JPH0762832A - 外装材の目地構造 - Google Patents
外装材の目地構造Info
- Publication number
- JPH0762832A JPH0762832A JP21404993A JP21404993A JPH0762832A JP H0762832 A JPH0762832 A JP H0762832A JP 21404993 A JP21404993 A JP 21404993A JP 21404993 A JP21404993 A JP 21404993A JP H0762832 A JPH0762832 A JP H0762832A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- surface plate
- joint
- caulking
- caulking compound
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- Granted
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- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目地の外観をよくする。コーキング材の性能
に悪影響を及ぼすことががないようにする。 【構成】 隣り合う外装材1間の目地にコーキング材3
を装填する。コーキング材3の表面側にコーキング材3
より伸縮性が大きく且つ粘着性や耐候性に優れたテープ
状材4を粘着する。薄くて塗装や印刷が可能な表面板5
をテープ状材4の上に一体化する。
に悪影響を及ぼすことががないようにする。 【構成】 隣り合う外装材1間の目地にコーキング材3
を装填する。コーキング材3の表面側にコーキング材3
より伸縮性が大きく且つ粘着性や耐候性に優れたテープ
状材4を粘着する。薄くて塗装や印刷が可能な表面板5
をテープ状材4の上に一体化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装材の表面に弾性を
有しない塗料を塗装乃至印刷する場合の目地の構造に関
するものである。
有しない塗料を塗装乃至印刷する場合の目地の構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ALC板等で形成せる外装材1
の表面は硬質の塗料を塗布した硬質保護被膜2で保護さ
れる。隣り合う外装材1間の目地部では隣り合う外装材
1間にコーキング材3を装填し、図3に示すようにコー
キング材3の表面によごれ防止剤と称されるものを塗布
して硬質保護層2′を形成したり、図4に示すように外
装材1の表面と同じ硬質保護被膜2で被覆したりしてい
る。
の表面は硬質の塗料を塗布した硬質保護被膜2で保護さ
れる。隣り合う外装材1間の目地部では隣り合う外装材
1間にコーキング材3を装填し、図3に示すようにコー
キング材3の表面によごれ防止剤と称されるものを塗布
して硬質保護層2′を形成したり、図4に示すように外
装材1の表面と同じ硬質保護被膜2で被覆したりしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のようにコーキング材3の上に硬質保護被膜2や硬質保
護層2′を直接被覆したものでは、コーキング材3の動
きに追従せず、硬質保護被膜2や硬質保護層2′がひび
割れし、被膜が脱落したりするおそれがある。本発明は
上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目
的とするところは外観が悪くなることがなく、しかもコ
ーキング材の性能に悪影響を及ぼすことががない外装材
の目地構造を提供するにある。
のようにコーキング材3の上に硬質保護被膜2や硬質保
護層2′を直接被覆したものでは、コーキング材3の動
きに追従せず、硬質保護被膜2や硬質保護層2′がひび
割れし、被膜が脱落したりするおそれがある。本発明は
上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目
的とするところは外観が悪くなることがなく、しかもコ
ーキング材の性能に悪影響を及ぼすことががない外装材
の目地構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明外装材の目地構造は、隣り合う外装材1間の目地
にコーキング材3を装填し、コーキング材3の表面側に
コーキング材3より伸縮性が大きく且つ粘着性や耐候性
に優れたテープ状材4を粘着し、薄くて塗装や印刷が可
能な表面板5をテープ状材4の上に一体化して成ること
を特徴とする。
本発明外装材の目地構造は、隣り合う外装材1間の目地
にコーキング材3を装填し、コーキング材3の表面側に
コーキング材3より伸縮性が大きく且つ粘着性や耐候性
に優れたテープ状材4を粘着し、薄くて塗装や印刷が可
能な表面板5をテープ状材4の上に一体化して成ること
を特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成によれば、コーキング材3の表面側に
表面板5を取り付けることにより、コーキング材3の汚
れを防止したり、耐候性を向上したりでき、また表面板
5の表面に塗装や印刷を施すことにより外装材1の表面
と同様の色柄にできる。表面板5とコーキング材3との
間に伸縮性が大きく且つ粘着性のあるテープ状材4を挟
むことにより、コーキング材3の伸縮による変形に対し
ても緩衝して表面板5の動きを防止でき、またテープ状
材4によりコーキング材3の性能に悪影響を及ぼすこと
なく表面板5をコーキング材3に接着できる。
表面板5を取り付けることにより、コーキング材3の汚
れを防止したり、耐候性を向上したりでき、また表面板
5の表面に塗装や印刷を施すことにより外装材1の表面
と同様の色柄にできる。表面板5とコーキング材3との
間に伸縮性が大きく且つ粘着性のあるテープ状材4を挟
むことにより、コーキング材3の伸縮による変形に対し
ても緩衝して表面板5の動きを防止でき、またテープ状
材4によりコーキング材3の性能に悪影響を及ぼすこと
なく表面板5をコーキング材3に接着できる。
【0006】
【実施例】外装パネルAはパネル枠6と複数枚の外装材
1にて形成されている。パネル枠6は図2(a)に示す
ように一対の縦枠材6aと一対の横枠材6bを矩形状に
枠組みし、上下の横枠材6b間に複数本の胴縁6cを架
設して組み立ててある。外装材1はALC板のような板
材に形成されるものであって、横に細長い長方形状に形
成されている。この外装材1は図3(b)に示すように
パネル枠6上に複数枚平行に並べられ、ビスのような固
着具7を外装材1からパネル枠6に打入して複数枚の外
装材1がパネル枠6に取り付けられている。このパネル
枠1に取り付けた外装材1の表面には硬質の塗料が塗布
されて硬質保護被膜2が形成されている。隣り合う外装
材1間には図1に示すように一定の目地隙間を設けてあ
り、目地隙間の奥にはコーキング材3を装填してある。
このコーキング材3上にはコーキング材3より伸縮性が
大きく、且つ粘着性、耐候性に優れたテープ状材4を貼
り付けてある。このテープ状材4としては、コーキング
材3に比べて伸縮率が数倍のブチルテープなどが用いら
れる。テープ状材4の上には薄くて塗装や印刷ができる
と共にテープ状材4に貼り付けることができる表面板5
を一体化してある。かかる表面板5としては例えばポリ
塩化ビニルシートや金属板等がある。この表面板5はテ
ープ状材4を貼った後にテープ状材4に貼り付けても、
表面板5とテープ状材4を一体化したものをコーキング
材3に上に貼り付けてもよい。表面板5の表面には必要
に応じて外装材1の表面の硬質保護被膜2と同じ色柄の
印刷または塗装を施してある。
1にて形成されている。パネル枠6は図2(a)に示す
ように一対の縦枠材6aと一対の横枠材6bを矩形状に
枠組みし、上下の横枠材6b間に複数本の胴縁6cを架
設して組み立ててある。外装材1はALC板のような板
材に形成されるものであって、横に細長い長方形状に形
成されている。この外装材1は図3(b)に示すように
パネル枠6上に複数枚平行に並べられ、ビスのような固
着具7を外装材1からパネル枠6に打入して複数枚の外
装材1がパネル枠6に取り付けられている。このパネル
枠1に取り付けた外装材1の表面には硬質の塗料が塗布
されて硬質保護被膜2が形成されている。隣り合う外装
材1間には図1に示すように一定の目地隙間を設けてあ
り、目地隙間の奥にはコーキング材3を装填してある。
このコーキング材3上にはコーキング材3より伸縮性が
大きく、且つ粘着性、耐候性に優れたテープ状材4を貼
り付けてある。このテープ状材4としては、コーキング
材3に比べて伸縮率が数倍のブチルテープなどが用いら
れる。テープ状材4の上には薄くて塗装や印刷ができる
と共にテープ状材4に貼り付けることができる表面板5
を一体化してある。かかる表面板5としては例えばポリ
塩化ビニルシートや金属板等がある。この表面板5はテ
ープ状材4を貼った後にテープ状材4に貼り付けても、
表面板5とテープ状材4を一体化したものをコーキング
材3に上に貼り付けてもよい。表面板5の表面には必要
に応じて外装材1の表面の硬質保護被膜2と同じ色柄の
印刷または塗装を施してある。
【0007】
【発明の効果】本発明は叙述のようにコーキング材の表
面側にコーキング材より伸縮性が大きく且つ粘着性や耐
候性に優れたテープ状材を粘着し、薄くて塗装や印刷が
可能な表面板をテープ状材の上に一体化しているので、
コーキング材の表面側を表面板にて覆ってコーキング材
の汚れを防止できると共に耐候性を向上できるものであ
り、しかも表面板の外面に塗装や印刷を施すことにより
外装材と同一の色柄にできるものであり、また表面板と
コーキング材との間にテープ状材を挟むことによりコー
キング材の伸縮の変形に対してもテープ状材で緩衝して
表面板の動きを防止できるものであり、さらにテープ状
材にてコーキング材の性能に悪影響を及ぼすことなくコ
ーキング材に表面板を接着できるものである。
面側にコーキング材より伸縮性が大きく且つ粘着性や耐
候性に優れたテープ状材を粘着し、薄くて塗装や印刷が
可能な表面板をテープ状材の上に一体化しているので、
コーキング材の表面側を表面板にて覆ってコーキング材
の汚れを防止できると共に耐候性を向上できるものであ
り、しかも表面板の外面に塗装や印刷を施すことにより
外装材と同一の色柄にできるものであり、また表面板と
コーキング材との間にテープ状材を挟むことによりコー
キング材の伸縮の変形に対してもテープ状材で緩衝して
表面板の動きを防止できるものであり、さらにテープ状
材にてコーキング材の性能に悪影響を及ぼすことなくコ
ーキング材に表面板を接着できるものである。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】(a)は同上のパネル枠の正面図、(b)はパ
ネル枠に外装材を貼った状態の正面図である。
ネル枠に外装材を貼った状態の正面図である。
【図3】一従来例の断面図である。
【図4】他の従来例の断面図である。
1 外装材 3 コーキング材 4 テープ状体 5 表面板
Claims (1)
- 【請求項1】 隣り合う外装材間の目地にコーキング材
を装填し、コーキング材の表面側にコーキング材より伸
縮性が大きく且つ粘着性や耐候性に優れたテープ状材を
粘着し、薄くて塗装や印刷が可能な表面板をテープ状材
の上に一体化して成ることを特徴とする外装材の目地構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21404993A JP2501533B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 外装材の目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21404993A JP2501533B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 外装材の目地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762832A true JPH0762832A (ja) | 1995-03-07 |
JP2501533B2 JP2501533B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=16649425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21404993A Expired - Lifetime JP2501533B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 外装材の目地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501533B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10237967A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Natl House Ind Co Ltd | 板材の取り付け構造 |
JP6434592B1 (ja) * | 2017-09-19 | 2018-12-05 | 株式会社熊野技建 | 無用植物の除草及び生育防止方法 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21404993A patent/JP2501533B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10237967A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Natl House Ind Co Ltd | 板材の取り付け構造 |
JP6434592B1 (ja) * | 2017-09-19 | 2018-12-05 | 株式会社熊野技建 | 無用植物の除草及び生育防止方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501533B2 (ja) | 1996-05-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960206 |