JPH076280Y2 - 吊式雨樋支持装置 - Google Patents

吊式雨樋支持装置

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Publication number
JPH076280Y2
JPH076280Y2 JP1989061300U JP6130089U JPH076280Y2 JP H076280 Y2 JPH076280 Y2 JP H076280Y2 JP 1989061300 U JP1989061300 U JP 1989061300U JP 6130089 U JP6130089 U JP 6130089U JP H076280 Y2 JPH076280 Y2 JP H076280Y2
Authority
JP
Japan
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edge
piece
horizontal
hanging
rod
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989061300U
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English (en)
Other versions
JPH02150321U (ja
Inventor
健二 松本
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Otis Inc
Original Assignee
Otis Inc
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、屋根上の雨水を集めて地上へ導くための雨樋
の軒先に沿わせて定位置に取付けるようにした雨樋支持
金具に関する。
[従来の技術] 軒先用雨樋は、屋根上の雨水を集めて地上へ導くための
ものであるから流れ勾配を考慮して軒先端に支持金具を
用いて取付けられるのが一般的である。このような雨
樋、特に大型で角型の樋は前後両側部の上端に耳縁が一
体に形成されていてこれを係合抱持するようにした支持
金具で取付けらるれ場合が多いものであるが、従来の支
持金具は例えば実公昭56−17632号公報等にみられるよ
うに水平支杆の両端を内向きに対向するコ字形に形成し
て上方より耳縁を係合し樋を吊下げ式に保持するもので
ある。しかし大型の角樋でプラスチック製のものは、外
圧に対し変形し易い為に耳縁をコ字形の係合部で外側か
ら係合抱持しただけでは係合保持が不安定であり、従っ
て強い風圧を受けた場合、又は樋内を流れる雨水量が増
大して水圧が大きくなった場合等に前部側板又は後部側
板が前方又は後方へ変位して耳縁が支持金具の係合部か
ら外れるといった問題がある。その為水平支杆の内側に
板ばねからなる各種形状の係止補助片を設けることが行
われているが、上下方向に対する遊動は避けられず、又
前後方向に対してもガタつきを生じる為完全な離脱防止
は未だに得られないのが現状である。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、雨樋
を簡単な作業で外れ難く確実に固定できるようにすると
共に、前方よりの風圧に対しても、又雨水量の増大に伴
う雨樋内面に生じる大きな水圧に対しても安定した支持
で前部側板の変形を確実に防止して耳縁の係合保持を完
全に行い、しかも従来のようなガタつきがなく、構造も
簡単で安価に実施できる吊式雨樋支持装置を提供しょう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案における吊式雨樋支持
装置は、帯板金属からなる水平支杆1の両端部に、樋2
の前後両側部の上端耳縁3,4を係合保持する耳係合部5,6
を設けるとともに、水平支杆1の中間部に吊杆7を設け
た雨樋支持金具において、前部耳縁3に対応する水平支
杆1の一方の耳係合部5を、水平支杆1の端部に上向き
に折曲げにて形成された立上り片1aとその上端部の水平
部1bを介して形成されるように、水平部1bの端部に垂直
下向きに折曲げられた垂片5cと、耳縁内面の傾斜した段
状の肩3a上に弾接する円弧部5a、及び耳縁3の上端に形
成された下向きコ字形又は下向きU字形の縦溝3cに下か
ら嵌入する係止弾片5bとを連成してなり、前記係止弾片
5bと垂片5cとの間に前部耳縁3の後部片3bを前後から挟
圧保持する挟持間隙部5dを形成し、且つ係止弾片5bの上
端に前部耳縁3の上部内面を支持する前上向き傾斜の支
点部5eを設けてなるものである。
[作用] 水平支杆1は、吊杆7を取付金具10に装着することによ
り垂直又は若干傾斜した壁面等の取付部11に固定され
る。
樋2を水平支杆1に取付けるには次のようにする。
先づ、再2の前部耳縁3の下向きコ字形の縦溝3cに下か
ら水平支杆1の前端の係止弾片5bを嵌入し、同時に係止
弾片5bと垂片5cとの間の挟持間隙部5dに耳縁3の後部片
3bを上方より強制圧入する。すると、円弧部5aが傾斜し
た段状の肩3aに当接支持されるとともに、係止弾片5bの
上端の支点部5eにて縦溝3cの前部上端隅部を支持し、か
つ耳縁3の後部片3bが挟持間隙部5dに挟入支持される。
従ってこのときにおける支持点は第5に示すようにa〜
fの6点となるから水平支杆1の前端の耳係合部5に対
する樋2の前部耳縁3の係合は、上下方向は勿論、前後
方向の全ゆる方向に対して支持されたものとなり、而も
それらが弾性的に行われるので、ガタつきを生じないで
しっかり固定される。
次に後部耳縁4を水平支杆1の後部のコ字形係合部6に
係合させるが、このときは係止ピン8を引き上げて内側
から耳縁4をコ字形部に嵌合係止させるようにする。嵌
合後に係止ピン8は自重落下又は下方へ押し下げると、
第1図のように後部耳縁4は抜脱しないように嵌合係止
される。
[実施例] 水平支杆1は、一定の幅と厚さを有する帯板金属を用い
てその両端に耳係合部5,6を一体に折曲形成する。
吊杆7は、水平支杆1と同幅の帯板金属にて形成し、先
端にリベット等の止金具9を用い両者1,7を結合する
が、前後方向に対し取付位置が調整できるように水平支
杆1に長孔12を設ける。吊杆7の後端は、壁面等の取付
部11への取付片7aとなし、取付金具10の縦孔10aに上方
又は下方から係挿して止ねじ13で不動状に固定する。
取付金具10を用いないで、直付けで吊杆7を垂直又は傾
斜した壁面等に取付固定することもできる。
係止ピン8はリベット、鋲等のように頭部8aを有するも
のが用いられ、軸の下端には抜止め用のつば8bを設け
る。
係止弾片5bは、第3図のように縦割部5fを設ける場合
と、第4図のように設けない場合がある。
円弧部5aと係止弾片5b、垂片5cからなる一方の耳係合部
5を、水平支杆1の端部に立上り部片1aと水平部1bを介
して形成する。
[考案の効果] 本考案は、上記のように構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
樋、特に大型の角樋を、安定した状態にしっかり固
定して取付けできる。
樋の前側板2aに前方より強い風圧を受けた場合に
は、支点a.b.c.e.fで確実に支持し、内部圧力に対して
は支点d.e.fで支持する為前後方向に対する支持は完全
なものとなる。
又、前部耳縁5に対する上下方向の支持は、支点a.
cで確実に行われしかも、これらが帯板金属の保有弾力
を利用して行われる為ガタつきがなく強力は支持が得ら
れる。
前部耳縁に対する係止ピンが不要となる。
取付作業が簡単で、スピーディに行うことができ、
作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案を実施した樋の取付状態を示す側面
図、第2図は同上の平面図、第3図及び第4図は水平支
杆の斜視図である。第5図は前部耳縁と同係合部の作用
を示す断面図である。 1…水平支杆、2…樋 3.4…耳縁、5.6…耳係合部 7…吊杆、3a…肩 3b…後部片、5a…円弧部 5b…係止弾片、5c…垂片 5d…挟持間隙部、5e…支点部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板金属からなる水平支杆1の両端部に、
    樋2の前後両側部の上端耳縁3.4を係合保持する耳係合
    部5.6を設けるとともに、水平支杆1の中間部に吊杆7
    を設けた雨樋支持金具において、前部耳縁3に対応する
    水平支杆1の一方の耳係合部5を、水平支杆1の端部に
    上向きに折曲げにて形成された立上り片1aとその上端部
    の水平部1bを介して形成されるように、水平部1bの端部
    に垂直下向きに折曲げられた垂片5cと、耳縁内面の傾斜
    した段状の肩3a上に弾接する円弧部5a、及び耳縁3の上
    端に形成された下向きコ字形又は下向きU字形の縦溝3c
    に下から嵌入する係止弾片5bとを連成してなり、前記係
    止弾片5bと垂片5cとの間に前部耳縁3の後部片3bを前後
    から挟圧保持する挟持間隙部5dを形成し、且つ係止弾片
    5bの上端に前部耳縁3の上部内面を支持する前上向き傾
    斜の支点部5eを設けてなることを特徴とする吊式雨樋支
    持装置。
JP1989061300U 1989-05-25 1989-05-25 吊式雨樋支持装置 Expired - Lifetime JPH076280Y2 (ja)

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JP1989061300U JPH076280Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 吊式雨樋支持装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02150321U JPH02150321U (ja) 1990-12-26
JPH076280Y2 true JPH076280Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31589429

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JP1989061300U Expired - Lifetime JPH076280Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 吊式雨樋支持装置

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JP2548028Y2 (ja) * 1990-11-27 1997-09-17 松下電工株式会社 軒樋支持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321551Y2 (ja) * 1985-04-04 1991-05-10
JPS649868U (ja) * 1987-07-07 1989-01-19

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JPH02150321U (ja) 1990-12-26

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