JPH0762690A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JPH0762690A
JPH0762690A JP23891493A JP23891493A JPH0762690A JP H0762690 A JPH0762690 A JP H0762690A JP 23891493 A JP23891493 A JP 23891493A JP 23891493 A JP23891493 A JP 23891493A JP H0762690 A JPH0762690 A JP H0762690A
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JP
Japan
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air
outside
cab
outside air
evaporator
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JP23891493A
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Makoto Hasegawa
眞 長谷川
Yukihiko Sugiyama
幸彦 杉山
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の外気導入口および内気導入口を複数台
の蒸発器で共用して外気フィルタおよび内気フィルタの
設置箇所を1箇所ずつとし、フィルタの着,脱作業を容
易にする。 【構成】 台座フレーム8に単一の外気導入口37を設
け、該外気導入口37を外気導入配管39を介して各蒸
発器32の外気流入口32Aに接続すると共に、運転室
9内に単一の内気導入口41を設け、該内気導入口41
を内気導入配管43を介して各蒸発器32の内気流入口
32Bに接続し、外気導入口37および内気導入口41
を2台の蒸発器32で共用するようにした。従って、外
気フィルタ38を外気導入口37に、内気フィルタ42
を内気導入口41に取付けるだけで済み、該フィルタの
設置箇所が2箇所となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル、
油圧クレーン、ブルドーザ等の建設機械に関し、特に、
運転室内を冷房するためのエアコンディショナユニット
(以下、エアコンユニットという)が設けられた建設機
械に関する。
【0002】
【従来の技術】図5ないし図8により、従来技術による
建設機械として所謂ハイキャブ型の油圧ショベルを例に
挙げて説明する。
【0003】図において、1は下部走行体、2は該下部
走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能に設けられた
作業機本体としての上部旋回体をそれぞれ示し、該上部
旋回体2の前方には作業装置4が設けられ、該作業装置
4はブーム4A,アーム4B,バケット4C等から構成
されている。
【0004】ここで、前記上部旋回体2について述べる
と、5は下部走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能
に設けられた旋回フレームを示し、該旋回フレーム5
は、前後に延びる主フレームを中心とした骨組構造とな
っている。また、6は該旋回フレーム5の後方に設けら
れた機械室、7は該機械室6の後側に位置して前記旋回
フレーム5の後端部に設けられたカウンタウェイトをそ
れぞれ示し、該機械室6内には、エンジン,油圧機器,
燃料タンク,作動油タンク(いずれも図示せず)等が収
容されている。さらに、旋回フレーム5上には、前記機
械室6の前側に位置して後述する台座フレーム8,運転
室9が設けられている。
【0005】8は機械室6の前方に位置して旋回フレー
ム5上に設けられた箱状の台座フレームを示し、該台座
フレーム8内には、図6および図7に示す如く、中間高
さ位置で内向きに突出した段部8Aが形成され、該段部
8A上には、後述する室外機21が搭載されるようにな
っている。そして、該台座フレーム8の上端側には運転
室9が搭載され、これによって該運転室9の設置位置を
高くしてオペレータに良好な作業視界を確保している。
【0006】9は機械室6の前方に位置して台座フレー
ム8上に設けられた運転室を示し、該運転室9内には、
図8に示す如く、オペレータが着座する運転席10や下
部走行体1および作業装置4等を動作させる複数の操作
レバー11,11および12,12等が設けられてい
る。
【0007】13は従来技術によるエアコンディショナ
ユニット(以下、エアコンユニット13という)を示
し、該エアコンユニット13は台座フレーム8内と運転
室9内とに亘って設けられている。14,14は運転室
9内に位置して運転席10の側方と後方とに配設され、
後述する冷媒循環配管20および室外機21と共に該エ
アコンユニット13を構成する2台の室内機を示し、該
各室内機14は、鋼板等によって箱形状に形成されたケ
ーシング15と、該ケーシング15内に収容された蒸発
器(図示せず)と、前記ケーシング15の上端前面側に
設けられた吹出口16と、前記蒸発器で吸熱された冷風
を該吹出口16から運転室9内に吹出すブロワファン
(図示せず)とから大略構成されている。
【0008】17,17は各室内機14の背面側に位置
し、該各室内機14に対応して運転室9外に開口した外
気導入口を示し、該各外気導入口17は各室内機14に
外気を供給するものである。また、18,18は該各外
気導入口17に着,脱自在に取付けられた外気フィルタ
を示し、該各外気フィルタ18は、ブロワファンによっ
て吸引された外気中の塵埃等を除去することにより、清
浄化した外気を各室内機14に提供するものである。
【0009】19,19は各室内機14の側面側に開口
した内気導入口(図示せず)に着,脱自在に取付けられ
た内気フィルタを示し、該各内気フィルタ19は、運転
室9内の塵埃等を除去して清浄化した内気を室内機14
に提供するものである。
【0010】20は台座フレーム8内に位置して各室内
機14に接続され、内部を冷媒が流通する冷媒循環配
管、21は該冷媒循環配管20の途中に設けられた室外
機をそれぞれ示し、該室外機21は、室内機14の蒸発
器の下流側に位置して該蒸発器で気化された冷媒を圧縮
する圧縮機22と、該圧縮機22の下流側に位置して該
圧縮機22で圧縮された冷媒の熱を放熱して冷媒を液化
する凝縮器23と、該凝縮器23の下流側に位置して該
凝縮器23によって液化された冷媒を一時的に貯えつつ
気液分離するレシーバタンク24とから大略構成されて
いる。
【0011】ここで、前記室外機21は圧縮機22によ
って冷媒を圧縮しつつ、凝縮器23でこの冷媒の熱を放
熱して該冷媒を液化し、この液化された冷媒をレシーバ
タンク24内で気液分離し、液体のみを冷媒循環配管2
0を介して各室内機14の蒸発器に供給する。そして、
該蒸発器に供給された冷媒は、該蒸発器によって気化さ
れ、このときに、蒸発器の周囲の空気から熱を奪ってこ
の空気を冷却し、この冷却された空気はブロワファンに
より吹出口16から運転室9内に吹出される。また、蒸
発器で気化された冷媒は冷媒循環配管20を介して圧縮
機22に供給されて上述した動作を繰返すようになって
いる。
【0012】従来技術による油圧ショベルは上述の如き
構成を有するもので、運転室9内に搭乗したオペレータ
が各操作レバー11,12等を操作することによって、
下部走行体1を走行させたり、作業装置4を動作させて
掘削作業等を行なうようになっている。
【0013】また、気温の上昇に伴って運転室9内の温
度が上昇した場合には、エアコンユニット13を始動さ
せることにより、各室内機14の吹出口16から吹出さ
れる冷風によって該運転室9内の温度を低下させるよう
にしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベル、特に、大型の油圧ショベル
では、広い運転室9内を効果的に冷却できるように、該
運転室9内にエアコンユニット13の室内機14を2台
設けるようになっている。
【0015】しかし、前記各室内機14には、それぞれ
に外気フィルタ18および内気フィルタ19が取付けら
れているから、2台の室内機14で、2箇所ずつの外気
フィルタ18と内気フィルタ19とが取付けられ、合計
4箇所となっている。これにより、外気フィルタ18と
内気フィルタ19を清掃する場合には、4箇所のフィル
タを着,脱しなくてはならず、清掃作業が面倒なものに
なってしまう。特に、油圧ショベルが使用される作業現
場は塵埃等が非常に多い環境であるから、外気フィルタ
18,内気フィルタ19が目詰まりし易く、頻繁に各フ
ィルタ18,19の清掃を行なわなければならず、各フ
ィルタ18,19の清掃に時間を要してしまうと、作業
性の大幅な低下を招いてしまうという問題がある。
【0016】また、外気フィルタ18,内気フィルタ1
9の着,脱が面倒であると、該各フィルタ18,19の
清掃が行なわれなくなり、運転室9内を効果的に冷却で
きなくなるという問題がある。
【0017】さらに、従来技術によるエアコンユニット
13では、蒸発器を各室内機14に内蔵するようにして
いるから、該各室内機14の外形寸法が大きくなってし
まい、運転室9内が狭くなってしまうという問題があ
る。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、単一の外気導入口および内気導入口を複
数台の蒸発器で共用することによって外気フィルタおよ
び内気フィルタの設置箇所を1箇所として、外気フィル
タおよび内気フィルタの着,脱時の作業性を向上できる
ようにした建設機械を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による建設機械が採用する構成は、作業
機本体と、該作業機本体に設けられた運転室と、該運転
室の内部または外部に位置して冷媒が循環する冷媒循環
配管の途中に設けられ、少なくとも複数台の蒸発器を有
するエアコンユニットと、前記運転室外に開口した単一
の外気導入口と、該外気導入口に設けられた外気フィル
タと、前記外気導入口と前記各蒸発器の外気流入口との
間を接続する外気導入配管と、前記運転室内に開口した
単一の内気導入口と、該内気導入口に設けられた内気フ
ィルタと、前記内気導入口と前記各蒸発器の内気流入口
との間を接続する内気導入配管と、前記各蒸発器からの
冷風を前記運転室内に吹出すために、該運転室内に開口
した吹出口とからなる。
【0020】
【作用】各蒸発器の外気流入口を外気導入配管を介して
外気導入口に接続し、内気流入口を内気導入配管を介し
て内気導入口に接続することにより、単一の外気導入口
および内気導入口を各蒸発器で共用し、外気フィルタお
よび内気フィルタの設置箇所を1箇所ずつ、合計2箇所
にする。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図5ないし
図8に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0022】図において、31は本実施例によるエアコ
ンディショナユニット(以下、エアコンユニット31と
いう)を示し、該エアコンユニット31は台座フレーム
8内に設けられている。32,32は台座フレーム8の
段部8A上に設けられ、後述する冷媒循環配管33,圧
縮機34,凝縮器35,レシーバタンク36と共に該エ
アコンユニット31を構成する2台の蒸発器を示し、該
各蒸発器32には、後述する外気導入配管39が接続さ
れる外気流入口32Aと内気導入配管43が接続される
内気流入口32Bとが設けられている。そして、該各蒸
発器32は、冷媒循環配管33を介して供給される液化
した冷媒を気化させることにより、周囲の空気から熱を
奪ってこの空気を冷却するものである。
【0023】33は台座フレーム8内に位置して各蒸発
器32に接続され、内部を冷媒が流通する冷媒循環配
管、34は該冷媒循環配管33の途中に設けられた圧縮
機をそれぞれ示し、該圧縮機34は、各蒸発器32で気
化された冷媒を圧縮して凝縮器35に供給するものであ
る。
【0024】また、35は前記圧縮機34の下流側に位
置して冷媒循環配管33の途中に設けられた凝縮器を示
し、該凝縮器35は、圧縮機22で圧縮された冷媒の熱
を放熱することにより、この冷媒を液化するようになっ
ている。
【0025】36は凝縮器35の下流側に設けられたレ
シーバタンクを示し、該レシーバタンク36は、凝縮器
35によって液化された冷媒を一時的に貯えると共に、
この冷媒を気液分離して液体のみを各蒸発器32に供給
するものである。
【0026】ここで、エアコンユニット31は、冷媒循
環配管33を介して供給される冷媒を圧縮機34によっ
て圧縮して凝縮器35に供給し、該凝縮器35でこの冷
媒の熱を放熱して該冷媒を液化し、この液化された冷媒
をレシーバタンク36内で一時的に貯えつつ気液分離し
た後、該レシーバタンク36から冷媒循環配管33を介
して液化された冷媒のみを各蒸発器32に供給する。こ
れにより、該各蒸発器32は、レシーバタンク36から
供給された冷媒を気化させて周囲の空気から熱を奪って
この空気を冷却するようになっている。そして、この冷
却された空気は後述の各吹出口45から運転室9内に吹
出され、該運転室9内を冷却して適正温度に保つように
なっている。また、各蒸発器32で気化された冷媒は、
冷媒循環配管33を介して圧縮機34に供給される。
【0027】37は台座フレーム8の後面上端側に位置
して外部に開口するように設けられた単一の外気導入口
を示し、該外気導入口37には外気を吸引するブロワフ
ァン(図示せず)が設けられている。また、該外気導入
口37には外気フィルタ38が着,脱自在に取付けら
れ、これにより、ブロワファン(図示せず)によって吸
引される外気中の塵埃等を外気フィルタ38で除去して
清浄化している。
【0028】39は一端側が前記外気導入口37に接続
され、他端側が分岐してそれぞれ蒸発器32,32の外
気流入口32A,32Aに接続された外気導入配管を示
し、該外気導入配管39は、外気導入口37から吸込ま
れた外気を該各蒸発器32に供給するものである。
【0029】40は運転室9内に位置して運転席10の
側方に配設されたフィルタボックス、41は該フィルタ
ボックス40内、即ち運転室9内に開口した単一の内気
導入口を示し、該内気導入口41には内気を吸引するブ
ロワファン(図示せず)が設けられている。また、該内
気導入口41には内気フィルタ42が着,脱自在に取付
けられ、これにより、ブロワファン(図示せず)によっ
て吸引される内気中の塵埃等を内気フィルタ42で除去
して清浄化している。
【0030】43は一端側が前記内気導入口41に接続
され、他端側が分岐してそれぞれ蒸発器32,32の内
気流入口32B,32Bに接続された内気導入配管を示
し、該内気導入配管43は、内気導入口41から吸込ま
れた内気を該各蒸発器32に供給するものである。
【0031】44,44は運転室9内に位置して運転席
10の側方と後方とに配設された角筒状の支持部材(図
3参照)、45,45は該各支持部材44の上端側に設
けられた吹出口をそれぞれ示し、該各吹出口45は、後
述する各空気配管46を介して各蒸発器32から供給さ
れた冷気を運転室9内に吹出すようになっている。
【0032】また、46,46は一端側が前記各吹出口
45に接続され、他端側が各蒸発器32に接続された空
気配管を示し、該各空気配管46は、前記蒸発器32か
ら吐出された冷気を前記吹出口45に供給するものであ
る。
【0033】本実施例による油圧ショベルは上述の如き
構成を有するもので、その基本的動作については従来技
術によるものと格別差異はない。
【0034】然るに、本実施例では、台座フレーム8の
後面上端側に単一の外気導入口37を設け、該外気導入
口37を外気導入配管39を介して2台の蒸発器32,
32の外気流入口32A,32Aに接続すると共に、運
転室9内に単一の内気導入口41を設け、該内気導入口
41を内気導入配管43を介して蒸発器32,32の内
気流入口32B,32Bに接続することにより、外気導
入口37および内気導入口41を2台の蒸発器32,3
2で共用するようにしている。従って、外気フィルタ3
8を外気導入口37に、内気フィルタ42を内気導入口
41にそれぞれ取付けるだけで済み、従来技術では合計
4箇所に必要であったフィルタを2箇所にすることがで
きる。
【0035】かくして、本実施例によれば、外気フィル
タ38および内気フィルタ42をそれぞれ1箇所、合計
で2箇所に取付けるだけで済むから、フィルタ38,4
2の清掃時等の着,脱作業を容易に行なうことができ、
清掃時間の短縮を可能にして作業性を大幅に向上するこ
とができる上に、フィルタ38,42の清掃作業を促進
させることができ、運転室9内の冷却効率が低下するの
を抑制することができる。
【0036】また、本実施例では、エアコンユニット3
1全体を台座フレーム8内に収容し、内気導入口41,
内気フィルタ42を備えたフィルタボックス40と各吹
出口45のみを運転室9内に設置するようにしているか
ら、従来技術で述べた各室内機14に比較して外形寸法
を小さくすることができ、運転室9内を有効的に広めて
作業環境を良好にすることができる。
【0037】なお、前記実施例では、エアコンユニット
31は2台の蒸発器32,冷媒循環配管33,圧縮機3
4,凝縮器35,レシーバタンク36から構成した場合
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば図4に示す変形例の如く、1台の蒸発器32に対して
冷媒循環配管33′,圧縮機34′,凝縮器35′,レ
シーバタンク36′を設ける構成、即ち、エアコンユニ
ット31′を2ユニット設ける構成としてもよく、この
場合には、運転室9内をより効果的に冷却することがで
きる。また、エアコンユニット31′を3ユニット以上
設けるようにしてもよい。
【0038】また、前記実施例では、エアコンユニット
31を構成する各蒸発器32,冷媒循環配管33,圧縮
機34,凝縮器35,レシーバタンク36を台座フレー
ム8内に設け、フィルタボックス40,各支持部材44
を運転室9内に設けるものとして述べたが、各蒸発器3
2,冷媒循環配管33,圧縮機34,凝縮器35,レシ
ーバタンク36からなるエアコンユニット31を運転室
9内、例えば運転席10の後方位置に配置する構成とし
てもよい。
【0039】さらに、前記実施例では、油圧ショベルを
例に挙げて説明したが、油圧クレーン,ブルドーザ等の
他の建設機械にも用いることができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、運
転室外に開口する単一の外気導入口と運転室内に開口す
る単一の内気導入口とを設け、エアコンユニットの各蒸
発器に設けられた外気流入口を外気導入配管を介して前
記外気導入口に接続し、内気流入口を内気導入配管を介
して前記内気導入口に接続することにより、単一の外気
導入口および内気導入口を各蒸発器で共用する構成とし
ているから、外気フィルタおよび内気フィルタをそれぞ
れ1箇所ずつ、合計2箇所に設置するだけで済み、外気
フィルタおよび内気フィルタの着,脱作業を容易にで
き、外気フィルタおよび内気フィルタの清掃時間を短縮
して、作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるエアコンユニット,外気
導入口,内気導入口,外気フィルタ,内気フィルタ等を
運転室の側方より示す配置図である。
【図2】エアコンユニット,外気導入口,内気導入口,
外気フィルタ,内気フィルタ等を運転室の前方より示す
配置図である。
【図3】図1中の各吹出口,フィルタボックス等を運転
室の上方より示す配置図である。
【図4】本発明の変形例によるエアコンユニット,外気
導入口,内気導入口,外気フィルタ,内気フィルタ等を
運転室の側方より示す配置図である。
【図5】従来技術による油圧ショベルを示す側面図であ
る。
【図6】従来技術によるエアコンユニット,外気導入
口,外気フィルタ,内気フィルタ等を運転室の側方より
示す配置図である。
【図7】エアコンユニット,外気導入口,外気フィル
タ,内気フィルタ等を運転室の前方より示す配置図であ
る。
【図8】図6中の各室内機等を運転室の上方より示す配
置図である。
【符号の説明】
2 上部旋回体(作業機本体) 9 運転室 31,31′ エアコンユニット 32 蒸発器 32A 外気流入口 32B 内気流入口 33,33′ 冷媒循環配管 37 外気導入口 38 外気フィルタ 39 外気導入配管 41 内気導入口 42 内気フィルタ 43 内気導入配管 45 吹出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機本体と、該作業機本体に設けられ
    た運転室と、該運転室の内部または外部に位置して冷媒
    が循環する冷媒循環配管の途中に設けられ、少なくとも
    複数台の蒸発器を有するエアコンユニットと、前記運転
    室外に開口した単一の外気導入口と、該外気導入口に設
    けられた外気フィルタと、前記外気導入口と前記各蒸発
    器の外気流入口との間を接続する外気導入配管と、前記
    運転室内に開口した単一の内気導入口と、該内気導入口
    に設けられた内気フィルタと、前記内気導入口と前記各
    蒸発器の内気流入口との間を接続する内気導入配管と、
    前記各蒸発器からの冷風を前記運転室内に吹出すため
    に、該運転室内に開口した吹出口とから構成してなる建
    設機械。
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Cited By (4)

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