JPH10298042A - 毛髪セット剤組成物 - Google Patents
毛髪セット剤組成物Info
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- JPH10298042A JPH10298042A JP11377197A JP11377197A JPH10298042A JP H10298042 A JPH10298042 A JP H10298042A JP 11377197 A JP11377197 A JP 11377197A JP 11377197 A JP11377197 A JP 11377197A JP H10298042 A JPH10298042 A JP H10298042A
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Abstract
(57)【要約】
毛髪固定用樹脂とポリグルタミン酸を含有する毛髪セッ
ト剤組成物はセット性を損なうことなく使用中のゴワつ
き、きしみを改善する。 【課題】本発明の課題はセット剤の基本的特性を損なう
ことなく使用中のゴワつき、きしみのない感触に優れた
毛髪セット剤組成物を提供することである。 【解決手段】セット剤として毛髪固定用樹脂とポリグル
タミン酸を含有する毛髪セット剤組成物である。
ト剤組成物はセット性を損なうことなく使用中のゴワつ
き、きしみを改善する。 【課題】本発明の課題はセット剤の基本的特性を損なう
ことなく使用中のゴワつき、きしみのない感触に優れた
毛髪セット剤組成物を提供することである。 【解決手段】セット剤として毛髪固定用樹脂とポリグル
タミン酸を含有する毛髪セット剤組成物である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はセット性を損なうことな
く使用中のゴワつき、きしみのない感触に優れた毛髪セ
ット剤に関する。
く使用中のゴワつき、きしみのない感触に優れた毛髪セ
ット剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】美容院あるいは家庭においてヘアースタ
イルを仕上げる方法としてカーラーやロッドに毛髪を巻
き付け形成した後ブラッシングでセットする方法、毛髪
に水分を含ませてドライヤーとブラシでヘアースタイル
を作りセットする方法が知られている。毛髪セット剤組
成物としてセットローション、ヘアスプレー、ヘアムー
スなどが使われている。従来の各種合成ポリマーをセッ
ト剤として配合したセットローション、ヘアスプレー、
ヘアムース等はゴワつきべたつき等があって感触が悪か
った。これを改善するため、保湿剤を添加するとそのゴ
ワつき感は若干改善されるものの整髪力特にセット保持
性が十分でなかった。また、保湿効果のある高分子であ
るポリエチレングリコールを用いる方法（特開昭５７−
５４１１１）やキチン誘導体を用いる方法（特開平８−
２６９４８）がある。これらの高分子単独ではセット力
に欠け、またセット力のある高分子との併用ではゴワつ
きを解消するにはいたらなかった。また本発明と類似の
香粧品素材として感触、セット性ともに優れている高分
子である、分子中にチオール基、ジスルフィド基を導入
したポリ−α−アミノ酸が知られているが（特開平２−
３０６９１１、６−２４８０７２）毛髪セット剤として
使用するには、異臭が伴い、実用には至らなかった。特
開平９ー２０６１４は酸性ポリアミノ酸の中ポリアスパ
ラギン酸を使用するゲル状化粧料が開示されている。
イルを仕上げる方法としてカーラーやロッドに毛髪を巻
き付け形成した後ブラッシングでセットする方法、毛髪
に水分を含ませてドライヤーとブラシでヘアースタイル
を作りセットする方法が知られている。毛髪セット剤組
成物としてセットローション、ヘアスプレー、ヘアムー
スなどが使われている。従来の各種合成ポリマーをセッ
ト剤として配合したセットローション、ヘアスプレー、
ヘアムース等はゴワつきべたつき等があって感触が悪か
った。これを改善するため、保湿剤を添加するとそのゴ
ワつき感は若干改善されるものの整髪力特にセット保持
性が十分でなかった。また、保湿効果のある高分子であ
るポリエチレングリコールを用いる方法（特開昭５７−
５４１１１）やキチン誘導体を用いる方法（特開平８−
２６９４８）がある。これらの高分子単独ではセット力
に欠け、またセット力のある高分子との併用ではゴワつ
きを解消するにはいたらなかった。また本発明と類似の
香粧品素材として感触、セット性ともに優れている高分
子である、分子中にチオール基、ジスルフィド基を導入
したポリ−α−アミノ酸が知られているが（特開平２−
３０６９１１、６−２４８０７２）毛髪セット剤として
使用するには、異臭が伴い、実用には至らなかった。特
開平９ー２０６１４は酸性ポリアミノ酸の中ポリアスパ
ラギン酸を使用するゲル状化粧料が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題はセット
剤の基本的特性を損なうことなく使用中のゴワつき、き
しみのない感触に優れた毛髪セット剤組成物を提供する
ことである。
剤の基本的特性を損なうことなく使用中のゴワつき、き
しみのない感触に優れた毛髪セット剤組成物を提供する
ことである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる実情を鑑み、発明
者等は鋭意研究を行った結果、セット剤として毛髪固定
用樹脂とポリグルタミン酸を含有する毛髪セット剤組成
物がセット性を損なうことなく使用中のゴワつき、きし
みを改善することを見いだし本発明を完成させた。すな
わち、ポリグルタミン酸及び毛髪固定用樹脂を含有する
毛髪セット剤組成物である。
者等は鋭意研究を行った結果、セット剤として毛髪固定
用樹脂とポリグルタミン酸を含有する毛髪セット剤組成
物がセット性を損なうことなく使用中のゴワつき、きし
みを改善することを見いだし本発明を完成させた。すな
わち、ポリグルタミン酸及び毛髪固定用樹脂を含有する
毛髪セット剤組成物である。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に用いるポリグルタミン酸
は各種菌株からの発酵生成物、グルタミン酸エステルー
Ｎーカルボン酸無水物の重合体から誘導され合成ポリグ
ルタミン酸でも良く、α又はγーポリグルタミン酸が、
アミノ酸はＬ体、Ｄ体又はラセミ体であっても何ら差し
支えない。塩としてはナトリウム、カリウム、リチウム
等のアルカリ金属塩アンモニウム塩、エタノールアミン
塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、
リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸塩等の水溶性塩
が用いられる。またポリグルタミン酸えんは多塩基酸で
あり、本発明に用いる塩の中和度はその水溶液がｐＨ３
からｐＨ１０の範囲で目的に応じて任意に選ぶことがで
きる。
は各種菌株からの発酵生成物、グルタミン酸エステルー
Ｎーカルボン酸無水物の重合体から誘導され合成ポリグ
ルタミン酸でも良く、α又はγーポリグルタミン酸が、
アミノ酸はＬ体、Ｄ体又はラセミ体であっても何ら差し
支えない。塩としてはナトリウム、カリウム、リチウム
等のアルカリ金属塩アンモニウム塩、エタノールアミン
塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、
リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸塩等の水溶性塩
が用いられる。またポリグルタミン酸えんは多塩基酸で
あり、本発明に用いる塩の中和度はその水溶液がｐＨ３
からｐＨ１０の範囲で目的に応じて任意に選ぶことがで
きる。
【０００６】本発明に用いるポリグルタミン酸の分子量
は１，０００から１００万の範囲であるが好ましくは３
０００から５０万が好ましい。１，０００以下ではセッ
ト力が乏しく好ましくないし、一方、１００万以上は現
在得られていない。
は１，０００から１００万の範囲であるが好ましくは３
０００から５０万が好ましい。１，０００以下ではセッ
ト力が乏しく好ましくないし、一方、１００万以上は現
在得られていない。
【０００７】本発明に用いる毛髪固定用樹脂はポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルピロリドン酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルピロリドン長鎖α−オレフィン共重合
体、ジエチル硫酸ビニルピロリドン・Ｎ，Ｎ’−ジメチ
ルアミノエチルメタクリル酸共重合体、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート共重合体、ビニルカプロラクタム
／ビニルピロリドン／ジメチルアミノエチル・メタクリ
ル酸重合体、ポリ（ビニルピロリドン／ジメチルアミノ
エチル・メタクリル酸）などのビニルピロリドン系高分
子、アクリル樹脂アルカノールアミン液、ビニルメチル
エーテル／マレイン酸ブチル共重合体、アクリル酸／ア
クリル酸エチル／Ｎ−ｔ−ブチルアクリルアミド共重合
体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシ
エチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリ
ル酸ブチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体などの
アクリル酸系樹脂、ポリメタクリロイルエチルジメチル
ベタイン、メタクリロイルエチルジメチルベタイン・塩
化メタクロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタク
リル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体、メタ
クリロイルエチルジメチルベタイン・塩化メタクロイル
エチルトリメチルアンモニウム・メタクリロイル２−ヒ
ドロキシエチル共重合体などのメタクロイル系高分子、
ビニルアセテート／ブチルマレアート／イソボルニルア
クリラート共重合体などの美ビニルアセテート系高分子
等が挙げられる。これらの毛髪をセットする効果を有す
る樹脂及びまたはポリマーであればよい。
ルピロリドン、ポリビニルピロリドン酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルピロリドン長鎖α−オレフィン共重合
体、ジエチル硫酸ビニルピロリドン・Ｎ，Ｎ’−ジメチ
ルアミノエチルメタクリル酸共重合体、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート共重合体、ビニルカプロラクタム
／ビニルピロリドン／ジメチルアミノエチル・メタクリ
ル酸重合体、ポリ（ビニルピロリドン／ジメチルアミノ
エチル・メタクリル酸）などのビニルピロリドン系高分
子、アクリル樹脂アルカノールアミン液、ビニルメチル
エーテル／マレイン酸ブチル共重合体、アクリル酸／ア
クリル酸エチル／Ｎ−ｔ−ブチルアクリルアミド共重合
体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシ
エチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリ
ル酸ブチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体などの
アクリル酸系樹脂、ポリメタクリロイルエチルジメチル
ベタイン、メタクリロイルエチルジメチルベタイン・塩
化メタクロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタク
リル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体、メタ
クリロイルエチルジメチルベタイン・塩化メタクロイル
エチルトリメチルアンモニウム・メタクリロイル２−ヒ
ドロキシエチル共重合体などのメタクロイル系高分子、
ビニルアセテート／ブチルマレアート／イソボルニルア
クリラート共重合体などの美ビニルアセテート系高分子
等が挙げられる。これらの毛髪をセットする効果を有す
る樹脂及びまたはポリマーであればよい。
【０００８】本発明に用いるポリグルタミン酸の配合量
は０．００１から１０重量％の範囲であるがこれより少
量であるとゴワつき、きしみを改善する効果に欠け、こ
れより多いとセット保持性を損なう。
は０．００１から１０重量％の範囲であるがこれより少
量であるとゴワつき、きしみを改善する効果に欠け、こ
れより多いとセット保持性を損なう。
【０００９】本発明に用いる毛髪固定用樹脂の配合量は
1から１５重量％の範囲であるがセット力の強度によっ
て自由に選ぶことができる。
1から１５重量％の範囲であるがセット力の強度によっ
て自由に選ぶことができる。
【００１０】ポリグルタミン酸と毛髪固定用樹脂の配合
比は０．０１：１０〜１０：５の範囲であるが好ましく
は０．０５：１０〜５：５の範囲である。０．０１：１
０以下であるとポリアミノ酸の感触改善効果がえられ
ず、１０：５以上であるとセット性特にセット保持性が
悪くなる。
比は０．０１：１０〜１０：５の範囲であるが好ましく
は０．０５：１０〜５：５の範囲である。０．０１：１
０以下であるとポリアミノ酸の感触改善効果がえられ
ず、１０：５以上であるとセット性特にセット保持性が
悪くなる。
【００１１】本発明の毛髪セット剤組成物には本発明の
効果が損なわれない範囲で通常セット剤に配合できる保
湿剤、油性成分、共重合体、アルカリ、乳化剤、金属封
鎖剤、防腐剤、増粘剤及びｐＨｈ緩衝剤成分を配合する
ことができる。
効果が損なわれない範囲で通常セット剤に配合できる保
湿剤、油性成分、共重合体、アルカリ、乳化剤、金属封
鎖剤、防腐剤、増粘剤及びｐＨｈ緩衝剤成分を配合する
ことができる。
【００１２】保湿剤としてはグリセリン、プロピレング
リコール、ジプロピレングルコール、ポリエチレングリ
コール、コンドロイチン硫酸塩、ヒアルロン酸塩、ジグ
リセリン、１，３−ブチレングリコール、ソルビトール
等が挙げられる。
リコール、ジプロピレングルコール、ポリエチレングリ
コール、コンドロイチン硫酸塩、ヒアルロン酸塩、ジグ
リセリン、１，３−ブチレングリコール、ソルビトール
等が挙げられる。
【００１３】油性成分としてはラノリン、スクワラン、
流動パラフィン、ワセリン、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、トリグリセライド、エステル油等の油性成分があ
る。
流動パラフィン、ワセリン、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、トリグリセライド、エステル油等の油性成分があ
る。
【００１４】共重合体としてはジメチルシロキサン、メ
チルフェニルシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル
（ポリオキシエチレン）シロキサン共重合体、ゴム状ジ
メチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン等の
シリコーン類が挙げられる。
チルフェニルシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル
（ポリオキシエチレン）シロキサン共重合体、ゴム状ジ
メチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン等の
シリコーン類が挙げられる。
【００１５】アルカリとしてはアンモニア、アルカノー
ルアミン、炭酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アミノメチルプロパ
ノールなどを配合することができる。
ルアミン、炭酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アミノメチルプロパ
ノールなどを配合することができる。
【００１６】乳化剤として界面活性剤が用いられる。非
イオン界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
多価アルコール脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル等のポリオキシエチレン系
界面活性剤、アルキルグルコシド、アルキルポリグルコ
シド類、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ンアリキルエーテル類、マルチトールーヒドロキシアル
キルエーテル、ソルビトールアルキルエーテル等の糖ア
ルコールエーテル類、脂肪酸ジエタノールアミド等があ
げられ、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリン酸ジエタノ
ールアミド、ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩、アシ
ルアミノ酸塩、アシルメチルタウリン塩等のアニオン界
面活性剤、アシルアルギニンエチルエステル、塩化ステ
アリルトリメチルアンモニウム等のカチオン界面活性
剤、イミダゾリウムベタイン、ジメチルアルハロイルリ
ジンの両性界面活性剤等が適宜使用できる。
イオン界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
多価アルコール脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル等のポリオキシエチレン系
界面活性剤、アルキルグルコシド、アルキルポリグルコ
シド類、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ンアリキルエーテル類、マルチトールーヒドロキシアル
キルエーテル、ソルビトールアルキルエーテル等の糖ア
ルコールエーテル類、脂肪酸ジエタノールアミド等があ
げられ、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリン酸ジエタノ
ールアミド、ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩、アシ
ルアミノ酸塩、アシルメチルタウリン塩等のアニオン界
面活性剤、アシルアルギニンエチルエステル、塩化ステ
アリルトリメチルアンモニウム等のカチオン界面活性
剤、イミダゾリウムベタイン、ジメチルアルハロイルリ
ジンの両性界面活性剤等が適宜使用できる。
【００１７】金属封鎖剤および防腐剤として、ヒドロキ
シエタンジホスホン酸塩類、フェナセチン、ＥＤＴＡお
よびその塩、パラベン類などがあげられる。また、増粘
剤としてはカルボキシメチルセルロース、カルゴキシビ
ニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、メチルセルロース、キサンタン
ガム、カラギーナン、アルギン酸塩、ペクチン、フェラ
ーセン、アラビアガム、ガッチガム、カラヤガム、トラ
ガントガム、カンテン末、ベントナイト、架橋ポリアル
キル酸塩等が発明の効果が損なわれない範囲で使用でき
る。
シエタンジホスホン酸塩類、フェナセチン、ＥＤＴＡお
よびその塩、パラベン類などがあげられる。また、増粘
剤としてはカルボキシメチルセルロース、カルゴキシビ
ニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、メチルセルロース、キサンタン
ガム、カラギーナン、アルギン酸塩、ペクチン、フェラ
ーセン、アラビアガム、ガッチガム、カラヤガム、トラ
ガントガム、カンテン末、ベントナイト、架橋ポリアル
キル酸塩等が発明の効果が損なわれない範囲で使用でき
る。
【００１８】ｐＨ緩衝剤としてりん酸、クエン酸、リン
ゴ酸、乳酸、シュウ酸、塩酸およびこれらの塩も適宜配
合できる。上記意外にも、着色料、香料、水、アルコー
ル噴射剤も配合できる。
ゴ酸、乳酸、シュウ酸、塩酸およびこれらの塩も適宜配
合できる。上記意外にも、着色料、香料、水、アルコー
ル噴射剤も配合できる。
【００１９】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、
実施例、比較例の配合量はすべて重量％で示した。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、
実施例、比較例の配合量はすべて重量％で示した。
【００２０】
【実施例１ー２】健康な２０代女性から入手した未処理
毛２０ｃｍ２０ｇを毛束とし、ロっドに巻き付け表1に
示すセット剤を塗布し乾燥させロッドオフした。専門パ
ネル５名によりセット処理した毛束の感触（なめらか
さ、ゴワつきのなさ、きしまない感触）およびウェーブ
のかかり具合について官能評価を行った。評価は非常に
良い：３、良い：２、普通：１、効果がない：０として
平均値を算出し２．６以上を◎、１．６〜２．５を○、
０．６〜１．５を△、０〜０．５を×であらわした。結
果を表１に示す。
毛２０ｃｍ２０ｇを毛束とし、ロっドに巻き付け表1に
示すセット剤を塗布し乾燥させロッドオフした。専門パ
ネル５名によりセット処理した毛束の感触（なめらか
さ、ゴワつきのなさ、きしまない感触）およびウェーブ
のかかり具合について官能評価を行った。評価は非常に
良い：３、良い：２、普通：１、効果がない：０として
平均値を算出し２．６以上を◎、１．６〜２．５を○、
０．６〜１．５を△、０〜０．５を×であらわした。結
果を表１に示す。
【００２１】
【表１】
【００２２】
【実施例３】 ＜ヘアムース＞配合処方例 ビニルピロリドン・Ｎ，Ｎ−ジメチルアミノ ２．５ エチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液（ガフカット７５５） ポリグルタミン酸（分子量２万） １．０ モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレングリセリン ０．５ ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸 ０．５ Ｎ−ラウロイル−Ｌ−グルタミン酸（コレス ０．２ テロール、ベヘニル、オクチルドデエカノール）エステル エタノール １０．０ トリメチルシリルアモヂメチコーン（ＸＳ６５−Ａ２５９３） ０．６ 精製水 バランス 防腐剤 適 量 香料 適 量
【００２３】
【実施例４】 ＜スタイリングムース＞配合処方例 ポリビニルピロリドン ３．８ ブタン ０．２ ポリグルタミン酸（分子量１０万） ５．０ プロピレングリコール ０．２ ＰＣＡソーダ（５０％） ０．０１ トリメチルグリシン ０．０５ ポリアスパラギン酸（３０％） ０．０５ ココイルアルギニンエチルエステル ０．０１ エタノール ５．０ 噴射剤 １０．０ 精製水 バランス 香料 適 量 防腐剤 適 量
【００２４】
【実施例５】 ＜スタイリングジェル＞配合処方例 ヒドロキシセルロース １．０ 水酸化ナトリウム １．４ ビニルカプロラクタム／ビニルピロリドン／ジメチルアミノ ７．５ エチル・メタクリル酸ターポリマー（ガフフィックスＶＣ７１３） ポリグルタミン酸（分子量８０万） １．０ ジメチルシロキサン・メチル（ポリオキシエチレン）シロキサンメチル （ポリオキシプロピレン）シロキサン共重合体(ＴＳＦ４４５２)０．５ 精製水 バランス 防腐剤 適 量
【００２５】
【実施例６】 ＜セットローション＞配合処方例 アミノメチルプロパノール ０．２５ エタノール ４０．０ ポリ（メチルビニル・エーテル／マレイン酸） １１．０ モノアルキルエステル（ＧＡＮＴＥＲＥＺ ＥＳ２２５） ポリグルタミン酸 ０．５ 精製水 バランス 防腐剤 適 量 香料 適 量
【００２６】
【比較例１ー４】表１に示した配合処方について、実施
例１に示した評価を行った。結果を同じく表１に示し
た。
例１に示した評価を行った。結果を同じく表１に示し
た。
【００２７】
【発明の効果】本発明はセット性を損なうことなく使用
中のゴワつき、きしみのない感触に優れた毛髪セット剤
組成物である。
中のゴワつき、きしみのない感触に優れた毛髪セット剤
組成物である。
Claims (2)
- 【請求項１】ポリグルタミン酸及び毛髪固定用樹脂を含
有する毛髪セット剤組成物。 - 【請求項２】ポリグルタミン酸の配合量が０．００１重
量％乃至１０重量％であり、毛髪固定用樹脂の配合量は
1重量％乃至１５重量％であり、かつポリグルタミン酸
と毛髪固定用樹脂の配合比が０．０１：１０乃至１０：
５である請求項１記載の毛髪セット剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11377197A JPH10298042A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 毛髪セット剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11377197A JPH10298042A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 毛髪セット剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298042A true JPH10298042A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14620725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11377197A Pending JPH10298042A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 毛髪セット剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10298042A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000191468A (ja) * | 1998-12-29 | 2000-07-11 | Sunstar Inc | ヘアスプレイ組成物 |
| JP2000226318A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-15 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
| JP2002193765A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Kanebo Ltd | 頭髪用泡沫状化粧料 |
| JP2003192546A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-09 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
| WO2004080433A1 (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-23 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | 毛髪処理用組成物及び損傷毛用毛髪化粧料 |
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| JP2019172588A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 株式会社マンダム | 整髪剤組成物 |
-
1997
- 1997-05-01 JP JP11377197A patent/JPH10298042A/ja active Pending
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