JPH0522730U - 樋吊金具 - Google Patents

樋吊金具

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JPH0522730U
JPH0522730U JP8107391U JP8107391U JPH0522730U JP H0522730 U JPH0522730 U JP H0522730U JP 8107391 U JP8107391 U JP 8107391U JP 8107391 U JP8107391 U JP 8107391U JP H0522730 U JPH0522730 U JP H0522730U
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fixed
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JP8107391U
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Inventor
三之 鎌田
Original Assignee
株式会社オーテイス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 樋の耳縁を係止して吊持する固定鈎片と樋の
内面を支持する係止弾片を一体に有するように係止部材
をステンレスのような薄板金属でこしらへて、薄板金属
でありながら、一方は固定で他方は撓屈自在に構成する
ことを可能とする。 【構成】 固定鈎片2a,3aと係止弾片2b,3bを
前後に相対して一体に有するように薄板金属を折曲して
係止部材2,3となし、これをリベットかしめにより水
平支∂1の端部の下面に取付けるようにしたもの。係止
弾片2b,3bがばね圧に抗して押し広がることにより
樋20の耳縁21,22を嵌入し、樋20の耳縁21,
22の吊持と樋20の内面係止を同時に行なうようにし
たことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋根上の雨水を集めて地上へ導くための樋(軒樋)を、軒先に沿わ せて取付けるようにした樋吊金具に関するものである。
【0002】
【従来技術】
帯板の端部をコ字形に折曲して樋の前後両側部の上端の耳縁を係合吊持させる ように樋を吊持支持する形式の樋吊金具は、例えば実公昭62−21615号公 報、同56−17632号公報、或いは実開昭58−10423号公報等により 従来から一般に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の樋吊金具は、板厚3ミリメートル程度の厚鉄板を機械で折 曲して両端にコ字形の耳係止部を一体形成し、さらに薄板ばねの係止弾片を別に 形成して水平支∂の内面に鋲等で取付けるものであるから製作加工の工数が多く 、また折曲げ、切断等の作業も困難でコスト高になるという問題点を有していた 。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、水平支∂の端部に折曲げにより耳係合部を形成しな いで、簡単な構成で耳係止部と、係止弾片を簡単に得ることができるとともに、 材料を節減してコスト的にも有利な樋吊金具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における樋吊金具は、帯板金属からなる水 平支∂1の両端部に樋20の前後両側部上端の耳縁21・22を係合吊持する係 合部材2・3を設け、水平支∂1の中間部上面に吊∂4を設けた樋吊金具であっ て、前記係合部材2・3を水平支∂1とは別体ものの薄板金属で樋の耳縁を下か ら係合支持する固定鈎片2a・3aと、耳縁の内面を内側から係止する係止弾片 2b・3bとを相対して一体に有するように下向きコ字形に折曲形成し、この係 合部材2・3を水平支∂1の両端部の下面にリベットかしめによる止具5・6で 固着してなるものである。
【0006】 そして、係合部2・3の固定鈎片2a・3aに補強リブ7・8を圧出形成する ことが好ましい。
【0007】
【作用】
樋20を吊金具に取付けるには次のようにする。先づ、水平支∂1を、吊∂4 により軒先下面等の固定部に取付け、次いでその固定された水平支∂1の下から 前後の係合部材2・3に樋20の前後耳縁21・22を当てがい、上方へ押圧し ながら固定鈎片2a・3aと係止弾片2b・3bの間へ強制圧入により押し込む 。すると、係止弾片を押し広げながら嵌入して樋20の耳縁21・22の鍔縁下 端部21a・22aが固定鈎片2a・3aに係止されると同時に、樋の内面に係 止弾片2b・3bがその保有弾力で係接する。
【0008】
【実施例】
水平支∂1は、一定の幅と、人力では容易に曲げることができない程度の厚さ 、及び強度を有する帯板金属を用いて、その板面の中央に吊∂4を一体に取付け る。吊∂4は、ロックボルトにナット9・10を用いてナットの螺合締着により 吊∂4と水平支∂1を、また吊∂4を軒先等の固定部に不動状一体に取付ける。
【0009】 係合部材2・3はステンレス、その他のばね板材からなる薄板金属を、下向き コ字形に折曲して上片2c・3cを介して一方に固定鈎片2a・3aを、他方に 係止弾片2b・3bを夫々相対向するように一体成形される。固定鈎片2a・3 aは上片2c・3cと同幅であり、且つ板面の縦方向に補強リブ7・8が圧出形 成されている為に手等で押圧しても撓んだり屈曲変位しない謂ゆる剛性であるが 、同じ一体ものの板材でも係止弾片2b・3bは板部の中間を切除して該部に縦 割2d・3dを形成してある為に外力を加えると、板面に対し板ばねのように自 由に撓屈変位可能である。
【0010】 このような係合部材2・3は上片2c・3cを取付部にしてこれを水平支∂1 の端部の下面に当てがい、リベット5・6でかしめ一体に取付ける。
【0011】 第4図は前上りタイプの樋吊金具であり、水平支∂1の両端部に同様の係止部 材2・3を取付ける。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記のように係合部材2・3を水平支∂1とは別体ものの薄板金属で 樋の耳縁を下から係合支持する固定鈎片2a・3aと、耳縁の内面を内側から係 止する係止弾片2b・3bとを相対して一体に有するように下向きコ字形に折曲 形成し、この係合部材2・3を水平支∂1の両端部の下面にリベットかしめによ る止具5・6で固着したので、板厚及び強度の大きい水平支∂は、両端を折り曲 げたりしないで、カットしたままの状態で、これに係合部材をリベットかしめに より一体に取付けられ、而も係止部材の一方に樋の耳縁を下から係止する固定鈎 片を形成し、他方に樋の内面を内側から支持するように撓屈自在な係止弾片を一 体形成し得る為一枚のステンレスのような薄板金属より簡単に形成でき、製作加 工が簡単で部品点数、並びに工数が少ない為に少ない材料でコスト的にも安価に 製作でき、而もシンプルな構成で、樋の取付作業も迅速に楽に行なうことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案樋吊金具全体の斜視図である。
【図2】樋を取付た状態の吊金具の断面図である。
【図3】係止部材の斜視図である。
【図4】前上りタイプの樋吊金具の実施例である。
【符号の説明】
1 水平支∂ 2・3 係止部材 4 吊∂ 5・6 止具 7・8 補強リブ 20 樋 21・22 耳縁 2a・3a 固定鈎片 2b・3b 係止弾片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板金属からなる水平支∂1の両端部に
    樋20の前後両側部上端の耳縁21・22を係合吊持す
    る係合部材2・3を設け、水平支∂1の中間部上面に吊
    ∂4を設けた樋吊金具であって、前記係合部材2・3を
    水平支∂1とは別体ものの薄板金属で樋の耳縁を下から
    係合支持する固定鈎片2a・3aと、耳縁の内面を内側
    から係止する係止弾片2b・3bとを相対して一体に有
    するように下向きコ字形に折曲形成し、この係合部材2
    ・3を水平支∂1の両端部の下面にリベットかしめによ
    る止具5・6で固着してなることを特徴とする樋吊金
    具。
  2. 【請求項2】 前記係合部2・3の固定鈎片2a・3a
    に補強リブ7・8を圧出形成した請求項1記載の樋吊金
    具。
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JP2559276Y2 JP2559276Y2 (ja) 1998-01-14

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JP2009108506A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Panasonic Electric Works Co Ltd 軒樋吊り具
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JP3080827U (ja) * 2001-04-04 2001-10-12 榮添 李 サイクリングマシン

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