JPS60226320A - ウインドパネル固定用コ−ナ−ジヨイント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動車のフロント又はリヤウィンドを構成する
ワインドパネル取付部で、且つ該ワインドパネルのコー
ナ一部に装着するジヨイント部材の構造に関する。

（従来技術） 従来、第１図に示す車両のりヤツインドパネル１を車体
側へ取着固定するに際して、モールディング部材２を介
在させて、接着剤等により接合固定した構造が採られて
いるが、車体開口縁のコーナ一部Ａにあっては、フラッ
シュマウントモール難であるため不連続部分となし、別
途作成したコーナージヨイント−５部材を前記コーナ一
部に装着させた構造が採られている。モールディング部
材２０表面にはステンレスその他の装飾材が貼着又は埋
込まれていて、外観上の見映えを良くするような工夫が
なされているので、前記コーナージヨイント部材の表面
にも、同様な装飾材な貼着又は埋込み形成することが要
求されるが、その方法として第２図に示す手段が用いら
れている。即ち合成樹脂で成るコーナージヨイント本体
３の略中夫に設けた長溝３ａ内に、ステンレス等で成る
装飾材４を接着させるか、又はコーナージヨイント本体
３側に切欠３ｂ　、　３ｂを設けて、該切欠３ｂ　、　
３ｂと対応する突起４ａ　、　４ａを装飾材４何より突
設しておき、両者を嵌合して固定させる等の方法が一般
に用いられている。しかしながら上記手段を用いた場合
、ステンレス等の材料が高価なため、コストが上昇する
難点がある外、接着剤のはみ出しに基づく及びコーナー
とステンレスとのスキマによる外観不良、又は切欠、突
起を設ける上での工租増等の欠点がある。

一方上記に対処するために、コーナージヨイント本体の
上面に金属色を有する塗料のスタンプ（通常ホットスタ
ンプと呼ばれる）を行うか、或いはシルク印刷法により
、金属色を付着させる手段も実施されているが、この様
な装飾体の付着方法の場合、コストを低下し得る反面、
経時的な劣化、変色、又は剥離現象が発生しやすい難点
が伴い、長期使用中に外観不良を惹起するという欠点を
有するものである。

（発明の目的） 本発明は上記した従来のコーナージヨイント部材の表面
に形成した装飾材の取着構造に存する各種欠点をなくし
て、経時的な劣化が発生せず、外観特性の良好なワイン
ドパネル固定用コーナージヨイント部材を得ることを主
眼としている。

（発明の構成） 本発明は上記の目的を達成するために、前記コーナージ
ヨイント部材は、基材として用いた合成樹脂材料の上面
任意の位置に金属スタンプ手段、もしくはシルク印刷手
段によって金属色を有する装飾体が形成され、該装飾体
の更に上面に、透明体で成り、且つ耐候性を有する樹脂
材料が表面層として付着形成されたことを特徴とするラ
インド眼としている。上記の構成としたことによって、
耐候性を有する樹脂材料が装飾体の保護効果をもたらし
、外観特性及び寿命の向上をはかることができる。

（実施例） 以下図面の記載に基づいて、本考案の実施例を説明する
。第３図において１１は合成樹脂、例えばアイオノマー
を用いた基材であり、コーナージヨイント部材の母体を
形成する。１２　、１２はモールディング部材を示し、
装飾体１２ａ　、　１２ａが連続的に付着形成されてい
る。

前記基材１１は、長手方向に沿って削設された長溝１１
ｍを有し、該長溝１１ａの底部に第４図の断面図に示し
た如く金属スタンプ手段、′もしくはシに形成される。

上記金属スタンプ手段の一例として、アルミ等の薄膜金
属の周囲をポリエチレンシートで被覆し、更に透明なア
イオノマー樹脂をポリエチレンシートの表面に塗着した
材料を用意し、この材料を前記長溝１１ａ内に載置して
加熱圧着することにより、形成することができる。又上
記金属スタンプ手段に代えて、公知のシルクスクリーン
を用いた金属層の印刷手段を用いることも可能である。

即ち所定形状の陰画パターンと、シルクスクリーンとに
より、所望厚の金属層を均一に印刷して前記装飾体１３
を得るものである。

このようにして形成した装飾体１３の更に上面には、透
明体で成り、且つ耐候性を有する樹脂材料１４が表面層
として付着されている。上記耐候台布する樹脂材料１４
としては、アクリル樹脂又は透明アイオノマー樹脂が用
いられ、加熱下でのスタンプ手段、もしくは溶融状態に
しての７１ケ塗り、スプレー塗装、又はロールコータ−
法を用いて装飾体１３の上面に強固に付着形成すること
ができる。

尚、上記透明な樹脂材料中にカーボン等微粒素材を所定
分量加えておくことによって、装飾体１３の外観をステ
ンレス調にすることができる。

（発明の効果） 以上詳細に説明した如く、本発明に係るウィンドパネル
固定用コーナージヨイント部材は、基材として用いた合
成樹脂材料の上面任意の位置に金属スタンプ手段もしく
はシルク印刷手段によって金属色を有する装飾体が形成
され、該装飾体の更に上面に、透明体で成り、且つ耐候
性を有する樹脂材料を付着形成したことが特徴となって
おり、以下に示す作用効果をもたらすことができる。即
ちコーナージヨイントに付着する装飾体はアルミニウム
等薄膜金属であるから、原価が低摩となりコストの上昇
を防止し得る。更に前記装飾体の上面に付着形成した透
明な樹脂材料によって、装飾体の経時的な劣化を防止し
て寿命を伸ばすことができる利点がある。又、洗車時等
にあって、他の物体と接触しても装飾体の剥離現象が発
生せず、外観特性を長期に亘って良好に保持できる効果
があり、各種車両のウィンドパネル固定用コーナージヨ
イントを製作する際に適用して有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は車両の外観を示す斜視図、第２図は従来のコー
ナージヨイント部材に対する装飾体の取着手段を示す分
留無２１．１ヅ　旭３相本大益叩よ一屡スコーナージヨ
イント部材の要部を示す部分斜視図、第４図は第３図の
ＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図である。 １１・・・基材　１１ａ・・・長溝 １２・・・モールディング部材　１３・・・装飾体１４
・・・樹脂材料 外２名 第３凶

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両のフロントクィンド又はリヤウィンドを形成
   する車体開口縁にモールディング部材を介してワインド
   パネルを取着固定し、且つ前記車体開口縁のコーナ一部
   分に別途作成したコーナージヨイント部材を介装固定し
   た構造において、該コーナージヨイント部材は、基材と
   して用いた合成樹脂材料の上面任意の位置に金属スタン
   プ手段もしくはシルク印刷塗装等手段によって金属色を
   有する装飾体が形成され、該装飾体の更に上面に、透明
   体でとして付着形成されたことを特徴とするワインドパ
   ネル固定用コーナージヨイント。