JPH0761475A - 包装用緩衝体 - Google Patents

包装用緩衝体

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JPH0761475A
JPH0761475A JP5213099A JP21309993A JPH0761475A JP H0761475 A JPH0761475 A JP H0761475A JP 5213099 A JP5213099 A JP 5213099A JP 21309993 A JP21309993 A JP 21309993A JP H0761475 A JPH0761475 A JP H0761475A
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JP
Japan
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packaging
packaged
engaging
cushioning
parts
Prior art date
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Pending
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JP5213099A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Ishii
靖彦 石井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緩衝効果が大きく、包装作業が容易な包装用
緩衝体を提供する。 【構成】 上下にそれぞれ3個ずつ並べたトラフ型照明
器具の器具本体11を、一対の包装用緩衝体15と、外装材
16とからなる包装装置12とで包装する。各包装用緩衝体
15は、1枚の段ボール材を折曲して、上下一対の筒状部
41と、これらの筒状部41間から突設された折り返し部42
とを形成し、筒状部41の先端に設けた係合突部を係合溝
に係合して形状を保持する。折り返し部42を、上下の器
具本体11で挾持する。筒状部41を器具本体11の端部に当
接する。 【効果】 筒状部41にて十分な緩衝効果を確保できる。
部品点数を削減でき、包装作業および取り出し作業が容
易になる。使用後の廃材も容易に処理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複数の照明器
具の包装に用いる包装用緩衝体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図7に示す包装用緩衝体
1が知られている。この包装用緩衝体1は、細長形状を
なすいわゆるトラフ型照明器具の器具本体2を複数個一
体的に包装する際に用いるもので、この図7に示す例で
は、仕切板3の上下にそれぞれ3個ずつの器具本体2が
並べられ、中央部当板4により束ねられた状態で、外装
箱5の内部に収納されている。
【0003】そして、包装用緩衝体1は、束ねられた器
具本体2の長手方向の端部を覆うように断面略コの字状
に折曲された緩衝板6と、この緩衝板6と外装箱5の端
部との間に装着された発泡スチロール製の緩衝材7とか
ら構成されており、器具本体2の長手方向の両端部に配
置されて、外部からの衝撃を緩衝し、各器具本体2を保
護するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、各包装用緩衝体1がそれぞれ複数の部材
からなるため、部品点数が増加し、器具本体2の包装作
業および取り出し作業が煩雑になるとの問題を有してい
る。さらに、緩衝材7は、発泡スチロール製であるた
め、使用後の処理が煩雑であるとの問題を有している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、包装作業および取り出し作業の作業効率を向上で
きるとともに、使用後の処理も容易な包装用緩衝体を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の包装用緩衝体
は、相対向して包装される複数の被包装物の端部を保護
する包装用緩衝体であって、1枚の板材を折曲し、この
板材の両端部に設けた係合部を係合受部に係合してな
る、前記各被包装物の端部に当接する一対の筒状部と、
前記板材の中間部を折り返して前記筒状部間から突出さ
せ、相対向する前記被包装物間に挾持される折り返し部
とが形成されたものである。
【0007】
【作用】本発明の包装用緩衝体では、相対向する被包装
物間に折り返し部を挾持することにより、被包装物同士
の当接が防止される。被包装物の端部に筒状部を当接す
ることにより、外部からの衝撃が緩衝される。先端部に
形成した係合部を係合受部に係合するとともに、折り返
し部を折り返して形成することにより、包装用緩衝体が
容易に組み立てられる。1枚の板材を折曲して構成され
るので、部品点数が削減され、被包装物の包装作業およ
び取り出し作業の作業効率が向上する。発泡スチロール
などを使用せずに1枚の板材を折曲して構成されるの
で、使用後の処理が容易になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の包装用緩衝体の一実施例の構
成を図面を参照して説明する。
【0009】図1において、11は被包装物としての器具
本体で、この器具本体11は、直管型の蛍光ランプを内包
する細長箱形状をなし、いわゆるトラフ型の照明器具を
構成するようになっている。
【0010】そして、この器具本体11は、上下にそれぞ
れ3個ずつ並べられた6個1組の状態で、包装装置12に
より包装され、輸送、保管などされるようになってい
る。
【0011】また、この包装装置12は、図1ないし図4
に示すように、器具本体11の両端部に装着される一対の
包装用緩衝体15と、これらの器具本体11および包装用緩
衝体15の周囲に巻き付けられる外装材16とから構成され
ている。
【0012】そして、この包装用緩衝体15は、図1ない
し図6に示すように、所定の形状に切断した1枚の略矩
形平板状の段ボール材を折曲して組み合わせて形成され
ている。
【0013】すなわち、この段ボール材には、長手方向
の中央部に中央折曲線21が設けられているとともに、こ
の中央折曲線21に平行に、かつ、この中央折曲線21を中
心として対称な位置に、第1ないし第3の折曲線22,2
3,24が所定間隔で対をなして形成され、これらの折曲
線21〜24を介して、第1ないし第4の壁部31,32,33,
34がそれぞれ対をなして形成されている。
【0014】また、各第4の壁部34の先端部の略中央部
からは、それぞれ係合部としての係合突部36が段ボール
材の厚さ寸法とほぼ等しい寸法だけ突設されているとと
もに、各第1の壁部31には、それぞれ中央折曲線21に平
行に、係合受部としての係合溝37が形成されている。
【0015】なお、図5の一部を切り欠いた展開図に示
すように、段ボール材は、段ボール材の波板状の芯材38
の各突条の長手方向がこの段ボール材の長手方向となる
ように形成されており、各折曲線21〜24は、段ボール材
の波板状の芯材38の各突条の長手方向とほぼ直交する方
向に設けられている。
【0016】そして、この包装用緩衝体15は、中央折曲
線21を一方向に折り返すとともに、他の第1ないし第3
の折曲線22,23,24を反対方向に約90度折り曲げて、
各第4の壁部34の先端部から突設された係合突部36を各
第1の壁部31に設けられた係合溝37に挿入係合すること
により、図1ないし図5に示すように、上下一対の筒状
部41と、これらの筒状部41間から突設された折り返し部
42とが形成されるようになっている。
【0017】そして、器具本体11を包装する際には、図
1などに示すように、上下にそれぞれ3個ずつ並べられ
た器具本体11間に折り返し部42を挾持させるとともに、
これらの器具本体11の端部に筒状部41の第4の壁部34を
当接した状態で、器具本体11の両端部にそれぞれ包装用
緩衝体15を装着する。さらに、これらの器具本体11およ
び包装用緩衝体15の周囲に、1枚の平板状の段ボール材
からなる外装材16を巻き付け、一端の包装用緩衝体15か
ら他端の包装用緩衝体15にかけて、ポリプロピレンテー
プなどの粘着テープ44を張り付けることにより、6個の
器具本体11の包装作業が完了する。
【0018】そして、本実施例の包装用緩衝体15によれ
ば、1枚の段ボール材を所定の折曲線21〜24にて折曲
し、係合突部36を係合溝37に挿入係合することにより、
容易に組み立てることができる。そこで、部品点数を削
減できるとともに、照明器具11の包装作業および取り出
し作業を容易にして、作業効率を向上することができ
る。
【0019】また、上下の器具本体11間に、折り返して
二重になった段ボール材からなる折り返し部42を挾持す
ることにより、別部材の仕切板を用いることなく、器具
本体11同士の当接を防止し、被包装物の損傷を防止する
ことができる。
【0020】さらに、器具本体11の端部に、筒状をなす
筒状部41を当接したため、各器具本体11の長手方向への
移動を抑制できるとともに、これらの筒状部41内側の空
間部により外部からの衝撃を吸収し、器具本体11を保護
して変形、損傷などを防止することができる。特に、段
ボール材は、段ボール材の波板状の芯材38の各突条の長
手方向がこの段ボール材の長手方向となるように形成さ
れているとともに、各筒状部41は、それぞれ四角筒状を
なし、係合突部36と係合溝37との係合により形状が保持
されているため、衝撃の緩衝効果が大きく、器具本体11
を十分に保護することができる。
【0021】また、包装用緩衝体15は、発泡スチロール
などを使用せずに1枚の段ボール材を折曲して構成され
るため、使用後の廃材の処理を容易にすることができ、
処理コストを低減することができる。
【0022】なお、上記の実施例では、器具本体11およ
び包装用緩衝体15の周囲に、1枚の平板状の段ボール材
からなる外装材16を巻き付けて包装したが、例えば、器
具本体11および包装用緩衝体15を、箱状をなす外箱体に
収納して包装することもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明の包装用緩衝体によれば、相対向
する被包装物間に折り返し部を挾持することにより、被
包装物同士の当接を防止し、被包装物の損傷を防止する
ことができる。また、被包装物の端部に筒状部を当接す
ることにより、外部からの衝撃が緩衝され、被包装物の
損傷を防止することができる。さらに、先端部に形成し
た係合部を係合受部に係合するとともに、折り返し部を
折り返して形成することにより、包装用緩衝体を容易に
組み立ることができる。この包装用緩衝体は、1枚の板
材を折曲して構成されるため、部品点数を削減して、被
包装物の包装作業および取り出し作業の作業効率を向上
することができる。また、発泡スチロールなどを使用せ
ずに1枚の板材を折曲して構成されるため、使用後の処
理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す包装用緩衝体を用いた
包装装置および被包装物の分解状態の斜視図である。
【図2】同上包装装置の包装状態の斜視図である。
【図3】同上包装装置の分解状態の斜視図である。
【図4】同上包装装置および被包装物の断面図である。
【図5】同上包装用緩衝体の一部を切り欠いた展開図で
ある。
【図6】同上包装用緩衝体の組み立て工程を示す斜視図
である。
【図7】従来の緩衝体を用いた包装装置の分解状態の斜
視図である。
【符号の説明】
11 被包装物としての器具本体 15 包装用緩衝体 41 筒状部 42 折り返し部 36 係合部としての係合突部 37 係合受部としての係合溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して包装される複数の被包装物の
    端部を保護する包装用緩衝体であって、 1枚の板材を折曲し、 この板材の両端部に設けた係合部を係合受部に係合して
    なる、前記各被包装物の端部に当接する一対の筒状部
    と、 前記板材の中間部を折り返して前記筒状部間から突出さ
    せ、相対向する前記被包装物間に挾持される折り返し部
    とが形成されたことを特徴とする包装用緩衝体。
JP5213099A 1993-08-27 1993-08-27 包装用緩衝体 Pending JPH0761475A (ja)

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JP5213099A JPH0761475A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 包装用緩衝体

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JP5213099A JPH0761475A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 包装用緩衝体

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JPH0761475A true JPH0761475A (ja) 1995-03-07

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ID=16633558

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JP5213099A Pending JPH0761475A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 包装用緩衝体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041079A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Sanyo Electric Co Ltd 直管形照明灯の梱包装置
CN102963620A (zh) * 2012-11-16 2013-03-13 上海申和热磁电子有限公司 陶瓷覆铜基板包装盒及其使用方法

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