JPH076233B2 - ユニット住宅 - Google Patents

ユニット住宅

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JPH076233B2
JPH076233B2 JP62137467A JP13746787A JPH076233B2 JP H076233 B2 JPH076233 B2 JP H076233B2 JP 62137467 A JP62137467 A JP 62137467A JP 13746787 A JP13746787 A JP 13746787A JP H076233 B2 JPH076233 B2 JP H076233B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、住宅ユニットを複数連結させることにより構
成されるユニット住宅に関する。
(従来の技術) 従来の、ユニット住宅を構成する住宅ユニットとして
は、例えば、特公昭51-14806号公報等に記載されている
ように、柱と梁とによって構成された鉄骨構造体に、天
井材及び床材や壁材が固定された箱形のものが知られて
いる。
この従来の住宅ユニットは、外壁や内壁の他、長屋や共
同住宅の界壁を構成する界壁材も含めて壁材が、取付強
度の問題から柱や大梁に固定されて、住宅ユニットの側
面に配置されていた。従って、共同住宅などの界壁を構
成していくにあたっては、界壁材が設けられている二つ
の住宅ユニットを、各ユニットの界壁材が互いに対向す
るように隣接して配置させることにより、両住宅ユニッ
ト間に立設されるものであった。
そして、これらの住宅ユニットを上下に配置して、その
界壁を上下に接合していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来のユニット住宅は、この上下の界壁の接合
を硬質の界壁材同士を接合することによって行っていた
から、接合作業が困難であると共に精度も悪いものであ
った。なお、従来のユニット住宅は、界壁が側面に設け
られている住宅ユニットが用いられていたために、界壁
を常に住宅ユニット間にしか配置させることができず、
このことが住宅のプランをたてる上での大きな制約とな
っていた。即ち、ユニット住宅におけるプランのバリエ
ーションを乏しいものにしていた。
例えば、界壁によって隔てられる両側の居住空間と共に
接する位置に、階段等のような共有空間を設けると共
に、その界壁の両側の居住空間を左右対称の等しい平面
形状に確保しようとすると、特公昭51-14806号公報に示
すように、共有空間を外壁の外に出っ張らせて設けなけ
ればならなかった。これは、外観的にみばえの悪いもの
であり、また、敷地の形状によっては共有空間を住宅の
外に出っ張らせること事態が不可能な場合も生じさせる
ものあった。
また、共有空間01を、住宅の外壁02から外に出っ張らな
いように、住宅ユニット03,03間に配設すると、界壁04
の両側の居住空間05,06を左右対称の等しいプランとす
るのは困難となっていた(第8図参照)。
また、界壁はその性質から強度,遮音性,防火性に優れ
たものでなければならなかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明で
は、界壁が立設されている住宅ユニットを上下に配置さ
せて構成されているユニット住宅において、前記住宅ユ
ニットの上下に隣接する界壁間に、一方の界壁の端に取
り付けられた軟質の難燃材と、該難燃材の表面を覆う金
属板とからなる防火性を有する軟質のスペーサが介在さ
れている手段とした。
(作用) 本発明のユニット住宅では、上下に隣接する界壁間に
は、一方の界壁の端に取り付けられた軟質の難燃材と、
該難燃材の表面を覆う金属板とからなる防火性を有する
軟質のスペーサが介在されているために、住宅ユニット
同士を隣接して配置するだけで、界壁同士の密着性が高
まり、高い防火性能を得ることができるし、また、上か
らの荷重によってスペーサが収縮するため、界壁の寸法
誤差や住宅ユニット同士の組み付け誤差等を吸収するこ
ともできる。また、難燃材は金属板によって保護される
ので、破損の恐れがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第6図に示す第1実施例のユニット住宅
について、その構成を説明する。
このユニット住宅は、第1図に示すように、十の箱形の
住宅ユニットA(A1,A2,A3………A10)が、上下二段
にコ字形の配列で連結されると共に、その上に屋根Bが
載せられて構成された二回建のユニット住宅である。
各住宅ユニットAは、第5図,第6図に示すように、柱
11と天井梁12及び床梁13とによって構成された鉄骨構造
体10を有している。鉄骨構造体10に、第3図に示すよう
に、天井材20及び床材30が取り付けられ、これらの天井
材20と床材30とによって内部空間が天井裏空間aと居室
空間bと床下空間cとに仕切られている。尚、前記天井
梁12は、枠組となる天井大梁121と、該天井大梁121,121
間に所定間隔毎の架設されて補強梁となる複数の天井小
梁122とで構成されており、また、前記床梁13も同様に
床大梁131と複数の床小梁132とで構成されている。
更に、これらの住宅ユニットAのうち、後中央位置に配
設された上下二個の住宅ユニットA3,A8は、第1図及び
第4図に示すように、その中央位置前後方向に界壁40,5
0が立設されている。尚、屋根材61と上階の住宅ユニッ
トA3との間の小屋裏空間dにも、前記住宅ユニットA3
A8の界壁40,50の上方位置に、この小屋裏空間dを仕切
る小屋裏界壁60が立設されている。
前記界壁40,50は、上下階の住宅ユニットAの内部空間
を左右対称に二等分し、上下階をそれぞれ二戸の住居に
仕切るものである。
まず、上階の住宅ユニットA3の界壁50について説明す
る。
この界壁50は、第2図及び第3図に示すように、天井裏
空間aを仕切る天井裏界壁51と、居室空間bを仕切る居
室界壁52と、床下空間cを仕切る床下界壁53とに分割さ
れている。
これらの天井裏界壁51及び床下界壁53は、更に、第2図
に示すように、左右二つの部材(一部材が幅約1800mm)
に分割されている。それぞれの天井裏界壁51及び床下界
壁53は、第3図に示すように、中央に配置される壁枠51
1,531と、その両側に固定される補強パネル512,532と、
前記壁枠511,531及び補強パネル512,532を挟んでその両
側に固定される壁パネル513,533とで構成されている。
また、居住界壁52は、第2図に示すように、左右四つの
部材(一部材が幅約900mm)に分割され、それぞれが、
第3図に示すように、所定間隔を置いて対向して配置さ
れている壁枠521と、その壁枠521を挟んでその両側に固
定される壁パネル522とで構成されている。
尚、前記壁パネル513,533,522は、二枚の石膏ボードの
間に亜鉛鉄板を介在させて形成されている。また、これ
らの材料によって形成された天井裏界壁51及び床下界壁
53と居室界壁52とは、所定の遮音性能及び耐火性能を有
している。
前記天井裏界壁51は、第5図に示すように、対向する天
井大梁121,121間の中央位置に配置され、天井小梁122に
対して交差状態で固定されるもので、その上面には、天
井小梁122に嵌合する嵌合溝514が等間隔毎に形成されて
おり、また、その左右端には、天井裏界壁51と天井大梁
121との間に形成される隙間を塞ぐ端カバー515が設けら
れる。尚、前記嵌合溝514は、天井小梁122の外周形状と
ほぼ同一形状に形成されている。
前記床下界壁53は、第5図に示すように、対向する床大
梁131間の中央位置に配置され、床小梁132に対して交差
状態で固定されるもので、前記天井裏界壁51と同様、そ
の下面に、床小梁132に嵌合する嵌合溝534が等間隔毎に
形成されており、その左右端には、床下界壁53と床大梁
131との間に形成される隙間を塞ぐ端カバー535が設けら
れる。尚、この嵌合溝534は、床小梁132の外周形状とほ
ぼ同一形状に形成されている。
前記居室界壁52は、第2図に示すように、柱11間の中央
位置に配置され、上端が前記天井裏界壁51の下面に固定
されると共に、下端が前記床下界壁53の上面に固定され
るものである。
従って、上階の住宅ユニットA3に界壁50を立設させる際
には、まず、鉄骨構造体10が組み上がる前の、天井大梁
121と天井小梁122のみが結合されている天井パネルの状
態の時に、その天井パネルを、鉄骨構造体10として組み
立られた際に下面となる側を上側にして、その上側に配
置された面に対して天井裏界壁51を固定する。この天井
裏界壁51を天井小梁122に固定する際には、まず、天井
小梁122に対して直交方向に天井裏界壁51を配置し、そ
の嵌合溝514が天井小梁122に嵌合するように天井小梁12
2の中央位置に差し込む。このように仮止めした状態
で、天井裏界壁51を天井小梁122に対して釘打ち強固に
取付け固定する。尚、端カバー515は、天井裏界壁51を
天井小梁122に固定した後に、天井裏界壁51に対して固
定する。ここで、この嵌合溝514が天井小梁122の外周形
状とほぼ同一形状に形成されていることから、この固定
状態において、天井裏界壁51の上面と天井小梁122の上
面とは同一平面上に配置されることになる。
次に、鉄骨構造体10を組み上げた後に、床下界壁53を床
小梁132に固定する。この床下界壁53は、嵌合溝534が床
小梁132に嵌合するように床小梁132の上からその中央位
置に落とし込んで仮止めした後、床小梁132に対して釘
打ち固定されて強固に取付けられるものである。ここ
で、この嵌合溝534が床小梁132の外周形状とほぼ同一形
状に形成されていることから、この固定状態において、
床下界壁53の下面と床小梁132の下面とは同一平面上に
配置されることになる。
最後に、居室界壁52を、前記天井裏界壁51と床下界壁53
との間に立設して界壁50は完成する。ここで、居室界壁
52と天井材20と目地にはシール材523が取り付けられ
る。
尚、上述のように、鉄骨構造体10を組み上げる前の天井
パネルの状態で天井裏界壁51を天井小梁122に固定する
ことにより、取付強度及び作業効率の向上を図ることが
できるが、この天井裏界壁51は、鉄骨構造体10を組み上
げた後に固定してもよいものである。
次に、下階の住宅ユニットA8の界壁40について説明す
る。
この界壁40は、第6図に示すように、天井裏空間aを仕
切る天井裏界壁41と、居室空間bを仕切る居室界壁42と
に分割されており、更に、上階の住宅ユニットA3と同様
に、天井裏界壁41は、左右二つの部材に分割され、居室
界壁42は、左右四つの部材に分割されている。
前記天井裏界壁41は、壁枠411と補強パネル412と壁パネ
ル413とで構成され、第6図に示すように、対向する天
井大梁131,131間の中央位置に配置され、天井小梁122に
対して固定されるもので、その下面には、天井小梁122
に嵌合する嵌合溝413が等間隔毎に形成されており、ま
た、その左右端には、端カバー414が設けられている。
また、415は溝カバーであって、この溝カバー415は、第
2図に示すように、天井裏界壁41の嵌合溝413に固定さ
れ、天井裏界壁41と下階の住宅ユニットA8の居室界壁52
との間に形成される隙間を塞ぐものである。
前記居室界壁42については、上階ユニットA3の居室界壁
52と構成が同じであるため、説明を省略する。尚、第3
図中、421は壁枠、422は壁パネル、423はシール材であ
る。
従って、上階の住宅ユニットA8に界壁40を立設させる際
には、まず、天井裏界壁41を天井小梁122に固定する。
この天井裏界壁41を天井小梁122に固定する際には、ま
ず、天井小梁122に対して直交方向に天井裏界壁41を配
置し、その嵌合溝413が天井小梁122に嵌合するように天
井小梁122の中央位置に差し込む。そして、天井裏界壁4
1の下面から天井小梁122に対して釘打ち固定して強固に
取付ける。このように天井裏界壁41を固定した後に、天
井裏界壁41の左右端に端カバー414を固定すると共に、
嵌合溝413に溝カバー415を固定する。
次に、居室界壁42を、天井裏界壁41と床材30との間に立
設し、その上端を天井裏界壁41に固定すると共に、下端
を床材30に固定する。
上述のように、上階の住宅ユニットA8の天井裏界壁51及
び床下界壁53、また、下階の住宅ユニットA3の天井裏界
壁41は、それぞれ、天井小梁122あるいは床小梁132に対
して交差する方向に配置して差し込みにより仮止めされ
た状態で釘固定されるので、重量のある界壁を手で支え
て釘打ちしなくてよいことから、この固定作業は効率よ
く行うことができる。
尚、小屋裏空間dに立設される小屋裏界壁60は、第2図
に示すように、上面が屋根Bの傾斜に応じて傾斜面に形
成された、略三角形状のものである。
このようにして工場で組み立てられた住宅ユニットA
は、現場において、まず、下階の住宅ユニットA1……A5
を基礎に据え付け、次に、上階の住宅ユニットA6……A
10を下階の住宅ユニットA1……A5の上に載せ、そして、
上階の住宅ユニットA6……A10の上に屋根Bが載せられ
る。そして、界壁40,50を隔てた両側の居住空間と接す
るように住宅ユニットA1,A5間には、全ての居住者が共
同で使用することができる階段スペースCが形成され、
ユニット住宅として完成する。
ここで、下階の住宅ユニットA8の天井裏界壁41と、上階
の住宅ユニットA3の床下界壁53との間及び、上階の住宅
ユニットA3の天井裏界壁51と、小屋裏界壁60との間及
び、屋根材61と小屋裏界壁60との間には防火性を有する
スペーサ70が介在される。
これらのスペーサ70は、厚さほぼ25mmの軟質な難燃材で
ある岩綿保温板71の片面に、金属板である厚さほぼ0.4m
mの亜鉛鉄板72を張設して構成されたもので、岩綿保温
板71を下にして、下階の住宅ユニットA8の天井裏界壁41
の上端と、上階の住宅ユニットA3の天井裏界壁51の上端
と、小屋裏界壁60の上端とに、それぞれ取り付けられて
いる。尚、これらのスペーサ70はそれぞれ、各界壁41,5
1,60の両側に設けられている一対の壁パネル413,522,60
1を一括して覆っており、両端部が前記壁パネル413,52
2,601の側面に沿って折り曲げられている。
従って、このようなスペーサ70を、上階の住宅ユニット
A3と下階の住宅ユニットA8との間及び住宅ユニットA3
屋根との間において、界壁40,50,60同士の接続部分に介
在させたことにより、界壁40,50,60が屋根材61の下面か
ら下階の住宅ユニットA8の床上面に亘って隙間なく一貫
して設けられることになり、高い防火性能を得ることが
できる。
また、上からの荷重によって、スペーサ70の岩綿保温板
71が収縮可能なため、スペーサは軟質となり、各界壁4
0,50,60の寸法誤差や、住宅ユニットA8,A3を上下に積
み重ねる際の組み立て誤差等を吸収して界壁40,50,60同
士を密着させることができる。
また、岩綿保温板71は亜鉛鉄板72によって保護されてい
るので、破損等の恐れがない。
また、ユニット住宅完成状態において、下階の住宅ユニ
ットA6……A10の天井裏空間aと、上階の住宅ユニットA
6……A10の床下空間c及び上階の住宅ユニットA6……A
10の天井裏空間aと小屋裏空間dとは、第3図に示すよ
うに、互いに連続する。
このように、住宅ユニットA及び屋根Bを組み上げて完
成されたユニット住宅は、下階の住宅ユニットA6……A
10の床材30の上面から屋根材61の下面に亘って、住宅の
中央位置で、界壁40,50,60によって左右に仕切られてお
り、これらの界壁40,50,60を隔てた両側の住居は、第4
図に示すように、左右対称のプランに形成されている。
従って、本住宅の住宅ユニットAを用いることによっ
て、第4図に示すように、共有空間が外壁80から外に出
っ張らないように配設され、しかも、界壁40,50によっ
てその両側の居住空間bが左右対称のプランに形成され
たユニット住宅を構成することができる。
尚、このようなプランがたてられることは、アパート等
のような集合住宅を構成するのに最適である。
次に、第7図に示す第2実施例について説明する。
尚、第2実施例を説明するにあたり、第1実施例と同様
の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。また、作
用についても第1実施例と同様の作用は説明を省略す
る。
この実施例は、スペーサ70が、各界壁40,50,60の壁パネ
ル413,513,601に対して、壁パネル413,513,601毎に独立
して設けられている例である。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
例えば、実施例では、二階建のユニット住宅に適用した
例を示したが、一階建のユニット住宅でも、また、三階
建以上の住宅ユニットに適用してもよい。更に、従来の
ようなユニット側面に界壁材が配置されている住宅ユニ
ットと組み合わせてユニット住宅を構成することによ
り、更にプランのバリエーションを広げることができ
る。
また、界壁は、居住界壁と床下界壁が一体になっている
ものや、天井裏界壁から床下界壁までが一体になってい
るものであってもよい。
また、界壁は、柱間の中央位置でなくても、住宅ユニッ
トの範囲であれば、任意の位置に配置することができ
る。
また、実施例では、軟質のスペーサを下階の住宅ユニッ
トと上階の住宅ユニットとの間及び上階の住宅ユニット
と屋根との間に介在させたが、各住宅ユニットにおい
て、天井裏界壁と居室界壁との間や、居室界壁と床下界
壁との間に介在させてもよい。また、スペーサは、隣接
する界壁間の、両方の界壁の対向する端に取り付けても
よい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のユニット住宅にあっ
ては、上下に隣接する界壁間に、一方の界壁の端に取り
付けられた軟質な難燃材と、該難燃材の表面を覆う金属
板とからなる防火性を有する軟質のスペーサを介在させ
たことにより、住宅ユニット同士を隣接して配置するだ
けで、界壁同士の密着性が高まり、高い防火性能を得る
ことができると共に、界壁の寸法誤差及び住宅ユニット
同士の組み付け誤差等を吸収することができ、しかも難
燃材の破損の恐れがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のユニット住宅を示す全体斜
視図、第2図は第1実施例のユニット住宅の縦断面図、
第3図は第2図のIII-III断面図、第4図は第2図のIV-
IV断面図、第5図及び第6図は第1実施例の住宅ユニッ
トを示す斜視図、第7図は第2実施例の住宅ユニットの
要部を示す断面図、第8図は従来のユニット住宅の一例
を示す平面図である。 A……住宅ユニット 10……鉄骨構造体 11……柱 12……梁 40,50……界壁 70……スペーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】界壁が立設されている住宅ユニットを上下
    に配置させて構成されているユニット住宅において、 前記住宅ユニットの上下に隣接する界壁間に、一方の界
    壁の端に取り付けられた軟質な難燃材と、該難燃材の表
    面を覆う金属板とからなる防火性を有する軟質のスペー
    サが介在されていることを特徴とするユニット住宅。
  2. 【請求項2】界壁が、住宅ユニット内部空間を横に分割
    する中間位置に配置されたものである特許請求の範囲第
    1項記載のユニット住宅。
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