JPH0761910A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JPH0761910A JPH0761910A JP21045493A JP21045493A JPH0761910A JP H0761910 A JPH0761910 A JP H0761910A JP 21045493 A JP21045493 A JP 21045493A JP 21045493 A JP21045493 A JP 21045493A JP H0761910 A JPH0761910 A JP H0761910A
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- Japan
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- hair
- ether
- diethylene glycol
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Abstract
素数1〜5のアルキル基を示し、mは2〜6の数を示
す)で表わされるポリアルキレングリコールモノアルキ
ルエーテルと(b)天然系造膜性ポリマー又はその誘導
体とを含有する毛髪化粧料。 【効果】 この毛髪化粧料は、使用感に優れ、毛髪には
り、こしと良好なくし通り性を付与し、枝毛、切れ毛の
発生等に対する抑制効果に優れ、しかも毛髪のまとまり
性を良くすることができ、極めて優れたものである。
Description
詳細には毛髪にはり、こし及び良好なくし通り性を付与
し、枝毛、切れ毛の発生等に対する抑制効果に優れ、し
かも毛髪のまとまり性を良くすることができる毛髪化粧
料に関する。
ーン、油剤あるいは界面活性剤等を毛髪化粧料に配合
し、これらを毛髪表面又は毛髪内部に吸着せしめる方法
がとられている。しかし、この方法では毛髪表面全体を
充分に保護することができないため、ブラッシング等の
際には、クシやブラシが毛髪表面に直接触れてしまい、
損傷を防ぐことができなかった。また、毛髪を柔軟に
し、はり、こしをなくしてしまう。
チルビニルエーテル/マレイン酸ハーフエステルのコポ
リマーとして例えばGANTREZ ES225、ビニ
ルピロリドン/ビニルアセテートのコポリマーとして例
えばLuviskol VA64E等の造膜性の合成ポ
リマーを毛髪化粧料に配合し、毛髪表面をコートしては
り、こしを出すことが行われてきたが、この方法による
と塗布時のべたつきが大きく、不快な使用感を示すとい
う問題があった。
ごわつき等がなく良好な使用感とはり、こしを与えるこ
とができ、かつ毛髪の損傷を防止する毛髪化粧料の開発
が望まれていた。
発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結
果、特定のポリアルキレングリコールモノアルキルエー
テルと天然系造膜性ポリマー又はその誘導体とを併用す
ることにより、塗布時のべたつきがなく毛髪にはり、こ
しを付与し、枝毛、切れ毛等の損傷を防止することがで
き、しかも毛髪のまとまり性の良好な毛髪化粧料が得ら
れることを見出し、本発明を完成した。
(b); (a)一般式(1)
し、R2 は炭素数1〜5のアルキル基を示し、mは2〜
6の数を示す)で表わされるポリアルキレングリコール
モノアルキルエーテル、(b)天然系造膜性ポリマー又
はその誘導体を含有することを特徴とする毛髪化粧料を
提供するものである。
表わされるポリアルキレングリコールモノアルキルエー
テルとしては、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノn−プロピルエーテル、ジエチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリ
コールモノn−ブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノt−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノペ
ンチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノn−プロピルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノn−ブチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノt−ブチルエーテル、ジプロピレン
グリコールモノペンチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
プロピルエーテル、トリエチレングリコールモノブチル
エーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、テトラエチレングリコールモノプロピルエーテル、
テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンタ
エチレングリコールモノエチルエーテル、ペンタエチレ
ングリコールモノプロピルエーテル、ペンタエチレング
リコールモノブチルエーテルなどを挙げることができ
る。これらの中でもジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、
ジエチレングリコールモノn−ブチルエーテル、トリエ
チレングリコールモノプロピルエーテル、トリエチレン
グリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノブチルエーテルが好ましく、特にm=2であるジ
エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレング
リコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコール
モノn−ブチルエーテルが好ましい。
レングリコールモノアルキルエーテルは、一種又は二種
以上を混合して用いることができ、毛髪化粧料全量中に
0.05〜50.0重量%(以下、単に%で示す)、特
に0.5〜30.0%配合されるのが好ましい。
造膜性ポリマー又はその誘導体は、水又はエタノールに
溶解するもので、造膜性を有するものである。具体的に
は、Cosmetics & Toiletries
108巻,95〜110頁、1993年等に記載のキサ
ンタンガム、トラガントガム、アラビアガム、グアーガ
ム、カチオン化グアーガム、ローカストビーンガム、カ
ラヤガム、κ−カラギーナン、λ−カラギーナン、ι−
カラギーナン、クインシード、デキストラン、レバン、
プルラン、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン、セラッ
ク、ロジン、キチン、カルボキシメチルキチン、キトサ
ン、4級化キトサン、ペクチン、ファーセレラン、寒
天、ヒドロキシプロピルキトサン、キトサンPCA、ケ
ラチンとその誘導体、アルギン酸、コラーゲン、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、エステルガム、
ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、可溶
性澱粉、ジアルデヒド澱粉、アルギン酸プロピレン、グ
リコールエステル、タラガム、カシアガム、アラビノガ
ラクタン、タマリンド、ジュランガム、カードラン、ア
ルブミン、澱粉、澱粉リン酸エステル、澱粉グリコール
酸エステルなどが挙げられる。
然系造膜性ポリマー又はその誘導体は、一種又は二種以
上を混合して用いることができ、毛髪化粧料全量中に
0.01〜30%、特に0.05〜10.0%配合され
るのが好ましい。
上記成分以外にも本発明の目的を損なわない範囲内で通
常の化粧料、医薬品、食品などに配合される成分、例え
ば、界面活性剤;油脂類;シリコーン類;抗フケ剤、殺
菌剤、ビタミン剤などの薬剤;パラベンなどの防腐剤;
パーフルオロポリエーテル、水溶性高分子などの増粘
剤;染料及び顔料などの着色剤;カチオンポリマーなど
のコンディショニング剤;グリコールエステルなどのパ
ール化剤;アクリル樹脂液などの毛髪セット用ポリマ
ー;各種調合香料、エンサイクロペディア・オブ・コン
ディショニング・リンス・イングレディエンツ(ENCYCL
OPEDIA OF CONDITIONING RINSE INGREDIENT;Micelle Pr
ess.1987年)に収載されている成分を配合すること
ができる。
シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘア
トリートメント、セットローション、ブロースタイリン
グローション、ヘアスプレー、泡状スタイリング剤、ジ
ェル状スタイリング剤、ヘアリキッド、ヘアトニック、
ヘアクリームなどの各種毛髪化粧料として使用すること
ができる。
毛髪にはり、こしと良好なくし通り性を付与し、枝毛、
切れ毛の発生等に対する抑制効果に優れ、しかも毛髪の
まとまり性を良くすることができ、極めて優れたもので
ある。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
より、毛髪のはり、こし、毛髪のまとまり性及び枝毛・
切れ毛発生度の評価を行った。その結果を表1に示す。
15〜20cm)を束ね、シャンプーで洗浄後、タオルド
ライを行い、この毛髪化粧料1.0gを均一に塗布し、
更に、ドライヤー乾燥を行って毛髪のはり、こし、毛髪
のべたつき、毛髪のごわつき及び毛髪のまとまり性につ
いて、下記の基準で評価した。その結果を表1に示す。
cm、0.5gの毛束に剤を0.1g塗布し、乾燥後、一
定回数ブラッシングした後の枝毛・切れ毛の発生度を比
較検討した。結果を図1に示す。尚、図1中の評価結果
は毛髪化粧料未塗布の毛髪の枝毛・切れ毛発生の数を1
00%として表示した。
発明品は、毛髪に対して良好なはり、こし及びまとまり
性を付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れてい
る。
ー剤は毛髪に対して良好なはり、こし及びまとまり性を
付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れていた。
ヘアフォームは毛髪に対して良好なはり、こし及びまと
まり性を付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れ
ていた。
は毛髪に対して良好なはり、こし及びまとまり性を付与
すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れていた。
のヘアローションは毛髪に対して良好なはり、こし及び
まとまり性を付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも
優れていた。
検討結果を示す図面である。
Claims (1)
- 【請求項1】 次の成分(a)及び(b); (a)一般式(1) 【化1】 (式中、R1 は水素原子又はメチル基を示し、R2 は炭
素数1〜5のアルキル基を示し、mは2〜6の数を示
す)で表わされるポリアルキレングリコールモノアルキ
ルエーテル、(b)天然系造膜性ポリマー又はその誘導
体を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21045493A JP3537467B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21045493A JP3537467B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 毛髪化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761910A true JPH0761910A (ja) | 1995-03-07 |
JP3537467B2 JP3537467B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=16589607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21045493A Expired - Lifetime JP3537467B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3537467B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2828645A1 (fr) * | 2001-08-17 | 2003-02-21 | Nat Starch Chem Invest | Composition cosmetique capillaire contenant de la gomme xanthane, et procede pour sa preparation |
JP2008201806A (ja) * | 2001-08-17 | 2008-09-04 | Natl Starch & Chem Investment Holding Corp | 毛髪固定剤としてのキサンタンガムの使用 |
US8545828B1 (en) | 2003-02-21 | 2013-10-01 | Akzo Nobel N. V. | High viscosity heat-treated xanthan gum |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP21045493A patent/JP3537467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2828645A1 (fr) * | 2001-08-17 | 2003-02-21 | Nat Starch Chem Invest | Composition cosmetique capillaire contenant de la gomme xanthane, et procede pour sa preparation |
JP2003073237A (ja) * | 2001-08-17 | 2003-03-12 | Natl Starch & Chem Investment Holding Corp | 毛髪固定剤としてのキサンタンガムの使用 |
JP2008201806A (ja) * | 2001-08-17 | 2008-09-04 | Natl Starch & Chem Investment Holding Corp | 毛髪固定剤としてのキサンタンガムの使用 |
US9072683B2 (en) | 2001-08-17 | 2015-07-07 | Akzo Nobel N.V. | Use of xanthan gum as a hair fixative |
US8545828B1 (en) | 2003-02-21 | 2013-10-01 | Akzo Nobel N. V. | High viscosity heat-treated xanthan gum |
US8790629B2 (en) | 2003-02-21 | 2014-07-29 | Akzo Nobel N. V. | High viscosity heat-treated xanthan gum |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3537467B2 (ja) | 2004-06-14 |
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