JP3257111B2 - 耐火構造 - Google Patents
耐火構造Info
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Description
ト建物に利用できる。
物ユニットを建築現場で組立てることにより建築される
ユニット建物がある。このユニット建物には、短期間で
建築を完了できるというメリットがある。このようなユ
ニット建物では、骨組みとしてチャンネル材や角形鋼管
等の鉄骨軸組材が用いられている。当該建物が所定の高
さを超える場合等には、骨組みの周囲を耐火材で囲う耐
火構造を設ける必要があり、耐火構造としては、複数の
骨組みを一括して耐火材で囲うメンブレン式を採用する
のが好ましい。このメンブレン式では、耐火材として珪
酸カルシウム板や石膏ボード等の硬質面材を採用すると
ともに、なるべく面積の大きい大判のものを使用し、一
枚の耐火面材でより多くの骨組みを一括して囲うことに
より、骨組みを個別に耐火被覆する手間を省き、かつ耐
火面材を相互に接続する箇所を減らして建築現場での作
業効率を向上することができる。
うな耐火構造では、大量の耐火面材が必要となるため、
高価な珪酸カルシウム板を耐火面材として用いると、コ
ストが高騰するという問題がある。一方、安価な石膏ボ
ードを採用することが考えられるが、これによると、コ
ストの問題が解決するものの、石膏ボードには珪酸カル
シウム板のように充分な耐火性能を確保できないという
問題がある。また、互いに近接する柱同士および梁同士
をそれぞれ一括して耐火面材で囲むことはできても、離
間した柱および梁は、別個に耐火面材で囲むので、耐火
被覆材で覆う箇所がまだ多く、耐火被覆する手間の低減
が充分とはいえず、耐火被覆する手間をさらに省きたい
という要望もある。
が良く、耐火被覆作業の手間が軽減されるうえ、低コス
トで充分な耐火性を確保できる耐火構造を提供すること
にある。
直方体状に組んだ骨組みを備えた複数の建物ユニット
を、隣接相互間に間隔を設けて水平方向に配列し、互い
の間に対向間隔を設けて二列以上の列を形成した状態で
相互に接合して建築されたユニット建物の耐火構造であ
って、前記ユニット建物が形成する列の境界に沿って対
向配置されるとともに、前記列の境界に沿って位置する
複数の柱および梁の建物ユニット内側面を連続して覆う
一対の耐火囲繞体が設けられ、前記耐火囲繞体は、建物
ユニット毎に分割された主耐火面状部と、隣接する建物
ユニット間にまたがって前記主耐火面状部を相互に連結
する第1の接続用耐火面状部とを備え、前記第1の接続
用耐火面状部は、珪酸カルシウム板製とされ、前記主耐
火面状部は、この第1の接続用耐火面状部と同等の耐火
性能を確保するために、当該第1の接続用耐火面状部よ
りも厚い石膏ボード製とされ、前記隣接する建物ユニッ
ト端の柱の側面に接する位置に前記第1の接続用耐火面
状部が配置され、該柱の側面に接しない位置に前記主耐
火面状部が配置されていることを特徴とする。
分には、耐火性を有する外壁材が設けられ、前記耐火囲
繞体は、ユニット建物の前記外壁部分まで延び、当該耐
火囲繞体の前記外壁部分近傍に設けられた、前記主耐火
面状部の当該外壁部分側の端縁と、前記外壁材の室内側
の側面との間には、当該主耐火面状部と当該外壁材とを
相互に連結する第2の接続用耐火面状部が設けられ、こ
の第2の接続用耐火面状部は、前記第1の接続用耐火面
状部と同じ珪酸カルシウム板製とされていることが好ま
しい。
は、前記接続用耐火面状部と対応する耐火性能の厚さと
するために、所定厚さ寸法のものを二枚重ねたもの、あ
るいは、大きな厚さを有する一枚のもの等が採用でき
る。
部分を占める主耐火面状部を安価な石膏ボード製とした
ので、大判の石膏ボードを大量に使用してもコストが嵩
まず、メンブレン式の耐火構造が低コストで実現できる
ようになる。一方、接続用耐火面状部は、珪酸カルシウ
ム板製なので単位面積当たりのコストは高価であるが、
この接続用耐火面状部が形成するのは耐火構造のうちの
小面積の部分であるため、コストを嵩ませることがな
い。また、前記主耐火面状部の厚さを接続用耐火面状部
と対応する耐火性能の厚さとしたので、充分な耐火性能
が確保される。さらに、予め工場で建物ユニットに主耐
火面状部として面積の大きい大判のものを設置しておけ
ば、建築現場おいては、建物ユニットの相互接合の後
に、主耐火面状部同士を小面積の接続用耐火面状部で連
結するだけで耐火構造を完成させることができる。この
ため、建築現場における耐火構造の形成作業を簡略化で
き、その作業性が向上する。また、隣接相互間に間隔を
設けて水平方向に配列し、互いの間に対向間隔を設けて
二列以上の列を形成した状態で、複数の建物ユニットを
相互に接合したために、前記二列の境界に沿って複数の
柱および梁が位置していても、これらの柱および梁を、
その両側に配置された一対の耐火囲繞体で一括して覆う
ことが可能となり、複数の柱および梁を1本ずつ耐火被
覆材で覆う必要がなくなるので、耐火被覆の手間が大幅
に低減される。さらに、隣接する建物ユニット端の柱の
側面に接する位置に第1の接続用耐火面状部を配置し、
該柱の側面に接しない位置に主耐火面状部を配置したの
で、第1の接続用耐火面状部よりも厚くすることで、主
耐火面状部の耐火性能を確保しても、主耐火面状部の裏
面は、第1の接続用耐火面状部の裏面よりも後方へ退か
せることが可能なので、間仕切り壁の厚さ寸法が大きく
ならず、間仕切り壁に耐火構造を適用しても、通常の間
仕切り壁と同様に居室スペースを確保でき、これにより
前記目的が達成される。
する。図1には、本実施例に係るユニット建物1の平面
が示されている。ユニット建物1は、予め工場で製造し
た複数の建物ユニット2を建築現場に打設しておいた基
礎1Aの上に配列して建築したものである。さらに詳しく
いえば、ユニット建物1は、図1から明らかなように、
隣接相互間に間隔を設けて水平方向に配列し、互いの間
に対向間隔を設けて二列以上の列を形成した状態で、複
数の建物ユニット2を相互に接合することにより建築さ
れたものである。そして、建物ユニット2は、四角筒状
の柱3および断面コ字形状の梁4を六面体状、換言すれ
ば、直方体状に接合した骨組み5を有する箱状のもので
ある。
4を一括して囲う耐火囲繞体10からなる耐火構造が設け
られている。耐火囲繞体10は、ユニット建物1の間仕切
り壁が形成される間仕切り部分に設けられる耐火構造を
形成する一対の面状体であり、複数の建物ユニット2が
形成する二つの列の境界に沿って対向配置されている。
また、耐火囲繞体10は、前述の建物ユニット2の列の境
界に沿って位置する柱3および梁4の建物ユニット2の
内側面を連続して覆うものとなっている。耐火囲繞体10
には、建物ユニット2毎に分割された主耐火面状部11
と、隣接する建物ユニット2の間にまたがって主耐火面
状部2を相互に連結する第1の接続用耐火面状部である
接続用耐火面状部12とが設けられている。ここで、耐火
囲繞体10は、ユニット建物1の外壁部分まで延び、耐火
囲繞体10の図中上下の端部は、耐火性能に優れた軽量気
泡コンクリート製の外壁材13により閉鎖されている。こ
の際、主耐火面状部11の互いに対向する側面間の内部空
間は、少なくとも一つの建物ユニット2においては連通
するとともに、隣接する建物ユニット2を連結する以前
においては、当該建物ユニット2の端縁部分で内部が露
出されている。また、接続用耐火面状部12は、隣接する
建物ユニット2の間にまたがる位置、換言すると、隣接
する建物ユニット2の境界部分となる連結部分Aに配置
されている。このような一対の耐火囲繞体10の間に形成
される内部空間に、建物ユニット2の骨組み5である柱
3および梁4が収納されている。
拡大されて示されている。図において、接続用耐火面状
部12は、一枚の上下に長い珪酸カルシウム板である。接
続用耐火面状部12の幅は、隣接する建物ユニット2の二
つの柱3の側面に跨がることが可能な寸法とされてい
る。接続用耐火面状部12は裏面を二つの柱3の側面に沿
わせて釘打ちで固定されている。ここで、互いに対向す
る主耐火面状部11の間に形成される内部空間は、隣接す
る建物ユニット2の端縁部分である連結部分Aにおける
開口が、接続用耐火面状部12で封鎖されるようになって
いる。主耐火面状部11は、所定厚さのガラス繊維強化石
膏ボードを二枚重ねにしたものを建物ユニット2の端縁
に沿って複数配列して形成したものであり、ガラス繊維
強化石膏ボードの二枚重ねにより、珪酸カルシウム板製
の接続用耐火面状部12に対応する耐火性能を確保してい
る。主耐火面状部11を構成する二枚重ねの石膏ボード
は、上下の端縁部分が梁4に固定した断面コ字形状の受
材15を介して梁4に取付けられている。主耐火面状部11
の裏面には、断面コ字形状の下地材14が複数水平方向に
配列されている。これらの下地材14により、主耐火面状
部11の表面が押圧されても凹まないように補強がなされ
ている。なお、対向配置した主耐火面状部11の間には遮
音材6が充填されており、これにより、耐火囲繞体10は
界壁となっている。ここで、接続用耐火面状部12は、隣
接する建物ユニット2の端に位置する柱3の側面に接す
る位置に配置されている。一方、主耐火面状部11は、該
柱3の側面に接しない位置に配置されている。これによ
り、接続用耐火面状部12よりも厚くすることで、主耐火
面状部11の耐火性能を確保しても、主耐火面状部11の裏
面を、接続用耐火面状部12の裏面よりも後方へ退かせる
ことにより、耐火囲繞体10の厚さ寸法が増大しないよう
になっている。
の接続部分には、面状部11, 12の厚さの違いにより、こ
れらの裏側に段差16が生じている。段差16の凹み部分に
は、石綿等の可撓性のある耐火目地材17が充填されてい
る。このため、主耐火面状部11および接続用耐火面状部
12の間に隙間18が形成されても、この隙間18は耐火目地
材17により塞がれるようになっている。
外壁部分近傍に設けられた主耐火面状部11の外壁材13へ
の連結部分Bが拡大されて示されている。図において、
外壁材13は、柱3の図中下側の側面にその裏面を沿わせ
た状態で設置されている。一方、主耐火面状部11は、外
壁材13と直角に配置されている。主耐火面状部11の外壁
部分側の端縁と、外壁材13の室内側の側面との間には、
主耐火面状部11と外壁材13とを相互に連結する第2の接
続用耐火面状部である接続用耐火面状部12A が配置され
ている。この接続用耐火面状部12A により主耐火面状部
11および外壁材13が連結されている。また、接続用耐火
面状部12A は、第1の接続用耐火面状部である接続用耐
火面状部12と同じ珪酸カルシウム板製とされている。
い珪酸カルシウム板からなるものであり、その幅寸法
は、断面がほぼ正方形の柱3の一辺の寸法よりも若干大
きいものとされている。接続用耐火面状部12A の主耐火
面状部11との接続部分は、前述の接続用耐火面状部12の
接続部分と同様に処理されており、厚さの違いにより生
じる段差16A の凹み部分には、石綿等の可撓性のある耐
火目地材17A が充填されている。この耐火目地材17A に
より接続部分にできる隙間18A が塞がれるようになって
いる。
ット2の連結部分Cが示されている。図1において、連
結部分Cには、上下階の建物ユニット2の複数の梁4を
一括して囲う耐火囲繞体20が設けられている。下階の建
物ユニット2の天井部分には、石膏ボードを二枚重ねた
主耐火面状部21が建物ユニット2毎に設置されている。
この主耐火面状部21の端部には、接続用耐火面状部22が
配置されている。この接続用耐火面状部22は、他の建物
ユニット2の主耐火面状部21との連結を行う珪酸カルシ
ウム板製の面材である。主耐火面状部21および接続用耐
火面状部22の間には、可撓性のある耐火目地材23が配置
され、この部分にできる隙間24は、耐火目地材23により
塞がれるようになっている。
は、各建物ユニット2の梁4に固定された受材25と、こ
の受材25の側面に固定されたブラケット26とを介して軽
量気泡コンクリート製の床下地材27が取付けられてい
る。床下地材27の上には根太28を介して床材29が載置さ
れている。各床材29は、木製の面材から形成されたもの
であり、接続用床材30で相互に連結されるようになって
いる。接続用床材30は、耐火性のある珪酸カルシウム板
製のものである。接続用床材30の下面には、その両端縁
に沿って耐火性のある珪酸カルシウム板製の小片材31が
取付けられている。この小片材31により床下地材27およ
び接続用床材30が相互に連結されるようになっている。
これらの主耐火面状部21、接続用耐火面状部22、床下地
材27、接続用床材30、および、小片材31は、複数の梁4
を囲う閉鎖空間を形成し、これらにより耐火囲繞体20が
構成されている。
ユニット2を製造する際に、主耐火面状部11、接続用耐
火面状部12A 、床下地材27、床材29、および、外壁材13
等を建物ユニット2に組付けておく。そして、建築現場
で複数の建物ユニット2を接合した後、各建物ユニット
2の主耐火面状部11, 21および床材29をそれぞれ接続用
耐火面状部12, 22および接続用床材30で相互に連結し、
耐火囲繞体10, 20を完成させてユニット建物1に耐火構
造を形成する。
な効果がある。耐火囲繞体10のほぼ全体を構成するため
に大面積となっている主耐火面状部11を安価な石膏ボー
ドで形成したので、耐火囲繞体10のコストを低減でき
る。また、接続用耐火面状部12,12Aは高価な珪酸カルシ
ウム板製のものとしているが、これらの接続用耐火面状
部12,12Aはもともと小面積でよいため、耐火囲繞体の10
の全体コストを高めることにはならない。
ドを二枚重ねにすることにより、接続用耐火面状部12と
対応する耐火性能の厚さとしたので、耐火囲繞体10に
は、珪酸カルシウム板を使用した場合と同等の充分な耐
火性能を確保できる。
火面状部11、接続用耐火面状部12A、および、外壁材13
を建物ユニット2に組付けておき、建築現場で各建物ユ
ニット2の主耐火面状部11を接続用耐火面状部12で相互
に連結するようにしたので、建築現場での耐火構造の形
成作業が簡略化され、建築現場における作業をきわめて
容易化できる。また、複数の建物ユニット2を相互に接
合するにあたり、隣接相互間に間隔を設けて水平方向に
配列し、互いの間に対向間隔を設けて二列以上の列を形
成した状態で、前述の複数の建物ユニット2を相互に接
合したために、建物ユニット2の二つの列の境界に沿っ
て複数の柱3および梁4が位置していても、これらの柱
3および梁4を、その両側に配置された一対の耐火囲繞
体10で一括して覆うことができ、複数の柱3および梁4
を1本ずつ耐火被覆材で覆う必要がなくなるので、耐火
被覆の手間を大幅に低減することができる。さらに、連
結部分Aにおいて、隣接する建物ユニット2の端に位置
する柱3の側面に接する位置に接続用耐火面状部12を配
置し、該柱3の側面に接しない位置に主耐火面状部11を
配置し、主耐火面状部11の裏面を接続用耐火面状部12の
裏面よりも後方へ退かせたので、接続用耐火面状部12よ
りも厚くすることで、主耐火面状部11の耐火性能を確保
しても、耐火囲繞体10の厚さ寸法が増大せず、耐火囲繞
体10を界壁としても、居室スペースを狭くすることがな
く、通常の間仕切り壁と同様に居室スペースを確保する
ことができる。
れるものではなく、次に示すような変形などをも含むも
のである。すなわち、建物ユニット2の柱や梁として
は、四角筒状の柱3や、断面コ字形状の梁4に限らず、
例えば、断面H字形状のものなどでもよく、柱および梁
の形状等は実施にあたり適宜選択できる。
6が充填されて界壁としたものに限らず、遮音材の代わ
りに断熱材を充填してもよく、あるいは、単なる中空の
壁としてパイプシャフトやパイプスペースとして利用し
てもよい。
ドを二枚重ねしたものに限らず、例えば、通常のものよ
りも厚さ寸法を厚くされた一枚の石膏ボード、あるい
は、薄い石膏ボードを三枚以上重ねたものでもよく、要
するに、接続用耐火面状部と対応する耐火性能の厚さと
なった石膏製のものであればよい。
る矩形状のものに限らず、例えば、柱や梁等の骨組みを
囲む部分のみが膨み、他の部分は厚みが薄くなったもの
でもよく、この場合には、骨組みの平断面に応じた形状
に接続用耐火面状部を成形し、この接続用耐火面状部で
単なる平板状の主耐火面状部を連結すればよい。
における作業性を良好にできるうえ、耐火被覆作業の手
間を軽減でき、しかも、低コストで充分な耐火性を確保
することができる。
る。
る。
る。
トの連結部分を示す拡大断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】柱および梁を直方体状に組んだ骨組みを備
えた複数の建物ユニットを、隣接相互間に間隔を設けて
水平方向に配列し、互いの間に対向間隔を設けて二列以
上の列を形成した状態で相互に接合して建築されたユニ
ット建物の耐火構造であって、 前記ユニット建物が形成する列の境界に沿って対向配置
されるとともに、前記列の境界に沿って位置する複数の
柱および梁の建物ユニット内側面を連続して覆う一対の
耐火囲繞体が設けられ、 前記耐火囲繞体は、建物ユニット毎に分割された主耐火
面状部と、隣接する建物ユニット間にまたがって前記主
耐火面状部を相互に連結する第1の接続用耐火面状部と
を備え、 前記第1の接続用耐火面状部は、珪酸カルシウム板製と
され、前記主耐火面状部は、この第1の接続用耐火面状
部と同等の耐火性能を確保するために、当該第1の接続
用耐火面状部よりも厚い石膏ボード製とされ、 前記隣接する建物ユニット端の柱の側面に接する位置に
前記第1の接続用耐火面状部が配置され、該柱の側面に
接しない位置に前記主耐火面状部が配置されていること
を特徴とする耐火構造。 - 【請求項2】請求項1に記載の耐火構造において、 前記ユニット建物の外壁部分には、耐火性を有する外壁
材が設けられ、 前記耐火囲繞体は、ユニット建物の前記外壁部分まで延
び、 当該耐火囲繞体の前記外壁部分近傍に設けられた、前記
主耐火面状部の当該外壁部分側の端縁と、前記外壁材の
室内側の側面との間には、当該主耐火面状部と当該外壁
材とを相互に連結する第2の接続用耐火面状部が設けら
れ、この 第2の接続用耐火面状部は、前記第1の接続用耐火
面状部と同じ珪酸カルシウム板製とされていることを特
徴とする耐火構造。
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