JPH1035733A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

Info

Publication number
JPH1035733A
JPH1035733A JP8197919A JP19791996A JPH1035733A JP H1035733 A JPH1035733 A JP H1035733A JP 8197919 A JP8197919 A JP 8197919A JP 19791996 A JP19791996 A JP 19791996A JP H1035733 A JPH1035733 A JP H1035733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
packed
packaged
vibration
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8197919A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Ishii
靖彦 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP8197919A priority Critical patent/JPH1035733A/ja
Publication of JPH1035733A publication Critical patent/JPH1035733A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コスト削減が図れるとともに廃棄処
理上問題のない包装装置を提供する。 【解決手段】被包装物5の両端部にそれぞれ配置される
端部緩衝体30と、被包装物の幅方向に配置される中央
緩衝体35とを備え、前記被包装物5をこれら緩衝体3
0,35とともに外装包装体45で包装する包装装置に
おいて、中央緩衝体35は、被包装物5と外装包装体4
5内壁との間の間隙にそれぞれ挿入される一対の振止め
片36,36と、これら振止め片の上端同志を連結する
とともに前記被包装物5上面形状に沿って変形可能に略
ドーム状に形成される変形壁40と、これら振止め片の
上端から上方に突出形成される一対の凸状抑え片38,
38とからなり、これらを一枚の矩形状の包装用板材か
ら形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばセード付照
明器具からなる被包装物を段ボ−ル板材などの外装包装
体に包装する際、被包装物の幅方向に一緒に詰込まれて
外部衝撃を吸収する中央緩衝体を備えた包装装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の包装装置としては、図5ないし図
6に示す包装装置が知られている。この包装装置は、例
えば天井直付形照明器具5を包装するもので、この照明
器具5は天井面に取付れられ長尺状で内部に安定器(図
示せず)が取付けられた器具本体6とその器具本体6の
両端に対向して直管形蛍光ランプが装着される一対のラ
ンプソケット(図示せず)がそれぞれ取付けられてい
る。さらに、この器具本体6には、前記蛍光ランプを覆
うセード7が着脱可能に取り付けられている。
【0003】この照明器具5を包装する包装装置は、照
明器具5を収納する箱状の外装包装体10と、この外装
包装体10内に収納され前記照明器具5の両端に配置さ
れる直方体で発泡スチロール材からなる端部緩衝体1
1,11と、前記照明器具5の長手方向中央に取付けら
れる中央緩衝板13とから構成されている。
【0004】この中央緩衝板13は、前記照明器具5の
幅方向の振れを防止する下方に配置される振止め部材1
4とこの振止め部材14に対向して前記照明器具5の幅
方向上方側に配置される抑え部材20とから構成されて
いる。
【0005】前記振止め部材14は、前記照明器具5の
両側面と外装包装体10との間に挿入され、照明器具5
の横方向の振れを防止する直方体で発泡スチロール材か
らなる振止め体15とこれら振止め体15が糊付などで
固定される矩形状の段ボール板材からなる振止め支持板
16から構成されている。
【0006】さらに、前記抑え部材20は、前記照明器
具5の上下方向の移動を防止するもので、セード7上面
を抑える直方体で発泡スチロール材からなる抑え体2
1,21と、こられ抑え体21,21を糊付などで固定
する略コ字状をした段ボール板材からなる抑え支持板2
2から構成されている。
【0007】照明器具の包装装置への収納方法を説明す
る。
【0008】外装包装体10内の長手方向両端および中
央に端部緩衝体11,11と振止め部材14をそれぞれ
挿入する。それから照明器具5を端部緩衝体11,11
間および振止め部材14に固定された振止め体15,1
5間に載置する。さらに、振止め部材14の上方に抑え
部材20を取付けたのち、外装包装体10の端部フラッ
プ25,25および側部フラップ24,24を内方にそ
れぞれ折曲げ、側部フラップ25,25同志をテープ
(図示せず)で固定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記にように従来の包
装装置は照明器具を収納する外装包装体と、照明器具の
両端部を保護する一対の端部緩衝体と、照明器具の横振
れを防ぐ振止め部材と上方向からの照明器具への衝撃を
緩衝する抑え部材とからなる中央緩衝体とから構成され
ている。
【0010】しかし、従来の中央緩衝体は、照明器具の
横振れを防ぐ振止め部材と上方向からの照明器具への衝
撃を緩衝する抑え部材の2部材から構成されている。さ
らに、前記振止め部材は照明器具の横振れを防ぐため発
泡スチロール材からなる一対の振止め体を段ボール板材
からなる振止め支持板に糊付けなどで固定している。
【0011】また、抑え部材は、上方向からの照明器具
への衝撃を緩衝する発泡スチロール材からなる一対の抑
え体を段ボール板材からなる抑え支持板に糊付けなどで
固定している。
【0012】このため、中央緩衝体は部品点数が多くな
るとともに、発泡スチロール材を固定する手間などが必
要となり、包装装置のコストが高くなるという問題があ
った。
【0013】さらに、中央緩衝体には、緩衝用としてい
わゆる燃えないごみに分類され発泡スチロール材が使用
されているため、廃棄処理上に問題があった。
【0014】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、コスト削減が図れるとともに廃棄処理上問題のない
包装装置を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の包装装置は、被包装物の両端部にそれぞれ
配置される端部緩衝体と、前記被包装物の幅方向に配置
される中央緩衝体とを備え、前記被包装物をこれら緩衝
体とともに外装包装体で包装する包装装置において、前
記中央緩衝体は、前記被包装物と前記外装包装体内壁と
の間の間隙にそれぞれ挿入される一対の振止め片と、こ
れら振止め片の上端同志を連結するとともに前記被包装
物上面形状に沿って変形可能に略ドーム状に形成される
変形壁と、これら振止め片の上端から上方に突出形成さ
れる一対の凸状抑え片とからなり、これらを一枚の矩形
状の包装用板材から形成したことを特徴とするものであ
る。
【0016】上記の構成において、略ドーム状に形成さ
れた中央緩衝体の振止め片が被包装物の幅方向に取付け
られ、被包装物の横振れを防止する。さらに、中央緩衝
体の幅方向上部に対向して形成された一対の凸状抑え片
と被包装物の上面形状に沿って形成された変形壁とによ
り、上方向から被包装物に加わる衝撃を保護する。
【0017】また、中央緩衝体は一枚の段ボール板材か
ら製作されているので、部品点数が削減できるととも
に、燃えるごみである段ボール材のみで製作されている
ので、廃棄処理が簡単にできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図4を参照して
本発明の実施の形態を説明する。なお、従来技術と同一
の構成部品は同一番号を付して説明する。
【0019】図2において、5は被包装物としての長尺
状の照明器具で、直管形蛍光ランプ(図示せず)を内包
するとともに器具本体6を覆うセード7を具備してい
る。
【0020】前記照明器具5は、セード7側を上向き状
態にして包装装置により包装されるようになっている。
また、この包装装置は、図2に示すように、照明器具5
の両端部に装着される一対の端部緩衝体30,30と、
照明器具5の中央部付近に装着される本発明に係る中央
緩衝体35と、これら照明器具5および端部緩衝体3
0,30の周囲に巻き付けられる板状の外装包装体45
とから構成されている。前記端部緩衝体30は矩形状を
した段ボール板材を折曲線を介して断面ロ字形に折曲げ
形成したものである。
【0021】外装包装体45は矩形状をした段ボール板
材を折曲線46を介して天面フラップ部49、側面部4
8、底面部47、側面部48、天面フラップ部49がそ
れぞれ形成れている。
【0022】中央緩衝体35は、図3に示すように一枚
の矩形状をした段ボール板材からなり、長手方向両側に
それぞれ形成された矩形状の振止め片36,36と、こ
れら振止め片36の中央から略コ字状の切込み37を設
け、この切込み37に囲まれて一対の矩形状の凸状抑え
片38,38が対向してそれぞれ形成されている。
【0023】さらに、中央緩衝体35の中央には、略H
字形をした変形壁40が形成されているとともにこの変
形壁40の上下端には、凸状抑え片38を除いて幅方向
に折曲線41がそれぞれ形成されている。また、この変
形壁40の幅方向には半カット線41が平行に複数本形
成されている。なお、Aは段ボール板材の中芯の方向を
示すものである。
【0024】図1は板状の中央緩衝体35を略ドーム状
に折曲げ形成したもので、以下略ドーム状に折曲げ形成
する手順を説明する。
【0025】最初に、変形壁40に形成された半カット
線42を上面にし、振止め片36,36を折曲線41,
41に沿って下方に折曲げる。このとき、凸状抑え片3
8,38も前記振止め片36,36の折曲げに伴って上
方にそれぞれ突出する。
【0026】つぎに、半カット線42が開くように折曲
げると変形壁40は、図1に示すように円弧状に形成
し、略ドーム状に形成される。なお、凸状抑え片38の
上端は略ドーム状に形成された変形壁40の中央頂部よ
り高く上方に突出形成されている。
【0027】照明器具の包装装置への収納方法を説明す
る。
【0028】図2に示すように、照明器具5を巻板状の
外装包装体45の底面部47上に載置するとともに、照
明器具5の両端に端部緩衝体30,30を載置する。
【0029】さらに、照明器具5の中央幅方向に略ドー
ム状に形成した中央緩衝体35を載置する。それから、
両側面部48,48および天面フラップ部49,49を
内側方向に照明器具5を巻込むように包装する。
【0030】天面フラップ部49,49を内側にそれぞ
れ折曲げると、中央緩衝体35の凸状抑え片38,38
の上端に当る。さらに、天面フラップ部49,49を内
側に折曲げていくと、中央緩衝体35も同時に下方に押
下げられていく。前記中央緩衝体35が下方に押下げら
れていくと、変形壁40の半カット線42が開く方向に
作用し、セード7上面形状に沿うように変形する。ま
た、天面フラップ部49,49は端部緩衝体30,30
の上面に当接する。
【0031】最後に、図4に示すように天面フラップ部
49,49の突合せ部および端部緩衝体30,30を巻
付けるようにポリプロピレンテープなどの粘着テープ5
0を張り付け、包装作業が完了する。なお、外装包装体
45は従来技術に記載した箱状のものであってもよい。
【0032】つぎに上記実施の形態の作用を説明する。
【0033】略ドーム状に形成した中央緩衝体35の変
形壁40は、セード7を覆うように被包装物である照明
器具5の中央幅方向に取付けられるとともに、中央緩衝
体35の両側に対向して形成された振止め片36,36
は器具本体6の両側面に取付けられ、振止め片36,3
6を覆うように外装包装体45が巻付けられる。このた
め、前記一対の振止め片36,36は被包装物である照
明器具5の横振れを防止する。
【0034】さらに、略ドーム状に形成された中央緩衝
体35の幅方向に突出形成された一対の凸状抑え片3
8,38の上端は、天面フラップ部49,49に押付け
られて包装される。このとき、一対の凸状抑え片38,
38間に形成されている変形壁40はセード7の上面形
状に沿って折曲げられている。
【0035】このため、一対の凸状抑え片38,38と
変形壁40により上方向から被包装物である照明器具5
に加わる衝撃を保護する。
【0036】このように、一枚の段ボール板材からなる
中央緩衝体35で被包装物である照明器具の横ゆれ防止
および上方向からの衝撃を保護する機能を有する。この
ため、部品点数が少なくなりコスト削減が図れるととも
に、全て段ボール製で形成されているので可燃ゴミとし
て廃棄処理でき、使用後における処理を簡単にできる。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の中央緩衝体
は、被包装物である照明器具の横ゆれ防止と上方から加
わる衝撃を保護する機能を併せもつので、部品点数を少
なくできるのでコスト削減が図れるとともに、全て段ボ
ール材で製作されているので可燃ゴミとして廃棄処理で
き、使用後における廃棄処理を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る中央緩衝体を示
すもので、(A)は斜視図。 (B)は側面図。
【図2】同実施の形態における包装装置で照明器具を包
装する状態を示す斜視図。
【図3】同実施の形態における中央緩衝体を示す展開
図。
【図4】同実施の形態における包装装置で照明器具を包
装した状態を示す斜視図。
【図5】従来技術における包装装置で照明器具を包装す
る状態を示す斜視図。
【図6】従来技術における抑え部材を示す斜視図。
【符号の説明】
5…照明器具(被包装物), 30…端部緩衝体, 35…中央緩衝体, 36…振止め片, 38…凸状抑え片, 40…変形壁, 45…外装包装体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装物の両端部にそれぞれ配置される端
    部緩衝体と、 前記被包装物の幅方向に配置される中央緩衝体とを備
    え、 前記被包装物をこれら緩衝体とともに外装包装体で包装
    する包装装置において、 前記中央緩衝体は、 前記被包装物と前記外装包装体内壁との間の間隙にそれ
    ぞれ挿入される一対の振止め片と、 これら振止め片の上端同志を連結するとともに前記被包
    装物上面形状に沿って変形可能に略ドーム状に形成され
    る変形壁と、 これら振止め片の上端から上方に突出形成される一対の
    凸状抑え片とからなり、 これらを一枚の矩形状の包装用板材から形成したことを
    特徴とする包装装置。
JP8197919A 1996-07-26 1996-07-26 包装装置 Pending JPH1035733A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8197919A JPH1035733A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8197919A JPH1035733A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 包装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1035733A true JPH1035733A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16382465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8197919A Pending JPH1035733A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 包装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1035733A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274936A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Ricoh Elemex Corp 包装用緩衝材
JP2019099163A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 三菱電機株式会社 梱包材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274936A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Ricoh Elemex Corp 包装用緩衝材
JP2019099163A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 三菱電機株式会社 梱包材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1035733A (ja) 包装装置
JPH07125772A (ja) 照明器具の包装構造
JP3112352U (ja) 包装箱
JPH1143189A (ja) 空気調和機の梱包装置
JP3387297B2 (ja) 包装装置
DE9313670U1 (de) Stoßdämpfende, drucksichere Verpackungsvorrichtung für Kartonschachteln
JP4397759B2 (ja) 梱包用緩衝装置
JPH09301351A (ja) 包装箱
JP3783179B2 (ja) 梱包用台座
JP2006219163A (ja) 包装緩衝体及び包装装置
JP3939832B2 (ja) 梱包用台座
JP4427862B2 (ja) 梱包装置
JPH10297624A (ja) 照明器具用包装装置
JP3333576B2 (ja) 換気扇の包装装置
JPS6119107Y2 (ja)
JP2001048240A (ja) 段ボール製緩衝体
JPH08230867A (ja) 照明器具用包装装置
JPH06135462A (ja) 包装用緩衝体
JPH04279471A (ja) 包装用緩衝体
JPH07125775A (ja) 包装用緩衝体
JP2000016421A (ja) 包装装置
JPH11115968A (ja) 包装構造
JP2731683B2 (ja) 照明器具用反射板の緩衝体
JP2000072178A (ja) 照明器具の包装装置
JPS582792Y2 (ja) 照明器具の梱包用スペ−サ−

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906