JP2604892Y2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP2604892Y2
JP2604892Y2 JP1993002054U JP205493U JP2604892Y2 JP 2604892 Y2 JP2604892 Y2 JP 2604892Y2 JP 1993002054 U JP1993002054 U JP 1993002054U JP 205493 U JP205493 U JP 205493U JP 2604892 Y2 JP2604892 Y2 JP 2604892Y2
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健志 池田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば照明器具などの
被包装物を包装する包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、器具本体とセードとから
なる照明器具を包装する包装装置が知られている。この
包装装置は、器具本体およびセードの端部に装着されて
これら器具本体およびセードを保護する一対の端部保護
材(パッキン)と、これら端部保護材を装着した器具本
体およびセードを収納する箱状の包装箱(固装箱)とを
有している。
【0003】そして、上記の端部保護材としては、例え
ば図7に示す端部保護材1が知られている。
【0004】この端部保護材1は、器具本体2の端部を
保護する器具本体保持体3と、図示しないセードの端部
を保護するセード保持体4と、器具本体2の突部2aに嵌
合される突部保持体5などからなり、各保持体3,4,
5は、それぞれ段ボール材を折曲するなどして構成され
ている。また、器具本体保持体3は、段ボール材を折曲
した状態で、金属製のステッチ6により固定されて器具
本体2の端面2bを保護する端面保護部3aが形成されてい
るとともに、両側部に別部材の段ボール材がステッチ7
により固定されて器具本体2の側面2cを保護する側面保
護部3bが形成されている。
【0005】しかしながら、この図7に示す端部保護材
1は、あらかじめ金属製のステッチ6,7により組み立
てられた状態で固定されるため、この端部保護材1自体
の輸送費が高くなるとともに、この端部保護材1を廃棄
する際の段ボール材の展開や資源の再利用が困難になる
との問題を有している。
【0006】また、例えば図8に示す端部保護材11が知
られている。この端部保護材11は、段ボール材を折曲し
てステッチ12により固定した本体部14に、器具本体2の
端部を嵌合する切欠部15を形成しているとともに、この
本体部14に、図示しないセードの端部を保護する発泡ス
チロールからなる衝撃吸収体16が接着して固定されてお
り、さらに、この本体部14の底面にも、発泡スチロール
からなる衝撃吸収体17が接着して固定されている。
【0007】しかしながら、この図8に示す端部保護材
11は、あらかじめ金属製のステッチ12により組み立てら
れた状態で固定されているとともに、発泡スチロールか
らなる衝撃吸収体16,17が接着されているため、この端
部保護材11自体の輸送費が高くなるとともに、この端部
保護材11を廃棄する際の段ボール材の展開や資源の再利
用が困難になるとの問題を有している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、従来の
包装装置の端部保護材1,11では、あらかじめ金属製の
ステッチ6,7,12により組み立てられた状態で固定さ
れ、あるいは、発泡スチロールからなる衝撃吸収体16,
17が接着されているため、この端部保護材1,11を組み
立てられた状態で輸送する必要があり、この端部保護材
1,11自体の輸送費が高くなるとともに、段ボール材以
外に金属製のステッチ6,7,12や発泡スチロール製の
衝撃吸収体16,17が固着されているため、この端部保護
材1,11を廃棄する際の段ボール材の展開や資源の再利
用が困難になるとの問題を有している。
【0009】本考案は、このような点に鑑みなされたも
ので、被包装物を効果的に保護でき、包装作業を行う現
場において容易に組み立て、あるいは展開できるととも
に、資源の再利用も容易な端部包装材を用いた包装装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の包装装置
は、複数の部材で構成される被包装物の端部を保護する
一対の端部保護材と、これら被包装物および端部保護材
を収納する包装箱とを備えた包装装置において、前記各
端部保護材は、平板状をなす一枚の部材を折曲してな
り、底板部と、この底板部の端部からそれぞれ筒状に
曲形成され、前記被包装物の各部材の端部の端面を保護
する互いに区画された空間を内側にそれぞれ設けた端面
保護部と、この端面保護部の両側部からそれぞれ筒状に
折曲形成され、前記被包装物の各部材の端部近傍の両側
面を保護する互いに区画された空間を内側にそれぞれ設
けた一対の側面保護部と、側面保護部に形成された係合
孔と、前記底板部から一体に切り起こし形成され、前記
係合孔に係合して前記側面保護部を保持する係合片部と
を具備したものである。
【0011】請求項2記載の包装装置は、請求項1記載
の包装装置において、端部保護材は、端面保護部および
側面保護部の少なくとも一方に、底板部と平行状の下側
保持部を備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の包装装置では、一対の端部保護
材を被包装物の端部に装着した状態で、この被包装物を
包装箱に収納することにより、または、包装箱内に一対
の端部保護材を装着した状態で、この端部保護材間に被
包装物を装着することにより、被包装物が両端部を保護
された状態で包装される。そして、底板部の端部から端
面保護部を折曲形成し、この端面保護部の両側部から一
対の側面保護部を折曲形成することにより、被包装物の
端部を保護する端部保護材が組み立てられる。また、一
対の端部保護材は、それぞれ平板状をなす一枚の部材を
折曲してなるので、輸送や廃棄が容易になる。さらに、
端面保護部および側面保護部には、それぞれ内側に空間
を設けたので、被包装物が効果的に保護される。また、
端部保護材は、側面保護部に形成した係合孔に、底板部
から一体に切り起こし形成した係合片部を係合すること
により、側面保護部およびこの側面保護部を介して端面
保護部が保持されるので、端部保護材の組み立ておよび
展開が容易になる。さらに、端部保護材の端面保護部お
よび側面保護部には、被包装物を構成する各部材に対し
て互いに区画された空間を内側にそれぞれ設けた筒状と
したので、被包装物を構成する各部材がそれぞれ効果的
に保護される。
【0013】請求項2記載の包装装置では、請求項1記
載の作用に加え、端部保護材の底板部と下側保持部とに
より、複数の部材からなる被包装物がそれぞれ保持され
る。
【0014】
【実施例】以下、本考案の包装装置の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0015】図1において、21は被包装物として天井直
付型の照明器具で、この照明器具21は、被包装物を構成
する器具本体22と、この器具本体22に取り付けられる被
包装物を構成するセード23とに分離された状態で輸送さ
れる。そして、器具本体22は、平面矩形状をなし、輸送
状態における上面(天井面への取り付け状態における下
面)を開口した略箱状をなし、直管型の蛍光ランプLを
4本装着するために、両端部近傍に相対向するランプソ
ケット24が設けられているとともに、中央部には各蛍光
ランプLを保持するためのランプ押さえ25が設けられて
いる。また、セード23は、平面略矩形状をなし、半透光
性を有する透光部27と、この透光部27の周囲に設けられ
た矩形枠状の取付枠28とを有している。
【0016】また、31は包装装置で、この包装装置31
は、段ボール材からなる箱状をなす包装箱(個装箱)32
と、段ボール材からなり、分離状態の器具本体22および
セード23の長手方向の両端部に嵌合して装着され、これ
らの器具本体22およびセード23を包装箱32内部で固定し
て、これらの器具本体22およびセード23の端部を保護す
る同形状の一対の端部保護材33とから構成されている。
【0017】そして、包装箱32は、略直方体箱状に組み
立てられ、一側部に、照明器具21および端部保護材33を
出し入れする出入口35が設けられているとともに、この
出入口35の周囲に、この出入口35を開閉自在に覆う蓋片
36〜39が連接されている。
【0018】また、端部保護材33は、図1ないし図6に
示すように、平板状の段ボール材を折曲してなり、器具
本体22の端部近傍の下面に当接して保護する底板部40を
有している。そして、この底板部40の先端部に連続し
て、端面保護部41を構成する外側端面保護部42がフルー
トに直交する方向に折曲形成され、底板部40の中央部か
らは、この外側端面保護部42に係合して端面保護部41を
構成する内側端面保護部43が切り起こし形成されてい
る。さらに、外側端面保護部42の両側部に連続して、そ
れぞれ側面保護部44がフルートと平行な方向に折曲形成
されている。
【0019】そして、外側端面保護部42は、折曲線45a
を介して底板部40に対して垂直状に折曲形成された端板
部46と、この折曲線45a と平行状の折曲線45b ,45c ,
45dを介し、端板部46の上端に連続して断面コの字状に
折曲形成された上板部47、セード端面保持部48、下板部
49とを有している。
【0020】また、端板部46の幅寸法は、底板部40の幅
寸法とほぼ等しく、この端板部46の中間位置には、折曲
線45a と平行状の第1の係合溝46a が形成されている。
一方、上板部47、セード端面保持部48、および下板部49
の幅寸法は、底板部40の幅寸法より若干小さく形成され
ているとともに、下板部49の先端部からは係止片49aが
突設され、この係止片49a が第1の係合溝46a に係合し
て保持されている。
【0021】そして、底板部40の中央部から切り起こし
形成された内側端面保護部43は、折曲線51a を介して底
板部40に対して垂直状に折曲形成された本体端面保護部
52と、この折曲線51a と平行状の折曲線51b を介して底
板部40に対して平行状に折曲形成された下側保持部とし
てのセード端下側保持部53とを有し、このセード端下側
保持部53の先端側を外側端面保護部42の下板部49の下面
に密着した状態で、セード端下側保持部53の先端部から
突設した係止片53a を第1の係合溝46a に係合して保持
されている。
【0022】さらに、底板部40の、折曲線45a の反対側
の端部近傍の両側部には、それぞれ係合片部55が切り起
こし可能に形成されている。各係合片部55は、それぞれ
平面略T字状をなし、先端に両側方向に幅寸法の大きい
引掛部55a が形成されている。
【0023】また、対をなす側面保護部44は、互いに対
称に形成され、それぞれ折曲線45aに直交する折曲線61a
を介して端板部46に連続し、かつ、底板部40および端
板部46に対して垂直状をなす側板部62を有している。
【0024】そして、各側板部62には、上端に連続し
て、断面コの字状に折曲形成された上側保持部63が形成
されている。この上側保持部63は、折曲線64a ,64b ,
64c を介して折曲形成された上板部65、セード側面保持
部66、下板部67を有している。
【0025】さらに、各側板部62には、下端に連続し
て、断面コの字状に折曲形成された下側保持部70が形成
されている。この下側保持部70は、折曲線71a ,71b ,
71c を介して折曲形成された下板部72、本体側面保持部
73、下側保持部としてのセード側部下側保持部74を有し
ている。
【0026】そして、各側板部62には、端板部46の第1
の係合溝46a とほぼ同じ高さ位置に、第2の係合溝76が
形成されており、上側保持部63の下板部67の先端部およ
び下側保持部70のセード側部下側保持部74の先端部から
それぞれ突設された係止片67a ,74a をこの第2の係合
溝76に係合して保持されている。
【0027】また、この状態で、端面保護部41の外側端
面保護部42の上板部47と、側面保護部44の上側保持部63
の上板部65とが同じ高さ位置になり、端面保護部41の内
側端面保護部43のセード端下側保持部53と、側面保護部
44の下側保持部70のセード側部下側保持部74とが同じ高
さ位置になるとともに、外側端面保護部42のセード端面
保持部48の両側から突設された係止片48a が、側面保護
部44の上側保持部63のセード側面保持部66に形成された
第3の係合溝66a に係合して保持されている。
【0028】さらに、この状態で、側面保護部44の下側
保持部70の下板部72は、底板部40の両側部の上面に当接
しているとともに、底板部40の各係合片部55の上側に位
置して、係合部としての矩形状の係合孔77が下板部72に
形成されており、図6に示すように、切り起こされた各
係合片部55の引掛部55a がこれらの係合孔77に係合し、
各側面保護部44および端面保護部41の形状を保持してい
る。
【0029】そして、この端部保護材33を組み立てる際
は、図2および図4に示すように、まず、折曲線45a を
折曲して外側端面保護部42を立ち上げるとともに、折曲
線51a を折曲して内側端面保護部43を立ち上げて、この
内側端面保護部43の係合片53a を第1の係合溝46a に挿
入係合する。ついで、外側端面保護部42の各折曲線45b
,45c ,45d を折曲し、この外側端面保護部42の係合
片49a を第1の係合溝46a に挿入係合して端面保護部41
を形成する。
【0030】続いて、各側面保護部44の下側保持部70の
各折曲線71a ,71b ,71c を折曲し、係合片74a を第2
の係合溝76に係合するとともに、各側面保護部44の上側
保持部63の各折曲線64a ,64b ,64c を折曲し、係合片
67a を第2の係合溝76に係合して、各側面保護部44を形
成する。
【0031】さらに、端板部46の両側の折曲線61a を折
曲し、各側面保護部44を回動して底板部40上に載せると
ともに、外側端面保護部42のセード端面保持部48の各係
止片48a を、各側面保護部44の上側保持部63の第3の係
合溝66a に係合する。
【0032】ついで、各側面保護部44の係合孔77と、底
板部40の係合片部55を位置合わせした状態で、底板部40
の底面側から各係合片部55を上側に押し上げる。する
と、各係合片部55は一時的に変形しながら係合孔77に圧
入され、各係合片部55の引掛部55a が各側面保護部44の
下板部72の上面に当接して係合する。
【0033】この状態で、端部保護材33の組み立てが完
了し、全体の形状が保持される。
【0034】ついで、これらの端部保護材33を照明器具
21の両端部に装着する。
【0035】まず、これらの端部保護材33を照明器具21
の器具本体22の両端部に嵌合する。この状態では、図1
および図5に示すように、この器具本体22の下面部22a
が端部保護材33の底板部40上に当接し、この器具本体22
の端面部22b が端部保護材33の端面保護部41の本体端面
保護部52に当接するとともに、この器具本体22の側面部
22c の端部近傍が端部保護材33の側面保護部44の本体側
面保持部73に当接して、器具本体22が保持される。
【0036】さらに、両端の端部保護材33間に照明器具
21のセード23を嵌合する。この状態で、セード23の取付
枠28の下面部23a が、端部保護材33の端面保護部41のセ
ード端下側保持部53および側面保護部44のセード側部下
側保持部74上に当接し、セード23の取付枠28の端面部23
b が端部保護材33の端面保護部41のセード端面保持部48
上に当接するとともに、セード23の取付枠28の側面部23
c の端部近傍が端部保護材33の側面保護部44のセード側
面保持部66に当接して、セード23が保持される。
【0037】そして、器具本体22およびセード23の両端
部に端部保護材33を装着し、これらの器具本体22および
セード23を上下に位置させた状態で、これらの端部保護
材33を装着した器具本体22およびセード23を出入口35か
ら包装箱32の内部に嵌入し、この出入口35を蓋片36〜39
により閉塞することにより、包装作業が完了する。
【0038】このように、本実施例の包装装置31によれ
ば、一対の端部保護材33を照明器具21の端部に装着した
状態で、この照明器具21を包装箱32の内部に挿入するこ
とにより、器具本体22とセード23とからなる照明器具21
を両端部を保護した状態で一体的に包装することができ
る。
【0039】そして、端面保護部41および側面保護部44
には、それぞれ内側に空間を設けたため、被包装物を効
果的に保護できる。
【0040】そして、各端部保護材33は、平板状の一枚
の段ボール材を、所定位置に設けられた各折曲線に沿っ
て同じ方向に折曲し、係合片部55を係合孔77に係合する
ことなどにより、容易に組み立てられ、どの方向にも開
きにくい状態で確実に形状を保持することができる。
【0041】そこで、端部保護材33を平板状に展開した
状態で輸送し、包装作業を行う現場で容易に立体的に組
み立てできるため、端部保護材33の輸送費を低減するこ
とができる。
【0042】また、係合片部55と係合孔77との係合を解
除することにより、この端部保護材33を簡単に平板状に
展開できるので、廃棄の際などの輸送費も低減すること
ができる。
【0043】特に、内側端面保護部43と係合片部55とは
底板部40から切り起こし形成されているため、平板状に
展開した際にも面積が拡大せず、輸送費を低減すること
ができる。
【0044】さらに、各端部保護材33は、折曲および係
合により組み立てられ、ステッチあるいは発泡スチロー
ルなどを用いる必要がないため、資源の再利用が容易
で、廃棄も容易にすることができる。
【0045】また、各端部保護材33には、器具本体22の
端部を保護する底板部40、本体端面保護部52、および本
体側面保持部73と、セード23の端部を保護するセード端
下側保持部53、セード側部下側保持部74、セード端面保
持部48、およびセード側面保持部66とが、1枚の段ボー
ル材から折曲形成されているため、一対の端部保護材33
により、器具本体22とセード23とを上下に保持すること
ができる。
【0046】さらに、端部保護材33の端面保護部41およ
び側面保護部44には、器具本体22およびセード23に対し
て、互いに区画された空間を内側にそれぞれ設けたた
め、これら被包装物を構成する複数の部材をそれぞれ効
果的に保護できる。
【0047】なお、上記の実施例では、一側部に出入口
35を形成した包装箱32を用い、この出入口35から、あら
かじめ端部保護材33を装着した照明器具21を挿入した
が、上面側に出入口を形成した包装箱を用い、この上面
側の出入口から包装箱内部の長手方向両端部に端部保護
材33をあらかじめ装着し、これら端部保護材33間に上側
から器具本体22およびセード23を順次嵌合することもで
きる。
【0048】
【考案の効果】請求項1記載の包装装置によれば、一対
の端部保護材を被包装物の端部に装着した状態で、この
被包装物を包装箱に収納し、あるいは、包装箱内に一対
の端部保護材を装着した状態で、この端部保護材間に被
包装物を装着することにより、被包装物を両端部を保護
した状態で包装できる。そして、底板部の端部から端面
保護部を折曲形成し、この端面保護部の両側部から一対
の側面保護部を折曲形成することにより、被包装物の端
部を保護する端部保護材を容易に組み立てることができ
る。そして、一対の端部保護材は、それぞれ平板状をな
す一枚の部材を折曲してなり、端部保護材を平板状に展
開した状態で輸送し、包装作業を行う現場で立体的に組
み立てできるため、端部保護材の輸送費を低減すること
ができる。また、端部保護材を容易に平板状に展開でき
るとともに、端部保護材の形状を保護するための他種の
部材を用いる必要がないため、端部保護材を廃棄する際
の資源の再利用などを容易にすることができる。さら
に、端面保護部および側面保護部には、それぞれ内側に
空間を設けたので、被包装物が効果的に保護できる。ま
た、端部保護材は、側面保護部に形成した係合孔に、底
板部から一体に切り起こし形成した係合片部を係合する
ことにより、側面保護部およびこの側面保護部を介して
端面保護部を保持でき、端部保護材の組み立ておよび展
開を容易にできる。さらに、端部保護材の端面保護部お
よび側面保護部には、被包装物を構成する各部材に対し
て互いに区画された空間を内側にそれぞれ設けた筒状と
したため、被包装物を構成する各部材をそれぞれ効果的
に保護できる。
【0049】請求項2記載の包装装置によれば、請求項
1記載の効果に加え、端部保護材の底板部と下側保持部
とにより、複数の部材からなる被包装物をそれぞれ保持
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の包装装置の一実施例を示す分解状態の
斜視図である。
【図2】同上端部保護材の展開図である。
【図3】同上端部保護材の斜視図である。
【図4】同上端部保護材の組み立て工程を示す斜視図で
ある。
【図5】同上包装装置の断面図である。
【図6】同上端部保護材の一部を切り欠いた斜視図であ
る。
【図7】従来の包装装置の一例を示す分解状態の斜視図
である。
【図8】従来の包装装置の他の例を示す分解状態の斜視
図である。
【符号の説明】
21 被包装物としての照明器具 22 被包装物を構成する器具本体 23 被包装物を構成するセード 31 包装装置 32 包装箱 33 端部保護材 40 底板部 41 端面保護部 44 側面保護部 53 下側保持部としてのセード端下側保持部 55 係合片部 74 下側保持部としてのセード側部下側保持部 77 係合孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部材で構成される被包装物の端部
    を保護する一対の端部保護材と、これら被包装物および
    端部保護材を収納する包装箱とを備えた包装装置におい
    て、 前記各端部保護材は、平板状をなす一枚の部材を折曲し
    てなり、 底板部と、 この底板部の端部からそれぞれ筒状に折曲形成され、前
    記被包装物の各部材の端部の端面を保護する互いに区画
    された空間を内側にそれぞれ設けた端面保護部と、 この端面保護部の両側部からそれぞれ筒状に折曲形成さ
    れ、前記被包装物の各部材の端部近傍の両側面を保護す
    る互いに区画された空間を内側にそれぞれ設けた一対の
    側面保護部と、 側面保護部に形成された係合孔と、 前記底板部から一体に切り起こし形成され、前記係合孔
    に係合して前記側面保護部を保持する係合片部とを具備
    したことを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】 端部保護材は、 端面保護部および側面保護部の少なくとも一方に、底板
    部と平行状の下側保持部を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の包装装置。
JP1993002054U 1993-01-29 1993-01-29 包装装置 Expired - Fee Related JP2604892Y2 (ja)

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