JPH0761842A - CaCO3の固化方法 - Google Patents
CaCO3の固化方法Info
- Publication number
- JPH0761842A JPH0761842A JP5209399A JP20939993A JPH0761842A JP H0761842 A JPH0761842 A JP H0761842A JP 5209399 A JP5209399 A JP 5209399A JP 20939993 A JP20939993 A JP 20939993A JP H0761842 A JPH0761842 A JP H0761842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caco3
- substance
- caco
- solidified
- main component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物
質を緩やかな条件で固化する。 【構成】 CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物
質をオートクレーブ反応を利用して固化させる。 【効果】 一般的な装置であるオートクレーブによる処
理のみでCaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物質
を、比較的低温、低圧の緩やかな条件下で容易かつ効率
的に固化させることができ、CaCO3 固化技術におけ
る省エネルギー、省コスト化を図ることができる。本発
明によれば、燃焼排ガス中のCO2 をCaCO3 又は
(Ca・Mg)CO3 として固定化して回収したものを
低処理コストにて固化して、建設・土木材料等への有効
利用を図ることができる。
質を緩やかな条件で固化する。 【構成】 CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物
質をオートクレーブ反応を利用して固化させる。 【効果】 一般的な装置であるオートクレーブによる処
理のみでCaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物質
を、比較的低温、低圧の緩やかな条件下で容易かつ効率
的に固化させることができ、CaCO3 固化技術におけ
る省エネルギー、省コスト化を図ることができる。本発
明によれば、燃焼排ガス中のCO2 をCaCO3 又は
(Ca・Mg)CO3 として固定化して回収したものを
低処理コストにて固化して、建設・土木材料等への有効
利用を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCaCO3 の固化方法に
係り、特に、CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする
物質を緩やかな処理条件にて固化させる方法に関する。
係り、特に、CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする
物質を緩やかな処理条件にて固化させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種産業分野で排出される排ガス中のC
O2 は、地球の温暖化現象への影響が懸念されているこ
とから、大気中のCO2 の低減について検討が進められ
ている。
O2 は、地球の温暖化現象への影響が懸念されているこ
とから、大気中のCO2 の低減について検討が進められ
ている。
【0003】従来、大気中のCO2 の低減技術として、
燃焼排ガスなどのCO2 含有ガスを海水に吸収させて、
CO2 をCaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 として固
定化する方法がある。しかして、固定化されたCaCO
3 や(Ca・Mg)CO3 を固化させて建設・土木材料
等に有効利用する試みがなされている。
燃焼排ガスなどのCO2 含有ガスを海水に吸収させて、
CO2 をCaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 として固
定化する方法がある。しかして、固定化されたCaCO
3 や(Ca・Mg)CO3 を固化させて建設・土木材料
等に有効利用する試みがなされている。
【0004】CaCO3 の固化方法としては、従来、ホ
ットプレス法又は水熱ホットプレス法などが提案されて
いる。
ットプレス法又は水熱ホットプレス法などが提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CaCO3 の固化方法は、いずれも天然のCaCO3 固
化体である大理石や石灰石の生成条件に準じた処理条件
を必要とするため、処理条件が高温、高圧の過酷な条件
であると共に、装置設備が複雑であることから、大量処
理には不向きであり、消費エネルギーが大きく、処理コ
ストが高くつくという欠点がある。
CaCO3 の固化方法は、いずれも天然のCaCO3 固
化体である大理石や石灰石の生成条件に準じた処理条件
を必要とするため、処理条件が高温、高圧の過酷な条件
であると共に、装置設備が複雑であることから、大量処
理には不向きであり、消費エネルギーが大きく、処理コ
ストが高くつくという欠点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決し、Ca
CO3 又はCaCO3 を主成分とする物質を緩やかな条
件で固化することができる方法を提供することを目的と
する。
CO3 又はCaCO3 を主成分とする物質を緩やかな条
件で固化することができる方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のCaCO3 の
固化方法は、CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする
物質をオートクレーブ反応を利用して固化させることを
特徴とする。
固化方法は、CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする
物質をオートクレーブ反応を利用して固化させることを
特徴とする。
【0008】請求項2のCaCO3 の固化方法は、Ca
CO3 又はCaCO3 を主成分とする物質に、シリカ系
物質を混合した後、オートクレーブ反応を利用して固化
させることを特徴とする。
CO3 又はCaCO3 を主成分とする物質に、シリカ系
物質を混合した後、オートクレーブ反応を利用して固化
させることを特徴とする。
【0009】以下に本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明のCaCO3 の固化方法において、
原料となるCaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物
質としては、例えば、燃焼排ガス中のCO2 を海水等に
吸収させて、CaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 とし
て固定化して得られる物質が挙げられるが、何らこれら
の物質に制限されるものではなく、本発明はCaCO3
又はCaCO3 を主成分として50重量%以上含有する
物質であれば有効に適用することができる。
原料となるCaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物
質としては、例えば、燃焼排ガス中のCO2 を海水等に
吸収させて、CaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 とし
て固定化して得られる物質が挙げられるが、何らこれら
の物質に制限されるものではなく、本発明はCaCO3
又はCaCO3 を主成分として50重量%以上含有する
物質であれば有効に適用することができる。
【0011】本発明においては、CaCO3 又はCaC
O3 を含む物質にシリカ系物質を混合して処理すること
もできる。シリカ系物質としては、非晶質SiO2 ,結
晶質SiO2 の他、ケイ砂、キラ微砂、ケイ藻土、粘土
等を用いることができ、この場合には、得られる固化体
中にC−S−H(カルシウムサルホアルミネート)が生
成し、固化体の強度を高めることができる。併せて、C
aO又はCa(OH)2 を混合すれば、より多くのC−
S−Hが生成し、固化を促進することができる。
O3 を含む物質にシリカ系物質を混合して処理すること
もできる。シリカ系物質としては、非晶質SiO2 ,結
晶質SiO2 の他、ケイ砂、キラ微砂、ケイ藻土、粘土
等を用いることができ、この場合には、得られる固化体
中にC−S−H(カルシウムサルホアルミネート)が生
成し、固化体の強度を高めることができる。併せて、C
aO又はCa(OH)2 を混合すれば、より多くのC−
S−Hが生成し、固化を促進することができる。
【0012】なお、シリカ系物質を用いる場合、その使
用割合は、多過ぎると相対的にCaCO3 又はCaCO
3 を主成分とする物質の割合が低減してCaCO3 の固
化による有効利用の面での効率が低下するため、シリカ
系物質の使用割合は、固化原料に対して50重量%以
下、特に10〜30重量%とするのが好ましい。
用割合は、多過ぎると相対的にCaCO3 又はCaCO
3 を主成分とする物質の割合が低減してCaCO3 の固
化による有効利用の面での効率が低下するため、シリカ
系物質の使用割合は、固化原料に対して50重量%以
下、特に10〜30重量%とするのが好ましい。
【0013】CaCO3 又はCaCO3 を主成分とする
物質に、必要に応じてシリカ系物質を混合して得られる
固化原料は、プレス成形、鋳込成形、押出成形、流し込
み成形等の成形法により所望の形状に成形した後、オー
トクレーブ処理する。なお、固化原料は特に成形を行な
わず、そのままオートクレーブ処理しても良い。
物質に、必要に応じてシリカ系物質を混合して得られる
固化原料は、プレス成形、鋳込成形、押出成形、流し込
み成形等の成形法により所望の形状に成形した後、オー
トクレーブ処理する。なお、固化原料は特に成形を行な
わず、そのままオートクレーブ処理しても良い。
【0014】オートクレーブ処理は、150〜300
℃、特に200〜250℃程度の飽和蒸気圧(40kg
f/cm2 以下)下という比較的緩やかな条件で行なう
ことができ、その処理時間は通常の場合、2〜20時
間、特に5〜10時間程度とされる。
℃、特に200〜250℃程度の飽和蒸気圧(40kg
f/cm2 以下)下という比較的緩やかな条件で行なう
ことができ、その処理時間は通常の場合、2〜20時
間、特に5〜10時間程度とされる。
【0015】得られた固化体は、必要に応じて適当な条
件で乾燥した後、各種建設・土木材料等として利用され
る。
件で乾燥した後、各種建設・土木材料等として利用され
る。
【0016】
【作用】オートクレーブ処理によれば、従来法に比べて
低温、低圧の緩やかな条件で、CaCO3 又はCaCO
3 を主成分とする物質を固化させることができる。
低温、低圧の緩やかな条件で、CaCO3 又はCaCO
3 を主成分とする物質を固化させることができる。
【0017】このオートクレーブ処理による固化は、C
aCO3 又はCaCO3 を主成分とする物質にシリカ系
物質を混合して行なうこともでき、シリカ系物質を混合
した場合には、C−S−Hが生成し、得られる固化体の
強度を高めることができる。
aCO3 又はCaCO3 を主成分とする物質にシリカ系
物質を混合して行なうこともでき、シリカ系物質を混合
した場合には、C−S−Hが生成し、得られる固化体の
強度を高めることができる。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。なお、実施例において用いた原料は下記表1
の通りである。
説明する。なお、実施例において用いた原料は下記表1
の通りである。
【0019】
【表1】
【0020】また、各試料の曲げ強度の測定は、スパン
間距離30mm,クロスヘッドスピード0.5mm/m
inの3点曲げ強度測定条件で行なった。
間距離30mm,クロスヘッドスピード0.5mm/m
inの3点曲げ強度測定条件で行なった。
【0021】実施例1 表2に示す配合にて原料をポリ容器中で乾式混合し、3
00kgf/cm2 で加圧成形して40mm×10mm
×約10mm厚さの成形体を得た。得られた成形体の曲
げ強度を表2に示す。各成形体をオートクレーブに入
れ、表2に示す条件で処理して固化させた。なお、オー
トクレーブの容器(2000cc容量)中には蒸留水を
290cc入れて飽和蒸気圧にて処理した。
00kgf/cm2 で加圧成形して40mm×10mm
×約10mm厚さの成形体を得た。得られた成形体の曲
げ強度を表2に示す。各成形体をオートクレーブに入
れ、表2に示す条件で処理して固化させた。なお、オー
トクレーブの容器(2000cc容量)中には蒸留水を
290cc入れて飽和蒸気圧にて処理した。
【0022】得られた固化体を60℃で30分乾燥した
後、曲げ強度の測定を行ない結果を表2に示した。表2
より、次のことが明らかである。即ち、オートクレーブ
処理によれば、250〜280℃以下の温度での飽和蒸
気圧の処理で、CaCO3 又はCaCO3 とSiO2 の
混合物を容易に固化させることができる。特に、SiO
2 として非晶質SiO2 を用いた場合には、固化体の強
度を著しく高めることができる。
後、曲げ強度の測定を行ない結果を表2に示した。表2
より、次のことが明らかである。即ち、オートクレーブ
処理によれば、250〜280℃以下の温度での飽和蒸
気圧の処理で、CaCO3 又はCaCO3 とSiO2 の
混合物を容易に固化させることができる。特に、SiO
2 として非晶質SiO2 を用いた場合には、固化体の強
度を著しく高めることができる。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のCaCO3
の固化方法によれば、一般的な装置であるオートクレー
ブによる処理のみでCaCO3 又はCaCO3 を主成分
とする物質を、比較的低温、低圧の緩やかな条件下で容
易かつ効率的に固化させることができ、CaCO3 固化
技術における省エネルギー、省コスト化を図ることがで
きる。
の固化方法によれば、一般的な装置であるオートクレー
ブによる処理のみでCaCO3 又はCaCO3 を主成分
とする物質を、比較的低温、低圧の緩やかな条件下で容
易かつ効率的に固化させることができ、CaCO3 固化
技術における省エネルギー、省コスト化を図ることがで
きる。
【0025】本発明によれば、燃焼排ガス中のCO2 を
CaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 として固定化して
回収したものを低処理コストにて固化して、建設・土木
材料等への有効利用を図ることができる。
CaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 として固定化して
回収したものを低処理コストにて固化して、建設・土木
材料等への有効利用を図ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明においては、CaCO3 又はCaC
O3 を含む物質にシリカ系物質を混合して処理すること
もできる。シリカ系物質としては、非晶質SiO2 ,結
晶質SiO2 の他、ケイ砂、キラ微砂、ケイ藻土、粘土
等を用いることができ、この場合には、得られる固化体
中にCaO−SiO2 −H2 Oが生成し、固化体の強度
を高めることができる。
O3 を含む物質にシリカ系物質を混合して処理すること
もできる。シリカ系物質としては、非晶質SiO2 ,結
晶質SiO2 の他、ケイ砂、キラ微砂、ケイ藻土、粘土
等を用いることができ、この場合には、得られる固化体
中にCaO−SiO2 −H2 Oが生成し、固化体の強度
を高めることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このオートクレーブ処理による固化は、C
aCO3 又はCaCO3 を主成分とする物質にシリカ系
物質を混合して行なうこともでき、シリカ系物質を混合
した場合には、CaO−SiO2 −H2 Oが生成し、得
られる固化体の強度を高めることができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
aCO3 又はCaCO3 を主成分とする物質にシリカ系
物質を混合して行なうこともでき、シリカ系物質を混合
した場合には、CaO−SiO2 −H2 Oが生成し、得
られる固化体の強度を高めることができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明のCaCO3 の固化方法において、
原料となるCaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物
質としては、例えば、燃焼排ガス中のCO2 を海水等に
吸収させて、CaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 とし
て固定化して得られる物質が挙げられるが、何らこれら
の物質に制限されるものではなく、本発明はCaCO3
又はCaCO3 を主成分として50重量%以上含有する
物質(例えば、CaCO3 含有量が50%以上のドロマ
イト等)であれば有効に適用することができる。
原料となるCaCO3 又はCaCO3 を主成分とする物
質としては、例えば、燃焼排ガス中のCO2 を海水等に
吸収させて、CaCO3 又は(Ca・Mg)CO3 とし
て固定化して得られる物質が挙げられるが、何らこれら
の物質に制限されるものではなく、本発明はCaCO3
又はCaCO3 を主成分として50重量%以上含有する
物質(例えば、CaCO3 含有量が50%以上のドロマ
イト等)であれば有効に適用することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 CaCO3 又はCaCO3 を主成分とす
る物質をオートクレーブ反応を利用して固化させること
を特徴とするCaCO3 の固化方法。 - 【請求項2】 CaCO3 又はCaCO3 を主成分とす
る物質に、シリカ系物質を混合した後、オートクレーブ
反応を利用して固化させることを特徴とするCaCO3
の固化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20939993A JP3240766B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | CaCO3の固化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20939993A JP3240766B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | CaCO3の固化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761842A true JPH0761842A (ja) | 1995-03-07 |
JP3240766B2 JP3240766B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=16572256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20939993A Expired - Fee Related JP3240766B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | CaCO3の固化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240766B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0881217A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Inax Corp | CaCO3の固化方法 |
GB2453304B (en) * | 2007-05-24 | 2010-04-21 | Calera Corp | Hydraulic cements comprising carbonate compound compositions |
US7744761B2 (en) | 2007-06-28 | 2010-06-29 | Calera Corporation | Desalination methods and systems that include carbonate compound precipitation |
US7753618B2 (en) | 2007-06-28 | 2010-07-13 | Calera Corporation | Rocks and aggregate, and methods of making and using the same |
US7754169B2 (en) | 2007-12-28 | 2010-07-13 | Calera Corporation | Methods and systems for utilizing waste sources of metal oxides |
US7815880B2 (en) | 2008-09-30 | 2010-10-19 | Calera Corporation | Reduced-carbon footprint concrete compositions |
US7875163B2 (en) | 2008-07-16 | 2011-01-25 | Calera Corporation | Low energy 4-cell electrochemical system with carbon dioxide gas |
US7939336B2 (en) | 2008-09-30 | 2011-05-10 | Calera Corporation | Compositions and methods using substances containing carbon |
US7966250B2 (en) | 2008-09-11 | 2011-06-21 | Calera Corporation | CO2 commodity trading system and method |
US7993511B2 (en) | 2009-07-15 | 2011-08-09 | Calera Corporation | Electrochemical production of an alkaline solution using CO2 |
US7993500B2 (en) | 2008-07-16 | 2011-08-09 | Calera Corporation | Gas diffusion anode and CO2 cathode electrolyte system |
US8006446B2 (en) | 2008-09-30 | 2011-08-30 | Calera Corporation | CO2-sequestering formed building materials |
US8333944B2 (en) | 2007-12-28 | 2012-12-18 | Calera Corporation | Methods of sequestering CO2 |
US8357270B2 (en) | 2008-07-16 | 2013-01-22 | Calera Corporation | CO2 utilization in electrochemical systems |
US8834688B2 (en) | 2009-02-10 | 2014-09-16 | Calera Corporation | Low-voltage alkaline production using hydrogen and electrocatalytic electrodes |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51102021A (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-09 | Masayoshi Aoki | Setsukaisekifunganjudeijobutsushorihoho |
JPH03164459A (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ライニング管の製造方法 |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP20939993A patent/JP3240766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51102021A (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-09 | Masayoshi Aoki | Setsukaisekifunganjudeijobutsushorihoho |
JPH03164459A (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ライニング管の製造方法 |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1001134C2 (nl) * | 1994-09-13 | 1997-05-13 | Inax Corp | Werkwijze voor het verharden van CaCO3. |
JPH0881217A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Inax Corp | CaCO3の固化方法 |
US7906028B2 (en) | 2007-05-24 | 2011-03-15 | Calera Corporation | Hydraulic cements comprising carbonate compound compositions |
GB2453304B (en) * | 2007-05-24 | 2010-04-21 | Calera Corp | Hydraulic cements comprising carbonate compound compositions |
US7735274B2 (en) | 2007-05-24 | 2010-06-15 | Calera Corporation | Hydraulic cements comprising carbonate compound compositions |
US7914685B2 (en) | 2007-06-28 | 2011-03-29 | Calera Corporation | Rocks and aggregate, and methods of making and using the same |
US7931809B2 (en) | 2007-06-28 | 2011-04-26 | Calera Corporation | Desalination methods and systems that include carbonate compound precipitation |
US7753618B2 (en) | 2007-06-28 | 2010-07-13 | Calera Corporation | Rocks and aggregate, and methods of making and using the same |
US7744761B2 (en) | 2007-06-28 | 2010-06-29 | Calera Corporation | Desalination methods and systems that include carbonate compound precipitation |
US8333944B2 (en) | 2007-12-28 | 2012-12-18 | Calera Corporation | Methods of sequestering CO2 |
US7754169B2 (en) | 2007-12-28 | 2010-07-13 | Calera Corporation | Methods and systems for utilizing waste sources of metal oxides |
US7993500B2 (en) | 2008-07-16 | 2011-08-09 | Calera Corporation | Gas diffusion anode and CO2 cathode electrolyte system |
US7875163B2 (en) | 2008-07-16 | 2011-01-25 | Calera Corporation | Low energy 4-cell electrochemical system with carbon dioxide gas |
US8357270B2 (en) | 2008-07-16 | 2013-01-22 | Calera Corporation | CO2 utilization in electrochemical systems |
US7966250B2 (en) | 2008-09-11 | 2011-06-21 | Calera Corporation | CO2 commodity trading system and method |
US7939336B2 (en) | 2008-09-30 | 2011-05-10 | Calera Corporation | Compositions and methods using substances containing carbon |
US8006446B2 (en) | 2008-09-30 | 2011-08-30 | Calera Corporation | CO2-sequestering formed building materials |
US7815880B2 (en) | 2008-09-30 | 2010-10-19 | Calera Corporation | Reduced-carbon footprint concrete compositions |
US8431100B2 (en) | 2008-09-30 | 2013-04-30 | Calera Corporation | CO2-sequestering formed building materials |
US8834688B2 (en) | 2009-02-10 | 2014-09-16 | Calera Corporation | Low-voltage alkaline production using hydrogen and electrocatalytic electrodes |
US7993511B2 (en) | 2009-07-15 | 2011-08-09 | Calera Corporation | Electrochemical production of an alkaline solution using CO2 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3240766B2 (ja) | 2001-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3632222B2 (ja) | CaCO3の固化方法 | |
JPH0761842A (ja) | CaCO3の固化方法 | |
Qian et al. | Immobilization of mercury and zinc in an alkali-activated slag matrix | |
JPH05238792A (ja) | 再生骨材の製造方法および再生骨材 | |
JP2020015659A (ja) | 二酸化炭素の固定化方法 | |
KR100955621B1 (ko) | 부산석고 및 천연석고를 이용한 단열 및 방음효과가 우수한 발포세라믹 제조방법 | |
JP4069519B2 (ja) | 含水土壌用固化材及び含水土壌の固化改良方法 | |
JP3154786B2 (ja) | コンクリート用人工骨材の製造方法およびコンクリート用人工骨材 | |
JP2007054732A (ja) | 汚水処理材及びその製造方法 | |
CN115286270A (zh) | 一种单宁酸改性氯氧镁水泥及其制备方法 | |
JP4069518B2 (ja) | 含水土壌用固化材及び含水土壌の固化改良方法 | |
JP3692443B2 (ja) | 石炭ガス化スラグを用いたハイドログロシュラーの製造方法 | |
JP3561031B2 (ja) | 焼却灰の処理方法 | |
JP2001205241A (ja) | 焼却灰の固化方法 | |
JP3309092B2 (ja) | CaCO3の固化方法 | |
Wang et al. | Effect of phosphate rock acid insoluble residue on hydration process and mechanical properties of α-hemihydrate gypsum | |
JPH08301639A (ja) | ジオポリマーによるフライアッシュ粉体の 固化および材料化 | |
JP2001122653A (ja) | 炭酸硬化体の製造方法 | |
JPH0986921A (ja) | CaCO3系固化体 | |
JP2753194B2 (ja) | 地盤改良材および地盤改良方法 | |
JPH10273661A (ja) | 低アルカリ固化材及びその製造方法 | |
JP2000107726A (ja) | ゴミ焼却灰からの吸着剤の製造方法 | |
JP3341009B2 (ja) | MgCO3の固化方法 | |
JP3338828B2 (ja) | CaCO3及び/又はMgCO3の固化方法 | |
JPS63288932A (ja) | 新規なセメントの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071019 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |