JPS6119107Y2 - - Google Patents

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JPS6119107Y2
JPS6119107Y2 JP14705181U JP14705181U JPS6119107Y2 JP S6119107 Y2 JPS6119107 Y2 JP S6119107Y2 JP 14705181 U JP14705181 U JP 14705181U JP 14705181 U JP14705181 U JP 14705181U JP S6119107 Y2 JPS6119107 Y2 JP S6119107Y2
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JP
Japan
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flat plate
tube
plate part
holder
plate portion
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JP14705181U
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JPS5853088U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は管球包装具、とくに管球のホルダーに
関するものである。
従来の技術 重量が大きくて、振動、衝撃に弱い管球のホル
ダーは、機械的強度および緩衝性を兼ね備えたも
のでなければならない。これらの機能を有するホ
ルダーは、発泡スチロール、ポリエチレンフオー
ム、ウレタンフオーム等の材料を使用することに
よつて一応実現可能である。
考案が解決しようとする問題点 しかし、これらの材料を用いたものは、材料
費、加工費が高くつき、コストが高くなるという
問題点がある。
問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するため、本考案の管
球包装具は、外箱と、前記外箱内に収納されたホ
ルダーとを備え、前記ホルダーは、一枚の段ボー
ルシートで構成されており、管球の胴部を挿通支
持する第1の挿通孔が設けられた第1の平板部
と、前記第1の平板部の下側に位置するようにこ
の第1の平板部と対向して配され、かつ前記管球
の口金部が挿通されて前記管球の下側部を支持す
る第2の挿通孔が設けられた第2の平板部と、前
記第1の平板部の周縁の一端縁と前記第2の平板
部の周縁の一端縁と連結する連結片と、前記第1
の平板部の周縁の一端縁と隣接する二つの端縁に
相対向して設けられた長脚部と、前記第2の平板
部の周縁の一端縁と隣接する二つの端縁に相対向
して設けられ、かつ前記長脚部の内側にこの長脚
部と重合して配された短脚部とを有することを特
徴とするものである。
作 用 管球が、たとえば安定器を内蔵した重量の大き
な電球口金形蛍光灯であつても、垂直方向の振
動・衝撃力に対して、第1の平板部と第2の平板
部とが振動・衝撃力を分担し合うことにより、こ
れら平板部の座屈を防止することができる。ま
た、このとき、第1の平板部による圧縮力および
第2の平板部による引張力が連結片に働くことに
より、第1の平板部および第2の平板部の機械的
強度を向上することができ、前記振動・衝撃力を
緩和することができる。さらに、ホルダーの脚部
が長脚部と短脚部との重合構造になつているの
で、第1の平板部および第2の平板部が振動・衝
撃力により変形するのを防止することができる。
そして、水平方向の振動・衝撃力に対しては、管
球の胴部および下側部の2個所を二つの挿通孔で
支持しているので、管球の水平方向等への移動を
確実に阻止することができる。
実施例 以下、本考案の一実施例について図面を用いて
説明する。
第1図に示すように、本考案実施例の管球包装
具は、外箱1と、外箱1内に収納され、かつ外箱
の底面上に設けられたホルダー2とを備えてい
る。3は外箱1内に収納される管球である。管球
3は、第2図に示すように、中に非値線状の螢光
ランプ(図示せず)が組込まれたグローブ4と、
このグローブ4に固着され、内部に安定器(図示
せず)が組み込まれたカツプ5と、この底面に固
着されたねじ込み形の口金部6とからなつてい
る。外箱1の開口部には蓋7と、グローブ4の頂
部に加えられる衝撃を緩和するために、この頂部
に当接する円孤部8が形成されたフラツプ9とが
設けられている。
ホルダー2は、第3図にその展開図を示すよう
に、一枚の両面段ボールシートで構成されてお
り、管球の胴部が挿通される第1の挿通孔10が
設けられた第1の平板部11と、管球の口金部が
挿通される第2の挿通孔12が設けられた第2の
平板部13と、第1の平板部11の周縁の一端縁
と第2の平板部13の周縁の一端縁とを連結する
連結片14と、第1の平板部11の周縁の一端縁
と隣接する二つの端縁に相対向して設けられた長
脚部15と、第2の平板部13の周縁の一端縁と
隣接する二つの端縁に相対向して設けられ、かつ
長脚部15の内側にそれぞれの長脚部と連合して
配された短脚部16と、第1の平板部11の周縁
の残りの端縁に設けられた側板17とからなつて
いる。第2図に示すように、第1の挿通孔10の
直径はカツプ5の外径よりやや大きく、また第2
の挿通孔12の直径は口金部6の外径よりやや大
きい。側板17は長側板18とその両側に設けら
れた短側板19とからなつている。なお、第3図
において、20,21,22,23,24は折
線、25は切目である。
かかるホルダー2の組立ては、まず両方の短側
板19を折線23から折曲げて長側板18の面と
直角とからなるように起こし、そして側板17を
折線24から第1の平板部11の面に対し直角と
なるように折曲げておく。次に、連結片14、第
2の平板部13および短脚部16を折線21から
折曲げて第1の平板部11の面と直角となるよう
に起こし、さらに第2の平板部13および短脚部
16を折線21から第1の平板部11と対向する
ように折曲げる。そして、両方の短脚部16を折
線22から折曲げて第2の平板部12の面と直角
となるように起して相対向させる。最後に、両方
の長脚部15を折線20から折曲げて第1の平板
部11の面と直角となるように起こして相対向さ
せると、長脚部15の内側に短脚部16が重合し
て配される。かくして第4図に示されるようなホ
ルダー2が組立てられる。このホルダーは、第1
図に示すように、外箱1内に収納される。そし
て、このホルダーに管球3を装着すると、第2図
に示すように、第1の平板部11の第1の挿通孔
10に管球3の胴部が挿通支持され、また第2の
平板部13の第2の挿通孔12に管球3の口金部
6が挿通され管球3の下側部が支持される。上面
からみた管球3の収納状態は第5図に示してあ
る。
上記のように構成された管球包装具は、管球3
の胴部を第1の平板部11の第1の挿通孔10で
支持し、さらに管球3の下側部を第2の平板部1
3の第2の挿通孔12で支持しているので、たと
えば、管球3が安定器を内蔵した重量の大きい電
球口金形螢光灯であつても、垂直下側方向の振
動・衝撃力に対して、第1の平板部11と第2の
平板部13とがその衝撃力を分担し合うことによ
り、これら平板部の座屈を防止して、管球3を十
分に保護することができる。また、このとき、連
結片14は第1の平板部11と第2の平板部13
とを一体化しているので、第1の平板部11によ
る圧縮力および第2の平板部13による引張力が
この連結片に働くことにより第1の平板部11お
よび第2の平板部13の機械的強度を向上し、振
動・衝撃力を緩和する。さらに、ホルダー2の脚
部が、長脚部15と短脚部16との重合構造にな
つているので、機械的強度がきわめて強く、その
ため管球3を支持している第1の平板部11およ
び第2の平板部13が振動・衝撃力により変形す
るのを防止することができる。
また、水平方向の振動・衝撃力に対しては、第
1および第2の挿通孔10,12に管球3のカツ
プ5および口金部6を挿通して管球3を2個所で
支持しているので、管球3の水平方向等への移動
を確実に阻止することができ、したがつて耐振動
および衝撃性を十分に有している。
第6図はホルダー26の他の例を示しており、
側板17が第2の平板部13に設けられた場合で
あり、上記の例のホルダー2と同様の効果を有す
るものである。
なお、側板17は第1の平板部11および第2
の平板部13の機械的強度を一層向上させてその
座屈を完全に防止するためのものであり、本考案
においては必ずしもなければならないというもの
ではない。
考案の効果 以上説明したように、本考案は機械的強度およ
び緩衝性を十分に備え、重量の大きな管球を十分
に保護することができるうえ、外箱内に設けるホ
ルダーが一枚の段ボールシートからなつているの
で、発泡スチロール、ポリエチレンフオーム等の
材料からなるホルダーを有するものに比してコス
トが安く、また製作も容易であるなど実用上すぐ
れた管球包装具を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である管球包装具を
一部切欠して示す斜視図、第2図は同じく管球包
装具の要部縦断面図、第3図はホルダーの一例を
示す展開図、第4図は同じくホルダーの斜視図、
第5図は同じく管球包装具の上面図、第6図はホ
ルダーの他の例を示す展開図である。 1……外箱、2……ホルダー、3……管球、1
0……第1の挿通孔、11……第1の平板部、1
2……第2の挿通孔、13……第2の平板部、1
4……連結片、15……長脚部、16……短脚
部、26……ホルダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱と、前記外箱内に収納されたホルダーとを
    備え、前記ホルダーは、一枚の段ボールシートで
    構成されており、管球の胴部を挿通支持する第1
    の挿通孔が設けられた第1の平板部と、前記第1
    の平板部の下側に位置するようにこの第1の平板
    部と対向して配され、かつ前記管球の口金部が挿
    通されて前記管球の下側部を支持する第2の挿通
    孔が設けられた第2の平板部と、前記第1の平板
    部の周縁の一端縁と前記第2の平板部の周縁の一
    端縁とを連結する連結片と、前記第1の平板部の
    周縁の一端縁と隣接する二つの端縁に相対向して
    設けられた長脚部と、前記第2の平板部の周縁の
    一端縁と隣接する二つの端縁に相対向して設けら
    れ、かつ前記長脚部の内側にこの長脚部と重合し
    て配された短脚部とを有することを特徴とする管
    球包装具。
JP14705181U 1981-10-01 1981-10-01 管球包装具 Granted JPS5853088U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14705181U JPS5853088U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 管球包装具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14705181U JPS5853088U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 管球包装具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5853088U JPS5853088U (ja) 1983-04-11
JPS6119107Y2 true JPS6119107Y2 (ja) 1986-06-09

Family

ID=29939924

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JP14705181U Granted JPS5853088U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 管球包装具

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JPS5853088U (ja) 1983-04-11

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