JPH10102607A - 外壁の目地構造及び外壁 - Google Patents

外壁の目地構造及び外壁

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JPH10102607A
JPH10102607A JP26182096A JP26182096A JPH10102607A JP H10102607 A JPH10102607 A JP H10102607A JP 26182096 A JP26182096 A JP 26182096A JP 26182096 A JP26182096 A JP 26182096A JP H10102607 A JPH10102607 A JP H10102607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
joint
paint
color
painting
Prior art date
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Pending
Application number
JP26182096A
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English (en)
Inventor
Hachiro Miyashita
八朗 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装色の色違いがなく、又、経年変化による
退色等により色ずれ生じるようなことがなく、現場にお
ける施工工数を軽減できる外壁の目地構造、及びその外
壁を提供する。 【解決手段】 シーリング材2が充填された外壁11の
目地13部に、表面に外壁と同等の塗料による塗装が施
された粘着テープ3がその塗装面を屋外側にして貼着さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁の目地構造及
び外壁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等建物の外壁同士の接続部に
設けられた目地は、建物の施工現場においてシーリング
材を充填し、その上より塗装を施して防水仕上げする方
法が一般的にとられている。又、特開平3−20893
2号公報に記載されている外壁の防水構造にみられるよ
うに、乾式タイプのガスケットを挿入して防水仕上げさ
れた目地の例が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のような目地の防水構造の施工は、施工現場において
塗装が必要であり、この塗装のための工数を要し、塗装
色の色違いなど外観等の品質にばらつきが発生したり、
又、使用されたシーリング材の成分が塗膜に移行し、塗
膜の汚れや変色の原因となるなどの問題がある。
【0004】又、後者の特開平3−208932号公報
に記載されているような目地の防水構造においては、防
水性能の機能の面では優れているが、ガスケットが外側
からみて露呈しており、目地部が明確な形で残るといっ
たことや、ガスケットの色と外壁表面の塗装仕上げされ
た塗膜の色との違い、或いは経年変化による退色により
色ずれ(変色の度合いが違うことによる)等が生じる場
合があり、いずれも外観上の問題が残されている。
【0005】本発明は、上記のこのような問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、塗装色の色違いがなく、又、経
年変化による退色により色ずれ等が生じるといったこと
がなく、現場における施工工数を軽減できる外壁の目地
構造、及びその外壁を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
外壁の目地構造においては、シーリング材が充填された
外壁の目地部に、表面に外壁と同等の塗料による塗装が
施された粘着テープがその塗装面を屋外側にして貼着さ
れていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明の外壁においては、
上記請求項1記載の目地構造が設けられていることを特
徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明の外壁の目地構造におい
ては、シーリング材が充填された外壁の目地部に、表面
に外壁と同等の塗料による塗装が施された粘着テープが
その塗装面を屋外側にして貼着されているので、外壁表
面と粘着テープ表面の塗料が統一されることにより塗装
色の色違いが発生せず、又、粘着テープと外壁との境界
に殆ど段差がなく目地を目立たなくすることができる。
【0009】又、経年変化による退色により色ずれ等が
生じるといったことがないので、目地部の外観を良好に
保持することができる。更に、現場における塗装等が不
要となり、施工工数を大幅に軽減することが可能であ
る。
【0010】請求項2記載の本発明の外壁においては、
上記請求項1記載の目地構造が設けられているので、上
記作用・効果により見栄えのよい建物の外壁とすること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の外壁の目地構造
の一例を示す平面図である。図1に示す本実施例は、建
物ユニット同士の接続部のほぼ直交する外壁の入隅部の
目地構造の例を示すものである。
【0012】図1において、建物ユニット10と建物ユ
ニット20は、それぞれの外壁11、12の角部11a
と角部12aとを交差方向に対向させて立設されてい
る。上記角部11aと角部12aの間には、弱冠の隙間
を設けられて目地13が形成されており、この目地13
の奥まった位置には、バックアップ材1が縦方向に挿入
されている。
【0013】又、30は、建物ユニット10と建物ユニ
ット20の内側の建物ユニットとの間に設けられた隙間
である。
【0014】上記目地13には、シーリング材2が角部
11a、12a間に亘って隙間が残らないように充填さ
れている。このシーリング材2の充填に際しては、上記
バックアップ材1がシーリング材2が入り込み過ぎない
ようにバックアップしている。従って、シーリング材2
は十分に目地13に押圧されながら外壁11、12との
間に隙間が残らないように充填され、目地13の防水が
確立されている。
【0015】又、上記建物ユニット10、20の外壁1
1、12の表面には、仕上げ塗装が施されて塗膜11
b、12bが形成されている。
【0016】シーリング材2が充填された目地13に
は、表面に塗装が施された粘着テープ3(以下プレ塗装
テープと称する)が外壁11、12間に亘って貼着され
ている。このプレ塗装テープ3は、図2に示すように、
基材3aの裏側に粘着剤3bが塗布され、その反対側に
は塗装による塗膜3cが形成されている。
【0017】上記プレ塗装テープ3は、ナイロン糸、又
はアクリル糸の不織布(厚さ30〜50ミクロン)の上
に、弾性を有するアクリル系塗料を300〜500ミク
ロンの厚さに吹き付けて乾燥させ、裏面に粘着剤をコー
ティングしたものである。
【0018】尚、この塗膜3cと、外壁11、12の表
面の塗膜11b、12bは、同一、同色の塗料を塗布さ
れて仕上げられている。上記プレ塗装テープ3は、図3
に示すように、幅Wが30〜60mmの長尺(ほぼ20
M)巻きのものが好適に用いられる。
【0019】以上説明のように、本発明においては、外
壁11表面の仕上げ塗装(塗膜11b、12b)とプレ
塗装テープ3表面の塗料(塗膜3c)が統一されている
ことにより塗装色の色違いが発生せず、又、プレ塗装テ
ープ2と外壁表面との境界に殆ど段差がなく目地13を
目立たなくすることができる。
【0020】又、経年変化による退色により色ずれ等が
生じるといったことがないので、目地13の外観を良好
に保持することができる。更に、現場における塗装等が
不要となり、施工工数を大幅に軽減することが可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の外壁の目地構造
においては、シーリング材が充填された外壁の目地部
に、表面に外壁と同等の塗料による塗装が施された粘着
テープがその塗装面を屋外側にして貼着されているの
で、外壁表面と粘着テープ表面の塗料が統一されること
により塗装色の色違いが発生せず、又、粘着テープと外
壁との境界に殆ど段差がなく目地を目立たなくすること
ができる。
【0022】又、経年変化による退色により色ずれ等が
生じるといったことがないので、目地部の外観を良好に
保持することができる。更に、現場における塗装等が不
要となり、施工工数を大幅に軽減することが可能であ
る。
【0023】請求項2記載の本発明の外壁においては、
上記請求項1記載の目地構造が設けられているので、上
記作用・効果により見栄えのよい建物の外壁とすること
ができる。従って、外壁の目地構造、外壁として好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外壁の目地構造の一例を示す断面図。
【図2】プレ塗装テープの一例を示す断面図。
【図3】プレ塗装テープの外形図。
【符号の説明】
1 バックアップ材 2 シーリング材 3 プレ塗装テープ 3a 基材 3b 粘着材 3c 塗膜 10、20 建物ユニット 11、12 外壁 11a、12a 角部 13 目地

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーリング材が充填された外壁の目地部
    に、表面に外壁と同等の塗料による塗装が施された粘着
    テープがその塗装面を屋外側にして貼着されていること
    を特徴とする外壁の目地構造。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の目地構造が設けられ
    ていることを特徴とする外壁。
JP26182096A 1996-10-02 1996-10-02 外壁の目地構造及び外壁 Pending JPH10102607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26182096A JPH10102607A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 外壁の目地構造及び外壁

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JP26182096A JPH10102607A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 外壁の目地構造及び外壁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10102607A true JPH10102607A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17367189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26182096A Pending JPH10102607A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 外壁の目地構造及び外壁

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JP (1) JPH10102607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178607A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 藤倉化成株式会社 目地用テープおよび目地部の処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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