JPH076263Y2 - 二重床 - Google Patents

二重床

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JPH076263Y2
JPH076263Y2 JP1988021170U JP2117088U JPH076263Y2 JP H076263 Y2 JPH076263 Y2 JP H076263Y2 JP 1988021170 U JP1988021170 U JP 1988021170U JP 2117088 U JP2117088 U JP 2117088U JP H076263 Y2 JPH076263 Y2 JP H076263Y2
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JP
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floor
space
floor plate
concave
girder
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JP1988021170U
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耕二 桑野
康弘 石黒
隆夫 園部
俊雄 菅原
安隆 奥村
誠 郷
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はOAオフイス等における二重床に係るものであ
る。
(従来の技術) 第4図は従来のOAオフイスにおける二重床を示し、大梁
(a)及び大梁(a)間に架渡された小梁(b)上に載
置された平板状のコンクリート床(c)上に台座(d)
を立設し、同台座(d)上にフロアパネル(e)を張設
して構成されている。
図中(f)は天井、(g)は空調ダクトである。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の二重床は、在来の床スラブ上に電気配線等の
空間を作るため、その分、天井高さが低くなり、階高が
高くなり、またスペースが小さいため主として電気配線
しか入らない。
本考案は前記従来の二重床の有する問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とする処は、天井裏を有効に利
用し、階高を変えることなく大きな空間を形成すること
ができる二重床を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本考案に係る二重床は相対
する大梁間に、同各大梁の天端部より段差を付けて小梁
を架渡し、中央部が端部との間に段差を有する凹部に形
成された凹型の床板の端部を前記大梁間に橋架するとと
もに、前記床板の凹部を前記小梁上に支承し、前記床板
上に立設された台座を介してフロアパネルを配設して構
成されている。
(作用) 本考案においては中央部が、端部との間に段差を有する
凹部に形成された凹型の床板を使用し、相対する大梁間
に、同各大梁の天端部より段差を付けて小梁を架渡し、
同小梁上に前記床板の凹部を支承せしめることによって
中央に凹部を有する床板が大梁及び小梁に安定した状態
で支持される。
更に前記床板上に台座を介してフロアパネルを配設する
ことによって、同フロアパネルと前記床板との間に配管
等のスペースが形成された二重床が形成されるものであ
り、前記床板の中央凹部と端部との高低差だけ階高が低
減される。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
(1)は中央部が端部より段差部を介してtだけ低くな
るように形成された凹型のコンクリート床板である (3)は小梁で、相対する大梁(2)間に同各大梁の天
端部より段差を付けて架渡されている。
而して前記床板(1)を大梁(2)間に橋架するととも
に、中央の凹部(1a)を小梁(2)上に載架し、前記床
板(1)より台座(4)を立設するとともに、台座
(4)上にフロアパネル(5)を張設し、同フロアパネ
ル(5)と床板(1)との間に配管スペースが形成され
た二重床を構築する。
図中(6)は天井、(7)は空調ダクトである。
図示の実施例は前記したように、コンクリート床板
(1)を中央部が端部より低い凹部(1a)に形成された
凹型の床板(1)とすることによって、天井から床面ま
での高さHが、従来の床の場合のhに比して床板(1)
の凹部(1a)と端部の高低差tだけ低い(h−t)とな
り、階高をtだけつめることができる。
このように前記実施例によれば階下の天井裏を利用し
て、階高を変えることなく、OAオフイス用の電気配線の
ためのスペースが確保された二重床が構成され、天井、
床内のふところを小さくでき、整備関係配管の床面取出
しができ、また配線、配管の変更、メンテナンスが床面
から簡単にできる。
第3A図乃至第3L図は前記二重床の使用例を示し、第3A図
は凹型床板(1)とフロアパネル(5)との間のスペー
スを、コンピユーター(11)等の情報機機、電話器(1
2)、照明スタンド(13)等用の電気配線(14)(15)
(16)等の設置、空間として利用した場合を示し、第3B
図及び第3C図は夫々前記スペースを空調のサプライダク
ト(17)、及びレターンチヤンバー(18)として利用し
た場合を示す。なお第3B図において(19)は吹出口ユニ
ツトである。
第3D図は前記スペースを空調用配管(20)の設置空間と
して利用した場合を示し、(21)はパーソナル空調用デ
スク、(22)は吹出口ユニツトである。
第3E図は前記スペースを冷温風のダクト(23)として利
用した場合を示し、(24)はパーソナル空調用デスクで
ある。
第3F図は前記スペースを給排水管(24)の配管用空間と
して利用した場合を示し、(25)は移動式給茶ユニツト
である。
第3G図は前記スペースを局所冷房機用排気ダクト(26)
の設置空間として利用した場合を示し、(27)は局所冷
房機である。
第3H図は前記スペースを局所排気用ダクトとして利用し
た場合を示し、(28)は煙草の灰皿に連絡する排気装
置、(29)はOA機の発熱除去用換気装置である。
第3I図は前記スペースをセントラルクリーナー配管(3
0)の設置用空間として利用した場合を示し、(31)は
同配管(30)に接続された掃除機である。
第3J図は前記スペースをエアーシユーターに利用した場
合を示し、(32)はエアーシユーター用配管、(33)は
エアーシユーター投入口である。
第3K図は前記スペースを真空ごみ輸送用ダクト(34)の
設置空間として利用した場合を示し、図中(35)は同ダ
クト(34)に連通するシユレツダーである。
更に第3L図は前記スペースを収納スペースとして利用し
た場合を示し、図中(36)は開閉蓋、(37)は被収納体
である。
(考案の効果) 本考案に係る二重床は前記従来の二重床における平板状
の床板に代えて、中央部が端部との間に段差を有する凹
部に形成された凹型床板を使用し、同床板を相対する大
梁間に橋架するとともに、同大梁間に同各大梁の天端部
より段差をつけて架渡された小梁に前記凹部を支承し、
前記凹型床板より立設された台座を介してフロアパネル
を配設したことによって、階下の天井裏を利用して床、
天井内のふところが小さくされた二重床を構成したもの
であり、床板に前記凹部を設けたことによって階高を変
えずに、フロアパネルと床板との間の配線配管等用の空
間が広くとれ、床下部の整備関係配管の床面取出し、ま
た配線、配管の変更、メンテナンスが床面から簡単に行
なわれるようにしたものである。
なお大梁間に配管する必要の生じた場合、公知のように
大梁部に配管孔を設ける等の公知公用の手段によって、
所期の目的を達成するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る二重床の一実施例を示す縦断面
図、第2図はその斜面図、第3A図乃至第3L図はその使用
状態を示す縦断面図、第4図は従来の二重床の縦断面図
である。 (1)……コンクリート床板、(1a)……凹部 (2)……大梁、(3)……小梁 (4)……台座、(5)……フロアパネル
フロントページの続き (72)考案者 菅原 俊雄 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 フ ジタ工業株式会社内 (72)考案者 奥村 安隆 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 フ ジタ工業株式会社内 (72)考案者 郷 誠 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 フ ジタ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−197547(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対する大梁間に、同各大梁の天端部より
    段差を付けて小梁を架渡し、中央部が端部との間に段差
    を有する凹部に形成された凹型の床板の端部を前記大梁
    間に橋架するとともに、前記床板の凹部を前記小梁上に
    支承し、前記床板上に立設された台座を介してフロアパ
    ネルを配設してなることを特徴とする二重床。
JP1988021170U 1988-02-22 1988-02-22 二重床 Expired - Lifetime JPH076263Y2 (ja)

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JP1988021170U JPH076263Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 二重床

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JP1988021170U JPH076263Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 二重床

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01130436U JPH01130436U (ja) 1989-09-05
JPH076263Y2 true JPH076263Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31238164

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JP1988021170U Expired - Lifetime JPH076263Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 二重床

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JP (1) JPH076263Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62197547A (ja) * 1986-02-25 1987-09-01 大成建設株式会社 床構造

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JPH01130436U (ja) 1989-09-05

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