JP2559276Y2 - 樋吊金具 - Google Patents

樋吊金具

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JP2559276Y2
JP2559276Y2 JP1991081073U JP8107391U JP2559276Y2 JP 2559276 Y2 JP2559276 Y2 JP 2559276Y2 JP 1991081073 U JP1991081073 U JP 1991081073U JP 8107391 U JP8107391 U JP 8107391U JP 2559276 Y2 JP2559276 Y2 JP 2559276Y2
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JP
Japan
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gutter
engaging
fixed
horizontal support
edge
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Application number
JP1991081073U
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JPH0522730U (ja
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三之 鎌田
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Otis Inc
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Otis Inc
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋根上の雨水を集めて
地上へ導くための軒樋を軒先に沿わせて取付けるように
した樋吊金具に関する。
【0002】
【従来技術】帯板金属の端部をコ字形に折曲して樋の前
後両側部の上端の耳縁を係合吊持させるように樋を吊持
支持する形式の樋吊金具は、例えば実公昭62−216
15号公報、同56−17632号公報、或いは実開昭
58−10423号公報等により従来から一般に知られ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の樋
吊金具は、板厚3ミリメートル程度の厚鉄板を機械で折
曲して再端にコ字形の耳係止部を一体形成し、さらに薄
板ばねの係止弾片を別に形成して水平支杆の内面に鋲等
で取付けるものであるから製作加工の工数が多く、また
折曲げ、切断等の作業も困難でコスト高になるという問
題点を有していた。
【0004】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、水平支杆の端部に折曲げにより耳係合部を形成
しないで、簡単な構成で耳係止部と、係止弾片を簡単に
得ることができるとともに、材料を節減してコスト的に
も有利な樋吊金具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、帯板金属からなる水平支杆1の両端部に樋20の前
後両側部上端の耳縁21・22を係合吊持する係合部材
2・3を設け、水平支杆1の中間部上面に吊杆4を設け
た樋吊金具であって、前記係合部材2・3を水平支杆1
とは別体ものの薄板金属で樋の耳縁を下から係合支持す
ることが可能なように補強リブを施した固定鈎片2a・
3aと、樋の耳縁を内側から弾圧的に係接することが可
能なように固定鈎片より小幅とされた係止弾片2b・3
bとを相対して一体に有するように断面下向きコ字形に
形成し、この係合部材2・3を水平支杆1の両端部の下
面にリベットかしめによる止具5・6で固着してなるも
のである。
【0006】係合部材2・3の一方の固定鈎片2a・3
aには、板面の縦方向に補強リブ7・8を圧出形成して
剛性となす。
【0007】
【作用】樋20を吊金具に取付けるには次のようにす
る。先づ、水平支杆1を吊杆4により軒先下面等の固定
部に取付け、次いでその固定された水平支杆1の下から
前後の係合部材2・3に樋20の前後耳縁21・22を
当てがい、上方へ押圧しながら固定鈎片2a・3aと係
止弾片2b・3bの間へ強制圧入により押し込む。する
と、係止弾片を押し広げながら嵌入して樋20の耳縁2
1・22の鍔縁下端部21a・22aが固定鈎片2a・
3aに係止されると同時に、樋の内面に係止弾片2b・
3bがその保有弾力で係接する。
【0008】
【実施例】水平支杆1は、一定の幅と、人力では容易に
曲げることができない程度の厚さ、及び強度を有する帯
板金属を用いて、その板面の中央に吊杆4を一体に取付
ける。吊杆4は、ロックボルトにナット9・10を用い
てナットの螺合締着により吊杆4と水平支杆1を、また
吊杆4を軒先等の固定部に不動状一体に取付ける。
【0009】係合部材2・3はステンレス、その他のば
ね板材からなる薄板金属を、下向きコ字形に折曲して上
片2c・3cを介して一方に固定鈎片2a・3aを、他
方に係止弾片2b・3bを夫々相対向するように一体成
形される。固定鈎片2a・3aは上片2c・3cと同幅
であり、且つ板面の縦方向に補強リブ7・8が圧出形成
されている為に手等で押圧しても撓んだり屈曲変位しな
い謂ゆる剛性であるが、同じ一体ものの板材でも係止弾
片2b・3bは板部の中間を切除して該部に縦割2d・
3dを形成する等して固定鈎片より小幅にしてある為に
外力を加えると、板面に対し板ばねのように自由に撓屈
変位可能である。
【0010】このような係合部材2・3は上片2c・3
cを取付部にしてこれを水平支杆1の端部の下面に当て
がい、リベット5・6でかしめ一体に取付ける。
【0011】第4図は前上りタイプの樋吊金具であり、
水平支杆1の両端部に同様の係止部材2・3を取付け
る。
【0012】
【考案の効果】本考案は上記のように、係合部材2・3
を水平支杆1とは別体ものの薄板金属で樋の耳縁を下か
ら係合支持することが可能なように補強リブを施した固
定鈎片2a・3aと、樋の耳縁を内側から弾圧的に係接
することが可能なように固定鈎片より小幅とされた係止
弾片2b・3bとを相対して一体に有するように断面下
向きコ字形に形成し、この係合部材2・3を水平支杆1
の再端部の下面にリベットかしめによる止具5・6で固
着したので、板厚及び強度の大きい水平支杆は、両端を
折り曲げたりしないで、カットしたままの状態で、これ
に係合部材をリベットかしめにより一体に取付けできる
ものでありながら、別途にばね板材を要しないで、而も
係止部材の一方に樋の耳縁を下から係止する固定鈎片を
形成し、他方に樋の内面を内側から支持するように撓屈
自在な係止弾片を一体形成し得る為一枚のステンレスの
ような薄板金属より簡単に形成でき、製作加工が簡単で
部品点数、並びに工数が少ない為に少ない材料でコスト
的にも安価に製作でき、而もシンプルな構成で、樋の取
付作業も迅速に楽に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案樋吊金具全体の斜視図である。
【図2】樋を取付た状態の吊金具の断面図である。
【図3】係止部材の斜視図である。
【図4】前上りタイプの樋吊金具の実施例である。
【符号の説明】
1 水平支杆 2・3 係止部材 4 吊杆 5・6 止具 7・8 補強リプ 20 樋 21・22 耳縁 2a・3a 固定鈎片 2b・3b 係止弾片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板金属からなる水平支杆1の両端部に
    樋20の前後両側部上端の耳縁21・22を係合吊持す
    る係合部材2・3を設け、水平支杆1の中間部上面に吊
    杆4を設けた樋吊金具であって、前記係合部材2・3を
    水平支杆1とは別体ものの薄板金属で樋の耳縁を下から
    係合支持することが可能なように補強リブを施した固定
    鈎片2a・3aと、樋の耳縁を内側から弾圧的に係接す
    ることが可能なように固定鈎片より小幅とされた係止弾
    片2b・3bとを相対して一体に有するように断面下向
    きコ字形に形成し、この係合部材2・3を水平支杆1の
    両端部の下面にリベットかしめによる止具5・6で固着
    してなることを特徴とする樋吊金具。
JP1991081073U 1991-09-09 1991-09-09 樋吊金具 Expired - Lifetime JP2559276Y2 (ja)

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JPH0522730U JPH0522730U (ja) 1993-03-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5166825B2 (ja) * 2007-10-26 2013-03-21 パナソニック株式会社 軒樋吊り具
JP4500339B2 (ja) * 2007-10-26 2010-07-14 パナソニック電工株式会社 軒樋吊り具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57163927U (ja) * 1981-04-09 1982-10-15
JP3080827U (ja) * 2001-04-04 2001-10-12 榮添 李 サイクリングマシン

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