JPH0762644A - 多軸掘削機の洗浄方法及び装置 - Google Patents
多軸掘削機の洗浄方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0762644A JPH0762644A JP21245693A JP21245693A JPH0762644A JP H0762644 A JPH0762644 A JP H0762644A JP 21245693 A JP21245693 A JP 21245693A JP 21245693 A JP21245693 A JP 21245693A JP H0762644 A JPH0762644 A JP H0762644A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- auger shaft
- cleaning
- auger
- cleaning fluid
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多軸掘削機のオーガー軸を容易且つ確実に洗
浄する事が出来る多軸掘削機の洗浄方法及び装置の提供 【構成】 洗浄流体(t1、t2)を噴射するノズル
(10−1〜10−4)とオーガー軸(2a〜2c)と
の相対的な位置関係をオーガー軸引き上げに際して検出
し、該相対的な位置関係に基づいてノズル(10−1〜
10−4)からの洗浄流体(t1、t2)の噴射角度を
調節し、オーガー軸(2a〜2c)に付着したスライム
が剥離する方向に洗浄流体(t1、t2)を噴射する。
浄する事が出来る多軸掘削機の洗浄方法及び装置の提供 【構成】 洗浄流体(t1、t2)を噴射するノズル
(10−1〜10−4)とオーガー軸(2a〜2c)と
の相対的な位置関係をオーガー軸引き上げに際して検出
し、該相対的な位置関係に基づいてノズル(10−1〜
10−4)からの洗浄流体(t1、t2)の噴射角度を
調節し、オーガー軸(2a〜2c)に付着したスライム
が剥離する方向に洗浄流体(t1、t2)を噴射する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多軸掘削機のオーガー
軸を引き上げる際に該オーガー軸を洗浄するための技術
の改良に関する。
軸を引き上げる際に該オーガー軸を洗浄するための技術
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】多軸掘削機は土木作業現場等で種々の用
途に用いられている。ここで、多軸掘削機を使用する結
果として、オーガー軸にはスライム等(汚れを構成する
物質:以下同じ)が付着してしまう。このスライムの除
去は、オーガー軸を引き上げる際に洗浄することにより
行われている。
途に用いられている。ここで、多軸掘削機を使用する結
果として、オーガー軸にはスライム等(汚れを構成する
物質:以下同じ)が付着してしまう。このスライムの除
去は、オーガー軸を引き上げる際に洗浄することにより
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、現状では、多
軸掘削機の地上設置部分の近傍に洗浄作業用の専門作業
員を配置して、該作業員の手作業にて洗浄を行ってい
る。この様な手作業においては、一般的には、作業員が
ホース等の端部を持ち、該端部からオーガー軸に向けて
水を噴射することにより洗浄作業を行っている。しか
し、その様な洗浄作業は作業現場を水びたしにしてしま
うのみならず、オーガー軸を回転しつつ引き上げている
最中の多軸掘削機の近傍で行わなければならないので、
非常に危険である。さらに、オーガー軸には、オーガー
ビットやスクリューオーガー、オーガーブレード部の様
に非常に複雑な形状を有する部分が存在するため、そこ
に付着したスライムの除去は非常に困難である。
軸掘削機の地上設置部分の近傍に洗浄作業用の専門作業
員を配置して、該作業員の手作業にて洗浄を行ってい
る。この様な手作業においては、一般的には、作業員が
ホース等の端部を持ち、該端部からオーガー軸に向けて
水を噴射することにより洗浄作業を行っている。しか
し、その様な洗浄作業は作業現場を水びたしにしてしま
うのみならず、オーガー軸を回転しつつ引き上げている
最中の多軸掘削機の近傍で行わなければならないので、
非常に危険である。さらに、オーガー軸には、オーガー
ビットやスクリューオーガー、オーガーブレード部の様
に非常に複雑な形状を有する部分が存在するため、そこ
に付着したスライムの除去は非常に困難である。
【0004】本発明は上述した様な従来技術の問題点に
鑑みて提案されたもので、多軸掘削機のオーガー軸を容
易且つ確実に洗浄する事が出来る多軸掘削機の洗浄方法
及び装置の提供を目的としている。
鑑みて提案されたもので、多軸掘削機のオーガー軸を容
易且つ確実に洗浄する事が出来る多軸掘削機の洗浄方法
及び装置の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者等は種々研究の結
果、オーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライ
ム)が剥離する方向に洗浄流体を噴射すれば、多軸掘削
機のオーガー軸を容易且つ確実に洗浄する事が可能にな
る事を見出だした。
果、オーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライ
ム)が剥離する方向に洗浄流体を噴射すれば、多軸掘削
機のオーガー軸を容易且つ確実に洗浄する事が可能にな
る事を見出だした。
【0006】本発明の多軸掘削機の洗浄方法は、洗浄流
体を噴射するノズルとオーガー軸との相対的な位置関係
を多軸掘削機のオーガー軸を引き上げる際に検出する工
程と、該相対的な位置関係に基づいてノズルからの洗浄
流体の噴射角度を調節する工程と、オーガー軸に付着し
た汚れを構成する物質(スライム等)が剥離する方向に
洗浄流体を噴射する工程、とを含んでいる。
体を噴射するノズルとオーガー軸との相対的な位置関係
を多軸掘削機のオーガー軸を引き上げる際に検出する工
程と、該相対的な位置関係に基づいてノズルからの洗浄
流体の噴射角度を調節する工程と、オーガー軸に付着し
た汚れを構成する物質(スライム等)が剥離する方向に
洗浄流体を噴射する工程、とを含んでいる。
【0007】本発明の洗浄方法の実施に際して、洗浄流
体の噴射角度を調節する工程、及びオーガー軸に付着し
た汚れを構成する物質(スライム等)が剥離する方向に
洗浄流体を噴射する工程は、後述する本発明の洗浄装置
を用いて行うのが好ましいが、その他の機器を用いるこ
とも可能であり、或いはマニュアルによって行うことも
可能である。
体の噴射角度を調節する工程、及びオーガー軸に付着し
た汚れを構成する物質(スライム等)が剥離する方向に
洗浄流体を噴射する工程は、後述する本発明の洗浄装置
を用いて行うのが好ましいが、その他の機器を用いるこ
とも可能であり、或いはマニュアルによって行うことも
可能である。
【0008】また、本発明の多軸掘削機の洗浄装置は、
洗浄流体を噴射するノズルとオーガー軸との相対的な位
置関係を多軸掘削機のオーガー軸を引き上げる際に検出
する検出手段と、該相対的な位置関係に基づいてノズル
からの洗浄流体の噴射角度を調節する噴射角度調節手段
とを含み、該噴射角度調節手段はノズルからの噴射角度
をオーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライム
等)が剥離する方向とせしめる様に構成されている。
洗浄流体を噴射するノズルとオーガー軸との相対的な位
置関係を多軸掘削機のオーガー軸を引き上げる際に検出
する検出手段と、該相対的な位置関係に基づいてノズル
からの洗浄流体の噴射角度を調節する噴射角度調節手段
とを含み、該噴射角度調節手段はノズルからの噴射角度
をオーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライム
等)が剥離する方向とせしめる様に構成されている。
【0009】本発明の実施に際して、洗浄流体を噴射す
るノズルは振動可能に構成するのが好ましい。或いは、
該ノズルを揺動可能に構成するのが好ましい。そして、
そのような振動或いは揺動は、特に、オーガーブレード
部の洗浄作業を行う場合に好適である。
るノズルは振動可能に構成するのが好ましい。或いは、
該ノズルを揺動可能に構成するのが好ましい。そして、
そのような振動或いは揺動は、特に、オーガーブレード
部の洗浄作業を行う場合に好適である。
【0010】また、オーガー軸に付着した汚れを構成す
る物質(スライム等)が剥離する方向としては、オーガ
ービット及びスクリューオーガーの洗浄作業を行う場合
には、壁面効果を発揮させるために、水平面に対して4
5度以内であり、スクリュー角度に対して±5度以内で
あるのが好ましい。一方、オーガー軸の洗浄に関して
は、水平面に対して45度以内であって、且つ、オーガ
ー軸の水平断面を構成する円の切線方向に洗浄流体を噴
射するのが好ましい。
る物質(スライム等)が剥離する方向としては、オーガ
ービット及びスクリューオーガーの洗浄作業を行う場合
には、壁面効果を発揮させるために、水平面に対して4
5度以内であり、スクリュー角度に対して±5度以内で
あるのが好ましい。一方、オーガー軸の洗浄に関して
は、水平面に対して45度以内であって、且つ、オーガ
ー軸の水平断面を構成する円の切線方向に洗浄流体を噴
射するのが好ましい。
【0011】さらに、洗浄流体としては、洗浄用液(液
体)、気体、液体及び気体の混合流体、剥離材が混入し
た流体、その他が使用可能である。
体)、気体、液体及び気体の混合流体、剥離材が混入し
た流体、その他が使用可能である。
【0012】これに加えて、上記噴射角度調節手段は、
ノズルホルダーと、ノズルホルダー取付パイプと、ノズ
ル取付プレートとで構成するのが好ましい。或いは、上
下運動伝達装置を付け加えるのも好ましい。
ノズルホルダーと、ノズルホルダー取付パイプと、ノズ
ル取付プレートとで構成するのが好ましい。或いは、上
下運動伝達装置を付け加えるのも好ましい。
【0013】
【作用】上述した様な構成を有する本発明の洗浄方法及
び装置によれば、オーガー軸を引き上げる際に、ノズル
とオーガー軸との相対的な位置関係を検出し、それに基
づいてノズルからの洗浄流体の噴射角度を調節して、オ
ーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライム等)
が剥離する方向に洗浄流体を噴射している。そして、洗
浄流体の噴射方向を制御或いは調節することにより、オ
ーガービットやスクリューオーガー、オーガーブレード
部の様に非常に複雑な形状を有する部分に付着したスラ
イムであっても、容易に除去することが出来るのであ
る。
び装置によれば、オーガー軸を引き上げる際に、ノズル
とオーガー軸との相対的な位置関係を検出し、それに基
づいてノズルからの洗浄流体の噴射角度を調節して、オ
ーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライム等)
が剥離する方向に洗浄流体を噴射している。そして、洗
浄流体の噴射方向を制御或いは調節することにより、オ
ーガービットやスクリューオーガー、オーガーブレード
部の様に非常に複雑な形状を有する部分に付着したスラ
イムであっても、容易に除去することが出来るのであ
る。
【0014】また、本発明の洗浄装置においては、オー
ガー軸を引き上げる際にノズルとオーガー軸との相対的
な位置関係を検出する検出手段と、ノズルからの洗浄流
体の噴射角度を調節する噴射角度調節手段との作動を自
動化することが可能である。従って、作業員の手作業に
て洗浄を行う必要が無くなり、作業現場の環境が改善さ
れ、従来技術における様な危険が無くなるのである。
ガー軸を引き上げる際にノズルとオーガー軸との相対的
な位置関係を検出する検出手段と、ノズルからの洗浄流
体の噴射角度を調節する噴射角度調節手段との作動を自
動化することが可能である。従って、作業員の手作業に
て洗浄を行う必要が無くなり、作業現場の環境が改善さ
れ、従来技術における様な危険が無くなるのである。
【0015】なお、上記噴射角度調節手段は、ノズルホ
ルダーと、ノズルホルダー取付パイプと、ノズル取付プ
レートとで構成した場合には、ノズルの上下方向の噴射
角度の調整はノズル取付プレートとノズルホルダーとに
より行い、噴射角度の左右方向の調整はノズルホルダー
と取付パイプとの間でノズルホルダーを回転させる事に
より行い、ノズルの上下取付位置の調整はノズルホルダ
ーを取付パイプに対してスライドさせる事により行われ
る。
ルダーと、ノズルホルダー取付パイプと、ノズル取付プ
レートとで構成した場合には、ノズルの上下方向の噴射
角度の調整はノズル取付プレートとノズルホルダーとに
より行い、噴射角度の左右方向の調整はノズルホルダー
と取付パイプとの間でノズルホルダーを回転させる事に
より行い、ノズルの上下取付位置の調整はノズルホルダ
ーを取付パイプに対してスライドさせる事により行われ
る。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【0017】図1において、全体を符号1で示す多軸掘
削機は3本のオーガー軸2a、2b、2cが設けられて
いる。図1−3で示す状態では、オーガー軸2a、2
b、2cは引き上げられた状態であり、オーガーブレー
ド部が露出した状態となっている。すなわち、掘削時に
は地中に埋まっているオーガービット3a、3b、3
c、スクリューオーガー4a、4b、4cが地表部分に
露出しており、洗浄作業が可能な状態となっている。
削機は3本のオーガー軸2a、2b、2cが設けられて
いる。図1−3で示す状態では、オーガー軸2a、2
b、2cは引き上げられた状態であり、オーガーブレー
ド部が露出した状態となっている。すなわち、掘削時に
は地中に埋まっているオーガービット3a、3b、3
c、スクリューオーガー4a、4b、4cが地表部分に
露出しており、洗浄作業が可能な状態となっている。
【0018】図1−3で示すように、ケーシング5に取
り付けられたノズルホルダー取付パイプ6−1、6−2
には合計4個のノズル装置が設けられており、該ノズル
装置は、ノズル10−1・・・10−4、ノズルホルダ
ー12−1・・・12−4、ノズル取付プレート14−
1・・・14−4から構成されている。また、ノズルホ
ルダー取付パイプ6−1の端部であって、添字「−2」
で示すノズル装置の下方には、オーガー軸を引き上げる
際にノズルとオーガー軸との相対的な位置関係を検出す
る検出手段を構成するセンサ16が配置されている。図
1−3において、添字「−1」で示すノズル装置を符号
8−1で示し、以下、ノズル装置は構成要素の添字に対
応して、それぞれ「8−2」、「8−3」、「8−4」
で表現されている。
り付けられたノズルホルダー取付パイプ6−1、6−2
には合計4個のノズル装置が設けられており、該ノズル
装置は、ノズル10−1・・・10−4、ノズルホルダ
ー12−1・・・12−4、ノズル取付プレート14−
1・・・14−4から構成されている。また、ノズルホ
ルダー取付パイプ6−1の端部であって、添字「−2」
で示すノズル装置の下方には、オーガー軸を引き上げる
際にノズルとオーガー軸との相対的な位置関係を検出す
る検出手段を構成するセンサ16が配置されている。図
1−3において、添字「−1」で示すノズル装置を符号
8−1で示し、以下、ノズル装置は構成要素の添字に対
応して、それぞれ「8−2」、「8−3」、「8−4」
で表現されている。
【0019】なお、図1−3では示されていないが、セ
ンサ16の出力信号を入力し、それに基づいてノズル装
置8−1・・・8−4における作動を制御するための機
構が設けられている。また、ノズル10−1・・・10
−4の上下方向の噴射角度を調節するためノズル取付プ
レート14−1・・・14−4とノズルホルダー12−
1・・・12−4との相対位置を変位させるための機構
や、噴射角度の左右方向を調整するためノズルホルダー
12−1・・・12−4を回転させる機構や、ノズルの
上下取付位置の調整するためノズルホルダー12−1・
・・12−4を取付パイプ6−1、6−2に対してスラ
イドさせる機構も存在するが、図示は省略してある。
ンサ16の出力信号を入力し、それに基づいてノズル装
置8−1・・・8−4における作動を制御するための機
構が設けられている。また、ノズル10−1・・・10
−4の上下方向の噴射角度を調節するためノズル取付プ
レート14−1・・・14−4とノズルホルダー12−
1・・・12−4との相対位置を変位させるための機構
や、噴射角度の左右方向を調整するためノズルホルダー
12−1・・・12−4を回転させる機構や、ノズルの
上下取付位置の調整するためノズルホルダー12−1・
・・12−4を取付パイプ6−1、6−2に対してスラ
イドさせる機構も存在するが、図示は省略してある。
【0020】再び図1において、ノズル10−1から噴
射する洗浄液が符号t1で示されており、ノズル10−
2から噴射する洗浄液が符号t2で示されている。ここ
で、ノズル10−1の上下方向位置(レベル)はオーガ
ー軸2a、2cの軸部分と同一のレベルである。そし
て、オーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライ
ム等)が剥離する方向は、図3で示すように、オーガー
軸2a、2b、2cの水平断面を構成する円の切線方向
となっている。ノズル10−3からの洗浄液噴流t3に
ついても同様である。
射する洗浄液が符号t1で示されており、ノズル10−
2から噴射する洗浄液が符号t2で示されている。ここ
で、ノズル10−1の上下方向位置(レベル)はオーガ
ー軸2a、2cの軸部分と同一のレベルである。そし
て、オーガー軸に付着した汚れを構成する物質(スライ
ム等)が剥離する方向は、図3で示すように、オーガー
軸2a、2b、2cの水平断面を構成する円の切線方向
となっている。ノズル10−3からの洗浄液噴流t3に
ついても同様である。
【0021】一方、下方に位置しているノズル10−2
は、オーガービット3a−3c及びそれに隣接するスク
リューオーガー4a、4b、4cの洗浄作業を行うべ
く、洗浄液(符号t2)を噴射している。ここで、付着
した汚れを構成する物質(スライム等)が効率的に剥離
する様に壁面効果を発揮させるために、噴流t2の噴射
角度は、水平面に対して45度以内で且つスクリューの
ブレードに沿う様になっている(図1)。
は、オーガービット3a−3c及びそれに隣接するスク
リューオーガー4a、4b、4cの洗浄作業を行うべ
く、洗浄液(符号t2)を噴射している。ここで、付着
した汚れを構成する物質(スライム等)が効率的に剥離
する様に壁面効果を発揮させるために、噴流t2の噴射
角度は、水平面に対して45度以内で且つスクリューの
ブレードに沿う様になっている(図1)。
【0022】次に、図4、図5をも参照して、図示の実
施例の作動を説明する。ここで、図4は、図1−3の実
施例の制御機構をブロックにより単純に表現したもので
あり、図5は制御フローの一例を示している。
施例の作動を説明する。ここで、図4は、図1−3の実
施例の制御機構をブロックにより単純に表現したもので
あり、図5は制御フローの一例を示している。
【0023】図1−3では図示は省略されているが、セ
ンサ16の検出結果は信号伝達ラインCL1(図4)を
介して制御ユニット20へ伝達され、そこで所定の処理
が為された後に信号伝達ラインCL2を介してノズル装
置側に制御信号が伝達される。ここで、作業員によるマ
ニュアル制御を行う場合には、制御ユニット20に代え
て、作業員(図示せず)用の操作盤を配置する。
ンサ16の検出結果は信号伝達ラインCL1(図4)を
介して制御ユニット20へ伝達され、そこで所定の処理
が為された後に信号伝達ラインCL2を介してノズル装
置側に制御信号が伝達される。ここで、作業員によるマ
ニュアル制御を行う場合には、制御ユニット20に代え
て、作業員(図示せず)用の操作盤を配置する。
【0024】次に、自動制御を行う場合の作業ルーチン
を説明する。先ず、センサ16によりオーガー軸2a、
2b、2cの各部分を検出し(ステップS1)、検出さ
れた部分に対応して、どの部分が洗浄作業の対象となる
のかを制御ユニット20で特定する(ステップS2)。
を説明する。先ず、センサ16によりオーガー軸2a、
2b、2cの各部分を検出し(ステップS1)、検出さ
れた部分に対応して、どの部分が洗浄作業の対象となる
のかを制御ユニット20で特定する(ステップS2)。
【0025】洗浄作業の対象となる部分が特定されてか
ら、その部分に付着したスライムが剥離する方向と洗浄
液の噴射方向とが同一となるように、ノズルからの洗浄
液噴射角度を決定する(ステップS3)。そして、ステ
ップS3で決定した噴射角度となる様に、ノズルを変位
或いは移動する(ステップS4、S5)。そして洗浄作
業を実行或いは継続するのである(ステップS6)。
ら、その部分に付着したスライムが剥離する方向と洗浄
液の噴射方向とが同一となるように、ノズルからの洗浄
液噴射角度を決定する(ステップS3)。そして、ステ
ップS3で決定した噴射角度となる様に、ノズルを変位
或いは移動する(ステップS4、S5)。そして洗浄作
業を実行或いは継続するのである(ステップS6)。
【0026】なお、ノズルの振動或いは揺動が必要な場
合は、ステップS3乃至S5において必要な作動が行わ
れる。その様な場合に好適に用いられるノズルホルダを
符号12Aにて図6及び図7で示してある。
合は、ステップS3乃至S5において必要な作動が行わ
れる。その様な場合に好適に用いられるノズルホルダを
符号12Aにて図6及び図7で示してある。
【0027】図示の実施例はあくまでも例示であり、本
発明の技術的範囲を限定する趣旨の物ではない旨を付記
する。
発明の技術的範囲を限定する趣旨の物ではない旨を付記
する。
【0028】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に列挙する。
【0029】(1) 複雑な形状のオーガー軸であって
も、容易且つ確実に洗浄することが出来る。
も、容易且つ確実に洗浄することが出来る。
【0030】(2) オーガー軸の洗浄作業の自動制御
が可能である。
が可能である。
【0031】(3) 作業員の手作業にて洗浄を行う必
要が無くなり、作業現場の環境が改善され、従来技術に
おける様な危険が無くなるのである。
要が無くなり、作業現場の環境が改善され、従来技術に
おける様な危険が無くなるのである。
【図1】本発明の1実施例の正面図。
【図2】図1の実施例の側面図。
【図3】図1の実施例の平面図。
【図4】図1−3の実施例の制御機構を簡略化して示す
ブロック図。
ブロック図。
【図5】図1−3の実施例の制御フローチャートを示す
図。
図。
【図6】本発明で用いられるノズルホルダの一例を示す
正面図。
正面図。
【図7】本発明で用いられるノズルホルダの一例を示す
側面図。
側面図。
2a、2b、2c・・・オーガー軸 3a、3b、3c・・・オーガービット 4a、4b、4c・・・スクリューオーガー 5・・・ケーシング 6−1、6−2・・・ノズルホルダー取付パイプ 8−1、8−2、8−3、8−4・・・ノズル装置 10−1〜10−4・・・ノズル 12−1〜12−4・・・ノズルホルダー 14−1〜14−4・・・ノズル取付プレート 16・・・センサ 20・・・制御ユニット CL1、CL2・・・信号伝達ライン
フロントページの続き (72)発明者 中村 鉄雄 埼玉県草加市谷塚町918−7
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄流体を噴射するノズルとオーガー軸
との相対的な位置関係を多軸掘削機のオーガー軸を引き
上げる際に検出する工程と、該相対的な位置関係に基づ
いてノズルからの洗浄流体の噴射角度を調節する工程
と、オーガー軸に付着した汚れを構成する物質が剥離す
る方向に洗浄流体を噴射する工程、とを含むことを特徴
とする多軸掘削機の洗浄方法。 - 【請求項2】 洗浄流体を噴射するノズルとオーガー軸
との相対的な位置関係を多軸掘削機のオーガー軸を引き
上げる際に検出する検出手段と、該相対的な位置関係に
基づいてノズルからの洗浄流体の噴射角度を調節する噴
射角度調節手段とを含み、該噴射角度調節手段はノズル
からの噴射角度をオーガー軸に付着した汚れを構成する
物質が剥離する方向とせしめる様に構成されている、こ
とを特徴とする多軸掘削機の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21245693A JP3280769B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 多軸掘削機の洗浄方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21245693A JP3280769B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 多軸掘削機の洗浄方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762644A true JPH0762644A (ja) | 1995-03-07 |
JP3280769B2 JP3280769B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=16622932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21245693A Expired - Fee Related JP3280769B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 多軸掘削機の洗浄方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3280769B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022112684A (ja) * | 2021-01-22 | 2022-08-03 | 株式会社不動テトラ | 地盤改良装置における洗浄装置 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP21245693A patent/JP3280769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022112684A (ja) * | 2021-01-22 | 2022-08-03 | 株式会社不動テトラ | 地盤改良装置における洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3280769B2 (ja) | 2002-05-13 |
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