JPH0760127B2 - 車載用の電子制御装置 - Google Patents
車載用の電子制御装置Info
- Publication number
- JPH0760127B2 JPH0760127B2 JP61001317A JP131786A JPH0760127B2 JP H0760127 B2 JPH0760127 B2 JP H0760127B2 JP 61001317 A JP61001317 A JP 61001317A JP 131786 A JP131786 A JP 131786A JP H0760127 B2 JPH0760127 B2 JP H0760127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- computer
- data
- data bus
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば電子的にエンジン制御システム等の
ように自動車等の車両に搭載される複数の制御システム
を、特に出荷時において効果的にモニタできるようにす
る車載用の電子制御装置に関する。
ように自動車等の車両に搭載される複数の制御システム
を、特に出荷時において効果的にモニタできるようにす
る車載用の電子制御装置に関する。
[背景技術] 自動車等の車両にあっては、エンジンの電子的な制御、
エアコンデションの電子的な制御、オートドライブの制
御、トランスミッションの電子的な制御等を実行するた
めに、複数のそれぞれ機能の異なる電子制御システムが
搭載されている。
エアコンデションの電子的な制御、オートドライブの制
御、トランスミッションの電子的な制御等を実行するた
めに、複数のそれぞれ機能の異なる電子制御システムが
搭載されている。
そして、これらの電子制御システムは、それぞれ車両の
種類等によって異なる機能状態に設定されるものであ
り、その制御システムそれぞれで、独立的に制御用コン
ピュータを構成するようにしている。そして、これらの
制御システムを車両に搭載する場合には、これら制御シ
ステムそれぞれに対応する制御用コンピュータを独立的
に車両に搭載し、それぞれ独立的に動作されるようにし
ているものである。
種類等によって異なる機能状態に設定されるものであ
り、その制御システムそれぞれで、独立的に制御用コン
ピュータを構成するようにしている。そして、これらの
制御システムを車両に搭載する場合には、これら制御シ
ステムそれぞれに対応する制御用コンピュータを独立的
に車両に搭載し、それぞれ独立的に動作されるようにし
ているものである。
これらの電子的な制御システムは、車種によってその組
合わせ使用状態が相違するものであり、また適宜オプシ
ョンの制御システムを搭載することも行われている。
合わせ使用状態が相違するものであり、また適宜オプシ
ョンの制御システムを搭載することも行われている。
したがって、例えば出荷時において、車両に搭載される
制御用コンピュータの組付け状態をチェックするには、
その車種それぞれに対応して組込み設定されるべき制御
システムを確認し、目視によってチェックを行なうのが
現状である。また、動作テスト時において、挙動状態を
監視し、その挙動の異常状態を検査することによって出
荷チェックが行われているものである。
制御用コンピュータの組付け状態をチェックするには、
その車種それぞれに対応して組込み設定されるべき制御
システムを確認し、目視によってチェックを行なうのが
現状である。また、動作テスト時において、挙動状態を
監視し、その挙動の異常状態を検査することによって出
荷チェックが行われているものである。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、車両
に対して組込み設定される複数の電子的な制御システム
に用いられる制御用コンピュータが、正常にその車両に
組込み設定されているか否かを簡単に検査できるように
すると共に、オプション品等も簡単に装備することがで
き、そのオプション品の取り付け検査も効果的に実行で
きるようにする車載用の電子制御装置を提供しようとす
るものである。
に対して組込み設定される複数の電子的な制御システム
に用いられる制御用コンピュータが、正常にその車両に
組込み設定されているか否かを簡単に検査できるように
すると共に、オプション品等も簡単に装備することがで
き、そのオプション品の取り付け検査も効果的に実行で
きるようにする車載用の電子制御装置を提供しようとす
るものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、この発明に係る車載用の電子制御装置は、車
両内にデータバスによるネットワークを形成するもので
あり、このネットワークに車両に搭載される複数の制御
用コンピュータを共通に接続設定するものであり、この
複数の制御用コンピュータの中の少なくとも1つを診断
用コンピュータとして使用されるようにするものであ
り、この診断用のコンピュータは上記データパスを伝播
するデータに基づいて、他の制御用コンピュータが正確
に接続されているか否かを診断するようにしているもの
である。
両内にデータバスによるネットワークを形成するもので
あり、このネットワークに車両に搭載される複数の制御
用コンピュータを共通に接続設定するものであり、この
複数の制御用コンピュータの中の少なくとも1つを診断
用コンピュータとして使用されるようにするものであ
り、この診断用のコンピュータは上記データパスを伝播
するデータに基づいて、他の制御用コンピュータが正確
に接続されているか否かを診断するようにしているもの
である。
[作用] 上記のような電子制御装置にあっては、例えば車両に搭
載される制御システムをそれぞれ構成する制御用コンピ
ュータが全てネットワークを構成するデータバスに接続
されるようになる。そして、共通のデータ等はデータバ
スを介して互いに交換して使用できるようになるもので
あり、非常に効果的な電子制御が各制御システムにおい
て実行できるようになる。すなわち、オプション品等も
効果的に搭載することができるものであり、また出荷時
には検査用モニタ装置を制御用コンピュータの1つとし
て上記データバスに接続することも可能となる。そし
て、データバスに接続される複数の制御用コンピュータ
の中の少なくとも1つを診断用コンピュータとして選定
できるもので、上記データバスに伝播される各制御用コ
ンピュータからのデータに基づいて、各制御用コンピュ
ータが正常にデータバスに接続されているか否かの診断
ができる。したがって、車両内ネットワークの管理が効
果的に実行され、各制御用コンピュータの診断動作も効
果的に実行されるようになるものである。
載される制御システムをそれぞれ構成する制御用コンピ
ュータが全てネットワークを構成するデータバスに接続
されるようになる。そして、共通のデータ等はデータバ
スを介して互いに交換して使用できるようになるもので
あり、非常に効果的な電子制御が各制御システムにおい
て実行できるようになる。すなわち、オプション品等も
効果的に搭載することができるものであり、また出荷時
には検査用モニタ装置を制御用コンピュータの1つとし
て上記データバスに接続することも可能となる。そし
て、データバスに接続される複数の制御用コンピュータ
の中の少なくとも1つを診断用コンピュータとして選定
できるもので、上記データバスに伝播される各制御用コ
ンピュータからのデータに基づいて、各制御用コンピュ
ータが正常にデータバスに接続されているか否かの診断
ができる。したがって、車両内ネットワークの管理が効
果的に実行され、各制御用コンピュータの診断動作も効
果的に実行されるようになるものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はその構成を示すもので、自動車等の車両内に
は、データバス11によるネットワークが形成されてい
る。また、この車両には、例えば電子的なエアコン制御
システム、エンジンを電子的に制御するエンジン制御シ
ステム(EFI;電子燃料噴射制御装置)、オートドライブ
制御システム、さらにトランスミッション制御システム
等が搭載されているもので、これら車両搭載の各制御シ
ステムを構成する制御コンピュータ12〜15が、上記デー
タバス11に接続設定されるようになっている。
第1図はその構成を示すもので、自動車等の車両内に
は、データバス11によるネットワークが形成されてい
る。また、この車両には、例えば電子的なエアコン制御
システム、エンジンを電子的に制御するエンジン制御シ
ステム(EFI;電子燃料噴射制御装置)、オートドライブ
制御システム、さらにトランスミッション制御システム
等が搭載されているもので、これら車両搭載の各制御シ
ステムを構成する制御コンピュータ12〜15が、上記デー
タバス11に接続設定されるようになっている。
ここで、上記各制御用コンピュータ12〜15はそれぞれ独
自に各制御対象に対する制御指令を演算出力するもので
あり、例えばエアコン制御用コンピュータ12には、エア
コンのオン・オフ制御用の入力スイッチ16が接続されて
いて、このスイッチ16からの指令に基づいてエアコンの
運転制御が実行されるようになっている。また、エンジ
ン制御用コンピュータ13にあっては、エンジンの回転
数、吸入空気量、冷却水温等のエンジンの運転状態を検
出するセンサ類からの検出信号に基づいて、燃料噴射量
および点火時期等を演算する。そして、このようなコン
ピュータ12で使用される検出データを得るセンサ類は、
この図では省略しているが、コンピュータ13の入力ポー
ト部に接続設定されているものであるが、データバス11
に接続するようにしてもよい。
自に各制御対象に対する制御指令を演算出力するもので
あり、例えばエアコン制御用コンピュータ12には、エア
コンのオン・オフ制御用の入力スイッチ16が接続されて
いて、このスイッチ16からの指令に基づいてエアコンの
運転制御が実行されるようになっている。また、エンジ
ン制御用コンピュータ13にあっては、エンジンの回転
数、吸入空気量、冷却水温等のエンジンの運転状態を検
出するセンサ類からの検出信号に基づいて、燃料噴射量
および点火時期等を演算する。そして、このようなコン
ピュータ12で使用される検出データを得るセンサ類は、
この図では省略しているが、コンピュータ13の入力ポー
ト部に接続設定されているものであるが、データバス11
に接続するようにしてもよい。
そして、上記各制御用コンピュータ12〜15のそれぞれメ
モリには、その各コンピュータ12〜15それぞれで特定さ
れる識別コード番号「00〜03」が記憶設定されているも
ので、指令によってこれら識別コード番号に対応する識
別コードデータがデータバス11に読み出し出力されるよ
うになっている。
モリには、その各コンピュータ12〜15それぞれで特定さ
れる識別コード番号「00〜03」が記憶設定されているも
ので、指令によってこれら識別コード番号に対応する識
別コードデータがデータバス11に読み出し出力されるよ
うになっている。
ここで、上記複数の制御用コンピュータの1つである例
えばコード番号「00」が指令されるエアコン制御用コン
ピュータ12をマスタコンピュータに指定するものであ
り、このマスタコンピュータ12からの指令によって、自
己を含む各制御コンピュータ12〜15の識別コードデータ
がデータバスに読み出し出力されるようになるものであ
る。
えばコード番号「00」が指令されるエアコン制御用コン
ピュータ12をマスタコンピュータに指定するものであ
り、このマスタコンピュータ12からの指令によって、自
己を含む各制御コンピュータ12〜15の識別コードデータ
がデータバスに読み出し出力されるようになるものであ
る。
上記データバス11には、例えば出荷時の検査に際して、
出荷検査用モニタ装置17が接続されるようになる。この
モニタ装置17はデータバス11に対して着脱可能に設定さ
れるもので、データバス11に接続された状態でマスタコ
ンピュータ12において、検査指令を出すようになる。例
えば、入力スイッチ16に設定される隠しスイッチ等によ
ってこの検査指令が発生されるもので、このコンピュー
タ12から自己の識別コードデータを出力させると共に、
以後他の制御コンピュータ13〜15に順次識別コードデー
タの出力を指令するものである。そして、この各制御用
コンピュータ12〜15からそれぞれ出力された識別コード
データは、データバス11を介してモニタ装置17に入力さ
れ、データバス11に接続設定されて、この車両に取り付
け設定されたと確認できる制御システムのコード番号が
モニタ出力されるようになる。
出荷検査用モニタ装置17が接続されるようになる。この
モニタ装置17はデータバス11に対して着脱可能に設定さ
れるもので、データバス11に接続された状態でマスタコ
ンピュータ12において、検査指令を出すようになる。例
えば、入力スイッチ16に設定される隠しスイッチ等によ
ってこの検査指令が発生されるもので、このコンピュー
タ12から自己の識別コードデータを出力させると共に、
以後他の制御コンピュータ13〜15に順次識別コードデー
タの出力を指令するものである。そして、この各制御用
コンピュータ12〜15からそれぞれ出力された識別コード
データは、データバス11を介してモニタ装置17に入力さ
れ、データバス11に接続設定されて、この車両に取り付
け設定されたと確認できる制御システムのコード番号が
モニタ出力されるようになる。
第2図は上記のような出荷時検査を実行させる処理の流
れを示しているもので、まずマスタコンピュータとなる
エアコン制御用コンピュータ12において、入力スイッチ
16における検査指令のスイッチの操作が確認された状態
でこの処理ルーチンがスタートされる。そして、ステッ
プ101でこのマスタコンピュータ12はまず自己の識別番
号である「00」を検査指令データとして出力し、この指
令に対応してステップ102でエアコン制御用コンピュー
タ12が、このエアコンシステムの識別コードと共にその
品番を出力する。そして、これら識別コードデータ並び
に品番データは、モニタ装置17でモニタデータとして適
宜記憶され、また表示されるようになる。
れを示しているもので、まずマスタコンピュータとなる
エアコン制御用コンピュータ12において、入力スイッチ
16における検査指令のスイッチの操作が確認された状態
でこの処理ルーチンがスタートされる。そして、ステッ
プ101でこのマスタコンピュータ12はまず自己の識別番
号である「00」を検査指令データとして出力し、この指
令に対応してステップ102でエアコン制御用コンピュー
タ12が、このエアコンシステムの識別コードと共にその
品番を出力する。そして、これら識別コードデータ並び
に品番データは、モニタ装置17でモニタデータとして適
宜記憶され、また表示されるようになる。
次にステップ103で示すようにマスタコンピュータ12は
次の制御コンピュータを指定する識別コード「01」を指
令出力するもので、この指令出力によってこの識別コー
ト番号に対応するエンジン制御用コンピュータ13に指令
が与えらる。そして、ステップ104でこのエンジン制御
用コンピュータ13から識別コードデータ並びにその品番
データの出力がされたか否かを判定する。
次の制御コンピュータを指定する識別コード「01」を指
令出力するもので、この指令出力によってこの識別コー
ト番号に対応するエンジン制御用コンピュータ13に指令
が与えらる。そして、ステップ104でこのエンジン制御
用コンピュータ13から識別コードデータ並びにその品番
データの出力がされたか否かを判定する。
このステップ104でエンジン制御用コンピュータ13から
の品番出力が確認されない場合には、ステップ105に進
んで、特定される時間Tの経過を監視する。そして、ス
テップ104でエンジン制御ユニット13からの品番データ
の出力が確認されたならば、あるいは時間Tが経過する
間上記品番の出力が確認されない場合には、次のステッ
プ106に進む。そして、このステップ106では次の識別コ
ード「02」を、マスタコンピュータ12から出力する。
の品番出力が確認されない場合には、ステップ105に進
んで、特定される時間Tの経過を監視する。そして、ス
テップ104でエンジン制御ユニット13からの品番データ
の出力が確認されたならば、あるいは時間Tが経過する
間上記品番の出力が確認されない場合には、次のステッ
プ106に進む。そして、このステップ106では次の識別コ
ード「02」を、マスタコンピュータ12から出力する。
この場合、エンジン制御用コンピュータ13で、このコン
ピュータ13の識別コードデータ並びに品番データが出力
されたならば、このデータはデータバス11を介してモニ
タ装置17に伝送され、記憶表示されるようになる。
ピュータ13の識別コードデータ並びに品番データが出力
されたならば、このデータはデータバス11を介してモニ
タ装置17に伝送され、記憶表示されるようになる。
ステップ106で識別コード「02」が出力されたならば、
このコード番号に対応するオートドライブ制御用コンピ
ュータ14から、この制御システムの識別コードデータ
「02」と共に、その品番データを出力されるようになる
もので、これらデータは上記同様モニタ装置17にデータ
バス11を介して送られる。この品番データの出力はステ
ップ107で監視されているもので、この品番データの確
認されない場合にはステップ108に進んで、時間Tの経
過を監視する。そして、時間Tの範囲内で、このオート
ドライブ制御用のコンピュータ14からの品番データの出
力が確認されたならば、あるいはこの品番出力が時間T
の間に存在しなかった場合に、次のステップ109に進
む。
このコード番号に対応するオートドライブ制御用コンピ
ュータ14から、この制御システムの識別コードデータ
「02」と共に、その品番データを出力されるようになる
もので、これらデータは上記同様モニタ装置17にデータ
バス11を介して送られる。この品番データの出力はステ
ップ107で監視されているもので、この品番データの確
認されない場合にはステップ108に進んで、時間Tの経
過を監視する。そして、時間Tの範囲内で、このオート
ドライブ制御用のコンピュータ14からの品番データの出
力が確認されたならば、あるいはこの品番出力が時間T
の間に存在しなかった場合に、次のステップ109に進
む。
ステップ109では、マスタコンピュータ12から次の制御
対象を指定する識別コード「03」を出力するもので、デ
ータバス11にこの識別コードに対応する制御対象が、す
なわちトランスミッション制御用コンピュータ15が接続
されている場合には、このコンピュータ15に指令が与え
られ、自己の識別コード「03」と共にその品番データを
データバス11に出力し、モニタ装置17でこの品番データ
が記憶表示されるようになる。
対象を指定する識別コード「03」を出力するもので、デ
ータバス11にこの識別コードに対応する制御対象が、す
なわちトランスミッション制御用コンピュータ15が接続
されている場合には、このコンピュータ15に指令が与え
られ、自己の識別コード「03」と共にその品番データを
データバス11に出力し、モニタ装置17でこの品番データ
が記憶表示されるようになる。
ステップ110では、上記トランスミッション制御用コン
ピュータ15からの品番データ出力を監視するもので、こ
の品番データの出力が存在しない場合には、ステップ11
1に進んで、特定される時間Tの経過を待つ。そして、
時間Tの間にトランスミッション制御用コンピュータ15
からの品番データの出力があった場合、あるいはステッ
プ111で時間Tの経過が確認された場合に、この処理ル
ーチンが終了する。
ピュータ15からの品番データ出力を監視するもので、こ
の品番データの出力が存在しない場合には、ステップ11
1に進んで、特定される時間Tの経過を待つ。そして、
時間Tの間にトランスミッション制御用コンピュータ15
からの品番データの出力があった場合、あるいはステッ
プ111で時間Tの経過が確認された場合に、この処理ル
ーチンが終了する。
すなわち、マスターコンピュータとなるエアコン制御用
コンピュータ12から、順次データバス11に接続される制
御対象に対応する識別コードデータが指令出力され、こ
の指令に対応して各制御対象から、識別コードと共に品
番データによる応答が発生され、データバス11に出力さ
れるようになる。そして、上記データバス11に接続され
るようになっているモニタ装置17では、上記データバス
11を介して伝送された識別コードと品番データとを組合
せた状態で出力表示し、データバス11に接続されている
制御システムに異常がないか否かをチェックする。ま
た、予定されている制御対象が正常にこの車両に搭載さ
せ、正常に接続設定されているか否かがチェックされる
ようになるものである。
コンピュータ12から、順次データバス11に接続される制
御対象に対応する識別コードデータが指令出力され、こ
の指令に対応して各制御対象から、識別コードと共に品
番データによる応答が発生され、データバス11に出力さ
れるようになる。そして、上記データバス11に接続され
るようになっているモニタ装置17では、上記データバス
11を介して伝送された識別コードと品番データとを組合
せた状態で出力表示し、データバス11に接続されている
制御システムに異常がないか否かをチェックする。ま
た、予定されている制御対象が正常にこの車両に搭載さ
せ、正常に接続設定されているか否かがチェックされる
ようになるものである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係る電子制御装置にあっては、
例えば出荷検査に際して、車両内に設定されているデー
タバスに対して接続設定されている制御用コンピュータ
の中の少なくとも1つが診断用コンピュータとして使用
されるようになるものであり、この診断用コンピュータ
によって、上記データバスに所定の制御用コンピュータ
が接続されているか否かを正確に診断できるものであ
る。したがって、例えば出荷時の検査用のモニタ装置と
して上記制御用コンピュータの1つが使用され、またこ
の検査用に別の制御用コンピュータをデータバスに接続
設定することもできるものであり、この車両に装備され
る電子的な制御システムの全ての内容が容易且つ確実に
チェックできるようになる。したがって、誤った装置の
取り付け、装置の欠如等が確実に且つ容易にチェックで
きるものである。
例えば出荷検査に際して、車両内に設定されているデー
タバスに対して接続設定されている制御用コンピュータ
の中の少なくとも1つが診断用コンピュータとして使用
されるようになるものであり、この診断用コンピュータ
によって、上記データバスに所定の制御用コンピュータ
が接続されているか否かを正確に診断できるものであ
る。したがって、例えば出荷時の検査用のモニタ装置と
して上記制御用コンピュータの1つが使用され、またこ
の検査用に別の制御用コンピュータをデータバスに接続
設定することもできるものであり、この車両に装備され
る電子的な制御システムの全ての内容が容易且つ確実に
チェックできるようになる。したがって、誤った装置の
取り付け、装置の欠如等が確実に且つ容易にチェックで
きるものである。
第1図はこの発明の一実施例に係る車載用の電子制御装
置を説明する構成図、第2図は上記装置の処理の流れを
説明するフローチャートである。 11…データバス、12…エアコン制御用コンピュータ(マ
スタコンピュータ)、13…エンジン制御用コンピュー
タ、14…オートドライブ制御用コンピュータ、15…トラ
ンスミッション制御用コンピュータ、16…入力スイッ
チ、17…出荷検査用のモニタ装置。
置を説明する構成図、第2図は上記装置の処理の流れを
説明するフローチャートである。 11…データバス、12…エアコン制御用コンピュータ(マ
スタコンピュータ)、13…エンジン制御用コンピュー
タ、14…オートドライブ制御用コンピュータ、15…トラ
ンスミッション制御用コンピュータ、16…入力スイッ
チ、17…出荷検査用のモニタ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 勝範 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 秋山 進 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 田辺 英道 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】車両に搭載される複数の電子制御システム
にそれぞれ対応して設定され、そのそれぞれの相互がデ
ータバスを介して共通に接続されるようにした複数の制
御用コンピュータと、 この複数の制御用コンピュータの中の1つを診断用のコ
ンピュータとして指定し、この診断用コンピュータから
の指令に基づいて前記データバスに接続される複数の制
御用コンピュータそれぞれからそれぞれ当該コンピュー
タの識別コード並びにデータを順次前記データバスに出
力する診断手段とを具備し、 前記データバスには選択的にモニタ手段が接続され、前
記制御用コンピュータから順次出力された識別コードを
含むデータがモニタ出力されるようにしたことを特徴と
する車載用の電子制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61001317A JPH0760127B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 車載用の電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61001317A JPH0760127B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 車載用の電子制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161038A JPS62161038A (ja) | 1987-07-17 |
JPH0760127B2 true JPH0760127B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11498116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61001317A Expired - Lifetime JPH0760127B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 車載用の電子制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760127B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2646482B2 (ja) * | 1987-12-10 | 1997-08-27 | スズキ株式会社 | 車両用エンジンコントローラの診断装置 |
DE3934974A1 (de) * | 1989-08-08 | 1991-02-14 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur funktionskontrolle mehrerer steuergeraete in einem kraftfahrzeug |
EP1983135A4 (en) * | 2006-02-08 | 2011-08-03 | Nabtesco Corp | AUTOMATIC TURNING UNIT |
JP2010202127A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Honda Motor Co Ltd | 車両の電子制御装置 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP61001317A patent/JPH0760127B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62161038A (ja) | 1987-07-17 |
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