JPH076142Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
- Publication number
- JPH076142Y2 JPH076142Y2 JP1323989U JP1323989U JPH076142Y2 JP H076142 Y2 JPH076142 Y2 JP H076142Y2 JP 1323989 U JP1323989 U JP 1323989U JP 1323989 U JP1323989 U JP 1323989U JP H076142 Y2 JPH076142 Y2 JP H076142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- mouth
- liquid mixing
- outer lid
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は二種の液剤を分離収納し、使用時にはこれら液
剤を混合して用いる為の二液混合容器に関する。
剤を混合して用いる為の二液混合容器に関する。
〈従来の技術並びに解決すべき問題点〉 従来、この種の二液混合容器としては例えば第一容器と
第２容器を積層連結し、使用時に何れか一方の容器を螺
進させて容器に付設した突起物により容器間のシール面
を破壊して両液を混合するように構成されているものが
あるが、構造が複雑で部品点数も多くトータルコストが
高くなる等の欠点がある。
第２容器を積層連結し、使用時に何れか一方の容器を螺
進させて容器に付設した突起物により容器間のシール面
を破壊して両液を混合するように構成されているものが
あるが、構造が複雑で部品点数も多くトータルコストが
高くなる等の欠点がある。
そこで本考案は極めてシンプルな構造で安価に製作で
き、しかも使用時までの２液分離収納が確実にできると
共に使用時において２液混合操作が簡単に出来る容器を
提供することを主たる目的とするものである。
き、しかも使用時までの２液分離収納が確実にできると
共に使用時において２液混合操作が簡単に出来る容器を
提供することを主たる目的とするものである。
〈問題点を解決する為の手段〉 上記の目的を達成する為に本考案は、上端に大径の口部
２を有する第一容器１と、この第一容器１内に口部３を
下向きにして逆さに収納された第二容器４と、前記第一
容器１の口部２に着脱自在に装着され且つ前記第二容器
３の底部４を着脱自在に嵌合保持する外蓋５と、前記第
二容器４の口部３に着脱自在に嵌入された栓体６とから
成り、前記栓体６に第二容器４を引き上げた際に第一容
器１の肩部８内面に当接する大径の羽根部6aが設けられ
ている構造としたものである。
２を有する第一容器１と、この第一容器１内に口部３を
下向きにして逆さに収納された第二容器４と、前記第一
容器１の口部２に着脱自在に装着され且つ前記第二容器
３の底部４を着脱自在に嵌合保持する外蓋５と、前記第
二容器４の口部３に着脱自在に嵌入された栓体６とから
成り、前記栓体６に第二容器４を引き上げた際に第一容
器１の肩部８内面に当接する大径の羽根部6aが設けられ
ている構造としたものである。
〈作用〉 上記の二液混合容器では第一容器１に第一液を、第二容
器４には第二液を収納して使用される。使用されるまで
は第二容器の口部３は栓体６によって閉鎖されて両液は
分離保存される。使用にあたって外蓋５を第一容器１か
ら取り外して上方に引き上げると、第二容器４も共に引
き上げられ、これの栓体６の羽根部6aが第一容器１の肩
部８に当接して抜け落ちる。これにより第二容器の内容
液が第一容器１内に流入して両液が混合される。この
後、第二容器４を取り外して外蓋５を第一容器に装着
し、該容器を振って内容液を撹拌すればよい。
器４には第二液を収納して使用される。使用されるまで
は第二容器の口部３は栓体６によって閉鎖されて両液は
分離保存される。使用にあたって外蓋５を第一容器１か
ら取り外して上方に引き上げると、第二容器４も共に引
き上げられ、これの栓体６の羽根部6aが第一容器１の肩
部８に当接して抜け落ちる。これにより第二容器の内容
液が第一容器１内に流入して両液が混合される。この
後、第二容器４を取り外して外蓋５を第一容器に装着
し、該容器を振って内容液を撹拌すればよい。
〈実施例〉 以下図面について本考案の実施例を説明する。
第１図並びに第２図は本考案に係る二液混合容器の一実
施例を示すもので、該容器は上端に大径の口部２を有す
る第一容器１と、この第一容器１内に口部３を下向きに
して逆さに収納された第二容器４とから成る。
施例を示すもので、該容器は上端に大径の口部２を有す
る第一容器１と、この第一容器１内に口部３を下向きに
して逆さに収納された第二容器４とから成る。
而して前記第一容器１の口部２には外蓋５が着脱自在に
螺合されており、この外蓋５の下面に筒状の嵌合部７が
垂設され、これに前記第二容器３の底部４が係合凹凸部
９、10を介して着脱自在に嵌合保持されている。更に前
記第二容器４の口部３には栓体６が着脱自在に嵌合され
ている。そしてこの栓体６には、第二容器４を引き上げ
た際に第一容器１の肩部８内面に当接する大径の羽根部
6aが設けられている。
螺合されており、この外蓋５の下面に筒状の嵌合部７が
垂設され、これに前記第二容器３の底部４が係合凹凸部
９、10を介して着脱自在に嵌合保持されている。更に前
記第二容器４の口部３には栓体６が着脱自在に嵌合され
ている。そしてこの栓体６には、第二容器４を引き上げ
た際に第一容器１の肩部８内面に当接する大径の羽根部
6aが設けられている。
使用にあたって外蓋５を第一容器１から取り外して上方
に引き上げると、第二容器４も共に引き上げられ、これ
の栓体６の羽根部6aが第一容器１の肩部８に当接して抜
け落ちる。この場合、第二容器４が外蓋５から抜脱しな
いように強く保持しておくことが必要である。その為に
螺合手段によって両者を連結しておくことも有力であ
る。上記のごとくして第二容器の内容液が第一容器１内
に流入して両液が混合される。この後、第二容器４を取
り外して外蓋５を第一容器に再び装着し、該容器を振っ
て内溶液を撹拌すればよい。この撹拌時において、前記
第一容器１内に残留した羽根付き栓体６は撹拌羽根とし
て作用し両液の均一な混合をスムースに行うことができ
る。又、内溶液取り出し時にはこの羽根付き栓体６は第
一容器１の肩部８に引っ掛かってそれ以上前進しないの
で取り出しの邪魔にはならない。
に引き上げると、第二容器４も共に引き上げられ、これ
の栓体６の羽根部6aが第一容器１の肩部８に当接して抜
け落ちる。この場合、第二容器４が外蓋５から抜脱しな
いように強く保持しておくことが必要である。その為に
螺合手段によって両者を連結しておくことも有力であ
る。上記のごとくして第二容器の内容液が第一容器１内
に流入して両液が混合される。この後、第二容器４を取
り外して外蓋５を第一容器に再び装着し、該容器を振っ
て内溶液を撹拌すればよい。この撹拌時において、前記
第一容器１内に残留した羽根付き栓体６は撹拌羽根とし
て作用し両液の均一な混合をスムースに行うことができ
る。又、内溶液取り出し時にはこの羽根付き栓体６は第
一容器１の肩部８に引っ掛かってそれ以上前進しないの
で取り出しの邪魔にはならない。
前記した第一容器１並びに第二容器４は通常合成樹脂材
料で形成されるが、ガラス材料でも差し支えない。又前
記栓体６の羽根部6aは適当な間隔を隔てて放射方向に延
びる複数の片によって形成することが好ましい。
料で形成されるが、ガラス材料でも差し支えない。又前
記栓体６の羽根部6aは適当な間隔を隔てて放射方向に延
びる複数の片によって形成することが好ましい。
〈考案の効果〉 本考案は上記のごとく構成されたものであるから、第二
容器４と共に外蓋５を引き上げるだけで簡単に両容器の
液体を混合することができるので、二液混合操作が極め
て容易であり、又、撹拌時において、前記第一容器１内
に残留した羽根付き栓体６が撹拌羽根として作用して両
液の均一な混合をスムース且つ迅速に行うことができ、
しかも内容液取り出し時にはこの羽根付き栓体６は第一
容器１の肩部８に引っ掛かってそれ以上前進しないので
取り出しの邪魔にはなることがなく、さらに加えて二液
分離収納時において、第二容器４は第一容器１内に収納
されていて上下に積層されたものでないから、外観的に
は一般容器と全く変わらない形態で形成することがで
き、さらにはその構造が簡単であるから低コストで提供
出来る等の種々の効果がある。
容器４と共に外蓋５を引き上げるだけで簡単に両容器の
液体を混合することができるので、二液混合操作が極め
て容易であり、又、撹拌時において、前記第一容器１内
に残留した羽根付き栓体６が撹拌羽根として作用して両
液の均一な混合をスムース且つ迅速に行うことができ、
しかも内容液取り出し時にはこの羽根付き栓体６は第一
容器１の肩部８に引っ掛かってそれ以上前進しないので
取り出しの邪魔にはなることがなく、さらに加えて二液
分離収納時において、第二容器４は第一容器１内に収納
されていて上下に積層されたものでないから、外観的に
は一般容器と全く変わらない形態で形成することがで
き、さらにはその構造が簡単であるから低コストで提供
出来る等の種々の効果がある。
第１図は本考案に係る二液混合容器の一実施例を示す断
面図にあって二液分離収納時を示すものであり、 第２図は混合時の動作を示す断面図である。 １は第一容器、２は第一容器の口部、３は第一容器の口
部、４は第二容器、５は外蓋、６は栓体、6aは栓体の羽
根部である。
面図にあって二液分離収納時を示すものであり、 第２図は混合時の動作を示す断面図である。 １は第一容器、２は第一容器の口部、３は第一容器の口
部、４は第二容器、５は外蓋、６は栓体、6aは栓体の羽
根部である。
Claims (1)
- 【請求項１】上端に大径の口部２を有する第一容器１
と、この第一容器１内に口部３を下向きにして逆さに収
納された第二容器４と、前記第一容器１の口部２に着脱
自在に装着され且つ前記第二容器３の底部４を着脱自在
に嵌合保持する外蓋５と、前記第二容器４の口部３に着
脱自在に嵌入された栓体６とから成り、前記栓体６に第
二容器４を引き上げた際に第一容器１の肩部８内面に当
接する大径の羽根部6aが設けられている、二液混合容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1323989U JPH076142Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1323989U JPH076142Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02105881U JPH02105881U (ja) | 1990-08-22 |
| JPH076142Y2 true JPH076142Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31223375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1323989U Expired - Lifetime JPH076142Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076142Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1323989U patent/JPH076142Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02105881U (ja) | 1990-08-22 |
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