要に応じて読み出す。読み出した画像データは
伸張し、本来の画像データに戻しIMAC208からパ
ラレルバス204経由でCDIC203へ戻される。
【0018】CDIC203からIPP205への転送
後は、画質処理及びVDC(ビデオデータ制御部)21
0でのパルス制御を行い、作像ユニット211に於いて
転写紙上に再生画像を形成する。
【0019】画像データの流れに於いて、パラレルバス
204及びCDIC203でのバス制御により、MFP
の機能を実現する。
【0020】ファクシミリ送信機能は、読み取った画像
データをIPP205にて画像処理を実施し、CDIC
203及びパラレルバス204を経由してFCU(ファ
クシミリ制御ユニット)212へ転送する。FCU21
2にて通信網へのデータ変換を行い、PN(公衆回線)
213へファクシミリデータとして送信する。
【0021】ファクシミリ受信は、PN213からの回
線データをFCU202にて画像データへ変換し、パラ
レルバス204及びCDIC203を経由してIPP2
05へ転送される。この場合特別な画質処理は行わず、
VDC210においてドット再配置及びパルス制御を行
い、作像ユニット211に於いて転写紙上に再生画像を
形成する。
【0022】複数ジョブ、例えばコピー機能、ファクシ
ミリ送受信機能、プリンター出力機能が並行に動作する
状況に於いて、読み取りユニット201、作像ユニット
211及びパラレルバス204使用権のジョブへの割り
振りをシステムコントローラ206及びプロセスコント
ローラ207にて制御する。
【0023】プロセスコントローラ207は画像データ
の流れを制御し、システムコントローラ206はシステ
ム全体を制御し、各リソースの起動を管理する。
【0024】MFPの機能選択はOpe.Pane(操作部)2
14にて選択入力し、コピー機能、ファクシミリ機能等
の処理内容を設定する。
【0025】システムコントローラ206とプロセスコ
ントローラ207とは、パラレルバス204、CDIC
203及びCPUバス215を介して相互に通信を行
う。CDIC203内に於いて、パラレルバス204と
CPUバス215とのデータインターフェースのための
データフォーマット変換を行う。
【0026】図11にIPP205のブロック構成の概
略を示す。読み取りユニット201で読み取られた画像
データはSBU202、CDIC203を介してIPP
205の入力I/F216からスキャナー画像処理部2
17へ伝達される。スキャナー画像処理部217は画像
データの劣化補正が目的で、シェーディング補正、スキ
ャナーγ補正、MTF補正等を行う。補正処理ではない
が、拡大/縮小の変倍処理も行う。
【0027】読み取られた画像データの補正処理終了
後、出力I/F217を介してCDIC203へ画像デ
ータを転送する。転写紙への出力はCDIC203から
の画像データを入力I/F219より受け、画質処理部
220に於いて面積階調処理を行う。画質処理後の画像
データは出力I/F221を介してVDC210へ出力
される。
【0028】面積階調処理は、濃度変換、ディザ処理、
誤差拡散処理等が有り、階調情報の面積近似を主な処理
とする。一旦スキャナー画像処理された画像データをメ
モリに蓄積しておけば、画質処理を変える事によって種
々の再生画像を確認することができる。例えば再生画像
の濃度を振ってみたり、ディザマトリクスの線数を変更
してみたりする事で、再生画像の雰囲気を変更できる。
この時処理を変更する度に画像を読み取りユニット20
1から読み込み直す必要はなく、MEM209から記憶
された画像データを読み出せば同一画像データに対し、
何度でも異なる処理を実施できる。
【0029】また、単体スキャナーの場合、スキャナー
画像処理と階調処理を合せて実施し、CDIC203へ
出力する。処理内容はプログラマブルに変更する。処理
の切り替え、処理手順の変更等はコマンド制御部222
に於いて管理する。
【0030】図12にCDIC203のブロック構成の
概略を示す。画像データ入出力制御部223はSBU2
02からの画像データを入力し、IPP205に対して
出力する。画像データ入力制御部224では、IPP2
05でスキャナー画像補正された画像データが入力され
る。入力データは、パラレルバス204での転送効率を
高めるためにデータ圧縮部225に於いてデータ圧縮が
行われ、パラレルデータI/F226を介してパラレル
バス204へ送信される。パラレルバス204からパラ
レルデータI/F226を介して入力される画像データ
は、バス転送のために圧縮されており、データ伸張部2
27で伸張される。伸張された画像データは画像データ
出力制御部228に於いてIPP205へ転送される。
【0031】CDIC203は、パラレルデータとシリ
アルデータとの変換機能を併せ持つ。システムコントロ
ーラ206は、パラレルバス204にデータを転送し、
プロセスコントローラ207はCPUバス(シリアルバ
ス)215にデータを転送する。2つのコントローラ2
06、207の通信のためにデータ変換を行う。シリア
ルデータI/F229は2系統有り、一方はプロセスコ
ントローラ207用であり、他方はIPP205用であ
る。
【0032】図13に、VDC210のブロック構成の
概略を示す。このVDC210では、入力される画像デ
ータに対し作像ユニット211の特性に応じて、エッジ
平滑処理部230によるドットの再配置処理、パルス制
御部231でのドット形成のための画像データのパルス
制御を行い、画像データは作像ユニット211を対象と
して出力される。また、画像データの変換とは別に、パ
ラレルデータとシリアルデータのフォーマット変換機能
を併せ持ち、VDC210単体でもシステムコントロー
ラ206とプロセスコントローラ207の通信に対応で
きる。
【0033】図14に、IMAC208のブロック構成
の概略を示す。パラレルデータI/F232に於いて、
パラレルバス204との画像データのインターフェース
を管理する。構成的にはMEM209への画像データの
記憶/読み出しと、主に外部PCから入力されるコード
データの画像データへの展開を制御する。
【0034】入力されたコードデータはラインバッファ
ー233において、ローカル領域でのデータの記憶を行
う。ラインバッファー233に記憶されたコードデータ
は、システムコントローラI/F234を介して入力さ
れたシステムコントローラ206からの展開処理命令に
基づき、ビデオ制御部235に於いて画像データに展開
される。展開された画像データ、もしくはパラレルデー
タI/F232を介してパラレルバス204から入力さ
れた画像データは、MEM209に記憶される。この場
合、データ変換部236に於いて記憶対象となる画像デ
ータを選択し、データ圧縮部237においてメモリ使用
効率を上げるためにデータ圧縮を行い、メモリアクセス
制御部238にてMEM209のアドレスを管理しなが
らMEM209に画像データを記憶する。
【0035】MEM209に記憶された画像データの読
み出しは、メモリアクセス制御部238にて読み出し先
アドレスを制御し、読み出された画像データをデータ伸
張部239にて伸張する。伸張された画像データをパラ
レルバス204へ転送する場合、パラレルデータI/F
232を介してデータ転送を行う。
【0036】図15に、FCU212のブロック構成の
概略を示す。FCU212は、画像データを通信形式に
変換してPN213に送信し、又、外部からのデータを
画像データに戻して外部I/F240及びパラレルバス
204を介して作像ユニット211において記録出力す
る。FCU212は、ファクシミリ画像処理部241、
画像メモリ242、メモリ制御部243、ファクシミリ
制御部244、画像圧縮伸張部245、モデム246及
び網制御装置247からなる。このうち、ファクシミリ
画像処理に関し、受信画像に対する二値スムージング処
理はVDC210のエッジ平滑処理部230において行
う。又、画像メモリに関しても、出力バッファ機能に関
してはIMAC208及びMEM209にその機能の一
部を移行する。
【0037】このように構成されたFCU212では、
画像データの伝送を開始するとき、ファクシミリ制御部
244がメモリ制御部243に指令し、画像メモリ24
2から蓄積している画像データを順次読み出させる。読
み出された画像データは、ファクシミリ画像処理部24
1によって元の信号に復元されるとともに、密度変換処
理及び変倍処理がなされ、ファクシミリ制御部244に
加えられる。ファクシミリ制御部244に加えられた画
像データは、画像圧縮伸張部245によって符号圧縮さ
れ、モデム246によって変調された後、網制御装置2
47を介して宛先へと送信される。送信が完了した画像
データは、画像メモリ242から削除される。
【0038】受信時には、受信した画像データは一旦画
像メモリ242に蓄積され、その時に受信した画像デー
タを記録出力可能であれば、1枚分の画像データの受信
を完了した時点で記録出力される。又、複写動作時に受
信を開始したときは、画像メモリ242の使用率が所定
値、例えば80%に達するまでは画像メモリ242に蓄
積し、画像メモリ242の使用率が80%に達した場合
には、その時に実行している書き込み動作を強制的に中
断し、受信画像を画像メモリ242から読み出し記録出
力させる。このとき画像メモリ242から読み出した受
信画像データは画像メモリ242から削除し、画像メモ
リ242の使用率が所定値、例えば10%まで低下した
時点で中断していた書き込み動作を再開させ、その書き
込み動作を全て終了した時点で、残りの受信画像データ
を記録出力させている。また、書き込み動作を中断した
後に、再開できるように中断時に於ける書き込み動作の
ための各種パラメータを内部的に退避させ、再開時に、
パラメータを内部的に復帰させる。
【0039】図10のMFPのシステムブロックの構成
図で、コピー実行時には前述したように、読み取りユニ
ット201にて読み取られた画像データは、SBU20
2、CDIC203、IPP205、CDIC203と
転送され、CDIC203からパラレルバス204及び
IMAC208を介してフレームメモリのMEM209
に蓄積される。そしてしかる後に、画像データはMEM
209からIMAC208及びパラレルバス204を介
してCDIC203に送られ、IPP205、VDC2
10、作像ユニット211に送られ転写画像を得る。
【0040】ここでコピー機能の一つであるユーザース
タンプの様子を図16に示す。図16(a)(c)は原
稿データで、図16(b)は通常、MFP機に予め登録
されている丸秘スタンプを印字した様子を示す。ユーザ
ーがよく使うスタンプ、例えば“丸秘”や“回収”、
“回覧”、“複製厳禁”、“至急”等は予めMFP機に
登録されており、ユーザーはこれらのスタンプを選択す
ることで原稿データにスタンプが印字されたコピーを得
ることができる。スタンプにはこれとは別に、ユーザー
特有のスタンプも印字することができる。
【0041】図16(d)は、ユーザー特有の“○○株
式会社”というスタンプを原稿データに印字した様子を
示す。このようにユーザー特有のスタンプはユーザース
タンプと呼ばれ、ユーザーがスタンプとして使いたい様
式を登録することで、以後汎用のスタンプと同様に使用
することができる。
【0042】通常、ユーザースタンプは図17に示すよ
うに、同じスタンプでも例えば大きさによって3種類登
録し、原稿の大きさやユーザーの目的によって使い分け
る。このユーザースタンプ画像を得る際には、コピー時
の原稿読み取りと同様に読み取りユニット201にユー
ザースタンプとして登録したい原稿データをセットし、
読み取る。スキャン時は例えば1インチに600ドット
の解像度の600dpiで読み取られるが、これを等倍
の場合は図17(b)のようなユーザースタンプ画像が
得られ、67%縮小した場合は図17(c)、33%縮
小した場合は図17(d)のようなユーザースタンプ画
像が得られる。
【0043】これらの従来例におけるユーザースタンプ
データの登録時のデータの流れを図18及び図19に示
す。原稿読み取りユニット201にセットされたユーザ
ースタンプ画像をスキャンとして読み取ると、読み取
られた画像データは、SBU202、CDIC203、
IPP205、CDIC203、IMAC208、ME
M209へと等倍のまま送られ、等倍のユーザースタン
プ画像を得る。次に、スキャンとして再度読み取りユ
ニット201にてスタンプ原稿を読み取り、同様のパス
にてMEM209に送られる。但し、この際には67%
縮小をIPP205あるいはCDIC203で行い、縮
小されたユーザースタンプ画像を得る。さらに、スキャ
ンとして、再度読み取りユニット201にてスタンプ
原稿を読み取り、同様のパスにてMEM209に送られ
る。この際には33%縮小をIPP205あるいはCD
IC203にて行い、さらに縮小されたユーザースタン
プ画像を得る。以上により、3種の大きさのユーザース
タンプ画像を登録できることになる。
【0044】次に集約コピーの様子を図20、図21に
示す。集約コピーとは、複数の原稿データを1枚の転写
紙にコピーするモードで、例えば図20のように読み取
りユニット201にA4サイズとA3サイズの原稿とが
混載してセットされた場合、例えば4枚の原稿を1枚に
集約する4イン1では、図21に示すように4枚の原稿
データをA3サイズ1枚に転写する必要があり、従って
各原稿をA5サイズに縮小する必要がある。
【0045】そこでそれぞれの原稿サイズを読み取りユ
ニット201にて検出し、原稿がA4サイズであればA
4からA5への縮小であるので71%で縮小し、原稿が
A3サイズであればA3からA5への縮小であるので5
0%の縮小を行う。このときに読み取りユニット201
にて原稿サイズを検知する必要があるが、全ての原稿が
同じサイズであれば、原稿を読み取りユニット201に
セットした際に、光センサーなどによりサイズを検知す
ることができる。しかしながら上述のサイズ混載の原稿
では、原稿に含まれる最も大きな原稿のサイズしか検知
できない。サイズが検知できないと変倍率を決定できな
いので、原稿を機械的に送り、紙の後端を検知してサイ
ズを知るような機構が必要で、サイズを検知してから原
稿の読み取りを開始することになる。
【0046】次に、画像データからの画像切り取りの様
子を図22に示す。例えば画像データが図22(a)の
場合で、“B”の文字領域だけ切り取り、拡大してコピ
ー画像を得たい場合、現状では、ユーザーが切り取りた
い領域の原点を読み取りユニット201の原点の位置に
合わせ、読み込むようにしている。この場合原点の位置
がずれてしまうとコピー画像もずれてしまい、精度が出
ないという問題がある。また、切取領域の原点を読み取
りユニット201の原点に合わせる操作は煩雑である。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】図10ないし図22に
おいて説明したMFPによれば、ユーザースタンプの登
録時に、例えば変倍率の異なる複数種類のユーザースタ
ンプ画像を得る場合には、図18及び図19に示したよ
うに、同じスタンプ原稿に対してそれぞれの変倍率毎に
読み取りユニット201にてスキャンする必要があり、
スキャン回数が多くなり、機械的な磨耗等の損傷が進む
と共に、ユーザー側からみても動作に無駄があって煩雑
である。
【0048】また、異なるサイズの原稿が混載されてい
るときでも集約コピーを行えるようにするため、画像の
読み取りに先立って原稿を機械的に送り、紙の後端を検
知して原稿のサイズを知るような機構を設けた場合に
は、読み取りユニット201の機構が複雑になり、読み
取りユニット201自体も大きくなり、省スペース化で
きず、コストも割高となってしまう。また、サイズ検知
のための原稿送りと、画像読み取りのための原稿送りと
を行うため、集約コピーの作業時間が長くなる。
【0049】また、画像データ中からその一部の切り取
りを行う場合には、切り取りたい領域の原点を読み取り
ユニット201の原点位置に合わせる必要があり、この
原点合わせが不正確であると、切り取りを精度良く行う
ことができない。
【0050】本発明の目的は、ユーザースタンプの登録
時に、例えば変倍率の異なる複数種類のユーザースタン
プ画像を得る場合に、それぞれの変倍率毎に読み取りユ
ニットにてスキャンする必要をなくし、ユーザースタン
プの登録を手間をかけずに行えるようにすることであ
る。
【0051】本発明の別の目的は、集約コピー時に読み
取りユニットにて原稿サイズを検出する際に、読み取り
と同時に変倍率を決定することを省き、原稿データ読み
取り初期に原稿サイズを検出する必要を省き、これによ
り、読み取りユニット自体を小型化して低コスト化を図
り、また読み取り速度が低下することを防ぐことであ
る。
【0052】本発明の別の目的は、画像データ中から任
意の矩形領域を切り取る際に、切り取る領域の原点を読
み取りユニットの原点に合わせる必要をなくし、読み取
りユニットへの通常の原稿セットにて切り取り処理を可
能とし、さらに切り取りを精度良く行えるようにするこ
とである。
【0053】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
必要な画像処理が施された画像データを記憶する画像メ
モリを有し、前記画像メモリに記憶された画像データを
呼び出して画像処理を行う画像処理装置において、原稿
の画像を読み取る読み取りユニットと、前記読み取りユ
ニットで読み取った画像データを一時的に記憶する画像
データ一時記憶手段と、前記画像データ一時記憶手段に
一時的に記憶された画像データを必要に応じて呼び出し
て任意の倍率のユーザースタンプ画像データを作成する
手段と、作成したユーザースタンプ画像データを前記画
像メモリに記憶させる手段と、を有する。
【0054】したがって、倍率の異なる複数のユーザー
スタンプ画像データを作成する場合に、ユーザースタン
プ画像の読み取りを一回で済ませることができる。
【0055】請求項2記載の発明は、必要な画像処理が
施された画像データを記憶する画像メモリを有し、前記
画像メモリに記憶された画像データを呼び出して画像形
成を行う画像処理装置において、原稿の画像を読み取る
読み取りユニットと、前記読み取りユニットで読み取っ
た画像データを一時的に記憶する画像データ一時記憶手
段と、前記読み取りユニットで画像読み取りが行われた
原稿のサイズを検出する手段と、画像形成が行われる転
写紙のサイズと検出された原稿のサイズとから集約コピ
ーを行う際の各原稿の画像データの変倍率を求める手段
と、求めた変倍率で作成した各原稿の画像データを前記
画像メモリに記憶させる手段と、を有する。
【0056】したがって、複数の原稿を読み取って集約
コピーを行う場合に、原稿の画像を読み取り、ついで、
その原稿のサイズを検知した後に、集約コピーを行うた
めに必要な変倍率を求めることができる。このため、原
稿のサイズ検知を原稿の読み取り初期に行う必要がなく
なり、読み取りユニットで原稿のサイズ検知のための複
雑な機構を省くことができ、小型で低コストの読み取り
ユニットを実現できる。また、異なるサイズの原稿が読
み取りユニットに混載してセットされた場合も原稿サイ
ズごとに変倍率を決定し、集約コピーをスムーズに行う
ことができる。
【0057】請求項3記載の発明は、必要な画像処理が
施された画像データを記憶する画像メモリを有し、前記
画像メモリに記憶された画像データを呼び出して画像形
成を行う画像処理装置において、原稿の画像を読み取る
読み取りユニットと、前記読み取りユニットで読み取っ
た画像データを一時的に記憶する画像データ一時記憶手
段と、前記画像データ一時記憶手段から呼び出した画像
データから画像の切り出し位置と変倍率とに応じて画像
の先端ラインと先端画素との少なくとも一方を削除する
手段と、先端ラインと先端画素との少なくとも一方を削
除した画像データを前記画像メモリに記憶させる手段
と、を有する。
【0058】したがって、画像データ中から任意の矩形
領域を切り取る際に、切り取る領域の原点を読み取りユ
ニットの原点に合わせる必要をなくし、読み取りユニッ
トへの通常の原稿セットにて切り取り処理を可能とし、
さらに切り取りを精度良く行えるようになる。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1ない
し図8に基づいて説明する。なお、図10ないし図22
において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説
明も省略する。
【0060】本実施の形態のMFPは図10に示したM
FPと基本的構造は同じであり、読み取りユニット20
1、SBU202、CDIC203a、IPP205、
VDC210、作像ユニット211で構成されるエンジ
ン側に、画像メモリであるコントロール側MEM209
とは別個に、画像データ一時記憶手段であるエンジン側
MEM1を設けたことである。このエンジン側MEM1
は、読み取りユニット201で読み取った画像データを
一時的に記憶する。
【0061】図2は、CDIC203aのブロック構成
の概略であり、基本的構成は図12に示したCDIC2
03と同じあるが、異なる点は、エンジン側MEM1へ
のメモリ出力制御部2とエンジン側MEM1からのメモ
リ入力制御部3を追加し、メモリ入力制御部3からIP
P205への画像データ出力制御部4との間に、画像切
り取り時に画像先端ライン及び先端画素を削除する手段
である削除ブロック5を追加している。さらに、IPP
205からの画像データ入力制御部224と画像データ
圧縮部225との間に変倍ブロック6を追加し、画像デ
ータの拡大や縮小の変倍を可能にしている。
【0062】ここで、ユーザースタンプデータの登録時
のデータの流れを図3及び図4に示す。まずユーザース
タンプ原稿を読み取りユニット201にセットし、原稿
を読み取り、SBU202、CDIC203aに送り、
一旦エンジン側MEM1に記憶させる。そして、例えば
前述の図17に示すような100%、67%、33%の
3種のユーザースタンプを登録したい場合、まずエンジ
ン側メモリMEM1からユーザースタンプ画像を読み出
し、IPP205にて画像処理を行った後、等倍でコン
トローラ側MEM209に蓄積する。これにより、任意
の倍率(100%)のユーザースタンプ画像データを作
成する手段と、作成したユーザースタンプ画像を画像メ
モリ(コントローラ側MEM209)に記憶させる手段
とが実行される。次に再度エンジン側MEM1からユー
ザースタンプ画像を読み出し、IPP205にて画像処
理後、CDIC203a内の変倍ブロック6にて67%
の縮小処理を行い、その後コントローラ側MEM209
に蓄積する。これにより、任意の倍率(67%)のユー
ザースタンプ画像データを作成する手段と、作成したユ
ーザースタンプ画像を画像メモリ(コントローラ側ME
M209)に記憶させる手段とが実行される。さらに再
度エンジン側MEM1からユーザースタンプ画像を読み
出し、IPP205にて画像処理後、CDIC203a
内の変倍ブロック6にて33%の縮小処理を行い、その
後コントローラ側MEM209に蓄積する。これによ
り、任意の倍率(33%)のユーザースタンプ画像デー
タを作成する手段と、作成したユーザースタンプ画像を
画像メモリ(コントローラ側MEM209)に記憶させ
る手段とが実行される。以上により、読み取りユニット
201では一回のスキャンだけで、所望する3種類の変
倍率のユーザースタンプ画像データを得ることができ
る。これにより、読み取りユニット201でのスキャン
回数を減らすことができるため、機械的な磨耗等の損傷
を減らすことができる。また、3回スキャンするのでは
なく、1回のスキャンのみで3種類のユーザースタンプ
画像データを得ることができるため、ユーザースタンプ
登録を見た目上、シンプルな動作で実行することができ
る。
【0063】次に、前述の図20及び図21で説明した
集約コピーの動作について述べる。前述したように、読
み取りユニット201にさまざまな原稿サイズがセット
されたサイズ混載時の集約コピーでは、原稿サイズを検
知し、検知した原稿サイズごとに縮小率を決定して変倍
する必要がある。
【0064】図5では、サイズが異なる原稿が混載して
セットされた状態における変倍の様子を示している。前
述した図20のように、サイズの異なる原稿が読み取り
ユニット201にセットされた場合、光センサー等の機
構では最も大きな原稿サイズが何であるかしか検知でき
ず、各々の原稿サイズを知ることはできない。これらの
原稿サイズが検知できるのは、読み取りユニット201
にて原稿の画像を読み出し、原稿を送り出して、原稿後
端を検知したときであり、ここに、原稿のサイズを検出
する手段が実行される。そのとき、それまでに読み取ら
れた原稿データはエンジン側MEM1に一旦記憶され
る。そして、原稿後端を検知し、原稿サイズが判明した
時点で、読み取りユニット201からプロセスコントロ
ーラ207に検知した原稿サイズを送信する。プロセス
コントローラ207は、原稿サイズを受信したら、転写
紙サイズに応じて原稿の画像データの縮小率を決定し、
画像処理内容と共にCDIC203aにその情報を送
る。ここに、画像形成が行われる転写紙のサイズと検出
された原稿のサイズとから集約コピーを行う際の各原稿
の画像データの変倍率を求める手段が実行される。その
後、エンジン側MEM1から画像データを読み出してプ
ロセスコントローラ207への画像データの送信をスタ
ートする。これにより、IPP205及びCDIC20
3aにて指定された縮小率で画像処理と変倍とが行わ
れ、所望の集約画像を得ることができる。求めた変倍率
で作成された各原稿の画像データはコントローラ側ME
M209に送信され、ここに、画像データを画像メモリ
(コントローラ側MEM209)に記憶させる手段とが
実行される。
【0065】図6に、画像切り出しの様子を示す。例え
ば図6(a)の原稿画像から文字“B”の画像領域を切
り出す場合、図中に示すように、副走査ライン方向で切
り出す領域までの先端ラインを削除し、さらに主走査方
向で切り出す領域までの先端画素を削除する。これらの
削除は、読み取りユニット201の表示部(図示せず)
に表示された画像上で切り出し点を指示し、及び、変倍
率を指示することにより行われる。また、これらの削除
は、図2のCDIC203aの内部構成で、変倍ブロッ
ク6の前までに終える必要がある。その理由としては、
例えば主走査先端画素の削除を行わないと不要な先端画
素も拡大等の変倍処理されることになり、例えば、図8
に示す圧縮時に使用するラインFIFOの容量を超えて
しまい、所望する画像領域を保持できないからである。
先端ラインと先端画素とが削除された画像データはコン
トローラ側MEM209に送信され、ここに、画像デー
タを画像メモリ(コントローラ側MEM209)に記憶
させる手段とが実行される。
【0066】図8は、図2で示すCDIC203aの内
部構成で、変倍ブロック6の後段に位置するデータ圧縮
の様子を示したものである。ここでの圧縮例は、図7に
示すような4×4画素の領域毎に圧縮を繰り返す方式
で、1画素8ビットとして、4×4の計128ビット
(=4×4×8ビット)を4分の1の32ビットに圧縮
する。図8のラインFIFO1は4×4画素領域の1ラ
イン目の画像データを記憶するもので、A4サイズで1
ライン分(297mm)として、600dpiで約8K
画素で、1画素1バイトであることから約8Kバイトの
容量を持つ。ラインFIFO2は4×4画像領域の2ラ
イン目のラインデータを保持し、ラインFIFO3は3
ライン目の画像を記憶する。
【0067】そして、図8(b)のタイミング図に示す
ように、4ライン目の入力と同時に1から3ライン目の
画像をラインFIFOから読み出し、これを圧縮器に入
力することで圧縮後のデータを得ることができる。これ
らのラインFIFOは、A4サイズで1ライン分の29
7mm分の画素しか記憶できず、前述した画像切り取り
で、不要な先端画素まで拡大するとその画像データまで
ラインFIFOに記憶されることになり、このラインF
IFOの容量を越えてしまい、拡大された切り取り画像
を得ることができなくなる。
【0068】そこで、図2のCDIC203aの内部構
成図に示すように、エンジン側MEM1から読み出す画
像パスに先端ラインと先端画素の削除ブロック5を設
け、図6に示すような画像切り出しの場合に、不要とな
る先端ラインと先端画素の削除を行い、これ以後の画像
パスには必要な画像データのみを送るようにする。この
先端画素削除で、前述のラインFIFOで画素データが
ラインFIFOの容量を越えてしまうことを防ぎ、先端
ライン削除で不要なラインデータの処理を省き、無駄な
時間をなくすことができる。また、ラインFIFOの容
量を必要最小限に抑えることができ、回路の増加を防ぐ
ことができる。
【0069】以上により、画像切り出しを無駄なく高速
に行え、所望する画像データを得ることができる。ま
た、必要な画像領域を座標で指定できるので、切り出し
領域を正確に指定でき、ユーザーの意図した領域を精度
良く切り出すことが可能となる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、倍率の異
なる複数のユーザースタンプ画像データを作成する場合
に、ユーザースタンプ画像の読み取りを一回で済ませる
ことができる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、複数の原稿
を読み取って集約コピーを行う場合に、原稿の画像を読
み取り、ついで、その原稿のサイズを検知した後に、集
約コピーを行うために必要な変倍率を求めることができ
るので、原稿のサイズ検知を原稿の読み取り初期に行う
必要がなくなり、読み取りユニットで原稿のサイズ検知
のための複雑な機構を省くことができ、小型で低コスト
の読み取りユニットを実現できる。また、異なるサイズ
の原稿が読み取りユニットに混載してセットされた場合
も原稿サイズごとに変倍率を決定し、集約コピーをスム
ーズに行うことができる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、画像データ
中から任意の矩形領域を切り取る際に、切り取る領域の
原点を読み取りユニットの原点に合わせる必要をなく
し、読み取りユニットへの通常の原稿セットにて切り取
り処理を可能とし、さらに切り取りを精度良く行えるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるコピー、ファクシ
ミリ、プリンタ、スキャナーとしての機能を備えた複合
の画像処理装置(MFP)のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】CDICの概略構成を示すブロック図である。
【図3】ユーザースタンプデータの登録時のデータの流
れを説明する説明図である。
【図4】ユーザースタンプデータの登録時のデータの流
れを説明する説明図である。
【図5】集約コピー時のデータの流れを説明する説明図
である。
【図6】画像データからの画像切り取りについて説明す
る説明図である。
【図7】画像の圧縮について説明する説明図である。
【図8】画像の圧縮について説明する説明図である。
【図9】従来例のディジタル複写機のシステム構成を示
すブロック図である。
【図10】コピー、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ
ーとしての機能を備えた複合の画像処理装置(MFP)
のシステム構成を示すブロック図である。
【図11】IPPの概略構成を示すブロックである。
【図12】CDICの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図13】VDCの概略構成を示すブロック図である。
【図14】IMACの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図15】FCUの概略構成を示すブロック図である。
【図16】コピー機能の一つであるユーザースタンプの
様子を示す説明図である。
【図17】サイズの異なるユーザースタンプを示す説明
図である。
【図18】サイズの異なるユーザースタンプデータの登
録時のデータの流れを説明する説明図である。
【図19】サイズの異なるユーザースタンプデータの登
録時のデータの流れを説明する説明図である。
【図20】集約コピーの様子を説明する説明図である。
【図21】集約コピーの様子を説明する説明図である。
【図22】画像データからの画像切り取りについて説明
する説明図である。
【符号の説明】
1 画像データ一時記憶手段 201 読み取りユニット 209 画像メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要な画像処理が施された画像データを
    記憶する画像メモリを有し、前記画像メモリに記憶され
    た画像データを呼び出して画像処理を行う画像処理装置
    において、 原稿の画像を読み取る読み取りユニットと、 前記読み取りユニットで読み取った画像データを一時的
    に記憶する画像データ一時記憶手段と、 前記画像データ一時記憶手段に一時的に記憶された画像
    データを必要に応じて呼び出して任意の倍率のユーザー
    スタンプ画像データを作成する手段と、 作成したユーザースタンプ画像データを前記画像メモリ
    に記憶させる手段と、を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 必要な画像処理が施された画像データを
    記憶する画像メモリを有し、前記画像メモリに記憶され
    た画像データを呼び出して画像形成を行う画像処理装置
    において、 原稿の画像を読み取る読み取りユニットと、 前記読み取りユニットで読み取った画像データを一時的
    に記憶する画像データ一時記憶手段と、 前記読み取りユニットで画像読み取りが行われた原稿の
    サイズを検出する手段と、 画像形成が行われる転写紙のサイズと検出された原稿の
    サイズとから集約コピーを行う際の各原稿の画像データ
    の変倍率を求める手段と、 求めた変倍率で作成した各原稿の画像データを前記画像
    メモリに記憶させる手段と、を有することを特徴とする
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 必要な画像処理が施された画像データを
    記憶する画像メモリを有し、前記画像メモリに記憶され
    た画像データを呼び出して画像形成を行う画像処理装置
    において、 原稿の画像を読み取る読み取りユニットと、 前記読み取りユニットで読み取った画像データを一時的
    に記憶する画像データ一時記憶手段と、 前記画像データ一時記憶手段から呼び出した画像データ
    から画像の切り出し位置と変倍率とに応じて画像の先端
    ラインと先端画素との少なくとも一方を削除する手段
    と、 先端ラインと先端画素との少なくとも一方を削除した画
    像データを前記画像メモリに記憶させる手段と、を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007172502A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Seiko Epson Corp 印刷データ生成装置、印刷データ生成方法及びプログラム
US10178273B2 (en) 2016-12-22 2019-01-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Image data conversion based on actual size

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