JP2003171243A - 整髪剤組成物 - Google Patents

整髪剤組成物

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JP2003171243A
JP2003171243A JP2001367569A JP2001367569A JP2003171243A JP 2003171243 A JP2003171243 A JP 2003171243A JP 2001367569 A JP2001367569 A JP 2001367569A JP 2001367569 A JP2001367569 A JP 2001367569A JP 2003171243 A JP2003171243 A JP 2003171243A
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hair
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Tomeyoshi Toufukuji
留佳 東福寺
Takeshi Yakuta
剛 役田
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Kose Corp
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Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】毛髪のセット保持性が良好で、使用中や使用後
のべたつきやぬるつきがほとんどなく、毛髪にしなやか
で柔軟な風合いと美しい外観を付与することができ、か
つ、洗髪時に容易に除去でき、髪のきしみ感がなく柔軟
性に優れた整髪剤組成物を提供する。 【解決手段】(A)ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重
合体、(B)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミ
ノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩および
(C)ポリアスパラギン酸ナトリウムを含有する整髪剤
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘア用セットロー
ション、ヘアセット用ジェル、ヘアスプレー、泡状整髪
料などの整髪料として、またはその基剤として用いられ
る整髪剤組成物に関する。更に詳細には、毛髪のセット
保持性が良好で、使用中や使用後のべたつきやぬるつき
がほとんどなく、毛髪にしなやかで柔軟な風合いと美し
い外観を付与することができ、かつ、洗髪時に容易に除
去でき、髪のきしみ感がなく柔軟性に優れた整髪剤組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、整髪料におけるセット剤としてア
ニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性など各種の高
分子化合物が用いられてきた。また、毛髪のセット保持
性や、仕上がりの風合いを考慮して、アニオン性高分子
化合物とカチオン性高分子化合物の組み合わせ(特公昭
62−7164号公報)や、両性高分子化合物とカチオ
ン性高分子化合物の組み合わせ(特公平3−14805
号公報)、アクリル系樹脂とソルビット脂肪酸エステル
酸化エチレン付加物などの特定の可塑剤を配合すること
(特開昭53−99338号公報)や、特定の分子量と
融点を持つ樹脂と毛髪固定用樹脂と特定の水溶性有機化
合物を配合すること(特開平8−217648号公報)
なども提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のセット剤を用いた整髪料は、毛髪のセット保持性は整
髪料としての機能を果たすものの、使用中や使用後にべ
たつきやぬるつきを生じたり、セット剤の剥離(フレー
キング)などにより毛髪の外観を損なうことがあった。
また、洗髪時に洗浄剤でセット剤を容易に除去すること
ができず、毛髪表面に残った皮膜が洗髪時の毛髪にきし
みを与えることがあり、柔軟で良好な感触を得ることが
難しかった。そこで、毛髪のセット保持性という整髪料
の基本的な効果を満足しつつ、使用中・使用後のべたつ
きやぬるつきが少なく、しなやかで柔軟な仕上がりの風
合いやフレーキングも無く外観の美しさも良好で、か
つ、洗髪で容易に除去可能でありかつ柔軟性などの感触
に優れた整髪料またはその基剤である、新しい整髪剤組
成物の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結
果、特定のノニオン性ポリマー、特定のカチオン性ポリ
マーおよびポリアスパラギン酸ナトリウムを組み合わせ
ることにより、整髪剤として毛髪のセット保持性を損な
うことなく、使用中や使用後のべたつきやぬるつきが少
なく、毛髪にしなやかで柔軟な風合いとフレーキングの
ない美しい外観を付与することができ、かつ、洗髪時に
容易にセット剤の除去が可能で柔軟性などの髪の感触が
優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(C)、 (A)ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 (B)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩 (C)ポリアスパラギン酸ナトリウム を含有することを特徴とする整髪剤組成物である。また
更に、(A)成分の配合量が0.1〜20質量%であ
り、かつ、(B)成分の配合量が0.1〜20質量%で
ある整髪剤組成物である。また更に、(A)成分、
(B)成分および(C)成分の配合質量比{(A)+
(B)}/(C)が0.2〜3000の範囲にある整髪
剤組成物である。
【0006】以下、本発明について詳述する。本発明に
使用される(A)成分のビニルピロリドン・酢酸ビニル
共重合体は、ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合に
より得られる皮膜形成性のノニオン性高分子化合物であ
り、ビニルピロリドンと酢酸ビニルのモノマーの組成比
を変えることにより皮膜強度を調整することができる。
その皮膜は柔軟で光沢があり、かつ、皮膜の水への再溶
解性も高いという特徴を持った高分子化合物であるた
め、毛髪のセット保持、しなやかで滑らかな風合いと美
しい外観の付与に有効であると共に、洗髪時の除去が容
易で、洗髪後の毛髪のきしみを抑えるのにも有効であ
る。しかしその反面、単独では皮膜の剥離(フレーキン
グ)を起こしやすい傾向がある。本発明において(A)
成分のビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体として
は、ISP社製のPVP/VA COPOLYMERシ
リーズやBASF社製のルビスコールVAシリーズなど
の市販品を使用することができる。
【0007】本発明で使用される(A)成分のビニルピ
ロリドン・酢酸ビニル共重合体は、種々のモノマー組成
比のもの一種または二種以上を用いることができ、その
配合量は特に限定されないが、樹脂分として全成分中
0.1〜20質量%(以下、特に記載のあるもの以外
は、質量%を単に%で示す)が好ましく、更に優れたセ
ット保持性、しなやかで滑らかな風合いと美しい外観、
洗髪除去性を得るには、0.2〜10%がより好まし
い。
【0008】本発明で使用される(B)成分のビニルピ
ロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸
共重合体ジエチル硫酸塩は、ビニルピロリドンとN,N
−ジメチルアミノエチルメタクリル酸の共重合体のジエ
チル硫酸塩からなり、カチオン性のポリマーである。ビ
ニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタク
リル酸共重合体ジエチル硫酸塩の皮膜は柔軟性に優れ、
毛髪への親和性、密着性に優れるため、毛髪にしなやか
で柔軟な風合いを与える特徴を持ったポリマーである
が、しかしその反面、単独ではべたつき、ぬるつきなど
を与える傾向も有する。(B)成分は、(A)成分のビ
ニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体と併用することに
より、整髪料のセット剤としてセット保持性を相乗的に
向上させ、(A)成分単独では起こりやすいフレーキン
グを抑制して毛髪にしなやかで柔軟な風合いと美しい外
観を付与することができ、かつ、洗髪時にもきしまず容
易にセット剤の除去が可能となる。(B)成分のビニル
ピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル
酸共重合体ジエチル硫酸塩としては、ISP社製のGA
FQUAT734,GAFQUAT755や大阪有機化
学工業社製のHCポリマーシリーズやBASF社製のル
ビカットPQ11などの市販品を使用することができ
る。
【0009】本発明で使用される(B)成分のビニルピ
ロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸
共重合体ジエチル硫酸塩の配合量は、特に限定されない
が、樹脂分として全成分中0.1〜20%が好ましく、
更に優れたセット保持性、しなやかで柔軟な風合い、フ
レーキング抑制効果を得るためには、0.2〜10%が
より好ましい。
【0010】本発明に用いられる(C)成分のポリアス
パラギン酸ナトリウムは、アスパラギン酸から得られる
下記式:
【化1】 (式中、m,nは同一でも異なってもよい)に示す構造
を有するアニオン性高分子であり、保湿性などの効果に
優れる特徴を持つ。(C)成分のポリアスパラギン酸ナ
トリウムはそれ自体多少のセット保持性を有している
が、(A)成分および(B)成分のポリマーのセット助
剤として併用することによりセット保持性を更に相乗的
に向上させ、使用中や使用後のべたつきやぬるつきを抑
えて柔軟性をより向上させ、更にフレーキングを抑える
効果を得ることができる。また洗髪時の髪のきしみ感、
ごわつき感を抑制し、柔軟性に優れた感触を付与するこ
とができる。
【0011】本発明に用いられる(C)成分のポリアス
パラギン酸ナトリウムは、化粧料に使用できるポリアス
パラギン酸ナトリウムであれば特に限定されるものでは
ない。ポリアスパラギン酸ナトリウムは、公知の方法に
より製造することができるが、例えば、L−アスパラギ
ン酸をリン酸触媒下のもとで重縮合し、リン酸を除去後
加水分解することで得られる。(C)成分のポリアスパ
ラギン酸ナトリウムの平均分子量は、500以上、10
0000以下が好ましい。更にセット保持性の相乗効果
や使用中および使用後のべたつき、ぬるつきを抑え、優
れた柔軟性やフレーキング抑制効果、洗髪時の髪のきし
み感を抑制し、しなやかで柔軟性に優れた感触をより得
るためには、1000以上、10000以下がより好ま
しい。(C)成分のポリアスパラギン酸ナトリウムとし
ては、平均分子量が約3000〜5000であるアクア
デュウSPA−30(味の素社製)等の市販品を使用す
ることができる。
【0012】本発明で使用される(C)成分のポリアス
パラギン酸ナトリウムの、(A)成分および(B)成分
の高分子化合物に対する配合質量比{(A)+(B)}
/(C)は0.2〜3000の範囲にあることが好まし
く、更に優れたセット保持性、使用中・使用後のべたつ
き、ぬるつきの抑制効果や、フレーキング抑制効果、洗
髪時のきしみ感の抑制効果および柔軟性に優れた感触を
得るためには、2〜200の範囲がより好ましい。
【0013】本発明の整髪剤組成物には、上記の必須成
分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲で、(A)成分、(B)成分以外のセット
剤、粘度調整剤、髪質改善剤、pH調整剤、界面活性
剤、乳化助剤、油性成分、水性成分、紫外線吸収剤、香
料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア用の美容成
分等、毛髪用化粧料において汎用である他の成分の配合
が可能である。
【0014】(A)成分、(B)成分以外のセット剤や
粘度調整剤としては、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、グ
アガム、ヒドロキシプロピルグアガム、ジェランガム、
ネイティブジェランガム、カチオン化セルロース、カチ
オン化グアガム、カチオン化デンプン、カルボキシビニ
ルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等
の水溶性高分子を例示することができる。また、髪質改
善剤としては、シリコーン油、高重合シリコーン、環状
シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性
シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン性シリコ
ーン等のシリコーン誘導体、カチオン性界面活性剤等;
pH調整剤としては、クエン酸、乳酸等の酸またはその
塩;界面活性剤としては、通常使用されるアニオン性界
面活性剤、両性界面活性剤、ポリオキシアルキレン付加
型界面活性剤等のノニオン性界面活性剤;乳化助剤とし
ては、高級アルコール、グリセリン脂肪酸エステル等;
油性成分としては、直鎖または分岐鎖を有するエステル
類、炭化水素、油脂類、高級脂肪酸等;水性成分として
は、多価アルコール、低級アルコール等を例示すること
ができる。
【0015】また、本発明の整髪剤組成物は、目的に応
じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で各種の
噴射剤と混合し、ヘアスプレー、ヘアスタイリングフォ
ームなどのエアゾール製品とすることができ、噴射剤と
しては、液化石油ガス、窒素ガス、炭酸ガス、ジメチル
エーテル等を例示することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の整髪剤組成物は、ヘアス
タイリングフォーム、ヘアスプレー、ヘアセットローシ
ョン、ヘアセットジェル、ヘアセットミスト、ヘアリキ
ッド等の整髪用製品に用いることができる。また本発明
の整髪剤組成物は、他の成分との併用や容器の機構によ
り、液状、乳液状、クリーム状、ジェル状、フォーム
状、ミスト状等、種々の形態にて実施することができ
る。
【0017】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。
【0018】実施例1〜10および比較例1〜3:スタ
イリングフォーム 表1に示す組成および下記製法にてスタイリングフォー
ムを調製し、人毛のウィッグ(カツラ)を用いて下記評
価方法により、セット保持性、毛髪の風合い(べたつ
き、ぬるつきのなさ、しなやかさ、柔軟性)、フレーキ
ング(セット剤の剥離)のなさ、洗髪性(セット剤の除
去し易さ、洗髪時の感触(柔軟性))について評価を行
った。表1に結果を併せて記す。
【0019】
【表1】
【0020】(製法) A.成分(1)〜(8)を均一に混合し、原液とする。 B.A(原液)と噴射剤(液化石油ガス)の質量比が9
5:5になるようにエアゾール缶に充填し、スタイリン
グフォームを得た。
【0021】(評価方法)人毛のウィッグ(カツラ)
を、市販の通常タイプのシャンプーとリンスにて施術
後、乾燥させる。次に、実施例1〜10および比較例1
〜3の試料5gを各々人毛ウィッグの毛に塗布し、セッ
ト保持性、毛髪の風合い(べたつき、ぬるつきのなさ、
しなやかさ、柔軟性)について下記の評価基準(a)、
(b)、(c)により評価した。また、これらのウィッ
グにコーミング(櫛でとかす)を5回施し、フレーキン
グの状態を評価基準(d)より評価した。最後に、市販
の通常のシャンプーにて洗浄し、評価基準(e)により
洗髪性(セット剤の除去し易さ、洗髪時の感触(柔軟
性))について評価した。これらの評価は専門評価者5
名により行い、各評価の平均値により4段階判定を行っ
た。
【0022】(評価基準) 〈1〉セット保持性 人毛のウィッグをセット後、セット力の強さと持続性を
評価した。 評価基準(a) (評点):(評価) 4:セット力が非常に強く、持続性も非常にある 3:セット力が強く、持続性もある 2:セット力が弱く、持続性はややない 1:セット力が非常に弱く、持続性もない 〈2〉毛髪の風合い(毛髪のべたつき、ぬるつきのな
さ) 人毛のウィッグをセット後、毛髪のべたつき、ぬるつき
のなさを評価した。 〈3〉毛髪の風合い(毛髪のしなやかさ、柔軟性) 人毛のウィッグをセット後、毛髪のしなやかさ、柔軟性
を評価した。 〈4〉フレーキング(セット剤の剥離)のなさ コーミングを5回施した後、フレーキングの状態を目視
にて評価した。 〈5〉洗髪性(セット剤の除去し易さ、洗髪時の感触
(柔軟性)) 市販の通常のシャンプーで洗浄して評価した。
【0023】表1の結果から明らかなように、本発明の
スタイリングフォームは比較例1〜3のものと比較し
て、セット保持性、毛髪の風合い(べたつき、ぬるつき
のなさ、しなやかさ、柔軟性)、フレーキングのなさ、
洗髪性(セット剤の除去し易さ、洗髪時の感触(柔軟
性))において、極めて優れた効果を示すものであるこ
とが実証された。
【0024】 実施例11:ヘアセットローション (成分) (%) (1)ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体(注5) 4.0 (2)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチ ルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩(注2) 2.0 (3)ポリアスパラギン酸ナトリウム(注4) 0.2 (4)プロピレングリコール 5.0 (5)ヒドロキシエチルセルロース 0.2 (6)エタノール 20.0 (7)香料 適量 (8)精製水 残量 (注5)ルビスコールVA64P(BASF社製) (製法) A.成分(1)〜(8)を均一に混合してヘアセットロ
ーションを得た。
【0025】本発明のヘアセットローションは、セット
保持性、毛髪の風合い(べたつき、ぬるつきのなさ、し
なやかさ、柔軟性)、フレーキングのなさ、洗髪性(セ
ット剤の除去し易さ、洗髪時の感触(柔軟性))におい
て、極めて優れた効果を示した。
【0026】 実施例12:ヘアセットジェル (成分) (%) (1)ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体(注5) 2.0 (2)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチ ルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩(注2) 5.0 (3)ポリアスパラギン酸ナトリウム(注4) 0.5 (4)エタノール 30.0 (5)香料 適量 (6)カルボキシビニルポリマー 0.2 (7)アミノメチルプロパノール 適量 (8)精製水 残量 (製法)A.成分(1)〜(8)を均一に混合してヘア
セットジェルを得た。
【0027】本発明のヘアセットジェルは、セット保持
性、毛髪の風合い(べたつき、ぬるつきのなさ、しなや
かさ、柔軟性)、フレーキングのなさ、洗髪性(セット
剤の除去し易さ、洗髪時の感触(柔軟性))において、
極めて優れた効果を示した。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の整髪剤組成
物は、毛髪のセット保持性が良好で、使用中や使用後の
べたつき、ぬるつきがなく、毛髪にしなやかで柔軟な風
合いと美しい外観を付与することができ、かつ、洗髪時
に容易に除去でき、洗髪時の髪のきしみ感がなく柔軟性
に優れるなど、整髪剤組成物として優れた品質を有す
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)〜(C)、(A)ビニル
    ピロリドン・酢酸ビニル共重合体(B)ビニルピロリド
    ン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合
    体ジエチル硫酸塩(C)ポリアスパラギン酸ナトリウム
    を含有することを特徴とする整髪剤組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分の配合量が0.1〜20質量
    %であり、かつ、(B)成分の配合量が0.1〜20質
    量%であることを特徴とする請求項1記載の整髪剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 (A)成分、(B)成分および(C)成
    分の配合質量比{(A)+(B)}/(C)が0.2〜
    3000の範囲にあることを特徴とする請求項1または
    2に記載の整髪剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005330216A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Arimino Kagaku Kk 水性化粧料
JP2007269751A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Naris Cosmetics Co Ltd 眉毛用化粧料
JP2013095674A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Kracie Home Products Ltd シェービング剤組成物

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