JPH075996B2 - ライン中を連続通板する金属帯のバイパス通板方法及び同装置 - Google Patents

ライン中を連続通板する金属帯のバイパス通板方法及び同装置

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JPH075996B2 JP24945786A JP24945786A JPH075996B2 JP H075996 B2 JPH075996 B2 JP H075996B2 JP 24945786 A JP24945786 A JP 24945786A JP 24945786 A JP24945786 A JP 24945786A JP H075996 B2 JPH075996 B2 JP H075996B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の金属帯処理装置から成るライン中を通
板する金属帯をライン中の特定処理装置も通板させない
バイパス通板と通板させる連続通板との2つの通板状態
に変換することができるライン中を連続通板する金属帯
のバイパス方法及び該方法を実施するための装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕 一般に金属帯の処理ラインとしては、多数の金属帯処理
装置から成るラインが使用されている。例えば、熱間圧
延されたステンレス鋼鋼帯などの金属帯は、主として焼
鈍炉から成る焼鈍処理装置と酸洗槽から成る酸洗処理装
置とを備えた連続焼鈍酸洗ライン中に通板されて処理さ
れていた。すなわち、第6図に示すように、熱間圧延さ
れ巻き取られたコイル2を入側のペイオフリール3に装
着する。このコイル2から巻き戻されライン中に通板さ
れる金属帯1は、剪断機4でその前端を剪断された後、
同じく剪断機4でその後端を剪断された先行金属帯1の
後端に溶接機5で溶接された後、焼鈍炉6内の通板され
てから冷却装置7を通板する。次いで酸洗槽8で表面に
付着しているスケールを除去され、出側の剪断機9で前
後端が切断されてテンシヨンリール10にコイル11として
次々と巻き取られていたのである。
しかしながら、このような連続焼鈍酸洗ラインによつて
ステンレス鋼鋼帯を処理する場合を例に取り上げて説明
すると、一般的に焼鈍炉6で焼鈍作業を行うのはSUS304
で代表されるオーステナイト系ステンレス鋼鋼帯であつ
て、熱間圧延後の焼鈍作業を一般的にバツチ型のベル型
焼鈍炉で実施するSUS410やSUS430等のマルテンサイト系
やフエライト系のステンレス鋼鋼帯の場合は当然連続焼
鈍酸洗ラインにおいて焼鈍炉6における焼鈍作業が不要
であることから焼鈍炉6での焼鈍をやめてスケールの除
去を主目的とした酸洗作業のみを行つていたのである。
またこのような連続焼鈍酸洗ラインで処理する金属帯が
チタン帯の場合には、熱間圧延されたチタン帯はその表
面に厚い酸化皮膜が形成されているので連続焼鈍酸洗ラ
インを2回通板する場合がある。その場合には先ず焼鈍
酸洗処理を行つて焼鈍と表層の酸化皮膜の除去とを行
い、次いで再び連続焼鈍酸洗ラインに通板して表面の酸
化皮膜を完全に除去するのであるが、この第2回目の通
板時には焼鈍炉における焼鈍作業が不要であることから
焼鈍炉での焼鈍をやめて酸化皮膜の除去を主目的とした
酸洗作業のみを行つていたのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記したように多数の金属帯処理装置から成るライン中
を連続通板する金属帯をライン中の特定処理装置を通板
させる必要がない場合、例えば連続焼鈍酸洗ラインでオ
ーステナイト系ステンレス鋼鋼帯の焼鈍酸洗処理を行つ
ていた状態から処理する金属帯を連続焼鈍処理が不要で
あるフエライト系ステンレス鋼鋼帯に変更せしめようと
する場合に、フエライト系ステンレス鋼鋼帯の変態を防
止し鋼帯表面の酸化を助長させないようにするために焼
鈍炉内の温度が一定温度以下にもしくは常温近くにまで
低下するまで待つ必要があるためにラインの稼動効率が
著しく低下するばかりでなく、温度の低下した焼鈍炉内
を通板されるフエライト系ステンレス鋼鋼帯が焼鈍炉内
の残熱を持ち出して焼鈍炉内の温度を更に低下せしめる
ことになる。一方、逆にフエライト系ステンレス鋼鋼帯
の連続酸洗処理のみを行つていた状態から処理する金属
帯を連続焼鈍酸洗処理の必要なオーステナイト系ステン
レス鋼鋼帯に変更せしめようとしても焼鈍炉内の温度を
焼鈍作業を実施することのできる温度まで昇温させるの
に長時間と大きな熱エネルギーを必要とし、ラインの稼
動効率の低下と不経済であるという問題点があつた。こ
のような問題点はチタン帯の第1回通板後に第2回通板
を行う場合、また第2回通板後再び新たなチタン帯の第
1回通板を行う場合にも同様に生じていた問題点であつ
た。
このような多数の金属帯処理装置から成るライン中を連
続通板する金属帯をライン中の特定処理装置を通板させ
る必要がない場合に生じていた問題点の中でラインの稼
動効率の低下という問題点を防止しようとしても、特定
処理装置が焼鈍炉の如き高温状態を維持している炉等で
あると、炉の内壁を構成している煉瓦の破損等を招く恐
れがあるために炉の急激な熱上げの実施は不可能であ
り、また常温まで低下した炉を処理可能温度まで昇温さ
せるには一例を挙げると焼鈍炉の場合軽油換算で1回当
り5000lも必要であり、この経済的問題点に対処するた
めには可及的に通板する金属帯の種類を大きくして同じ
処理を行う同一種類の金属帯ばかりをまとめて通板する
方法しか存在しないが、このように同一種類の金属帯ば
かりをまとめることは仕掛り量の増加を招いてスムーズ
な生産計画を阻害することになるという重大な問題点を
残す結果となつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記した如き従来の問題点を解決すべく鋭
意研究の結果、多数の金属帯処理装置から成るライン中
を通板する金属帯がライン中の特定処理装置を通板する
必要のある金属帯の場合は従来通りライン中を通板さ
せ、特定処理装置を通板させることが好ましくない金属
帯はその特定処理装置をバイパス通板させればその特定
処理装置が炉の如く高温状態を維持されている処理装置
の場合にはその特定処理装置の熱上げ及び熱下げに要す
るエネルギーロス及び時間的ロスを大幅に削減でき、ま
たその特定処理装置が炉の如く高温状態を維持されてい
る処理装置でない場合にも1つのラインを効率良く多目
的に使用することができることに着目し、このバイパス
通板させるには特定処理装置を通板させることが好まし
くない金属帯用のバイパス経路に予めダミーの金属帯を
準備しておき、特定処理装置を通板させない金属帯に変
更する場合にはその特定処理装置を通板せしめられてい
る金属帯をその特定処理装置の入側と出側とで切断して
その特定処理装置の出側でダミーの金属帯の前端と切断
された金属帯の後端とを溶接接合すると共にその特定処
理装置の入側でダミーの金属帯の後端とその特定処理装
置を通板させない金属帯の前端とを溶接接合してバイパ
ス通板せしめ、その特定処理装置を通板させる金属帯に
変更する場合にはその特定処理装置をバイパス通板せし
められている金属帯をその特定処理装置の入側と出側と
で切断してその特定処理装置の出側でその特定処理装置
内に残してあつた金属帯の前端と切断された金属帯の後
端とを溶接接合すると共にその特定処理装置の入側でそ
の特定処理装置内に残してあつた金属帯の後端とその特
定処理装置を通板させる金属帯の前端とを溶接接合して
連続通板せしめれば迅速にバイパス経路に移行せしめ得
ることを究明して本発明を完成したのである。
すなわち、本発明は多数の金属帯処理装置から成るライ
ン中を通板する金属帯をライン中の特定処理装置を通板
させないバイパス通板と通板させる連続通板との2つの
通板状態に変換するに際し、該特定処理装置を通板させ
たライン中を通板する金属帯と該特定処理装置の入側と
出側とで切断され該特定処理装置を通板されないバイパ
ス経路に予め準備されているダミーの金属帯とを準備し
ておいて、該特定処理装置を通板させない金属帯に変更
する場合には該特定処理装置を通板せしめられている金
属帯を該特定処理装置の入側と出側とで切断して該特定
処理装置の出側でダミーの金属帯の前端と切断された金
属帯の後端とを溶接接合すると共に該特定処理装置の入
側でダミーの金属帯の後端と該特定処理装置を通板させ
ない金属帯の前端とを溶接接合してバイパス通板せし
め、該特定処理装置を通板させる金属帯に変更する場合
には該特定処理装置をバイパス通板せしめられている金
属帯を該特定処理装置の入側と出側とで切断して該特定
処理装置の出側で該特定処理装置内に残してあつた金属
帯の前端と切断された金属帯の後端とを溶接接合すると
共に該特定処理装置の入側で該特定処理装置内に残して
あつた金属帯の後端と該特定処理装置を通板させる金属
帯の前端とを溶接接合して連続通板せしめることを特徴
とするライン中を連続通板する金属帯のバイパス方法及
び該方法を実施するためのライン中を連続通板する金属
帯のバイパス装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例により本発明に係るライン中
を連続通板する金属帯のバイパス方法及び装置を特定処
理装置が焼鈍炉の場合について詳細に説明する。
第1図は本発明方法において金属帯が焼鈍炉からなる特
定処理装置を通板せしめられている状態を示す模式的説
明図、第2図は本発明方法において金属帯が特定処理装
置をバイパス通板せしめられている状態を示す模式的説
明図、第3図〜第5図は本発明方法を実施するための特
定処理装置の入側及び出側に設置されている本発明装置
の1実施例の動作を説明する側面図である。
図面中、4aは特定処理装置6(図示した実施例では焼鈍
炉)の入側に設置されていてライン中を通板されている
金属帯1を切断する剪断機、5aは通板状態を変換せしめ
られるためにその前端を剪断機4aで切断された新たな金
属帯1の前端とバイパス経路に予め準備されているダミ
ーの金属帯1a又は特定処理装置6内に残されている金属
帯1の後端とを溶接接合する溶接機、7は焼鈍炉6の出
側に設けられている冷却装置であり、このように剪断機
4a,溶接機5a,焼鈍炉6及び冷却装置7が設けられている
点では従来の連続ラインと何ら変わりはない。
本発明において従来のラインと根本的に相違しているの
は、バイパス経路に予め準備されているダミーの金属帯
1aを特定処理装置6の入側と出側とでそれぞれ保持して
前後方向に移動せしめ得ると共にバイパス経路に対して
上下方向に移動せしめ得る各一対の保持移動装置12及び
13を構成する保持装置12a,13a及びピンチロール12b,13b
と、特定処理装置6内に残されている金属帯1を特定処
理装置6の入側と出側とでそれぞれ保持して前後方向に
移動せしめ得ると共にパスラインに対して上下方向に移
動せしめ得る各一対の保持移動装置14及び15を構成する
保持装置14a,15a及びピンチロール14b,15bと、バイパス
経路にあつてダミーの金属帯1aを支持し且つ案内するロ
ール群16と、特定処理装置6の出側に設置されていてラ
イン中を通板されている金属帯1を切断する剪断機4b
と、剪断機4bで切断された金属帯1の後端とバイパス経
路に予め準備されているダミーの金属帯1a又は特定処理
装置6内に残されている金属帯1の前端とを溶接接合す
る溶接機5bが設置されていることである。
〔作用〕
かかる構造の本発明に係るライン中を連続通板する金属
帯のバイパス装置を用いて本発明方法を実施する操作に
ついて以下に説明する。
通板する金属帯1を特定処理装置6を通板させない金属
帯1に変更する場合には、特定処理装置6を通板せしめ
られている金属帯1を特定処理装置6の出側と入側とで
剪断機4aと4bとで第3図に示すように切断し、剪断機4a
と4bとで切断された特定処理装置6内に残されている金
属帯1の前端及び後端を保持移動装置14及び15を構成し
ているピンチロール14b及び15bで挟持してその金属帯1
の前端は後方にまた後端は前方にそれぞれ移動させてか
ら保持装置14a及び15aでその金属帯1の前端及び後端を
保持してれぞれ移動させてライン中の連続通板するパス
ラインに対してダミーの金属帯1aが存在する側と反対側
の上下方向に移動せしめ、次いでバイパス経路に予め準
備されているダミーの金属帯1aの特定処理装置6の入側
と出側とをそれぞれ保持移動装置12及び13を構成してい
る保持装置12a及び13aで保持している状態でライン中の
連続通板するパスライン側に第4図に示すようにバイパ
ス経路に対して上下方向に移動せしめ、しかる後に保持
装置12a及び13aで保持している状態を解除してダミーの
金属帯1aを挟持しているピンチロール12b及び13bでその
ダミーの金属帯1aの前端は前方にまた後端は後方にそれ
ぞれ移動させて特定処理装置6の出側でダミーの金属帯
1aの前端と切断された金属帯1の後端とを溶接機5bで溶
接接合すると共に特定処理装置6の入側でダミーの金属
帯1aの後端と特定処理装置6を通板させない金属帯1の
前端とを溶接機5aで密接接合して第5図に示すようにバ
イパス通板せしめるのである。また特定処理装置6を通
板させる金属帯1に変更する場合には、前記第3図から
第5図に至る操作と逆の操作を行えば良いのである。す
なわち、特定処理装置6をバイパス通板せしめられてい
る金属帯1を特定処理装置6の出側と入側とで剪断機4a
と4bとで切断し、剪断機4aと4bとで切断されてバイパス
経路に残されてダミーの金属帯1aとなつた金属帯の前端
及び後端を保持移動装置12及び13を構成しているピンチ
ロール12b及び13bで挟持してその金属帯1aの前端は後方
にまた後端は前方にそれぞれ第4図に示すように移動さ
せてから保持装置12a及び13aでその金属帯1aの前端及び
後端を保持して特定処理装置6内に残してあつた金属帯
1と反対側に移動せしめ、しかる後に特定処理装置6の
出側と入側とで特定処理装置6内に残してあつた金属帯
1を保持していた保持装置14a及び15aで特定処理装置6
内に残してあつた金属帯1をダミーの金属帯1a側すなわ
ち連続通板するパスライン側に移動させた後、ピンチロ
ール14b及び15bでその特定処理装置6内に残してあつた
金属帯1の前端は前方にまた後端は後方にそれぞれ移動
させて特定処理装置6の出側で特定処理装置6内に残し
てあつた金属帯1の前端と切断された金属帯1の後端と
を溶接機5bで溶接接合すると共に特定処理装置6の入側
で特定処理装置6内に残してあつた金属帯1の後端と特
定処理装置6内を通板させる金属帯1の前端とを溶接機
5aで溶接接合して第3図に示すように連続通板せしめる
のである。
〔効果〕
以上詳述した如き本発明に係るライン中を連続通板する
金属帯のバイパス方法及び装置は、多数の金属帯処理装
置から成るライン中を通板する金属帯をライン中の特定
処理装置を通板させないバイパス通板状態と通板させる
連続通板状態との2つの通板状態に簡単に変更すること
ができるので、その特定処理装置を通板させることが好
ましくない金属帯であつても同一のラインでバイパス通
板させればその特定処理装置による処理以外はそのライ
ンに設置されている他の金属帯処理装置による処理を実
施することができるためラインの稼動効率を高めること
ができるのであり、このように特定処理装置を通板させ
ることが好ましくない金属帯であつても同一のラインで
バイパス通板させる場合にその特定処理装置内にはバイ
パス通板状態に変更する前に通板されていた金属帯がそ
のまま残してあるために特定処理装置を通板させる連続
通板状態からバイパス通板状態に変更する際にその特定
処理装置内の状態を例えば温度を低下させたり液組成を
変えるような変更を必要としないからこのような変更に
基づく待ち時間が殆んどなくなるためラインの稼動効率
を著しく高めることが可能となると共にエネルギー面で
省エネルギーを図ることができるのであり、また本発明
装置のように特定処理装置内に残されている金属帯を特
定処理装置の入側と出側とでそれぞれ保持して前後方向
に移動せしめ得ると共にパスラインに対して上下方向に
移動せしめ得る各一対の保持移動装置とを設けると特定
処理装置が焼鈍炉の如く温度が高いために金属帯に張力
を付与した状態のままで長時間放置すると金属帯が破断
する恐れのあるような場合でも特定処理装置内に残され
ている金属帯を張力を付与していない状態にすることが
できるのでバイパス通板に変更しても何ら問題が生じな
いなど種々の利点を有しており、その工業的価値は非常
に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法において金属帯が焼鈍炉からなる特
定処理装置を通板せしめられている状態を示す模式的説
明図、第2図は本発明方法において金属帯が特定処理装
置をバイパス通板せしめられている状態を示す模式的説
明図、第3図〜第5図は本発明方法を実施するための特
定処理装置の入側及び出側に設置されている本発明装置
の1実施例の動作を説明する側面図、第6図は従来の連
続焼鈍酸洗ラインを示す模式的説明図である。 1……金属帯 1a……ダミーの金属帯 2……コイル 3……ペイオフリール 4……剪断機 4a……剪断機 4b……前後面の側壁部 5……溶接機 5a……溶接機 5b……溶接機 6……特定処理装置(焼鈍炉) 7……冷却装置 8……酸洗槽 9……剪断機 10……テンシヨンリール 11……コイル 12……保持移動装置 12a……保持装置 12b……ピンチロール 13……保持移動装置 13a……保持装置 13b……ピンチロール 14……保持移動装置 14a……保持装置 14b……ピンチロール 15……保持移動装置 15a……保持装置 15b……ピンチロール 16……ロール群

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の金属帯処理装置から成るライン中を
    通板する金属帯をライン中の特定処理装置を通板させな
    いバイパス通板と通板させる連続通板との2つの通板状
    態に変換するに際し、該特定処理装置を通板させたライ
    ン中を通板する金属帯と該特定処理装置の入側と出側と
    で切断され該特定処理装置を通板されないバイパス経路
    に予め準備されているダミーの金属帯とを準備しておい
    て、該特定処理装置を通板させない金属帯に変更する場
    合には該特定処理装置を通板せしめられている金属帯を
    該特定処理装置の入側と出側とで切断して該特定処理装
    置の出側でダミーの金属帯の前端と切断された金属帯の
    後端とを溶接接合すると共に該特定処理装置の入側でダ
    ミーの金属帯の後端と該特定処理装置を通板させない金
    属帯の前端とを溶接接合してバイパス通板せしめ、該特
    定処理装置を通板させる金属帯に変更する場合には該特
    定処理装置をバイパス通板せしめられている金属帯を該
    特定処理装置の入側と出側とで切断して該特定処理装置
    の出側で該特定処理装置内に残してあつた金属帯の前端
    と切断された金属帯の後端とを溶接接合すると共に該特
    定処理装置の入側で該特定処理装置内に残してあつた金
    属帯の後端と該特定処理装置を通板させる金属帯の前端
    とを溶接接合して連続通板せしめることを特徴とするラ
    イン中を連続通板する金属帯のバイパス方法。
  2. 【請求項2】ラインが連続焼鈍酸洗ラインである特許請
    求の範囲第1項に記載のライン中を連続通板する金属帯
    のバイパス方法。
  3. 【請求項3】特定処理装置が焼鈍炉である特許請求の範
    囲第2項に記載のライン中を連続通板する金属帯のバイ
    パス方法。
  4. 【請求項4】金属帯がステンレス鋼鋼帯である特許請求
    の範囲第2項又は第3項に記載のライン中を連続通板す
    る金属帯のバイパス方法。
  5. 【請求項5】金属帯がチタン帯である特許請求の範囲第
    2項又は第3項に記載のライン中を連続通板する金属帯
    のバイパス方法。
  6. 【請求項6】多数の金属帯処理装置から成るライン中を
    通板する金属帯をライン中の特定処理装置を通板させな
    いバイパス通板と通板させる連続通板との2つの通板状
    態に変換することのできる装置であつて、該特定処理装
    置の入側と出側とにそれぞれ設置されていてライン中を
    通板されている金属帯を切断する剪断機と、特定処理装
    置の入側で変換される金属帯の前端とバイパス経路に予
    め準備されているダミーの金属帯又は該特定処理装置内
    に残されている金属帯の後端とを溶接接合する溶接機及
    びこの切断された金属帯の後端とバイパス経路に予め準
    備されているダミーの金属帯又は該特定処理装置内に残
    されている金属帯の前端とを溶接接合する溶接機と、バ
    イパス経路に予め準備されているダミーの金属帯を該特
    定処理装置の入側と出側とでそれぞれ保持して前後方向
    に移動せしめ得ると共にバイパス経路に対して上下方向
    に移動せしめ得る各一対の保持移動装置と、該特定処理
    装置内に残されている金属帯を該特定処理装置の入側と
    出側とでそれぞれ保持して前後方向に移動せしめ得ると
    共にパスラインに対して上下方向に移動せしめ得る各一
    対の保持移動装置と、バイパス経路にあつてダミーの金
    属帯を支持し且つ案内するロール群とから成ることを特
    徴とするライン中を連続通板する金属帯のバイパス装
    置。
  7. 【請求項7】ラインが連続焼鈍酸洗ラインである特許請
    求の範囲第6項に記載のライン中を連続通板する金属帯
    のバイパス装置。
  8. 【請求項8】特定処理装置が焼鈍炉である特許請求の範
    囲第7項に記載のライン中を連続通板する金属帯のバイ
    パス装置。
  9. 【請求項9】金属帯がステンレス鋼鋼帯である特許請求
    の範囲第7項又は第8項に記載のライン中を連続通板す
    る金属帯のバイパス装置。
  10. 【請求項10】金属帯がチタン帯である特許請求の範囲
    第7項又は第8項に記載のライン中を連続通板する金属
    帯のバイパス装置。
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