JPH0762908A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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JPH0762908A
JPH0762908A JP21284393A JP21284393A JPH0762908A JP H0762908 A JPH0762908 A JP H0762908A JP 21284393 A JP21284393 A JP 21284393A JP 21284393 A JP21284393 A JP 21284393A JP H0762908 A JPH0762908 A JP H0762908A
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pallet
rotating body
sprocket
vertical
vertical movement
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Shinichi Yamabe
真一 山辺
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】上下2段に設けられているパレットを別々に上
下動させる昇降構造を小さく簡単にする。 【構成】パレット昇降手段13とスプロケット上下動手
段21とを2個ずつ設ける。パレット昇降手段13は、
スプロケットに巻き掛けられた吊持用チェーン17の一
方の垂直部分19Aが第1パレットP1を吊持し他方の
垂直部分19Bが第2パレットP2を吊持するように構
成する。スプロケット上下動手段21は、2個のパレッ
ト昇降手段13のスプロケット15を同時に同方向へ上
下動させる単一の駆動手段を有する。上段スペースS1
に第1移動阻止手段41を設け、第1パレットP1の上
下動を阻止する。下段スペースに第2移動阻止手段43
を設け、第2パレットP2の上下動を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車装置に係り、とく
に上下2段に設けられているパレットを別々に上下動さ
せる昇降構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車装置としては、実公昭55−146
82号公報に開示されているような駐車装置が知られて
いる。上記公報の第1図および第2図に示されているよ
うに、該駐車装置は、上下方向に3つのスペースが積み
重ねられてなるスペース群が第1図の左右方向に3つ並
設されている。該3つのスペース群のうちの上段スペー
スと下段スペースとには車両搭載用の上段パレット9と
下段パレット22とがそれぞれ配置されており、中段ス
ペースは車両の入出庫空間とされている。
【0003】3つのスペース群の3つの中段スペースの
うち、2つの中段スペースには左右方向へ移動可能な2
個の横行用のパレットが配置されている一方、残りの1
つの中段スペースはパレットが配置されていない空スペ
ースとされている。横行用のパレットを移動させること
によって3つの中段スペースのいずれかに空スペースを
配置し、上段パレット9および下段パレット22を中段
スペースに移送できるようにしている。
【0004】各スペース群には、上段パレット9および
下段パレット22を別々に上下動させる昇降構造とし
て、左右一対の昇降手段が設けられている。各昇降手段
は、上記公報の第2図に示されているように、チェーン
31の一端が地上床1aの前部突出部1bに固定され、
下方へ延びて下段パレット22に設けられたガイドスプ
ロケット38に巻き掛けられた後上方へ延び、梁8に固
定されたガイドスプロケット39に巻き掛けられて下方
へ延び、上段パレット9に設けられたガイドスプロケッ
ト40と梁8に固定されたガイドスプロケット41とに
順に巻き掛けられた後、該梁8のガイドスプロケット4
1から左方へ伸び、回動軸10によって回転する小スプ
ロケット12に巻き掛けられられて下方へ延び、カウン
タウェイト36に固定されたスプロケット37に巻き掛
けられた後上方へ延び、他端が梁8の延長部8bに固定
されている。回動軸10は、モータ13、大スプロケッ
ト12等からなる駆動手段によって回転駆動されてい
る。上段パレット9は左右一対の昇降手段のガイドスプ
ロケット40によってチェーン31に吊持されて上下動
させられる一方、下段パレット22は左右一対の昇降手
段のガイドスプロケット38によって吊持されて上下動
させられる。
【0005】また、上段スペースおよび下段スペースに
は、パレット保持用のロック装置16,29がそれぞれ
設けられている。ロック装置16は上段パレット9を上
段スペースに上下動不能に保持し、ロック装置29は下
段パレット22を下段スペースに上下動不能に保持して
いる。
【0006】上段パレット9を上段スペースから中段ス
ペースに移送する場合、下段パレット22の上下動を阻
止してする一方上段パレット9だけを上下動可能にし、
昇降手段を作動させる。下段パレット22を下段スペー
スから中段スペースに移送する場合、上段パレット9の
上下動を阻止する一方下段パレット22だけを上下動可
能にしておき、昇降手段を作動させる。2個のロック装
置16,29のいずれか一方を作動させることによっ
て、1台のモータ13で上段パレット9および下段パレ
ット22を別々に上下動させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の第2図に示
されているように、上記駐車装置の昇降手段は、チェー
ン31が上段パレット9および下段パレット22を吊持
してからチェーン31を回転駆動するための小スプロケ
ット11に巻き掛けられるまでの間に4個のガイドスプ
ロケット38,39,40,41が必要である。このよ
うに多くのガイドスプロケットを必要とすることから、
昇降構造を小さく簡単にすることは困難であった。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であって、上下2段に設けられているパレットを別々に
上下動させる昇降構造を小さく簡単にすることを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、第1パレットと第2パレッ
トとを上下の異なる高さに配置しておく一方回転体に吊
持用可撓部材を巻き掛けたパレット昇降手段を設け、吊
持用可撓部材における回転体から垂下する垂直部分の一
方が第1パレットを吊持し他方が第2パレットを吊持す
るようにし、回転体を回転体駆動手段によって上下動さ
せるものである。
【0010】具体的に、請求項1に係る発明が講じた解
決手段は、駐車装置が、上下動可能に設けられ車両を載
せる第1パレットと、該第1パレットの下方に上下動可
能に設けられ車両を載せる第2パレットと、上下動可能
且つ回転軸の回りに回転可能に設けられた回転体と、該
回転体の外周の上側部分に巻き掛けられており該回転体
の両側から垂下する垂直部分の一方が上記第1パレット
を吊持し他方が上記第2パレットを吊持する吊持用可撓
部材とを有するパレット昇降手段と、駆動手段を有し、
該駆動手段の作動によって上記パレット昇降手段の回転
体を上下動させる回転体上下動手段と、上記パレット昇
降手段の回転体が第2パレットを上下動させる際に上記
第1パレットの上下動を阻止する第1移動阻止手段と、
上記パレット昇降手段の回転体が第1パレットを上下動
させる際に上記第2パレットの上下動を阻止する第2移
動阻止手段とを備えた構成とする。
【0011】また、請求項2に係る発明は、パレット昇
降手段の回転体を上下動させる上で、該回転体の上方に
おいて該回転体と一体に上下動用回転体を設け、該上下
動用回転体を上下動用可撓部材で上下動させるものであ
る。
【0012】具体的には、請求項2に係る発明が講じた
手段は、請求項1記載の駐車装置において、上記回転体
上下動手段は、上記パレット昇降手段の回転体の上方に
おいて該回転体と一体に上下動可能に設けられ且つ該回
転体とは別個に回転軸回りに回転可能な上下動用回転体
と、該上下動用回転体に巻き掛けられており且つ上記駆
動手段の作動により上下方向へ移動して上記上下動用回
転体を上下動させる上下動用可撓部材とを有する構成と
する。
【0013】また、請求項3に係る発明は請求項2に係
る発明について、請求項4に係る発明は請求項1に係る
発明についてそれぞれ、複数のパレット昇降手段と複数
の回転体上下動手段とを設けて、複数の回転体上下動手
段の駆動手段を単一の手段により構成するものである。
【0014】具体的に、請求項3に係る発明が講じた手
段は、請求項2記載の駐車装置において、複数の上記パ
レット昇降手段と該複数のパレット昇降手段のそれぞれ
に対応して設けられた複数の上記回転体上下動手段とを
備えていると共に、該複数の回転体上下動手段の上記駆
動手段は当該複数の回転体上下動手段の上記上下動用可
撓部材のすべてを同時に上下の同一方向へ移動させる単
一の手段からなる構成とする。
【0015】請求項4に係る発明が講じた手段は、請求
項1記載の駐車装置において、複数の上記パレット昇降
手段と該複数のパレット昇降手段のそれぞれに対応する
複数の上記回転体上下動手段とを備えていると共に、該
複数の回転体上下動手段の上記駆動手段は当該複数の回
転体上下動手段が同時に上下の同一方向へ移動するよう
に作動する単一の手段からなる構成とする。
【0016】また、請求項5に係る発明は、請求項1〜
4に係る発明について、回転体上下動手段の駆動手段の
配置位置を特定するものである。
【0017】具体的に、請求項5に係る発明が講じた手
段は、請求項1〜4のいずれかの1記載の駐車装置にお
いて、上記回転体上下動手段の上記駆動手段は、上記第
1パレットおよび上記第2パレットが上下動する昇降空
間の上方または搭載車両の車両幅方向の外方に設けられ
た構成とする。
【0018】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
第1パレットと第2パレットとは上下の異なる高さに位
置する。一方、回転体と該回転体に巻き掛けられた吊持
用可撓部材とを有するパレット昇降手段が設けられてお
り、吊持用可撓部材における回転体の両側から垂下する
垂直部分の一方が第1パレットを吊持し他方が第2パレ
ットを吊持している。パレット昇降手段の回転体は回転
上下動手段によって上下動する。
【0019】第1パレットだけを上下動させる場合、第
2移動阻止手段が第2パレットの上下動を阻止するの
で、パレット昇降手段の回転体を上下動させると、第1
パレットだけが上下動する。第2パレットだけを上下動
させる場合、第1移動阻止手段が第1パレットの上下動
を阻止するので、パレット昇降手段の回転体を上下動さ
せると、第2パレットだけが上下動する。
【0020】また、請求項2に係る発明において、回転
体上下動手段は、パレット昇降手段の回転体と一体に上
下動用回転体が設けられており、上下動用可撓部材が上
下動用回転体を上下動させることによって回転体を上下
動させるようにされている。したがって、上下動用可撓
部材の下端を回転体に接続しておいて該上下動用可撓部
材によって直接回転体を上下動させる場合に比べて、回
転体を同じ距離だけ上下動させるのに上下動用可撓部材
の移動量は2倍必要であることから、上下動用可撓部材
の移動速度が同じであれば回転体の上下動の速度は減少
する。
【0021】また、請求項3に係る発明では、請求項2
に係る発明の駐車装置において、複数のパレット昇降手
段と複数の回転体上下動手段とを備えており、第1パレ
ットおよび第2パレットは複数箇所でそれぞれ吊持され
る。そして、複数の回転体上下動手段の駆動手段は当該
複数の回転体上下動手段の上下動用可撓部材のすべてを
同時に上下の同一方向へ移動させる単一の手段から構成
されているので、パレットの昇降構造は小さく簡単にな
る。
【0022】一方、請求項4に係る発明では、請求項1
に係る発明の駐車装置において、複数のパレット昇降手
段と複数の回転体上下動手段とを備えており、第1パレ
ットおよび第2パレットは複数箇所でそれぞれ吊持され
る。そして、複数の回転体上下動手段の駆動手段は当該
複数の回転体上下動手段が同時に上下の同一方向へ移動
するように作動する単一の手段から構成されているの
で、パレットの昇降構造は小さく簡単になる。
【0023】また、請求項5に係る発明において、回転
体上下動手段の駆動手段は、第1パレットおよび第2パ
レットが上下動する昇降空間の上方または搭載車両の車
両幅方向の外方に設けられているので、昇降空間の車両
前後方向の外方に駆動手段を配置する場合に比べて、駐
車装置の車両前後方向の長さは小さくなる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の第1実施例に係る駐車装置を示す。
図1において、車両Wは駐車装置1に対して左右方向か
ら入出庫しており、左右方向を車両前後方向と呼び、左
を前、右を後と呼ぶ。
【0025】駐車装置1は、多数の柱3と多数の梁5と
からなる鉄骨構造体Uを備え、該鉄骨構造体Uは基礎ピ
ット7内に設置されて一部が基礎ピット7から上方に突
出している。駐車装置1には上下方向に車両3台分のス
ペースS1,S2,S3が積み重ねられてなるスペース
群Gが設けられており、該車両3台分のスペースS1,
S2,S3のうちの下段スペースS3は基礎ピット7内
に設けられ、中段スペースS2は基礎ピット7の上面上
に設けられている。
【0026】上段スペースS1には車両Wを載せる第1
パレットP1が上下動可能に設けられ、下段スペースS
3には車両Wを載せる第2パレットP2が上下動可能に
設けられている一方、中段スペースS2は車両Wが入出
庫する入出庫空間とされている。第1パレットP1は上
段スペースS1と中段スペースS2との間を上下動し、
上段スペースS1に停止して車両Wを駐車させる。一
方、第2パレットP2は下段スペースS3と中段スペー
スS2との間を上下動し、下段スペースS3に停止して
車両Wを駐車させる。
【0027】図示しないが、車両幅方向に上記スペース
群Gが複数並設されている。複数のスペース群Gの中段
スペースS2のうちの1つはパレットが配置されていな
い空スペースとされている一方、残りの中段スペースS
2には車両幅方向へ移動可能な2個の横行用のパレット
が配置されている。これにより、複数のスペース群Gの
中段スペースS2に車両Wを駐車できるようにすると共
に、横行用のパレットを移動させることによって第1パ
レットP1および第2パレットP2を中段スペースS2
に移送できるようにしている。
【0028】図2に示すように、第1パレットP1のパ
レット本体9の後部の車両幅方向の両側には、後方へ向
かって突出する2個の突出部材11が設けられている。
また、第2パレットP2のパレット本体9の後部の車両
幅方向の両側にも、後方へ向かって突出する2個の突出
部材11が設けられている。
【0029】各スペース群Gには、第1パレットP1お
よび第2パレットP2を別々に上下動させる昇降構造が
設けられている。以下、駐車装置1の昇降構造について
説明する。
【0030】スペース群G内における第1パレットP1
および第2パレットP2が上下動する昇降空間Aの後方
に、2個のパレット昇降手段13が設けられている。各
パレット昇降手段13は、上下動可能且つ回転軸15a
の回りに回転可能に設けられた回転体としてのスプロケ
ット15と、該スプロケット15の外周の上側部分に巻
き掛けられた吊持用可撓部材として吊持用チェーン17
とを備えている。各パレット昇降手段13の吊持用チェ
ーン17は、スプロケット15の両側から垂下する2つ
の垂直部分のうちの一方の垂直部分19Aが第1パレッ
トP1の対応する突出部材11に連結されて第1パレッ
トP1を吊持し、他方の垂直部分19Bが第2パレット
P2の対応する突出部材11に連結されて第2パレット
P2を吊持している。
【0031】上記昇降空間Aの後方には、上記2個のパ
レット昇降手段13のそれぞれに対応して2個の回転体
上下動手段としてのスプロケット上下動手段21が設け
られている。各スプロケット上下動手段21は、駆動手
段23を有しており、該駆動手段23の作動によってパ
レット昇降手段13のスプロケット15を上下動させる
ように構成されている。
【0032】具体的に、スプロケット上下動手段21
は、車両幅方向に延びるように設けられた回転支持軸2
5と、該回転支持軸25に固定された固定スプロケット
27と、該固定スプロケット27の上側部分に巻き掛け
られた上下動用可撓部材としての上下動用チェーン29
とを備えている。該上下動用チェーン29のうち、回転
支持軸25の両側から垂下する2つの垂直部分のうちの
一方の垂直部分31Aは上記パレット昇降手段13のス
プロケット15を吊持する一方、他方の垂直部分31B
はバランスウェイト33を吊持している。
【0033】上記駆動手段23は、昇降空間Aの後方に
配置されており、回転支持軸25を回転させることによ
って2個のスプロケット上下動手段21の上下動用チェ
ーン29の双方を同時に上下の同一方向へ移動させるよ
うに作動する単一の手段からなる。具体的に、駆動手段
23は、一対のスプロケット35,35と無端チェーン
37とからなり回転支持軸25を回転させるチェーン伝
動手段39と、該チェーン伝動手段39を回転駆動する
ブレーキ付きの図示しない駆動モータと、チェーン伝動
手段39と駆動モータとの間に介設された図示しない減
速機とを備えている。
【0034】図2に示すように、上段スペースS1に
は、パレット昇降手段13のスプロケット15が第2パ
レットP2を上下動させる際に第1パレットP1の上下
動を阻止する第1移動阻止手段41が設けられている。
該第1移動阻止手段41は、第1パレットP1の突出部
材11の上方側に設けられた上段ストッパST1と、突
出部材11の下方側に設けられた上段ピストン部材PS
1とからなり、上段ストッパST1が第1パレットP1
の上動を阻止する一方上段ピストン部材PS1が第1パ
レットP1の下動を阻止するように構成されている。上
段ピストン部材PS1は、内蔵する図示しないソレノイ
ドの作動によって車両幅方向へ往復動可能とされてお
り、突出部材11の上下動を許容する退避位置と突出部
材11の下側に突出する突出位置に出没するようにされ
ている。
【0035】下段スペースS3には、パレット昇降手段
13のスプロケット15が第1パレットP1を上下動さ
せる際に第2パレットP2の上下動を阻止する第2移動
阻止手段43が設けられている。該第2移動阻止手段4
3は、第2パレットP2の突出部材11の下側に設けら
れた下段ストッパST3と、突出部材11の上側に設け
られた下段ピストン部材PS3とからなり、下段ストッ
パST3が第2パレットP2の下動を阻止する一方下段
ピストン部材PS3が第2パレットP2の上動を阻止す
るように構成されている。下段ピストン部材PS3は、
上記上段ピストン部材PS1と同構成である。
【0036】中段スペースS2には中段ストッパST2
が設けられており、該中段ストッパST2は上面に第1
パレットP1の突出部材11が当接することによって第
1パレットP1の下動を阻止する一方下面に第2パレッ
トP2の突出部材11が当接することによって第2パレ
ットP2の上動を阻止するように構成されている。ま
た、中段スペースS2には上記上段ピストン部材PS1
と同構成の中段ピストン部材PS2が設けられており、
該中段ピストン部材PS2は、第2パレットP2を下側
から保持することによって、中段スペースS2において
車両Wが第2パレットP2に入出車する際に第2パレッ
トP2が下動するのを阻止している。なお、第1パレッ
トP1が中段スペースS2に位置するときには、第1パ
レットP1の突出部材11が中段ストッパST2に載置
支持されるので、第1パレットP1を下側から保持する
ためのピストン部材を設ける必要はない。
【0037】また、図1に示すように、第1パレットP
1および第2パレットP2は、それぞれパレット本体9
の後部の突出部材11においてパレット昇降手段13に
吊持されることによって、上下動するようにされてい
る。このため、駐車装置1には、第1パレットP1およ
び第2パレットP2がそれぞれ上下動の際にパレット本
体9を水平に保持するための水平保持手段45A,45
Bが設けられている。
【0038】第1パレットP1の水平保持手段45Aは
パレット本体9の車両幅方向の両側にそれぞれ設けられ
ている。それぞれの側の水平保持手段45Aは、上端が
上段スペースS1に設けられた梁5の前部に接続されて
後方へ延び下端が後側の柱3(図示せず)における基礎
ピット7の上面高さの部位に接続された水平保持用チェ
ーン47Aと、パレット本体9の前後2箇所に設けられ
水平保持用チェーン47Aが巻き掛けられた一対の水平
保持用スプロケット49,49とからなり、パレット本
体9の上下動に伴い水平保持用スプロケット49が水平
保持用チェーン47Aに沿って移動することによってパ
レット本体9を水平に保持するように構成されている。
【0039】同様に、第2パレットP2の水平保持手段
45Bもパレット本体9の車両幅方向の両側に設けられ
ており、それぞれの側の水平保持手段45Bは、上端が
前側の柱3における基礎ピット7上面高さの部位に接続
されて後方へ延び下端が基礎ピット7の底面に接続され
た水平保持用チェーン47Bと、パレット本体9の前後
2箇所に設けられ水平保持用チェーン47Bが巻き掛け
られた一対の水平保持用スプロケット49,49とから
なり、パレット本体9の上下動に伴い水平保持用スプロ
ケット49が水平保持用チェーン47Bに沿って移動す
ることによってパレット本体9を水平に保持するように
構成されている。
【0040】上記駐車装置1における第1パレットP1
および第2パレットP2の昇降動作について説明する。
第1パレットP1が上段スペースS1に位置していると
共に第2パレットP2が下段スペースS3に位置すると
きを駐車装置1のホームポジションとし、該ホームポジ
ションにおいてパレット昇降手段13のスプロケット1
5は中間点Tに位置する。第1パレットP1は第1移動
阻止手段41によって上下動が阻止されており、第2パ
レットP2は第2移動阻止手段43によって上下動が阻
止されている。
【0041】第1パレットP1を上段スペースS1から
中段スペースS2へ降ろす場合、第1移動阻止手段41
の上段ピストン部材PS1を退避位置まで没入させて第
1パレットP1が下動できるようにした後、パレット昇
降手段13のスプロケット15を中間点Tから下死点K
まで下動させる。第1パレットP1は、中間点Tから下
死点Kまでの移動距離Mを下動するのに加えて、パレッ
ト昇降手段13のスプロケット15の下動によって上下
動用チェーン29のチェーン部材が他方の垂直部分19
Bから一方の垂直部分19Aに移行することによって移
動距離Mと同じ距離だけさらに下動する。第1パレット
P1は移動距離Mの2倍の距離(2M)だけ下動して中
段スペースS2に達し、中段スペースS2の中段ストッ
パST2によって下動が阻止される。第1パレットP1
を上段スペースS1へ上げる場合には、スプロケット1
5を下死点Kから中間点Tへ戻せばよく、第1パレット
P1の突出部材11が上段ストッパST1に当接するこ
とによって第1パレットP1の上動が阻止される。
【0042】第2パレットP2を下段スペースS3から
中段スペースS2へ上げる場合、第2移動阻止手段43
の下段ピストン部材PS3を退避位置まで没入させて第
2パレットP2が上動できるようにした後、スプロケッ
ト15を中間点Tから上死点Jまで上動させる。中間点
Tから上死点Jまでの移動距離をNとすると、第2パレ
ットP2は、スプロケット15の移動距離Nの2倍の距
離(2N)を上動して中段スペースS2に達し、中段ス
トッパST2によって上動が阻止される一方、中段ピス
トン部材PS2によって下動が阻止される。第2パレッ
トP2を下段スペースS3へ降ろす場合には、中段ピス
トン部材PS2の作動を解除した後、スプロケット15
を上死点Jから中間点Tへ戻せばよく、第2パレットP
2の突出部材11が下段ストッパST3に当接すること
によって第2パレットP2の下動が阻止される。
【0043】本実施例によれば、第1パレットP1およ
び第2パレットP2を別個に上下動させる上で、第1パ
レットP1および第2パレットP2を固定スプロケット
27に吊り下げて支持するまでの間に1個のスプロケッ
ト15を設けるだけでよく、必要なスプロケットの数が
従来の昇降構造よりも減少し、昇降構造を小さく簡単に
することができる。
【0044】また、2個のスプロケット上下動手段21
が設けられていても、2個のスプロケット上下動手段2
1を単一の駆動手段23で作動させることができ、昇降
構造を小さく簡単にすることができる。
【0045】図3は本発明の第2実施例を示す。駐車装
置1には、2個のパレット昇降手段13,13と、該2
個のパレット昇降手段13のそれぞれに対応して2個の
スプロケット上下動手段21,21とが設けられてい
る。
【0046】各スプロケット上下動手段21は、パレッ
ト昇降手段13のスプロケット15の上方において該ス
プロケット15と一体に上下動可能に設けられ且つ該ス
プロケット15とは別個に回転軸回りに回転可能な上下
動用スプロケット51,51と、該上下動用スプロケッ
ト51に巻き掛けられており且つ駆動手段23の作動に
より上下方向へ移動して上下動用スプロケット51を上
下動させる上下動用チェーン29,29とを有してい
る。回転支持軸25は、第1パレットP1の2個の突出
部材11および第2パレットP2の2個の突出部材11
の双方の直上に位置するように、車両幅方向に延びてい
る。
【0047】各上下動用チェーン29は、一端が固定端
とされており、上下動用スプロケット51と回転支持軸
25に設けられた固定スプロケット27,27とに順に
巻き掛けられた後下方へ垂下し、他端にバランスウェイ
ト33,33が接続されている。
【0048】スプロケット上下動手段21の駆動手段2
3は、昇降空間Aの後方に配置されており、回転支持軸
25を回転させることによって2個のスプロケット上下
動手段21の上下動用チェーン29の双方を同時に上下
の同一方向へ移動させる単一の手段からなる。具体的
に、駆動手段23は、第1実施例と同様に、一対のスプ
ロケット35と無端チェーン37とからなるチェーン伝
動手段39と、ブレーキ付きの駆動モータ53と、減速
機55とを備えている。他の構成は第1実施例と同様で
ある。
【0049】本実施例によれば、パレット昇降手段13
のスプロケット15と一体に上下動用スプロケット51
を設け、該上下動用スプロケット51を上下動用チェー
ン29で上下動させることによってスプロケット15を
上下動させている。したがって、上下動用チェーン29
の下端をスプロケット15に接続しておいて該上下動用
チェーン29によって直接スプロケット15を上下動さ
せる第1実施例の場合に比べて、上下動用スプロケット
51を同じ距離だけ上下動させるのに上下動用チェーン
29の移動量は2倍必要であることから、回転支持軸2
5の回転数が同じ場合、スプロケット15の移動速度を
減少させることができ、その分減速比の大きな減速機5
5を用いることができる。
【0050】また、2個のスプロケット上下動手段21
が設けられていても、2個のスプロケット上下動手段2
1を単一の駆動手段23で作動させることができ、昇降
構造を小さく簡単にすることができる。
【0051】図4は本発明の第3実施例を示す。本実施
例では、スプロケット上下動手段21の駆動手段23が
昇降空間Aの車両幅方向の外方に設けられている。これ
により、昇降空間Aの後方に大きな設置スペースを必要
とする駆動手段23を配置する場合に比べて、大きくな
りがちな駐車装置1の車両前後方向の長さを小さくする
ことができる。他の構成は第2実施例と同様である。
【0052】なお、駆動手段23は、第1パレットP1
および第2パレットP2の昇降空間Aの上方に設けられ
てもよい。
【0053】図5は本発明の第4実施例を示す。図5は
スプロケット上下動手段21のチェーン巻き掛け構造の
模式図であり、チェーン巻き掛け構造およびパレットの
吊持状態を分かりやすく図示するため、図中における、
スプロケット上下動手段21に対するパレット昇降手段
13およびパレット本体9の2個の突出部材11の配置
は実際とは異なった配置にされている。
【0054】具体的に、駐車装置1には、2個のパレッ
ト昇降手段13,13と、該2個のパレット昇降手段1
3のそれぞれに対応して2個のスプロケット上下動手段
21,21とが設けられている。
【0055】第1実施例と同様に、第1パレットP1お
よび第2パレットP2のそれぞれの2個の突出部材1
1,11に対応して、上段スペースS1には上段ストッ
パST1,ST1と上段ピストン部材PS1,PS1と
からなる第1移動阻止手段41が設けられ、中段スペー
スS2には中段ストッパST2,ST2と中段ピストン
部PS2,PS2とが設けられ、下段スペースS3には
下段ストッパST3,ST3と下段ピストン部材PS
3,PS3とからなる第2移動阻止手段43が設けられ
ている。
【0056】第2実施例と同様に、2個のスプロケット
上下動手段21のそれぞれは上下動用スプロケット51
と上下動用チェーン29A(29B)を備えていると共
に、回転支持軸25はチェーン伝動手段39と駆動モー
タ53と減速機55とからなる単一の駆動手段23によ
って回転されている。
【0057】ここで、第2実施例では、回転支持軸25
は2個の突出部材11の双方の直上に位置するように車
両幅方向に延びるように配置されており、2個のパレッ
ト昇降手段13のそれぞれの上下動用スプロケット51
は回転支持軸25の直下に設けられている(図3参
照)。これに対して、本実施例の回転支持軸25は一方
の突出部材11(図中左側)の上方にだけ位置するよう
に配置されており、他方の突出部材11(図中右側)は
回転支持軸25の軸線から水平方向に離れた部位に位置
している。他方の突出部材11の位置に対応して、他方
のパレット昇降手段13のスプロケット15および他方
の上下動用スプロケット51は、回転支持軸25の軸線
から水平方向に離れた位置(図中右側)に設けられてい
る。このため、スプロケット上下動手段21のチェーン
巻き掛け構造を次のように構成している。
【0058】すなわち、一方のスプロケット上下動手段
21の上下動チェーン29Aは、一端が回転支持軸25
の近傍に固定され、一方の上下動用スプロケット51
(図中左側)と一方の固定スプロケット27と左側の小
ガイドスプロケット57とに順に巻き掛けられた後、他
端に左側のバランスウェイト33が接続されている。
【0059】他方のスプロケット上下動手段21の上下
動チェーン29Bは、一端が他方の上下動用スプロケッ
ト51(図中右側)の近傍に固定されており、該他方の
上下動用スプロケット51に巻き掛けられ、さらに大ガ
イドスプロケット59に巻き掛けられた後回転支持軸2
5の方へ延び、他方の固定スプロケット27と右側の小
ガイドスプロケット57とに順に巻き掛けられ、他端に
右側のバランスウェイト33が接続されている。本実施
例によっても、第2実施例と同様の作用効果を発揮する
ことができる。
【0060】図6は第4実施例の変形例を示す。本変形
例はスプロケット上下動手段21のチェーン巻き掛け構
造の変形例である。下動用スプロケット51は左側の回
転支持軸25よりも図中左方へずらされて配置されてお
り、一方のスプロケット上下動手段21の上下動チェー
ン29Aは、一端が回転支持軸25の近傍に固定され、
一方の上下動用スプロケット51(図中左側)と一方の
固定スプロケット27とに順に巻き掛けられた後、他端
にバランスウェイト33が接続されている。
【0061】他方のスプロケット上下動手段21の上下
動チェーン29Bは、一端が回転支持軸25の軸線上か
ら水平方向に離れた位置に配置された他方の上下動用ス
プロケット51(図中右側)の近傍に固定されており、
該他方の上下動用スプロケット51に巻き掛けた後、大
ガイドスプロケット59に巻き掛けられた後回転支持軸
25の方へ延び、他方の固定スプロケット27と2個の
小ガイドスプロケット57,57とに順に巻き掛けら
れ、他端にバランスウェイト33が接続されている。本
変形例によっても、第2実施例と同様の作用効果を発揮
することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、第1パレットと第2パレットとを上下の異なる高
さに配置しておく一方回転体に吊持用可撓部材を巻き掛
けたパレット昇降手段を設け、吊持用可撓部材における
回転体から垂下する垂直部分の一方が第1パレットを吊
持し他方が第2パレットを吊持するようにし、回転体を
回転体駆動手段によって上下動させているので、第1パ
レットおよび第2パレットを別々に上下動させる上で、
従来の昇降構造では上下2個のパレットを吊持したチェ
ーンを回転駆動用の小スプロケットに巻き掛けるまでの
間に4個のスプロケットを必要としたのに比べて、パレ
ット昇降手段の1個の回転体を設けるだけでよくなり、
昇降構造を小さく簡単にすることができる。
【0063】また、請求項2に係る発明によれば、回転
体上下動手段はパレット昇降手段の回転体と一体に上下
動用回転体が設けられており、上下動用可撓部材が上下
動用回転体を上下動させることによって回転体を上下動
させるようにされている。したがって、上下動用可撓部
材の下端を回転体に接続しておいて該上下動用可撓部材
によって直接回転体を上下動させる場合に比べて、上下
動用回転体を同じ距離だけ上下動させるのに上下動用可
撓部材の移動量は2倍必要であることから、回転体の移
動速度を減少させることができ、駆動手段の減速程度を
軽減することができる。
【0064】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項2に係る発明において複数のパレット昇降手段と複数
の回転体上下動手段とを設けて第1パレットおよび第2
パレットを複数箇所で吊持する場合に、複数の回転体上
下動手段の駆動手段は単一の手段からなるので、昇降構
造を小さく簡単にすることができる。
【0065】一方、請求項4に係る発明によれば、請求
項1に係る発明において複数のパレット昇降手段と複数
の回転体上下動手段とを設けて第1パレットおよび第2
パレットを複数箇所で吊持する場合に、複数の回転体上
下動手段の駆動手段は単一の手段からなるので、昇降構
造を小さく簡単にすることができる。
【0066】また、請求項5に係る発明によれば、回転
体上下動手段の駆動手段は、第1パレットおよび第2パ
レットが上下動する昇降空間の上方または搭載車両の車
両幅方向の外方に設けられているので、昇降空間の前方
または後方に大きな設置スペースを必要とする駆動手段
を配置する場合に比べて、大きくなりがちな駐車装置の
車両前後方向の長さを小さくすることができ、限られた
車両前後方向の長さの敷地内に駐車装置を設置しやすく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る駐車装置の断面図で
ある。
【図2】上記駐車装置の昇降構造の正面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る駐車装置の昇降構造
の斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る駐車装置の昇降構造
の斜視図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る駐車装置の昇降構造
であって、チェーン巻き掛け構造を示す模式図である。
【図6】上記第4実施例の変形例に係る駐車装置の昇降
構造であって、チェーン巻き掛け構造を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
13 パレット昇降手段 15 スプロケット(回転体) 17 吊持用チェーン(吊持用可撓部材) 19A 吊持用チェーンの一方の垂直部分 19B 吊持用チェーンの他方の垂直部分 21 スプロケット上下動手段(回転体上下動手段) 23 駆動手段 29 上下動用チェーン(上下動用可撓部材) 41 第1移動阻止手段 43 第2移動阻止手段 51 上下動用スプロケット(上下動用回転体) A 昇降空間 P1 第1パレット P2 第2パレット W 車両

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動可能に設けられ車両を載せる第1
    パレットと、 該第1パレットの下方に上下動可能に設けられ車両を載
    せる第2パレットと、 上下動可能且つ回転軸の回りに回転可能に設けられた回
    転体と、該回転体の外周の上側部分に巻き掛けられてお
    り該回転体の両側から垂下する垂直部分の一方が上記第
    1パレットを吊持し他方が上記第2パレットを吊持する
    吊持用可撓部材とを有するパレット昇降手段と、 駆動手段を有し、該駆動手段の作動によって上記パレッ
    ト昇降手段の回転体を上下動させる回転体上下動手段
    と、 上記パレット昇降手段の回転体が第2パレットを上下動
    させる際に上記第1パレットの上下動を阻止する第1移
    動阻止手段と、 上記パレット昇降手段の回転体が第1パレットを上下動
    させる際に上記第2パレットの上下動を阻止する第2移
    動阻止手段とを備えていることを特徴とする駐車装置。
  2. 【請求項2】 上記回転体上下動手段は、 上記パレット昇降手段の回転体の上方において該回転体
    と一体に上下動可能に設けられ且つ該回転体とは別個に
    回転軸回りに回転可能な上下動用回転体と、 該上下動用回転体に巻き掛けられており且つ上記駆動手
    段の作動により上下方向へ移動して上記上下動用回転体
    を上下動させる上下動用可撓部材とを有することを特徴
    とする請求項1記載の駐車装置。
  3. 【請求項3】 複数の上記パレット昇降手段と該複数の
    パレット昇降手段のそれぞれに対応して設けられた複数
    の上記回転体上下動手段とを備えていると共に、該複数
    の回転体上下動手段の上記駆動手段は当該複数の回転体
    上下動手段の上記上下動用可撓部材のすべてを同時に上
    下の同一方向へ移動させる単一の手段からなることを特
    徴とする請求項2記載の駐車装置。
  4. 【請求項4】 複数の上記パレット昇降手段と該複数の
    パレット昇降手段のそれぞれに対応する複数の上記回転
    体上下動手段とを備えていると共に、該複数の回転体上
    下動手段の上記駆動手段は当該複数の回転体上下動手段
    が同時に上下の同一方向へ移動するように作動する単一
    の手段からなることを特徴とする請求項1記載の駐車装
    置。
  5. 【請求項5】 上記回転体上下動手段の上記駆動手段
    は、上記第1パレットおよび上記第2パレットが上下動
    する昇降空間の上方または搭載車両の車両幅方向の外方
    に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかの1記載の駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016125245A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 極東開発工業株式会社 機械式駐車装置

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JP2016125245A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 極東開発工業株式会社 機械式駐車装置

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