JPH0761208B2 - 農作業車 - Google Patents

農作業車

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JPH0761208B2
JPH0761208B2 JP3107190A JP3107190A JPH0761208B2 JP H0761208 B2 JPH0761208 B2 JP H0761208B2 JP 3107190 A JP3107190 A JP 3107190A JP 3107190 A JP3107190 A JP 3107190A JP H0761208 B2 JPH0761208 B2 JP H0761208B2
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JP
Japan
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stroke
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elapsed time
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JP3107190A
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JPH03232406A (ja
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木村  浩人
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗用型田植機や農用トラクタ等の農作業車に関
する。
〔従来の技術〕
前述のような農作業車の1つである乗用型田植機におい
ては、苗植付装置(対地作業装置に相当)を油圧シリン
ダ(アクチュエータに相当)により昇降操作自在に、機
体に連結している。そして、例えば実開昭57−154918号
公報に開示されているように、苗植付装置を田面から大
きく上昇操作すると、これに伴って走行用の変速装置が
自動的に減速操作されるように構成しているものがあ
る。
乗用型田植機においては1回の植付行程が終了して畦際
に達すると、苗植付装置を上昇操作して畦際で180°旋
回し次の植付行程に入って行く。従って、畦際で苗植付
装置を上昇操作した場合に、前述のような自動減速が行
われると、畦際での操作が楽になるのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
乗用型田植機においては作業能率の面から、畦に十分に
近付いてから苗植付装置の上昇操作を行うと共に、素早
く操縦ハンドルを操作して旋回を行う場合があるので、
苗植付装置の上昇操作と操縦ハンドルの操作とが略同時
に行われることがある。
又、前記開示構造では、苗植付装置昇降用のリンク機構
と走行用の変速装置とをワイヤを介して機械的に連動連
結した構造となっているので、苗植付装置を田面からあ
る程度の高さまで上昇させないと十分な減速が行われな
い。
従って、畦際において苗植付装置の上昇操作を開始する
のと略同時に旋回を開始すると、旋回の前半では十分な
減速が行われないままで旋回を行うような状態となる。
これにより、旋回の前半で操縦ハンドルの操作が遅れ
て、畦際で旋回できないような状態になる場合がある。
ここで本発明は、前述のような減速操作の遅れを少なく
するように構成することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は以上のような農作業車において、次のよ
うに構成することになる。つまり、1回の作業行程にて
対地作業装置を地面にまで下降操作する行程開始時点か
ら、対地作業装置を地面から上昇操作する行程終了時点
までの経過時間、又は走行距離を計測する計測手段と、
作業行程の行程開始時点から、前回の作業行程にて計測
された経過時間又は走行距離に達する少し前に、走行用
の変速装置を所定の低速状態に減速操作する第1制御手
段と、行程終了時点後に対地作業装置を地面にまで下降
操作するまで低速状態を保持する第2制御手段とを備え
てあることにあり、その作用及び効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
前述のように構成すると、例えば第2図に示すように、
機体が作業地の端部の行程開始時点(t3)から作業を開
始して、機体が前回の作業行程(第1図参照)にて計測
された経過時間又は走行距離に達する少し前の点(t4
に達すると、走行用の変速装置が低速側に操作され始め
て機体は点(t4)から減速し始める。
従って、第3図に示すように、この作業行程の行程終了
時点(t5)に達するときには、既に機体は十分な低速状
態となっており、作業地の端部にて安全な低速状態で旋
回が開始できる。そして、対地作業装置を地面にまで下
降操作するまで低速状態が維持されるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、前回の作業行程での経過時間又は走行距
離に基づいて、1回の作業行程が終了する少し前に自動
的に減速するように構成することにより、旋回を開始す
る時点から安全な低速で旋回が行えるようになって、確
実に旋回が行なえるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図に示すように、前輪(1)及び後輪(2)で支持
された機体の前部にエンジン(3)、中央に操縦部
(4)、後部に苗植付装置(5)(対地作業装置に相
当)を備えて農作業車の1つである乗用型田植機が構成
されている。そして、苗植付装置(5)は植付ミッショ
ンケース(9)、植付爪(10)及び苗のせ台(11)等で
構成されており、機体から延出されたリンク機構(12)
に連結されている。そして、リンク機構(12)には昇降
操作用の油圧シリンダ(13)(アクチュエータに相当)
が取り付けられている。
そして、エンジン(3)からの動力はベルト式無段変速
装置(6)(走行用の変速装置に相当)及びギヤ変速装
置(7)を介して前輪(1)及び後輪(2)に伝達され
ると共に、PTO軸(8)を介して苗植付装置(5)に伝
達される。前記ギヤ変速装置(7)は前進2段後進1段
に変速可能であり、第1変速レバー(20)で変速操作を
行う。前記ベルト式無段変速装置(6)は割プーリー型
式であり電動シリンダ(図示せず)により揺動操作され
るテンションプーリー(図示せず)によって変速操作さ
れる。そして、操縦パネル(22)に配置された第2変速
レバー(23)により、電動シリンダを操作するのであ
る。
次に、この乗用型田植機の制御の流れについて説明す
る。第1図に示すように水田の端の位置(A1)から植付
作業を開始するとする。この場合、位置(A1)からスタ
ートして行程開始時点(t1)にて植付クラッチを入り操
作して、植付けを開始する。そして、機体が一方の畦際
に達すると、植付作業の行程終了時点(t2)にて植付ク
ラッチが切り操作されると共に、苗植付装置(5)を上
昇操作して180°旋回する。そして、行程開始時点
(t1)から行程終了時点(t2)までの経過時間(T1)が
第1タイマー(図示せず)(計測手段に相当)により計
測されて記憶されている。
そして、第2図に示すように畦際での旋回が終了して次
の行程に入る場合、その行程開始時点(t3)にて苗植付
装置(5)を下降操作し植付クラッチを入り操作するの
であり、この行程開始時点(t3)からの経過時間が第2
タイマー(図示せず)により計測されて行く。そして、
第2タイマーが前回の作業行程(第1図参照)にて計測
されていた経過時間(T1)を計測する少し前の時点
(t4)にてベルト式無段変速装置(6)が電動シリンダ
によって、自動的に最低速位置側に操作されて行く(第
1制御手段に相当)。
これにより、第3図に示すように機体が畦際に達する
と、この作業行程での行程終了時点(t5)にて植付クラ
ッチが切り操作されると共に苗植付装置(5)を上昇操
作して180°旋回する。この場合、行程終了時点(t5
の前の時点(t4)において減速操作が開始されているの
で旋回を開始する行程終了時点(t5)において機体は既
に最低速状態となっており、最初からこの最低速度状態
で旋回が行なえる。そして、苗植付装置(5)を下降操
作するまで最低速状態が維持される(第2制御手段に相
当)。この場合、第3図に示す作業行程において行程開
始時点(t3)から行程終了時点(t5)までの経過時間
(T2)が、第1タイマーにより計測記憶されている。
そして、第4図に示すように畦際での旋回が終了して次
の作業行程に入る場合、その行程開始時点(t6)にて苗
植付装置(5)を田面にまで下降操作すると、ベルト式
無段変速装置(6)が所定の速度にまで自動的に増速操
作されて行くのであり、この行程開始時点(t6)にて植
付クラッチを入り操作するのである。
そして、この作業行程における行程開始時点(t6)から
の経過時間が第2タイマーにより計測されて行くのであ
り、第2タイマーが前回の作業行程(第3図参照)にて
計測されていた経過時間(T2)を計測する少し前の時点
(t7)にに達すると、その時点(t7)にてベルト式無段
変速装置(6)が電動シリンダによって、自動的に最低
速位置側に操作されて行く。
これにより、第5図に示すように機体が畦際に達する
と、この作業行程での行程終了時点(t8)にて植付クラ
ッチが切り操作されると共に、苗植付装置(5)を上昇
操作して180°旋回する。この場合、行程終了時点
(t8)の前の時点(t7)において減速操作が開始されて
いるので旋回を開始する行程終了時点(t8)において機
体は既に最低速状態となっており、最初からこの最低速
度状態で旋回が行なえるのである。そして、苗植付装置
(5)を下降操作するまで最低速状態が維持される。こ
の場合、第5図に示す作業行程において行程開始時点
(t6)から行程終了時点(t8)までの経過時間(T3
が、第1タイマーにより計測記憶されている。
以後、以上の行程を繰り返して行くのである。
〔別実施例〕
前述の実施例では、1つの作業行程に要する経過時間
(例えば、第3図の行程開始時点(t3)から行程終了時
点(t5)までの経過時間(T2))を計測していたが、1
つの作業行程の走行距離(例えば、第3図の行程開始時
点(t3)から行程終了時点(t5)までの走行距離)を計
測して、次の作業行程において前回にて計測された走行
距離に達する少し前に減速を開始するように構成しても
よい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る農作業車の実施例を示し、第1図か
ら第5図はこの乗用型田植機の走行状態を示す平面図、
第6図は乗用型田植機の全体側面図である。 (5)……対地作業装置、(6)……走行用の変速装
置、(13)……アクチュエータ、(t1),(t3),
(t6)……行程開始時点、(t2)(t5),(t8)……行
程終了時点、(T1),(T2),(T3)……経過時間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対地作業装置(5)をアクチュエータ(1
    3)により昇降操作自在に機体に連結した農作業車であ
    って、1回の作業行程にて対地作業装置(5)を地面に
    まで下降操作する行程開始時点(t1),(t3),(t6
    から、対地作業装置(5)を地面から上昇操作する行程
    終了時点(t2),(t5),(t8)までの経過時間
    (T1),(T2),(T3)、又は走行距離を計測する計測
    手段と、作業行程の行程開始時点(t1),(t3),
    (t6)から、前回の作業行程にて計測された経過時間
    (T1),(T2),(T3)又は走行距離に達する少し前
    に、走行用の変速装置(6)を所定の低速状態に減速操
    作する第1制御手段と、行程終了時点(t2),(t5),
    (t8)後に対地作業装置(5)を地面にまで下降操作す
    るまで低速状態を保持する第2制御手段とを備えてある
    農作業車。
JP3107190A 1990-02-08 1990-02-08 農作業車 Expired - Lifetime JPH0761208B2 (ja)

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JPH03232406A JPH03232406A (ja) 1991-10-16
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