JPH0759845A - チューブ着脱手段付きローラーポンプ - Google Patents

チューブ着脱手段付きローラーポンプ

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JPH0759845A
JPH0759845A JP5230830A JP23083093A JPH0759845A JP H0759845 A JPH0759845 A JP H0759845A JP 5230830 A JP5230830 A JP 5230830A JP 23083093 A JP23083093 A JP 23083093A JP H0759845 A JPH0759845 A JP H0759845A
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Japan
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tube
pump
roller
rotor
blood
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Takeshi Shibata
猛 柴田
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Toa Electronics Ltd
Scitec KK
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Toa Electronics Ltd
Scitec KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液ポンプのチューブの着脱を手で直接着脱
することのないローラーポンプの提供。 【構成】 ローラー型血液ポンプPのローターRに血液
チューブTを着脱するときに一時的にそのチューブTを
保持するためのチューブ保持部1をローターRに設け
て、血液チューブTの血液流入部I側のチューブ固定部
2とローターRとの間に可動式シャフトSにチューブ拘
束ブロックBを設けたチューブ移動ガイド3をポンプ本
体の一部として組み込む。 【効果】 チューブの血液ポンプのローターにそのロー
ターにそのローターの回転力で着脱できるローラーポン
プとなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くは医療に関するも
のであり、特に血液透析等に用いる血液等の液体ポンプ
に関するものである。就中、チューブをローラーでしご
くポンプのチューブ着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チューブをしごくローラー型血液
等の液体ポンプの液体チューブの装着および取り外し
は、人手により直接そのチューブをそのローラーに装着
・取り外しをするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ローラー型血液等の液
体ポンプへ液体チューブを装着するには、ローラーとス
テーターの間にチューブが入り押しつぶされた状態にす
る必要がある。そこで、ポンプの回転部であるローター
を回転させながら、そこに指でチューブを装着するため
に時間を要し、且つローラーとステーターの間で指がは
さまれる等の危険性があった。本発明は、これらの危険
性の防止とチューブ着脱時の省力化を目的としたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるチューブ
着脱手段付きローラーポンプは、以上の問題点に鑑み
て、これは、ローラー型の血液ポンプ等のローラーポン
プにおいて、まず、チューブを掛けるチューブ保持部
が、ローターの前面に隣接してに設けられたものであっ
てローターとほぼ同じサイズのプリー状のものである。
つぎに、手動型のチューブ移動ガイドが、上記のチュー
ブ保持部と液流入側のチューブ固定部に設けられたもの
であって、チューブ拘束ブロック付きのものでこの移動
とローラーの回転によりそのチューブがそのローラーに
着脱するようにしたものである。
【0005】以下に、本発明にかかるチューブ着脱手段
付きローラーポンプの具体的な構成を詳細に記載する。
最初に、本発明の請求項1に記載の発明の構成を説明す
る。これは、ローラー型の血液ポンプ等のローラーポン
プにおいて、まず、チューブ保持部がある。このチュー
ブ保持部は、ローターの前面に隣接してに設けられたも
のであってローターとほぼ同じサイズのプリー状のもの
である。つぎに、手動型のチューブ移動ガイドがある。
この手動型のチューブ移動ガイドは、上記のチューブ保
持部と液流入側のチューブ固定部に設けられたものであ
って、チューブ拘束ブロック付きのものである。
【0006】つぎに、本発明にかかるチューブ着脱手段
付きローラーポンプの請求項2に記載の発明の構成を説
明する。この発明は、以下の点以外は上記の請求項1の
発明の構成と同一である。それゆえに、上記の請求項1
の発明の構成の説明の全文の内から下記の点を除きそれ
をここに引用して、以下の構成の説明をこれに追加す
る。その差異は、制御駆動手段の存在と上記のチューブ
移動ガイドである。このチューブ移動ガイドは、電動型
のものである。そして、この電動型のチューブ移動ガイ
ドは、上記の制御駆動手段により、電動型のチューブ移
動ガイドをそのローラーポンプの運転開始にあたりその
チューブをそのポンプへ嵌合させる方向に駆動させその
ローラーポンプの運転停止にあたりそのチューブをその
ポンプから離脱させる方向に駆動させるものである。
【0007】
【作用】本発明にかかるチューブ着脱手段付きローラー
ポンプは、以上のごとき構成に為したゆえ以下のごとき
作用が生じた。最初に、本発明の請求項1に記載の発明
の作用を説明する。これは、ローラー型の血液ポンプ等
のローラーポンプにおいて、まず、チューブ保持部が、
ローターの前面に隣接してに設けられたものであってロ
ーターとほぼ同じサイズのプリー状のものでここにチュ
ーブが掛けられる。つぎに、手動型のチューブ移動ガイ
ドが、上記のチューブ保持部と液流入側のチューブ固定
部に設けられたものであって、チューブ拘束ブロック付
きのものでありこの稼働によりそのチューブが移動され
る。
【0008】つぎに、本発明にかかるチューブ着脱手段
付きローラーポンプの請求項2に記載の発明の作用を説
明する。この発明は、以下の点以外は上記の請求項1の
発明の作用と同一である。それゆえに、上記の請求項1
の発明の作用の説明の全文の内から下記の点を除きそれ
をここに引用して、以下の作用の説明をこれに追加す
る。その差異は、制御駆動手段の存在と上記のチューブ
移動ガイドである。このチューブ移動ガイドは、電動型
のものである。そして、この電動型のチューブ移動ガイ
ドは、上記の制御駆動手段により、電動型のチューブ移
動ガイドをそのローラーポンプの運転開始にあたりその
チューブをそのポンプへ嵌合させる方向に駆動させその
ローラーポンプの運転停止にあたりそのチューブをその
ポンプから離脱させる方向に駆動させるものである。
【0009】
【実施例】以下に、本発明にかかるチューブ着脱手段付
きローラーポンプをその一実施例を用いて添付の図面と
共に詳細に述べる。図1は、本発明にかかるチューブ着
脱手段付きローラーポンプの一実施例の正面図を示した
ものであって、図面を分かりやすくするためにそのチュ
ーブを省略してある。図2は、図1のものの側面図であ
ってチューブが掛けられた状態を示した。以下、全て血
液ポンプで説明するが、これは全てのローラーデチュー
ブをしごく方式のローラー型液体(粘液を含む)ポンプ
に共通することであるゆえに、以下の文をローラー型液
体(粘液を含む)ポンプに援用する。
【0010】まず、図に示すごとくに、ローラー型血液
ポンプPのローターRに血液チューブTを着脱するとき
に一時的にそのチューブTを保持するためのチューブ保
持部1をローターRの前面に隣接して設けてある。この
チューブ保持部1は、そのローターRとほぼ同じサイズ
のプリー状のものである。さらに、血液チューブTの血
液流入部I側のチューブ固定部2とローターRとの間に
可動式シャフトSにチューブ拘束ブロックBを設けたチ
ューブ移動ガイド3をポンプ本体の一部として組み込
む。このチューブ移動ガイド3は、チューブTの装置時
にはそのチューブTをローターRのチューブ保持部1に
掛ける。
【0011】このようにして、そのチューブTを上記の
チューブ保持部1にかけ、そのチューブTのポンプしご
き部 T1,T2 の血液流入部Iと血液流出部Oを各々のチ
ューブ固定部2,4に装着し、同時に血液流入部I側の
ポンプしごき部 T1 をチューブ移動ガイド3のチューブ
拘束ブロックBに入れる(図1の正面図と図3に示す側
面断面図を参照)。つぎに、上記の可動式シャフトSの
先端をなしているレバーLを押し込む(図4に示す側面
断面図を参照)。そして、チューブ拘束ブロックBの位
置をローターのローラーの位置と同じ線上に移動させ血
液ポンプをゆっくり始動させると、チューブ保持部上の
チューブは自動的に移動してローラーの上に装着される
(図5に示す側面断面図を参照)。
【0012】逆に、そのチューブTの取り外しは、その
ポンプPのローターRをゆっくり回転させながらそのレ
バーLを一杯に引けば、そのチューブ拘束ブロックBの
位置はそのチューブ保持部1と同一線上に移動し、その
チューブTはローラー RR からはずれ、そのチューブ保
持部1へ移動する。なお、図3〜5において、説明を明
瞭にするため、その血液流出部O側のポンプしごき部 T
2 は省略した。また、血液流入部I側のチューブ固定部
2がその血液流出部O側のチューブ固定部4よりも下方
に位置するのは、その血液流入部I側のチューブTがチ
ューブ移動ガイド3によりテンションを受けるゆえに、
その緩衝のためにこの間のチューブ部分を長くしたため
である。
【0013】以上のレバーの移動を電気的駆動方式と
し、このレバーLの動きに応じてその血液ポンプPのス
イッチがオン・オフするようにして、電気的に始動させ
る完全自動方式もある。また、電動型のチューブ移動ガ
イドをそのローラーポンプPの運転開始にあたり、その
チューブTをそのポンプPに嵌合させる方向に駆動させ
て、そのローラーポンプPの運転停止にあたりそのチュ
ーブTをそのポンプPから離脱させる方向に駆動させる
ものでもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかるチューブ着脱手段付きロ
ーラーポンプは、以上のごとくになしたゆえに、ローラ
ー型血液ポンプへの血液チューブの着脱が自動化され、
安全で簡単な着脱作業が実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるチューブ着脱手段付きローラー
ポンプの一実施例の側面断面面図を示したものであっ
て、図面を分かりやすくするためにそのチューブを省略
してある。
【図2】図1のものの正面図であってチューブが掛けら
れた状態を示したものである。
【図3】図2のもののチューブ保持部に、チューブを掛
けた側面断面図を示したものである。
【図4】図3のもののチューブ移動部を駆動させた側面
断面図を示したものである。
【図5】図4の状態のものに、ポンプのローターを回転
させた側面断面図を示したものである。
【符号の説明】
B チューブ拘束ブロック I 血液流入部 P ローラー型血液ポンプ R ローター S 可動式シャフト T 血液チューブ 1 チューブ保持部 2 チューブ固定部 3 移動ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラー型の血液ポンプ等のローラーポン
    プにおいて、ローターの前面に隣接してに設けられたも
    のであってローターとほぼ同じサイズのプリー状のチュ
    ーブ保持部、該チューブ保持部と液流入側のチューブ固
    定部に設けられたチューブ拘束ブロック付きの手動型の
    チューブ移動ガイド、より構成されることを特徴とした
    チューブ着脱手段付きローラーポンプ。
  2. 【請求項2】ローラー型の血液ポンプ等のローラーポン
    プにおいて、ローターの前面に隣接してに設けられたも
    のであってローターとほぼ同じサイズのプリー状のチュ
    ーブ保持部、該チューブ保持部と液流入側のチューブ固
    定部に設けられたチューブ拘束ブロック付きの電動型の
    チューブ移動ガイド、該電動型のチューブ移動ガイドを
    そのローラーポンプの運転開始にあたりそのチューブを
    そのポンプへ嵌合させる方向に駆動させそのローラーポ
    ンプの運転停止にあたりそのチューブをそのポンプから
    離脱させる方向に駆動させる制御駆動手段、より構成さ
    れることを特徴としたチューブ着脱手段付きローラーポ
    ンプ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000425A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Nikkiso Co Ltd しごき型ポンプ及びその可撓性チューブの取り外し方法
JP2010507754A (ja) * 2006-10-23 2010-03-11 ボシュ・アンド・ロム・インコーポレイテッド 溝付き吸引ポンプのローラーヘッド・アセンブリ
DE102012105926A1 (de) * 2012-07-03 2014-01-09 B. Braun Avitum Ag Schlauchrollenpumpe mit schwenkbarer Schlauchaufnahme, und medizinisches Gerät für extrakorporale Blutbehandlung
JP2020103644A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 日機装株式会社 血液浄化装置

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