JP3537467B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JP3537467B2 JP3537467B2 JP21045493A JP21045493A JP3537467B2 JP 3537467 B2 JP3537467 B2 JP 3537467B2 JP 21045493 A JP21045493 A JP 21045493A JP 21045493 A JP21045493 A JP 21045493A JP 3537467 B2 JP3537467 B2 JP 3537467B2
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- carrageenan
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Description
詳細には毛髪にはり、こし及び良好なくし通り性を付与
し、枝毛、切れ毛の発生等に対する抑制効果に優れ、し
かも毛髪のまとまり性を良くすることができる毛髪化粧
料に関する。
ーン、油剤あるいは界面活性剤等を毛髪化粧料に配合
し、これらを毛髪表面又は毛髪内部に吸着せしめる方法
がとられている。しかし、この方法では毛髪表面全体を
充分に保護することができないため、ブラッシング等の
際には、クシやブラシが毛髪表面に直接触れてしまい、
損傷を防ぐことができなかった。また、毛髪を柔軟に
し、はり、こしをなくしてしまう。
チルビニルエーテル/マレイン酸ハーフエステルのコポ
リマーとして例えばGANTREZ ES225、ビニ
ルピロリドン/ビニルアセテートのコポリマーとして例
えばLuviskol VA64E等の造膜性の合成ポ
リマーを毛髪化粧料に配合し、毛髪表面をコートしては
り、こしを出すことが行われてきたが、この方法による
と塗布時のべたつきが大きく、不快な使用感を示すとい
う問題があった。
ごわつき等がなく良好な使用感とはり、こしを与えるこ
とができ、かつ毛髪の損傷を防止する毛髪化粧料の開発
が望まれていた。
発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結
果、特定のポリアルキレングリコールモノアルキルエー
テルと天然系造膜性ポリマー又はその誘導体とを併用す
ることにより、塗布時のべたつきがなく毛髪にはり、こ
しを付与し、枝毛、切れ毛等の損傷を防止することがで
き、しかも毛髪のまとまり性の良好な毛髪化粧料が得ら
れることを見出し、本発明を完成した。
(b); (a)一般式(1)
し、R2は炭素数1〜5のアルキル基を示す)で表わさ
れるジアルキレングリコールモノアルキルエーテル、 (b)キサンタンガム、ローカストビーンガム、κ−カ
ラギーナン、λ−カラギーナン、ι−カラギーナン及び
ヒドロキシプロピルキトサンから選ばれる天然系造膜性
ポリマー、を含有することを特徴とするセットローショ
ン、ブロースタイリングローション、ヘアスプレー、泡
状スタイリング剤、ジェル状スタイリング剤、ヘアリキ
ッド、ヘアトニック及びヘアクリームから選ばれる整髪
剤組成物を提供するものである。
表わされるジアルキレングリコールモノアルキルエーテ
ルとしては、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノn−プロピルエーテル、ジエチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリ
コールモノn−ブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノt−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノペ
ンチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノn−プロピルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノn−ブチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノt−ブチルエーテル、ジプロピレン
グリコールモノペンチルエーテルなどを挙げることがで
きる。これらの中でもジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノn−ブチルエーテルが好
ましい。
ングリコールモノアルキルエーテルは、一種又は二種以
上を混合して用いることができ、毛髪化粧料全量中に
0.05〜50.0重量%(以下、単に%で示す)、特
に0.5〜30.0%配合されるのが好ましい。
然系造膜性ポリマー又はその誘導体は、一種又は二種以
上を混合して用いることができ、毛髪化粧料全量中に
0.01〜30%、特に0.05〜10.0%配合され
るのが好ましい。
上記成分以外にも本発明の目的を損なわない範囲内で通
常の化粧料、医薬品、食品などに配合される成分、例え
ば、界面活性剤;油脂類;シリコーン類;抗フケ剤、殺
菌剤、ビタミン剤などの薬剤;パラベンなどの防腐剤;
パーフルオロポリエーテル、水溶性高分子などの増粘
剤;染料及び顔料などの着色剤;カチオンポリマーなど
のコンディショニング剤;グリコールエステルなどのパ
ール化剤;アクリル樹脂液などの毛髪セット用ポリマ
ー;各種調合香料、エンサイクロペディア・オブ・コン
ディショニング・リンス・イングレディエンツ(ENCYCL
OPEDIA OF CONDITIONING RINSE INGREDIENT;Micelle Pr
ess.1987年)に収載されている成分を配合すること
ができる。
毛髪にはり、こしと良好なくし通り性を付与し、枝毛、
切れ毛の発生等に対する抑制効果に優れ、しかも毛髪の
まとまり性を良くすることができ、極めて優れたもので
ある。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
より、毛髪のはり、こし、毛髪のまとまり性及び枝毛・
切れ毛発生度の評価を行った。その結果を表1に示す。
15〜20cm)を束ね、シャンプーで洗浄後、タオルド
ライを行い、この毛髪化粧料1.0gを均一に塗布し、
更に、ドライヤー乾燥を行って毛髪のはり、こし、毛髪
のべたつき、毛髪のごわつき及び毛髪のまとまり性につ
いて、下記の基準で評価した。その結果を表1に示す。
cm、0.5gの毛束に剤を0.1g塗布し、乾燥後、一
定回数ブラッシングした後の枝毛・切れ毛の発生度を比
較検討した。結果を図1に示す。尚、図1中の評価結果
は毛髪化粧料未塗布の毛髪の枝毛・切れ毛発生の数を1
00%として表示した。
発明品は、毛髪に対して良好なはり、こし及びまとまり
性を付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れてい
る。
ー剤は毛髪に対して良好なはり、こし及びまとまり性を
付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れていた。
ヘアフォームは毛髪に対して良好なはり、こし及びまと
まり性を付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れ
ていた。
は毛髪に対して良好なはり、こし及びまとまり性を付与
すると共に、毛髪の損傷防止効果にも優れていた。
のヘアローションは毛髪に対して良好なはり、こし及び
まとまり性を付与すると共に、毛髪の損傷防止効果にも
優れていた。
検討結果を示す図面である。
Claims (1)
- 【請求項1】 次の成分(a)及び(b); (a)一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は炭素
数1〜5のアルキル基を示す)で表わされるジアルキレ
ングリコールモノアルキルエーテル、 (b)キサンタンガム、ローカストビーンガム、κ−カ
ラギーナン、λ−カラギーナン、ι−カラギーナン及び
ヒドロキシプロピルキトサンから選ばれる天然系造膜性
ポリマー、 を含有することを特徴とするセットローション、ブロー
スタイリングローション、ヘアスプレー、泡状スタイリ
ング剤、ジェル状スタイリング剤、ヘアリキッド、ヘア
トニック及びヘアクリームから選ばれる整髪剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21045493A JP3537467B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21045493A JP3537467B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 毛髪化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761910A JPH0761910A (ja) | 1995-03-07 |
JP3537467B2 true JP3537467B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=16589607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21045493A Expired - Lifetime JP3537467B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3537467B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10237257A1 (de) * | 2001-08-17 | 2003-05-08 | Nat Starch Chem Invest | Verwendung von Xanthangummi als Haarfixativ |
US20030108505A1 (en) * | 2001-08-17 | 2003-06-12 | Hongjie Cao | Use of xanthan gum as a hair fixative |
US8545828B1 (en) | 2003-02-21 | 2013-10-01 | Akzo Nobel N. V. | High viscosity heat-treated xanthan gum |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP21045493A patent/JP3537467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0761910A (ja) | 1995-03-07 |
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