JPH0761441A - 貼箱の組立方法 - Google Patents
貼箱の組立方法Info
- Publication number
- JPH0761441A JPH0761441A JP21175093A JP21175093A JPH0761441A JP H0761441 A JPH0761441 A JP H0761441A JP 21175093 A JP21175093 A JP 21175093A JP 21175093 A JP21175093 A JP 21175093A JP H0761441 A JPH0761441 A JP H0761441A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- pasteboard
- unfolded
- sticking
- pasteboard box
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 貼箱の搬送保管時の経済性を高める。
【構成】 一旦組立形成されている貼箱の四隅部を裁断
して偏平状に展開し、次いでこの展開貼箱の裁断辺縁を
接着して再度貼箱に組立保形する。 【効果】 貼箱の多数個の搬送及び保管が可能となっ
て、その搬送及び保管費用が大幅に削減できる。
して偏平状に展開し、次いでこの展開貼箱の裁断辺縁を
接着して再度貼箱に組立保形する。 【効果】 貼箱の多数個の搬送及び保管が可能となっ
て、その搬送及び保管費用が大幅に削減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば和菓子等を包装
するに使用する適した貼箱の組立方法に関するものであ
る。
するに使用する適した貼箱の組立方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば和菓子等を包装するに適する包装
用箱として、日本古来から伝統的な貼箱が主として使用
されている。
用箱として、日本古来から伝統的な貼箱が主として使用
されている。
【0003】本発明の理解を容易ならしめるため、上記
貼箱の構造について図面を用いて具体的に説明する。
貼箱の構造について図面を用いて具体的に説明する。
【0004】図1において、先ず所定の厚さである台紙
1を用いて底壁1Aと、四方向の側壁1B,1C,1
D,1Eを有する台紙を裁断し、次いでこの台紙の各側
壁1B,1C,1D,1Eを起立させた後、各側壁で形
成される四隅部を接着テープ2を用いて各側壁相互を連
結して芯箱3を形成する。
1を用いて底壁1Aと、四方向の側壁1B,1C,1
D,1Eを有する台紙を裁断し、次いでこの台紙の各側
壁1B,1C,1D,1Eを起立させた後、各側壁で形
成される四隅部を接着テープ2を用いて各側壁相互を連
結して芯箱3を形成する。
【0005】一方、その芯箱3の表面に貼着すべき千代
紙等の模様紙4を所定の形状に裁断しておき、この裁断
模様紙を、前記芯箱3の各壁表面に順を追って糊付け
し、身箱として完成される貼箱6を得るものである。
紙等の模様紙4を所定の形状に裁断しておき、この裁断
模様紙を、前記芯箱3の各壁表面に順を追って糊付け
し、身箱として完成される貼箱6を得るものである。
【0006】以上の説明は貼箱の身箱であるが、この身
箱上に被着される蓋箱も同様の工程で形成される。
箱上に被着される蓋箱も同様の工程で形成される。
【0007】上記工程を経て構成される貼箱はその製造
工程で手間のかかっている包装用箱であるものの、和製
的な美観及び体裁と高級感が得られ、特に和菓子等を包
装する包装用箱として最適なものである。
工程で手間のかかっている包装用箱であるものの、和製
的な美観及び体裁と高級感が得られ、特に和菓子等を包
装する包装用箱として最適なものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがかくして組立
形成された貼箱6は、例えばトムソン箱の如く偏平状に
分解することが不可能であるために、かかる貼箱6の移
送(搬送)、保管等は組立形成されたままの状態で移送
又は保管しなければならないことから、嵩張りが生じて
この貼箱6の多数量移送時には、その嵩張りによって一
度に多数量移送することが困難で移送費が嵩むという不
具合や、またその貼箱の多数量保管時には、その保管ス
ペースが多く費やされるという不具合があった。
形成された貼箱6は、例えばトムソン箱の如く偏平状に
分解することが不可能であるために、かかる貼箱6の移
送(搬送)、保管等は組立形成されたままの状態で移送
又は保管しなければならないことから、嵩張りが生じて
この貼箱6の多数量移送時には、その嵩張りによって一
度に多数量移送することが困難で移送費が嵩むという不
具合や、またその貼箱の多数量保管時には、その保管ス
ペースが多く費やされるという不具合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる不具合に
着目してなされたもので、一旦組立形成された貼箱の側
壁四隅を裁断して、該貼箱を偏平化することで多数量の
貼箱の積重ねを容易ならしめて、多数量貼箱の移送及び
保管を有利ならしめる。そして該偏平化貼箱を、包装箱
として使用するときは、上記裁断された四隅部の夫々を
適宜接着手段によって接着することで再度貼箱に組立保
形して例えば和菓子等の包装用箱として使用することが
できるようにした貼箱の組立方法を提供するものであ
る。
着目してなされたもので、一旦組立形成された貼箱の側
壁四隅を裁断して、該貼箱を偏平化することで多数量の
貼箱の積重ねを容易ならしめて、多数量貼箱の移送及び
保管を有利ならしめる。そして該偏平化貼箱を、包装箱
として使用するときは、上記裁断された四隅部の夫々を
適宜接着手段によって接着することで再度貼箱に組立保
形して例えば和菓子等の包装用箱として使用することが
できるようにした貼箱の組立方法を提供するものであ
る。
【0010】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図2において、11は周知の組立工程を経
て組立形成された貼箱であって、例えばこの貼箱11を
組立形成する組立工程は図1で述べた組立工程と同一工
程によって得られる。
て組立形成された貼箱であって、例えばこの貼箱11を
組立形成する組立工程は図1で述べた組立工程と同一工
程によって得られる。
【0012】かくして得られた貼箱11は、その嵩だか
を解消するために、貼箱11の各側壁でなる四隅部を、
その稜線12に沿って、適宜のカッター(自動又は手動
による裁断機)を使用して、(B)図に示す如く展開す
る。
を解消するために、貼箱11の各側壁でなる四隅部を、
その稜線12に沿って、適宜のカッター(自動又は手動
による裁断機)を使用して、(B)図に示す如く展開す
る。
【0013】このように展開された貼箱11は、偏平状
となるために、その展開貼箱11Aの多数枚を積重ねる
ことができ、これによって多数個の貼箱11の移送又は
保管が省スペースの下で可能となり、従って移送費用の
経済性又は保管費用の経済性が大幅に向上されるもので
ある。
となるために、その展開貼箱11Aの多数枚を積重ねる
ことができ、これによって多数個の貼箱11の移送又は
保管が省スペースの下で可能となり、従って移送費用の
経済性又は保管費用の経済性が大幅に向上されるもので
ある。
【0014】上記移送又は保管されている展開貼箱11
Aを物品の包装用として使用するときは、その展開貼箱
11Aの裁断辺縁13に、適宜の接着剤、例えば瞬間接
着剤、感圧接着剤、通常の糊剤等を塗布介在せしめて隣
り同志の裁断辺縁13を接着することにより(C)図に
示すように元の貼箱11形状に再保形され、これを物品
の包装用箱として供することができる。
Aを物品の包装用として使用するときは、その展開貼箱
11Aの裁断辺縁13に、適宜の接着剤、例えば瞬間接
着剤、感圧接着剤、通常の糊剤等を塗布介在せしめて隣
り同志の裁断辺縁13を接着することにより(C)図に
示すように元の貼箱11形状に再保形され、これを物品
の包装用箱として供することができる。
【0015】尚上記貼箱11は身箱として説明したがこ
の身箱上に被着される蓋箱についても同様の展開と接着
工程を行なうことは勿論のことである。
の身箱上に被着される蓋箱についても同様の展開と接着
工程を行なうことは勿論のことである。
【0016】
【発明の効果】このように本発明は、所定形状に裁断さ
れた台紙と貼紙とを用いて組立形成した貼箱11の側壁
四隅部の各稜線12上に沿って裁断して展開貼箱11A
となし、次いでその展開貼箱11Aの前記裁断辺縁を、
接着剤を介して接着して再度、貼箱11に組立保形する
貼箱の組立方法であるから、これによれば、その貼箱の
展開時においてその貼箱を略偏平化することができ、こ
れによって多数の貼箱を積重ね移送又は保管をすること
ができるので、その移送費又は保管費等が大幅に削減さ
れ、経済性が高められるという効果が得られる。
れた台紙と貼紙とを用いて組立形成した貼箱11の側壁
四隅部の各稜線12上に沿って裁断して展開貼箱11A
となし、次いでその展開貼箱11Aの前記裁断辺縁を、
接着剤を介して接着して再度、貼箱11に組立保形する
貼箱の組立方法であるから、これによれば、その貼箱の
展開時においてその貼箱を略偏平化することができ、こ
れによって多数の貼箱を積重ね移送又は保管をすること
ができるので、その移送費又は保管費等が大幅に削減さ
れ、経済性が高められるという効果が得られる。
【図1】貼箱の組立工程説明図
【図2】(A)(B)(C)は、本発明実施例の貼箱組
立方法を示す説明図
立方法を示す説明図
11…貼箱 12…稜線 13…裁断辺縁
Claims (1)
- 【請求項1】 所定形状に裁断された台紙と貼紙とを用
いて組立形成した貼箱(11)の側壁四隅部の各稜線
(12)上に沿って裁断して展開貼箱(11A)とな
し、次いでその展開貼箱(11A)の前記裁断辺縁を、
接着剤を介して接着して再度、貼箱(11)に組立保形
することを特徴とする貼箱の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21175093A JPH0761441A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 貼箱の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21175093A JPH0761441A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 貼箱の組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761441A true JPH0761441A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16610967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21175093A Pending JPH0761441A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 貼箱の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761441A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806336B1 (ko) * | 2006-07-06 | 2008-02-27 | 두선산업 주식회사 | 완충구조를 구비한 포장용 상자 및 그 제조방법 |
JP2010064351A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Kimura Kigata:Kk | 貼箱製造装置 |
WO2019031279A1 (ja) | 2017-08-08 | 2019-02-14 | 典之 久光 | 包装箱用シート |
WO2019230695A1 (ja) | 2018-05-29 | 2019-12-05 | HISAMITSU Noriyuki | 包装箱用シート |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21175093A patent/JPH0761441A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806336B1 (ko) * | 2006-07-06 | 2008-02-27 | 두선산업 주식회사 | 완충구조를 구비한 포장용 상자 및 그 제조방법 |
JP2010064351A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Kimura Kigata:Kk | 貼箱製造装置 |
WO2019031279A1 (ja) | 2017-08-08 | 2019-02-14 | 典之 久光 | 包装箱用シート |
JP2019031330A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 典之 久光 | 包装箱用シート |
WO2019230695A1 (ja) | 2018-05-29 | 2019-12-05 | HISAMITSU Noriyuki | 包装箱用シート |
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