JPH10131309A - 角貼りテープ - Google Patents

角貼りテープ

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Publication number
JPH10131309A
JPH10131309A JP30365396A JP30365396A JPH10131309A JP H10131309 A JPH10131309 A JP H10131309A JP 30365396 A JP30365396 A JP 30365396A JP 30365396 A JP30365396 A JP 30365396A JP H10131309 A JPH10131309 A JP H10131309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
fold
release paper
tape material
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30365396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Fujiwara
正毅 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei Tsusho KK
Original Assignee
Sansei Tsusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansei Tsusho KK filed Critical Sansei Tsusho KK
Priority to JP30365396A priority Critical patent/JPH10131309A/ja
Publication of JPH10131309A publication Critical patent/JPH10131309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建屋等のコーナー部および平坦部に生じる隙
間を簡単な作業で効果的にシールすることができるシー
ル材を提供する。 【解決手段】 気密性を有するテープ材の片面に接着剤
層を形成し、該接着剤層の表面を剥離可能な離型紙で被
覆するとともに、テープ材の幅方向中間部に長手方向に
沿う折り目を入れ、かつ前記離型紙の幅方向中間部に前
記折り目に沿って切り目を入れたことを特徴とする角貼
りテープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁と柱のコ
ーナー部等の隙間をシールするために貼り付けて使用す
る角貼りテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の壁面には壁紙、布地、合成樹脂ク
ロス等の内装材による内装が施されることが多い。一
方、建物の凹状コーナー部、いわゆる入隅には、柱と壁
材との間に隙間が生じることが多い。従来、この種の隙
間は、上から内装材を貼着することによって隠してい
た。
【0003】最近、省エネ政策が叫ばれているが、上記
のような隙間がある部屋は、壁装材が張ってあっても、
その隙間から空気が流通し、保温性が悪いので、その分
エアコン用のエネルギー消費が多くなり、不経済である
という問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これを改良するために
は、建設時に建屋のコーナー部の隙間を何らかの方法で
埋めておく必要があるが、そのためには施工に手間がか
かり、しかも、内装材に凹凸が生じて美観を損なうとい
う問題があった。そこで、本発明は、上記従来の入隅部
分に生じる隙間を、施工時に簡単にシールすることがで
きるシール材を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。即ち、本発明
にかかる角貼りテープは、気密性を有するテープ材の片
面に接着剤層を形成し、該接着剤層の表面を剥離可能な
離型紙で被覆するとともに、テープ材の幅方向中間部に
長手方向に沿う折り目を入れ、かつ前記離型紙の幅方向
中間部に前記折り目に沿って切り目を入れたことを特徴
としている。
【0006】離型紙の幅方向中間部にテープ材の折り目
に沿って切り目を入れておくので、施工時に離型紙の剥
離が容易である。この場合、上記折り目と切り目とを同
一線上に重なるように形成しておくのがよいが、場合に
よっては両者の間に若干(数ミリ程度)の間隔をおいて
もよい。
【0007】この角貼りテープは、ロール状に巻いた状
態で供給し、施工時に適宜所望の長さに切り出して使用
するようにするのが好ましい。使用に際しては、適当な
長さに切り出したテープを折り目に沿って折り曲げ、離
型紙を剥してコーナー部の柱、壁建材等に貼り付ける。
テープは十分な気密性を有しているので、建築時に生じ
た隙間を気密にシールすることができる。その上から壁
装材を張ればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体例を挙げて説明する。図はこの角貼りテープ1の
具体例を表すもので、この角貼りテープ1は、気密性と
適度の強度および柔軟性を有するテープ材2が基材とな
っている。テープ材2の材質としては、例えば、ポリエ
ステル、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のフィルムを使用することができる。また、テープ材2
の厚みは、厚過ぎると内装材に段部が生じるので、強度
上問題がなければ、できるだけ薄い方が好ましい。この
種のテープ材2の厚みは、通常は、数十ミクロン乃至数
百ミクロンであるが、特に限定はない。
【0009】テープ材2の幅方向中間部には、長手方向
に沿って折り目3が入れられている。この折り目3は、
図5に示すように、断面丸みを帯びた溝(P)状に形成
しておくか、テープ材自体に浅い切り目を入れておくの
がよい。このようにしておけば、任意の角度に折り曲げ
るのが容易となるので好ましい。なお、図2に例示する
ものは、テープ材の幅方向中心線(CL)上に折り目3
が設けられているが、折り目を中心線よりもいずれか一
方に若干片寄らせて設けておいてもよい。実際の現場で
は、この角貼りテープを貼り付けることのできる貼りシ
ロが少ない場合もあるので、図5に示すように、折り目
3を中心線よりも片寄らせて、一方の幅W1を他方の幅
W2よりも小さく(W1<W2)しておく方が好ましい
場合も多い。
【0010】テープ材2の一方の面(折り曲げたとき凸
になる面)には、接着剤を塗布した層5が設けられてい
る。この接着剤層5は、適当な接着剤、例えば市販の粘
着テープに用いられているゴム系のいわゆる粘着剤のほ
か、各種の接着剤を塗布して形成することができる。場
合によってはいわゆる両面テープを貼り付けておくこと
もできる。接着剤層5の表面は、その不要な付着を避け
るため、離型紙7で被覆しておく。
【0011】離型紙7には、前記テープ材の折り目3に
沿って切り目8を入れておく。これは、テープを折り曲
げた時に離型紙を剥しやすくするためで、この切り目を
入れておけば、折り曲げた片側づつ剥すことができ、使
用上便利である。この場合、上記切り目8は、上記折り
目3と重なるように設けておくのが好ましいが、場合に
よっては、折り目3よりも若干(数ミリメートル程度)
離れた位置に平行に設けておくのが好ましい。このよう
にしておくと、テープを折り曲げた時に、離型紙の切り
目8付近の部分がテープ材2表面から浮き上がり易くな
ることも考えられる。
【0012】テープ材2の接着材層5と反対側の面2a
は、糊等が付着しやすいような面としておく。このため
には、当該表面に付着性を改良する化学処理等の加工
(易接着性加工)を施しておくのが好ましい。さらに
は、図4に示すように、糊等の付着し易い紙10を貼り
付けておくのもよい。
【0013】この角貼りテープ1は、前述の如く、ロー
ル状の長尺体から現場で適当長さに切り出して使用する
が、切り出したテープを折り目3に沿って折り曲げ、離
型紙7を剥して接着するだけで、コーナー部等の隙間を
効果的にシールすることができるので便利である。コー
ナー部ではない平坦な部分に生じた隙間をシールする場
合は、テープ1を折り曲げずに貼り付ければよい。内装
前の建屋の入隅等に隙間がある場合に、これを貼り付け
てその隙間をシールし、その上から内装材等で被覆する
ことにより、美観を損なうことなく、部屋の気密性を向
上させることが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる角貼りテープは、簡単な作業で建屋等のコーナ
ー部および平坦部の隙間を効果的にシールすることがで
きるようになり、省エネ上すぐれたものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をあらわす斜視図である。
【図2】角貼りテープの平面図である。
【図3】その断面をあらわす模式図である。
【図4】異なる実施例の断面をあらわす模式図である。
【図5】折り曲げ状態をあらわす断面図である。
【図6】折り曲げ状態をあらわす斜視図である。
【図7】使用法の説明図である。
【符号の説明】
1 角貼りテープ 2 テープ材 3 折り目 5 接着剤層 7 離型紙 8 切り目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性を有するテープ材の片面に接着剤
    層を形成し、該接着剤層の表面を剥離可能な離型紙で被
    覆するとともに、テープ材の幅方向中間部に長手方向に
    沿う折り目を入れ、かつ前記離型紙の幅方向中間部に前
    記折り目に沿って切り目を入れたことを特徴とする角貼
    りテープ。
JP30365396A 1996-10-28 1996-10-28 角貼りテープ Pending JPH10131309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30365396A JPH10131309A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 角貼りテープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30365396A JPH10131309A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 角貼りテープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10131309A true JPH10131309A (ja) 1998-05-19

Family

ID=17923606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30365396A Pending JPH10131309A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 角貼りテープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10131309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129843A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Sekisui Chem Co Ltd 開口部廻りの防水施工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002129843A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Sekisui Chem Co Ltd 開口部廻りの防水施工法

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