JPH0411479Y2 - - Google Patents

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JPH0411479Y2
JPH0411479Y2 JP1985101376U JP10137685U JPH0411479Y2 JP H0411479 Y2 JPH0411479 Y2 JP H0411479Y2 JP 1985101376 U JP1985101376 U JP 1985101376U JP 10137685 U JP10137685 U JP 10137685U JP H0411479 Y2 JPH0411479 Y2 JP H0411479Y2
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JP
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rotary blade
shaft
straw
speed rotary
hexagonal
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JP1985101376U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はコンバイン等の後部に装着して、コン
バインの脱穀装置より搬送される排藁を切断する
排藁カツター装置の、回転刃交換構造に関するも
のである。
(ロ) 従来技術 コンバイン装着の排藁カツター装置において、
コンバイン側の取付フレームの一端を枢支点とし
て回動可能としたカツター装置については、特開
昭54−111455号公報の如き技術が公知とされてお
り、また回転刃の軸の一部を側面から抜き出し
て、回転刃とその軸を前面から取出可能とした技
術は、実開昭54−25585号公報の如き技術が公知
とされているのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、従来の如く排藁結束装置や排
藁カツター装置の全体を取り外さなくても、簡単
に、オペレーターが一人で、回転刃の交換が出来
るように構成したものである。
その為には、カツター装置を完全に取り外して
しまうことは、外したり装着するのに2人が必要
となるので、カツター装置を一端を枢支して、他
方を後報へ回転可能として、該回動開閉した状態
でカツター装置の前面から、これらの回転刃を取
り外し可能に構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
排藁カツターの前部をコンバイン側へ取り付け
る部分の左右一端に枢支部を構成し、排藁カツタ
ー装置を公報へ回動し前面を開放可能とし、低速
回転刃10と高速回転刃11を、六角筒軸23と
六角筒軸24に係合嵌装し、該六角筒軸23と六
角筒軸24の内周に、六角形軸状の低速回転刃軸
17と高速回転刃軸18を係合嵌装し、該低速回
転刃軸17の両端は左右の側板6R,6Lに固設
した軸受装置26,26に嵌装可能とし、また高
速回転刃軸18の両端は左右の側板6R,6Lに
固設した軸受装置25,25に嵌装可能とし、六
角筒軸23と六角筒軸24の両端は、左右の側板
6R,6Lの間で、軸受装置26,26と軸受装
置25,25の内端に接当すべき長さに構成し、
該側板6R,6Lの内側の、六角筒軸23と六角
筒軸24の両端の下方に、回転刃取り出しガイド
12R,12Lを突設し、低速回転刃軸17と高
速回転刃軸18は、排藁カツターの側方から抜き
出し可能としたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と併せて考案の
作用を説明すると。
第1図はコンバインCの後部に装着した、排藁
カツター装置A、排藁結束装置Bの全体平面図、
第2図はコンバインの後部に装着した排藁カツタ
ー装置Aの左側面図、第3図は同じく右側面図、
第4図は排藁カツター装置Aの右側固定装着部分
の後面断面図、第5図は同じく受金8の左側面
図、第6図は排藁カツター装置Aの左端の枢支部
を示す後面断面図、第7図は排藁カツター装置A
を回動開放後にスタンド9により支持した状態の
斜視図、第8図は通常の状態の排藁カツター装置
Aの側面断面図、第9図・第10図は低速回転刃
軸17と高速回転刃軸18を抜いた後に低速回転
刃10と高速回転刃11を前方の開口から取り出
す状態の側面断面図、第11図・第12図は左右
の側板6R,6Lに設けられた回転刃取り出しガ
イド12R,12Lの斜視図、第13図は低速回
転刃10・高速回転刃11と低速回転刃軸17・
高速回転刃軸18の組立て状態の後面断面図であ
る。
第1図よりコンバインと排藁カツター装置Aと
排藁結束装置Bの全体的な構成から説明すると。
排藁結束装置Bと排藁カツター装置Aを一体化し
たまま、コンバイン側の取付フレームの一端を枢
支点として、回動開放可能に構成しているのであ
る。
コンバイン後部の排藁搬送通路には、排藁カツ
ター装置Aと排藁結束装置Bとが重複して装着さ
れている。そして、排藁カツター装置Aと排藁結
束装置Bとの切換えレバーが設けられており、ど
ちらかの処理を択一的に選択することが出来るの
である。また第1図に図示している如く両装置を
併用して交互に処理して、排藁の一部を結束して
残りを切断するということも出来るのである。
次に第2図、第3図より排藁カツター装置Aと
排藁結束装置Bの駆動構造を説明すると。
コンバインCの排塵フアン駆動プーリーより、
Vベルト30を介して、排藁カツター装置Aの入
力Vプーリー28に動力が伝達されている。該入
力Vプーリー28は高速回転刃軸18に固設され
ており、該高速回転刃軸18には入力Vプーリー
28の内側に小径歯車29が固設されている。該
小径歯車29は低速回転刃軸17上の大径歯車2
7と常時噛合されている。以上の如く小径歯車2
9と大径歯車27の噛合により、低速回転刃10
と高速回転刃11が駆動されるのである。また側
板6Rの外側に突出した高速回転刃軸18の先端
にVプーリー19が固設されており、該Vプーリ
ー19より排藁結束装置BのVプーリー21へV
ベルトにより、動力が伝達されている。該Vプー
リー21の固設された軸20が排藁結束装置Bの
入力軸に構成されている。
次に第6図に基づき排藁カツター装置Aの左側
の枢支部の構成について説明すると。
コンバインCの後面に枢支ブラケツト1が固設
されている。該枢支ブラケツト1より上下に2本
の枢支軸4,5が上向きに突出されている。そし
て該枢支軸4,5に上下の取付けフレーム2,3
の左端に設けられた枢支筒2a,3aが嵌入され
て、取付けフレーム2,3が枢支軸4,5を中心
に後方へ回動可能に構成されている。
次に第4図、第5図に基づいて、右端の固定方
法について説明すると。
排藁カツター装置AをコンバインCの後面に密
着固定する場合には、取付けフレーム2の右端を
受金8の凹部に嵌入し、側板6Rの下部の支持部
を受台16上に載置して、受金8と側板6Rの間
はボルト13にて固定し、受台16と側板6Rの
間は、ピン14とスナツプピン15により固定す
るのである。受金8と受台16はコンバインC側
に常時固設されているのである。
次に第13図より、低速回転刃軸17と高速回
転刃軸18と回転刃の関係を説明すると。
低速回転刃軸17は直接に低速回転刃10内に
嵌入されているのではなく、低速回転刃10は間
接的にまず六角筒軸23に嵌挿されている。そし
てさらに該六角筒軸23内に六角軸の低速回転刃
軸17が側板6R,6Lの外側から嵌入されてい
るのである。同様に、高速回転刃11も六角筒軸
24に嵌挿されており、該六角筒軸24内に六角
軸の高速回転刃軸18が嵌入されているのであ
る。故に、低速回転刃軸17・高速回転刃軸18
を抜くと、六角筒軸23,24が側板6R,6L
の内側に残り、該残つた六角筒軸23,24は回
転刃を嵌挿したままで、回転刃取り出しガイド1
2R,12Lに沿つて、前面の開口部へ向かつて
取り出し可能と成つているのである。
低速回転刃軸17は左右の側板6R,6Lの軸
受装置26,26により、抜け出しを容易として
支持されており、同様に、高速回転刃軸18は左
右の側板6R,6Lの軸受装置25,25に容易
に抜き出し可能に支持されているのである。
故に、第7図に開示する如く大径歯車27等と
共に、低速回転刃軸17を、更に入力プーリー2
8と共に高速回転刃軸18を側方に抜き出して、
回転刃を前方へ取り出すことが簡単にできるので
ある。また、排藁結束装置Bと排藁カツター装置
Aが一体化された装置を、後方へ回動後に支持す
る際の枢支部の曲げ力は相当に大きくなるので、
スタンド9を右側に折り畳み可能に設けて、回動
開放後の支持としている。スタンド9は排藁結束
装置B下方に設けても良いことは勿論である。
また、第8図に示す如く排藁カツター装置Aの
前部には、前部カバー22が配置されて、前方へ
の切断藁の飛び出しを防いでいるのであるが、該
前部カバー22を、回転刃の取り出し時には外す
必要があり、第9図・第10図の如く簡単にはず
れるように構成しているのである。
即ち、前部カバー22の上部に引つ掛け部22
aがあり、該引つ掛け部22aを取付けフレーム
2に掛止して、通常の位置に固定しており、下方
はリング状の保持部22bにより、外れないよう
に保持しているのである。該構成により、前部カ
バー22は簡単に取外しができるのである。7は
排藁カツター装置Aの上部カバーである。
低速回転刃10、高速回転刃11は六角筒軸2
3,24と一体のままで取り外された後に、順番
にスライドして抜いて行くことが出来、これによ
り、摩耗の酷い刃を新品の部品と交換したり、摩
耗の少ない部分の刃と交換することが簡単に行え
るのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を有するものである。
第1に、排藁カツター装置Aの後方に、排藁結
束装置Bが位置する場合でも、排藁カツター装置
Aと共に、排藁結束装置Bを後方へ回動開放した
後に、回転刃軸を抜いて、回転刃を前方へ向けて
取り出すことが出来、回転刃の交換に際してオペ
レーターが一人で、メンテナンス作業をすること
が出来、交換作業に要する時間も短縮することが
出来るのである。
第2の、排藁カツター装置Aの左右側板6R,
6Lの内側に回転刃取り出しガイド12R,12
Lを設けることにより、排藁カツター装置Aの枠
内から取り出す際にも、回転刃装置を支える必要
がなく、簡単に回転刃の仕組みを取り出すことが
出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインCの後部に装着した、排藁
カツター装置A、排藁結束装置Bの全体平面図、
第2図はコンバインの後部に装着した排藁カツタ
ー装置Aの左側面図、第3図は同じく右側面図、
第4図は排藁カツター装置Aの右側固定装着部分
の後面断面図、第5図は同じく受金8の左側面
図、第6図は排藁カツター装置Aの左端の枢支部
を示す後面断面図、第7図は排藁カツター装置A
を回動開放後にスタンド9により支持した状態の
斜視図、第8図は通常の状態の排藁カツター装置
Aの側面断面図、第9図・第10図は低速回転刃
軸17と高速回転刃軸18を抜いた後に低速回転
刃10と高速回転刃11を前方の開口から取り出
す状態の側面断面図、第11図・第12図は左右
の側板6R,6Lに設けられた回転刃取り出しガ
イド12R,12Lの斜視図、第13図は低速回
転刃10・高速回転刃11と低速回転刃軸17・
高速回転刃軸18の組立て状態の後面断面図であ
る。 A……排藁カツター装置、B……排藁結束装
置、C……コンバイン、1……枢支ブラケツト、
2,3……取付けフレーム、4,5……枢支軸、
6R,6L……側板、10……低速回転刃、11
……高速回転刃、17……低速回転刃軸、18…
…高速回転刃軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排藁カツターの前部をコンバイン側へ取り付け
    る部分の左右一端に枢支部を構成し、排藁カツタ
    ー装置を後方へ回動し前面を開放可能とし、低速
    回転刃10と高速回転刃11を、六角筒軸23と
    六角筒軸24に係合嵌装し、該六角筒軸23と六
    角筒軸24の内周に、六角形軸状の低速回転刃軸
    17と高速回転刃軸18を係合嵌装し、該低速回
    転刃軸17の両端は左右の側板6R,6Lに固設
    した軸受装置26,26に嵌装可能とし、また高
    速回転刃軸18の両端は左右の側板6R,6Lに
    固設した軸受装置25,25に嵌装可能とし、六
    角筒軸23と六角筒軸24の両端は、左右の側板
    6R,6Lの間で、軸受装置26,26と軸受装
    置25,25の内端に接当すべき長さに構成し、
    該側板6R,6Lの内側の、六角筒軸23と六角
    筒軸24の両端の下方に、回転刃取り出しガイド
    12R,12Lを突設し、低速回転刃軸17と高
    速回転刃軸18は、排藁カツターの側方から抜き
    出し可能としたことを特徴とする排藁カツターの
    回転刃交換構造。
JP1985101376U 1985-07-02 1985-07-02 Expired JPH0411479Y2 (ja)

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JP1985101376U JPH0411479Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

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JPS6210741U JPS6210741U (ja) 1987-01-22
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425585B2 (ja) * 1973-08-03 1979-08-29
JPS54111455A (en) * 1978-02-15 1979-08-31 Iseki Agricult Mach Straw chopper of thresher

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425585U (ja) * 1977-07-22 1979-02-20

Patent Citations (2)

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JPS5425585B2 (ja) * 1973-08-03 1979-08-29
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JPS6210741U (ja) 1987-01-22

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