JPH076152Y2 - 塗布容器 - Google Patents
塗布容器Info
- Publication number
- JPH076152Y2 JPH076152Y2 JP1988044452U JP4445288U JPH076152Y2 JP H076152 Y2 JPH076152 Y2 JP H076152Y2 JP 1988044452 U JP1988044452 U JP 1988044452U JP 4445288 U JP4445288 U JP 4445288U JP H076152 Y2 JPH076152 Y2 JP H076152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- middle plate
- push
- container
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塗布口を有し、この塗布口から容器内に収容
した粘性液状物を直接押し出して対象物に塗布きるよう
にした塗布容器に関する。
した粘性液状物を直接押し出して対象物に塗布きるよう
にした塗布容器に関する。
クリーム、ファンデーション等の化粧料、軟膏等の医薬
品、さらに靴クリーム等の日用品などは、塗布口を有す
る容器に収容し、塗布口から直接押し出して顔や手や
足、あるいは靴表などに塗布することができると非常に
便利である。
品、さらに靴クリーム等の日用品などは、塗布口を有す
る容器に収容し、塗布口から直接押し出して顔や手や
足、あるいは靴表などに塗布することができると非常に
便利である。
このため、これらの化粧料、軟膏、靴クリームなどの粘
性液状物を容器内に収容し、塗布口から直接押し出して
塗布する塗布容器が、従来から種々考案されており、た
とえば、上端に塗布頭を設けた有底筒体内に、中皿を螺
旋昇降手段を講じて昇降自在に内装し、該螺旋昇降手段
の回動操作により中皿を上昇させて、有底筒体内に収容
した靴クリーム等を、適宜塗布頭から押し出して靴表に
塗布するようにした塗布容器が提案されている。(実公
昭62-27260号) 〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、この種の塗布容器は、螺旋昇降手段の回転操
作により、有底筒体内に収容した靴クリーム等を塗布頭
から押し出す回転操り出し方式であるため、靴クリーム
等の粘性液状物を押し出す際、両手を使用し、片手で有
底筒体を持つと同時に、他方の手で螺旋昇降手段を回転
しなければならず、操作が面倒である。
性液状物を容器内に収容し、塗布口から直接押し出して
塗布する塗布容器が、従来から種々考案されており、た
とえば、上端に塗布頭を設けた有底筒体内に、中皿を螺
旋昇降手段を講じて昇降自在に内装し、該螺旋昇降手段
の回動操作により中皿を上昇させて、有底筒体内に収容
した靴クリーム等を、適宜塗布頭から押し出して靴表に
塗布するようにした塗布容器が提案されている。(実公
昭62-27260号) 〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、この種の塗布容器は、螺旋昇降手段の回転操
作により、有底筒体内に収容した靴クリーム等を塗布頭
から押し出す回転操り出し方式であるため、靴クリーム
等の粘性液状物を押し出す際、両手を使用し、片手で有
底筒体を持つと同時に、他方の手で螺旋昇降手段を回転
しなければならず、操作が面倒である。
本考案は、かかる従来の塗布容器の欠点を改善するため
の種々検討を行った結果なされたもので、塗布容器内に
収容した粘性液状物の押し出し機構を、片手での簡単な
押し出し操作で容易に行え、塗布容器による塗布操作が
極めて容易に行える塗布容器を提供しようとするもので
ある。
の種々検討を行った結果なされたもので、塗布容器内に
収容した粘性液状物の押し出し機構を、片手での簡単な
押し出し操作で容易に行え、塗布容器による塗布操作が
極めて容易に行える塗布容器を提供しようとするもので
ある。
本考案塗布容器は、上端に塗布口を設けた筒状の容器本
体内に、容器本体内を密封する形状が容器本体内上端部
と同じ形状で周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を
周設した押上中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の
下面に、下降傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して
押上中板の下方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を
設けて間隙間を押上中板が上下摺動可能に連結し、押上
中板下方の容器本体下端部に操作栓を密閉摺動可能に嵌
着して気密室を設けるとともに、操作栓と容器本体内側
壁との間にスプリングを介在させて操作栓を容器本体内
下端に付勢し、操作栓の底部に吸気弁を取りつけて構成
されている。
体内に、容器本体内を密封する形状が容器本体内上端部
と同じ形状で周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を
周設した押上中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の
下面に、下降傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して
押上中板の下方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を
設けて間隙間を押上中板が上下摺動可能に連結し、押上
中板下方の容器本体下端部に操作栓を密閉摺動可能に嵌
着して気密室を設けるとともに、操作栓と容器本体内側
壁との間にスプリングを介在させて操作栓を容器本体内
下端に付勢し、操作栓の底部に吸気弁を取りつけて構成
されている。
また、上端に塗布口を設けた筒状の容器本体内に、容器
本体内を密封する形状が容器本体内上端部と同じ形状で
周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を周設した押上
中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の下面に、下降
傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して押上中板の下
方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を設けて間隙間
を押上中板が上下摺動可能に連結し、押上中板下方の容
器本体下端部に中空筒部を有する底蓋を定着するととも
に、この底蓋の中空筒部に嵌合する操作栓を密閉摺動可
能に嵌着して気密室を設け、操作栓と底蓋との間にスプ
リングを介在させて操作栓を容器本体内下端に付勢し、
操作栓の底部に吸気弁を取りつけて構成されている。
本体内を密封する形状が容器本体内上端部と同じ形状で
周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を周設した押上
中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の下面に、下降
傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して押上中板の下
方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を設けて間隙間
を押上中板が上下摺動可能に連結し、押上中板下方の容
器本体下端部に中空筒部を有する底蓋を定着するととも
に、この底蓋の中空筒部に嵌合する操作栓を密閉摺動可
能に嵌着して気密室を設け、操作栓と底蓋との間にスプ
リングを介在させて操作栓を容器本体内下端に付勢し、
操作栓の底部に吸気弁を取りつけて構成されている。
さらに、上端に塗布口を設けた筒状の容器本体内に、容
器本体内を密封する形状が容器本体内上端部と同じ形状
で周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を周設した押
上中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の下面に、下
降傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して押上中板の
下方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を設けて間隙
間を押上中板が上下摺動可能に連結し、この容器本体に
有底外胴を密閉摺動可能に嵌合して、有底外胴の下板と
押上中板間に気密室を設けるとともに、有底外胴の内底
面と容器本体内側壁との間にスプリングを介在させて有
底外胴を容器本体の下方に付勢し、有底外胴の下底に吸
気弁を取りつけて構成されている。
器本体内を密封する形状が容器本体内上端部と同じ形状
で周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を周設した押
上中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の下面に、下
降傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して押上中板の
下方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を設けて間隙
間を押上中板が上下摺動可能に連結し、この容器本体に
有底外胴を密閉摺動可能に嵌合して、有底外胴の下板と
押上中板間に気密室を設けるとともに、有底外胴の内底
面と容器本体内側壁との間にスプリングを介在させて有
底外胴を容器本体の下方に付勢し、有底外胴の下底に吸
気弁を取りつけて構成されている。
本考案塗布容器は以上のように構成されているため、容
器本体の下端部に密閉摺動可能に嵌着された操作栓を片
手の指で押しながら、塗布口を顔や手や足などに接触さ
せるか、容器本体に密閉摺動可能に嵌合された有底外胴
を手で持って、塗布口を顔や手や足などに押しつけるだ
けで、クリームなどの粘性液状物の塗布が片手操作で、
極めて容易に行える。また、容器本体内の押上中板と板
バネとの間に間隙を設けているため、スプリングによる
操作栓や有底外胴の下方への付勢により、間隙の距離だ
け押上中板が下方摺動し、この押上中板の下方摺動によ
り、容器本体内に収容された粘性液状物は下方に引っ張
られて、容器口での粘性液状物の切れがよくなり、容器
口から余分の粘性液状物がはみ出ることもない。さら
に、容器本体内に摺動可能に遊嵌した押上中板の形状
を、塗布口を設けた容器本体の上端部と同じ形状にして
いるため、押上中板の上方摺動により、容器本体内に収
容した粘性液状物を容器口から完全に押し出すことがで
き、容器本体内に粘性液状物が残留されて無駄になるこ
ともない。
器本体の下端部に密閉摺動可能に嵌着された操作栓を片
手の指で押しながら、塗布口を顔や手や足などに接触さ
せるか、容器本体に密閉摺動可能に嵌合された有底外胴
を手で持って、塗布口を顔や手や足などに押しつけるだ
けで、クリームなどの粘性液状物の塗布が片手操作で、
極めて容易に行える。また、容器本体内の押上中板と板
バネとの間に間隙を設けているため、スプリングによる
操作栓や有底外胴の下方への付勢により、間隙の距離だ
け押上中板が下方摺動し、この押上中板の下方摺動によ
り、容器本体内に収容された粘性液状物は下方に引っ張
られて、容器口での粘性液状物の切れがよくなり、容器
口から余分の粘性液状物がはみ出ることもない。さら
に、容器本体内に摺動可能に遊嵌した押上中板の形状
を、塗布口を設けた容器本体の上端部と同じ形状にして
いるため、押上中板の上方摺動により、容器本体内に収
容した粘性液状物を容器口から完全に押し出すことがで
き、容器本体内に粘性液状物が残留されて無駄になるこ
ともない。
以下、本考案塗布容器の実施例を示す図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図および第2図において、1は筒状の容器本体であ
って、上端に横長の塗布口2を設けている。
って、上端に横長の塗布口2を設けている。
3は容器本体1内に摺動可能に遊嵌した押上中板で、塗
布口2を設けた容器本体1の上端部と同じ形状にし、容
器本体1の内周壁1aと摺接する周縁に弾性を有する弾性
環4を設けて、容器本体1内を密封している。
布口2を設けた容器本体1の上端部と同じ形状にし、容
器本体1の内周壁1aと摺接する周縁に弾性を有する弾性
環4を設けて、容器本体1内を密封している。
5は押上中板3の下面に所定の間隙25を設けて連結され
た金属製の板バネで、下降傾斜した脚部6を容器本体1
の内周壁1aに摺接させて、押上中板3の下方摺動を防止
している。
た金属製の板バネで、下降傾斜した脚部6を容器本体1
の内周壁1aに摺接させて、押上中板3の下方摺動を防止
している。
7は容器本体1に嵌着された操作栓で、外周壁8の下端
部に突設した係合鍔縁9を、容器本体1の下端内周に突
設した突設縁10に係合して嵌着され、外周壁8に凹設し
たリング溝11にOリング12を装着して密閉されている。
また、外周壁8に形成した段部13と、容器本体1の内周
壁1a下端部に形成した段部14との間にスプリング15を介
在させて、操作栓7を容器本体1内下端に付勢してい
る。
部に突設した係合鍔縁9を、容器本体1の下端内周に突
設した突設縁10に係合して嵌着され、外周壁8に凹設し
たリング溝11にOリング12を装着して密閉されている。
また、外周壁8に形成した段部13と、容器本体1の内周
壁1a下端部に形成した段部14との間にスプリング15を介
在させて、操作栓7を容器本体1内下端に付勢してい
る。
16は操作栓7の底部に取りつけられた吸気弁であり、第
3図(イ),(ロ),(ハ)に示すように、操作栓7の
底部内面に設けられた円形弁座18の内周上端鍔縁18に、
吸気弁16の外周縁16aを嵌合し、円形溝19で切断されて
上下に揺動する吸気弁16で、操作栓7の底部に穿設され
た透孔20が開閉されるようにしている。しかして、操作
栓7と押上中板3とで構成される気密室21の内圧が負圧
になったとき、この吸気弁16が開いて気密室21内に外気
が自動的に吸引される。
3図(イ),(ロ),(ハ)に示すように、操作栓7の
底部内面に設けられた円形弁座18の内周上端鍔縁18に、
吸気弁16の外周縁16aを嵌合し、円形溝19で切断されて
上下に揺動する吸気弁16で、操作栓7の底部に穿設され
た透孔20が開閉されるようにしている。しかして、操作
栓7と押上中板3とで構成される気密室21の内圧が負圧
になったとき、この吸気弁16が開いて気密室21内に外気
が自動的に吸引される。
22は容器本体1の塗布口2上に被嵌された容器本体1と
同径の蓋体であり、容器本体1の小径にした周壁上部に
設けられた突条23に、蓋体22内周面に凹設した溝24を凹
凸嵌合して、開閉自在に被嵌されている。
同径の蓋体であり、容器本体1の小径にした周壁上部に
設けられた突条23に、蓋体22内周面に凹設した溝24を凹
凸嵌合して、開閉自在に被嵌されている。
しかして、この塗布容器Aによれば、蓋体22を取り外し
て、操作栓7の下底を片手の指で押すと、気密室21内の
気圧が高くなり、押上中板3が上方に摺動されて、塗布
口2から所定量の粘性液状物が押し出される。従って、
粘性液状物がクリーム等の場合、塗布口2を顔や手や足
などに接触させれば良好に塗布され、片手操作で塗布作
業が極めて容易に行える。また、押上中板3とともに板
バネ5も上方に摺動され、塗布後、操作栓7から指を離
しても、板バネ5によって押上中板3は下方への摺動が
防止される。従って、押上中板3は常に上方に摺動さ
れ、塗布後は摺動後の位置に保持される。さらに、操作
栓7から指を離すと同時に、スプリング15によって操作
栓7が容器本体1の下端に付勢されるため、気密室21の
内圧が負圧になり、操作栓7の底部に取りつけられた吸
気弁16から外気が吸引されて、気密室21内が常時外気圧
と同じ気圧に保たれる。
て、操作栓7の下底を片手の指で押すと、気密室21内の
気圧が高くなり、押上中板3が上方に摺動されて、塗布
口2から所定量の粘性液状物が押し出される。従って、
粘性液状物がクリーム等の場合、塗布口2を顔や手や足
などに接触させれば良好に塗布され、片手操作で塗布作
業が極めて容易に行える。また、押上中板3とともに板
バネ5も上方に摺動され、塗布後、操作栓7から指を離
しても、板バネ5によって押上中板3は下方への摺動が
防止される。従って、押上中板3は常に上方に摺動さ
れ、塗布後は摺動後の位置に保持される。さらに、操作
栓7から指を離すと同時に、スプリング15によって操作
栓7が容器本体1の下端に付勢されるため、気密室21の
内圧が負圧になり、操作栓7の底部に取りつけられた吸
気弁16から外気が吸引されて、気密室21内が常時外気圧
と同じ気圧に保たれる。
また、塗布口2からの塗布作業を終えて、操作栓7から
指を離したとき、スプリング15による操作栓7の下方へ
の付勢により、気密室21の内圧が負圧になると同時に、
下方摺動可能な間隙25の距離だけ押上中板3が下方摺動
し、この押上中板3の下方摺動により、容器本体1内に
収容された粘性液状物は下方に引っ張られるため、容器
口2での粘性液状物の切れがよくなり、容器口2から余
分の粘性液状物がはみ出ることもない。
指を離したとき、スプリング15による操作栓7の下方へ
の付勢により、気密室21の内圧が負圧になると同時に、
下方摺動可能な間隙25の距離だけ押上中板3が下方摺動
し、この押上中板3の下方摺動により、容器本体1内に
収容された粘性液状物は下方に引っ張られるため、容器
口2での粘性液状物の切れがよくなり、容器口2から余
分の粘性液状物がはみ出ることもない。
第4図は本考案塗布容器のさらに他の実施例を示したも
ので、この塗布容器Bは、第1図および第2図に示す塗
布容器Aにおいて、容器本体1の下端部に中空筒部26を
有する底蓋27を定着し、この底蓋27の下端内周に突設し
た突設縁28に操作栓29の底壁外周縁30を係合して、底蓋
27に操作栓29を嵌着し、操作栓29の底壁31に立設した筒
部32を、Oリング33を介して底蓋27の中空筒部26に密閉
摺動可能に嵌合するとともに、操作栓29と底蓋27の底壁
31との間にスプリング34を介在させて操作栓29を容器本
体1内下端に付勢させた以外は、第1図および第2図に
示す塗布容器と同じ構成にしてある。
ので、この塗布容器Bは、第1図および第2図に示す塗
布容器Aにおいて、容器本体1の下端部に中空筒部26を
有する底蓋27を定着し、この底蓋27の下端内周に突設し
た突設縁28に操作栓29の底壁外周縁30を係合して、底蓋
27に操作栓29を嵌着し、操作栓29の底壁31に立設した筒
部32を、Oリング33を介して底蓋27の中空筒部26に密閉
摺動可能に嵌合するとともに、操作栓29と底蓋27の底壁
31との間にスプリング34を介在させて操作栓29を容器本
体1内下端に付勢させた以外は、第1図および第2図に
示す塗布容器と同じ構成にしてある。
しかして、この塗布容器では、第1図および第2図に示
す塗布容器Aと同じ作用効果を有する他、Oリング33を
介して密閉摺動する操作栓29の筒部32と底蓋27の中空筒
部26の大きさが小さく、またOリング33も小径となり摩
擦抵抗が少なくなるため、操作栓29の作動が容易に行
え、またこの塗布容器を組み立てる際に、板バネ5を底
蓋27と同時に組みつけることができ、板バネ5の位置も
底蓋27上に自動的にきまるため、塗布容器の組み立てが
容易に行える。
す塗布容器Aと同じ作用効果を有する他、Oリング33を
介して密閉摺動する操作栓29の筒部32と底蓋27の中空筒
部26の大きさが小さく、またOリング33も小径となり摩
擦抵抗が少なくなるため、操作栓29の作動が容易に行
え、またこの塗布容器を組み立てる際に、板バネ5を底
蓋27と同時に組みつけることができ、板バネ5の位置も
底蓋27上に自動的にきまるため、塗布容器の組み立てが
容易に行える。
第5図および第6図は本考案塗布容器のさらに他の実施
例を示したもので、この塗布容器Cは、第1図および第
2図に示す塗布容器Aにおいて、容器本体1に筒状の有
底外胴35を嵌合し、有底外胴35と容器本体1間にOリン
グ36を介在させて有底外胴35を容器本体1に密閉摺動可
能に嵌合し、有底外胴35の下底37と容器本体1の内側壁
との間にスプリング38を介在させて、有底外胴35を容器
本体1の下方に付勢させた以外は、第1図および第2図
に示す塗布容器Aと容器本体を同じ構成にしてあり、蓋
体39は容器本体1に嵌合した有底外胴35と同径にし、有
底外胴35の小径にした周壁上部に設けられた突条40に蓋
体39内周面に凹設した溝41を凹凸嵌合して、開閉自在に
被嵌されている。
例を示したもので、この塗布容器Cは、第1図および第
2図に示す塗布容器Aにおいて、容器本体1に筒状の有
底外胴35を嵌合し、有底外胴35と容器本体1間にOリン
グ36を介在させて有底外胴35を容器本体1に密閉摺動可
能に嵌合し、有底外胴35の下底37と容器本体1の内側壁
との間にスプリング38を介在させて、有底外胴35を容器
本体1の下方に付勢させた以外は、第1図および第2図
に示す塗布容器Aと容器本体を同じ構成にしてあり、蓋
体39は容器本体1に嵌合した有底外胴35と同径にし、有
底外胴35の小径にした周壁上部に設けられた突条40に蓋
体39内周面に凹設した溝41を凹凸嵌合して、開閉自在に
被嵌されている。
しかして、この塗布容器Cでは、有底外胴35を手で持っ
て、塗布口2を顔や手や足などに押しつけるだけで、ク
リームなどの粘性液状物の塗布が容易に行え、操作が極
めて簡単で粘性液状物の塗布が効率よく行える。また、
蓋体39が有底外胴35に嵌着されているため、蓋体39を外
さないと粘性液状物を押し出すことができず、不用意な
力が加わっても粘性液状物が吐出しない。さらに、この
他、第1図および第2図に示す塗布容器Aと同じ作用効
果を有する。
て、塗布口2を顔や手や足などに押しつけるだけで、ク
リームなどの粘性液状物の塗布が容易に行え、操作が極
めて簡単で粘性液状物の塗布が効率よく行える。また、
蓋体39が有底外胴35に嵌着されているため、蓋体39を外
さないと粘性液状物を押し出すことができず、不用意な
力が加わっても粘性液状物が吐出しない。さらに、この
他、第1図および第2図に示す塗布容器Aと同じ作用効
果を有する。
なお、本考案は以上の実施例に限定されるものではな
く、塗布口の形状、大きさ、数などは適宜に変更するこ
とができ、塗布口にさらにスポンジなどを取りつけても
よい。
く、塗布口の形状、大きさ、数などは適宜に変更するこ
とができ、塗布口にさらにスポンジなどを取りつけても
よい。
以上説明したように、本考案塗布容器は、容器本体の下
端部に密閉摺動可能に嵌着された操作栓を片手の指で押
しながら、塗布口を顔や手や足などに接触させるか、容
器本体に密閉摺動可能に嵌合された有底外胴を手で持っ
て、塗布口を顔や手や足などに押しつけるだけで、クリ
ームなどの粘性液状物の塗布が片手操作で、極めて容易
に行える。また、容器本体内の押上中板と板バネとの間
に間隙を設けているため、スプリングによる操作栓を有
底外胴の下方への付勢により、間隙の距離だけ押上中板
が下方摺動し、この押上中板の下方摺動により、容器本
体内に収容された粘性液状物は下方に引っ張られて、容
器口での粘性液状物の切れがよくなり、容器口から余分
の粘性液状物がはみ出ることもない。さらに、容器本体
内に摺動可能に遊嵌した押上中板の形状を、塗布口を設
けた容器本体の上端部と同じ形状にしているため、押上
中板の上方摺動により、容器本体内に収容した粘性液状
物を容器口から完全に押し出すことができ、容器本体内
に粘性液状物が残留されて無駄になることもない。
端部に密閉摺動可能に嵌着された操作栓を片手の指で押
しながら、塗布口を顔や手や足などに接触させるか、容
器本体に密閉摺動可能に嵌合された有底外胴を手で持っ
て、塗布口を顔や手や足などに押しつけるだけで、クリ
ームなどの粘性液状物の塗布が片手操作で、極めて容易
に行える。また、容器本体内の押上中板と板バネとの間
に間隙を設けているため、スプリングによる操作栓を有
底外胴の下方への付勢により、間隙の距離だけ押上中板
が下方摺動し、この押上中板の下方摺動により、容器本
体内に収容された粘性液状物は下方に引っ張られて、容
器口での粘性液状物の切れがよくなり、容器口から余分
の粘性液状物がはみ出ることもない。さらに、容器本体
内に摺動可能に遊嵌した押上中板の形状を、塗布口を設
けた容器本体の上端部と同じ形状にしているため、押上
中板の上方摺動により、容器本体内に収容した粘性液状
物を容器口から完全に押し出すことができ、容器本体内
に粘性液状物が残留されて無駄になることもない。
第1図は本考案塗布容器の一実施例を示す斜視図、第2
図は同縦断面図、第3図(イ)は吸気弁を取りつけた操
作栓底部の拡大断面図、第3図(ロ)は同吸気弁を開い
た状態の拡大断面図、第3図(ハ)は同平面図、第4図
は他の実施例を示す縦断面図、第5図はその他の実施例
を示す斜視図、第6図は同縦断面図である。 1……容器本体、1a……内周壁、2……塗布口、3……
押上中板、4……弾性環、5……板バネ、6……脚部、
7,29……操作栓、12,33,36……Oリング、15,34,38……
スプリング、16……吸気弁、21……気密室、25……間
隙、27……底蓋、35……有底外胴
図は同縦断面図、第3図(イ)は吸気弁を取りつけた操
作栓底部の拡大断面図、第3図(ロ)は同吸気弁を開い
た状態の拡大断面図、第3図(ハ)は同平面図、第4図
は他の実施例を示す縦断面図、第5図はその他の実施例
を示す斜視図、第6図は同縦断面図である。 1……容器本体、1a……内周壁、2……塗布口、3……
押上中板、4……弾性環、5……板バネ、6……脚部、
7,29……操作栓、12,33,36……Oリング、15,34,38……
スプリング、16……吸気弁、21……気密室、25……間
隙、27……底蓋、35……有底外胴
Claims (3)
- 【請求項1】上端に塗布口を設けた筒状の容器本体内
に、容器本体内を密封する形状が容器本体内上端部と同
じ形状で周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を周設
した押上中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の下面
に、下降傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して押上
中板の下方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を設け
て間隙間を押上中板が上下摺動可能に連結し、押上中板
下方の容器本体下端部に操作栓を密閉摺動可能に嵌着し
て気密室を設けるとともに、操作栓と容器本体内側壁と
の間にスプリングを介在させて操作栓を容器本体内下端
に付勢し、操作栓の底部に吸気弁を取りつけてなる塗布
容器 - 【請求項2】上端に塗布口を設けた筒状の容器本体内
に、容器本体内を密封する形状が容器本体内上端部と同
じ形状で周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を周設
した押上中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の下面
に、下降傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して押上
中板の下方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を設け
て間隙間を押上中板が上下摺動可能に連結し、押上中板
下方の容器本体下端部に中空筒部を有する底蓋を定着す
るとともに、この底蓋の中空筒部に嵌合する操作栓を密
閉摺動可能に嵌着して気密室を設け、操作栓と底蓋との
間にスプリングを介在させて操作栓を容器本体内下端に
付勢し、操作栓の底部に吸気弁を取りつけてなる塗布容
器 - 【請求項3】上端に塗布口を設けた筒状の容器本体内
に、容器本体内を密封する形状が容器本体内上端部と同
じ形状で周縁に容器本体内周壁と摺接する弾性環を周設
した押上中板を摺動可能に遊嵌し、この押上中板の下面
に、下降傾斜した脚部を容器本体内周壁に圧接して押上
中板の下方摺動を防止する板バネを、所定の間隙を設け
て間隙間を押上中板が上下摺動可能に連結し、この容器
本体に有底外胴を密閉摺動可能に嵌合して、有底外胴の
下板と押上中板間に気密室を設けるとともに、有底外胴
の内底面と容器本体内側壁との間にスプリングを介在さ
せて有底外胴を容器本体の下方に付勢し、有底外胴の下
底に吸気弁を取りつけてなる塗布容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988044452U JPH076152Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988044452U JPH076152Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 塗布容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148777U JPH01148777U (ja) | 1989-10-16 |
JPH076152Y2 true JPH076152Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31270807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988044452U Expired - Lifetime JPH076152Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 塗布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076152Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017141622A1 (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便器の製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101487191B1 (ko) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | (주)연우 | 크림타입 화장품 용기 |
JP6554521B2 (ja) * | 2017-11-17 | 2019-07-31 | 善慧 宋 | 液体排出容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598643U (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | スガツネ工業株式会社 | リクライニングチエアのオツトマン連動装置 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP1988044452U patent/JPH076152Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017141622A1 (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便器の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01148777U (ja) | 1989-10-16 |
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